スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
| 【--/--/-- --:--】
本袋 | 映画袋 | 音楽袋 | 記事袋
『ハートブロッカー』-ちょっと暗過ぎ!
Kabluey

話はすごく世相を反映してていいんですよね。リサ・クドロー演じるレズリーは、2人の腕白坊主を抱え、旦那はイラク戦争に行ったきり1年半。最初、レズリーが、旦那のお母さんかなんかに電話しているシーンから始まるんだけど、仕事に戻らないと生活していけないのに子供を保育所に預けるお金がないし、なんとかかんとかだと子供の健康保険を取り上げられるとか色々言ってて、要するに旦那が国のために戦っているにも関わらず、残された家族がきちんと生活できるような制度になってないんだ!ってことがこの会話で分かるようになっている。

kabluey
Produced: 2007
Director: Scott Prendergast
Writing Credits: Scott Prendergast
Cast:
Leslie: Lisa Kudrow
Salman: Scott Prendergast
Betty: Christine Taylor
Brad: Jeffrey Dean Morgan
その上、旦那のお母さんも冷たくて、全然助けてあげる気がない。で、レズリーの旦那の弟で、30才過ぎても定職に就けないサルマン(スコット・プレンダーガスト)をベビーシッターさせに送るから、という。

サルマンは、コピー屋のバイトをクビになるほどの負け組みなので、スーツケース一つでやってきて、レズリーのベッドさえない予備の部屋で、寝袋で寝る。で、レズリーが仕事に行っている間腕白どもの面倒を見るのだが、普通の人でも手に余るような男の子たちなので、失敗ばかりし、レズリーに出て行ってくれと言われる。

でも、サルマンはお金がなく、どこへも行くところがないという。しょうがないのでレズリーは、自分の会社で募集している広告のためのぬいぐるみを着てチラシを配るバイトをサルマンに紹介する。

しかしさ、最近こういう暗い話、多いよね。さっき「世相を反映している」と言いましたが、みんなお金に困ってたり、仕事がなかったり、仕事があっても自尊心ボロボロになる仕事だったり。レズリーが働く会社も、傾きかけたドットコム会社かなんかで、建てた大きいビルディングにテナントが入らず、経営不振。そのテナントを募集するチラシを配るのがサルマンで、タイトルのKabluey(カブルイーだったかな)は、サルマンが着る、会社のマスコットのぬいぐるみなのだ。

リサ・クドローが出てるからオフ・ビートに可笑しいかと思ったんだけど、彼女の演じるレズリーは、本当に生活に疲れ切っていて、全くユーモアがない。本当に暗ーく、静かに怒ってる。いるでしょ、本当に自分のことキライな人ってか。で、彼女が浮気する相手が、ジェフリー・ディーン・モーガン演じるブラッド。『P.S. アイラヴユー』では可愛い、と思ったけど、こちらでは本当に、濃いぃ、バタ臭ーい、いやらしーい、仕事が必要な女に取り入って寝るような男を、髭剃りあと青々、って感じで演じてて、う~ん、印象変わったぞ!

アマゾンとかのユーザー・レヴューとか読むと、けっこう面白いって言ってる人多いので、単に私がオフなギャグを理解できなかっただけかもしれない。でも正直言って、そんな台詞のはしはしまで気を配るような観方してなかったけどね。ものすごくスローで退屈で、ほとんど放心状態で観ていたからさ~。だから冒頭の電話の内容とか、きちんと記憶にないの。

ほんと、『ザ・ファーム』とかああいうバブリーなおバカ映画が懐かしいよ。なんかこういう映画観ると身に詰まされるもん。本当に「がはは」と笑えるなら、気分も晴れていいけどさー、ここまで暗いとやるせないよ。

key Word 映画 Kabluey リサ・クドロー スコット・プレンダーガスト ジェフリー・ディーン・モーガン クリスティーン・テイラー
DVDレビュー | コメント(2) | 【2008/11/01 07:12】
本袋 | 映画袋 | 音楽袋 | 記事袋

PREV: 『サンシャイン2057』-スローなSF
NEXT: 『僕らのミライへ逆回転』-映画に対する愛情を感じます

BOOKSMOVIESMUSIC ALL ARTICLES

It's stupid to say "don't watch it, if you don't like it"!! Click here to return Home!!
コメント
チュチュ姫サマ
「大今里シネマ通信ブログ」の森です。

時々、コメントを頂き、ありがとうございます。
今まで、コメントに対する返事の仕方がわからなくて、ついつい返信コメントできませんでしたが、最近、やっとその方法がわかりました。

ところで、
この「KABLUEY」って作品、日本でも「ハトブロッカー」ってタイトルで、今年の夏、リリーされました。
おっしゃるように、なんかクラ~イ話でしたが、とぼけたユーモアみたいなもんが全体を包んでいて、個人的には愛着がもてる作品でした。
主人公が、ほんのちょっぴり成長するってところが、ジーンときちゃうんですわ。
一番グッときたのが、私のブログでも書いてますが、バスの中のオジイさんの魔法瓶のエピソード。
あれで、主人公が、他人への思いやりにも目覚めていったってのが、その映像だけで理解できるし。
しかし、あのKABLUREってヌイグルミ、無機的なのに、微妙に愛らしいというか。
【2010/09/07 14:28】 URL | 森晴樹 #-[ 編集] | page top↑
森さん、

情報ありがとうございます!早速アップデートしました。

そーですかー、私はなんか波長が合わなかったですね。もう一回観たら印象変わるかもしれんけど。

【2010/09/07 21:40】 URL | chuchu #-[ 編集] | page top↑
コメント、サンクスです!












管理者にだけ表示を許可する

すんません、トラックバック、スパムがひどすぎるんで、全面禁止にしました。トラックバックしたい人は、コメントと共に、自分とこの記事のURLくっつけといてくれればいいすから。
トラックバックURL削除


「嫌いなら観なきゃいいじゃん」と言うほど馬鹿げた理論はない!とアジテイトする『姫のお楽しみ袋』

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。