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『エリザベス:ゴールデン・エイジ』-ケイトの演じる女王様を観よう!
Elizabeth: The Golden Age

イギリスの女王、エリザベス一世を演じるケイト・ブランシェット、どうせ「主演女優賞ノミニ~!」みたいなすごい演技しているんだろうなあと思ってたら、やっぱそうでした。女だてらに一国を治めながらも、側近の女の子の心配をしてあげたり、その裏で顔の皺を気にしていたり、気丈でありながらも人間味のある女王様!

エリザベス : ゴールデン・エイジ [DVD]
dvd on amazon.com
Produced: 2007
Director: Shekhar Kapur
Writing Credits: William Nicholson, Michael Hirst
Cast:
Queen Elizabeth I: Cate Blanchett
Mary Stuart: Samantha Morton
Bess Throckmorton: Abbie Cornish
Sir Walter Raleigh: Clive Owen
Thomas Babington: Eddie Redmayne
ケイト・ブランシェットって名優なんですけどさ、この人の演技って、身に詰まされたりしなくない?エリザベスが、海賊のローリー卿に告白するシーンで、

「あなたは、と、突然、異性人みたいに現れて、そして、そして、地図でしか知らないような遥かな国に実際に行って・・・・・・一緒に行けるものなら行ってるわ!」

と崩れ落ちるところ、もーなんか声のトーンとか、表情とか、崩れ落ち方とか、完璧なんだけど、その「演技」に感嘆しちゃうんであって、エリザベスに感情移入しないんだよね~。

スペインがイギリスを攻める計画があると知って、スペインの大使に聞くと、「イギリスの海賊に命令しているのは、本当は女王じゃないのか。海賊にベッドまでゴールドを届けさせてるんじゃないか」などとシッツレーなことを言われて、

「国に帰ってフィリップに言いな!あんたなんか怖くもなんともないって!アタシにこぶしを振り上げたら、噛み付いてやるからね!」

って啖呵切るところも、「いよ!ブランシェット屋!」って合いの手入れたくなっちゃう。

で、恋しちゃってオロオロしたり、暗殺されるかも知れないってオロオロしたり、そういうダメさも上手いんだけど、惹き込まれないんだよね。

あるスキャンダルの覚え書き』の時もそうだったなあ。あんときは、本当にダメ~な女の人で、「あ~あ」って思うような人間を、良く演じてるなあ~すごいなあ~この人!って思ったんだけど、なんか笑えちゃうというか。なんなんだろう?

ちょっと、フィリップ・シーモア・ホフマンにも通ずるものがあるなあ。すっごい演技派なんだけど、段々飽きてくる、というか。観れば観るほど「ああ、こういう役者さんなのか」ってわかってしまう、というか。例えばキリアン・マーフィーなんて、映画で観る度に「え!この人、こういう人だったっけ?こんなこともするんだ!こんな顔も持ってるんだ!」って観る度に驚かされるけど、ホフマンとかケイト・ブランシェットって、どの映画でもすごい名演なんだけど、「ああ、またか」って感じに見えちゃうんだよね。

ケイト・ブランシェットの映画を観るときって、「ケイト・ブランシェットがどんだけ演じるかを観る」ために観るというのかなあ。例えばケイト・ウインズレットだったらクレメンタインハナサラとローズがみんなケイト・ウィンズレットだ、って思って観てないんだけど、『インディ・ジョーンズ』のロシア人の女と、『さらば、ベルリン』のドイツ人の女と、『ヴェロニカ・ゲリン』のアイルランド人の新聞記者は、「みんな同じ人だ」って思って観ている、と言うか。この映画だって、エリザベス女王ってどんな人なのかな~って観るのじゃなくて、ケイトが演じる女王様ってどんなだろうって思って観てるんだよね。それがいいとか悪いとかじゃないんだけど、やっぱケイト・ウィンズレットの方がスゲーのかなとか。ま、そうやって比べるもんなのかどうかわかりませんが。

クライヴ・オーウェンが、エリザベスが恋してしまう海賊のウォルター・ローリー卿を演じてるんですけど、なんでクライヴ・オーウェンがこういう「男臭い!」男を演じるのか、いまもってわからん。私としては、『すべてはその朝始まった』の情けな~いクライヴ・オーウェンが一番ハマり役だと思うんだが、世間では180度違うイメージで捉えられているらしい。うーん。

ストーリーはなかなか面白かったし、あと、衣装がすっごい良かった!黄色、青、グレーのドレス、女王と側近の侍女たちのドレスの色が微妙に違うけどちゃんとコーディネートされていたり、スコットランド女王メアリー(サマンサ・モートン)がクビを刎ねられるときの、喪服の下に着た真っ赤なドレスとか(真っ赤って、カソリックでは「殉教者」の色なんだって)、すっごいきれい。

でも、カツラがイマイチ、っつか、多分あれは時代考証に基づいているんだろうけど、ギャグかよ、って感じ。あれがステキな時代があったんだね~。でも不思議だったのは、スペインと戦争になって、エリザベスも鎧を着て出てきたとき、長髪の「乱れ髪」のカツラをつけているんだよね。別に戦闘服着ているからって、髪が乱れてなくてもいいじゃん、って言うか、どうせカツラつけるんならきちんとした頭でいいし、乱れ髪でいいんなら地毛でいいじゃん!とか色々考えてしまいました。アレも時代考証に基づいているのだろうか?

Key Word
シェカール・カプール

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■スコットランド女王メアリーを演じたサマンサ・モートンといえば私的には『ミスター・ロンリー
■『美しすぎる母』で、トーサクしたジュリアン・ムーアに育てられた、女の子みたいな男の子を演じていたエディ・レッドメイン
映画 | コメント(0) | 【2009/09/17 07:40】
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