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『その男ヴァン・ダム』-自虐的だけど愛もある、けど
JCVD

この人って、ベルギーの人だったんだね!いきなり英語じゃなかったので萎えたのですが、観ている内に面白くなってきて、なんとか英語字幕で乗り切った~。堂々とコメディに分類されていますが、笑ってていいんだろうか、コレ!?

JCVD
dvd on amazon.com
Produced: 2008
Director: Mabrouk El Mechri
Writing Credits: Frédéric Bénudis, Mabrouk El Mechri
Cast:
JCVD: Jean-Claude Van Damme
Bruges: François Damiens
JCVD's daughter: Saskia Flanders

確かに可笑しいところたくさんありましたけどね。ヴァンダムが郵便局強盗をして立て篭もっているというニュースが流れて、その郵便局の周りにはたくさんの野次馬が現れるんですが、未だにベルギーでは国民的ヒーローであるヴァンダム、ファンの一人が「Free Jean-Claude」と書いたプラカードを持って暴れて、警官に押さえつけられるところがサイコーでした。

監督のマブルク・エル・メクリはヴァンダムのファンで、完全にヴァンダムを茶化していた最初の脚本を書き直したらしく、映画は自虐的ではあるがヴァンダムに対する愛情も感じられていい。これが本当にヴァンダムがピエロのように扱われていたら、すごく後味の悪い作品になったと思う。

ウィキで読んでみたらヴァンダムのバックグラウンドはフィクションだけど限りなく本当のヴァンダムの現状に基づいており、話題になっている6分間の独白のシーンなど、ヴァンダムの即興が入っているところも多々あるのだとか。これを聞くとやっぱり、この手の男はみんな同じ運命を辿るのかしら~と思った。別れた奥さんと子供の養育権で争っているのですが、やっぱこの男に子供は預けられねーなーと。ヴァンダムに愛情のある映画なので、ダメダメなところも含めていい奴だなとは思うのですが、やっぱね~。

世間はヴァンダムがお金に困って郵便局強盗をしたと思っているのですが、本当の強盗がヴァンダムを警察との取引に利用している。その過程でヴァンダムの方が強盗のアイデアに溢れていることがわかったりして面白いんだけど、そもそもこの強盗団、人質のコントロールも出来ずに仲間割れとかしてて、金を持ち出している形跡もないし、何やってんだって感じです。

「郵便局の強盗なんて簡単だ、金を盗って12:45PMの列車に乗ればいい」

とか言ってるんだけど、そんな一番忙しそうな時間に襲わないで、閉店間際とかにすりゃあいいのに、と思った。だってヴァンダムが郵便局に行ったとき

「今日はもう閉まってます」「まだ6PMじゃないじゃないか」

ってやりとりがあって、これじゃぞくぞく客が来ておかしいと思われちゃうじゃん、とか。基本的に人質縛ったりしてないし。見張ってるアーサーって奴がヴァンダムのファンで、ヴァンダムの話に聞き入っちゃったり。一番コワそうな、クレイジーそうな真ん中分けの人(こういう変な人ってヨーロピアン!って感じするよねー)も、クレイジーなだけだし。

最後、ヴァンダムが空手を教えているシーンがあって、映画スターなんかにならないで、地味に空手のセンセイになってたらどうなったかなと思ったのですが、ってか、「映画スターになりたいと思ってなれんたんだから、文句言うのはおかしいと思う」的なことを映画を通して言うので、やっぱ「成功していい気になって身を持ち崩して今、ここにいる」って本人が後悔しているように受け取れるのですが、こういう世界観の人は地味な空手のセンセイしてても、地に足が着いたような生き方はできないんだろうなあ。

ミッキー・ロークの『ザ・レスラー』といい、若いときに作った債務は、中年で支払っていくものなんだな~と思わされますね。お金だけじゃなく、精神的にも。でも中年で払いきれれば、老年は渋~く、幸せになれるんだと思った。ヴァンダムよ、がんばれ。アタシもがんばらなくっちゃ。

エンディングの曲がアコースティック・ヴァージョンの『モダン・ラヴ』なのにめちゃくちゃ笑ってしまったのですが、このテイクすっごいいいんです。でもどこにもサウンドトラック・クレジットが載ってないんだよね。誰が演奏してるんだろ。

key Word
映画 その男ヴァン・ダム マブルク・エル・メクリ ジャン=クロード・ヴァン・ダム フランソワ・ダミアン ジヌディーヌ・スアレム カリム・ベルカドラ ジャン=フランソワ・ウォルフ アンヌ・パウリスヴィック サスキア・フランダース ディーン・グレゴリー
DVDで見た映画 | コメント(0) | 【2009/03/07 21:42】
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