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『ブラザーズ・オブ・ザ・ヘッド』-ロック・バンドはフリーク・ショウだ!
Brothers of the Headシェアブログ1573に投稿

本当は「ネタバレあります」って最初に断ろうと思ったら、ヤフーとかの映画情報でも「ドキュメンタリー映画仕立ての構成」とバレバレに書いてあるんですが、これってネタじゃないの?だったら何がおもろうて観るねん、この映画

Brothers of the Head
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・・・曲は、ロック系の映画に良くあるセンスのないものではなく、ロウないいものもあるのですが、70年代ってこんな曲?ニルヴァーナ以降のオルタナみたいで納得行かなかった。小説の方は、SFに分類されているそうです。そういう見方もあるか・・・
Produced: 2005
Directed by: Keith Fulton, Louis Pepe
Writing Credits: Brian Aldiss, Tony Grisoni
Cast:
Tom Howe: Harry Treadaway
Barry Howe: Luke Treadaway
Paul Day: Bryan Dick
Nick Sidney: Sean Harris
Henry Couling: Jonathan Pryce
私はバカ丸出しですっかりだまされましたよぅ。DVDのカバーにあったサマリーも良く読まず、「70年代のロック・・・・苦悩をパンクにぶつけた双子・・・曲がいい・・・・」というくだりで「おお!70年代のパンクか!しかも曲がいいのか!」とレジに走ってました。

普通の物語だと思っていたので、しょっぱな「始まったな」と思ったら実は映画の撮影風景だったり、関係者のインタヴューが出てきて、「なんだよー、ドキュメンタリーかよー、いいよこういうのはもう」と、かなり引いたのですが、インタヴューの内容から、もしかして・・・もしかして・・・主人公の双子がお腹のところでつながっているサイアミーズ・ツイン?!

経緯は忘れちゃったけど、このイギリスの田舎(海岸沿いで、暗くて湿っていて、シジミとかとって暮らしてそうなところ。昔、浦安がそうだったから似てるなと)の、しかもサイアミーズの双子を連れてきて、一からギターを教えてポップ・ロック・バンドを作ろうなどという企画が事実とは!とマジで衝撃を受けていた自分に笑う。だってー、双子(トムとバリー)にギターを教え、バンドになった後はベースをプレイしていた私好みのお兄さんや、マネージャーのうさんくさい男が、ドキュメンタリーの中では20代で、インタヴューのシーンでは40才くらいなんだけど、本当に当時のフィルムに出てくる本人が年を取ったように見えたんだもーん。

でも私だって完全にパーじゃないんだから、おかしいな、と思ったところもあったよ。大人しい方のトムにローラという恋人が出来て、ローラのことを歌った美しい曲を作るんだけど、激しい性格のバリーの方が焼きもち焼いて、ライブでその曲を演奏するとき「お前なんか大嫌いだ、カント(Cuntとは女に対する侮蔑の言葉)」と歌詞を変えて歌ったら、それを聞いたローラの困惑した顔がアップになるんだけど、「良くこんな都合いい絵が撮れたなー」と思ったし、あと、トムとローラがセックスしている横でバリーがぼけーと寝転がっているところとか、「こんなところまで撮らせちゃうの?」と。

さらに、バンドのパーティでぶっといコカインのラインを、トムとバリーが思いっきり「ずずずずず」と吸っているところも異様だった。なぜだか、サイアミーズ・ツインがコカインやったり、タバコをブカブカ吸ったり、ビール浴びるように飲んだりしていると、異様な感じがする。普段私達が見ているロック・スター達がやっていることと変わりないのに、サイアミーズだと異様。二人ともなかなか美男子で、腹がつながっている以外は別に普通の人なのよ。私が「気持ち悪い」と思ったのは、片方がタバコ吸いすぎて気持ち悪くなったら、自分がなんにもしていなくても気持ち悪くなるのかな、という、こいつが身体の中に入れる異物を含んだ血液が、私の身体の中に流れて来るんだ、という気持ち悪さ。

原作は小説らしいのだけど、なぜこんな物語を思いついたのかな、と考えた。ロック・バンドというのは基本的に見世物だ、そこに本当の奇形を当てはめてみたら?と思ったのかな。確かに言われてみれば、ロック・バンドってフリーク・ショウよね。ボーイ・ジョージとか、マイケル・ジャクソンとか、マリリン・マンソンとか、アイアン・メイデンとか。でも普段はフリークだと意識していないから、フリークだと意識させられると全然違った角度で観るようになり、思考が刺激される。

でもだからこそ、これがフィクションだと始めからわかっていたら面白くないんじゃないかなー。私はこれが作り話だとわかった途端に「なーんだ!」と思っちゃった。マジだと思って観ていたからいちいち驚いていたけど、最初から作り物だとわかっていて面白いんだろうか?

Key Words 
映画 ブラザーズ・オブ・ザ・ヘッド
| コメント(2) | 【2006/12/31 20:00】
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コメント
そうなんですか~。
こちらでは上映はまだなんですけど、初めて予告編を劇場で観たときは、バッチリ撮れ過ぎだし、フィクションだろう…と思っていたのですが、チラシとか読むうちにだんだん「アレ?じゃ再現フィルムとドキュメンタリーを編集してあるのかな?」とか、だんだん解らなくなってきてたんですよね…
最初からばらしちゃうのは、やっぱり面白さ半減ですよね?『フランキー・ワイルド』も、思いっきりモキュメンタリーって紹介している雑誌とかあって、本気にすると恥ずかしいとか書いてました。そんなの、見てから解ればえぇやんか!と思うんですけどね……
【2007/01/16 17:16】 URL | まーちゃん #.17RNwB.[ 編集] | page top↑
まーちゃん、
ああ~「モキュメンタリー」って言葉、日本語でも使うんですね。英語の解説にも、そう書いてありました。

まー、内緒にしておいても、原作があるので口コミでバレちゃうとは思うんですが、映画の作りとしては「だまそう」って気があるんじゃないかと思いました。
【2007/01/16 22:20】 URL | チュチュ姫 #-[ 編集] | page top↑
コメント、サンクスです!












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