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『それでも恋するバルセロナ』-レボリューショナリー・ロードよりよっぽどコワイです!
Vicky Cristina Barcelona

げええええ~これ恋愛・結婚の不条理をズバッと突いていて、『レボリューショナリー・ロード』よりよっぽど恐いですぅぅぅぅ~。NYからバルセロナにヴァケーションにやってくるアメリカ女性のヴィッキー役が、『プレステージ』でクリスチャン・ベイルのフラストレーション溜まりまくりの奥さんを演じたレベッカ・ホール、その親友・クリスティーナは、クリべーの愛人役を演じたスカーレット・ヨハンソン。二人がバルセロナで出会うウーマナイザーのアーティスト・ホアン・アントニオに『コレラの時代の愛』で1000人切りをしたハビエル・バルデム、その奥さんで超サイコなマリア・エレナがペネロペ・クルス

Vicky Cristina Barcelona
Produced: 2008
Director: Woody Allen
Writing Credits: Woody Allen
Cast:
Christina: Scarlett Johanson
Vicky: Rebecca Hall
Juan Antonio: Javier Bardem
Maria Elena: Penelope Cruz
Judy: Patricia Clarkson
このメンツじゃあ観ないわけには行きません。しかも監督・脚本がウディ・アレン。これはヒドイ話になること請け合いです。

スカヨハ演じるクリスティーナは、いつもアーティストタイプの人とばっかり付き合っていて、長続きしない。でも、親友のヴィッキーみたいに、退屈だけど安定している男と確実な結婚して落ち着くとか、そういう生活はしたくない。したくないことはわかっているんだけど、じゃあどんな恋愛・結婚・人生が欲しいのかはわからない。

これってアタシだああああ~~~!!!と爆笑してしまいました。ほんと、スカヨハっていつも私が共感するようなキャラ演じるんだよね~。

ホアン・アントニオは、画家、アーティストなので、かなりぶっ飛んでるというか、会って5分でクリスティーナとヴィッキーに3Pしよう、なんて言うことも厭わない。バルデム、カッコいいぜ~!なんかすっごい痩せて、男前になった。赤いシャツなんか着ちゃってさ。『ノーカントリー』で観た時、「なんてぶっさいくな男!」って思ったけど、どんどんセクシーに、魅力的になってくるね、この男は。

ホアン・アントニオの別れた奥さん・マリア・エレナは、これまたぶっ飛んだアーティストで、情熱的でテンパー高くて、ホアン・アントニオと別れるとき殺そうとしたくらいの女。『ブロウ』の時のビッチなペネロペですね。しょっちゅうタバコ吸っていて、しょっちゅう怒鳴っている。自殺したり、拳銃ぶっ放したり、危なくてしょうがない。

ヴィッキーは、ダグという婚約者がいて、もうすぐ結婚するという矢先に結局ホアン・アントニオとやっちゃって、好きになっちゃって、今までこれがパーフェクトな人生、と思っていたダグとの結婚に疑問を抱き始める。そこへ持ってきて、幸せな結婚をしていると思っていた叔母のジュディが、実は不幸だと知り、いよいよ結婚というものに猜疑心を持ち始める。

このパトリシア・クラークソン演じるジュディが重要なキャラで、それまでは全くの端役なんだけど、ヴィッキーがホアン・アントニオを忘れられないながらもダグと結婚し、自分の気持ちを誤魔化してでもなんとかやっていこうとしている矢先に、「はい、これが20年後のあなたです」って感じで、

「私は・・・・もう何年も夫を愛していないの。大事には思っているのよ。あんないい人はなかなかいない。だから、これで幸せを感じられないとしたら、それは私のせいだって、わかっているの・・・・・」

なんて言うんですよ!

これ、恐いよ~!これが結婚の一番恐いところじゃないかなあ?つまり、「一人の人を永遠に愛することが可能なのか」という究極のクエスチョンなわけですよね。キライになっちゃうのとは違う。相手の価値はわかっているし、何年も一緒にいて、居心地もいい。いい人だから、大事には出来る。でも愛していない!こんなの結婚直後に目の当たりにしたら、お先真っ暗ですよね。

クリスティーナの方は、ホアン・アントニオとサイコ元妻・マリア・エレナと、自由で型破りな三角関係になる。お互いの芸術を認め合い、支え合い、オープンにセックスをする。マリア・エレナは、

「私とホアン・アントニオはいつも愛し合っていたけど、私たちの関係は何かが足りなくて不安定だった。その足りない要素というのは、あなただったのよ」

とクリスティーナに言う。あんなに感情的なマリア・エレナなのに、ホアン・アントニオとクリスティーナにはヤキモチを焼かない。それどころか、マリア・エレナはクリスティーナとも寝る。

クリスティーナにとっては一見理想的に見えた関係だったのだけど、なんとなくこれじゃヤダ、と思う。なんかこの気持ちわかるなあ。要するにさ、ヴィッキーのような結婚はジュディのようになってしまうのはもう見え見えで、そんなのならしない方がいいじゃん、と思う。でも、じゃあどんな関係が理想的なんだ、って言ったら、わかんない。

で、ホント恐いのは、ヴィッキーとクリスティーナは、バルセロナでこれだけ色々な体験をしたにも関わらず、全く答えが出ていない!

要するに、上手く行く恋愛・結婚なんてものはなく、ヴィッキーやジュディのように欺瞞は欺瞞として受け入れ、感情を誤魔化して続けていくか、クリスティーナのように自分に正直にやって行くなら、出逢いと別れを繰り返していくしかない、と言っているのです!救いがない~~~!!!これってほとんどホラー映画ですよ!

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Key Words
それでも恋するバルセロナ ウディ・アレン ハビエル・バルデム ペネロペ・クルス パトリシア・クラークソン レベッカ・ホール
この映画がすごい!! | コメント(4) | 【2009/02/23 08:49】
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コメント
チュチュさん、
私も「結局、誰と結婚しても上手くいかないんだ」と気づいたとき、もう死にたくなったわ。

http://thinkingdays.blog42.fc2.com/blog-entry-699.html
【2009/07/28 09:00】 URL | 真紅 #V5.g6cOI[ 編集] | page top↑
真紅さん、

でもさー、結婚とか恋愛なんて、人生の一部でしかないから。他の幸せもたんまりあるって。
【2009/07/31 00:33】 URL | チュチュ姫 #-[ 編集] | page top↑
観てないワタシがコメするのはいつもの事ながら気が引けるのだが・・・・・(姫がもぐっているので書く~)

結局、誰と結婚しようが上手くいくんじゃないでしょうかね、要は本人の欲求の方向次第で。
結婚とか恋愛って人生の中の背景みたいなもんで、そこで自分がどう存在し生きていくのか、みたいな。(恋愛に不向きな自分が言ってもなんだけどw)

そうそう、他の幸せもたんまりあるよね。要はどこを見るか、じゃないかしら。
【2009/08/07 00:36】 URL | 百 #mQop/nM.[ 編集] | page top↑
百さん、

ごめんよ~もぐってて!

賛成です。「好きだから結婚する」んじゃなくて、「結婚する目的はなんなのか」をちゃんと持ってる人は、別れないよね。

最近は、男ってのは「居るときは居るし、居ないときは居ない」としか思わなくなってきた。
【2009/08/07 00:40】 URL | チュチュ姫 #-[ 編集] | page top↑
コメント、サンクスです!












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