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『The Messenger』-胃が痛くなりそうな仕事です
The Messenger

一応、2009年の脚本賞と助演男優賞にノミネートされてたんですけど、まだ日本公開決まってないみたいですね。うーん、まあ、それほどオススメでもないのでいいか。

messenger
Produced: 2009
Director: Oren Moverman
Writing Credits: Alessandro Camon, Oren Moverman
Casts:
Will Montgomery: Ben Foster
Kelly: Jena Malone
Tony Stone: Woody Harrelson
Olivia Pitterson: Samantha Morton
Dale Martin: Steve Buscemi
でも主人公が、イラク戦争へ行った兵士の戦死を家族に伝えに行く「Casualty Notification」と言う仕事をしている、というのは興味深かったです。

なんかちょっと『おくりびと』みたいな、戦死を伝えに行った先での人々の反応の違いとか、そういうのは心が痛いながらもなかなか興味深い。

で、そんなくらーい仕事をしている主人公のウィルと、夫が戦死したオリビアの心が近づいていく様子とか、ウィルに仕事を教えてくれる先輩のトニーを通して、兵士達のトラウマを描く、って感じなんだけど、ちょっと中だるみしました。

最近の戦争映画は、兵士たちやその家族なんかのトラウマを描いたものが多く、そういうのをやたらメロドラマチックに描いたりすると逆にウソ臭くなってしまうので、淡々とした作品が多いんですけど、この映画は淡々とし過ぎていてすごくつまんなくなっちゃったような印象を受けました。

でも役者陣はすごいんだよ。

一番良かったのはウディ・ハレルソン。主人公に「死の伝達人(Messenger)」の仕事を教える先輩・トニー役なんだけど、戦争行ってトラウマおって、アル中になり、刹那的なセックスを求めて女の子のケツを追っかけまわすという、超ハマり役。さすが助演男優賞ノミネート!

主人公ウィルを演じるのはベン・フォスターで、あの『3時10分、決断のとき』でチャーリー・プリンスを演じた人じゃん!あれは最高だったなあ。こっちのイラクからの帰還兵役もなかなか好演なのですが、映画が何を言わんとしているのか良くわかんないので、イマイチはじけてなかったです。

驚いたのが、サマンサ・モートン。トニーとウィルが戦死を告げに行く、兵士の妻・オリビア役なんですけど、すっげー太ってる。ただ、この太り具合がすごいリアルで、本当にアメリカ郊外に住む普通の主婦!サマンサ・モートンって元々ふくよかだけど、これは役作りかも。それに演技がとても上手いので、このキャラはリアリティという意味では非常に良かったし、この人のセリフには「うんうん」とうなづくところがあった。

オリビアは、旦那さんが戦死したって聞いてもあんまり悲しくないんだよね。なぜかというと、自分が愛していた男は、とうの昔の死んでいるから、なんだって。家にいる時旦那さんは、彼女にも子供にも辛く当ったり、正直もう愛していなかったって。でも、彼が死んだと思うと、やっぱり愛していたと思うっていうんだけど、それって、現実のその人が死んだことによって、自分の想い出の中にある、美化したその人を想うんだろうなあ、って思った。

結婚するとみんなこうなっちゃうのかなあって思ったけど、映画の中では、この旦那さんが変わってしまったのは、戦争に行ったためだと言いたいようだった。

同じ様な感じで、ウィルの好きなケリーも、ウィルのことを想いながらも他の男と婚約してしまう。要するに、一度戦場に出てしまうと人が変わっちゃって、どんなに愛し合っていたカップルでももう関係が続けられなくなる、ということを言いたいらしい。

で、ウィルはオリビアに魅かれて行くんだけど、一緒に観ていた彼氏は、太って全く魅力的ではない子持ちの中年女に魅かれていく主人公の気持ちがわからん、と言っていたけど、多分これは魅力的うんぬんじゃなくて、この喪失感みたいのを共感できる相手が他にはいなかったからじゃないかなあと思った。

このケリー役の娘も、それこそ『ドニー・ダーコ』やら、色んな映画に出てるんですけど、全然印象にない娘。あと、ブシェーミも戦死した兵士の父親役かなんかで唐突に出てくるんだけど、どうやらウィルとトニーが宣告に行ったところをカットして、後からウィルの家にやってくるシーンだけ残したらしく、「この人誰?!」って感じになっちゃってて、せっかくブシェーミなのにもったいない使われ方でした。

目の付け所は良かったんだけど、話の持って行き方がすげーつまんなくてもったいない感じがしました。なんかこの監督さんのデヴュー作だって話だから、今後に期待、というところなんでしょうか。

Key Words
ウディ・ハレルソン スティーヴ・ブシェーミ サマンサ・モートン
アメリカ映画 | コメント(0) | 【2010/05/28 03:58】
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