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『グッド・シェパード』-KGBってなんだ?!
Good Shepherd

これって、ロバート・デニーロ監督なんですよねー。本人もビル・サリヴァン将軍役で出演しているんですけども、この将軍がマット・デイモン演じるエドワード・ウィルソンの家を訪ねてくる時、リビング・ルームに座っている姿を見て「あれ?マーティン・スコセッシがカメオ出演?」とか思っていたら、ロバート・デニーロだったよ!なんか老けて太ってるのですけど、『ケープ・フィアー』の時も役作りのためにウエイト・トレーニングしたり生え際の髪を抜いたりした方ですから、今回も糖尿病(だと思われる)に苦しむ60年代のおじさんを演じるための演出なのかもしれません。

グッド・シェパード
dvd on amazon.com
Produced: 2006
Directed by: Robert De Niro
Writing Credits: Eric Roth
Cast:
Matt Damon:Edward Wilson
Angelina Jolie:Clover/Margaret Russell
しかしCIAってのは、マフィアも顔負けのこわーい組織なのね。すぐ殺すし、拷問するし。中盤の、名前を偽ってアメリカに亡命しようとしたロシア人を尋問するとこがすごかった!怖い~。で、吐かないもんで、自白剤としてLSDを使うんだけど、こういうところからアメリカのドラッグ文化って始まってるのね。

あの冷酷さは『グッドフェローズ』を彷彿とさせたよ。ジョー・ペシも出てたし。出演者は豪華ですよね。デニーロ、ぺシ、そしてジョン・タートゥーロが軍人を演っている(『ビッグ・リボウスキ』を観たばっかだったのでこの落差に笑う)!それからウィリアム・ハート、アレック・ボールドウィン、そして今となってはどこに出てたかも思い出せないアーチ・カミングス役が、『あの頃ペニー・レインと』でギタリスト役を好演していたビリー・クラダップだったりとか。後、ユーリシス役の人が絶対『ロック・スター』でロード・マネージャー役だったティモシー・スポールだ!と心底信じていたのだが、本物のロシア人(ウクライナの人)だった。きっと他のKGBの人とかもロシア系の人使ってるんだろうなあ。みなさん好演でした。

マット・デイモンって、CIAとかこの手の役が多いけど、なぜなんだろう?どう見ても頭良くなさそうな風貌なのに。いい大学に行ってるお坊ちゃんとか、そういうのも多いよね。あのニブそうなところが逆に、信憑性があるってことなのかしら。この映画でも、イエール大学に行っていて、大学のシークレット・ソサエティにスカウトされるわ、政府の組織にスカウトされるわ、とても優秀な人らしい。

このエドワードが結婚するクローバー役のアンジェリーナ・ジョリー。この人はゴシップの方が多くて、女優さんと言うより「セレブ」っていう印象しかないんだけど、やっぱ女優さんとしてはどうなのかね。今回は、役のスタンスも良くわかんないんで、余計。

エドワードは、付き合ってた女の子がいたんだけど、パーティで先輩の妹、クローバーに紹介される。クローバーは、ワガママ三昧のいいとこのお嬢さん丸出しで、自分がエドワードのことを気に入ったからって、エドワードの気持ちなんかお構いなしに迫りまくる。まだ若いエドワードは上に乗っかられちゃった日にはあがらえず、クローバーを妊娠させてしまい、自分の彼女とは別れてクローバーと結婚するハメになる。

で、クローバーは自分の結婚生活が不幸だと文句言うわけよ。エドワードがその、昔の彼女と焼けぼっくいに火がついて、逢瀬を重ねていることを知ると、「あたしのことを何年も無視してきただけでは飽き足らず、恥までかかせる気!」なんて怒るんだけどさ、最初から愛されてないのはわかっていたんじゃないの?まー50、60年代というのはまだ、その男の子供を生んだら愛されて当然、みたいな考えがあったのかも知れないけど。とにかく、そのクローバーがエドワードに怒りをぶつけるシーンが何度かあるのですが、その演技を見ても「おお~!」とか思わなかったので、やっぱアンジェリーナ・ジョリーは女優さんとしてはインパクト薄いな、なんて思ったのだよ。

ストーリーは、すごいわかりづらかった。現在と過去が入り組んで出てきて、一応テロップで「何年」とか出るんだけど、マット・デイモンを始めみんな若いんだか年なんだかわからないので、ちょっと油断してると過去なんだか現在なんだか混乱するシーンがいっぱいあった。

それにこの手の話って、あんまり精通してないから余計。これってキューバ侵攻の時の話なの?そもそもKGBだってさー、『エロイカより愛をこめて』読んでたから知ってるだけで、けーじーびー、けーじーびーって言われてもなんのことだかわかんなくて、「あ!かーげーべーのことか!」なんてすっとぼけたこと考えてたくらいだもん。

タイトルの『グッド・シェパード』。最近、タイトルの意味を考えるのが好きなのですが、「良き羊飼い」・・・・・。キリスト教ではイエス・キリストの隠喩なのだそうで、すなわち「神」の隠喩でもあるわけなのですが。自殺したお父さんのために立派な人間になりたいと、自分も政府の組織で働き、「CIAになくてはならない存在」にまでなるのだが、結婚は崩壊し息子とも上手く行かない、人生の折り返し点に到達したエドワードが、封を切らずにいた父親の遺書を読んでみると、「良き夫に、そして良き父親になるのだよ・・・」と書いてある・・・。自分はCIA、すなわち「神」である(というセリフが映画に出てくる)ものになったが、現実は「政府の犬」としてしか生きられない(シェパードは、「羊飼い犬」という意味もあるから)、という悲しみと孤独を現しているのかしらん・・・。

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■アンジェリーナ・ジョリーの出演作品一覧

Key Words
映画 グッド・シェパード ロバート・デニーロ マット・デイモン アンジェリーナ・ジョリー ジョー・ペシ てジョン・タートゥーロ ビリー・クラダップ
今日観た映画 | コメント(3) | 【2007/10/14 10:43】
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コメント
「政府の犬」って英語でもあるんですか?

確かにネームバリューありすぎると自然な感じで見られないですよね。
自分はアンジーの場合「17歳のカルテ」とか「60セカンズ」「ボーンコレクター」のイメージだから自然に見れるかなー?どうだろw
っつーかアンジーは奥さん役は一生できないだろう。
【2007/10/15 03:40】 URL | たけぞう #-[ 編集] | page top↑
こちらにもお邪魔します。
アンジーって、女優さんとして色がつき過ぎていると私も思う。
演技力は確かなのだろうけど・・・。
この映画で初めてマット・デイモンのこと、いいな~と思ったよ。

http://thinkingdays.blog42.fc2.com/blog-entry-327.html
【2007/11/06 17:32】 URL | 真紅 #V5.g6cOI[ 編集] | page top↑
真紅さん、
ええ~~~~!!!!マジ?!マット・デイモンいいか~~~~????

ジェイクはわかるけどさー。
【2007/11/06 20:35】 URL | chuchu #-[ 編集] | page top↑
コメント、サンクスです!












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