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『マイ・プライベート・アイダホ』-アート的リヴァーとキアヌ
My Own Private Idaho

いや~これ当時は若手2大アイドルのキアヌ・リーブスリバー・フェニックスの共演ということで、世界中の腐女子が萌え狂った映画なんですけど、今回観たら、一番萌えてるのは監督のガス・ヴァン・サントだと思いました。

My Own Private Idaho
dvd on amazon.com
Produced: 1991
Director: Gus Van Sant
Writing Credits: William Shakespeare, Gus Van Sant
Cast:
Mike: River Phoenix
Scott: Keanu Reeves
Bob: William Richert
Budd: Flea
Hans: Udo Kier
Carmella: Chiara Caselli
ガス・ヴァン・サントって、同性愛者でしたっけ?なんか、ソフィア・コッポラに匹敵する「自分の趣味丸出し」ぶりだなあ~。リヴァーは、ストリートに住む男娼・マイクで、ナーコなんちゃら、という病気で突然どこででも眠ってしまう。無防備に眠っている、金髪がふさふさした、すっっっっっっごい痩せてるリヴァー・・・・・。これが趣味でなくてなんなんでしょう。

その眠ってしまったマイクをかいがいしく世話するのが、ブルネットにきりりとした、エキゾチックな顔立ちのキアヌだもんなー。しかもキアヌ演じるスコットは、マイク同様男娼をしながらストリートで生活しているが、実は市長の息子で、21歳の誕生日になったら多額の遺産を相続し、一家を継ぐことになっていて、今の生活は単なる「社会に対する反逆」としか思っていない。

ウィキによると、同性愛とか、崩壊家庭とか、テーマがテーマなので、若い俳優たちが仕事を請けてくれるのか、製作者側はすごく心配していたらしいのですが、意外にもキアヌのエージェントは二つ返事で「やるやる」と言ってきた。しかしリヴァーの方は、本がリヴァーのところまで辿り着く前にエージェントがもみ消したらしい(リヴァーのお母さん?)。

で、たまたまキアヌがリヴァーと個人的な友達だったので、脚本を届けてくれるように頼んだら、キアヌは自分ち(場所忘れた)からリヴァーの住むフロリダまでバイクで旅をし、脚本を渡したという、まるでこの映画の1シーンのようなエピソードが残っている。

一番見ものなシーンは、マイクの母を訪ねて、マイクとスコットがバイクで旅をしている途中、夜たき火を囲んで座っていて、マイクがスコットに告白する場面。スコットは、自分は商売で男と寝るけど、実はゲイではないんだ、とやんわりマイクを振る。すると、「わかってるよ・・・・」と身体を前後に揺すりながら、

I really wanna kiss you, man....

ってマイクが言う。これ、ゲイの人が見たら、胸がキュウウウウンってなっちゃうんじゃないかなあ。するとスコットは、マイクを「ほら、抱きしめてあげるから。一緒に寝よう」と言って、二人は抱き合ったまま眠るのですよ~!これモロ妄想の映像化だ~。

あと、旅の途中でドイツ人の男性(ウド・キア)とお金のために寝る2人なのですが、セックスシーンをストップモーションで撮ってるんだよね。これは印象的だった。しかも、フィルムを止めているんじゃなくて、本当に役者がそこで止まっている。だから、ちょっとグラグラしたり、ぴくっと動いたりするの。でも表情とかも作ったまま止まってて、なんだかとても面白いシーンになってます。

キアヌってあんな腐女子ウケしそうな容姿ですが、実は学校でフットボールをやっていたり、結構マッチョなところがあって、このゲイ・セックスのシーンは、実際にセックスの演技をしているわけでもないのにすっごいイヤだっらしく、「2度とゲイ・セックスのシーンはやりたくない」と言っていた。キアヌってこの頃、ほとんど女の子との噂がなくてゲイだと思ってたんだけどな。

この映画では意外にもキアヌがいい演技しているんだよね。キアヌってさ、しゃべり方というか、セリフの間というか、なんだかぎこちなくて、見てて居心地悪いんだけど、この映画ではすごく自然なの。時々、いつもの「居心地悪いキアヌ」になったりもするんだけど、だいたいはすごいいい感じ。

で、遺産相続したあと、今までのきったねー革ジャンとかから急にビシッ~!っとスーツ着て出てくると、イッジョーにカッコいいんだよね。これもガスたんの趣味丸出しだな~。

ストリート・キッズたちは、廃屋になったシアターだか、大きな建物にみんな一緒に住んでるんだけど、この中で舞台みたいなお芝居が繰り広げられる場面がある。で、後で調べたら、キアヌ演じるスコットってのは、シェイクスピアの『ヘンリーIV』にユル~く基づいているらしい。キアヌって、シェイクスピアとか舞台嗜好があるらしいんだけど、この人の演技ってもしかして、舞台演技だから映画ではぎこちない感じになっちゃうのかしら?

この舞台劇のシーンは学芸会みたいだった。映画全編を通して、すごく素人っぽさというか、青臭さというか、表層的な感じがした。マイクもスコットもすごくユニークなキャラなのだけど、、それを掘り下げて行くといういより、アートとして捕らえようとしている、という印象を受けた。

Key Words
映画 マイ・プライベート・アイダホ ガス・ヴァン・サント

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今日観た映画 | コメント(3) | 【2009/02/22 21:26】
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コメント
これ、長い間見てないな~
行方知れず、家の中で。
一部屋なのに(>_<)
それはおいといて、ガス・ヴァンサントは配役に趣味丸出しだと思います。
『パラノイド・パーク』も、男の子は端役すらホント可愛い子集めましたって感じですが、女の子はルックス以外に重きが置かれているようです。
『ミルク』は、案の定、アカデミー賞で作品賞は取れませんでしたね。
こういうテーマの映画が作品賞を取れる日は来るのでしょうか?

追記:『パリ、ジュテーム』の短編も監督の趣味丸出しだと思います(^_^;)
【2009/02/23 17:25】 URL | まーちゃん #.17RNwB.[ 編集] | page top↑
あ~なつかしいですね これ!私も萌えたうちの一人です。当時のキアヌはバカっぷりがかわいかったし リバーも本当にきれいで。

でも 今も生きていたら レオナルド・ディカプーのようになってたかと思うと なんか悲しい。
だけどやっぱりどんな姿でも生きててくれた方がよかったなー と センチメンタルになってしまいました。
【2009/02/25 12:40】 URL | プリシラ #-[ 編集] | page top↑
プリシラさん、

そーですね。リヴァーって、どうなってたのかなあ、なんて思うときありますよね。
【2009/02/25 22:17】 URL | チュチュ姫 #-[ 編集] | page top↑
コメント、サンクスです!












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