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『ロミオ&ジュリエット』-ちょっとバカバカしいかしら?
Romeo + Juliet

まず最初の印象は、「これって、ソフィア・コッポラ、観たんじゃねーのぉ~」でした。シェイクスピアの古典でありながら現代の設定にし、ロック・ミュージックをバックに古典そのままのセリフ回しで繰り広げられる純愛物語。この「MTV風」の感覚とか、『マリー・アントワネット』に共通するものがある。年代的にもソフィア監督「いや~ん、アタシ、こういう世界大好き!」ってハマたんとちゃうか。

ロミオ&ジュリエット(特別編) [DVD]
dvd on amazon.com
Produced: 1996
Director: Buz Luhrman
Writing Credits: William Shakespeare, Craig Pearce
Cast:
Romeo: Leonardo DiCaprio
Juliet: Claire Danes
Tybalt: John Leguizamo
Mercuito: Harold Perrineau
Father Laurence: Pete Postlethwaite
Davis Paris: Paul Rudd
The Nurse: Miriam Margolyes
そうでなくともこの映画は、全世界のディカプー萌え腐女子たちがシェイクスピアを猛勉強するきっかけになった映画なんじゃないかと思いましたよ。古典と言うと敷居高いけど、内容はシンプルな純愛物語。設定も、こうして現代の枠に当てはめてみれば、普遍的な金持ち同士の争いで、製作者がどういう意図でこの映画を作ったにしろ、若い女の子たちに古典を紹介するという意味では教育的な映画だったんじゃない?

元のシェイクスピアを読んだことがないので、セリフがどの程度原作に忠実なのかわかりませんが、ストーリーが普遍的なところを考えると、古典に食指が動かないのはまさにこのライティングなんですよね。要するに外国語みたいなもんで、何言ってるのかさっぱりわからないから飽きてきちゃう。日本語字幕では何、「汝は・・・・」とか「なんちゃらしたまう」「・・・であるがゆえに・・・」とかそーいう風に訳されていたの?

って私、当時この映画観てるんですけど、こんなトンデモ設定だったってことすら憶えていなかった。ジュリエットを演じるクレア・デインズが、天使の格好をしてバルコニーから夜空を眺めている姿だけが印象に残ってた。初々しくて純粋な感じで、すっごい可愛いなと思ってたんですけど・・・。今回観たら、「なんだよ」とか思っちゃった。鼻が気になる。鼻が醜女だ。誰かに似てるな~

「プリンセス・フィオナだ!」

と叫んでしまいましたよ。この娘は顔だけでなく、古典セリフが棒読みで、一番ヘタクソでしたね。全く感情が感じられない。唯一自分の言葉として話してるな~と感じるのはディカプーだけだった。他の役者さんたちは、若い人も年寄りの人も、すごく居心地悪そうな感じで、観ている方もちょっと傍観してしまいました。

でもオールスターなんだよね、この映画。ディカプーはもちろんのこと、キャピュレットのオヤジさんが『グッドフェローズ』でモブの親玉を好演したポール・ソルヴィノでしょ、ローレンス神父役のピート・ポスルスウェイトは『ユージュアル・サスペクツ』のMr.コバヤシ役が印象深いし、ジュリエットの婚約者がポール・ラッドじゃんか!それとジュリエットの乳母が、私の大好きな『殺したいほどアイ・ラブ・ユー』でジョーイのお母さん役でちょびっと出てたミリアム・マーゴリーズっていうおばさん。

あと、ロミオの親友を演じていたハロルド・ペリノーって人がすっごいキレイで、「どっかで観たことあるな~」と思ってたら、『マトリックス』のオペレーター、リンクなの?!リンクも好きだけど、すっごい印象違うのだが。この映画ではとにかく、キレイだし、演技上手いし、シェイクスピアのセリフ回しもいい方だったと思うし、すごい良かった。

あとさー、ジュリエットのいとこ、ティボルトがジョン・レグイザモ!笑う~。あの衣装!あの身のこなし!でもめちゃインパクト強くて、サイコー!特典に、この人と、ディカプーと、クレア・デインズのインタヴューが付いていたんだけど、この人が一番マトモそうな人だった。

ロミオがジュリエットに恋をして、ジュリエットのいとこであるティボルトを傷つけたくない、とがんばるのに、ティボルトは気に入らない。こういう抗争とかって、和解しようとすると抵抗する人が必ず出てくるけど、なんなんだろう。ティボルトを見ていると、結局アレだ、自分の強さとか価値が、抗争していたからこそ保証されていたのに、争いがなくなったら自分を証明するための何か他のものを探さなければならないからかな、と思った。ロミオが抵抗せずにボコボコにされればされるほど、ティボルトは困惑した顔をする。これって、戦争がなくなると強さを証明できないじゃんか!とがんばるアメリカ合衆国みたいだな~。

多分、この映画に萌えた全世界の腐女子のみなさんは、あのロミオがジュリエットを訪ねていくプールのシーンとか、ジュリエットの死体が横たわっている教会の映像とかが、セリフがピンとこなくても、ハートにブスブスと来たんでしょうね。私は、うーん、結構バカバカしいと思ったなー。こういうぶっ飛んだ設定って好きなんですけれども、上手くブレンドし切れてない感じしました。さっきも言ったけど、役者さんたちがシェイクスピアのセリフ回しに全然馴染んでないみたいだったし。現代語でやったら良かったかな?でもそうしたらなんの変哲もないMTV風青春映画になっちゃうか。

映画 バズ・ラーマン レオナルド・ディカプリオ クレア・デインズ ジョン・レグイザモ ポール・ラッド ハロルド・ペリノー ポール・ソルヴィノ ミリアム・マーゴリーズ ピート・ポスルスウェイト
映画★★★★★レビュー | コメント(4) | 【2009/04/23 22:39】
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コメント
この映画で、腐女子は萌えないと思いますよ;;

それはおいといて、バズ・ラーマンて色彩感覚がオカマさんやなぁ……というのがこの映画で、一番覚えてることです。
これは、『ムーラン・ルージュ』で更に強まりました。

あれ~ポール・ラッド出てましたっけ?
忘れてる~好きなのに;;
彼見たさに(いや、ナイジェル・ホーソンも)見たくて好きじゃないジェニアニの映画も見ましたよ;;
ジェイクといい、何で私の好きな人と共演してんのかしら(--〆)
【2009/04/24 17:29】 URL | まーちゃん #.17RNwB.[ 編集] | page top↑
まーちゃん、
そーなのよ!お金のためにジュリエットと結婚しようとする、市長の息子?だっけ?で、すごいマジメな男前の役で、

「え~!?これポール・ラッドじゃん!」

ってすっごい儲けた気になりました。
【2009/04/24 20:56】 URL | チュチュ姫 #-[ 編集] | page top↑
いやー、もう自他共に認める腐女子のアテクシは、超・超・超ツボです。このロミジュリ。
タイタニックもすごく好きだし、きっと私は映画ファンの方からみたらミーハーで浅いヤツなんでしょうね(笑)
いい年こいて恋に恋してるんですよ(笑)

きっと、突っ込みどころも色々あるんだろうけど、全然気にならないです。

>ジュリエットの死体が横たわっている教会の映像
とか、まさに胸キュンですね。
レオ好きだから、とかそういうの越えて大好きな映画です。

そうそう、『殺したいほどアイ・ラブ・ユー』でジョーイのお母さん役の人出てましたよねw

今更、すごいずれたコメントすんません。
【2009/05/25 17:20】 URL | C #RFphBmaY[ 編集] | page top↑
Cさん、

返事遅れました!

おや、こういう映画は、萌えのためにあるのであって、Cさんの観方は正しいんじゃない?ハマる人だけハマる映画ってあるのよ。
【2009/05/30 20:19】 URL | chuchu #-[ 編集] | page top↑
コメント、サンクスです!












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