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『デモリションマン』-昔、大好きだったんですがねえ・・・
Demolition Man

この映画、昔大好きだったんですよ~。ちょうどアメリカに来たばっかりの頃で、近未来社会の警官、レニナ(サンドラ・ブロック)がSwearing words(ファックとかシットとか)の使い方を間違えるのが可笑しくて。「このお姉さん、おもろいなー」と思ったもんでした。

demolitionman.jpg
dvd on amazon.com
Produced: 1993
Directed by: Marco Brambilla
Writing Credits: Peter M. Lenkov, Robert Reneau
Cast:
John Spartan: Sylvester Stallone
Simon Phoenix: Wesley Snipes
Lt. Lenina Huxley: Sandra Bullock
Alfredo Garcia: Benjamin Bratt
Edger Friendly: Denis Leary
でも、今回観てみたら、意外につまらなかったよ。特にカンに触ったのはウェズリー・スナイプスの大根役者ぶり。この人なんで有名になったんだっけ?黒人特有のたたみかけるようなジョーク連発しながらなんでも壊すし誰でも殺す、極悪非道の犯罪者、サイモン・フィリップ役なんだけど、なんだかなー。未来社会の話なんで、コンピューター操る場面があるのだけど、キーの叩き方が明らかに叩いてない、単に指をせせこましく動かしているだけとか、そういう細かいところが許せないし。

プロット的には結構面白い話なんですよ。この頃、ロサンジェルスの犯罪率がすっごい高くて、映画の中では1996年には既に無法地帯と化している。極悪非道の犯罪者が増えて、刑期も200年とかあるじゃない?だから、「冷凍刑務所」というのを作って犯罪者を凍結して、刑期を送らせる、とかさ。で、シルヴェスター・スタローン演じる熱血デモリションマン(破壊屋)刑事がフィリップスを冷凍刑務所に送るんだけど、そのときに人質を救出できなかった責任を負わされて、自分も冷凍される。

この二人が解凍される2032年のロサンジェルスはすでにクリーンアップ済みのサン・アンジェルスに生まれ変わり、「悪いもの」は全て法律で禁止されている。身体に悪いもの(アルコール、たばこ、脂肪、カフェイン)は全て禁止、Swearing Wordsを言うとチケット切られる、身体が触れ合うと病気が移ったりするので握手もしない。セックスはもちろん汚いことだし、キスも「体液交換」するからダメ!

これは現代の「健康バカ」「環境バカ」「Politically Correctバカ」をなかなか巧みに批判していて痛快なハズなんだが、今一歩こなれてないんだよな。唯一面白いのが冒頭で言及したサンドラ・ブロックが演じる未来社会の警官。『リーサル・ウエポン』やジャッキー・チェーンの映画が大好きで、悪い言葉や暴力に満ち満ちた「昔」に憧れている。スパルタンと話すときにそういう言葉を使ってやろうとして、「Blow him away(ぶっとばしてやる)!」を「Blow him(ふぇらちおする)」と言っちゃったり、「Kick ass(ケツを蹴り上げる)」を「Lick ass(ケツを舐める)」と言っちゃったり。そのあっけらかーんとした間違えっぷりが面白いなと思ってたんだけど、あれは自分も同じようなことしょっちゅうやってたから共感したのかなあ。今観るとそうでもなかった。

ウエズリー・スナイプスのキーボードの叩き方もそうなんだけど、全てがおおざっぱなのよね。大爆発とか派手なとこばっかりフィーチャーされてて、二人が殴りあいするシーンとかは、「アクショーン!カチッ!」っていかにも今、ポーズとって始めました、って感じだったりさ。人物描写も今一つ捻りが無くて、早口でズバズバものを言うギャグで当時面白かったデニス・リアリーを、管理社会に対する反逆者役で使っているんだけど、ダイアローグが当たり前過ぎてつまんなかったり。脚本がイマイチなのかなー。『ダイハード』みたいなかっこ良さがが全然ない。

スタローンもイマイチかっこ悪いしなー。ブルース・ウィリスみたいな路線を狙っているのはミエミエで、「Send a maniac to catch a maniac」なんて「イーピーカイエイ、マザファッカー!」に対抗するセリフなんかも言うんだけど、「ふん」って鼻で笑ってしまったわ。

当時たくさんあった、ヴァイオレンス、ヒーローもののパロディで、しかも当時台頭してきたPolitically Correctness(アメリカに12年いても、この言葉を的確な日本語にできないなあ。道徳的に正しいことばっかりにこだわり過ぎること、とでも言えばいいのか)のパロディもやってのけようとしたコンセプトはブリリアントだったのだけど、製作側に余りセンスのある人がいなかったって感じ。エンドロールで流れる『デモリションマン』も、めちゃくちゃかっこいいポリスのヴァージョンじゃなくて、スティングがアレンジし直した、シャカシャカいうサウンドになっちゃってるし。

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Key Words
映画 デモリションマン マルコ・ブランビヤ シルヴェスター・スタローン ウェズリー・スナイプス サンドラ・ブロック ナイジェル・ホーソーン ベンジャミン・ブラット デニス・リアリー
映画レビュー | コメント(0) | 【2007/06/17 20:36】
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