スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
| 【--/--/-- --:--】
本袋 | 映画袋 | 音楽袋 | 記事袋
『おくりびと』-風呂屋で将棋やってるおじさんがツボ
Departures

ビデオ屋に行ったら置いてあって、「あ、モッくんだモッくん」とか思って借りてきました。他の出演者の人たちさ~、IMDbでローマ字の名前見ても全然わかんない。吉行和子なんて、漢字で見るとあの風呂屋のおばさんってわかるんだけど、Kazuko Yoshiyukiって書いてあると「誰だよ」って。

departures
dvd on amazon.com
Produced: 2008
Director: Yujiro Takita
Writing Credits: Kundo Koyama
Cast:
Daigo: Masahiro Motoki
Sasaki: Tsutomu Yamazaki
Mika: Ryoko Hirosue
Tsuyako: Kazuko Yoshiyuki
Yuriko: Kimiko Yo
なので、風呂屋で将棋してたおじさんがすっごいツボだったんだけど、名前わかんない。アメリカ人の友達が、私が爆笑するたびに「何がそんなに可笑しいの」って訊くんだけど、あの朴訥な感じ、最高じゃん!「一緒にクリスマスやったのね。こんな年になってクリスマスもねえって思ったんだけど・・・」とかなんとか、山形弁で言うところ、すっげー可笑しかった。

山崎勉はさすがにわかりましたが。この人もすっごい良かった。将棋のおっさんと、この人、吉行和子、それと納棺屋の事務の人(多分、余貴美子?)もすごいリアルな日本人で良かったんだけど、大悟の奥さんはな~。

この広末涼子っていう役者さんはすごい良かったんだけど、こういう女ってホントにいる?こういう空気が抜けるみたいなしゃべりかたする人?少なくともアタシの周りにはいないなあ。なんか、邦画の若い女って、意図的に一つのパターンに演出されているんじゃないかと思うよ。

モックンも、無口系の気の弱そうな(今風に言うと草食系?)の、邦画で描かれがちな日本男性だったけど、まあ、奥さんよりはリアリティがあった。私は日本の芸能人に全く興味なかったんだけど、モックンだけはいい男だと思ってたので、コレ見て「うーんやっぱ老けたなあ」と思った。銭湯のシーンでは結構ムチムチしてたし「あら~」って感じで。いや、それでもいい男ではありましたが。

それに、モックンが死体を清めるところとか、燐としていいじゃん!アメリカ人と見ていると、邦画だからってアタシがなんでも知っていると思って色々質問してくるんだけど、アタシ納棺なんて一辺も見たことないよ。アメ人は、

亡くなった人に服着せたり、化粧したりっていうのは、アメリカでは裏でやってることだから、こんなショーみたいにして親族の前でやるなんてすごい

って言ってた。私もそう思う。全く肌が見えないようにやるってのがまた日本的だなあって思った。しかも、色んなところに綿詰めたりするのなんて、親族の人が見たくないこととかも、その目前でやらなくちゃいけないんだもんね~。

色んなところに納棺に行って、納棺の手際を見せながら、さらに人によって「死」に対する関わり方が違うのを見せるやり方がすごく上手で面白かった。不良の女の子の納棺のシーンなんて、ワン・シーンで色んなことに繋がっていてすっごい巧みな脚本!

でもメッセージ性は弱いかなあと思った。最後に将棋のおっさんが、自分は門番だ、みたいなこと言うんだけど、すごい月並みな感じがした。もっと死に深く突っ込んだ洞察だったら良かったのにって。

あと、モックンがチェロを弾くって設定の割には音楽が弱くない?昼メロみたいな音楽とか、結構安っぽい。セリフも、後からかぶせてあるみたいじゃない?後半それほど気にならなかったけど、最初のオーケストラのシーンとか、口とセリフが合ってないのがわかってちょっと興冷めした。

それにしても、納棺師って、そんなに疎ましがられる仕事なの?私は「こんな尊い仕事なんです」って映画で見せられているからそう思わないだけなのかしら?モックンの友達や奥さんが「まともな仕事に就いて」って言うのがイマイチ解せなかった。まあ気持ちの良い仕事だとは思えないけど、街でウワサされて、友達に嫌われて、奥さんに逃げられるような仕事なのかなあ。精神的にストレス溜まらないかって心配されるならともかく、友達や妻でありながら仕事のせいでこんな感情的に嫌がったりするものなのだろうか。

あ、あと、モックンが奥さんに逃げられて、車の中から田んぼにいる鶴?を見るシーン、それから田んぼでチェロを弾くシーン、ああいうカットって、日本のコマーシャルを思い出させた。そういうのって、「映画っぽくなくて安っぽい」って思っちゃうんだけど、単に日本人独特の色彩感覚とか、映像処理みたいなものなのだろうか?

とても面白く観れたんだけど、日本の映画ってやっぱり、テーマを深く掘り下げるというより、雰囲気重視なのかなあと思った。

Key Words 本木雅弘 広末涼子 山崎努 余貴美子 吉行和子 笹野高史 滝田洋二郎
今日見た映画 | コメント(1) | 【2010/04/14 23:26】
本袋 | 映画袋 | 音楽袋 | 記事袋

PREV: 姫の野望シリーズその7:野望達成なるか!
NEXT: 『シャーロック・ホームズ』-かなりいい映画だと思う

BOOKSMOVIESMUSIC ALL ARTICLES

It's stupid to say "don't watch it, if you don't like it"!! Click here to return Home!!
コメント
風呂屋将棋のオッサンは笹野高史さんですYO。
いいですよね、あのオッサンw
飄々としてるんだけど、なんだか温かくて。

【2010/04/15 09:03】 URL | C #RFphBmaY[ 編集] | page top↑
コメント、サンクスです!












管理者にだけ表示を許可する

すんません、トラックバック、スパムがひどすぎるんで、全面禁止にしました。トラックバックしたい人は、コメントと共に、自分とこの記事のURLくっつけといてくれればいいすから。
トラックバックURL削除
- by
管理人の承認後に表示されます【2010/04/17 10 : 49】


「嫌いなら観なきゃいいじゃん」と言うほど馬鹿げた理論はない!とアジテイトする『姫のお楽しみ袋』

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。