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『スモーキン・エース/暗殺者がいっぱい』-ヒップさとシリアスさの完全分離
Smokin' Aces

私が高校生くらいだったら「すげーかっこいい」と思うかもしれませんが、今くらい円熟してしまうとこれはちょっと「アホくさ」の領域にかぶってしまう。

smokinaces.jpg
dvd on amazon.com
Produced: 2007
Directed by: Joe Carnahan
Writing Credits: Joe Carnahan
Cast:
Stanley Locke: Andy Garcia
Donald Carruthers: Ray Liotta
Richard Messner: Ryan Reynolds
Georgia Sykes: Alicia Keys
Sharice Watters: Taraji Henson
Buddy 'Aces' Israel: Jeremy Piven
Jack Dupree: Ban Affleck
レイ・リオッタアンディ・ガルシアは、すっごいいい演技してました。レイは、初老のFBI捜査官なのですが、「現場の人」って感じで、誠実で働き者、そして若い衆に尊敬されるような親分的な役を好演。対するアンディ・ガルシアは、同じFBIでもエリートで、いいスーツ着て頭も良く、冷静でキレモノ、って感じが良く出ていた。

それから、女暗殺者を演じるアリシア・キーズっての?この人、綺麗だねえ!あの半目のキツそうな感じがかっこいい。この人の相棒役のタラジ・ヘンソン、この人は、黒人の男の人のとぼけたキャラを、そのまま女で演じているところがすごいハマっている!この二人は結構面白いキャラだった。

逆にダメダメなのが、トレマー・ブラザーズっていう、モヒでハード・コア風の、モーターヘッドをバックに登場してしまう3人兄弟なんだけどさ、なんでこの人たちが「暗殺者」なわけ?「暗」に殺すから暗殺なわけですよ。単に命知らずなバカではしょうがないと思うのだが。

あと、ベン・アフレックって、冴えないねー。『パールハーバー』でしか知らなかったから「あー、こういう役もやるのかー」と思ったけど、なんかさ、いかにもかっこつけてるだけのチンピラって感じ。あ、でも役柄がそうだ、というのなら好演なのか。あっさり殺されてしまうことをDVDのインタヴューで「あっさり殺されてしまうところがこのキャラの良さだ」みたいなことを言ってたのですが、ちゃんとホン読まないで、カッコ良さそうだからと引き受けたらこんな役だったんじゃないんですか?!とちょっとツッコミたくなりました。

ストーリーは、最初の30分と最後の10分にぎゅうぎゅう詰めにして「説明」されています。真ん中の1時間は、マンガのキャラのような殺し屋達が、マンガのキャラのようなラス・ヴェガスのマフィア/マジシャンを殺すために、マンガのようなアクションを繰り広げます。この真ん中のドンパチ部分が映画の見所なんでしょうが、ストーリーのドラマチックさと全く相容れてなくて、インパクトが薄れます。

***ここからネタバレ***

それとラストがすごく意味ない。最初の30分と最後の10分、一生懸命ストーリーを把握しようとがんばるのだけど、そのストーリー・ラインを冷静に考えてみると、真ん中の1時間のドンパチ・シーンは一体なんだったの?って感じで、ものすげー萎える。ライアン・レイノルズは、若いFBIを好演しているのですが、ドンパチ・シーンや暗殺者達が余りにマンガチックなせいか、この子がビューローの裏切りによって相棒を失い、エモーショナルになって取る行動が、取ってつけたような感じ。あ、あとさ、その、命を狙われるマジシャンのビビり具合とかも、なんだかイマイチ伝わらないの。コカインのやりすぎでかなりキテいるところとか、絵的には『グッドフェローズ』のヘンリーを彷彿とさせるところがあるんだけど・・・。

タランティーノ的ヴァーチャル・リアリティと、『グッド・フェローズ』のようなマフィアの真実味のあるドラマ性みたいなものをくっつけようとして、上手くくっつかなかったという印象。予定調和をぶち壊すため、いろんな要素を取り入れて発展していく映画もあるんだろうけど、これは完全に破綻してしまってます。もっといい映画になり得たであろうに、もったいない。

Key Word
映画 スモーキン・エース 暗殺者がいっぱい ベン・アフレック アンディ・ガルシア アリシア・キーズ レイ・リオッタ ジェレミー・ピヴェン ライアン・レイノルズ
映画感想 | コメント(0) | 【2007/05/20 00:01】
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