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『ブラザー・ハート』-クライヴ・オーウェンは、ハードボイルドキャラか?!
I'll Sleep When I'm Dead

あのさ~、クライヴ・オーウェンって、なんで人気あるわけ?・・・・と、自分で書いた偉人伝なんか見てみる・・・・・結構観てんじゃん、アタシってば、クライヴ・オーウェン映画をさ!1、2、3、・・・7本も!これで8本目かあ・・・・なんだかな~、観れは観るほど、なんでこの人有名なんだかわかんない!

20070603093855.jpg
dvd on amazon.com
Produced: 2003
Directed by: Mike Hodges
Writing Credits: Trevor Preston
Cast:
Will: Clive Owen
Helen: Charlotte Rampling
Davey: Jonathan Rhys Meyers
Boad: Malcom McDowell
この映画も、原題が印象に残ったのと、カバーにロジャー・イバートさんの「Two Thumbs Up!」が書いてあったので、相当いいんだなと思って借りたんだけど、ね、キャラクター・デベロップメントって言葉知ってるあんた?!みたいな話よ。

クライヴ演じるウィルは、ロンドンでブイブイ言わせていたギャングだったのだが、今は車(バン)の中で寝泊りし、山で木の伐採などの仕事をしながら、シティから遠く離れて暮らしていた。ロンドンに残された弟のデイヴィは、ヤクの売買などをしながら世渡り上手な奴だったのだが、ある夜パーティの帰りにレイプされて、アパートで自殺する。それを知ったウィルは、弟の仇を討つため、ロンドンに戻ってくる・・・・・

なんでこの映画めっさつまんないかって言うと、弟のデイヴィが誰に、どのようにレイプされ、どんな状況で自殺するかが、実際の時間軸で淡々と描かれて行く訳よ。今時ねえよなあ、こういうアプローチ。普通、デイヴィがバスタブの中で死んでて、それからウィルが真相を暴いて行く過程で、フラッシュバック的にディヴィに起こったことが挿入されて行く、とか、もちっと興味が沸くような描き方ってあるんじゃない?そんなネタ割れ割れのものに対してウィルが「ホワイ!?ホワイ?!」ってエラく追求しているのを見て、こっちがシラ~っとしちゃったりして。

あとさ、雰囲気から感じ取れるところとしては、ウィルが今、仙人みたいにひげぼうぼうにして山の中で暮らしているのは、ギャングの生活がイヤになったからに違いないと思うんだけど、なんでそうなったのか、という説明が一切ないんだな。普通は、シティに戻ってきて、昔の女にあったり、一緒にギャングやってた奴に会ったりする中で、さり気に暴かれていくわけじゃない?ウィルがその昔、どんな人間だったかが。すげー大物だったらしく、ウィルがシティに戻ってきたのを見て「ウィルが戻ってきた!」ってギャングが大騒ぎするのだけど、「あいつを見くびらない方がいいぜ!あいつは人を殺したことがあるんだ」ってあんた、ギャングが人殺しにビビるんかいな。とにかく、そのくらいの描写しかなくて、どんなにすごい人だったのか、なぜ足を洗ったのかって、全然わかんないんだよ。

しかもさ、ウィルを敵視しているギャングも、昔仲間だったギャングも、その辺のチンピラみたいなヤローばっかでさ、説得力ないったらねーの。それにさ、ディヴィをレイプした男ってのが、自動車セールスマンなんだぜ!高級車のセールスマンで、そういう流れで闇の人脈もあるみたいなんだけど、それにしたってかっこ悪くね?

そんでさー、ウィルは、山に籠もる際に、ギャング時代の車やスーツやお金を、倉庫みたいなとこに預けてあったらしく、自動車セールスマンを殺りに行くときそれを出してきて、ホテルにチェックインし、ギャング時代に使っていた床屋を呼び、髭を剃り髪を切り、スーツはプレスしてもらい・・・・。床屋がホテルの部屋まで来て「お久しぶりです」なんて言ったり、メイドがプレスしたスーツを持ってきたり、なんかどーでもいいところにエラく時間割くんだよ。で、最後、メイク☆オーバーした、アフター・シェイヴの香りが漂ってきそうなしゃっきーんとした姿で、クラッシックカーみたいなのに乗って、颯爽と行くわけなんだな。

で、その自動車セールスマンに、とにかくしつこく「なぜだ!なぜやったんだ!」って迫るんだけど、レイプに理由聞く奴って、珍しくない?だから説得力ないんだろうな。でさ、やった方も、理由を言うんだけどさ、なんか良くわかんないの。「あいつはなんでも持っていた。当たり前のように・・・・思い知らせてやりたかった」とかなんとか言うんだけど、解ってしゃべってないだろう、お前!ってツッコミたくなる。で、ウィルが、「今は殺さない。それではカンタン過ぎる。明日かもしれない。一週間後かもしれない。一ヶ月後かもしれない・・・」と恐怖を煽っておいて、部屋から出て行くのだが、すぐ気が変わって、戻ってきて、一撃で殺してしまうのだ!そこなんか観ていて、「え?ええ?!」ってものすごーく納得行かないわけよ。

で、なんか、風がひゅるひゅるふいている海岸かなんかに立っちゃって、「死んだものは死んだもの。戻ってくるわけじゃない」とか独白して終わっちゃうんだけど、なんだこりゃって感じよ。

これはちょー酷いんけど、クライヴ・オーウェン映画って、ぶっちゃけこんなのばっか。だいたいさ、この人って、ハードボイルドのキャラじゃないんじゃない?『すべてはその朝始まった』の、憂いのあるサラリーマンとかさ、『クローサー』の変態とかの方が合ってると思うんだけどなあ。ギリギリ『インサイド・マン』の犯罪者?役ちゃんと選んでんのかなあ。なんかガラガラとイメージ崩れて行くよぅぅぅぅ。

Key Word
映画 ブラザー・ハート クライヴ・オーウェン クライヴ・オーエン クライブ・オーウェン クライブ・オーエン

追記:しかも邦題、『ブラザー・ハート』ですかい・・・・
映画感想 | コメント(0) | 【2007/06/03 09:41】
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