スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
| 【--/--/-- --:--】
本袋 | 映画袋 | 音楽袋 | 記事袋
『狙撃者』-全てがちぐはぐ
Get Carter

こういう昔のハードボイルドものを観ると、映画というものがいかに進化したかわかります。フィルムの繋ぎのスムースさとか、人物描写、その場の雰囲気を伝える手法などなど、古い映画ほどたどたどしい。

Get Carter
dvd on amazon.com
Produced: 1971
Directed by: Mike Hodges
Writing Credits: Ted Lewis, Mike Hodges
Cast:
Jack Carter: Michael Caine
Eric: Ian Hendry
Margaret: Dorothy White
Doreen: Petra Markham
しかし普遍的な良さを持っている映画というのはいつまでも愛されるもので、この映画も2004年にとあるイギリスの雑誌でナンバーワン・ブリティッシュ・ムービーに選ばれたとか。そのくらい現在でもファンの多い映画なのですが・・・。

私は余りいいと思わなかったなー。マイケル・ケインって、ハードボイルド向いてないと思う。声が甲高いし、渋い顔していないし。動きもぎこちなくて、演技もおかしいし。この人が演じるジャック・カーターは、ロンドンのヤクザの一員のようで、キリキリと非情なタフ・ガイらしいのだが、全然そういう感じしない!『ハンナとその姉妹』でフツーのサラリーマン演ってたのと基本的に変わらないじゃん!

そんなジャックがさ、自分の弟を殺した人たちに復讐して行くんだけど、バーの裏に連れて行って色々白状させた後、「頼むよ、殺さないでくれ」なんて言ってる相手をナイフでぶすっぶすって突き刺すところとか、ハードボイルドというよりサイコの世界よ。しかもナイフで二突きしただけですぐ死ぬのかな、という映画的な疑問も出てくるし。

弟のまだ十代の娘がポルノに一緒に出ていた女が風呂に入っているところを怒りに任せて吊るし上げるところも「かっこいいねえ、この人」って感じじゃなくて、いきなり怒り出した暴力夫みたい。その後この女を車のトランクに入れて連れて行くんだけど、後で出した形跡もなく、連れて行った目的は何なのかと。

それと最後、実際に弟を殺した人を追い詰めるところなんか、ライフル持って追っかけまわして、しかも撃つんじゃなくてライフルで殴り殺す、とかさ。なんかこの辺に哀愁を感じ取るべきなのかな~。なんだか全てがちぐはぐで、どういう心持ちで観ていいのかわからないよ、この映画。

マイケル・ケインって名優だと思っているから、すっげーがっかり。

Key Words
映画 狙撃者 マイケル・ケイン イアン・ヘンドリー ドロシー・ホワイト ぺトラ・マーカム
映画感想 | コメント(0) | 【2007/07/15 23:43】
本袋 | 映画袋 | 音楽袋 | 記事袋

PREV: チュチュ姫の脳内を探る
NEXT: 『アドレナリン』-私が好きなわけないのよ

BOOKSMOVIESMUSIC ALL ARTICLES

It's stupid to say "don't watch it, if you don't like it"!! Click here to return Home!!
コメント
コメント、サンクスです!












管理者にだけ表示を許可する

すんません、トラックバック、スパムがひどすぎるんで、全面禁止にしました。トラックバックしたい人は、コメントと共に、自分とこの記事のURLくっつけといてくれればいいすから。
トラックバックURL削除


「嫌いなら観なきゃいいじゃん」と言うほど馬鹿げた理論はない!とアジテイトする『姫のお楽しみ袋』

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。