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『Dan in Real Life』-ベタだけど腹は立たない
Dan in Real Life

ビデオ屋さんの壁面いっぱいに鎮座していたこの作品。スティーヴ・カレル好きなんで、観たい観たいと思っていたの。『俺達ニュース・キャスター』の時のあの、気持ち悪いけど可愛いキャラの時からたまんない人だな~と思っていたのですが、やっぱ段々垢抜けてきて、『リトル・ミス・サンシャイン』ではいい男だと思うわよ。

Da in Real Life
Produced: 2007
Directed by: Peter Hedges
Writing Credits: Pierce Gardner, Peter Hedges
Cast:
Dan: Steve Carell
Marie: Juliette Binoche
Mitch: Dane Cook
Jane: Alison Pill
Cara: Brittany Robertson
Lilly: Marlene Lawston
Nana: Dianne Wiest
Poppy: John Mahoney
Dr. Ruthie: Emily Blunt
40歳の童貞』ではキャサリン・キーナー、今回はジュリエット・ビノシュと、スティーヴ・カレルって意外な女優さんを相手役に持ってくるよね。まあ、本人が選んでいるのかわかりませんが。でも今回一番驚いたのは、お母さん役のダイアン・ウィースト!この人、『ハンナとその姉妹』で、二女のホリー役だった人よ!ねーちょっと、全くさー、誰でも歳は取っていくものなんだけど、ショックー。すっごい太ったなー。お父さん役のジョン・マホニーは年寄りの役でしか知らないからそうでもなかったけど、あの『ハンナ・・・』でのぶっとびねーちゃんぶりを知っているダイアン・ウィーストは、ううう・・・・。

内容の方はですね、ううーん、スティーヴ・カレルつーっともっとエゲつないギャグかな~と期待してたんだけど、かなりハリウッドしてますね。ハ~ト・ウォ~ミングつーか。家族~!とか愛~!とかね。スティーヴ・カレル自身が垢抜けてカッコいくなってきたと同時進行で、彼が出張る映画も毒気が薄れてきたかな、と言う感じです。芸風も落ち着いてるしなあ。やっぱ最後はトム・ハンクスみたいになっちゃうのかしら?

でも、スティーヴ・カレルの面白さって、微妙なズレ加減というか、『40歳・・・』のときも、本人はすっごく幸せで、人間としても結構まっとうなのになんとなくキモい、とか、今回の役柄(ダン)も、3人娘を抱えたシングル・ファーザーで、至極マトモな普通のお父さんなのに、えらく疎ましがられたり、家族が大集合する里帰りをして、地元の本屋で女の人(ジュリエット・ビノシュ)と出会って舞い上がってる様とかが、

あら、40歳過ぎてても、やっぱり恋愛って素敵ね

ってんじゃなくて、

いい歳して、舞いあがってんな~

という、どちらかというとみっともないところが、味なわけですよ。

その味はすごいいいんですけど、この彼女、マリーが、最近彼氏ができたばっかりなので、電話番号教えてもいいけど、かけない方がいいと思う、とか言った時、

「・・・電話はしないよ、ということを言うためにかけるかも」

とか言って、あとでそれを

「すっげえバカなこと言った!ぎゃーちょー恥ずかしいよー」

とすっごい後悔するシーンがあって、そのスティーヴ・カレルは面白いんだけど、言ったセリフがイマイチなので、あんまり笑えないんだなあ。要するに何が言いたいかというと、脚本つーかお話がベタなんだわな。

なんたって、マリーの最近できた彼氏がダンの弟、ミッチで、家族の集まりにマリーが来ちゃう、という設定なんだもの。で、ダンが弟の彼女なのに、と苦悩したり、逆に見せ付けられてヤキモチ焼いてみっともない行動をしたり、マリーに色目を使ってるなんてズバリ娘に指摘されたりして、絵に描いたような情けない中年男なのですよ。

あと、もう奥さんが死んで4年にもなるのに独りのままであるダンを心配したお母さん(太ったダイアン・ウィースト)が紹介してくれるのが、小学校かなんかで「ピッグ・フェイス」と呼ばれていた女の子で、ダンの兄弟はみんな知ってて、この女とデートさせられるダンのことをからかうのですが、そのときのスティーヴ・カレルの情けない顔とか、もう爆笑。

「I don't wannna date pig face」

って言う、言い方とかもー、ありがちな感じで、こういう庶民性って、どっから出てくるのかなーとか思います。

で、実はこのピッグ・フェイスは大きくなってすっごいきれいになって(『プラダを着た悪魔』に出てたエミリー・ブラント)、デートでダンと踊るシーンがむちゃくちゃ可笑しい・・・可笑しいんだけど、ピッグ・フェイスは、実はキレイな女の人に成長していた(しかも医者)、スティーブ・カレルが踊るシーンがある、そして、この女の人と弟のミッチが最後にはくっついて、ダンとマリーはハッピーエンドだな、ってわかっちゃうでしょ?脚本的に、面白くないでしょ?

しかも、弟の彼女に横恋慕して家族中のひんしゅく買ったのに、結局わかってもらえて、マリーをに会いに行け、と家族の応援を受け、3人娘も一緒に行っちゃうところが、すっげえハリウッド的大団円。最後のシーンは、ダンとマリーの結婚式・・・。ありがちだ!ありがち過ぎる!でも『主人公は僕だった』ほど腹は立たないな。そこはやっぱスティーヴ・カレルのキャラで。

Key Words 
映画 スティーヴ・カレル ジュリエット・ビノシュ ダイアン・ウィースト
映画 | コメント(0) | 【2008/04/12 22:38】
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