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『美人とは何か?―美意識過剰スパイラル』-イタイ女としてどう生きるべきか
Why is it so painful to be an independent girl?

ジムに通い始めて、パンツのフィット感が変わってきた頃、それこそ今までの鬱憤を晴らすかのように買い物しまくって、色々おしゃれして会社に行くようになったんですけど、そうすると必ず、

美人とは何か?―美意識過剰スパイラル
book on amazon.com
Issued: 2005
Written by: Usagi Nakamura
CHAPTERS
第一章 美人とは何か?
「ブス」と美人のあいだに/黒木瞳は美人かブスか/「絶世の美女」って、想像できますか?/バービーは「女の欲望」である/バービーが教えてくれたこと/バービーとリカちゃん・バービーに見る「美人の変還」男モテVS女モテ/「男女認定美人」になるためには?/目指せ、盆栽美人!
第二章 「美醜」ときれない「モテ」問題
中村うさぎは、なぜ、こんなにも美人になりたかったのか?/「整形」という爆弾で、手に入れたものは?/誰のために美人になるのか?/「面食い」宣言!/美人の条件「オーラ」考察/美人オーラとブスオーラ/「色気」の正体/「美人」と「ブス」と「かわいい」について/自己主張の強い「顔」は「ブス」なのか?/
第三章 「ブス」を救え!
ブスを嫌うのは女である/ブスを救う手立てはあるか/ブスを救う手立てはある!/「魅力的なブス」では美人を語れない/モテ攻略1 地味な女はブスなのか?/モテ攻略2 対極の二人/デブ女に対する、我々の耐え難き怒り/若作り女の教訓/美醜ヒエラルキーから逃れられるか
第四章 美意識過剰スパイラル
美醜ヒエラルキーとの戦い方「自意識」編/美醜ヒエラルキーとの戦い方「ブス神」編/美醜自意識過剰の根底にあるもの
【ガチンコ対談】
小谷野敦VS中村うさぎ
モテない男VSモテない女「モテ&美醜ヒエラルキーの底辺を救えるか?!
【おしゃべり懸談】
マツコ・デラックスXエスムラルダX中村うさぎ
ブス神 降臨!「『ブス』から脱却せよ!」
「チューちゃん、最近おしゃれだねえ、男ができたのか?」

と言われるのよね。男なんかかんけーねーよ、痩せたんだよ!気付けよ!とか思うのだけど、女って、特定の男のためにきれいになろうとすると思われているのかしら?それか、男の気を惹くために?

うさぎさんは、自分がええ歳こいてまだ「きれいになりたい!」と悪あがきして整形しちゃったことに対してよくよく考えたらしく、「なぜ女は美人になりたいのか、そもそも美人とはなんなのか」をかなり哲学的に考えて、こんなを書いてしまったようなのですが、文字一つ一つに共感してしまったよ。

私は、整形はしなかったけど、太っている自分が許せなくてジムに通い出したものなあ。なんかそういう自意識の強さって、恥ずかしいと思ってたから、昔は「いいじゃん、デブであることで人間性問われるわけじゃないし」とか、自分を納得させようとしていたのだけど、納得できないのよね。

うさぎさんも、「美醜に拘泥する」ことはレベル低い、頭悪い、と思われるから、そんな自分がやだったみたいなんだけど、どうやらそういう自分を最後には認めたよう。そもそも、この世の中、美醜に拘泥するようにできているのに、それは馬鹿のすることだ、という風習もあり、そんな中で女が悩んだり落ち込んだりするのはアホくさい。前向きに生きるためには、そういう自分を受け入れ、またそういう風習で人の自由を押さえつけようとする世間に体当たりしていこう!というのがこのの趣旨だと思うわ。

第三章の「ブスを救え!」では、『ブスを嫌うのは女である』と書いてあるのだけど、当にそうなのよね。同族嫌悪ってんですか。女はみんなどっかで自分をブスだと思っていて、「ブスはブスなりに生きなきゃなんねー」と思いながら生きているのに、ブスのくせにおおらかに生きているヤツがいるとムカついたりとかさ。そうやってブスの居心地を悪くすることは、結局、自分も世間に融合して、女の行動範囲を狭めているだけなのに、そーゆうことしちゃうのよねー、アタシたちって。

その辺のところをガンガン指摘してくれるのです、うさぎさんは。この人、自分のこと「イタイ女だ」って言うんだけど、ある意味超イタイ女だね。ここまで自分を曝け出して、分析するって、痛いよ。それがまた、女共通の痛さだったりすると、そういうものを見ないでやり過ごしたかった女たちには叩かれるだろうし、また女が立ち上がることを快く思わない男たちには攻撃されるし、四面楚歌にならないかね。だからオカマの人たちと仲がいいのか。

私は、うさぎさん、大好きですがね。アタシ、自分てこの人に似てると思うもん、色んな意味で。イタさとか。なんか顔も似てないかと思うし。考え方はもうそっくり。最初のバービー人形に対する考察なんか、もう、そのとーりです!って感じ?うさぎさんはバービーのような美人になりたかった、それはバービーの象徴するものが「自由」だったからだ、男も要らない、家族も要らない、誰かに守られている可愛い女じゃなく、自立して、一人で人生楽しめる女!(その対極にいるのがリカちゃんなのですな)

やっぱさ、男がいない女は孤独で悲しい、という風潮があって、自立して超幸せでも、周りからは「ああ~男がいなくて可哀想」なんて思われてしまうわけよ。だから、一人で生きている女が美しくある、ということは大事なわけ。「独りだけど、当に幸せなのよ!」と、周りを納得させることができるのよ。冒頭に書いたように、キレイな女は男がいる、というレッテルを引っ剥がさないといかんのよ。

あと、うさぎさんの文章ってすっごい好き。『です・ます』、『である・だ』、から口語まで、様々な文体を使って書いているのだけど、これって国語では「絶対やってはいけない」と教えられる書き方なんだよね。全体の雰囲気が統一できないから。でも逆に言うと、調子を変えたいときに使うとメリハリが出るし、その方が言いたいことが伝わるんだよ。『です・ます』は、自分の意見をズバッと言いながらも攻撃的に聞こえたくない時に、『である・だ』、は揺るぎない事実をハッキリ伝えたい時に、口語は、自分の正直な気持ちを、読者と同じ目線で伝えたい時に、という感じで。

まあ、なんでもそうだけど、こういう文章の書き方とか、内容とかに共感できない人は、全く好きでもなんでもないと思うけどね。実際、私の親友は「この人、こだわりあるよねー」って言ったきり、余りこれと言って感想はないようだった。多分、彼女は私ほど美醜については考えない人なのかもしれない。そういう女も実際にいるわけなんだけど、それでも、中村うさぎみたいな人が出てきて、胸を張って生きているとは、いい時代になったな~と思うよ。励みになります。

Key Words  美人とは何か?―美意識過剰スパイラル 中村うさぎ
紹介したい本 | コメント(2) | 【2008/03/23 02:04】
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コメント
「自意識の強さ」って、私のようなオバサン世代には見得って思う人が多く、「そんな事に・・・」と貶しの対象になったりするけど、時代は違うのよね~、と、うさぎさん見ていて思います。イケイケ、うさぎ!

>だからオカマの人たちと仲がいいのか。

ごめん、大爆笑させていただきました。

いつもチュチュ姫さんの記事は爽快なんだけど、この記事はいつにも増して、とってもスカッとしましたよ、サンクスv-353
うちの定期購入雑誌(週刊●春)に毎週うさぎさんのエッセイ載っているんだけど、読むたびにチュチュ姫さんを思い出しそう。。。私も文章は好き、整形はしていないけれど(笑)
【2008/03/25 13:10】 URL | 百 #-[ 編集] | page top↑
百さん、
記事を読んで、大爆笑していただけるとは光栄です。しかもうさぎさんの記事を読む度にワタクシのことを思い出してくれるとわ・・・・。

うれしいっ
【2008/03/26 21:04】 URL | チュチュ姫 #-[ 編集] | page top↑
コメント、サンクスです!












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