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『椿三十郎』-リメイクの際は、慎重にお願いします
Sanjuro

アノラックとスノトレのホトケのGOさんがマジで怒った、織田裕二主演、森田芳光監督での『椿三十郎』のリメイク。元の三船敏郎黒澤明監督のものを絶賛しておられたので、丁度、邦画を観たいなと思っていたところだし、借りてみました。

sanjuro.jpg
dvd on amazon.com
CAST & CREDITS
Produced: 1962
Directed by: Akira Kurosawa
Writing credits: Ryuzo Kikushima, Akira Kurosawa
Cast:
Sanjuro: Toshiro Mifune
Muroto: Tatsuya Nakadai
実はこれ、観たことある。多分、途中から観たのか、城内の奥方と娘を救出し、悪者の家の隣の家に隠れて、悪者の家が「椿屋敷」と呼ばれている、というところで思い出した、あの、椿を小川に流して合図するってやつ。GOさんが、「奥方と娘が赤い椿を合図にするか白い椿にするかをのんびりと話をしているとき、三船敏郎がふすまの文字を指で何回かなぞっている」というのを読んでもピンとこなかったんだけど、あの小川のある家を観て「ああ、これかあ」と思った。GOさんのお兄さんから訂正入ったとおり、なぞっている文字は「や」で、それも「のの字のの字」みたいにいじらしくなぞっているんじゃなくて、「や!」と一回、力強くなぞっているのが可笑しかった。

チュチュ的に一番ウケたのは、三十郎が味方している若侍たちに捕まってしまう、敵の見張り番。奥方(この人もすっとぼけている)が、「あなたも一緒にいらっしゃい。悪いようにはしませんから」とかなんとか言って連れてくるのだが、なんとバカ若侍たちはこの見張り番を押入れに入れっぱなしにする!つっかえ棒もしないんだよ、逃げられて、「隣の家にいます」なんて言われたら、一網打尽じゃないか。

とか思っていたら、若侍たちが城内を取り戻そうと、敵の行列を付けて行き、三十郎の言うとおりそれがおとりだとわかり、自分らのバカさ加減に意気消沈して帰ってくると、この見張り番が押入れの前でメシを食っている!「なにをしてるんだお前は!」ととがめられると、「すいません、くしゃみをしたら奥方に見つかってしまいまして・・・」って、これは古典落語の世界だよ。それから「いや、押入れの中で皆さんの話を聞いていると、私が聞いた話とは全く違くて、勉強になります。それでは、失礼します。」と言って自ら押入れに入って行ったときは、爆笑してしまいました。

その後も、三十郎が本当にいい人かどうか、若侍たちが議論しているときにまた押入れから出てきて「ちょっと言わせてもらいますが!」とかいって三十郎をかばったり、若侍たちの作戦が当たってみんなで大喜びして踊っているところに一緒になって踊っていたり、いちいちウケてしまった。

あと、この城内も面白い。事件も解決し、若侍と奥方と祝いの席に座っている城内。自分に罪をなすりつけようとした悪者が捕まったのだが、お家断絶という厳しい裁きを受けたことに対して「わしも何とかしようと思ったんだが、なにせこのとぼけた馬面では、誰もわしの言うことなんか聞いてはくれん。馬に乗ったら、馬のほうが丸顔」と言ったところで奥方が吹き出しちゃうのですが、私も一緒に吹き出しました。

三十郎さんに関しては、まあ、GOさんのような男性が「いいな~」って思うような男なんでしょうね。気ままに生きる素浪人、見かけなんか気にしない、「鋭い」けど、「さやに納まっていられない」から「俺はいい刀じゃない」なんちゃってさ。でも若侍を助けてあげたり、優しいんだよね。チュチュ的には特に魅力は感じなかったけど、男が惚れる男なんだろうな~ってのは、なんとなく納得。

プロットに関しては、古い映画だし、こういうの突っ込んでもしょうがないとは思うのですが、悪者の中での切れ者、むろととかなんとか言う人(これ仲代達也?!信じられない!)、この人切れ者のくせに大事なところで必ずどっか行っちゃうのが気になった。それにさー、最後、この人と三十郎の一騎打ちがあるのですが、あの血の出方はないだろう。それともあれもギャグとして許容するべきなんでしょうか。ま、爆笑させてはもらったけどね。

Key words
映画 邦画 椿三十郎 織田裕二 森田芳光 三船敏郎 黒澤明 邦画 男が惚れる男 爆笑名セリフ

GOさんの『椿三十郎』解説
怒っている記事はこちら
笑った映画 | コメント(4) | 【2006/07/30 11:55】
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コメント
あの血はスプリンクラーの故障でああなったらしいのですが、映像的に面白いのでそのまま使ったそうです。NGなはずなのに演技を続けた二人の役者も立派です。
【2006/08/01 09:23】 URL | GO #-[ 編集] | page top↑
自分も好きですよーあの映画、
若侍が若大将でしたっけ。
【2006/08/01 10:28】 URL | ニット帽 #-[ 編集] | page top↑
GOさん、
へーそうなんですか。確かにあの状況で演技続けたのはすごいね!あのシーン浮いてるっていうか、印象的だもん。

ニット帽さん、
若侍の一番うざったいやつが、田中邦衛じゃないかと思うんだ。あと、知った顔の人がたくさん出てるんだけど、名前がわからないんですよ。仲代達也なんてぜんっぜんわかんなかったけど。
【2006/08/01 22:16】 URL | チュチュ姫 #-[ 編集] | page top↑
これ 加山雄三(だったかな?)が  を  と読み間違ってしまい 撮影期間中ずっと かわや と からかわれ続けてた映画なはずですが そんなあだ名 いやだ…。今ならいじめって言われてますよね。
【2008/06/17 18:38】 URL | プリシラ #-[ 編集] | page top↑
コメント、サンクスです!












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