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『The Runaways』-本物のシェリー・カーリーが来た!
The Runaways

前にスティーヴ・ルカサーのライブを観に行ったMagic Bagで、全米公開前の特別上映、しかも本物のシェリー・カーリーが来るつーことなので、行って来ました。お客さんはラナウェイズ・ファンとおぼしき人達っていうよりも、一般の映画ファン、Magic Bagの映画デー(水曜と木曜)にいっつも来ている人達、音楽ファンと多岐に渡ってて、前の方にある予約席はじいさん、ばあさんもたくさんいました。

runaways
Produced: 2010
Director: Floria Sigismondi
Writing Credits: Floria Sigismondi, Cherie Currie
Cast:
Joan Jett: Kristen Stewart
Cherie Currie: Dakota Fanning
Sandy West: Stella Maeve
Lita Ford: Scout taylor-Compton
Kim Fowley: Michael Shannon
Robin: Alia Shawkat
Marie Currie: Riley Keough
Marie Harmon: Tatum O'Neal
巷では、可愛い子役としてのイメージが強いダコタ・ファニングが、下着姿・大股開きでロックを熱唱する15歳のシェリー・カーリーを熱演した!ってすっごい評価されてるんですけど、ジョーン・ジェットを演じたクリステン・スチュワートの方がすげえよ!

そっくり!!!!!

あのギターの弾き方、歩き方、しゃべり方、タバコの吸い方(見たことないけど、多分絶対あんな感じ)、顔もソックリ!!!!

懐かしいな~。観たよ~『夜のヒット・スタジオ』、今でも憶えてる!!映画の後シェリー・カーリーが出てきて、「私は今50才」って言ってたんですけど、彼女が日本来日してたのが17歳くらいの時でしょ、私が10歳くらいか。すっげえインパクトあったなあ。

シェリー・カーリーがコルセット姿で歌うようになったのは、当時バンドは男の世界、女はしょせんお色気でしか売れないよ、というプロデューサーのキム・フォーリーの考えだったらしいのですけど、下着姿でガン飛ばしながら歌うシェリーは、私の目には男に媚びを売る女って言うより、「女性性の解放!」っていう風に写ったなあ。

ラナウェイズが日本で演奏するシーンが『チェリー・ボムズ』の見せ場シーンなんですけど、このシーンでのシェリー・カーリーのステージ・アクションが超クリソツ!これはすごい。上映後のインタヴューでシェリーが、ダコタ・ファニング にべったりくっついて演技指導したって言ってたけど、股の開き方から太ももにマイクのコードを巻きつける時のもっさりした動きまで、一挙手一頭足ソックリ!!!

十代のジョーン・ジェットが「Sex Pistols」ってボール紙に切り抜いて、スプレー・ペイントを使って手作りTシャツ自作したり、「小さすぎねえか?!」ってジャケットを無理やり着てポーズ取ったり、シェリー・カーリーが部屋でレコードに合わせて鏡の前で歌い踊ったり、も~なんかさ、アタシも全く同じようなことしていたので、なんとも言えないノスタルジックな気持ちにさせられました。

そう考えると、今の若い人とか、ラナウェイズを知らない人にどの程度訴えるかわからない。

シェリー・カーリーは、上映後のインタヴューで、「ラナウェイズなんて忘れ去られてると思った」って言ってたけど、みんなこんだけ憶えてるってことはすっげえインパクト強かったってことよね。この映画観ると、ラナウェイズってどんぴしゃNYパンクやロンドン・パンクの時期なんだよね。なんたってラモーンズが友達だったって言うんだもん。

上映後のインタヴューは、インタヴューって言うより会場からお客さんが挙手して質問するもので、映画で描かれていたシェリーの崩壊家庭がどうなったかとか、ジョーン・ジェットとの関係はとか、あと、一番最初の質問は、

「今、あなたの過去を変えられるとしたら、どの部分を変えたいですか?」

という質問で、シェリーは、

「変えたいところなんか一つもない!」

って断言して、大喝采喰らってました。

印象的だったのは、シェリーとジョーン・ジェットはなんとかがんばってラナウェイズを続けていこうとしていたんだけど、リタ・フォードとベースの人は「全然関わろうって気がなかった」って言ってたこと。映画で描かれている限りでは、リタ・フォードは元々目立ちたがり屋だったようで、シェリーとジョーンが自分より注目を浴びていたことが気に入らなかったように見受けられる。まあ、リタがソロデヴューした時の露出度を考えると、シェリー・カーリーの位置に自分が立ちたかったんだろうなあというのは容易に想像できますが。

あと、ドラムのサンディって人がジョーンとラナウェイズを立ち上げたんだけど、最近肺がんで亡くなったらしく、「ラナウェイズの再結成は考えてないんですか?」って質問に、「サンディがいないラナウェイズなんて、本物じゃないもん」って言ってて、シェリー、ジョーン、サンディはマブダチだったみたい。

まあでも、元になっているのがシェリー・カーリーの自叙伝だから、全て鵜呑みには出来ないけどね。でもジョーン・ジェットとは今でも話したりするらしい。映画でも、ラナウェイズを脱退したシェリーが、バイト先のラジオで『I Love Rock'n'Roll』を偶然聴くシーンとか結構感動する。

アタシはファンって言っても本当に『チェリー・ボムズ』しか知らないファンだから、特に下調べして行ったわけでもないので、シェリー・カーリーの質疑応答には参加する気なかったんだけど、今考えてみると「日本をどう思ったか」って訊けば良かったかしら。

Related Link
■シェリー・カーリーのChainsaw Art サイト
質疑応答でも言ってたけど、今彼女は電動のこぎりを使って彫刻を作るアーティストで、自分のやりたいことを見つけた!みたいに言ってた。それはすごく尊敬できるんだけど、彼女の彫刻ってなんだかな~どんな人が買うんだコレ!って感じ・・・。

補足
■シェリーのトンデモお母さんを演じているのがなんとテータム・オニール!!
■ラナウェイズの仕掛け人、キム・フォーリーを演じるのが『レボリューショナリー・ロード』で「本当のことしか言えない男」を演じたマイケル・シャノン!クリソツDeath!!

Key Words
シェリー・カーリー ジョーン・ジェット ラナウェイズ ランナウェイズ チェリー・ボムズ ダコタ・ファニング クリステン・スチュワート マイケル・シャノン
もう一度見たい映画 | コメント(6) | 【2010/04/09 05:37】
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コメント
>映画でも、ラナウェイズを脱退したシェリーが、バイト先のラジオで『I Love Rock'n'Roll』を偶然聴くシーンとか結構感動する。

あそこんとこは、切なかったですね。自分で納得して出した答えにしても、多分、”もし、やめなかったら、どうなってたかなあ”とか考えざるを得ないだろうし。でも、ジョーン・ジェットみたいに、誰にも相手にされなくなっても、自主制作でアルバムだして、なにがなんでも音楽を捨てない!っていうような強い欲望は、シェリーにはなくて、だから、やっぱり、ああいう決断しかとれなかったんだというのも、判るし。

電動のこぎりの彫刻、見ました。...ああいうのって、田舎のフリーウェイでよく売ってるの見かけるけど、ほんと、誰が買うんでしょうね、木彫りの直立した熊とか。

姫も、言われてましたけど、あの手作りTシャツの場面とか、ひとりリップシンク(つうか、歌の練習つうか)の場面とか、私も好きでした。映画全体として、どうかと言われると、あまりにもあっさり終わってしまってたし、マリーが双子ではない設定では、シェリーの苦しみがあまり強く出ないような感じもしました(あと、本では、マリーのいけ好かない彼氏に乱暴されるところも書いてあるけど、映画では、顔をなでられるくらいで済んでるし)。でも、やっぱり、あの俗悪なロックの時代とか、女の子がグルーピーじゃなくて、ミュージシャンを目指すという姿勢が、すごく共感できて、いとおしかったです。

正直言って、最後にスタジオをシェリーが去った後、ジョーンが切れて、パイプ椅子をミキサールームのガラスに投げるシーンだけでも、見る価値ありました。すっごく、かっこよかった、ジョーン・ジェットつうか、クリステン・スチュワート。惚...。
【2010/09/07 07:02】 URL | anondah #-[ 編集] | page top↑
anondahさん、

私もバンドやってたけど、私にとっては音楽云々っていうより「アティチュード!」って感じだったので、シェリーの立ち位置は良くわかるし、ジョーンみたいな人は尊敬しちゃう。

電動のこぎりはさ~、まあ、本人が自分を表現する場を見つけたという意味では「良かったね~」なんですが・・・・
【2010/09/07 21:31】 URL | chuchu #-[ 編集] | page top↑
あ~、わかります!私も、格好から入りました!音楽やりたいっていうより、ミュージシャンになりたかったっていうか、バンドに入っていたかったつうか。

才能は、やっぱりないけど、でも、未だにやめたくはないので、付加価値をつけようと、色々勉強してます。でも、やっぱ、才能も、ああいう強い欲望(練習もいっぱいして、どんな嫌なことあっても、野心を捨てず、みたいな)も、ないですね。ジョーン・ジェットは、すごいです、やっぱ。あの時代で、女の子で、ギター弾いて、あの野心は。

スージー・スーなんかは、もとはピストルズの追っかけだっただけあって、なんか、柔いしな~。なんか、違うもんな~。

電動のこぎり彫りの熊も、付加価値なのかなあ。
【2010/09/08 13:20】 URL | anondah #-[ 編集] | page top↑
anondahさん、

http://princesschu.blog23.fc2.com/blog-entry-278.html

↑を読んでもらうとわかるけど、昔は女が演奏するなんて考えもうよらなかったので、グルーピーになるということが唯一、女の子がロックを具現化できる手段だったようです。

で、そういう人がたくさんいたからこそ、ジョーン・ジェットみたいに実際、楽器を手に取る女の子もでてきたんだと思う。で、今なんて、女がすっごい弾けても普通だもんね~。

で、↓

http://princesschu.blog23.fc2.com/blog-entry-823.html
【2010/09/08 21:07】 URL | ちゅちゅ #-[ 編集] | page top↑
今頃コメントですが、ランナウェイズ、デビュー仕立ての頃観てました。
1976年くらいだったかな。トシがばれるけど(笑)

ライブも観ましたよ。まだ16歳くらいだし、ヘタクソだったけど当時は面白かった。シュリーカリーは双子で、「奥様は魔女」のタバサ役俳優だったとか言われてましたね。
友人の一人がアメリカに渡って(高校)、その後ジョーン・ジェットと付き合っていたことがあったのですが(ジョーンはレズビアンなので)、ジョーンがオバサンになっても昔のままなので笑ってしまいました。

1976年当時って、日本じゃ外国バンド好きっていうと「不良」、追っかけしてると「アバズレ」扱いでした。当時の私のファッションが今の日本人の女の子のファッション。今なら普通なのにあの時代にそういう格好してると「パンパン」などと虐められたものです。
今は東京、どこを観ても「パンパン」だらけなのにね。ランナウェイズも当時はそんなイメージっぽかった。
ランナウェイズに影響されて友人だった子たちがガールズという名前でメジャーデビューしたけど、結局、所属事務所の売りたいイメージで踊らされただけで終わっちゃった。
時代を感じます。

ランナウェイズの記事、懐かしかったです。
ありがとう。

【2010/12/25 17:19】 URL | Lemon #-[ 編集] | page top↑
今さらコメントですが(笑)
私の知る限り(と言っても確証がある訳ではないのですが)
少なくともジョーンと生前のサンディは仲良くはなかったと思います。サンディとシェリーは仲良かったと思いますが。てかジョーンは何を今更ランナウェイズを続けたかったとか寝言を言ってるのでしょうか?サンディが生きていた時にランナウェイズ再結成の可能性があったそうです。それをぶち壊したのはジョーンです。と言うより彼女のマネージャーでありこの映画のプロデューサーにちゃっかりおさまってるケニーラグナーです。
2代目ベーシストのヴィッキーブルーによるドキュメンタリー映画に横槍を入れ他のメンバーは初代ベーシストジャッキーを含めみんな出てるのに自分は協力せず楽曲を使用するのに法外な使用料をふっかけ、ランナウェイズのドキュメンタリーなのにほとんどランナウェイズの曲がほとんど使用されないと言うある意味映画をぶち壊したのもジョーンとラグナーです(仕方なくリタフォードが自分の曲を無料で提供しています)その経緯でジャッキーが切れ、今回の映画には自分の名前を使う事を拒み架空のベーシストとしてロビンと言うキャラがいるのです。
今回の映画…作り物としてはマァマァですが。あまりにもジョーンを美化してるとこにラグナーの魂胆がみえみえで1ランナウェイズファンとしてはがっかりです
【2011/09/07 03:20】 URL | ゆう #-[ 編集] | page top↑
コメント、サンクスです!












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