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『レディ・イン・ザ・ウォーター』-お伽噺と思って観れば
Lady in the Water

世間ではこの映画が完璧にシャマラン監督の息の根を止めた、みたいに言われてますが、そんなにヒドイですか?ウィキで読んだら、映画評論家たちは、シャマランが自分で「世界を救う作家」の役を演じてたり、ファーバーという映画評論家をすっげー嫌なヤツという設定にして、しかも残虐に殺されることから、「自己満足も甚だしい」とすっごい批判されていて爆笑しました。

レディ・イン・ザ・ウォーター [DVD]
dvd on amazon.com
Produced: 2006
Director: M. Night Shyamalan
Writing Credits: M. Night Shyamalan
Cast:
Cleveland Heep: Paul Giamatti
Story: Bryce Dallas Howard
Mr. Dury: Jeffery Wright
Harry Farber: Bob Balaban
Young-Soon Choi: Cindy Cheung
Vick Ran: M. Night Shyamalan
マイミクさんで映画にとても詳しいGOさんも、『ハプニング』で出てくるなんだか意味なく冷たい老女が、シャマラン監督の作品を攻撃する映画評論家をシンボライズしていて、ストーリーの中でたくさんの人が自殺するのは、「自殺したいのは俺の方だよ!」という気持ちを表しているんじゃないかと書いていて、イスからずり落ちて笑ったのですが、こういう視点で映画を観れるから、やっぱりストーリー以外の部分、シャマランがディズニーから干されたとか、そういうことも知って置いた方が面白いですよね。

そう言われてみれば、この映画では映画評論家を決定的にけなすくだりがあったなあ。主人公のクリーブランド(ポール・ジアマッティ)はアパートの管理人で、プールで見つけた人魚ストーリーを救うために、アパートに住む韓国人母娘の知っているおとぎ話通りにGardian、Guild、Healer、Interpreterを探さなければならないのですが、自らの読解力が及ばないと判断し、引っ越して来たばかりの映画評論家、ファーバーの力を借りに行く。ファーバーは、一般に物語の中で、これこれこういった特徴のある人がGardianで、Guildで、Healerで、って教えてくれる。

しかし、教えの通りにクリーブランドが選んだ人たちは全て人選ミスであることが後でわかる・・・・。みんなに「この人たちがその役柄の人たちだって確証は、どこにあるのだ?」って訊かれたクリーブランドは、

「教えてくれた人が自信満々だったから信じたんだ・・・・・」

というくだりがあって、これって完全に「映画評論家たちの物語の解釈なんて、なってねーんだよ!」という挑戦ですよね。

映画評論家たちは、これにムカついていいレヴューをしなかっただけだったりして。私は別に、そんなにヒドイと思わなかったけどなあ。というか、コレがダメなら、なんで『シックス・センス』はいいの?という。私は『シックス』は、さんざんネタバレしてから観たので、「ああ~知らなかったら驚いていたのかな?」と思ったけど、ブロ友の赤姫さんは、知らないで観たけど「せやろ」(関西の方です)と思ったそうで、なんかシャマランて、スクリプト隠したり、「Twist Ending」と言われたりするけど、結構いつも自己満なんじゃないの?「なんかある、なんかある」って思わせといて、種明かしすると「で?」というか、私なんか、どこがオチなのか全然わかんないもん。

あとさ、評論家の中には「この話は、真実味を出そうと言う努力が全く感じられない」と言ってる人がいたのですが、だって、これっておとぎ話だもん。シャマランが、娘に語って聞かせたベッド・タイム・ストーリーが元ネタだそうですが、そんなこと知らずに観てもわかりますよね。

アパートの管理人がプールで人魚を見つけて、ソレを助けるためにアパートの住人たちに「かくかくしかじかで・・・・」って助けを求め、みんな親身になって協力してくれるなんてあり得ないよ。でも、おとぎ話ではこれでトーゼンだよなと、私はその辺のところはどーでも良かった。

良くないのはさ、さっきも言った、種明かしが貧弱なんだよね。最初に嫌われ者の映画評論家の助けで選んだ、Gardianがクリーブランドで、Guildがいつもアホな話してる男の子たちで、Healerが昔、本を書いたことがある、蝶々が肩に止まったおばあさんで、Interpreterがクロスワードじょうずなおじさんで、までは良かったんだけど、それが間違いだってわかった後、Guildが5人兄弟の女の子とあと2人、ってその2人足すところがなんかいーかげん、とか、Gardianは、かたっぽだけ筋肉鍛えてる人だったとか、意外ではあるがロジックはどこ?!って感じで。

あと、狼みたいな怪物が、人魚を狙ってて、それを助けてくれるサルが現れるはずなんだけど、お約束でなかなかあらわれない。さんざんじらした後出てくるのですが、狼との対決がほとんどなく、あっさり狼を引き摺って行っちゃって、まんまと肩透かし、とか。

たまたま『シックス・センス』が当たっただけで、シャマランさんは最初からこんな感じだったんじゃないですか?一発屋?(爆)

M・ナイト・シャマラン ポール・ジアマッティ ブライス・ダラス・ハワード フレディ・ロドリゲス ジェフリー・ライト ボブ・バラバン サリタ・チョウドリー ビル・アーウィン
今日見た映画 | コメント(5) | 【2009/04/28 00:46】
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コメント
シャマランを語らせたら姫の右に出るものはいないかも。
僕はこの映画はさすがにねえな、って思ったんです。障害が無いって言うか。
それに狼がほんとに狼っていうのがヒネリがないなあ、って思った。それこそ狼を象徴する身近ななにか、にして欲しかった。そういうの得意そうなのに、なぜそこに頭を使わなかったのか。
でも”シャマランは最初からこういう奴”っていうのは物凄く同感。サインは大ヒットしてますけど日本ではほとんど面白さを理解してる人がいなかったんですよ。当時いかにサインが面白いか、をムキになって訴えたものです。
【2009/04/28 23:54】 URL | GO #-[ 編集] | page top↑
GOさん、

なんか褒められてる気がしない~GOさんって結構イジワル(笑)!

>障害が無い
私も、最初の洞窟の壁画みたいな語りのところで、人間の方が水の生物から背を向けたのに、なんで水の生物がもう一度トライしようとするのよ、しかも自分たちの優秀な子孫ばっかり送ってとか、人魚を狙ってる狼みたいなものの正体は何?そもそも、なんで狙ってるの?とか、いちいち必然性のないことばっかだなと思ったんです。

でも、「これってお伽噺だ」と思ったら、全て合点が行った。つか、秀逸なお伽噺じゃなくて、子供にせがまれて即興で作ったお伽噺ですよ。

そこには「人間を救おう」とする「善」と、それを阻止しようとする「悪」がいてトーゼン!で、だからこういう人魚がいるの!こういう狼がいるの!いーの、後寝るだけだから!って感じで。

自分がガキだったら、お父さんがこういうしょーもない話をしているのを訊きながら、ツッコミいれようなんて気もなく、ウトウトしているのって、すっごく気持ちいいかな~って。

だから「これ映画にすんなよ!」っていうのなら、「そーだよなー」と思うんだけど、観ているときは「なにこれ!?」とか思わないの。アタシって結構シャマランの「世界」って嫌いじゃないのかも(爆)
【2009/04/29 01:39】 URL | chuchu #-[ 編集] | page top↑
チュチュ姫さん、こんにちは!
私は これ、けっこう笑って楽しめました。

>みんなが親身になって協力してくれるなんてあり得ない
自分の役割に気付けて人の役に立てるんだから、
喜んで協力するよね~と、私は逆にこの部分に共感できたんですが(^_^;

シャマラン監督作品には愛があります。

http://yanrock.blog78.fc2.com/blog-entry-176.html

【2009/04/29 18:21】 URL | YAN #9L.cY0cg[ 編集] | page top↑
シャマランは突っ込むためにいてくれるんです!
そういう人がいないと世界は面白くありませんよ。

アンブレイカブルでほとんど寝て やっと起きた最後の15分 すっごく面白かったです。でもシャマランの映画って全部そんな感じなような…。

この人はきっとプレゼンが非常に上手なんでしょうね。
【2009/04/29 20:34】 URL | プリシラ #-[ 編集] | page top↑
YANさん、

でも、現実問題として、プールで見つかった人魚を、おとぎ話の通りに国に帰して上げたいんだけど、って頼まれて、納得できますか?アタシだったらまず「この人、正気なのか、ビックリカメラじゃないか」と思っちゃいますよ。「本当なんだ」って信じられたら、手伝ってもいいけど、そこにいくまでにすっごい時間かかりそう。それに一人や二人くらい、絶対に信じない!っていう人が出てきそうじゃない、普通。

プリシラさん、

やっぱ、映画評論家をけなすような描写をしたから、評判悪いんですよ、きっと。
【2009/04/30 00:43】 URL | チュチュ姫 #-[ 編集] | page top↑
コメント、サンクスです!












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