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『酔いどれ詩人になるまえに』-マット・ディロンが演じるアル中作家・ブコウスキの下積み生活
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チャールス・ブコウスキとの初めての出逢いは、アメリカに来たばっかりの頃、まだ英語もつたないと言うのに性格がバレて、「あんたきっとブコウスキ好きだよ、読んでみな」と言われ、辞書片手に読んだのですが、飲んだくれで、ボヘミアンなぶっ飛んだおっさんの話で、結構面白かった。意外に英語も簡単だったし。

Factotum
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Produced: 2005
Directed by: Bent Hamer
Writing Credits: Charles Bukowski, Bent Hamer
Cast:
Henry Chinaski:Matt Dillon
Jan: Lili Taylor
Laura: Marisa Tomei
この人のストーリーは自伝的なのですが、タイトルの『Factotum(雑用係の意?)』が示すように、この映画では特に主人公・チナスキが食っていくためにした色々な仕事と、どうしてそれをクビになったかを中心に、チンナスキという「ライター」の破天荒な生活を紹介して行きます。

氷屋さんでバイトしているときは、配達に行った先のバーで飲み始めちゃって、トラックに積んだ氷が全部溶けてクビ、とか、ピクルス工場で働いたときは、仕事が詰まんなくなるとバーに飲みに行っちゃってクビ、とか、どーしても真っ当な仕事が出来ない人です。

仕事が続かないんだから貧乏なわけで、住むところも基本的になく、人の車からタバコを盗んで吸うような生活をしながら、短編を書いては自分の好きな雑誌に投稿し続ける。バーで知り合った女とエッチし、なんとなく一緒に住むようになり、みたいなことを繰り返して行きます。

私がブコウスキの小説を読んだ印象では、この人は相当ぶっ飛んでいて、こういう生活をするのが好きなのかと思ってましたが、映画の中のチンナスキが、仕立てのいいスーツとか、高い葉巻、ヨーロッパ旅行、はたまたいい家を持つこと、なんかに憧憬があると知って驚いてしまいました。

小説を読むと、アル中で貧乏でハチャメチャな生活の描写がすごい可笑しくて、楽しんでいるとしか思えないんですけど、あれはシニカルな表現だったのだなあ、今、考えてみると。もう少し英語が出来たら、可笑しみの中にかいま見える悲哀みたいなものを読み取ることができたのでしょうか。

部分部分はコミカルなのですが、というか、仕事に飽きると飲みに行っちゃうような人の話が可笑しくないわけはないのですが、映画全体としてはマジメなスタンスで、書かないといられないチンナスキが、ライターを目指す下積み時代の苦労話で、特にクライマックスも何もなく、ぶっちゃけ面白くないです。

それにしても主役のマット・ディロン。この人って、『リトル・ダーリング』とか『マイ・ボディガード』に出てたんだよね。憶えてる人、いるかなあ。それがアル中の役をやるようになるとはねえ。時の流れは早いもんだ・・・。

Tales of Ordinary Madness Tales of Ordinary Madness
Charles Bukowski (1984/01)
これが私が読んだブコウスキの短編集です。まだ持っているので、もう一回読んでみようかなあ。
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Key Words 
映画 酔いどれ詩人になるまえに チャールス・ブコウスキ マット・ディロン
| コメント(0) | 【2007/01/02 12:31】
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