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『Reprise』-ノルウェーの映画です
Reprise

うちの近くの図書館で、月一回、無料で外国映画を見せるプログラムがあったので、ご近所の映画友達・パティさんを誘ったら、当日、パティさんのお姉さんのジャッキーも「行きたい」と言って、3人で行ってきました。

Reprise
Produced: 2006
Director: Joachim Trier
Writing Credits: Joachim Trier, Eskil Vogt
Cast:
Phillip: Anders Danielsen Lie
Erik: Espen Klouman-Høiner
Kari: Viktoria Winge
Geir: Pål Stokka
Lars: Christian Rubeck
図書館のミーティング・ルームで、白い垂れ幕にプロジェクターで映す、というものなので、映像も音響も全然良くないのですけど(『僕らのミライへ逆回転』のラストシーンみたいな感じ)、その日の映画の国の食べ物がちょっとしたスナックとして饗されたりして、みんなでそれを食べながら観る、っていうのはなんかほのぼのして良かったです。

今回はノルウェー映画なので、ノルウェーのチーズ、スモークサーモン、うす~いクラッカー、あとジェリービーンズとかM&Mなどのキャンディ。

今、夕飯食べないようにしているので、ちょこっとだけ味見しただけだけど、チーズおいしかったですよ~。

さて、映画なんですけど、2人の男の子が主人公。エリックとフィリップは、20代前半。2人とも作家を志しており、自分の書いた原稿を入れた分厚い封筒を、同じ日に郵便ポストに投函する。エリックもフィリップも本を出版することになり、二人は友達同士だと話題になり、新聞でもお隣同士で紹介される。

・・・・というのはエリックの白昼夢で、実はフィリップの本は出版され、エリックは、自分は才能がないと思い知らされる・・・・・。

しかし半年後、エリックとその親友の男の子たち3人は、精神病院だかリハビリ施設だかにフィリップを迎えに行く。家まで送っていくと、フィリップのお母さんが迎えてくれるがフィリップは、

「どうしてカリの写真を捨てたんだ」

と怒り出す・・・・

とこんな感じで、カリという女の子がフィリップの彼女であったことがわかり、段々なぜリハビリ施設に入っていたのかわかり、と、ブツ切れに話が進んでいきます。

言語は完全にノルウェー語(ってあるっけ?)なので、私は英語の字幕で見なくてはならず、すっごい物語を追うのが難しかったので、登場人物の行動の裏づけとかが示唆されるだけなのか、きちんと映画の中で説明されたのか定かでないのですが、多分、いい映画にある「全部口で説明しない」タイプの映画だと思います。

時系列も行ったり来たりだったり、冒頭の、エリックとフィリップが両方とも本を出版する、というくだりのように、登場人物がこうあったらいいな、という場面が挿入してあったり、要するに現在・過去・未来、現実vs.夢などを並列に見せていくので、すごいわかりにくいかと思ったんですが、案外わかる、というのは結構コレってすごい映画なのかも、とか思いました。

映画の後にディスカッションがあって、フィリップは、本が出版されて有名になったのに、そのことにプレッシャーを感じてヤク中になり(多分)、自殺未遂までして(多分)、結局2度と書けなくなってしまう、というところにオーディエンスはシンパシーを感じていたようです。ジャッキーは、「確か『ライ麦畑で捕まえて』のサリンジャーも、書けなくなったりしたはず」とか言ってました。

最後は、エリックの方がオスロ(主人公たちが住んでいる町)を出て、誰も知り合いがいないところに自分を置くことでどんどん書けるようになり、フィリップはもう書くのをあきらめて、カリとの関係を取り戻そうとする、という感じのラストで、人間の人生ってどう転ぶか、最後までわからないものだというのがテーマなのかな?と思いました。タイトルの「Reprise」と言うのは「もう一度演じる」という意味らしく、例えば、フィリップがカリと昔パリへ行ったことがあり、再び一緒に行ってみたりとか、昔みんなでライブで聴いた曲を、少し大人になった今、結婚式で演奏してみたりとか、昔のことを「もう一度」やってみることによって自分を見つけていく、みたいなことを示唆しているんじゃないか、とディスカッションでは言ってました。

来月はヒンズー映画だそうです(スナックは何がでるのだろう?)

映画 ノルウェー
映画レビュー | コメント(2) | 【2009/06/17 03:54】
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コメント
これ私も観ました~。感想とか書くのすっかり忘れてましたが…。

出版社の女性だかがマッチョつーか女性蔑視的な男に腹立ててたのに後になってくっついてるようなシーンがあったような覚えがあるのですが そこで「そうだよな~こういうことってよくあるよな~でも後で不幸になったりするんだよな~」とか 意地悪なことを考えたりしました。

若くして賞をとったりすると 後になって書けなくなる というパターンはよくあるようで 結局引出しにストックをたくさん貯める前に世に出ちゃうから と聞いたことがあります。
だからって年をとったから熟成するかというとそうでもなく。
難しいですね。
【2009/06/18 21:40】 URL | プリシラ #-[ 編集] | page top↑
プリシラさん、

多分、芸術つかアートって、そんなに量産できるものじゃないんですよ。良く「一発屋」って言われるけど、一つでもすごいものができるってことがすごいことなんじゃないかしら。
【2009/06/19 19:49】 URL | チュチュ姫 #-[ 編集] | page top↑
コメント、サンクスです!












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