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『SAYURI』-やっぱり日本人を使って欲しかった!
Memoirs of Geisha

いやね、最初からあんまり期待してなかったんで別にいいんですけどね・・・。それにしてもなんなんだ、あの最後のメロドラマは!? 渡辺謙が泣きながらチャン・ツィーにぎこちなくキスし、結ばれる二人・・・でも、良く考えてみれば、「き、きみをずっと妾にしたかったんだあ~」「わ、私もずっとあなたに囲われたかったんですぅ~」と泣きながら告白しあってるんでしょ?! しかも親子ほども年が違うのに・・・異常、異常です!

sayuri.jpg
7月5日発売
SAYURI
SAYURI メモワール・ボックス (初回限定生産)
SAYURI プレミアム・エディション
Memoirs of Geisha
Produced: 2005
Directed by: Rob Marshall
Writing credits: Arthur Golden, Robin Swicord, Doug Wright
Cast: Suzuka Ohgo, Li Gong, Tsai Chin, Kaori Momoi, Zoe Weizenbaum, Michelle Yeoh, Ken Watanabe, Youki Kudoh Ziyi Zhang, Koji Yakusho, Takayo Fischer
もちろん、ワタクシたちの現代の感覚で判断してはいけないことではあります。家が貧しくて置屋に売られ、芸者になるしか道はなかった娘にしてみりゃ、「旦那さん」に囲われる方が置屋の下働きなんかしてるより千倍も幸せですし、どうせ妾になるなら、脂ぎったスケベおやじより、謙さんの方がいいよね。しかも、さゆりは、謙さんに恋していたんだから、芸者としてはこれ以上はない幸運なのですな。

ま、それはいいとして。

まず第一に、この映画気に入らないのは、主役に日本人を使わなかったことだ!ハリウッドにはきっと日本人の役者もわんさかいるだろうし、こういう機会に無名の新人を発掘するべき!もしくは日本にいる人でもいい。すでにネーム・バリューがあるというだけでチャン・ツィーとミシェル・ヤオを使ったのは安易過ぎます。そもそもさゆりの子供の頃を演じてる子はアメリカでは全く無名だったけど、すごい良かったじゃん。それに聞いた話では、黒澤明監督が生前に「これを映画化する気なら、セリフは全部日本語でやるべきだ」とスピルバーグに言ったっていうじゃない。さゆり、豆葉、初桃に日本人がキャストされていれば、充分日本語でできたはずなのに!

とか思っていたら、この映画のスポンサーは、日本の企業なんだって?! なんで圧力かけなかったんだろう、日本人使えって。アメリカで有名な映画評論家のロジャー・イバートさんは自分のサイト(rogerebert.com)で、「この映画は日本の製作会社で作られているんだから、主要なゲイシャの役に日本人を使わなかったのは人種差別からではなく、興行収入を意識して大物女優を使ったのだろう」とサラリと言ってのけてますが、なんとなく「自分達のアイデンティティを貫くより、金儲けを一番に持ってくる日本人」と言われているような気がするワタクシは、考え過ぎでしょうか?

geisha.jpg
Memoirs of Geisha:初版の時のカバー
どっちにしろアメリカ人が原作書いてるんだからどーでもいいか。しかも男だよ、作者は。アメリカ人の男が、日本人の芸者になったつもりで書いてしまった小説。なんかそんだけでも真実味なさそーだけど、1997年頃出版されたこの本、スゴイ流行ったの憶えている。どこの本屋に行ってもこの表紙がズラーっと並んでいたなあ。

工藤由貴が、こっちでずっとがんばってるの知ってたから、この「さゆり」役になって欲しかったが、良く見ると結構ちんくしゃで、やっぱ主役は張れねーかと思ったけど、パンプキン役はハマってて良かった。未だに20歳と言っても通るんじゃないかってくらい若々しくて可愛かったし。それにしても、なんでこの役の名前が「パンプキン」なんだろう?日本語でも「パンプキン」なわけ?まさか「かぼちゃ」とは訳さないだろうな。

ま、あんまり外国のこと知らないアメリカ人向けの映画じゃないの。アンちゃんの隣に座っていた女の2人連れは、なんかめずらしいものが出てくるたびに(例えば三味線とか)「あ、あれは何?」「あれは、ギターよ、ギター。ゲイシャはギターを弾くのよ」などどうざったい会話をしていたそうだから。【1/4/06】

■第78回アカデミー賞でベスト・コスチューム賞と、ベスト・アート・ディレクション賞を取りました。サウンド・エディティング(効果音?)賞はノミネートのみで、『キング・コング』に持って行かれました。シネマトグラフィー賞は取りました。

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■真打GOさんの『SAYURI』評:漫画チックであきれてます

今日のレンタルDVD/ビデオ | コメント(21) | 【2006/06/15 23:35】
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コメント
まったくもって同感であります。黒澤は”全編日本語で、日本の役者を使うように”と言ってたのに・・・。
 パンプキンは”おカボ”とかいう名前になってたと思います、確か。
【2006/01/04 13:28】 URL | GO #-[ 編集] | page top↑
三味線=ギターですか笑
キルビルと言いSAYURIといい
日本は、バカにされてるんですかね。
それともネタ・・・
【2006/01/04 16:48】 URL | hiro #-[ 編集] | page top↑
hiroさん、
日本はバカにされてはいません。逆に、ある種の憧憬を持って見られています。ただ、勘違いが多いし、それを正そうという人がいないんですよ。
【2006/01/04 22:10】 URL | チュチュ姫 #-[ 編集] | page top↑
GOさん、
この原作書いた人は、どーいうつもりで「パンプキン」なんて名前をつけたんでしょうね?解せない・・・・
【2006/01/04 22:12】 URL | チュチュ姫 #-[ 編集] | page top↑
監督が原作を読んでイメージした「SAYURI」の世界を映画化したので、あう言う内容になってしまったんですね。アジア人が主役ということで、その役にピッタリくる配役より、いかに外国人が知っているアジア人を選ぶかに重点を置いたのでしょうね。それでもアジア人が軽んじて見られているのが嫌ですね。
【2006/01/04 23:33】 URL | 二純 #-[ 編集] | page top↑
このコメントは管理人のみ閲覧できます
【2006/01/04 23:45】 | #[ 編集] | page top↑
すみません、先程のコメント表示できないようになってしまいました。ごめんなさい。ドジをお許し下さい。表示していただければ嬉しいです。
【2006/01/04 23:53】 URL | Kyon2 #-[ 編集] | page top↑
ニ鈍さん、
まー、アジア人が軽く見られているというより、やっぱ自分以外のものって、わかりづらいんでしょう。日本だって2,30年前までは、アメリカとヨーロッパの区別がつかないとか、「外人」というのを全ての白人の総称のように使っていたのですから(恥ずかし)。

でも映画を製作する人には「職人魂」というか、興行成績を超えたとこでのこだわりを見せてほしいですな。特にこういう時代・場所設定がはっきりしている場合は。
【2006/01/05 02:48】 URL | チュチュ姫 #-[ 編集] | page top↑
Kyon2さん、
表示の仕方がわからない!でも、こっそり読んでおきましたから・・・
【2006/01/05 02:49】 URL | チュチュ姫 #-[ 編集] | page top↑
ちんくしゃ。てv-8久々に聞きましたなぁ。。。v-398
【2006/01/05 22:26】 URL | ニット帽 #-[ 編集] | page top↑
どうも,はじめまして!

コメントいただき,ありがとうございます。

これからもちょくちょく遊びに来ますので,よろしくお願いいたします。
【2006/01/06 00:14】 URL | のぶひろ #-[ 編集] | page top↑
ニット帽さん、
いや、「ちんくしゃ」以外にピタッとくる言葉がなくってね・・・。
【2006/01/06 01:16】 URL | チュチュ姫 #-[ 編集] | page top↑
チャン・ツィイーの耳って変わってますよね。
まさかまだ侍や忍者がいると思われてたりして(笑)
【2006/01/06 21:23】 URL | hiro #-[ 編集] | page top↑
やはり米国映画なのですね。まあ、原作も米国人だし、仕方がないという事で。この映画、多分、動機が無ければ見ないでしょうが、私のLAにいる親戚の孫娘が出演。出演というより端役ですが(笑)ほんの一瞬。でも、クレジットを見たらちゃんと名前がでていました!自慢らしく、内輪でE-MAILが飛び交っています(笑)。
【2006/01/07 10:27】 URL | Slowhand #-[ 編集] | page top↑
Jerryさん
どこで出てくるのか教えてください!
【2006/01/07 22:48】 URL | チュチュ姫 #-[ 編集] | page top↑
Jerryさん
私も知りたいです。映画…覚えている内に教えてください。
【2006/01/10 15:56】 URL | Kyon2 #-[ 編集] | page top↑
遅くなりすいません。最近、正月から、自分のBlogを書くのが精一杯。(義務か?笑。)忙しい?仕事というより、遊びも含みますが。
ということで、出演(カッコイー!)は最後の方の芸子(舞妓?)=クレジットでStudent Dancer(日本語で何?)の一人でした。でも、出ているより、クレジットで流れている時間の方が長かった。(カッコワルー!!)ところで面白いことに、彼女の日本語名はSAYURIです。本当です!そして、彼女のおじいちゃんは、この事を、毎日しゃべっているらしいです(笑)。今年、このおじいちゃん(3世)、日本に何年か振りにくるのですが、また、これを聞かされる事でしょう(笑)。
【2006/01/12 18:23】 URL | Slowhand #-[ 編集] | page top↑
ハイ ハイ、千代が踊りのお稽古に遅れて行った時に踊ってた女の子の内の一人?v-206 でも、おじいちゃんとしては嬉しいでしょう!v-238 もの凄く感動してお話を聞v-411いてあげてくださいね。
【2006/01/12 18:44】 URL | Kyon2 #-[ 編集] | page top↑
Jerryさん、Kyon2さん、
これを聞いたらもう一度観ないといけませんなあ。
【2006/01/12 22:04】 URL | チュチュ姫 #-[ 編集] | page top↑
私も知人と話していたのですが、主役に日本人がキャスティングされなかった理由を勝手に悲観的に憶測しますと「世界で通用する若いきれいな日本人女優」は残念ながら、実際いないのではないか?なんて結論になりました。なんだかんだ言って、若くてキレイならば、世界相手に苦労して役者やるほどの「飢え」みたいなものが今の日本人には無いのかもしれない・・とか思います。中国は国としても発展中なので、ガッツあるのでは・・なんて思うのですが。
【2006/02/03 16:58】 URL | しゅしゅしゅ #-[ 編集] | page top↑
しゅしゅしゅさん、
そのご意見はとっても新鮮ですね。私の友達でダンサー目指してNYに出てきた大ばか者がいるんですが、そいつの友達なんかにやっぱり役者志望とかいっぱいいるんで、LAなんかに行ったらそういう日本人はたくさんいるんじゃないかと思うんですけどねえ。やっぱ製作者側にそれほど熱意がなかったのではないかと思うんですが。
【2006/02/03 22:08】 URL | チュチュ姫 #-[ 編集] | page top↑
コメント、サンクスです!












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