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Inside Man
つい最近まで、ロード・ショウの値段は6ドル50セントだったと思ったんですけど、8ドル50セントに値上がりしたようです。この間『V フォー・ヴェンデッタ』を観に行ったときから上がっていて、この『インサイド・マン』も8ドル50セント。面白くない映画の方が金がかかるというのもむなしいものです。
まず、イバートさんは、クライブ・オーウェン演じるダルトン率いる銀行強盗一味の動機とやり方が納得行かないと言います。個々のキャラクターも真実味がないか、良くわからない人たちばっかり、特にクリストファー・プラマー演じる銀行の頭取が、1940年の戦時期に重要な仕事をしているような年齢であったとしたら、今95歳くらい?シワのメイクや、杖を持たせたりしているが、そんなトシには見えない! 次に、ジョディ・フォスター演じるマデリン・ホワイトに関しては「こいつは一体何者なのだ?!」と言っています。彼女はたくさんの大物と知り合いで、このとても95歳には見えない銀行の頭取に頼まれて、NY市長のオフィスにアポもなくヅカヅカ入って行き、銀行強盗と話をさせてくれるように頼んだりするが、マデリン・ホワイトの役がどのくらい物語に対して重要なのかという納得の行く説明は一切無く、どんな仕事をしているのかも良くわからない。 そしてキース・フレイジャー刑事を演じるデンゼル・ワシントンのキャラクターなのですが、イバートさんは、「タフなストリート・コップと、現場に出ないで犯罪分析するような小賢しいタイプの捜査官の間くらいに位置するあいまいな役柄」と、なるほどな表現をしている。この刑事が、銀行強盗たちが人質を取り、逃走のための飛行機を用意しろだのそれらしいことを言っているが、実は時間稼ぎをしているだけだと言うことに気が付くのですが。 また、イバートさんもワタクシと同じ意見で、この映画の唯一の見所は、あまりストーリーとは関係ない細かいディテールだということ。イバートさんが上げている、PSPをやっている小さい黒人の男の子(この子とダルトンの会話が可笑しい)、頭にターバンを巻いたシーク教徒の男性が、警官に「アラブ」と呼ばれて憤慨する様(この人が訛りの無い完璧な英語を話すところが逆に真実味があるし、刑事との会話が可笑しい)、犯人達の会話を盗聴するが、外国語で、見物人の男性の別れた女房にその通訳を頼むとか言うくだり(別れた女房に電話してくれと言われて「I hate that bitch!」と言う言い方がニューヨーカーっぽくって可笑しい)、どれもこれもニューヨークとニューヨークのマイノリティを良く知っている、スパイク・リーらしい描き方でした。 まあ、それを言うなら、マデリン・ホワイトも、ニューヨークにいそうなキャリア・ウーマンという雰囲気はバッチリ、フレイジャー刑事も、洒落モノのニューヨーク・コップという感じは良く出ていたし、銀行の客であり、後に人質になる人たちも、ニューヨークの匂いがプンプンしていたので、マイノリティだけでなく、あらゆるタイプのニューヨーカーが良く描けていたと思う。チュチュ個人的には、冒頭の、銀行強盗が銀行にたどり着くまでの町並みが、「あー、ニューヨークだなあ!」って感じがして、すごく良かった。 ただ、ストーリーの必然性とか重要性、リアリティになってくると、全く信用できない。こんな大掛かりなことをやる必要があったのかな~という素朴な疑問が浮かんできます。[04/02/06] Related Article ■クライブ・オーウェンの映画偉人伝 |
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>面白くない映画の方が金がかかる
これ、クラシックのCDがまさにそうですよ。 往年の名演奏は廉価盤で安く買えて、 新人の、海のものとも山のものともわからんものは、 新譜扱いなので値段が高いんです。 映画は本当に、観るまで海のものとも山のものともわからなくて、時々すごーくソンしたような気になります。メタバカさんのCDもそうなんでしょうが。
いや、趣味は損することなんで…。
チュチュ姫さん、再びこんにちは。
「インサイドマン」昨日観たばかりなのですが、実を言うと途中眠ってしまいました(どれくらいの時間寝てたのかは不明でございます・・・)。嘘っこの処刑?をした時の銃の発砲音でぶわっと眼が覚めました。そんなわたしが言えることではないのですが、やっぱり中途半端だったなーという感じは拭えません。しかし今でも戦争犯罪というのはばれたらものすごいダメージを与えるものなんだなあということが分かったのでそこは勉強になりました。それではこの辺で。 かいろさん、
ご丁寧にどうも。 また来てください。 今晩はー。
物語が進むにつれて、じゃ、あの会長はいったい何歳なんだ? と思いながら映画を見てましたよ。そしたら、姫さんのレビューに 95歳か?ってあったから思わず笑ってしまいました。だって、それぐらいじゃないと計算が合わないですよね。それと「戦争犯罪」ってどこからどこまでのことなのか、私はよくわかりませんでした。全体的にはそこそこ面白かったです。 Meiさん、
私はアホ面でボーっと観ていたので、あのおっさんが若過ぎる!とか思ってなかったのですが、ロジャー・イバートさんの評に95歳説が載っていて、「あーそうか!」と。 戦争犯罪の内容、もう忘れちゃったよ・・・・。情けな。 チュチュ姫さんはこの作品、結構評価は“辛口”だったんですね(笑)
Spike Leeの作品も、かつて何本かアフロアメリカン以外の役者を主に持ってくるなど色んな変化が見られましたが、この作品は監督としてもう一つ違うステージに上った…といった印象を受けました。直感じゃなくって、あとあと『?』を残してくあたりが、Spikeの真骨頂じゃないかなと思います(笑) GEE-Qえいじさん、
スパイク・リーの「味」みたいなものは良かったんですけど、全体として見るとイマイチかなと。『Do the Right Thing』とか、『25時』もスパイク・リーだよね?この監督さんは大好きですよ! な~るほどそうかぁ。
そう言われてみりゃわからなくもない。 でもスパイク・リーは社会派映画を撮るよりも、 このテを撮る方が合ってるとは思いましたね。 東樹さん、
スパイク・リーは、私良くわからないんですよ。でも確かに、ユーモアのセンスというか、スパイク・リー独特の面白さってありますよね。映画の出来はどーでも。 ところで「東樹」って、なんて読むの?「とうき」? |
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インサイド・マン INSIDEMAN2006年 スパイク・リー 監督デンゼル・ワシントン クライヴ・オーウェン ジョディ・フォスター クリストファー・プラマー ウィレム・デフォーなんて歌ってたの? チェンヤチェンヤチェンヤ?? もうあの... 猫姫じゃ【2007/01/10 23 : 55】
いわゆる“衝撃のラスト”とか“驚愕のドンデン返し”という仕掛けは映画のひとつのウリで、そこにこそ刹那的なカタルシスを求めて映画を観る人もきっと多いと思うんだけど、個人的にボクはそのテのギミックが好きじゃないし、だから 『24』(古い!?)なんて全然面白いと思わ 瓶詰めの映画地獄 ~地獄が闘えと俺を呼ぶ~【2006/07/29 04 : 51】
「インサイド・マン」★★★デンゼル・ワシントン、クライブ・オーウェン、ジョデイ・フォスター主演スパイク・リー監督メジャー路線ではない監督がこんなメジャーな俳優を使った、銀行強盗の映画ってどんなだろう。冒頭から完全犯罪を示しつつ、主人公... soramove【2006/06/24 11 : 45】
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