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こんな旅行がしてみたいですね!『恋人までの距離』
Before Sunrise

ワタクシが尊敬する、Una NocheさんとGOさんが「良い良い」と絶賛されていたこの『Before Sunrise』。ヨーロッパを旅行中のアメリカ人の男の子、ジェシーが、フランス人の女の子、セリーヌと出会い、恋に落ちるというもので、Una NocheさんもGOさんも、このカップルの会話の感じや、しぐさや、なんかそういうものがいいと書かれていたと記憶していますが、私は映画しょっぱなで、このカップルに感情移入できなくって、汗。

before_sunrise.jpg
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この↑カバーの下の方に"Two Thums Up - Syskel & Ebert"と書いてあるのが、小さくて見えないかもしれませんが、このsyskel(シスケル)さんって、イバートさんとコンビを組んで日曜の朝の映画評をする番組をやっていたんですが、脳腫瘍かなんかでだいぶ前に亡くなっちゃったんですよね。イバートさんは、今でも新しいパートナーと同番組をやっているはずですけど、シスケル&イバートはボケとツッコミが絶妙で面白かったなあと、ちょっと思い出してしまいました。
CAST & CREDITS
Produced: 1995
Directed by: Richard Linklater
Writing credits:
Richard Linklater, Kim Krizan
Cast:
Ethan Hawke: Jesse
Julie Delpy: Celine
なんでかっていうと、このイーサン・ホーク演じるアメリカ人の男の子が、私の印象にある「アメリカ人の典型的イクナイところ」ってイメージそのまま!まー、自分の得意なことはぺらぺらぺらぺらしゃべるけど、人が言ったことは聞いてないし、エラソーなこと言う割には内容がおおざっぱで、ディテールが大事なワタクシが「ちょちょっと待って、これこれこういうことを言いたいわけ?」と確認入れると「まあいいんだよ、それは。うーん I don't know」とかいう感じ。アンちゃんも時々こういうことするんでムカつくんだよなー。それが良く出ているのが「Q&Aの時間」のシーンで、ジェシーがお互い交互に質問しあおうと提案し、相手には込み入った回答を要求するのに、自分は答えたくないことには答えない!さらに、「輪廻転生についてどう思う?」なんて質問しながら、彼女の意見には興味がなくって、自分のわけわかんない理論をとくとくと話し、彼女が質問すると答えられないもんだから「さ、もう電車を降りよう!」と唐突に会話をやめてしまう。こういうのに日々囲まれて生活しているもんで、「なんでこんな男と恋に落ちるんだよぉぉぉぉ」と非常に納得が行かない。

でも、この映画のヨーロッパの町の映し方、見せ方がいいねえ。これ観るとまたヨーロッパに行きたくなってしまうよ。石畳の小路や、可愛い電車がガタゴト走っている後ろに壮言な感じでそびえたつ教会や、古い建物。そしてなんと言ってもイイのが、この町の人たち!一番面白かったのが、ジェシーとセリーナが電車を下りた後一番最初に話しかける、趣味で演劇をやってるというちょっとヲタっぽい男の子たち。なんちゅーか本中華、ヨーロッパ人ぽいユーモラスな感じが良く伝わってきて笑っちゃったよ。そのほかにも、ジプシーっぽい手相見るおばさんとか、道端で詩を書いている売れないゲージツカみたいな男の子とか、真夜中でも開いているカフェで集ってる人々、それにジェシーの話を聞いて赤ワインをくれるバーテンのおっさん・・・・。非常に「ヨーロッパ」してるんだけど、わざとらしくなく、すごいいい感じ。

それに、これって海外旅行の理想の形だと思いません?ツアー・ガイドについて観光名所に行くんじゃなく、街を歩いて、疲れたらカフェで一服、たまたま良さそうなライブ・ハウスが現れて、ちょっと入って地元のミュージシャンの音楽を聞く。ジプシーの占い師が寄って来て手相を見てくれる。道端に座っているゲージツカとおぼしき男に詩を書いてもらう・・・・。しかも、旅の途中で出会った人と人生や愛について語らいながらですよ!一人旅はつまらないが、いつも見ている顔と共に旅行はしたくないなあと思っても、なかなかこんなおあつらえ向きの状況になるってことないもんね。

そんな感じで、映画の雰囲気がいいので、ジェシーに対するワタクシの私的な感情はどうでも良くなってきてしまい、「まー、いいか、セリーヌが惚れちゃったんだからしょうがない」とか思えるようになってくる。それにそもそも、ジェシーのキャラは「典型的なケーハクアメリカ人 in ヨーロッパ」っていうのを反映しているのであるから、あれでいいわけで。そういう人でも、色々話していくといい事も言うわけで、あの「いい父親になるとか、夫になるっていうのは、怖い」とか言い始めるくだり、なんか男の子の本音らしきものが聞けて、「へぇぇ~」と思ってしまったよ。そういうダイアローグの端々に見えるそれぞれの人生観や、恋愛観なんかも結構説得力あるんだけど、かといって重くもないし、説教臭くもない。イイ感じの恋愛映画ですね。

でもこれね、半年後に再会する約束をして、その模様も続編『ビフォア・サンセット』として映画になっているの(明日観ます)。なんかコワイよ~!続編って良くないって映画界の不文律であるし、恋が冷めてしまうというのも人生の不文律だし、どうかな~と思うけど観たいし~!

チュチュが観た恋愛映画
■一風変わっています『クローサー
■非常に冷めた結婚・浮気観『グッド・ガール

イーサン・ホーク出演作品
映画感想 | コメント(4) | 【2006/02/04 21:02】
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コメント
TBありがとうございました。
そうですか、チュチュ姫さんには「アメリカ人の典型的イクナイところ」とお気に召しませんでしたか(w
実感がこもってますね。

映画の舞台がヨーロッパってすごくよかったと思います。
おっしゃるとおり、こういう旅ができたらいいなーと感じます。
TBお返しさせてくださいね。
【2006/02/06 07:10】 URL | una noche #0uwWg0JQ[ 編集] | page top↑
Una Nocheさん、
いやね、日本に住んでいたら、ジェシーみたいなタイプっていいって思ったかもしんないけど。
【2006/02/06 22:17】 URL | チュチュ姫 #-[ 編集] | page top↑
僕もジェシーみたいにくだらん冗談を軽く次から次へと言えるようになりたかったですよ。好きなのは最初の電車の中でおばあさんを訪ねてきた、というセリーヌに 元気だった?と知りもしないのに聞くところだな。くすくす笑うセリーヌがかわいい。
【2006/02/07 00:41】 URL | GO #-[ 編集] | page top↑
GOさん、
ジェシーのような、ちょっと強引な男の子って、イイ!って女の子が思うし、それならそうなりたいと男の子は思うんでしょうけど、私は無口でおとなしい男の子が好きなの。ああやって強引にされると「なめとんのかくらぁ~!」って感じちゃうんですけど。

女らしくないからなあ。
【2006/02/07 01:11】 URL | チュチュ姫 #-[ 編集] | page top↑
コメント、サンクスです!












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「恋人までの距離(ディスタンス) BEFORE SUNRISE」 by AMOR ETERNO
2005年12月23日 思い出にしてしまいたくないの・・・・・ ヨーロッパ横断鉄道の車内で出会ったジェームズ(イーサン・ホーク)とセリーヌ(ジュリー・デルピー)は、意気投合し AMOR ETERNO【2006/02/06 07 : 14】


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