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『THIS IS IT』-舞台裏とMJの人柄が興味深い
This Is It

宇多丸さんとか、西寺郷太さんとかが、「ミュージシャンとしてのマイケルが観れてオススメです!」みたいなこと言っていたので、すごく興味ありました。この手の、歌って踊れてカリスマがある人って、裏に仕掛け人がいて本人は操り人形ってケースもすっごく多いので、マイケル・ジャクソンも、才能のあるミュージシャンでありアーティストである、ってのはあまり意識したことなかったし。

マイケル・ジャクソン THIS IS IT デラックス・コレクターズ・エディション(2枚組) [DVD]
dvd on amazon.com
Produced: 2009
Director: Kenny Ortega
リハで指示出したり、バンドの人たちと曲のことについてディスカッションする姿見ると、「ああ~やっぱ本当に才能ある人だったんだなあ」と思う。私がバンドやってた頃、レコードとか聴いては「なんでこんな曲が創れるんだろう、こういう発想ってどっから出てくるんだろう」っていっつも思ってたのだけど、まず「こういう発想がわからない」っていう時点で、私って音楽の才能全くない、と思ったのね。

だからマイケルが口ベースでベースの人に指示出しているところとか、バックの音楽より先に歌って、楽器がマイケルについてくるところとか観ると、マイケルはやっぱ音楽わかってるんだな~と思った。宇多丸さんとかはミュージシャンだから、「あれって、ボクらもリハでやってること」って親近感を感じたみたいだけど、アタシ的にはああいうリハのシーンを見るって、「わー、すごいな~」って思う。別にマイケルじゃなくてもね。

あと、マイケルって、「こうこう、こういうところが気に入らないんだよ」ってミュージシャンに言う時、言い方に気を使ってて、「with love, with love」って必ず最後につけるんだよね。自分が雇ってるんだから「こうしろよ!」みたいんじゃなくて、すっごい気を使っているところが偉いなあ、っていうか、この人って、小さい時からスーパースターだったわけじゃん?一度でも「スーパースターのエゴ」みたいになったことあったのかしら?と思ったね。最初はエゴイストだったけど、大人になるにつれて色々学んで、現在のようにおだやかにになったのか、元々こういう人だったのか。はたまた、カメラが回っていたからなのか。

この映画の監督にもなってるケニー・オルテガさんって人、この人は、このショウのディレクターって肩書きになっているようなんだけど、ショウのディレクターってこういう仕事なのか!ってなんか面白かった。マイケルが、客席に伸びていくゴンドラに試乗するとき、いきなり音楽も入れてリハしようとするんだけど、オルテガさんが、

「セーフティ・ファーストで。まずは、何もしないでただ乗ってみて」

っていうと、マイケルが「いや、音楽も入れよう」みたいにちょっとゴネるんだけど、説得して、「安全第一で、まずは試乗だけしよう、サンキュー、マイケル」って言ったりとか、モニターの音だか、イヤホンの音だかが「こんな風に聞こえるのはイヤだ」かなんかマイケルが言うと、オルテガさんが担当の人に

「何々さん、なんちゃらはどうなってる?」で、また別の人に「こっちのなんちゃらは?」って、コーディネートして、「マイケル、こうこうこうなっているから、大丈夫だ、どう?」って言ってマイケルがOK出すと、「オッケー。じゃあ、どこから始めたいですか?」ってマイケルに聞いて、マイケルが「こっから」って言うと、みんなに、「じゃあ、どこそこから演奏始めてください」みたいに周りに指示を出す、って感じで、通訳というか、みんなのまとめ役というか、ディレクターって文字どおり「指示する人」って意味なんだなあ~と深~く実感。アーティストとして音楽とかダンスとかもわかってないとダメなんだろうけど、それよりこの「まとめ役」としての才能が大事なんだろうな~なんて思って観てました。

便宜上、オルテガさんとかが「マイケル」って呼んでるみたいに書いたけど、みんな「MJ」って呼ぶんだよね、本当は。これって「マイケル」って「太郎さん」みたいにたくさんいるからかなあ。実はうちの会社にも「MJ」っていて、それは「マーク」って名前のヤツが二人いるので、あとからきた「マーク」は、名前と苗字の頭文字を取ってMJって呼ばれてる(ってか、アタシが呼び始めたって説もあるんだけど、思い出せない)。

あと、冒頭にショウのダンサー達がカメラに向かってマイケルに対する思いを語るシーンがあるんだけど、「マイケルに向かって語ってください」って言われているらしく、「今日のボクがあるのは、あなたの踊りを観たからなんです・・・」とか言ってるんだけど、言いながら、もしくは言おうとして、感極まってむせちゃったりしてる子もいて、すんごいファンなんだなと思った。一人女の子が、「小さい時『スリラー』を見て、『すっげえかっこいい』と思った」って言ってて、そういう流れでダンス始めて~、っていうんだったら、大きくなってマイケルと同じステージに上がるってのは、すんごい感慨深いんだろうなあ。

このダンサーくんたちが踊っているところは、練習のシーンも含めてすっごい良かったなあ。マイケルがどんなにうまく踊っても、もう「マイケルが上手いに決まってんじゃん」ってのもあるし、また、マイケルのスタイルって固まっているっていうか、あんまり感動しないんだけど、若い子たちは、躍動感があってすごいエネルギーがあって良かった。それに、自分もエアロビクスとかやるようになってから、ああいうダンサーたちが軽々やっていることが実はどんだけ大変かって身体でわかるようになったので、余計に感心してしまった。

でも、マイケル・ジャクソンも50歳過ぎてるんでしょ?若いよね~!なんか、今や年齢ってなに?って感じだよね。すっごい痩せてるし、中年太りなんか全くしてなさそう。跳んだり跳ねたりっていうダンスしていたわけじゃないけど、あそこまで体型を保っているって言うだけですごい。何食って生きてるんだろう、マジで。

で、まあ興味深かったんですけど、最後まで観れなかった。オリアンティだっけ?この娘がすごいカッコいいって聞いてたんで、それも観たいと思ってたんだけど、この娘が出てきた後のEarth Song?だかなんかになったら途端に退屈になって、止めちゃったよ。

オリアンティがフィーチャーされているのは『Beat It』に違いない、と思ったらやっぱりそうで、エディ・ヴァンヘイレンのソロを弾くのかよって思ったら本当に弾いてて、すっごいやるじゃん!カッコいいじゃん!って思った。で、『Black & White』でも、マイケルにくっついて歩いてて、「ああ~この曲もあったか」みたいな。

でも、話題になってた「もっと高い音!ここは君が輝くところ」って場面、マイケルが「あー!」って言うと、オリアンティが「きぃきぃ~ん」って弾く、掛け合いなんだけど、オリアンティ、マイケルが出してる音と違う音出してて、マイケルの方がオリアンティに合わせてるんだけど、そういうもん?普通、ボーカルの出した音そのまま弾けるものなんじゃないの?なんかここがちょっと「??」って思ったけど、まあ私はギター弾けないからなんとも言えませんが。

だからまあ感想としては、面白かったけどそれほどでもなかったかなあ。ファンで、曲とかもっと知っていればすっごいいいのかもしれないけど、超流行ってた80年代以降のマイケルなんか全然知らない私にとっては、ちょっと長過ぎるフィルムだった。ライブのシーンも、限りなく本番に近いのだろうけど所詮リハだし、いや、ファンじゃない私にとってはリハの方が舞台裏が見れて面白いか。もしマイケルが生きてこのショウをやって、ものすごい話題になってライブのDVDが出ても、多分借りて観ようなんて思わないだろうからなあ。
ドキュメンタリー映画 | コメント(2) | 【2010/01/29 05:29】
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コメント
ヴォーカルの音程にいきなり合わせるなんて出来ません、けど、オリアンティのあの場面に関して言えばもっと高音を思い切ってガンガン弾けばよかったんでしょうね。でもたぶんMJの意図がイマイチ掴めずに、「え?このくらい?もっと?もっと弾いて良いの?いや引きすぎちゃやばいよね、えっとえっと」って戸惑ってる感じでしょうかねえ。

でも良いビデオだった。結構感動したわ。MJイイヤツだったんだなって。
【2010/02/02 00:18】 URL | sino #mQop/nM.[ 編集] | page top↑
sinoさん、

まあ、できるもんじゃない、ってんならしょうがないわなあ。

アタシもマイケルって、「おとぎの国の不思議ちゃん」みたいな人かと思ってたから、結構普通の大人じゃん、と思いました。でも、やっぱ、ディレクターのオルテガさんが通訳しないとならないような場面は結構あったと思うよ。あれがアーティストの奇天烈さだと思うんだけど。
【2010/02/02 21:59】 URL | チュチュ姫 #-[ 編集] | page top↑
コメント、サンクスです!












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