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ビールかぶった! ヴェルヴェット・リヴォルヴァー・ライブ・イン・デトロイト
Velvet Revolver Live @ Filmore Detorit, Michigan January 26th, 2008

今回は、「前座」というものの本当の意義を学んだライブであった。

名前からもお察しいただけるかと思うが、フィルモア・デトロイトは元々オペラや芝居を見せるための劇場のようで、中は赤いカーペットにすごい高級な木の床。ステージの縁取りにはヴィクトリアン調(だと思う)の、パウダー・ブルーとゴールドの凝った装飾、本物の甲冑が舞台の左右に飾ってあり、シャンデリアにヴァルコニー席もあり、マリー・アントワネットとかが観劇しちゃいそうな場所なのだ。

入ってみると、美しい木の床のオーケストラ・ピットは無残にもモッシュ・ピットと化している。7時の開場と共に入ってバーにも寄らずに来たので、すっごい前の方の、心持ちスラッシュ寄りを確保。しかし、いい場所だけにまわりは屈強そうな大男ばっかで(しかも既にベロベロ)、こいつらと戦って行けるんだろうか、とちびっと不安。

ところがだなー。ショウが始まるまで待つこと2時間!!!!!9時だぜ、始まったの!!!!なんつーゴーマンなバンドなの!客が超ガラ悪いせいか入場する時のセキュリティーチェックがめっさ厳重で、全部入れるのに時間がかかったのかも知れんけど、待つことには寛容なアメリカ人でさえ、いつまでもスピーカーから音楽が流れていると、

Goddamn it!!!!

と叫んでいたよ。ホント、さすがのアタシもすっかり戦意が無くなり、このままうっちゃって飲茶でも食いに行こうかなどと考えた位。「あーどんなダサいバンドでもいい!前座を出してくれ!」と真剣に思ってしまったよ。

で、始まってみると、結構ヴェルヴェット・リヴォルヴァーの純粋なファンが多くて驚いた。17歳くらいに違いないすっごいノッポの男の子(くりくり頭で可愛い)の後ろに、歯が全部無くなったような顔をしているすっごい背がちっちゃいおばさんがいたりして、20代前半/後半、30代、40代、客層は幅広く、それがみんなモッシュ・ピットで、このバンドのオリジナル(と思われる)曲で押し合いへし合いだ!

アタシと言えば、いきなり一曲目始まったときに誰かが投げたビールをモロ頭からかぶり、冷たかったので

「ぎゃー!!!!!」

と叫びをあげてのめでたいオープニング。最近この手のロウなライブ観てなかったので忘れてた!ビールはかけられるわ、もみくちゃにされるわ、散々なんだった!良かった、いい服着てこなくて。

とか思っていると、ものすごい人の波に押されて転びそうになるが、ばーろー、こちとらジムで足腰鍛えてるんでい、負けてたまるか!と思いっきり押し返す。モッシュ・ピットでは、なすがままにしているとどんどん後ろに追いやられるが、押された時に2倍返しすると、勢いでどんどん前に行ける。それを狙ってかなり前の方まで行く。

おお!スラッシュが1メートルくらいのところにいるぞ、いる!いる、が・・・・

目がどうしてもダフの方に行ってしまう。ダフかっこいいんだよ。アタシ、ガンズって全然ファンになったことないんだけど、強いて言うならダフが好きだったなあ。今でもいい男じゃん。髪の毛も本物みたいだし(爆)、太ってないし。顔は老けたねー。おじさんになった。でも「カッコいいロックオヤジ」って感じでいいよー。ああいう男が現れないかなーなどと夢子ちゃんしていたら、なんと隣で大騒ぎしていたカップルが、

キスし始めるじゃないですかっ

それもレロレロベロベロ、すごいよ。多分ヤクやってるんだろうなあ、全然ライブなんか観てないもん。勝手にしてよーって感じなんだけどウザイ!とか思ってたら、それを観ていた別のカップルの男が、同じことをしようとして女の子に拒否されていて笑った。

ステージの前は、みんなが吸ってる葉っぱの煙がぼうぼう(まさに「紫の煙」)、マリファナの芳しい香りが漂っている。しょっぱな5曲くらい飛ばしていたが、ここでガンズの『Patience』。アタシこの曲大嫌いなので、客が感情的に大合唱しているのを尻目に超シラける。引き続き『Patience』と同じ曲調の、感情垂れ流しへヴィメタ的演歌みたいの3曲くらい演っている間、髪の毛いじったり、爪噛んだり、みんなが臆面も無くおおっぴらに写してるデジカメの画面の中のスラッシュやダフをチェックしたりしていた。

そうこうしているうちにまた怒涛のへヴィな曲が始まり、わーっと人の波に押されてスラッシュ側に押し返されたと思ったら、後頭部に思いっきりビールぶちかけられる。狙ってねーか?!髪がバリバリだよー!しかし、開演までの待ち時間で飲み過ぎたヤツラはもう暴れる体力が残ってないらしく、モッシュ・ピットは比較的過ごしやすかった。この辺は「往年のヒット・パレード」らしくて、『Sex Type Thing』とか『Vasoline』とか演っていた。アタシさー、Stone Temple Pilotsって、アルバム買うくらいは好きだったんだけど、ライブで聴くとあんまカッコ良くないねー。踊れないし、頭振れないし、ぼけーと傍観してしまった。それにこのボーカルってStone Temple Pilotsだったんでしょ?この人ちょおおおカッコ悪いと思った。頭みごとにソリ入ってるし(禿げ)、服のセンス悪いし、リード・シンガーの器じゃないおー。ガンズの方は、『It's so easy』がナイスな選曲!このバンドの雰囲気に合ってる。

で、ブルース・セッションをバックにスラッシュのギター・ソロの時間になったんですけど、上手いねー、スラッシュって!ギター・ヒーロー・3にスラッシュが出てるって小耳にはさんで、「なんでスラッシュがギター・ヒーローなのよ?」とか思ったけど、上手いよ、この人。目の前で見ていたので指とか良く見えたんですけど、弦が切れてぶらぶらしているのかと思ったらチョーキングしていたという、なんかその力強さが圧倒的。

でもやっぱ、2時間待たされたのは結構疲れたってか、最後もうアンコールとか演んなくていいよ、って感じ。総体的に見てこのバンドあんまり好きじゃない。曲はイマイチだし(ボーカルはイマサン!)ライブも、こういう暴れる為に行くライブって基本的に好きじゃないし。でももう2度とスラッシュをこんな間近で観ることはないだろうなと、マジマジと見てしまった。あ!あとさ、ドラムの人がすっげえオッサン臭くて、「誰あれ?」とか思ってたら、カルトで演ってた人なんだってね。最初はオッサン臭いなーとか思ってたんだけど、だんだん「こういう人ステキ!」とか思っちゃって、やっぱ年と共に好みって変わって来るのねー、とか思っちゃった。渋いおじさんばんざーい!

***************

で、結局終わったのは11時近く、ライブ友達のラストサムライM(詳しくはこちらを)は、私よりひと回りも若いにも関わらず、「あの2時間立ちっ放しは堪えましたよぉ。膝ががくがくしてクラッチが上手く踏めない・・・」なんて情けないことを・・・。私があの辛い待ち時間の間に飲茶のことを考えていた、と言うと「行きましょう!」とさすがノリだけはいいラストサムライM。夜中に飲茶出してるチャイニーズ・レストランへ。ツボにハマったわよ、ツボに!すっごい疲れたんだね、きっと。鴨のビーフンとか、鳥のちまきとか、ピーマンの肉詰とかつまみながらジャスミンティー飲んで、「おいし~!おいし~!」を連発。ライブ行って騒いだ後、おいしい飲茶が食べられるなんて・・・幸せ。これでダフみたいなロックオヤジとお知り合いになれればSuperなのだがな!(いや、付き合うならドラムの方がいいな・・・)

LibertadLibertad
(2007/07/03)
Velvet Revolver
多分、このアルバムのツアーなんだろうね。このジャケがステージのバック・グランドに飾ってありました。
cd on amazon.com


Key Words
音楽 ロック ヴェルヴェット・リヴォルヴァー スラッシュ ダフ
ライヴレポ・感想 | コメント(4) | 【2008/01/28 10:38】
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コメント
2時間……よく待ちましたね~すごい!
ダフは一時期、顔とかパンパンでしたけど、痩せてからは保ってるのか…偉いっすね。
ヴェルヴェット・リボルバーは、『イイ』と思ったことないんですよね~だから、来日がポシャっても(友達は気の毒だったけど)どうってことなかったんですが。
それにしても、ダフよりタイコがいいの?アレってマット・ソーラムですよね。
ふぅむ、そうかぁぁぁ……
【2008/01/29 17:19】 URL | まーちゃん #.17RNwB.[ 編集] | page top↑
まーちゃん、
さすがのアタシも、2時間待ちは気が狂いそうでした。飲んでなかったし。でも飲まなくて良かったー!すごい人だったので、トイレに行ったら場所を失っていただろうし、最後までモッシュできなかったよ!

そう、マット・ソーラム・・・・つんつん頭にしたおっさんでさー。ダフは超かっこいいだけに冷たそうだけど、マットは「愛してくれそう」(爆!!)って感じよ!
【2008/01/29 22:35】 URL | ちゅちゅひめ #-[ 編集] | page top↑
本場のライヴですね!
凄い!
しかもチュチュ姫さんの記事がリアルで
その場の雰囲気がすごく伝わってきました。
私も「It's so easy」、大好きです!!
【2008/02/05 01:55】 URL | 波野井露楠 #-[ 編集] | page top↑
はのいさーん、
返事遅れましたー!承認制にしたら気が付かなかった(バカ)
【2008/02/13 03:08】 URL | ちゅちゅひめ #-[ 編集] | page top↑
コメント、サンクスです!












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