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『スキャナー・ダークリー』-あえなく惨敗
A Scanner Darkly

わっから~~ん。あんまりわっからんので、metromix.comの、Michael Wilmingtonさんのレヴューを参考に書かせていただきます。

スキャナー・ダークリー
dvd on amazon.com
Produced: 2006
Directed by: Richard Linklater
Writing Credits: Philip K. Dick, Richard Linklater
Cast:
Bob Arctor/Fred: Keanu Reeves
Jim Barris: Robert Downey Jr.
Ernie Luckman: Woody Harrelson
Donna Hawthorne: Winona Ryder
Charles Freck: Rory Cochrane
■『ブレードランナー』の原作者、フィリップ K.ディックの書いた本が原作である。ディック氏は、1960年代のドラッグ・カルチャーの中で自分が実際に体験したことを基にこの本を書き、本の最後にドラッグのためにおかしくなったり死んだりした友人たちの名をリストにして載せ、その中に自分の名前も入れている。

■このスタイリスティックなロトスコーピング(実写の上に色をのせたアニメーション)は、監督のリンクレーターが2001年の作品、『Waking Life』で使用したもの。

映画の中のヤク中たちは皆、薬物D(Slow Death)が蔓延する近未来のカリフォルニアで、互いに互いが密告者ではないかと疑いながらも友達として付き合っている。その中のボブ(キアヌ・リーヴス)は実際はフレッドという警察のスパイで、ボブ(自分自身)を監視するのが任務となってしまい、これが原因で人格が決裂してしまう。

■ドラッグ中毒の人の生態を良く描いている。運転中にパニックに陥ったり、幻覚を見たり・・・

■スクランブル・スーツ:フレッドの面が割れないように、カメレオンのように色々な顔/身体に変わるスーツ

ロバート・ダウニーJr.が自我が強く、仲間も平気で裏切るバリス、ウッディ・ハレルソンがユーモアたっぷりの騒がしいアーニーを好演している。

■この映画はあなたの思考をぐちゃぐちゃにし、悪夢の世界へいざなう。ロトスコーピングは『Waking Life』ほど素晴らしくはないが、フィリップK.ディックの世界を堪能できる作品である。

つーことなんですが、確かに最後に名前のリストが出てきて『Brain Damage』とか何年に死んだ、とか書いてあったため、「これってなんかすごーい深刻なお題目なのか?」と思ったんですが、観ている最中はなんだか良くわっからーん。ドラッグをやっている人たちの感覚を表現しようというのと、ロトスコーピングの技を最大限に生かしたいというので、物語を語るのは後回しにされてしまったような印象。

このロトスコーピングという画面処理がすげえウザい。好きな人には堪らんのでしょうが、せめて全く無名の役者でやって欲しかった。中盤くらいで本物のキアヌやロバート・ダウニーが観たいなあと、かなり萎えてしまい、それが原因で興味は失われていくばかり・・・。やっぱり、こういう処理をされると、役者の表情とかが楽しめない。虫がわらわら出てきたり、座っている人が虫に見えたり、「スクランブル・スーツ」なる、ヤク中の人にしか考え付かないような世界を表現するのにロトスコープは必要だったのかも知れませんが、逆に現実味が失せてしまい、フィリップ・ディックのその、何、「異様な世界観」が全然訴えてこなかったよ。

役者さんに関して言うと、キアヌは漫画になってもでくの坊、ウィノナ・ライダーは、漫画になったせいでいい演技してんのかなんだか全然わかんないし、ロバート・ダウニーJr.ウッディ・ハレルソンが掛け合い漫才みたいで面白いハズなんだけど、オーバー・アクト気味でわざとらしく、ちっとも面白くなかった。

物語を語るのは後回し、と言いましたが、正直言って話自体もあんまり面白くないんじゃないかなあ、これ。フレッド/ボブの心の葛藤とか、ヤク中の世界観とか、感覚重視でストーリーらしいストーリーがないのでは?んー、やっぱこれってそういうののオタクの人用?・・・今回は惨敗です、アタクシ。

Key Words 
映画 スキャナー・ダークリー キアヌ・リーヴス ウィノナ・ライダー ロバート・ダウニーJr. ウッディ・ハレルソン フィリップ K.ディック
| コメント(4) | 【2007/01/22 00:00】
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コメント
楽しめなかったようで残念です~。ワタシはとっても面白かったんですが、それはチュチュ姫さんがおっしゃってるような「現実味がない」のが狙いだってわかってたのが大きいです。夢と現実の境目ぽい感覚を出したいんだろうなぁというので、これが実際の人物でやってしまうとリアルになりすぎ、ってとこです。

で、後、これは聞いた話ですが、原作のディックは知識層にはとても有名な上に、この作品はちょっと文学とか映画が好きな西洋知識人には有名な作品とか。なので、『知ってること』を前提に作られたのかもしれませんね。
【2007/01/23 21:02】 URL | プリシラ #-[ 編集] | page top↑
プリシラさん、
そーですかあ。まったく前戯なしで観てしまったのがいけなかったようですね。くすん・・・
【2007/01/23 22:00】 URL | チュチュ姫 #-[ 編集] | page top↑
WAKING LIFEを見ておくべきだったでしょうね。あれも訳わからんですよ。スキだけど。リンクレイターって変わってるね。スクール・オブ・ロック作ったり、ビフォア・サンライズみたいなの作ったり。WAKING LIFEにはビフォア・・のイーサン・ホークとジュリー・デルピーの二人が出てくるんですよ。
【2007/01/24 23:11】 URL | GO #-[ 編集] | page top↑
GOさん、
ホント、リンクレイターさんの撮った映画のリストみると、様々ですね~。節操がない?!『Walking Life』は要チェックっぽい。
【2007/01/25 00:34】 URL | チュチュ姫 #-[ 編集] | page top↑
コメント、サンクスです!












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