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『40男のバージンロード』-1ランク下の「男のラブコメ」
I Love You, Man

ピーターは、なかなかデキる不動産セールスマン。お金もあるし、「この人」と決めたガール・フレンドのゾーイにプロポーズする。ゾーイが親友達に「結婚するの~!」と次々に電話を入れている間、ピーターは特に連絡する友達もいない。会社や趣味のフェンシングのクラブで友達と思っていた人たちも、良く考えてみると「知り合い以上」ではないことに気付く。家でも、お父さん・オズワルド(J.K. シモンズ)はゲイの弟・ロビーを「親友だ」と言うが、ピーターのことはそう言わない。アメリカの結婚式では、親友が付添い人(Best Man)として結婚式に参加するので、ピーターは自分のベスト・マンになってくれる親友を作ろうと試みるのだが・・・。

40男のバージンロード スペシャル・エディション [DVD]
dvd on amazon.com
Produced: 2009
Director: John Hamburg
Writers: John Hamburg, Larry Levin
Cast:
Peter Klaven: Paul Rudd
Sydney Fife: Jason Segel
Zooey Rice: Rashida Jones
Oswald Klaven: J.K. Simmons
Robbie Klaven: Andy Samberg
Barry: Jon Favreau
Doug: Thomas Lennon
「男のためのラブコメ」ちゅーことで、『ノックトアップ』や『寝取られ男のラブ♂バカンス』と並んでいい作品、と町山さんも絶賛していたのですが、ちょっとワンランク落ちるかなあ。主人公ピーター役にポール・ラッド、あとから現れるユルユルの男シドニーが『寝取られ男』で好演していたジェィソン・シーガルなんですけど、二人ともなんだか冴えない、この映画では。(ちなみにピーターがホモ達を探していると勘違いしてポール・ラッドにキスをするゲイのお兄さんを演じているのが、『セブンティーン・アゲイン』でザックくんのヲタ親友の20年後を好演したトーマス・レノン)

町山さんの解説では、要するに、主人公ピーターに友達がいないのは、誰にも本当に心を開いていないからだということを描いているところがなかなか洞察が深くてよろしい、と言うことらしいです。町山さんの言ってることは尤もで、自分の悩みとか、欠点とか、オープンに自分を曝け出していくと、案外誰とでも親しくなれるものです。

それがこの映画の中では、フィアンセのゾーイは言わなくていいプライベートなことまで女友達にしゃべっちゃっているんだけど、ピーターは、親友になりたいシドニーに「で、セックスはどーなの?」なんて訊かれて、「それはプライベートなことだろう」って話したがらない。

まあそうだよな~と思ったよ。正直に告白するけど、彼氏と色々あったのって、結構逐一女友達にしゃべっちゃってるよね~。彼氏の方は知られたくないんだろうけどさ。ゾーイが、自分の女友達との電話をスピーカーフォンにして、ピーターにも聞こえるようにしゃべってる時、「うわー危ねぇ!」と思った。親友がうっかり口を滑らしたらどーすんだよ~と思ったら案の定、みたいな。

で、ピートは自由奔放なシドニーにノセられて、「ゾーイはあんまりおふぇらをしてくれない」って言っちゃって、それを言われたゾーイは怒るんだけど、自分は女友達にセックス・ライフもみーんなしゃべってんだろ~!!みたいな。

カップルのプライバシーをしゃべるってどうよ、って気もするんだけど、でも、結婚生活とか上手く言ってない時に、悩みを正直に誰かに話すと、みんな同じ悩みを持ってて共感してくれたり、同情してくれたりして、親しくなったり、励まされたりすることがすごく多い。結婚とか恋愛とかって、みんな同じような過程を経るものなので(多分仕事も)、「ああ、彼氏(旦那・上司、それに親とか)と上手く行ってなくて恥ずかしい」とか「こんなこと考えているのじぶんだけかしら?」なんて思わずに話すと、全く親しくなかった人でも「実は私も・・・・」って言って心を開いてくれる人がすごい多くて驚くよ。

で、結局、そういうことを正直に打ち明けてもいいんだ、って思える人が友達になれるんだけど、それは自分の方から自分を開いていかないとダメなんじゃないでしょうか、ってことを、主人公のピーターを通して描いているらしい。

(500)日のサマー』でも書いたけど、恋愛関係って面白いなあと思う。この映画でも、ピーターは知り合って8ヶ月のゾーイにプロポーズする。ピーターはなんでもゾーイと一緒にする。知り合ってたった8ヶ月で、20年も30年も一緒にいる親や、兄弟や、親友たちより近い、親密な関係になる。これってなんなんだろう?本当に不思議だ。

シドニーは、「ゴルフは女としない」とか色々、女は基本的に深入りしない、だからピーターみたいになんでも彼女と一緒、みたいの「情けない」とか思ってるんだけど、自分の野郎友達も結婚したりし始めて、遊ぶ相手がどんどんいなくなる。わかるな~!!

って、あとから考えてみると「うんうん」って思うような映画なんだけど、観ているときはなんだか「ふーん」って感じ。「男のためのラブコメ」はジャンルとして大好きなんだけど、この映画は、ちょっとイマイチかなあ。ポール・ラッドがカッコ良くないってかなり減点だよな。邦題の『40男のバージンロード』は、本当にセンスないですね。『40歳の童貞男』を連想させようと言う作為がミエミエだし、ミス・リーディングも甚だしい。もうちょっと映画に誠実になって欲しい。
最近観た映画 | コメント(0) | 【2010/01/30 05:02】
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「嫌いなら観なきゃいいじゃん」と言うほど馬鹿げた理論はない!とアジテイトする『姫のお楽しみ袋』

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