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デトロイトが生んだ、「腐れ縁」ロック・デュオ!! ホワイト・ストライプス【Concert Report】
The White Stripes @ Masonic Temple, Detroit

あのガリガリ・ぶいぶい言っているジャック・ホワイトくんのギターがエライ印象的で聞き始めたThe White Stripesなんですが、ギターだけでなく、バンドそのものが荒いというか、妙に原始的な感じがするなあと思ったら、このバンドは、ギターとドラムしかいない、ロック・デュオだそうで。

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なんかエラク画期的なバンドが出てきたもんだと思います。あんな騒々しい音楽をやっているのにあっさりベースなんかいらねえやっていう発想がそもそも画期的。ドラムも必要最小限「これはないと」っていうものしか叩いてないし。基本8ビートの「どん たっ どど たっ」の「どど」もないよ。「ど たっ ど たっ」しか聞こえない。てか最悪リフと全く同じリズムをバスドラ、フロア、スネア、みんないっぺんにどどどんどん!なんて叩いちゃうし。なんかそれが逆に異様なグルーブ感を生み出しているから、すごいんです、このバンドは。

アルバムでも一応ワタクシが聞いた限りでは、助っ人は一切入っていないのだけど、ホントにライブも二人だけでやるのかよと思ったら、ホントに二人でやったよ。フロントマンは、ジャックくん1人でギター弾きながら暴れる暴れる。一人であの存在感はすごい。曲間とかも、しゃべるわけでもなく、なんか黙々とギターとっかえて、いきなりぐしゃぁ~ん!とか始めちゃうし。一応曲目リストあるのだろうけど、見ているとなんか一人で「さー次はこれをやろっと」ってやっているように見えるのですが。客をあおるでもなく、完全に自分だけの世界・・・。でもこれが案外、自己満足ではなくって見せてくれるんですが。

VH1でバンドの履歴等をしらべたら、この人達はMinimalistなんだってさ。「最小限主義者」とでも訳しましょうか。日本の公式ウェッブサイトにも最小限でシンプルな音楽をやる、と決めてこういうユニットにしたと言うようなことが書いてありましたが、自由奔放に「あーしよう、こーしよう」とやってしまうジャック君についてこれる人が、現ドラマーのメグたんしかいなかったんでないの、と思うんですけど。

この二人、ジャック・ホワイトとメグ・ホワイトという名前なので、兄弟だ、いや、夫婦だといろいろ言われているそうですが、何でもその昔結婚していたらしいです(名前は芸名らしい)。いや、だからぁ、ジャックくんは才能ある分、自分勝手でワガママで、自分の本能の赴くままに突き進んで行っちゃうんで一緒にやってくれる人がいなくなっちゃって、当時妻であったメグたんに、「ちょっとドラム叩いて。いいよ、難しいことはやんないで。ね、ね」なんて引きずり込んだんですよ、きっと。だから、Minimalistが昂じてこういうユニットにしたんじゃなくて、こうならざるを得なかったんじゃないの?!

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でもこういうことって、あるんじゃない。自分の音楽やエゴを理解して一緒にやってくれる人っていうのは、そうそう見つかるものじゃない。別に音楽じゃなくても、そういう人とめぐり合えるのは奇跡のようなものですからね。確かにこの二人の間には、ケミストリーがあります。ジャックくんは、ステージ中央のメイン・マイクの他にも、キーボードの前やもっきんのとこにもマイクがあるんだけど、ドラムの前に、メグたんの方を向いて置かれているマイクがあって、メグたんと目を合わせながら演奏しているところなんて、ジャック君の方がかなりメグたんに精神的に支えられているように見えたし。また、メグたんがボーカルを取る曲の時はジャック君はメグたんを立てて、サポートするような優しさが感じられる。やっぱさ、付き合ってるときや結婚しているときも相当エモーショナルなやり取りがあり、その後もバンドが大きくなるたびに様々な場面を一緒に乗り越えてきたんだろうし、こういうの腐れ縁ていうんじゃないの。

最小限ユニットでありながらあれだけ重厚な音が出せる「腐れ縁」パワーがこのバンドの魅力ですが、ジャックくんのボーカルもとても表現力があっていい。なんか突然、オリビア・ニュートンジョン「ジョリーン」を演奏し始めたんだけど、エラく気合の入ったボーカルで、胸にぐっときましたよ。ジャックくんは、ギターも歌もものすごい魂入ってるし、またあれだけ自由に弾いたり歌ったりできたら相当楽しいんだろうなあと思わせるほど自然になりふりかまわずやってくれました。

ボーカルもギターもといえば、どっちもツェッペリン入ってんなあってか、それが私がThe Whiet Stripesを好きな理由かと思うんですが、多分ジャックくんに言ったら否定されそうですな。なんかもっと、ツェッペリンが影響受けちゃった人たちに直に影響受けているんだと言われそーな気がします。

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Key Word
音楽 ロック ホワイト・ストライプス
洋楽 | コメント(11) | 【2005/10/02 18:30】
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コメント
トラバ、ありがとうございました。こちらからもトラバ返しさせてくださいね。
実際に見られたんですね。羨ましいです!
アルバムもカッコ良かったですけど、ライブも良さそうですね。はやく日本にも来て欲しいです。
わざわざご訪問ありがとうございました!
【2005/10/02 23:27】 URL | zuma #-[ 編集] | page top↑
トラバありがとうございました(^o^)

う~ん、やっぱり彼らはライブでこそ真価を発揮しまくりみたいですね。
一度見てみたいなぁ、価値ありそうですね。
【2005/10/06 00:27】 URL | buggy #-[ 編集] | page top↑
ロンドンで行われたギグのベスト10に入ってるよ!ライブが良いのだろうね。聴いた事なにけど。

http://yab.seesaa.net/article/5404578.html
【2005/10/08 09:36】 URL | Just being a dick #-[ 編集] | page top↑
トラバありがとうございます!
ストライプスのライブ見たんですね。
私はまだ一度も見たことがないのでうらやましいです^^;
【2005/10/12 14:07】 URL | ponjamin #W3NfZ0Mo[ 編集] | page top↑
遅ればせながら。
Just for your info:
WSのライブは曲目リスト無しでやってますよ。
【2006/01/09 22:33】 URL | jet #-[ 編集] | page top↑
P.S.オリビアのジョリーンはドリー・パートンのカヴァーらしいですよ。

初めましてなのに追記までしてしまって申し訳ない;
【2006/01/09 22:41】 URL | jet #-[ 編集] | page top↑
コメント&TBありがとうございました。こちらからもTBさせてもらいました。僕は今年の日本公演は観に行けませんでした。うらやましいです。最近、ジャック君は他のことで手抜きしてますが、そろそろストライプスに戻って再び本腰を入れてほしいです。
【2006/08/09 21:54】 URL | harukko45 #-[ 編集] | page top↑
コメント&TBありがとうございます!
デトロイトって、WSのホームタウンでライヴを観れたなんて本当に羨ましいです。
ライヴ映像を見てると、やっぱりライヴが相当凄そうなバンドですよね。僕も一度見てみたいです。
【2006/09/26 10:38】 URL | Ori #d/CpiV46[ 編集] | page top↑
Oriさん、
そうすね、ライブは面白かったです。ほとんどジャック君の1人舞台って感じでしたが。
【2006/09/27 21:07】 URL | チュチュ姫 #-[ 編集] | page top↑
なるほど、元夫婦ですか!
いい関係ですね(^^;)。
それにしても、ジョリーンのホワイト・ストライプスバージョン??
聞きたいです(^^;)!!
【2008/01/02 04:08】 URL | 波野井露楠 #-[ 編集] | page top↑
>波野井さん
ジョリーン、ハマってましたよお。まるでホワイト・ストライプスのオリジナルであるかのように演ってました。
【2008/01/03 03:35】 URL | ちゅちゅ #-[ 編集] | page top↑
コメント、サンクスです!












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