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『卒業』-わからない上に面白くないし「だから?!」
The Graduate

これ、全然わかんない。友達に、「お前~、こんな有名な映画わかんないなんて書くなよ~。バカだと思われるぞ!」って言われたけど、わかんないもんはわかんないよ!

ダスティン・ホフマン演じるベンジャミンが、大学卒業して前途洋々なのにも関わらず、「将来どうなっちゃうんだろう」ってエラく心配しているのが良くわからない。そのベンジャミンを誘惑するMrs.ロビンソンが、なんであんなに図々しいの?ベンジャミンが、Mrs.ロビンソンの娘、エレインに超入れ込む理由がわからない。

卒業 [DVD]
dvd on amazon.com
Produced: 1967
Director: Mike Nichols
Writers: Calder Willingham, Buck Henry
Cast:
Mrs. Robinson: Anne Bancroft
Ben Braddock: Dustin Hoffman
Elaine Robinson: Katharine Ross
これってすっごい物語りのキーですよね。これがわからないんじゃ、面白いわけないよ!しかもコレってコメディなの?どこら辺で笑えばいいの?

古い映画を観ると、必ず思うんだよね~。ギャグとかの見せ方が違うじゃない。だから笑うところとかわからないんだよ。で、撮影の手法が古臭いから、全然関係ないところが爆笑だったりとか。それとか、役者の演技が自然じゃない感じがするの。なんかほとんど「大根役者」にしか見えない。

ベンジャミンも、マジこの人って精神病んでるとしか思えない。アタシとしては、大学を卒業したばかりの、「フツーの」男の子が、将来に不安を持ってる、って思いたいんだけど、この子、ヘン!!としか思えない。それとも、この子はヘン!でいいの?

で、なんで将来に不安なのかわかんない。自分の親みたいになりたくないってこと?それとも大学出た時ってみんなそういう風にビビるものなの?大学の時は回りに言われたことをきちんとやっていれば良かったけど、社会に出てなにがやりたいのかもわかんない、どうしよう・・・要するに、自立するのが怖い、みたいなそういう心境?それを、アタシがトシ喰ってきたから忘れちゃってるの?

ベンジャミンは最初、エレインと上手く行かないようにしようと、わざわざ嫌われるようにする。デートなのにストリップ・クラブに連れて行ったりとか。で、ストリッパーのお姉さんがエレインの後ろに立って見事な乳首回しを披露しているのがイヤで(?)泣いたところを見て、急に好きになってしまったの?その後、ハンバーガー食べながら仲良くなるところは理解できるけど、その後、それ以上親しくなる前にお母さんと不倫していることがバレて、離れ離れになっちゃうじゃん、しかもすぐ。

ほとんど心の触れ合いも何もなく、その後あんなに急に離れてしまったのに、なんでそんなにエレインに入れ込むんだろう?それとも、急に引き離されたからこそ入れ込んじゃうものなの?しかも、追いかけてきたベンジャミンを最初は突き放しておきながら、エレインも結構ベンジャミンが好きみたいだし。なんで?!

だからさ~、ベンジャミンがエレインに執着して追っかけるのって、他にしたいこともないからとしか思えない。ああ、そうか、ベンジャミンもエレインも、親の決めた道を歩きたくない、しかしだからと言って何がしたいかはわからない。で、エレインを結婚式から奪ってきちゃうっていうのは、伝統とか社会の規律とか親の決めたことを「ぶち壊す」という行為なの?で、ぶち壊さなきゃ気が済まなかったんだけど、その後、どうするのか全くわからないままで映画が終わっちゃうからすごいの?

1967年って言ったら、本当に古いなあ。この頃って、ヒッピー文化?ヒッピーの手前くらい?そういう背景をわかっていたら、これは「うわ~」っていう映画なの?それか、この世代に生きた人の焦燥感ってのを良く現しているの?

背景がわからないと共感できない映画ってあるのかなあ。『風と共に去りぬ』なんてこの映画よりずっと古いし、設定もアメリカ南部のお嬢様なのに、ビシビシ共感してしまう。

「わからないんだったら、他の人のレヴューとか読んでみたら」って言われたんだけど、まあ、わからないことは解説してもらえばわかるのかもしらんけど「だから?!」って思うし。わからないけどなんだか面白い!って思えるから調べるんであって、わからない上に面白くないとなると、わざわざ調べる気にもならん。

マイク・ニコルズ ダスティン・ホフマン キャサリン・ロス アン・バンクロフト マーレイ・ハミルトン
DVD | コメント(14) | 【2010/02/04 02:54】
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コメント
わからないといいつつ結構わかってそうなレビューじゃないですか(笑)
とはいいつつ、中学くらいのときにこの映画を見て”変な映画!”と思った記憶はありますわ。
【2010/02/04 06:49】 URL | GO #-[ 編集] | page top↑
GOさん、

良かった~少なくとも「変」って思ってくれる人がいて。

でも、「バカと思われるぞ」って言った友達も、「じゃあどこがいいんだよ」って言ったら、

『プラスチック』って言うのは決まり文句みたいにして未だに残ってる、とか、ダスティン・ホフマンのキャラが乗ってる車は『Guraduate』って名前が付けられたくらいなんだ、とか、アカデミー賞にノミネートされただとか、

いや、そういうことじゃなくて、あんたはこの映画のどこがすごいと思うの、って訊くと、あんま明確に「ここ!」って言えなくてさ。で、最後は、

「うーん、親父とお袋が『この映画、最高』ってTVで放映されるたびに言ってたから、そう思い込んでただけかもしれない・・・・」

って言い始めちゃった!
【2010/02/04 09:39】 URL | chuchu #-[ 編集] | page top↑
この映画は
筋書きがどうのこうのという映画ではありません。
「真夜中のカウボーイ」
「フォローミー」もそうです。
音楽が主役のプロモ映画です。
【2010/02/04 20:48】 URL | nal #HfMzn2gY[ 編集] | page top↑
中学生の頃映画より先に本を読んで、体より愛を選んだ主人公に、そういうもんなのかぁ~と想像をたくましくした記憶があります(笑)

13,4歳の子供には母親は不潔で、エレインは潔癖というイメージでしたね。

もしかしたら、大人は不潔でベトナム戦争やってるけど、若者はラブ&ピースで、新しい世界を作るんだっていう、当時の世相を表していたのかもなあ。

でも確かにどうでも良い映画だと思うw
【2010/02/06 01:52】 URL | sino #hL.4y.Ug[ 編集] | page top↑
しまうまさん、

>体より愛を選んだ主人公

ぶわはははは!!「お母さんがあんないいいんだから、娘はもっといいに違いない」と思った?!

>母親は不潔で、エレインは潔癖

これは子供っぽいかもしれないけど、確信を突いているかも。エレインに入れ込んだのは、潔癖だったからという単純な理由なんだけど、人間なんていつかみんなMrs.ロビンソンみたいになっちゃうって思って最後バスの中でシラーとした?

>でも確かにどうでも良い映画だと思うw

バカ受け!!なんでこんなに世間で評価高いのでしょう?


【2010/02/06 03:00】 URL | チュチュ姫 #-[ 編集] | page top↑
私も、この映画はもう十年以上も前にたまたまテレビで見ただけなんですけど、ほんっとに理解出来なくて、軽く腹がたったぐらいだったんです!

男性には、理解出来る心理なのでしょうか?私、「卒業」と「タクシードライバー」はほんとになんでみんな良いって言うのか分からないです。

両方とも、主人公に

『なんでそんなことするの?』

って聞きたいv-17
【2010/02/06 11:12】 URL | ほよ #JaFhmbU6[ 編集] | page top↑
nalさん、

そんなことないと思いますよ。確かに「雰囲気だけ!」って映画かもしれないけど、わかる人にはズバっと訴えるものがあったから未だに人気なのだろうし。

ほよさん、

わー結構賛成してくれる人がいてうれしー。
【2010/02/06 22:55】 URL | chuchu #-[ 編集] | page top↑
姫が”これって~ってことなの??”と書いてる部分は全部その通りなんじゃないですかね。だからわからないといいつつ全部分かってるという。分かるけど納得いってない、みたいな。
ちなみに僕はサイモンとガーファンクルが大好きなのでこの映画は大切です。
【2010/02/07 07:57】 URL | GO #-[ 編集] | page top↑
GOさん、

なんか例えば、「大学を出たばかりの人は、この先どうしようって焦燥感があるものなのだ」っていうのを前提にして物語りを作っているんだとしたら、大学行ってない人とかにはわからないじゃない。でも、人間って、大学行かなくてもそういうトランジションの時期があって、共感できるはずなんだから、「ああ!大学行ってないけど、この気持ちわかる!」って思わせてもらいたいんだけど、そういうところが良くわからないので、その後の主人公の行動とか「?」なんだよなー。

私はこの映画の曲みんな知ってるし好きだけど、「こんな場面にこんな風に使われてるの?」って感じで、映画と離れている方が乾いていて好きだなあ。この映画での使われ方ってドラマチックすぎるよ。
【2010/02/07 22:17】 URL | chuchu #-[ 編集] | page top↑
“だからさ~、ベンジャミンがエレインに執着して追っかけるのって、他にしたいこともないからとしか思えない。”

多分、そうだったんだと思います。何も、やることもなくて、何をやりたいのかもわからない、焦燥感への代償行為というか。世間一般に受けたのは、多分、女性は、最後で”あ~、私もすべてを犠牲にしてまで、求められ、結婚式で奪われてみたいわ”みたいな (私って、二人の男に愛されちゃって!)ファンタジーを満たし、ドンファンタイプの男は(多くの男が、ドンファンタイプかカリギュラタイプに分けられる、というじゃないですか)、”とうとう、見つけたぜ、ベイベー、そして、見つけたら、俺は、どんな障害を越えても、手に入れるぜ!”というベンに、爽快感を感じたんじゃないでしょうか?

私、これを見たのは、かなり大昔で、多分中学生くらいでTVでみたような気がするんですけど、子供なりに、最後のバスのシーンで”これから、どうすんだよ、おまえら!”と不安に思ったように覚えてます。

だって、うまく行くわけないじゃん、あの二人。結婚式の略奪愛に感動した、殆どの人たちだって、分かってたと思うんですよ、それ。本人たちも含めて。で、さらにオーディエンスは、”よかったな、ベン&エレイン、俺にはできんけどよ!”みたいな、諦めと憧れの混じった目できてるんじゃないのかなあと思います。所詮、人事っていうか。

私は、当時、子供だったけど、”ああ、ペイパームーンっていうのは、本当の月には敵わないんだなあ”と思った、と思います。今みると、エレインとのことも、本当の月には、見えないんだけど。
【2010/09/04 05:30】 URL | anondah #-[ 編集] | page top↑
中学生にもツッコまれてしまうカップルって!(爆)

でも、大卒つったら22歳くらいで、今思うと大して大人じゃないんですよね。
【2010/09/04 05:41】 URL | chuchu #-[ 編集] | page top↑
そうなんですよね。二十歳そこそこなんですもん。

大昔に見たときは、ミセス・ロビンソンも、えらく歳とって見えたし、”何考えてるんだよ、ベン!?”と思ったけど、ベンもあまりカッコよく思えなかったので、”割れ鍋に綴じ蓋かよ”とか思って、だからこそ、ああ、やっぱ、エレインの方が、可愛いもんね、そりゃ、夢中になるよね、だっさいベン君、とか思ってたのですが、今見ると、ミセス・ロビンソンは、確かに年増だけど、まだまだ綺麗なんだよね。

で、想像するに、多分、彼女は、今まで、美人でセクシーというセルフイメージを持ってたのに、公的な場所で男の目を釘付けにすることができなくなってきて(多分、プライヴェートでの夫の目も)、アイデンティティ・クライシスを抱えてるわけですよ。そういうと、なんか、尻軽女の悪あがきみたいだけど、多分、根底には、老いや死への恐れ、があると思うんです。そこで、彼女は、若い男と情事を楽しんで、自分の女としての価値を保とうとしてる。そうすれば、自分もまだ若くて、魅力的であると、自分を信じ込ませるから。

ところが、自分の若い情夫は、自分の娘にのぼせてしまった。これは、二重にイタイと思う。子供のときみたときは、”何、この人、今頃、お母さんぶって”と思ったんだけど、今見ると、彼女は母親として、”年上の既婚者と情事を楽しむような男には、娘はやれない!”とも思ってるだろうけど、”やっぱり、私は、若い娘には、敵わないの?!”と怒ってるとも思える。なんか、自分も歳を取って来ると、一番心に残ったのは、ミセス・ロビンソンの悲しさ、でしたねえ。
【2010/09/04 09:08】 URL | anondah #-[ 編集] | page top↑
anondahさん、

>割れ鍋に綴じ蓋かよ

なんか散々な映画~!!(爆)

でも、Mrs.ロビンソンの焦燥は、どんなに達観した女でも絶対、100%、逃れられない思いですよね。

そう考えてみると、この話に出てくるキャラは、みんな焦ってイライラしてて、そのために間違った決断をするわけですね。そこが「怖えええ~~!」って感じで、当時受けたのかも。
【2010/09/04 20:25】 URL | チュチュ姫 #-[ 編集] | page top↑
>私はこの映画の曲みんな知ってるし好きだけど、「こんな場面にこんな風に使われてるの?」って感じで、映画と離れている方が乾いていて好きだなあ。この映画での使われ方ってドラマチックすぎるよ。

私、S&Gのミセス・ロビンソンって、子供の時大嫌いだったんだけど、”Here's to you, Mrs. Robinson. Jesus loves you more than you will know”っていうところ、今になって、やっと英語が聞き取れてみると&大人になって、彼女の悲しさを感じてしまうと、、優しいじゃん、ポール・サイモン、となんか感動しました。それとも、監督が、か?

【2010/09/07 04:23】 URL | anondah #-[ 編集] | page top↑
コメント、サンクスです!












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