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Indiana Jones and the Kingdom of the Crystal Skull
ケイト・ブランシェットが一体どんな役を演ってんだろ、という興味だけで観に行ったのですが、彼女は泣く子も黙るKGBの、氷のように無表情な女科学者役で、ロシア訛りの英語、表情、動作、髪型、と完全になりきってたんだけど・・・。 さらば、ベルリン』でも、『アイム・ノット・ゼア』でも思ったんですけど、この人マネが上手過ぎて、もうパロディとスレスレなんですよね。なんかほとんど『ボラット』の女版つーか。笑わそうと思ってないから却って可笑しいのかなと思ったけど、『あるスキャンダルの覚え書き』で最後にブチ切れた演技も、実は狙ったんじゃないか、という説もあるので、油断ならないなと。もし、なんか世間が許さない不倫とかして、まともな女優として干されても、異人種モノマネで立派に食っていけると思いました。 それに引き換えシャイア君の冴えないこと。でもねえ、これは本人のせいじゃないよ。まず、この子、不良の役は似合わない。リーゼントにバイクってのが、全然カッコ良くない。つんつるてんのジーンズ履いて・・・。それにさあ、若い俳優さんを持ってきたのは、ハリソン・フォードの肉体的衰退をカバーして、アクション担当してもらうためだと思ってたのに、活躍する場面がほとんどないんだもん。。唯一の見せ場が、ターザンみたいにサルと木のつるべを渡っていくところだもんなあ。今時あんなダサいシーン、ディズニーでもないよ・・・。ケイト・ブランシェットとの剣の一騎打ちもあるじゃん、って言うかもしれないけど、あれはケイト・ブランシェットの方がカッコ良かったし。 いやもー、ホントに、ハリソン・フォードが痛々しかった。だって『最後の聖戦』のショーン・コネリーを彷彿とさせる老け具合なのに、高いところから落っこちたり、床に投げつけられたりすると「大丈夫かな〜」と思っちゃう。この人、インディアナ・ジョーンズ3部作の頃って、マジちょおおおおおおカッコ良かったじゃん。あの「ニヤリ」と笑う、悪そ〜な顔!!!それがさー、なんか冴えなくなりましたよ。老けたというだけじゃない、エネルギーというか、はじけるモンがなくなっちゃった。バカ度?!若さを失う代わりに老練さを身に着けた、てんじゃなくて、普通のおっさんになってしまったな、という。 それに、それにぃぃぃぃ〜!!!!あの『失われたアーク』でヒロインだったマリオンがぁぁぁ〜〜〜!!!!この人すっごい可愛らしくて大好きだったのにぃぃぃぃ〜〜〜!!! 四角くなっちゃったよ! 全く、この映画はどこまでもどこまでも「歳は取りたくない」と思わせる映画でしたね。四角くなったマリオンを見ながら、 「アレがコレになっちゃうんだったら、私は一体ナニになるのだろう?」 という、恐ろしい考えが頭の中をぐるぐる回ってました。この人も、老けただけならまだしも、いかにも現役遠のいていたところを引っ張り出されてきましたって感じの演技で、マジ超ガッカリさせられました。 単に役者たちが老けた、と言うならまだしも、コンセプト自体が古臭く感じて、そこがまたショックでした。昔の3部作はあんなにウキウキしながら観てたけど、 「もしかして、今観たら意外に面白くなかったりして?!」 と一抹の不安にかられました。このシリーズの十八番である、寂れた洞窟とか、暗号とかで開く秘密の塔とか満載なんですけど、ディズニーランドみたいなの。満載っていうより、食傷気味。カーチェイスも、アクションも、豪華なセットや特撮も、必然性が余りないのにガンガン出てくる。 映画好きの友達に、インディ・ジョーンズの新作良くなかったって言ったら、そりゃ、あの伝説の3部作は越えられないよ、って言ってたけど、もうそういう次元のダメさじゃないんだよ。これを撮る事で、何をしたかったのかさっぱりわからない。ノスタルジアに浸れるほどの3部作オマージュも感じられないし、かといって、斬新な切り口でもないしさー。大体、エイリアン・コンセプトって今時古いよなー。タイトルになってる「クリスタル・スカル」は、プラスチックみたいだし。エンディングなんか超バカバカしかったなー。 なんかねー、昔と違って、イマジネーションが貧弱なんだよね。まず素晴らしいイマジネーションが存在して、それを再現するのに多額のお金をかけてセットを作るべきなのだけど、そのイマジネーションが錆び付いてるんだよね。新たに創作したいものが存在しないのに、なんで新作なんか撮ったのだろう? これに比べたら、『ダイハード4.0』の方が全然いい。マクレーンは昔どおりの分からず屋で、80年代のメンタリティ丸出しで今時の若者と接していたり、「ばかやろー、歳とったからってなめんじゃねえ」って開き直って、ノスタルジー全開で。だから逆に、若いサイドキックとほのかな友情が芽生えるところなんかも自然だったりして、それなりのクオリティが楽しめる映画だった。ジャスティン・ロングはハマり役だったし。 これネタバレになっちゃうのかな。ウィキでも大々的に書いてあったから、もうみんな知ってるのかも知れないけど、(この先は注意して進むべし) シャイア君が演じるマットは、ジョーンズ博士とマリオンの子だっていうことを劇中でインディが知らされるわけよ。するとインディは、さほど驚いた様子もなく 「Son, son (息子よ)」 て呼び始めるわけよ。それも不自然だなと思ったんだけど、マットが 「俺はあんたの息子じゃねえ」 って、不良が似合わない上に、ものすごベタな切り返しなんかして、見てる方はシラ〜っとしてしまうのよ。で、それが大冒険が終わった後、マットが、 「これからは、なんちゃらなんちゃらだよな、オヤジ!」 と、太陽をバックにインディのことを父親と認める、という。なんかもう、目が点。しかも、焼けぼっくいに火がついたインディとマリオンは結婚しちゃうしさ。いや、いいよ、それでも。でもそこに持って行くまでの成り行きがおざなりなんだもん。 まだまだ突っ込みどころいっぱいあるんだけど、もういいや。 key Word 映画 インディ・ジョーンズ クリスタル・スカルの王国 スティーヴン・スピルバーグ ハリソン・フォード シャイア・ラブーフ ケイト・ブランシェット インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国
| トラックバック(0) | コメント(18) | ブログ・レポ | 【2008/06/04 08:51】
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3部作が大好きなだけに今回もかなり期待してますが、
チュチュ姫さんのレビューを読むと、 なんとなく嫌な予感が・・・・・(涙) 私もダイ・ハード4.0は期待以上によくて すごく嬉しかったのですけどね。 そのレベルは難しいのか・・・・。 でも、とりあえず見てまいります!! Minitaさ〜ん、
いやねー、20年ぶりの新作!って言ったら、「まあ、悪くなかったじゃん」程度で嬉しいものですが、これは、ちょっとボーゼンとしちゃいました。すごい混んでるかと思って早く行ったけど、ガラガラだったのもうなずけます。 あーちょっと見に行こうと思ってましたが。。。じゃあ「少林少女」にします。
ニット帽さん、
すっげー久しぶりじゃありませんか!お元気でしたか?アボカドは育ってますか? げ、私の意見なんか聞いて行くのやめないでください!責任取れないよおおおお 試写会にいってまいりました〜!
もう生ジョージ・ルーカスとハリソン・フォードの舞台挨拶だけでおなかいっぱいになっちゃいましたわ(笑) 内容については、う〜ん。ちょっとピリっとしなかったかな。 やっぱり、宇宙人ネタはピンとこなかったし、 チュチュ姫さんのいうとおりシャイア君のキャスティングは私もどうかと思いました。 もさもさしてる・・・・。 やっぱり、切れ味するどいちょっとばかり色気のあるワイルドな若者がよかったな〜。 だって、インディの若き日を演じたのはリバー・フェニックスでしたよね。 シャイア君は本当にインディの血をひいてるのかよ!とか思っちゃった。 3のインディと父の関係性にちょっとつながりをもたせたい意図があったかもだけれども、 あれに比べてぜんぜん魅力的でない父子でした。中途半端だな。 ああ・・・・。 レビューは整理してUPする予定です(笑) でも、まあ「レイダース・マーチ」が流れる映画館で、 またインディが見られるってだけでも幸せでしたけどね。 >シャイア君は本当にインディの血をひいてるのかよ!とか思っちゃった
爆!!そうそう、説得力ないですよね、あの親子。そうそう、リバー・フェニックス・・・・・リバーがわーっと暴れて、帽子を拾うと、ハリソン・フォードになっているシーン、最高でしたよねー(しかもあのワルい"ニヤリ"で) そうですか〜
結構期待してたんですけど…… まぁ、あんなじじぃで大丈夫かよ!?(←失礼;;)とは思ってたんですが…… そういえば、3部作を映画館で観たことないですね〜。TVで放映された時もちゃんと観たことないかも。 何だ、あんまり好きじゃなかったのか……(笑) まーちゃん、
私は、インディ・ジョーンズ大好きだったので、がっかりですよ!でもこの手の15年ぶりの新作!とかそういうのって、「ダメだろうな」と思って観て、まあまあだったら「褒めてあげる」くらいの感じなのよね。だからダメ元ってゆーか。 チュチュさんの
「もう、いいや」 がすべてを表してますね…。 映画館で皆さん楽しんでたようなので ご家族にはよい作品だったと思いますよ。子供むけ と 言い替えてもいいのかもしれないけれど。 プリシラさん、
インディ・ジョーンズって元々は、大人向けのアドヴェンチャーって感じだったんですけど、確かに今作はかなりディズニーランドしてましたよね。残念ですけど・・・。本当に何が狙いで作った映画なのか、未だにわかりません。 おひさです。
コレも、イースタン・プロミスも今一歩評判が伸びない感じですねー。 イースタンはそれなりに期待してるけど、インディはある程度のタルさありきだろうなぁって予想はありますけどね(笑 でもスピはあなどれない… とりこちゃん、
ひさしぶり〜!寂しかったでちゅよ〜〜〜!! スピって何? イースタンはいいよ。でもコレはなあ・・・「ある程度のタルさ」どころじゃないと思うのだけど、良かったって人もいるんだよね。 チュチュ姫さん、おはようございます。
先日は当blogへの訪問ありがとうございました。 チュチュ姫さん、姫という称の割には辛口ですね〜(笑) すごく楽しく記事を拝読しました(笑) >「歳は取りたくない」と思わせる映画 はは(笑) 本当ですね。 インディの衰えはもう誤魔化しようがありませんでしたものね。 それに、ターザンシーンも「そりゃないぜ、ルーカス」と言いたくなりましたもの。 でも、スワロとしては久しぶりのインディを楽しむことができたので良かったと思います。 内容に疑問があってもいいのです!! インディ・ジョーンズだから良いのです(笑) スワロさん、
コメ、サンクスです! 私も、こんだけブログに色々書くネタを与えてくれた映画を観れたのは良かったと思っています! チュチュ姫さん、どうもどうも。
自分はまあ「最後の聖戦」がスゲー嫌いだったりしたので、複雑な思いで観ました。 あ〜あ、観なきゃ良かった。 クマノスさん、
私なんかコレを観たことで前3作も本当はつまらないんじゃないか、という恐怖に襲われています。 チュチュさん、コメント&TBサンクスでした。
マリオンはね、「キャロン・ディアズの20年後みたい」と思いました。 確かに四角い。 http://thinkingdays.blog42.fc2.com/blog-entry-491.html 真紅さん、
確かにあのあっけらかんとした感じは、キャメロンに通ずるものがありますよね。 現在、キャメロン・ファンの人が15年後には、今の私のように感じているのだろうか・・・・ |
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