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『インフォーマント!』-本当にあんびりーばぶる
The Informant!

やたら「味の素、味の素」って出てくるんで、「この話実話なのかな」と思っていたら、本当に実話なんだってさ。でも主人公のウィテカって人のユルさが余りに現実離れしているので、「実話に基づいて作った映画用キャラ」なのかと思いきや、原作にかなり忠実に作ってある。

informant
Produced: 2009
Director: Steven Soderbergh
Writing Credits: Scott Z. Burns, Kurt Eichenwald
Cast:
Mark Whitacre: Matt Damon
Brian Shepard: Scott Bakula
Ginger Whitacre: Melanie Lynskey
原作は、日本のウィキでは思いっきり「小説」って書いてあるけど、アメリカのウィキでは「non-fiction thriller」という分類になってて、ややこしい。ノンフィクションだったら、つくりものじゃないんだけど、「スリラー」なの?!「作り物じゃないけどスリリングな話」なわけ?ま、『ザ・コーヴ』もそうだったから、稀にそういう話もあるのだろうなあ。

この話がなんで面白いかと言うと、当時で最大規模の世界的な価格協定を内部告発した人が、実はものすごいマヌケってところなんだと思うんですけど、「リアル過ぎて笑えない」って言ってる人もいて、確かに現実ってこんなものなのかもしれないとも思いました。

ウィテカの奥さんが、「あなたがFBIに言わないのなら、あたしが言うわよ」と脅かして、旦那自身も関わっている企業犯罪を内部告発させたというのは、ウソみたいな本当の話らしいのですが、奥さんがそんなこと言出だすきっかけになった出来事に関しては記述がないので、多少映画的に書き加えた部分もあるのかもしれない。とは言っても私もウィキであらすじを読んだだけなのですが。

とにかくなにが凄いって、この人、ことの重大さがわかってないというか、ウソはつく、話は誇張する、または正確に話さない、むちゃくちゃ内密な話とかあっさり人に言っちゃう、などなど、あり得ないの連続で、自分の不正を隠すためにやっているのか、本当に常識に欠けているからやっているのか、あ、どうやら躁うつ病を患っているから、ということに映画や原作ではなっているようなのですが、とにかくわかんない!

だって、自分の特にならないことまでがんばってやったり、却って自分を窮地に追い込んだりもするんだもん。FBIのために隠し撮りに手を貸すのだって、「Agreeする」って単語が出てこないと証拠として効力が弱い、ってことを知ると、談合の席にいる人に「Argree」って言わせようとがんばってみたり。そうかと思えば余計なことペラペラしゃべって、証人の地位から下ろされて、自分で密告した事件で人より長い刑期に処せられたり。何者?!

これ作り話だったら「ものすごく真実味のないブラック・ユーモア」になっちゃうくらいあり得ないことの連発で、先の予想がつかない映画です。時々爆笑してしまうシーンとかあったんですけど、ほとんど眉間に皺を寄せたまま「なんなんだ、コレ!」って思いながら見てました。

マット・デーモンってあんまりなんとも思ってなかったんですけど、この人すごく演技上手いんだなって思った。この世のものとはとても思えないウィテカさんを良く演じていたと思う。なんかちょっとトム・クルーズに感じる尊敬を感じてしまったわ。「演技派です!」ってオーラは敢えて発さずに、サラりと完璧に演じる、みたいな。

それと、この農業・食品関係の産業がいかに堕落しているかって内容が、結構タイムリーだったなあ。やっぱ食べ物って不可欠だから、儲かるんだろうね。
映画紹介 | コメント(0) | 【2010/02/25 08:13】
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