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『バベル』-この物語の教訓は・・・
Babel

「風が吹くと桶屋が儲かる」という表現がありますが、この『バベル』の教訓は・・・

「アメリカ人が痛い目に会うと、他の国の人も痛い目に会う」


dvd on amazon.com
Produced: 2006
Directed by: Alejandro Gonzalez Inarritu
Writing Credits: Guillermo Arriaga
Cast:
Richard: Brad Pitt
Susan Cate Blranchett
Yussef: Boubker Ait El Caid
Amelia: Adriana Barraza
Chieko: Rinko Kikuchi
違うか!

いやさ、しょっぱな、ケイト・ブランシェットが演じるアメリカ人の女、スーザンがめっさ印象悪くてさー。あのレストランで「脂肪の入ってないメニューはどれ?」って訊いたり、どんな水使ってるかわかったもんじゃないって氷捨てちゃったり。こういう健康バカ、環境バカって大嫌い!そんなぐたぐた言うやつはレストランに来るな!家でメシを食え!

まーこの人は旅行中なんでしょーがないんだが、それにしてもこの女、何があったか知らないが、「自分は世界で一番不幸」って顔しやがって。特にケイト・ブランシェットって高貴な感じの美人じゃん?余計ムカつくんだよなー!だからこの人が撃たれたとき、「痛そ~」と思ったけど、ちょっとざまあみろだった。ああいう生死の境に来たら、気取って不幸面なんかしてられないだろうからさ。おしっこさしてもらうところなんか、「思い知ったか!」って感じよ。

でも他のキャラもバカのオンパレードみたいな映画だね。スーザンを撃っちゃう男の子も、バカかと思うよ。子供って、ああいうもん?親父もさ、あんなガキに銃なんか持たせるんじゃねーとか思ったけど、子供が仕事手伝うの当たり前なカルチャーみたいだから、しょうがないのかなと思った。でもそれならそれで、子供の方も銃の使い方とかもっと心得てるもんじゃないのかね?

それよりバカだと思ったのは、あのメキシコ人の乳母だったけどね。違法滞在よ、違法滞在!それで白人の子供連れて国境越えたらヤバイに決まってるじゃん!私は違法じゃないけど、立場的に近い物があるのでハラハラしたよ。今、強制送還されたら、生活の基盤が全て失われちゃうもんなあ。あの移民局の☆あーすほーる☆に色々言われているとき、一緒に絶望的な気持ちになったわ。移民局のやつってホントああいう態度なんだよね、血も涙もない。すごいドライ。

日本のエピソードが一番弱かったね、関わりとしては。モロッコの子供がアメリカ人の女をを撃った銃がもともと日本人の男が所持していた銃だったというだけで。他の人も突っ込んでいたけど、銃って登録とかしなくちゃいけないんじゃないの?「お礼に」とか言って人にカンタンにあげていいものなのかね。娘役の菊池凛子は良かったけどね。高校生って感じが良く出ていたし。他のブログで「日本人があんなだと思われたら恥ずかしい」と書いている人がいたけど、あんた、あんなのいい方よ!大丈夫、アメリカ人の高校生の方がもっとすげーから。

でも、こういう人たちは端から見てるから「バカじゃん」と思っちゃうのであって、自分がその状況にあったら、多分やっていることなのだろうな。子供を失って、スーザンみたいにビャ~ッチになったり、メキシコ人のおばさんだって、息子の結婚式にど~~~~しても行きたかったんだろうしさ。自分がガキだったら、銃持たされたらあれこれ撃ってみたいだろうし。

そう思わせてくれたのは、日本の高校生だったね。ああ、成長して親離れして行く過程で「誰とも繋がってない」という不安感や寂しさを埋めるために、肌と肌との触れ合いを求めるのか~、と、妙に納得した。だからこの映画の本当の教訓は「人の振り見て我が振り直せ」ってことか。つか、この映画の登場人物たちのように、人によって全く違うメッセージを受け取っていいのかも。

この映画がアメリカでえらい評価されたのって、アメリカ人て、一つ出来事をいろんなカルチャー、いろんな立場から見ることができるって理屈ではわかっていても、具体的にそれがどういうことか知らないからじゃないの?だからこうして映像に出来ちゃう人がいると「すごい!」と感動しちゃう。『クラッシュ』も、私には当たり前のことをエラくドラマチックに描いているなあとしか思えなかったけど、アメリカ人の友達はすごい絶賛してたもん。

それにしてもさ、やっぱり納得行かないのはさ、アメリカ人と日本人より、メキシコ人とモロッコ人の方が失うものが多くありませんか?最後、どの登場人物も、家族と抱き合うシーンで終わってるじゃない?でもモロッコの家族だけは崩壊してないか?メキシコ人のおばさんは生活の基盤を失ってしまうし。アメリカ人は夫婦も子供もさんざん痛い目にはあったけど、五体満足で生きてるしさ。私はスーザンが片腕失くしたらパーフェクトだと思ったんだけどな!んで、日本人は何も失っていない!これって何気に現代の世界の力関係と言うか、現実を映し出しているような・・・

Key Word
映画 バベル ブラッド・ピット ケイト・ブランシェット 菊池凛子
映画感想 | コメント(7) | 【2007/04/22 01:06】
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コメント
チュチュさん お久し振りです。
レビュー読ませて貰ったところ評価的には,
グレーなのかな?バカ映画に終始とか(笑)
日本とかの各エピは,独立してるんですね~
『クラッシュ』よりマシならいいんだけど
あれには,なにがいいのか良く分からなかったです。
【2007/04/22 09:26】 URL | hiro #-[ 編集] | page top↑
hiroさん、
他人のために評価するのって難しいですけど、自分的にはどーでもいい映画ですかね。良く出来ているのではないかと思いますが、「わー!!!」と来るような感じでなくて。『クラッシュ』ほどエラそーじゃないとは思いますが。
【2007/04/22 21:04】 URL | chuchu #-[ 編集] | page top↑
こんばんは、お久しぶりです。
で、TBも遅れちゃってゴメンナサイ。

話の内容云々はおいといて、「クラッシュ」は複数のプロットをまとめてたウマさがあったと思うのですが、「バベル」に到っては何を褒めてよいのやら…という出来だなぁというのが正直なところ。。。でした。

>アメリカ人の高校生の方がもっとすげーから。

え?マジですか?(ドキドキバクバク
【2007/05/15 01:01】 URL | とりこぷてら #9K64Lzaw[ 編集] | page top↑
とりこぷてらさん、
とりさん(って勝手にあだ名)、私よりは若いと思いますが、高校生にどきどきしちゃう年齢でしたっけ?!?!

【2007/05/15 02:24】 URL | chuchu #-[ 編集] | page top↑
うっ!
まさかドキドキなんてするわけ…あははは。
もっとすげーって、どうスゲーんだ?!ってゆー未知なるものの存在にドキドキってことで(アセアセ。
【2007/05/16 19:10】 URL | とりこぷてら #9K64Lzaw[ 編集] | page top↑
とりさん、
余りどきどきし過ぎてお身体壊さないように・・・

ほどほどに・・・へへへ。
【2007/05/17 01:58】 URL | chuchu #-[ 編集] | page top↑
BABELは聖書にでてくる「バベルの塔」の話をテーマにしてるみたいな感じらしいです。

昔、天にいる神様に少しでも近づこうとした地上の人間たちは、皆で天にまで届く高い塔を建てようとし始めました。
しかし、神様はその行動をよく思わず、人間たちの使う言葉をばらばらにしてしまいました。
使う言葉が異なる人間たちは意志の疎通が困難になり、塔の建設もあきらめざるをえなくなりました。
そしてその後世界中にちりぢりとなって暮らし始めました。


うろ覚えで信憑性に欠けますが、確かこんな話です。

この映画では、言葉や気持ちが伝わらない、人々の悲しさをあらわしているらしいです。


まあ結局なにが言いたいかというと、
「ブラピかっこいい」
ってことです。(笑)
【2009/10/25 21:36】 URL | モゲレオ #N6kp4qTg[ 編集] | page top↑
コメント、サンクスです!












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