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『僕たちのアナ・バナナ』-深ーく宗教がらみですので!
Keeping the Faith

ニューヨークのティーン・エイジャー、ジェイク(ベン・スティラー)、ブライアン(エドワード・ノートン)そしてアナ(ジェバ・エルフマン)は大の仲良しだったが、お父さんの転勤でアナがLAに引っ越してしまう。ジェイクとブライアンは親友同志のまま大きくなり、2人ともそれぞれの宗教を地道に信じて、ジェイクはユダヤ教会のラバイに、ブライアンはカソリックのプリーストになる。そして、今やバリバリのキャリア・ウーマンに成長したアナは、今度は自分の転勤でニューヨークにやってきて、ジェイクとブライアンとの友情を再開させるが・・・・。

keepingthefaith.jpg
dvd on amazon.com
CAST & CREDITS
Produced: 2000
Directed by: Edward Norton
Writing credits: stuart Blumberg
Cast:
Jake: Ben Stiller
Brian: Edword Norton
Anna: Jevva Elfman

納得行かねーな!この映画。要するに三角関係の話なんだけど、ベン・スティラーがエ(この先マイルドにネタバレしていますので、これから観ようと思っている人は注意深く進むべし)。

どこだっけ?そうそう、ベン・スティラーの方が二枚目役ってのが解せねえよ。小さい時からスポーツ万能、成績優秀、ラバイになってからもモテモテで、デートのお誘いが絶えない!一応面白いことも言うんだけど、基本的に二枚目役なのよ。

で、アナ役のジェバ・エルフマンての?この人もさー、体はいい体してんだけど、馬面で、泣いてる顔とか耐えられない。ビジネス・ウーマンというカリカリ・ちゃきちゃきした感じには合ってるちゃあ合っているんだが、好みじゃないからあんまり応援したくなくなっちゃうし。

で、この二人がくっついて、可哀想なブライアン(エドワード・ノートン)は、二人がチョメチョメしているのも知らないまま、アナに恋してしまい、アナも自分のことを好きだと勘違いし、カソリックのプリーストというのはセックスも結婚もできないので、自分の信仰を捨ててまでアナを求めるべきか、とか、物凄い苦悩するわけよ。

それなのに!

アナとジェイクの付き合いって、遊びにしか見えないんだよ。会えばエッチしてるし、会話の内容とかもお互い挑発的なこと言い合うのばっかだし、削除シーンに入ってた、ジェイクが、太ももに装着できる携帯電話をアナにあげて、アナは会社でそれをつけて仕事し、ジェイクが電話かけてくると携帯がヴァイブレートして、オフィスでイってしまうアナ!これって、笑うべきシーンなの?! なんだかなー。

まあさ、付き合い始めて一ヶ月なんてそんなモンなんだろうけど、ジェイクがアナに魅かれた動機も結局エッチというか。ユダヤ教のラバイなので、みんなが色んな女を紹介してくれる(あ、でもラバイはユダヤ教の女としか結婚できないから、みんなユダヤ人の女)んだけど、そういうあらかじめセット・アップされたものでなく、自然発火的に始まる恋がしてみたいと思っていたところ、ある日アナがすごくセクシーに見えて、勢いでやっちゃうわけなんだな。

でもさ、アナはユダヤ人じゃないので、最初から真剣な付き合いにならないという前提でやっちゃうわけよ・・・。それってさー、1)お前、一応聖職者だろ!2)アナは小さいときからとっても大事にしていた親友じゃないの?しかももう1人の親友・ブライアンもアナのこと大事にしているってわかっているのに。そういう女と火遊びするもんかね。

そんで、アナの方がマジになっちゃって、サンフランシスコに栄転になったのを断ってでもニューヨークに残り、ジェイクと真剣に付き合いたいなんて言い出すと、結構冷たいんだなー。やたらユダヤ教会がどう思うかとか、お母さんがどう思うかとかばっかり心配するんだよ。こういうの「遊び」って言うんじゃないの?そんだけでも後味悪いんだけど、ベン・スティラーがマジでこの色男の役やってるのが輪をかけて解せない!

邦題の『僕たちのアナ・バナナ』と聞くと、この三角関係のロマンスが中心のストーリーのように見えるけど、原題『Keeping the Faith』というのは、ズバリ信仰がこの映画のテーマで、三角関係のロマンスは、ユダヤ教とカソリックという似て非なる物をあえて比較しながら、信仰とは何かを問うための背景でしかないというのがはっきりわかる。で、ジェイクもブライアンも同じくらいの比重で自分の信仰というものを試され、それによって苦悩しているハズなんだけど、私にはどうしてもジェイクはいいかげんなヤサ男にしか見えない!

ブライアンが煩悩に悩まされて、カソリックのプリースト暦40年の先輩に打ち明けると「私は身も心も神に捧げてはいるが、それでも10年に一辺くらいは恋に落ちてしまうことがある」なーんて言うのを聞くと、そのけなげさに打たれるね。まあだから考えてみれば、ジェイクとアナの尻軽さがあるからこそ、ブライアンの真摯さ、純粋さを更に強調しているのかもしれない。

エド・ノートンってニューヨーク出身なのかな。ベン・スティラーもそうなんじゃないかと思うんだけど、この映画も随所に「ニュ~ヨ~クゥ~」っていう描写があっていいね。ブライアンがべろんべろんに酔っ払って、道端のゴミ溜めに転んじゃうと、男の人が近づいて行くので、手を貸してあげるのかと思ったら、ゴミを手渡すだけ、とか、まだ子供のブライアンが街角のコンビ二で、ドラッグ・クイーンたちにコーラを買ってきてあげるところとか、結構笑う。それに、ユダヤ教の人とカソリックの人が文字通り隣同士であるというのも、ニューヨークならではかもしれない。

そういうところとか、ジェイクもブライアンも退屈な教会での説教をスタンダップ・コメディみたいにして、教会に人を呼び集めたりとか、その二人が宗教の壁を越えて一緒にコミュニティ・センターを作ったりとか、カソリックとユダヤって相容れない感じがするのだけど、それを軽いタッチでこんな風に描いているのはほのぼのしたね。

そういうところを邦題がばっさり切り取ったのは不満なのだけど、セールス戦略としては正しい?下手に日本人に馴染みのない信仰を強調するような、原題に忠実なタイトルをつけるより、日本人が共感できるような部分を切り取って邦題にするという。それもわかるんだが、それだと、その国の背景がわからなくて、つまらなくない?映画ってやっぱ、それが出てきたお国柄つか、カルチャーとかが反映されているところが面白いんじゃないのかね。それに「アナ・バナナ」という表現は、一回しか出てこなくて、アナがそういう風に実際に呼ばれていたわけじゃないんだけどなあ・・・

まあ、いつものことなんだが。

Key Words
映画 ロマンス 宗教 僕たちのアナ・バナナ ベン・スティラー エドワード・ノートン ジェバ・エルフマン ニューヨーク 

今日見たDVD | コメント(3) | 【2006/09/01 23:06】
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コメント
これ、好きですよ。俳優が監督した映画って半信半疑なんだけど、これは結構楽しめた。ベン・スティラーの味も良く出てたと思う。一番好きなのは映画館で親戚(だっけ?)に偶然出くわしてしまってアナと一緒にいるのをごまかそうとしているところ。ああいう演技をやらせたら右に出るものはいないような気がしますよ。
【2006/09/01 21:39】 URL | GO #-[ 編集] | page top↑
あ、あとこの女優、最初の空港の登場シーンではいまいち魅力ないな、と思ったんだけど話が進むにつれだんだん可愛くなってきた。レネー・ゼルウィガーに見えてくる。
【2006/09/01 21:41】 URL | GO #-[ 編集] | page top↑
GOさん、
実は私も、アナの役、レネーにやらせればよかったのにと思ったんですよ!
この映画でベン・スティラーいいとこなかったなあ。『ポリー MY LOVE』を観た直後だったので、同じようなイメージを期待し過ぎちゃったのかも。

やっぱり「スティラー」なのね、「ステラー」じゃなくて。なんか「ステラー」って表記だったんじゃないかと勝手に思い込んでいたのですが・・・ちゃんと調べてみようっと。
【2006/09/01 22:58】 URL | チュチュ姫 #-[ 編集] | page top↑
コメント、サンクスです!












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