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『ラブソングができるまで』-怒れ!ラブコメ・ファン!
Music and Lyrics

冒頭の80年代人気ポップ・バンド、その名も『Pop!』のPVにはひっくり返りました。80年代を実際に体験した私には、あれがパロディぢゃなくって、「まんま」だったってことがよぉ~くわかっているので、余計に可笑しい。

ラブソングができるまで 特別版
dvd on amazon.com
Produced: 2007
Directed by: Marc Lawrence
Writing Credits: Marc Lawrence
Cast:
Alex Fletcher: Hugh Grant
Sophie Fisher: Drew Varrymore
この映画って、VH1の『Pop Up Video』とか、『Whare Are They Now?』とか、昔のアーティストを取り上げた番組にインスパイアされてるよね。VH1って、日本でも観れるの?私もこのチャンネル観たの10年くらい前だから、今でもこういう企画で番組作ってんのかどうか知らないけど、あの頃過去の遺物と化していたヘア・メタル/ヘビメタ/LAメタルなんぞも取り上げられてたから、良く見たなあ。

とにかく、そのPVが超可笑しかったのでかなり期待していたのだが、程なくしてあのPVがこの映画のクライマックスだということが明らかになり、段々腹が立ってきた。

アマゾンでカスタマー・コメント見てみたらほとんどの人が「・・・定番のラブコメって感じですが、ヒュー様素敵!ドリュー可愛い!曲が感動的!80年代の音楽好きな人必見!」って書いてあるのだが、みんな、本気で言ってんの?

まずみんなが口をそろえて「定番のラブコメ」と言っているところが臭い。私は余りラブコメを観ないので「定番」がどんなもんなのか知らないが、これが定番だったらラブコメが泣くよ!本来なら「定番」というのは、みんなが期待しているところで盛り上がり、期待通りの感動を得ることが出来るものをいうのだが、アマゾンでみんなが言ってる「定番」ってのは月並みな、取り立ててどーこういうことがない、つまらない話、ってことでしょ?

それにだな、80年代の音楽好きな人必見とあるが、80年代の音楽に関するリフェレンスなんてほとんど出てこないよ。最初のPVと、その後、アレックス(ヒュー・グラント)が80年代に活躍したアーティストを集めてボクシングさせるという下らない企画番組に誘われるときに、他の出演者、という触れ込みで当時のバンドの名前がちょちょっと出てくるだけじゃん。

80年代のポップ・バンドもそうだけど、中身のないスピリチュアリティをフィーチャーしつつ実はセクシュアリティしか理解できない女性アーティストとかもただ単にパロディ化して笑いを取ろうとしているだけで、音楽業界に関するマジメな洞察とか、80年代ポップ・ファンが見ていて思わず「ニヤリ」とするような知識とかは全くなく、音楽を題材にしていながら題材に対するリサーチに時間も労力もかけてない。そういうことすごく好きな人が製作者側に一人もいない、ということだな。愛がないのだよ!

そこへ輪をかけて何、あの曲!いくらなんでもあんなアホみたいな曲がヒット・シングルになるかっ!あの曲の質の低さは、音楽を背景にした話でありながら、製作者側が音楽に全く力を入れていない、要するに「手抜き」ということが良くわかる。

こういうお約束路線のラブコメとか観て文句言うな、っていう意見もあるかも知らんが、それは違うと思うな。ヒュー・グラントドリュー・バリモアのネーム・ヴァリューに頼っているだけで、脳みそ使わないで書いたようなスクリプトを使っているから、役者が全然輝いてないじゃない。最初にソフィー(ドリュー・バリモア)が登場するシーン、アレックスがドアを開けたら「ハイ!」って出てくるドリュー・バリモアを見てうんざりしたよ。なんか「またか!」っていうかさ。「定番」とか「ドリューらしい役柄」とか言うんじゃなくて、ドリューのキャラそのものに頼り切っちゃって、役者の中からキャラクターを引っ張り出そうという製作者側の意欲が全く感じられないじゃん。ヒュー様もそうよ。散々可笑しな踊りとかだけやらしておいてさ、彼の役者としての資質とかを引き出せるようなセリフも見せ場もないじゃん。

これは「ラブコメだからええじゃないか」という不届きな態度で作られた映画だと思う。こんな駄作を受け入れていいのか!?怒れ!ラブコメ・ファン!

Key Words
映画 ラブソングができるまで マーク・ローレンス ヒュー・グラント ドリュー・バリモア
映画レビュー | コメント(4) | 【2007/08/12 08:04】
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コメント
chuchuさん、連日お邪魔です。コメント&TBありがとう。
私はヒュー様大好きなんで甘々だけど、chuchuさんは音楽に対しての愛が深いから、この映画のお手軽なところが許せなかったのかな。
ヒュー&ドリューの劇的なケミストリーはなかったね。来月DVDが出るんで再見してみます。

http://thinkingdays.blog42.fc2.com/blog-entry-219.html
【2007/08/12 20:24】 URL | 真紅 #V5.g6cOI[ 編集] | page top↑
真紅さん、
ヒュー様のファンの人は、あんな酷い扱いをされているヒュー様を見て怒りが沸いてこないんでしょうか?!
【2007/08/12 21:24】 URL | ちゅちゅ #-[ 編集] | page top↑
chuchuさん、
うーん、「ヒュー様ってホント、サービス精神旺盛だなぁ」と思いますね。
まぁ、「そこまでしなくても・・」とは思うかな(笑)
「生涯一ラブコメ職人」も辛いね。
【2007/08/12 22:42】 URL | 真紅 #V5.g6cOI[ 編集] | page top↑
真紅さん、
そうですよねえ、辛いですよね、ヒュー様も。あの事件さえ起こしてなかったら、一生二の線で行けたのに!
【2007/08/13 03:56】 URL | ちゅちゅ #-[ 編集] | page top↑
コメント、サンクスです!












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