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ああ、ハマったら抜け出せない・・・ニューヨーク・ドールズのデヴューアルバムはイカす!【アルバム・レヴュー】
New York Dolls / New York Dolls

New York Dolls
cd on amazon.com

1. Personality Crisis/ 2. Looking for a Kiss/ 3. Vietnamese Baby/ 4. Lonely Planet Boy/ 5. Frankenstein/ 6. Trash/ 7. Bad Girl/ 8. Subway Train/ 9. Pills/ 10. Private World/ 11. Jet Boy


高校卒業した直後に渋谷の某XXXX・メイトでしばらくバイトしてたんですけど、あれは楽しい仕事だったなあ。同僚はみんなメタル/ハード・ロックの人で、ただみんなでたむろしてジーパンたたんでいただけだったんで、毎日仕事に行くのが楽しかった。それに、タワレコが二階にあったんで、しょっちゅう仕事サボってレコード見に行っていたよ。

そのタワレコにドールズ好きな人がいたのか、このニューヨーク・ドールズのファースト・アルバムのポスターがでかでかと貼ってあったのを憶えているよ。それを立ち止まってじーっと見ていた18才のチュチュは、「すげえロンブー。なに、このおばさんみたいな人たちは?」とか思いながらも目が離せなかった。それにずーっと(ずずずーっと)後になってハマってしまうとは、誰が想像したでしょうか。

一曲目『パーソナリティ・クライシス』はキャッチーなロックン・ロールで、ハノイ・ロックス命だったK姉妹のおねえちゃんに言わせると「ドールズは、こういう『ロッキー・ホラー・ショー』のようなノリがいい」そうなんだけど、私はまさにその、ピアノとか入っちゃうミュージカルっぽさがキライ。

それより結構メタルしちゃっている『ジェット・ボーイ』がいい!ちょーイカすリフ、そこにかぶる手拍子、ギター・ソロのところで疾走感のあるリズムに変わる曲構成がメタルちっく。しかし、ギター・ソロからコーラスに戻るところは唐突でひねりがなく、この辺のいい加減さがパンクっぽくて新鮮よ!

『トラッシュ』は、『ジェット・ボーイ』に比べると完全にパンク寄りで、「ドコ!ドコ!ドコ!ドコ!」というドラムと「とら~っしゅ!ぴきな!」というコーラスに横っ面張られるような印象的な曲なのだが、何度も聴くと、それだけ、って感じであきる。

今一番のお気には『バッド・ガール』!本編とは全く関係ないリフに、「ぼよよよ~ん」とふざけたギターがかぶる不思議なイントロ、しかしその後に入る「・・・ば~っどがる・・・」と抑えたジョハンソンのボーカルが妙に好奇心をそそる。そしてなんの前触れもなく入るパワフルなドラム!「チュチュをイカせたかったらフロア・タムを叩きなさい」と言われるとおり、この曲のようなこういう「ズンドコ」フロア・タムやられるとワタクシはもうあがらえない。

しかしこの曲で一番良いのは、アーサー“キラー”ケーンのベース!いや、本当にオーソドックスなロックン・ロールのベース・ラインなんですが、ツ、ツボにぐぐーっと入ってないか?しかも、コーラスのとこのフィル・インがすこぶるかっくいい!最初に気が付いたとき、「ひゃっ」って声が出ちゃったくらい。ほのかに想いを寄せていた男の子の肘が、アクシデントで乳首をさぁっとなでたときに出るような「ひゃっ」が。

今はこの『バッド・ガール』を、会社行くときリピートで聴いているんだけど、会社まで15分だから、この曲3分としても、5回は聴いているわけね。会社に付く頃にはすっかりぼーっとしていて、朝セックスしてから会社行くみたいな「一発やってきたの、バレてるかな?」的な後ろめたさがあります。

他の曲は、ペンキ塗ったり、工作したりするときバック・グランドに流しているとノリノリでいいけど、特に一曲づつ取り上げてうんぬんするほどでもないな。好きな曲も含めてドールズの唯一良くないところは、繰り返しが多過ぎる。『ジェット・ボーイ』や『バッド・ガール』でさえ、2/3位の長さでいいんじゃないかと思っちゃう。まあこの2曲はどうせリピートで何度も聴くから、私にとってはどっちでもいいけど、楽曲のまとまりを考えるならばね。

■You Tube のNew York Dolls on OGWT 1973
『ルッキング・フォー・ア・キス』と『ジェット・ボーイ』を演奏している。このビデオは有名みたいで、たくさん出回っているんだけど、このリンクが一番きちんと全貌を見せている。『ルッキング・フォー・ア・キス』に関しては本編では触れなかったけど、好きなんです、この歌。しかもヴィデオでは、こんなユルい曲なのに思いっきりギター弾き過ぎて、ヨタヨタしているジョニサンが可愛い。2曲目の『ジェット・ボーイ』ではイントロが始まってすぐの、アーサーが手拍子しているところがすっげーかっくいい!!! 曲の中間、同じリフでは、おもむろにピックを口にくわえてから手拍子し始めるんだけど、そののろい動きがセクシー!今考えると単なる酔っ払いなのだが、ジョニサンとシルヴェインが全開でピョンピョン動き回っている横でああも落ち着いていられると、ス・テ・キ!

BeatClub Performance 1973での『パーソナリティ・クライシス』の映像
黄色い衣装にライト・グリーンの膝上ロンブーはいて、内股気味に立っているアーサーも見逃せないが(また、ああいう歩き方をするのはジーン・シモンズだけではなく、ロンブーを履いた大男の歩き方であるという検証が出来るが)この曲で目を皿のようにして見て欲しいのが、ジェリー・ノーランの叩き方!鼻の穴がでかいジョハンソンのアップや、いつも通りヨタヨタしてるがかっこいいジョニサンが横切ることが多いので、その隙間を縫う様にして後方にいるドラムのノーランを見ないといけないのだが、肩を左右交互に上下に揺すり、まるで踊るようにして叩くノーランはめちゃくちゃセクシー!本文では、ミュージカル色がキライと書いたけど、それさえなければこの曲いいと思う。

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Key Words
音楽 パンク ロック ニューヨーク・ドールズ アーサー“キラー”ケーン ジョニー・サンダース シルヴェイン・シルヴェイン ジェリー・ノーラン デヴィッド・ヨハンソン
気になるアーティスト | コメント(3) | 【2006/07/30 08:16】
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コメント
はじめまして!
コメント&TBありがとうございました!
ドールズの気合いの入った記事、楽しませていただきました(^^)。
アーサー・ケインのベースに一目置くなんてさすがですね!!
他の記事も面白く読ませてもらいました!
どれも、中身が濃くて凄い!!!
【2006/08/28 06:39】 URL | 波野井露楠 #-[ 編集] | page top↑
波野井さん、いらっしゃいませ。
他の記事も読んでいただけたとは、光栄です。

私はアーサーのベース大好きです。私はNYDはヘタウマじゃなくて、結構上手いと思います。それにアーサーもそうだけど、難しいことをやっているわけではないけど、なんだかユニークなフレーズとかが多くて、何度聴いても意外な発見があります。
【2006/08/28 10:12】 URL | チュチュ姫 #-[ 編集] | page top↑
チュチュ姫様

拙者のブログへお越しいただき、恐悦至極に存じます!!

ははぁ~っ!!!

っとあいさつはこのへんで、どうもありがとうございます!!

チュチュ姫さんのブログ凄い!!
盛りだくさんで知識の量もハンパじゃないですね。過去ログも、またじっくり見せていただきます。

ところで、ニューヨーク・ドールズ、カッコイイですね!! 僕も昔、バンドでカバーしたことありましたよ。Looking for a Kissと Trashでした。僕はギター。ジョニー・サンダースのギターワークが好きで、よくまねしてました。

それでは、またお邪魔します!!
【2006/11/15 23:06】 URL | lizard king #-[ 編集] | page top↑
コメント、サンクスです!












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