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アメリカのビートたけし?!-ジョージ・カーランのスタンダップ・コメディ
Life is Worth Losing / George Carlin

ジョージ・カーランの知名度が日本でどんなもんかわかりませんが、多分、スタンダップ・コメディアンとしてより、映画に出てて知ってる人の方が多いかも。私が知っているのは『ビル&テッド』だけですが、ウィキで観たら、下記の映画にも出ているそうです。

Produced: 200
Directed by:
Writing Credits:
Chapters:
A Modern Man
Three Little Words
The Suicide Guy
Extreme Human Behavior
The All-Suicide Channel
Dumb Americans
Pyramid of the Hopeless
Autoerotic Asphyxia
Posthumous Female Transplants
Yeast Infection
Excess: Fires and Floods
Coast-to-Coast Emergency
この人に出会ったのは1997年のHBOスペシャルでやったスタンダップ・コメディだったんですけど、あの頃湾岸戦争が話題になってて、ジョージ・カーラン

「We love to bomb brown people!」

(アメリカ人は茶色い人を爆撃するのが好きなんだ)

と言ったのは衝撃でした。

「Bomb the fuckin brown people!!!」

これはカーラン流の、ものすごい可笑しいが腰が引けない風刺でマイケル・ムーアや小林よしのりにも通ずる危険さがある。実際カーランさんは1970年初頭に

『Seven Dirty Words You Can Never Say on Television』

(TVで絶対言えない七つの言葉)

という、今や伝説となったルーティーンで、それまで誰も公共の場で使おうなどと思わなかった悪い言葉、

shit、piss、fuck、cunt、cocksucker、motherfucker、tits

を大胆に使い、これらの言葉を実質的に放送禁止用語にしてしまった張本人です。Fuckの正しい使い方を知るために英語を勉強していたワタクシが、この人の存在に魅せられないわけがありません。

さて、このカーランさんが2006年に撮ったこのスタンダップ・コメディのライブ・ショウ。この人のショウって、ロック・コンサートのようです。いきなり言葉を並べてまくし立てる『I'm a Modern Man』で始まり、『The Suicide Guy』『Extreme Human Behavior』『The All-Suicide Channel』などではカーラン特有の鋭い風刺を披露。そして『Autoerotic Asphyxia』ではお得意の、ものすごいえげつないセンズリネタでわかせますが、実はこの話は、射精する瞬間に脳に血液を送るのを止めると快感が増す、という至極科学的な理由で、首に紐をつけてマスターベーションをして死ぬ若者が毎年何千人もいるという事実に基づいている。

カーランさんは、こういう時事ネタ、といっても戦争のようなみんなが知っているものから、こういう知ってるようで知らないものまで色々知識が豊富で、その中から自分が大事だと思うものをものすごく可笑しくしてみんなに伝える。しかもその方法はものすごく辛らつで、ユーモアのがない人には可笑しくないかも。『Pyramid of the Hopeless』の中では、最近、リアリティ・ショウが流行っているから、「自殺チャンネル」という番組を企画しよう、で、視聴率が下がったら、集団自殺で巻き返しを図ろう。

「ゴルフなんてあんな退屈なものを見る人がいるんだから、集団自殺だったら絶対視聴率稼げる」

と言い、そいじゃあ、一辺に自殺してくれる人たちを探さなきゃいけない。じゃあもう夢も希望もない、人生うっちゃってる人を探してこよう。

「まずはホームレスだ」

で、そいつらみんな手をつないで、グランド・キャニオンから飛び降り自殺させよう!とか・・・こうして書いていると、ビートたけしに通ずるものもあるな。たけしがこういうことを言っているのに気分悪くならないでゲラゲラ笑えちゃう人だったら、ジョージ・カーラン好きだと思います。

しかし、この人ももう70歳で、この2006年のショウは、心臓が悪くて入退院を繰り返した後の復活ライブだとか。まだまだがんばって欲しいけど、時々、考えながらしゃべっていたしなあ・・・。

ジョージ・カーランが出演した映画
■With Six You Get Eggroll (1968)
■Car Wash (1976)
■Americathon (1979)
■Outrageous Fortune (1987)
■Bill & Ted's Excellent Adventure (1989)
■Bill & Ted's Bogus Journey (1991)
■The Prince of Tides (1991)
■Dogma (1999)
■Jay and Silent Bob Strike Back (2001)
最狂絶叫計画 特別編(2003)
世界で一番パパが好き! (2004)
■Tarzan II (2005) (voice of 'Zugor')
■The Aristocrats (2005)
■Cars (2006) (voice of 'Fillmore' - a 1960 VW Mini-Bus)
■Happily N'Ever After (2007) (Wizard; voice only)

Key Words スタンダップ・コメディ ジョージ・カーラン 
DVDレビュー | コメント(2) | 【2007/04/08 23:33】
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コメント
「Good morning, Vietnam」のロビン・ウィリアムズをもっと過激にしたような感じだろうか???
今度見てみよう・・・
【2007/04/12 12:49】 URL | sano #-[ 編集] | page top↑
私、個人的にロビン・ウィリアムス大嫌いなんで「全然違う」と思いますが、一般的にはどーなんでしょう?

ビートたけし結構近いものがあるかと思いますが・・・。
【2007/04/12 21:10】 URL | チュチュ姫 #-[ 編集] | page top↑
コメント、サンクスです!












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