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イギリスの地味~なヒーロー 『V フォー・ヴェンデッタ』
V for Vendetta

アメリカでは3月17日に公開になった『V for ヴェンデッタ』、観てまいりましたが、結論から先に言うと、

つまんなかった!

ひねくれた大人であるワタクシは、『チャーリーとチョコレート工場』のときと同じで、間違ったものを期待していたようです。

vendetta.jpg
dvd 発売は9月8日
CAST & CREDITS
Produced: 2005
Directed by: James McTeigue
Writing credits: Andy Wachowski, Larry Wachowski
Cast:
Evey: Natalie Portoman
V: Hugo Weaving
Finch: Stephen Rea
まず、革命戦士であるV(ヒューゴ・ウィービング)がなぜVと名乗っているか、なぜ仮面をつけているか、なぜ反政府として立ち上がったかという謎、そしてその謎がイヴィーナタリー・ポートマン)にも関連していくのですが、それに対するVのスタンスや感情などが上手く伝わってこない。舞台がイギリスなので、Vはイギリス的なひねくれたユーモアのセンスがあり、慇懃無礼で紳士的に描かれているのですが、彼がくぐった地獄の経験と、そのために非常に冷酷に殺人を犯していく割には全くニヒリズムが感じられない。

また、普通の女の子だったイヴィーがVに教育され、革命戦士として変わって行く、と解説にあったので、ビクビクしていた普通の女の子が、少しずつ強くなり、最後には「おお~!」というような変わりようで(しかもスキン・ヘッドで)「行け行け!」って感じかなーと思っていたのですが、この辺もなんだかメリハリがなく。

メリハリといえば、ストーリーだけじゃなく場面の変わり目にも変化がなくて面白くありませんでした。スクリーン・プレイというのかな?例えば、『ブロークバック・マウンテン』の広大な山の景色とか、羊が何百頭も山を登っていくところとか、『キル・ビル Vol.1』のブライドがウエディング・ドレスでボコボコにされて横たわっているシーンとか、何か、非常に印象的なシーンというのが全くないのです。

そもそもVは革命戦士とされているんだけれども、色々謎が明かされてくると、していることは個人的な復讐なんじゃないかと思えてくる。確かに、たくさんの人が政府によってVと同じ立場におかれていたので、イヴィーが「Vは私であり、あなたであり、この国で暮らす人たちなのよ」と言うのですが、あれは革命というより復讐だなと思いました。イヴィーの謎って言うのも「実はこれこれこうで~!」「ええ~!そうなのぉ~!」というようなものでもなく、映画が終ってからアンちゃんに「ところで、イヴィーの謎って何だったんだよ」と聞いたら、「XXXXXXXだろ」と言われて「それって謎だったのか」と思ったほどです。なんか、Vの共犯とされてしまうイヴィーのことを調べているインスペクターを演じるスティーブン・リーが、「この子のXXXXはXXXXだったんだ」と言うと相棒が、「あ、そうなんですか」って言って終っちゃったような気がするのですが。

基本的には『スパイダーマン』とか『バットマン』みたいなヒーローなんですよね、Vって。でも、舞台がイギリスだし、典型的なアメリカン・ヒーローとは一画を引くという意味で、地味な作りにしたのじゃないかと推測できますが、ただ地味でつまんなく終っちゃっている感が否めません。ヒューゴ・ウィービングという個性的な俳優を持ってきたにも関わらす、全くヒューゴである意味がなくって、もったいない。そもそも、ヒューゴはあの顔がめちゃくちゃユニークなのに、仮面をつけちゃったら何にもならないと思いません?

Key Words 映画 Vフォー・ヴェンデッタ  ヒューゴ・ウィービング イヴィー ナタリー・ポートマン

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アラン・ムーアの著書
いっぱいあるんですねえ。私はこの方面とんとダメなので、
アラン・ムーアのリスト・マニアさんのページ
で勉強させていただきます。

映画評価 | コメント(14) | 【2006/05/02 01:06】
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コメント
初めまして、V for Vendetta のレヴュー
だと思って読みに来ました。
アメリカでの上映今週末からなんですか~。
日本上映は4月末なんで羨ましいです。
レヴュー楽しみに待ってます。

シン・シティはストーリーは街で暮らす人々の
アンソロジーという感じで、心に残る物は
確かに少なかったです。
でも、映像がキャラクターがカッコよくて
見ながら手ぇ叩いてました。

これからもあまり日本では話題にならないけど
面白そうな映画があったら紹介してください。
しかし、イスラムのコメディを研究するって言って、
あのジャケット写真、、、印度じゃんw
【2006/03/12 20:05】 URL | taleme #-[ 編集] | page top↑
Talemeさん、
はじめまして。観たらすぐにレヴュー書きますね。
イスラムのコメディの方は、本文を読んでいただければ、なぜジャケットの写真がインドかわかります。
【2006/03/12 21:45】 URL | チュチュ姫 #-[ 編集] | page top↑
今晩は☆私のブログへコメント下さいましてありがとうございます。日本での公開は4月~からなのでまだ未見ですがレビューがとっても参考になりました。宣伝と映画サイトからの印象では「V」 が顔を出せない、世界から指名手配されているテロリストで例えるなら「SAW」のジグゾーみたいな感じなのかな?って勝手に思ってました。でも全然違うみたいですね(^^;)また見たら感想書きますねー。
【2006/03/21 21:10】 URL | mei #-[ 編集] | page top↑
Meiさん、
Vがジグソーっての、ツボにはまりました。
まあ、これは好き好きだと思いますよ。私はどちらかというと、えり好みが激しいんで。一緒に行ったアンちゃんは「良かったじゃない」と言ってましたから。
【2006/03/21 22:01】 URL | チュチュ姫 #-[ 編集] | page top↑
コメントありがとうございます。TBさせて頂きました。この映画はまだ観ていないのですが、観たらレビューを書こうと思っています。では、また遊びに来ますのでよろしくお願いします。
【2006/03/26 01:11】 URL | w.kidd #HDDGojUI[ 編集] | page top↑
お邪魔します☆日本では4月22日からの公開でして、昨日見てきました。正直言って私は期待はずれでございました。姫さんの感想を再度読ませてもらいましたが、「そうそう」と共感するところが多々ありましたよ。映画として面白い要素がいろいろとあっただけに惜しいなーと思いましたv-7
【2006/04/24 13:32】 URL | mei #-[ 編集] | page top↑
あーっ! 間違った絵文字が・・・
すみませんっ!!間違えましたm(__)m
【2006/04/24 13:36】 URL | mei #-[ 編集] | page top↑
MEIさん、
でしょ?でしょ?イマイチ、盛り上がりに欠けますよね。派手さを要求しちゃいけない映画なのでしょうか?
【2006/04/24 15:13】 URL | チュチュ姫 #-[ 編集] | page top↑
コメント・TBありがとうございます。
駄目すぎて好き(屈折してますが)な映画です。はっきり言っちゃうと「つまんなーい!」なんですけど。。。原作者のアラン・ムーアが怒ってるところを見ると、こんな中途半端なお話じゃないんだろうなぁとか思いますが。
【2006/05/05 00:32】 URL | コロ #-[ 編集] | page top↑
コロさん、
へー、原作者が怒ってるんですか?それは興味深い。どこへいけばその内容を知ることができるでしょうか?
【2006/05/05 01:39】 URL | チュチュ姫 #-[ 編集] | page top↑
こんばんわ。

コメント&トラックバックありがとうございました。確かに、地味なヒーローでしたね。顔は常に笑顔なんですけどねー。

肝心なVのバックボーンがイマイチ分からんかったです。
【2006/05/06 02:06】 URL | 五十嵐三平 #-[ 編集] | page top↑
五十嵐さん、
そうですね、もっとVの背景に重点を置いたら深みが出たかも。
この映画は、笑っちゃった人の勝ちって感じですね。マジメに観てしまった私は、裏切られました。
【2006/05/06 02:27】 URL | チュチュ姫 #-[ 編集] | page top↑
はじめまして
「V」って期待してなかったにしては良かったという感想が多いですよね。
うまくまとまってるし…。
でも、けっして悪くはないですが、いまいち盛り上がりに欠けるような気がしてならないです。そこが残念でした。
告知ポスターの派手さの割には中身がそんなに派手じゃないんですよねー。
【2006/05/22 09:53】 URL | オトナシ #-[ 編集] | page top↑
オトナシさん、
コメントどうもです。

そうでしょ?! 地味なんですよ。ご指摘の通り、前宣伝と映画の中身がつりあっていなかったのかも。それでしてはいけない期待をしてみに行っちゃったというか。
【2006/05/22 21:07】 URL | チュチュ姫 #-[ 編集] | page top↑
コメント、サンクスです!












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