|
|
|
Goodfellas
いやー、久々に観ちまった。これもすっごいお気に入りなんすよー。最高に面白いですよね。これを撮った頃って、ジョー・ペシもレイ・リオッタもロレイン・ブラッコ もあんま有名じゃなかったですよね?
なんつってもレイ・リオッタがかっこいい!それにこのヘンリー・ヒルって人は、マフィアなんだけど、なんだか普通の人で、それをレイ・リオッタが上手く演じているのですよねー。貧しいブルーカラーの家に育ったヘンリーは、近所でブイブイ言わせているマフィアを見て、自分もああなりたいと思う。で、マフィアの使いっぱになって学校に行かなくなると、父親が怒って、ヒドイ折檻をされる。 それでもマフィアになった気持ちがわかるなあ。ヘンリーのお父さんは、いくら働いても生活が楽にならず、いつもイライラしている。あんな人になりたくない!と思ったら、こうなっちゃうよねー。確か『ブロウ』では、レイがお父さん役で、「こんな風になりたくない」と思った息子役のジョニー・デップがドラッグ・ディーラーになっちゃうんだよね。面白いよなあ。 まだヘンリーが子供の時のマフィアって楽しそう。それこそ車の駐車から親分たちの経営しているピザ屋の手伝いから、かばん持ちまでなんでもやるんだけど、いつも笑顔でいきいきと仕事するヘンリー君。強盗が大好きなジミー・コンウェイ(デニーロ)のお手伝いをして警察に捕まって、刑を言い渡された時、親分のポーリーを初めとしてマフィアのおじちゃんたちが 「おめでとう!!これで一人前になったなあ!」 と裁判所の外で暖かく向かえてくれる! このシーンは結構重要で、ヘンリーが 「ジミーさん、ごめんなさい。ヘマして捕まって・・・・」 と言うとジミーは、 「何言ってんだ。お前は捕まっても仲間を売らなかった。お前は正しいことをしたんだ。お前は本当の仲間だ。誇りに思うぞ」 と言ってくれるんですね。で、のちのち、30年後くらい?にマフィアのおっちゃんたちは、可愛がっていたヘンリーに売られて、獄中で死ぬことになるのですよ・・・・・。 あと、この映画って、ペシの出世作だよね!誰でもバンバン撃ち殺してしまう、サイコなモブ、トミー!すっごい面白いヤツで、飲んだりカードやったりしている間ずーっとジョーク言いまくってるんだけど、いきなり怒り出して、怒ったらバンバンぶっぱなしてしまう。ヘンリーとトミーは、ジミーの弟分として一緒に大きくなったので、トミーが誰か撃ち殺しちゃったりすると、ヘンリーとジミーが死体を埋める穴を掘るのを手伝ってやったりして、微笑ましいんだな~。 あと、ヘンリーの奥さん・カレン役のロレイン・ブラッコがいいの!ヘンリーにデートすっぽかされて、「あんた!何様だと思ってんのよ!」と、他のモブのおっさんたちの前でヘンリーを怒鳴りつける。今まで全然カレンに興味がなかったのに、この怒髪天を突いているカレンに魅力を感じるヘンリー。でも本当に、赤いドレスを着て怒っているロレイン・ブラッコ、すっごい印象的なんだよ。この娘が、最初は「肌は汚いし、安物の服を着て、子供を折檻しまくっている、信じられない」と思っていたモブの奥さんたちに段々感化されて、変わっていく様子を好演していたなあ。最初は本当に可愛らしい(舌足らずだし)んだけど、最後の方、マジでヤクザの奥さんしてます。 あと、サミュエル・L.・ジャクソン がちょい役で出てるんだよね。ちょい、と言っても結構重要っていうか、ジミーが成功させた一世一代のルフトハンザ・強盗に一枚噛んでいて、ヘンリーいわく 「スタックスは、いつもバーでギター弾きながら歌ったりして、気のいいやつ」 ってことで、すっごい若くてすっごい痩せている黒人の粋なにーちゃん、スタックスを好演。で、強盗に使ったトラックを運転する役目を仰せつかったのだが、マリファナでハイになってトラックをきちんと処理しなかったため指紋が見つかってしまい、トミーに撃ち殺されてしまうのだ。 このルフトハンザ・強盗の後、ジミーがナーバスになって、仲間を次々に殺していくあたりからちょっと「やっぱモブって怖い!」って感じになってくる。なんか、いつも一緒に遊んだりしているのに、いつそいつに殺されるかわからない、ってどんな気分だろう。トミーがスタックスを殺しに行った時一緒だった人が、トミーのツッコミに対してボケ役の人で、一緒にしゃべってるとすっごい可笑しいのだけど、この人がミートトラックの冷凍室に吊るされて死んでいるのを観るのは、何百回観ても辛い。 今回観てて思ったんだけど、マフィアの人たちって結局、親分に仕事貰って、それをやって稼ぐか、ジミーのように頭の切れる人は、自分で強盗とかを計画して、仲間を集めてやり、儲かったら親分に分け前を収めて、みたいに生活しているらしい。だから、一つの大きいグループのようでいて、中ではジミーの仲良しグループ(トミー、ヘンリー)が儲けてブイブイ言わせていて、お金を運んでくるからオヤビンのポーリーもジミーたちがお気に入り、みたいな。 でも、ヘンリーが刑務所に入っている間、ポーリーもジミーもヘンリーの家族の面倒は観てくれず、ヘンリーはムショでドラッグを売って、家族を支えるんだよね。涙ぐましい。それで「これは儲かる」と思ったのだけど、出所してくるとポーリーはドラッグに手を出すな、という。自分も大ボスのヴィニーもトシだから、ヘンリーから足が付いてムショで死ぬことにでもなったらイヤだから、かなり保守的になっている。 普通の会社と変わんないよね!ヘンリーはなんだかんだ言いながら結局誰もあてにならないことを悟り、ドラッグで大儲けするんだけど、運び屋に使っていたベビー・シッターの女の子とか、コカインの精製をやらしていた愛人とか、まーそういう素人が絡んでくると色々ユルくなってくるようで、足がついて捕まってしまう。この辺も、若い新入社員を使いこなせない部長クラスのようでなんだか笑える。 これって、当時すっごい新しいモブ映画だったと思うなあ。『ゴッドファーザー』みたいな、湿っぽい劇画調の「任侠!」みたいなアプローチをバサっと切り捨てて、すごくドライに、しかしリアルに、モブの世界を描いている。ヘンリーって普通の人、って書いたけど、みんな普通の人で、でも人を殺したり、殺し殺されが当たり前の状況で「普通の人」でいられる、っていうのが面白い。 劇画調っていえば、『ゴッドファーザーのテーマ』って映画観た事ない人でも知っているくらい有名じゃない?『グッドフェローズ』はああいうテーマ曲はなくて、当時のヒット曲をバックに使うんだけど、『レイラ』のエンディングをバックにピンクのキャディラックの中で撃ち殺されている夫婦とか、バーで「うーん、あいつは殺った方がいいな・・・・」なんて考えているデニーロのバックに『Sunshine of Your Love』のイントロがかかったりとか、すごく新鮮で印象的な音楽の使い方だった。 key Word 映画 グッドフェローズ マーティン・スコセッシ レイ・リオッタ ロバート・デ・ニーロ ジョー・ペシ ロレイン・ブラッコ |
|
今ちょうど見てるけどジョージハリスンの曲だと思うけど知りませんか?
今さらだけども、”what is life”が使われてたような気がします
思えば基本的にフィルスペクター固めの映画だったんだな |
|
|
| トラックバックURL削除 |




