スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
| 【--/--/-- --:--】
本袋 | 映画袋 | 音楽袋 | 記事袋
『レッド・ツェッペリン・熱狂のライブ』こんなにお粗末でしたっけ?!
The Song Remains the Sameシェアブログ111506に投稿

ぎゃはははは!そうそう、これって、ライブのフィルムじゃなくて、映画だってことを忘れていたよ。観るのすんごい久しぶりなもんで。

曲目リスト
1.ロックン・ロール/2.ブラック・ドッグ/3.貴方を愛しつづけて/4.ノー・クォーター/5.永遠の詩/6.レイン・ソング/7.幻惑されて/8.天国への階段/9.モビー・ディック/10.ハートブレイカー/11.胸いっぱいの愛を
曲目リスト
1.ウィアー・ゴナ・グルーヴ/2.君から離れられない/3.幻惑されて/4.ホワイト・サマー/5.強き二人の愛/6.ハウ・メニー・モア・タイムズ/ 7.モビー・ディック/8.胸いっぱいの愛を/9.コミュニケイション・ブレイクダウン/10.カモン・エヴリバディ/11.サムシング・エルス/12.ブリング・イット・オン・ホーム/1.移民の歌/2.ブラック・ドッグ/3.ミスティ・マウンテン・ホップ/4.貴方を愛しつづけて/5.オーシャン/6.カリフォルニア/7.ザッツ・ザ・ウェイ/8.スノウドニアの小屋/9.死にかけて/ 10.トランプルド・アンダー・フット/11.天国への階段/12.ロックン・ロール13.俺の罪/14.シック・アゲイン/15.アキレス最後の戦い/16.イン・ジ・イヴニング/17.カシミール/18.胸いっぱいの愛を
冒頭の、ツェッペリンの有名な(悪い意味で?)敏腕マネージャー、ピーター・グラントがマフィアの格好して、トランプやってる狼男を始めとする他のマフィアをマシンガンで一掃するシーンは、ロック・バンドの利益を不当に吸い上げようとする音楽業界の悪者達をピーター・グラントが処理した、というメタファーだって聞いたことがあるけど、まあ、なんにしろ、彼がツェッペリンのために汚い仕事は取り仕切っていたつーことですな。

で、悪者はケリつけたので、次のシーンでは、グラントが笑顔で電話をかけている。そしてツェッペリンの各メンバーの所にツアーのスケジュールが届けられる。

ボーカルのロバート・プラントは、山の中に住んでいて、郵便屋さんが自転車でちりんちりんと手紙を運んでくる。かなりヒッピーちっくに自然の中で家族と過ごしている様が描かれる。

ベースのジョンジー=ジョン・ポール・ジョーンズは、子供達に絵本を読んで聞かせている。このシーンでジョンジーがカツラをかぶっているのは有名な話なのだが、あの子供のボケーとした表情は、「お父さん、髪が変!」と思っていたのかもしれない。

ドラムのボンゾ=ジョン・ボーナムは、いきなり農場でトラクターに乗って登場し、それがいやに似合っていて可笑しい。ジョンジーがカツラをかぶっていた訳は、ライブの収録と、その他のシーンの収録の間に間があったので髪型が変わってしまったせいなのだが、それを言うならボンゾなんか髪ばっさり切っちゃったのに、カツラかぶってないよ。まー、性格的に「んなもんかぶるかっ!」と抵抗したに違いないが。

ギターのジミー・ペイジは、池のほとりにインド製の布なんか敷いて、そこに女座りしてびゅらららぁ~とかいう音の楽器を奏でている。脇にほっぽってあるアコギがわざとらしい。しかも振り向くと目が赤く光る。自分のことを神秘的に見せたいと言うエゴを感じますな。

そして、ツェッペリンの負の部分は全部引き受けてしまうジョンジーが、またカツラ頭で登場し、ヘタクソなセリフ回しで「あ、ツアー・スケジュールだ」なんて嬉しそうに手紙を開き「It's tomorrow, tomorrow, tomorrow.....」とエコーまでかかっちゃう。

んで、ニューヨーク入りするメンバーたち。Led Zeppelin と機体に書かれたジャンボで空港に到着、タラップを降りてくるところをアップで撮られると「ゲホ、ゲホ」とわざとらしく咳をするペイジ。この人かなり自意識強い。リムジンへ乗り込み、コンサート会場のマジソン・スクエア・ガーデンへ。この移動のときに流れる『Bron-Yr-Aur』が美しい。

ライブ前の客電が落ちた真っ暗な会場で、オーディエンスが騒いでいる中、『ロックンロール』のドラムが始まり、他のパートが「せーの!」で入ったときにわっと電気が点くところはすごいコーフン。しかも考えてみれば、これを後ろからのショットにしたと言うのはブリリアント。普通真正面からの映像を期待するじゃない。そういう観客の期待の裏切り方はいい。

このライブでは、各メンバーのテーマ映像みたいのが割り振られている曲があり、最初の犠牲者はまたもやジョンジーで、『ノー・クオーター』でキーボードを弾いているというだけの理由で、ヒラヒラのブラウスを着せられ、カツラをかぶらされ、ばかでかいパイプ・オルガンを弾かされる。

次は『永遠の詩』『レイン・ソング』と2曲続けて繰り広げられる、少女漫画そのままの、プラントの中世の騎士物語。この映像は、昔っからかなり笑ったが、今回、涙が出て、しかも腹がよじれるほど笑った。まず、大海原を船で航海しているプラントは、白いピチピチレオタードに、毛の襟付きマント、ブーツといういでたちで船頭に立ち、風に金髪をなびかせているのだが、1人かよ!? 他の船員は見当たらないところが妙に笑う。そしてどっかの島に付き、謎の美女(暗くて見えないけど、あとで明らかになる)から剣をさずかり、それを持って旅にでる。言っておくがセリフはない。これが、ライブの音楽をバックに繰り広げられるのだ!

旅の途中、夜になって焚き火をし、得体の知れない肉を焼いて食うプラント。そして炎を見つめるその瞳が少女漫画。翌朝、きちんと火の処理をしてからまた旅に出るのだが、森の中を歩いている様子が、騎士というより、木こりのようなとぼけた表情で、これまた笑う。しかも、なぜか唐突に、不自然に、木の根元に生えているキノコを見つけ、それを摘んで嬉しそう!今考えるとあれは、「今夜はこれを食べてラリっちゃお~っと」というドラッグ・カルチャーに対するメタファーなのか?!

次のシーンではどこで手に入れたのか馬に乗っているが、あまり言うことを聞いてくれない様子。やっとまっすぐ歩き出したと思ったら、沼地のようで、ずぼっ、ずぼっとはまってしまい、かなり動揺しているプラント。一度深みにずぼっとはまったとき、思わずカメラの方を見てしまう。

しかし、次のシーンでは、まさにイングランド~!っていうか、ウェールズ~!って感じの丘の上を、金髪とマントをなびかせて馬で疾走しているのを見て「やっぱりプラントがチュチュ姫の王子様・・・」とちょっぴり感動。このシーンだけがちょこっとカッコいい。

そしてやっと見つけた高い塔に幽閉されているお姫様を助けに行くのだが、剣術もイマイチなプラント王子は、悪者との一戦もどう見ても押され気味だが、なぜかミラクル的に堀の中に敵を突き落とすことに成功。で、たいまつを持って塔の螺旋階段を上がって行き、とうとう姫とご対面。姫も金髪の、んーでも髪型が中世じゃないぞ、70年代してるなあ、こういうディテールをちゃんとしろよ。それにこいつ、グルーピーみたいな顔してるぞ。ま、でもなんかこの姫とは結ばれないみたいなのでどーでもいいのだが。

次の曲、『幻惑されて』では、ペイジが浮浪者のような格好で岩山を上り、魔法使いのような格好で七色のライトサーベルを振って終わる。これが一番退屈で、映像に関して特に感想はない。それよりあの、ヴァイオリン奏法と呼ばれる、ヴァイオリンの弓でギター弾く(もしくは叩く)ヤツ、あれを本当にありがたがっていた人がいたんだろうか?『ニューヨーク・ドール』中のインタビューでパンクのやつらが、ハード・ロックの「すっげー退屈なインプロビゼーション」が嫌いだと言っていたが、悪いが私もパンク野郎どもに賛成せざるを得ない。

最後はドラム・ソロをフィーチャーした『モビー・ディック』でのボンゾの映像。演技をする気がつゆほどもないボンゾは、私生活を余すところなく見せてくれる。飲み屋でビール飲みながらビリヤードに興じる姿(一応、ドレス・アップはしている)、ご自慢のファンキーな車やチョッパーのお披露目。農場で牛の世話をするところ。家を改築しているのか、大工仕事にせいを出す姿。奥さんとのダンス、生意気そうな息子・ジェイソンとのドラムセッション。そして最後にスピード・レースに挑戦したボンゾの車がゴールして、パラシュートがぱぁーっと開いたところを強引に曲のシメのところに持ってきて、終わる。

また、『ハートブレイカー』では、ツェッペリンがニューヨークのホテルのセーフティ・ボックスに預けた大金を盗まれるという実際の事件の報道を曲間に差し込んでいる。

とまあ、ざっと説明しただけでもかなりバカバカしいと言うのがわかろうものだが、ライブ・パフォーマンス自体はかなりいい。昔はすんごいありがたがって観ていたが、今観ると、ちんけな演技のシーンはいいからもっとライブの模様を観たいなあと思ったが、ライブの映像自体も、どこを撮っているのかわからないような素人っぽい映像が多いし、おサイケな映像の挿入が長過ぎたりとか、かなり編集に問題ありと見た。『幻惑されて』や『胸いっぱいの愛を』などのオハコの曲が途中ばっさりカットされ、ムリヤリ繋いであったりして、ペイジが音楽部分の編集担当したんじゃねーのかよ?!と文句の一つも言いたくなる。

ツェッペリンが演奏中に、ピーター・グラントがアーティストの写真を不法で売っている人を会場内で見つけて怒っているところや、ファンが裏口から入れてもらってたり、ラリッてつまみ出されたりという舞台裏を挿入したのは、ライブ会場の熱気をさらに盛り上げていて、結構良かった。それとか、さっき触れたライブのオープニングのバックからの映像や、コンサートが終わり、リムジンで去っていくバンドを一目でも見ようとしている女の子の映像のバックに『天国への階段』を持ってきたところなど、なかなかいいところもあるのだけど、全体として見ると、かなりお粗末な作品。しかし発売が76年ということを考えると、これはしょうがないのかもしれないが、DVDで買い直すのは止めようかなとちょっと躊躇してしまう。

今回、エンドロールをよくよく見て見たら、「オフ・ステージでの映像は、実際マジソン・スクエア・ガーデンで起こったことではありません」と書いてあった。どうやらこの時のツアーの他の会場で起こったものであるらしく、この映画で使われなかった映像は2003年に発売された『レッド・ツェッペリン DVD』に収録されており、このDVDは『狂熱のライヴ』を超えたと書いているファンのコメントをアマゾンで発見。曲目見ただけでも、これはかなり良さそう!レンタルしてどんなもんか確めてみるつもりですので、その際はまたレビューさしていただきます。

レヴューしたぜ!『レッド・ツェッペリンDVD』-ディスク1
Key Words

映画 熱狂のライブ レッド・ツェッペリン ジミー・ペイジ ロバート・プラント ジョン・ポール・ジョーンズ ジョン・ボーナム

Led Zeppelin
アルバムは全部持っててまず間違いないです。
本日のCD・レコード | コメント(4) | 【2006/06/12 00:31】
本袋 | 映画袋 | 音楽袋 | 記事袋

PREV: 『ストリート・オブ・ファイア』-100%肌に合わない!
NEXT: 『ニューヨーク・ドール』-コレを観て以来、ドールズにはまっていく・・・

BOOKSMOVIESMUSIC ALL ARTICLES

It's stupid to say "don't watch it, if you don't like it"!! Click here to return Home!!
コメント
あ、これ、早送り早送り。
1曲目のロックンロールが始まるまでの無駄なことよ。サントラが素晴らしいだけに、間延びしちゃって、なんじゃこりゃです。ストーリーあったんですねえ。
もちろんボンゾ堪能できるし、動くZEP見れて、天国への階段のエンディングとかはよかったけどね。
【2006/06/13 18:52】 URL | yoshi #-[ 編集] | page top↑
Yoshiさん、
わはははは!まあ一応ファンなんで、向こうが意図してやったことは理解してあげようかなと。
【2006/06/13 21:09】 URL | チュチュ姫 #-[ 編集] | page top↑
はじめまして、面白い記事ですね
確かに演奏はいいのに一貫性も脈絡も何もないない中途半端なストリーでいささかがっかりさせられるビデオです…
ジョンポールジョーンズのあの不自然な髪型はやっぱりカツラだったんですね
【2008/02/24 13:51】 URL | セック鈴木 #-[ 編集] | page top↑
鈴木さん、
コメ、サンクスです!

ジョンジーのかつら
ご存知なくてもやっぱそう思いますよね・・・・でも、ZEP DVDではジョンジーがいっちゃんかっこいいですよ!
【2008/02/25 11:24】 URL | chuchu #-[ 編集] | page top↑
コメント、サンクスです!












管理者にだけ表示を許可する

すんません、トラックバック、スパムがひどすぎるんで、全面禁止にしました。トラックバックしたい人は、コメントと共に、自分とこの記事のURLくっつけといてくれればいいすから。
トラックバックURL削除
Led Zeppelin III by メタル馬鹿一代
CD/米盤/?(リマスター盤)AD/米盤/?タイトル通り、3作目。ZEPの歴史の中ではやや影の薄い1枚。ZEPのスタジオアルバムは全て傑作なので、(ここ、ディープ・パープルと大きく違うところです)四の五の言わずに、ぜんぶ メタル馬鹿一代【2006/11/04 10 : 45】
Led Zeppelin II by メタル馬鹿一代
CD/米盤/1994年セカンド。リマスター盤。オリジナルは1969年リリース。名盤なので、四の五の言わずに買え。曲目:1. Whole lotta love  2. What is and what should never be  3. Lemon song &nbs メタル馬鹿一代【2006/11/03 02 : 05】
レッド・ツェッペリン@ YouTube by Muse on Music.
あぁ・・YouTube・・・すごすぎるぜよ・・。今日はレッド・ツェッペリンのYouTube映像を集めてみました。もちろん、視聴は無料です。 まずは、ややマイナーながら、僕の大好きな「Ocean(YouTube)」!!変則リズムとジョン・ボーナムのドラムに体が自然と揺らされる。「キュ Muse on Music.【2006/08/17 12 : 22】
レッド・ツェッペリン『聖なる館』 by Muse on Music.
レッド・ツェッペリンの『聖なる館』。このアルバムは、それまでのツェッペリンの攻撃性が弱まって「軟弱」になった作品として酷評されたこともあるらしい。たしかに、初期に比べるとロバート・プラントのボーカルも弱くなってはいるし、ギター・リフで突っ走る勢いは弱まっ Muse on Music.【2006/08/17 12 : 22】
伝説のライヴ How the West Was Won - レッド・ツェッペリン(2003) by Led Zeppelin & Deep Purple catalogue raisonne [Seesaa]
How the West Was Won 結成35周年を記念して2003年にDVD(収録曲はまったく違います。『Led Zeppelin DVD』参照)とともに発売された、レッド・ツェッペリンの一番の魅力であるライブ・パフォーマンスの全貌を1972年の全米ツアー、6月25日LAフォーラム、27日ロング・ビー Led Zeppelin & Deep Purple catalogue raisonne [Seesaa]【2006/06/16 23 : 24】
Led Zeppelin (レッド・ツェッペリン) by School of Rock - FC2 annex
Led Zeppelin 1stLed Zeppelin Atlantic / Wea 1994-06-21売り上げランキング : 1,850おすすめ平均Amazonで試聴するLed Zeppelin I 69年に発表されたLed Zeppelin(レッド・ツェッペリン)のデビュー・アルバム。ヘ School of Rock - FC2 annex【2006/06/13 22 : 21】


「嫌いなら観なきゃいいじゃん」と言うほど馬鹿げた理論はない!とアジテイトする『姫のお楽しみ袋』

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。