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■ロバート・ルケティック
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◆渡辺 謙


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★おすすめ映画★ | コメント(4) | 【2008/11/29 23:58】
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『アマデウス』-姫のオール・タイム・フェイヴァリット
Amadeus

つけたままメイルかなんか書いていたのですが、導入部の5分で一気に引き摺り込まれてしまいました。

アマデウス [DVD]
dvd on amazon.com
Produced: 1984
Director: Milos Forman
Writing Credits: Peter Shaffer
Cast:
Antonio Salieri: F. Murray Abraham
Wolfgang Amadeus Mozart: Tom Hulce
Constanze Mozart: Elizabeth Berridge
Emperor Joseph II: Jeffrey Jones
「モーツァルト!モーツァルト!」

寒そうな夜の街に響き渡る叫び。「私が殺したんだ!」

声のする部屋を開けてみると、老人が首を切って血みどろになっている。音楽の街・ウィーンで舞踏会を楽しむ人たちの声や音楽を背景に、雪の中を担架で運ばれる老人。

老人が運ばれて行った建物を照らす朝日が昇るのと共に、若い神父がやってくる。ここは精神病院だったのだ。

自殺しようとした老人は、神父に何曲かピアノを弾いて聞かせるが、神父の知らない曲ばかり。

「私が書いた曲だ。私はオペラだけで40曲も書いた。人々は私のオペラが大好きだったんだぞ」と言うが、神父はサリエリというこの作曲家の名前すら知らない。

しかし最後に「じゃあ、これはどうだ」とサリエリが弾くと、出だしの2、3音で神父はフンフンと口ずさみ始める。

「ああ!知っています!あなたがこの曲を書いたのですか?すみません、知りませんでした」

と神父が言うと老人は、「これを書いたのはモーツァルトだ」

「あなたが殺した、と言っていた人ですね・・・。何か告白すべきことがあるなら、今してください。神の御前には、人は全て平等なのです」

というと、老人は「本当かね」と、あからさまに猜疑心を見せる。

昔、この映画を観たときは、このサリエリって人がすっごい衝撃的で、「うわー、こんな不条理があっていいのか!」と何日も考えさせられた。まだ20歳かそこらだった私は、一生懸命やればなんでも手に入る、本当に心から好きなものは必ずこの手にすることが出来る、と信じていたので、音楽が大好きで大好きで堪らないサリエリが、いくらがんばっても平凡でありきたりな曲しかかけない、というのが超痛かった!

さらに衝撃だったのは、サリエリは本当に素晴らしい音楽を感じる能力が人一倍強い。なのに、自分がそう感じるものが書けないのだ!それってなんて恐ろしいことかと思った。何が本当に素晴らしいものか理解できるのに、自分がそれを作る才能がないとわかってしまうのだ。なんかそれって、夢も何もボロボロじゃない?

しかもサリエリがまさに自分が書きたかったような「神の声」をするすると書き出していく才能を持ったモーツァルトは、努力一つしないでそれを成し遂げていく。神に貞節を誓い、日々努力を怠らず、宮廷のバカバカしいポリティクスにも耐え、トンデモな生徒もちゃんと教えるサリエリ。それに引き換えモーツァルトは、酒好き、女好き、フィアンセがいるのにサリエリがほのかに恋心を抱いていたオペラの歌姫をキズ物にし、パーティ三昧で、みんなの前でサリエリのマネをしておちょくったりする。自分がウィーンで最高の作曲家だと豪語し、自分の作品はパーフェクトだからと、エンペラーにしかられても絶対に変更なんかしない。モーツアルトは、楽譜を書き直すなんてことはしない。頭の中で曲は完成していて、それをただ紙に写すだけだ。

サリエリがモーツアルトの音楽がいかに素晴らしいかを語るところなんか、もう涙が出そうになる。

「最初はものすごく平凡なんだ。ギャグかと思うくらい。しかし、どこからともなく高音が入る・・・・そしてそれがクラリネットに引き継がれ・・・・やがて・・・・」

もちろん楽譜が読めるので、モーツァルトの楽譜を読むのだが、そのときも、まるで小説を読んでいるかのように、目を潤ませて、感動しまくって読んでいる。私は、楽譜が読めるというのは単に音がわかるだけかと思っていたが、そうか!私たちが文字を読めるのと同じなんだ!ただの記号の羅列ではなくて、頭の中に音楽そのものが浮かんできて、「キレイだ」とか、「感動的だ」とかわかるんだ!と衝撃を受けた。

サリエリは、自分にこれほど音楽に対する情熱を与えて置きながら、それを創作する才能は授けてくれなかった神を恨み、結果神への挑戦としてモーツァルト殺害に挑むわけなのですが、若かった私はサリエリに心から同情しながらも、「本当にこんな悲しい運命があるのだろうか。自分がこの人だったらどうしよう!」と真剣に怖かった。

でも、今回観てみたら、ちょっと待てよ、と思った。だってさ、サリエリもひとかどの作曲家なのよ。ウィーンで宮廷付きの作曲家になり、自分でオペラも書いて、エンペラーにすごい評価されて勲章をもらったりしてるんだから。それにモーツァルトのオペラは、一般大衆やエンペラーにはウケないことが多く、ぶっちゃけサリエリだけなのよ、一から十までモーツァルトすごい!って褒めてるのは。そうしたらさ、「彼には彼のすごいところがある、でも私には私ならではの魅力があるのだ」って思わないのかしら。

確かにモーツァルトみたいな人って魅力的だけどね。芸術家、って感じよね。音楽を書こう!作ろう!と努力するわけじゃない。頭の中に次々に溢れてくるものをただドンドン外に出しているだけ。それにモーツァルトは人がどういう評価をするかなんて気にしない。「コレってすっごい面白い!」と思ったら、人になんと言われようとそれをやっちゃう。

でもだから「売れない作品」も多くてお金が稼げない、稼げないのにパーティ大好きだから遣っちゃう、売れないからやさぐれて酒の量が増える、するともっとお金を遣っちゃう、でも金になる仕事はせず、自分の書きたいものばっかり書いている、だからお金がない・・・・・

この映画って、オスカーとかいっぱい獲ったんだよね、確か。本当にテンポが良くて、知らぬ間に全部観ちゃう、って感じ。オペラのシーンとかも結構いっぱい入っているのに、全然退屈しない。サリエリもモーツァルトも、エンペラーも、出演者の性格描写がすごくきちんとしているし、役者もそれをちゃんと表現できているので、冗長なところがない。ちなみにモーツァルトを演じるトム・ハルスは、ミシガン出身だそうで。

key Word
映画 アマデウス ミロス・フォアマン F・マーレイ・エイブラハム トム・ハルス エリザベス・ベリッジ ジェフリー・ジョーンズ リチャード・フランク
考えさせられた映画 | コメント(5) | 【2008/11/28 21:35】
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『ラスベガスをぶっつぶせ』-面白くない!
21

この映画は、MIT(マサチューセッツ工科大学)の生徒たちがカード・カウンティングの手法を使って、ラス・ベガスのブラックジャック・テーブルで大金を稼ぎまくった、という実話を基にしたお話なのですが、主人公のめちゃくちゃ頭がいいハイローラー、ベン・キャンベルは、実際は中国系アメリカ人だったのに、映画では白人に変えられていたことが「人種差別だ」と話題になりましたよね。

21
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Produced: 2008
Director: Robert Luketic
Writing Credits: Peter Steinfeld, Allan Loeb
Cast:
Ben Campbell: Jim Sturgess
Prof. Micky Rosa: Kevin Spacey
Jill Taylor: Kate Bosworth
Choi: Aaron Yoo
Kianna: Liza Lapira
Jimmy Fisher: Jacob Pitts
Cole Williams: Laurence Fishburne
実際映画観て、やっぱ差別だー!と思ったよー!だって、ベンの親友はふとっちょくんで、その子とロボット開発しているヲタっぽい子はちょっとインド系っぽい。この3人が最初は勉強やロボット作りばっかしてて彼女もいず、ヲタ3人組みたいな感じでつるんでたのに、白人でやせてるベンだけが、ブラックジャックのチームを率いるミッキー・ローザ教授(ケヴィン・スペイシー)にスカウトされてベガスでブイブイ言わせるようになって、MIT一の美女、ジル・テイラー(ケイト・ボスワース)にも果敢にアタックするようになっていく。それだけならまだしも、同じチームにいるアジア人のチョイくん(『トランスフォーマー』にも出てたアーロン・ヨー)は、ベガスのホテルで石鹸とかなんでもかんでも盗むなんだかイヤにセコイ子に描かれている。アジア人を主人公にしなかっただけならまだしも、脇役のアジア人を格好悪い子にしなくてもいいじゃん。

それに、ベンにハイローラーの役を取られて嫉妬して張り合う男の子も白人なんだよ。そんな役があるんだったら、それだけでもアジア人にすればいいじゃん。あと、大学教授は白人で、ベガスのカジノの用心棒は黒人(ローレンス・フィッシュバーン)で、確かそのパートナーがイタリア系っぽい?そりゃあ、あり得ないとは言わないけど、余りにもベタな配役でないかなと。

でも、「いいじゃん!こんなのの主役になれなくたって!」って感じの映画なんすよ、これが。なんだかなー。まあ、こういう映画は大体ストーリーはわかっちゃいますよね。最初はわーっと何もかも上手く行き、その内仲間割れが起き、物事が上手く行かなくなる。捕まるか、痛い目に合うか。で、すったもんだの末、最後はなんらかの形で丸く収まる・・・。だから後はキャラが立ってるか、見せ方が上手いかしかないんだけど、すっごいつまらなくて、20分ごとくらいに止めてしまったよ。

なんだろうなあ、テンポ?テンポも良くないんだけど、話が全然真実味ないの。ホントに実話かよこれ!って何度も大声でツッコんじゃったわよ。まず、ベンは、ハーバード・メディカル・スクールに行くための大金(30万ドル)が欲しいわけなんだけど、ベガスで稼いだ現生を、天井裏に隠しているんだよね。あれで、どうやって払うの?授業料とか、レントとか、カードとかチェックで払うじゃん、アメリカって。何百ドルとか何千ドルとか、現金で払うの?授業料とかって、チェック郵送とかさせられるんじゃないの?まーさ、そりゃ、色々やりようはあるよ。現生は銀行に入れても怪しまれないらしいしさ。でも30万ドルだよ!

あと、ローザ教授のクラス。あんなTVショウ・ホストみたいな大学教授いるのか!ええ、どうせアタシの行ってた大学なんて三流ですよ、いるんでしょうよ、MITくらいになれば。まーそんならそんでいいけどさ。

セリフとかもベタだよねー。ジルがベンのバイト先に来てブラックジャックのチームに誘うとき「ベガスでは別人になれるわ」とかなんとか、なんかもうちょっと説得力のあること言ってよ、とか思っちゃったし、地下鉄でキスしようとしたとき避けられて、「気にしないで!一緒に仕事しているからなんちゃらかんちゃら」ってのも、なんかもっと気の利いたセリフにできるんじゃないかなーと。

ローレンス・フィッシュバーンもあんな怖い顔しているのに全然怖くないしさ。このベガスの用心棒たちが、コンピューターの発達でどんどん仕事を追われている、というサブ・ストーリーがこの映画の中で一番ヒネリのある設定だったなあ。いっそ、MITなんだから、このコンピューターとなんか絡ませたら面白かったんじゃないかなあ。仕事を失くしそうな用心棒がベンたちと手を組んで、コンピューターを操作してベガスのシステムを崩壊させ、大金も稼いで、用心棒たちは金の分け前を持って高飛びする、とか・・・・・。とかそーいうオチだったら面白かったかもしれん。

ローザ教授もさあ、ワル過ぎないか?だいたいさ、20歳かそこらの子供たちにあんなことやらしてさ、「純粋真っ直ぐくん」みたいのがいきなり罪の意識に目覚めてチクったりしたらどーすんのかな、とか思っちゃった。ベンと張り合ってやめさせられちゃうジミーだっけ?あの子が、

「俺は辞めない。辞めさせたかったら辞めさせてみろ!」

とか言うと、ローザ教授は、

「俺がその気になったら何が出来るかわかってるだろ・・・・」

って言うんだけど、わかんねーよ!後でベンが、ドームの部屋を荒らされ、現生全部盗まれて、ローザ教授の授業を落第させられて卒業できなくなった、というくだりを見て、

「あー、これかー」

と思ったけど、あんなことして生徒の方が逆ギレしてみんなしゃべっちゃったらどーするの?!とか思わん?

あとさー、やっぱどう考えても、毎週あんなにガンガン勝ってたら、必ず監査入るよなー。素人だから、変装する方がよっぽど怪しいし。なんか映画の最初の方で「なぜ絶対にバレないか」という説明をしていたように思うのだが、それが思い出せない。だってさ、各テーブルに散った子たちがカード数えて、手が良くなってきたところにハイローラーのベンが行って、バンバンかけるんでしょ?ベンが行くテーブル、テーブル、全部当たってたら、おかしいと思われて当然じゃないかなあ。これが、一年に一回、とかならわかるよ。でも毎週行ってるんでしょ?カジノの人とも知り合いになってるみたいだしさ。いくらどっかの大富豪の息子を気取っていても、派手にお金遣って勝ったり負けたりしているなら優遇してくれるだろうけど、いつも勝つ奴だったら怪しまれないかなあ。それともこのくらい勝つ人なら結構いるってことかな。

この話ってさー、「MITっていうすっごい頭のいい学校に行ってる子がベガスで大儲けしたんだって!」「へえー、どうやって?」「カードを数えるんだけど、こうこうこんな風に・・・」なんてお茶室で話しているとすっごいエキサイティングな話だけど、映画にするにはその周りのドラマを考えなきゃならないじゃん。ベンはどーいう子で、こんな状況で、他の子はこうで・・・・とかさ。そういうのがちっとも面白くない。私いつも邦題に文句言っちゃうけど、これは原題が全くヒドいよね『21』って。そのままじゃん!余り想像力の豊かな人が作った映画には見えません。

key Word
映画 ロバート・ルケティック ジム・スタージェス ケイト・ボスワース ローレンス・フィッシュバーン ケヴィン・スペイシー アーロン・ヨー ライザ・ラピラ
最近見た映画 | コメント(2) | 【2008/11/28 08:49】
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ロバート・ダウニー・Jr. 出演作品一覧
Chu's Filmography @ A Glance

Robert Downey Jr.

本名ロバート・ジョン・ダウニー・Jr.(Robert John Downey Jr.)、あだ名はボブ(Bob)1965年4月4日、ニューヨークはニューヨーク・シティ生まれ。 身長5フィート10インチ(178cm)

Robert Downey
■The Avengers (2011) (announced) .... Tony Stark / Iron Man
■The Avengers (2012) (announced) .... Tony Stark / Iron Man
■Untitled Sherlock Holmes Sequel (2011) (pre-production) .... Sherlock Holmes
■Due Date (2010) (post-production) .... Peter Highman
■Iron Man 2 (2010) (VG) (post-production) (voice) .... Iron Man
■Iron Man 2 (2010) .... Tony Stark
■"Nyhetsmorgon" .... Himelf - Om Sherlock Holmes (1 episode, 2010)
■シャーロック・ホームズ (2009) .... Sherlock Holmes
■路上のソリスト (2009) .... Steve Lopez
■Rain of Madness (2008) (V) .... Kirk Lazarus
■トロピック・サンダー/史上最低の作戦 (2008) .... Kirk Lazarus
■The Incredible Hulk (2008) (uncredited) .... Tony Stark
■Iron Man (2008) (VG) (voice) .... Tony Stark
■アイアンマン (2008) .... Tony Stark
■Charlie Bartlett (2007) .... Principal Nathan Gardner
■Lucky You (2007) .... Telephone Jack
■ゾディアック (2007/I) .... Paul Avery
■A Guide to Recognizing Your Saints (2006) .... Dito
■毛皮のエロス/ダイアン・アーバス 幻想のポートレイト (2006) .... Lionel Sweeney
■スキャナー・ダークリー (2006) .... James Barris
■The Shaggy Dog (2006) .... Dr. Kozak
■"Family Guy" .... Patrick Pewterschmidt (1 episode, 2005)
- Fat Guy Strangler (2005) TV episode (voice) .... Patrick Pewterschmidt
■Good Night, and Good Luck. (2005) .... Joe Wershba
■キスキスバンバン-LA的殺人事件 (2005) .... Harry Lockhart
■Game 6 (2005) .... Steven Schwimmer
■Eros (2004) .... Nick Penrose (segment "Equilibrium")
■Gothika (2003) .... Pete Graham
■The Singing Detective (2003) .... Dan Dark
■Whatever We Do (2003) .... Bobby
■"Ally McBeal" .... Larry Paul (16 episodes, 2000-2002)
■Lethargy (2002) .... Animal Therapist
■Auto Motives (2000) .... Rob
■Wonder Boys (2000) .... Terry Crabtree
■Black and White (1999/I) .... Terry Donager
■Bowfinger (1999) .... Jerry Renfro
■Friends & Lovers (1999) .... Hans
■In Dreams (1999) .... Vivian Thompson
■U.S. Marshals (1998) .... Special Agent John Royce
■The Gingerbread Man (1998) .... Clyde Pell
■Hugo Pool (1997) .... Franz Mazur
■Two Girls and a Guy (1997) .... Blake Allen
■One Night Stand (1997) .... Charlie
■Danger Zone (1997) .... Jim Scott
■Restoration (1995) .... Robert Merivel
■Mr. Willowby's Christmas Tree (1995) (TV) .... Mr. Willowby
■Home for the Holidays (1995) .... Tommy Larson
■Richard III (1995) .... Lord Rivers
■Only You (1994) .... Peter
■ナチュラル・ボーン・キラーズ(1994) .... Wayne Gale
■Hail Caesar (1994) .... Jerry
■Short Cuts (1993) .... Bill Bush
■Heart and Souls (1993) .... Thomas Reilly
■Chaplin (1992) .... Charles Spencer Chaplin
■Soapdish (1991) .... David Seton Barnes
■Too Much Sun (1991) .... Reed Richmond
■Air America (1990) .... Billy Covington
■Chances Are (1989) .... Alex Finch
■True Believer (1989) .... Roger Baron
■That's Adequate (1989) .... Albert Einstein
■1969 (1988) .... Ralph Carr
■Rented Lips (1988) .... Wolf Dangler
■Johnny Be Good (1988) .... Leo Wiggins
■Less Than Zero (1987) .... Julian Wells
■The Pick-up Artist (1987) (as Robert Downey) .... Jack Jericho
■America (1986) .... Paulie Hackley
■Back to School (1986) .... Derek
■"Saturday Night Live" .... Various (18 episodes, 1985-1986)
■"Mussolini: The Untold Story" (1985) TV mini-series (as Robert Downey) .... Bruno Mussolini
■Weird Science (1985) (as Robert Downey) .... Ian
■Tuff Turf (1985) (as Robert Downey) .... Jimmy Parker
■Deadwait (1985)
■Firstborn (1984) .... Lee
■Baby It's You (1983) .... Stewart
■Up the Academy (1980) (uncredited)
■Greaser's Palace (1972) (uncredited)
■Pound (1970) (as Bob Downey) .... Puppy

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映画 俳優 ロバート・ダウニー・Jr
俳優・男優 | コメント(2) | 【2008/11/26 23:05】
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『シックス・センス』-知らなかったらぶったまげたかも
The Sixth Sense

映画観るまでなんっとも思わなかったのですけど、この邦題もヒドイですね。『シックス・センス』って意味不明だよ。6個あるなら「センス」が複数じゃなきゃおかしいじゃん。まあそれだと間違いになっちゃうし、「シックスス・センス」にはできねーとは思うけど、それだったら日本語にしたら?!『第六感』で面白くないのなら『第六の直感』とか、『六番目の感覚』とか、なんか工夫して。工夫するからお金が貰えるんでしょ。それとも邦題つける人って、タダでやってんのかな?だからいつもひっでえ邦題平気でつけるのかしら。

sixth sense
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Produced: 1999
Director: M. Night Shyamalan
Writing Credits: M. Night Shyamalan
Cast:
Dr. Malcom Crowe: Bruce Willis
Cole Sear: Haley Joel Osment
Lynn Sear: Toni Collete
Anna Crowe: Olivia Williams
Kyra Collins: Mischa Barton
Dr. Hill: M. Night Shyamalan
この映画はすっごい評判良くて悪く言う人いないので、最近のシャマラン低迷振り(『ハプニング』ですね)に比べてどんだけいいのか、と観てみたのですが、やっぱネタを知っていたからイマイチでしたね。

(いまさらですが、「ネタ知らねえよ」と言う人はこの先読まないでください。でも10年前の映画だぜ!知ってるだろう、いくらなんでも)

ネタ知っちゃってて出来ることと言ったら、ブルース・ウィリス演じるDr.クロウが実は死んでいるってのを感じさせないようにどんな工夫をしているのかな~って思いながら観ることしかできないんですが、確かに上手いですよね。事件のあと、冷えた夫婦関係。全然話してくれない奥さん。何があったのか?子供を救えなかった罪の意識で、コール(ハーレイ・ジョエル・オスメント)を治療することに時間をかけ過ぎて、夫婦生活がおろそかになってしまったのか?

結婚記念日にレストランに遅れて行って、「プロポーズしたレストランって、どこだかわかんなかったよ」って言ったら奥さんがさっとお勘定を取ってサインしちゃって、

「Happy Anniversary!」

って顔も上げずに言って出て行っちゃうところなんて、上手い。これ、知らないで観てたら『プレステージ』や『ディナー・ラッシュ』くらいぶったまげていたかもな。

コール君が、「僕は死人が見えるんだ。彼らは自分が死んでいることに気が付いてない」ってDr.クロウに打ち明けるところで、気が付いたかなあ?うーん、私その辺疎いから、多分しっかりスルーしてただろうなあ。

でもアレですよ、この子も難儀だよねえ。私あんな風に死人が見えたら怖くて気が狂う。この子もすごく怖がってるけど、良くあんな持ちこたえてるよ。その上学校では変わってるとかいって虐められ、お母さんはいい人だけど、とてもこの子の言ってること信じてはくれないだろうしさ。可哀想に。

このお母さんが、トニ・コレットなのね!『イン・ハー・シューズ』で見たときより、だいぶぷくぷくしてて、すっごい印象違うから、わかんなかった。後、ゲロ吐いて出てくる女の子のお化けの役がミーシャ・バートンなんだよね。全然気が付かなくて、出演者の名前見て「どこに出てんだよ?」と思ったら、ああ~あのゲロ娘か!と思ってわろた。

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■M・ナイト・シャマラン監督作品一覧

key Word
映画 シックス・センス ブルース・ウィリス ハーレイ・ジョエル・オスメント トニ・コレット オリヴィア・ウィリアムズ ミーシャ・バートン M・ナイト・シャマラン
最近見た映画 | コメント(2) | 【2008/11/26 08:32】
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『トロピック・サンダー/史上最低の作戦』-2回観れちゃう面白さ!
Tropic Thunder

すっごい面白くて2回観ちゃったくらいなんですけど、何が面白かったのか書け!と言われるとすっごい難しい。最初から最後まで戦争映画のオマージュ、パロディ、裏話満載、登場人物一人一人が色んなタイプの人間を的確に描写しているし、その行動や言動の一つ一つが微に入り細に渡ってそのキャラを表しているし、無駄なものが一つもなくて、はしょれない!実際、ストーリーの最初から綿綿と書いたのですが、余りに長過ぎるし。

tropic thunder
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Produced: 2008
Director: Ben Stiller
Writing Credits: Ben Stiller, Justin Theroux
Cast:
Kirk Lazarus: Robert Downey Jr.
Jeff Portnoy: Jack Black
Kevin Sandusky: Jay Baruchel
Alpa Chino: Brandon T. Jackson
Tugg Speedman: Ben Stiller
Damien Cockburn: Steve Coogan
Cody: Danny R. McBride
Rob Slolom: Bill Hader
Four Leaf Tayback: Nick Nolte
Rick Peck: Matthew McConaughey
Tran: Brandon Soo Hoo
Les Grossman: Tom Cruise
さすがベン・スティラーが15年間構想を練っただけのことはある。しかしどの辺をそんなに練りまくったんだろう?『太陽の帝国』は観ていないのでわかりませんが、この映画に出たときのベン・スティラーは、大物俳優がいかに我がままで、台本も読まないし、監督がみんなをまとめられなくてキレたり、映画だから自分は死なないからって、現実よりクレイジーなことをやる俳優とかを見て「うわー!」と思って、それ以来「こういう映画の裏側を撮ってみたい」と思い続けてきたのかなあ。

とにかく出演者の性格描写が上手いよね。スティラー本人が演じるタグ・スピードマンは、アクション映画のシークエンスだけで有名なマッチョ俳優。映画のクライマックスで泣くこともできない。こういう人のパロディって好きだよねー、ベン・スティラー。『ドッジボール』のボディ・ビルダーとかさ。この人が、監督が地雷踏んで吹っ飛んでも、ゴールデン・トライアングルの麻薬密売組織に捕まって拷問されても、「映画の1シーンに違いない」って絶対疑わないところが超可笑しい。あと、パンダ殺してその毛皮着て出てくるところすげー笑った。こういうマッチョな人に限って、どんどん映画の世界と現実の区別が付かなくなってくるのかなあ。

その正反対なのが、ロバダウJr.が演じるカーク・ラザラス。オーストラリア出身の、オスカー5回も取ってる演技派で、今回も黒人の軍曹を演じるために肌の色までかえるという徹底振り。これって、役作りのために外見変えちゃう俳優のパロディなんだろうけど、最近の、明らかにアメリカ人の役なのにイギリスやアイルランドの俳優が演じる映画が多いことを暗にパロってるんじゃないかと思う。元々のスクリプトではこの役アイルランド人って設定だったっていうのと、本物の黒人であるアルパ・チーノが、カークのジャイヴ・トーク(黒人特有のしゃべり)にカチンときて

「あんたはオーストラリア人なんだから、オーストラリア人らしく振舞え!」

って言うくだりで、「あ」と思った。映画的には、国が違っても、白人が白人の役を演じる、ってのはインパクト薄いので、あえて黒人にしたんじゃないかなあ。ベン・スティラーって、クリスチャン・ベイル嫌いなのかな?『太陽の帝国』で我がままだった俳優がクリスチャン・ベイルで、それが『バットマン』を演じているのが気に入らないとか?ちょっと深読みし過ぎ?

で、そのアルパ・チーノ(ブランドン・T・ジャクソン)は、ヒップホップのヒット・メーカーで、これもこの手の人の究極のパロディ。このバカげた名前、Booty Sweatというエナジー・ドリンクを発売して2ミリオンも儲けちゃったというバックグランド、ヒット曲のタイトルがI Love Tha Pussyだっけ?で、ものすごい女好きであることを強調して置きながら、実はゲイだった、というオチが結構深い!!

あと、ジャック・ブラックのジェフ・ポートノイっていうキャラがすごいよね。デブネタ・屁ネタで有名になっちゃって、だけどそういう知性のかけらもないことが自尊心を傷つけ、ヘロイン中毒になっちゃってるというコメディアン。でまた、ヘロインの禁断症状が超上手い、ってか、ヘロインの禁断症状がどんなもんかなんて知らないんだけど

「絶対こうに違いない!」

と思わせない?でそれがまた可笑しいの。

それと、若手俳優で無名の大抜擢、ケヴィン・サンダスキー(ジェイ・バルチェル)。この人が『太陽の帝国』でのベン・スティラーを反映しているのかなーと思った。端役だったらしいから役柄は違うかもしれないけど、共演者から名前を覚えて貰えなかったり、スクリプトや原作をきちんと読んで、撮影前のブートキャンプに参加したのは自分だけ、大物俳優の力争いになんとなく巻き込まれる、映画ヲタ丸出しでみんなに煙たがられる、とかそういう立場が。

で、この5人をまとめられないイギリス出身の監督(スティーヴ・クーガン)、映画の出来よりも爆発物が大好きな爆弾担当の戦争ヲタ(ダニー・マクブライド)、映画のネタになっているのがヴェトナム戦争のノンフィクションなのに、実はアメリカから一歩も出たことがなかった著者(ニック・ノルティ)とか、こういうのって映画作りの裏側に必ず存在しそうなキャラたちですよね。

そして忘れてはならないのがトム・クルーズ演じる、制作会社のエギュゼキュティヴ、レス・グロスマン。『マグノリア』の伝道師に引き続きすごいハマってましたね。デブ・スーツを着てハゲのかつら被ってるのが話題になったけど、役作りも完璧だよ。この人も「おれはトム・クルーズだ!」と主張しながらも、役ごとにしっかりなりきってくれて、侮れない!こんな富も名声もあり、いい男で外見なんかめちゃくちゃ気を遣っているだろうに、役となると全く羞恥心もなく、イメージに囚われることもなく、なんでも演じちゃうところがすごい。ブラピとかジョニデとかはここまで自分を捨てられないんだよね。サイエントロジーとか悪い噂も色々あるけど、役者としては尊敬に値するものがあるな。

あとさ、悪役の麻薬密売組織のリーダーの子供、すっごい可愛いね。あんな可愛い子が始終怖い顔しているから面白い。あれってさ、子供をリーダーにしたのって、

アジア人のワルい組織のリーダーって、「え?こんな奴が?」って思うほど小さくて可愛い。でも、すっげー残酷で、マーシャル・アーツとかも出来てすげー怖い

というイメージを体現するために本当の子供にしたんじゃないかなあ。で、『シンプル・ジャック』のファンだ、って言うところなんか、子供のいたいけな顔に戻っちゃって、それがまた可愛い!この子がRPG持って出てくるところなんか、サイコーに可笑しいもんね。

あと、タグを洗脳する小さい子供!!この子も笑うとすっごいキュートで、抱きしめたくなっちゃう!『シンプル・ジャック』のお芝居観ながらこぶしを振り上げているところとかすっごい面白いし。こういうところを中途半端にしないで、もう「これでもか!」というくらい可愛いので、最後にタグのクビをグサグサ刺して、川に投げ込まれちゃうところがむちゃくちゃ可笑しいのよ。こういうところ手を抜かなかったのがまたいい。

コレだけ密度が濃かったらやっぱり構想15年かかるのかね。ギャグと外見とか、笑わすところはシンプルで余り考えなくても笑えて、でも意味を見出そうと思えば全ての設定についてディスカッションできてしまうという、全く良く出来た作品で、こういう映画は2回観ても面白いんだよね。

key Word
映画 トロピック・サンダー/史上最低の作戦 ベン・スティラー ジャック・ブラック ロバート・ダウニー・Jr ブランドン・T・ジャクソン ジェイ・バルチェル ダニー・マクブライド スティーヴ・クーガン ビル・ヘイダー ニック・ノルティ ブランドン・スー・フー
この映画がすごい!! | コメント(7) | 【2008/11/26 00:58】
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『ハプニング』-で?!
The Happening

あんまり激しく評判悪いので却って観てみたいと思い、借りてきました。監督・脚本のシャラマンさんはなんかそのスジではすごい人らしく、色々賛否両論あるみたいですね。

ハプニング (特別編)
dvd on amazon.com
Produced: 1994
Director: M. Night Shyamalan
Writing Credits: M. Night Shyamalan
Cast:
Elliot: Mark Whlberg
Alma: Zooey Deschanel
Julian: John Leguizamo
Jess: Ashlyn Sanchez
何度も寝てしまって、その度にちゃんと観直したのですが、今でもイマイチストーリーが良くわかりません。えっと、人が自殺し始めて、そう、ニューヨークのセントラル・パークで始まって、ニューヨークで理科の先生をしているエリオット(マーク・ウォールバーグ)は、学校は休校になり、ニューヨークから避難する汽車に乗る。

この辺、なんかすごい唐突に感じたんですけど、避難すぐしなくちゃいけなかったのでしょうか?テロリスト・アタックだ、ってニュースで言われてたから?あと、エリオットが奥さんに「荷物は詰めたか?」とか言ってるんだけど、ものすごい軽装ですね。それにどこに行くの?

で、汽車はへんぴなところで止まっちゃって、どーしようかと思っていたら、レストランのTVでアメリカ北東部に空気感染する何かが広がっているというニュースが流れて、みんなわーっと車で逃げてしまう。車がないエリオットと奥さんのアルマ、友達で数学の先生のジュリアン(ジョン・レグイザモ)とその娘ジェスは、乗せてくれる車を探す。ジュリアンは、プリンストンだかにいる奥さんを助けたい、と、危険を承知でプリンストンに行く車に乗せてもらうが、娘はエリオットとアルマに託して行く。

このジョン・レグイザモって人、いいですよね。『ゾディアック』で初めて見ていいなーと思いました。アルマ役のゾーイ・ディシャネルも『あの頃ペニー・レインと』で見てからずっと密かに好きだったんですけど、あのあとパッとしないなあと思ったら、こんな映画に出てたんですねえ。マーク・ウォールバーグも結構好きなのに、こんなに盛り上がらない映画もすごいなと思いました。

で、ジュリアンは予想通り感染して自殺してしまうのですが、奥さんはどうなったのでしょう?この話には、複線とか、暗示とかあるのでしょうか?

と思っていたら、エリオットたちを乗せてくれた人たちが植物学者で、植物は自己防衛のために毒素を空気中に放つ、とかなんとか言っていたような、いないような・・・(うとうとしていたからハッキリわかんないけど・・・)

で、なんかミラクル的にエリオットは、植物が毒素を出すのは、人がたくさん集まっているときなので、小さいグループに分かれて逃げた方がいい、ということを発見する・・・・・

この後、何か食べ物をもらおうと立ち寄った古い家の人が連れていた男の子たちを撃ち殺したり、その後、エリオットたちを泊めてくれたおばさんが偉いクレイジーなんですけど、なんかとってつけたような感じで、びっくりもしなければ、またもやウトウトと眠りの世界へ・・・・

後でラストどうなったのか観直したら、愛を確かめ合ったエリオットとアルマは、外へ出ても感染せず、植物の毒素攻撃は一日で収まり、また普通の生活が始まる。しかし、次のアタックはフランスで始まっていた・・・・・・。

で?!

タイトルが『The Happening』で、劇中で「It's happening.....」っていうのをマーク・ウォールバーグが何度も言うのに、それが何かを示唆しているというのでもなく、閉口しました。

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映画 M・ナイト・シャマラン マーク・ウォールバーグ ズーイー・デシャネル ジョン・レグイザモ アシュリン・サンチェス
映画感想 | コメント(2) | 【2008/11/17 07:04】
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『寝取られ男のラブ♂バカンス』-アパトー、泣かすぜっ・・・
Forgetting Sarah Marshall

『寝取られ男のラブ♂バカンス』という邦題で、日本では「男たちの恋愛強化月間!?」というテーマで『無ケーカクの命中男/ノックトアップ』との二本立てで公開される、と日本のウィキで読んで笑ってしまいました。町山さんはこの映画を「男のイニシエーション(通過儀礼)を描いた映画だ」と言ってたんですけど、確かにジャド・アパトーが製作に絡んでいる映画って、『スーパーバッド 童貞ウォーズ』も『40歳の童貞男』も『ノックトアップ』も、全て男の子が大人になっていく過程を描いてますよね。

forgetting sarah marshall
Produced: 2008
Director: Nicholas Stoller
Writing Credits: Jason Segel
Cast:
Peter Bretter: Jason Segel
Sarah Marshall: Kristen Bell
Rachel Jansen: Mila Kunis
Aldous Snow: Russell Brand
Brian Bretter: Bill Hader
Matthew the Waiter: Jonah Hill
Chuck: Paul Radd
本作品は主演もしているジェイソン・シーゲル脚本で、冒頭、サラ(クリスティン・ベル)に別れを告げられるシーンでシーゲル演じるピーターが素っ裸なのは、シーゲルが実際に素っ裸で彼女に別れを告げられた経験をそのまま使ったそうです。『スーパーバッド』も、役者のセス・ローゲンの自叙伝的なところがあるんじゃないかと思わせる脚本で、こういうリアルな普通の男たちの話を面白い映画にする洞察がアパトーにはあるのかも。

それとこれらの作品に共通しているのは、映画に対する愛が溢れていることですよね。今回も他の作品と同様、映画リフェレンスが出てくる。新婚のモルモン教徒の新郎が、余りに宗教に囚われ過ぎて新婦をベッドで満足させられず、

「彼女は『ダヴィンチ・コード』のようだ。なかなか解けない」

と言ったり、ピーターがハワイの儀式のためにブタを殺さなければならないとき、

「俺は『ベイブ』を何百回も観たんだ~!」

と叫びながらブスブスとブタを刺し殺したり。

あと、『ノックトアップ』と同様、私たちのような一般人ではなく、女優とかミュージシャンとか、LAの芸能関係の人たちの話なんだけど、なぜかすごく普通で感情移入できちゃう。これって、ウッデイ・アレンの映画と一緒で、観客から観たら特殊な世界だけど、自分たちにとっては当たり前のことを当たり前のこととして描いているので違和感がないのだと思う。

アパトーは、男は恋愛を通して成長するものなのだ、という持論があるのだと思うのですが、この人はなぜか女の気持ちも良~くわかっているんだよね。いつもヲタクで精液臭い男が出てくるのに、なぜか非常にロマンチックで繊細なところがあって、結構泣かされるんですよ。男って、案外ロマンチックだったりするじゃない?そういうところをアパトーは映画で表現できる、みたいな。

それと町山さんも言っていたけど、この映画のいいところは、「悪人は悪人」じゃないところなんだよね。TVドラマの効果音楽やってるさえない作曲家のピーターを捨てて、人気ロックスターのアルドフと一年間も二股かけた後で乗り換えたサラを悪者にするのは簡単なんだけど、ピーターが「きっと俺が何か二股かけられるようなことをしたんだろう」と言うとサラは、

「あなたは何もしなかったのよ!1週間同じスゥェット・パンツはいたままカウチに寝転がって何もしなかったり、自分の面倒自分で見れなくて・・・・あなたの面倒見ようと私は一生懸命やったのよ!母とも話したし、カウンセリングも受けたし、セックス・セラピーもしたし、相談できる人にはみんな相談した!でもあんたはバカ過ぎて気が付かなかったのよ、私の努力を!私はもうあんたに引き摺られてダメな人間になるのはごめんだと思ったのよ!」

・・・・「男たちの恋愛強化月間!?」というテーマで観に行く男の人たち、これ、ほんっとにそうなの。ここんとこ、よーく心に刻んで帰ってね。でも、日本の男の子はこれほど酷くないんじゃなかなあ。少なくとも、アタシが付き合った男はまともだったわ。ところが、アメリカの男ってホントこういうの多いんだよ~。特にカンフーやってる奴とかさー、少林カンフーっつったら、坊さんがやってるんだせええ。自分で食事も作れないでチャイニーズの持ち帰り食ってれば少林だとか思ってんのかよ~。確かにスピードやテクは学べるけど、武道って言うのは精神性が大事なんじゃん。マリファナ吸って不規則な生活して、彼女に家賃とか払わせて置いて、何が少林カンフーだよ。

ピーターも、本当はドラキュラのロック・ミュージカルやりたい、とか思っているのにデレデレと毎日を過ごしていたのだけど、サラにフラれ、そのあと上手くいきかけたレイチェルにも袖にされ、仕事でやってたTVショウも打ち切られたところで、やっと自分の音楽と向き合うようになる。そうなってからは掃除もし、健康や食べ物にも気をつけ、ちょっぴりしっかりした男になっていき、この過程がなかなか感動的である。

でも今回アタクシ号泣しちゃったのは、最後にレイチェルとピーターが上手く行ったところなんだよねー。町山さんの特電を聞いていたので、大体のあらすじは知っていたのだけど、ピーターがサラとよりを戻すのか、レイチェルと新しい関係を築くのかは知らなかったのね。女としてはサラにもレイチェルにも共感するところいっぱいあったのだけど(この辺はアパトーの上手さで)、個人的にはレイチェルにすごい肩入れしてたの。

レイチェルはすごく傷付いた過去があり、そのせいでピーターの気持ちをわかってあげられて、ピーターが正にこのとき必要な人として現れる。レイチェルはピーターをかばん持ちにしたりしないし、ピーターののドラキュラ・ソングが好きだし、イマイチ思い切りが足らないピーターをがけから突き落とすこともできる。でもこういう女って、大親友みたいに扱われても、彼女になれないんだよね。アタシがそうなのよ!だからさあ、「ああ~こんなに気が合うのに、男が選ぶのはサラみたいな男を尻に敷くようなタイプなんだよねー」とか思ったらすっげえ辛くてさー。

そしたら、最後、やっぱりレイチェルと結ばれた!で、「そーだよな、そーだよな!やっぱ理解し合える人の方がいいよな!なんで男ってしょーもないビッチとかにしがみついているんだよおおおお」と思いながらボロボロ泣いてしまったわ。

key Word
映画 寝取られ男のラブ♂バカンス ジェイソン・シガル ミラ・キュニス ジャド・アパトー クリスティン・ベル ラッセル・ブランド
| コメント(6) | 【2008/11/17 01:30】
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『ベティ・サイズモア』-集中できないっ
Nurse Betty

また町山さんに騙された。もーこの人がしゃべるとすっごい面白い映画に聞えるんで借りちゃうんですが、映画自体は面白くないんだよ~~~!!!この映画も2回観ようと試みましたが、いつも途中でなんかし始めちゃいます。メイルをチェックしたりとか、お皿洗ったりとか・・・・。

nurse betty
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Produced: 1994
Director: Neil LaBute
Writing Credits: John C. Richards
Cast:
Betty Sizemore: Renee Zellweger
Charlie: Morgan Freeman
Wesley: Chris Rock
Dr. David Ravell: Greg Kinnear
Aaron Eckhart: Del Sizemorer
でもすごいオールスターよ!まず、主人公のベティがレネー・ゼルウィガーでしょ、その旦那のサイテー男がアーロン・エッカート、ベティを追う殺し屋がモーガン・フリーマン、その息子がクリス・ロック。あと、ベティの近所の女の人、あの人の声がすっごい印象に残っているんだけど、どの映画で観たのか思い出せない~~!!!

一番驚いたのはアーロン・エッカート!!今ではいい男役ばかりですが、すっげえですよ、この映画では。ホワイト・トラッシュみたいなヘンな髪型で、だっさいメガネかけて、全く知性と言うものがないベティの夫・デルを好演しています。

モーガン・フリーマンが悪役なのって『ラッキーナンバー7』くらいでしか観たことないので楽しみにしていたのですが、殺し屋とは言ってもやっぱり思慮深い年寄りで、『セブン』とかのイメージでした。デルがインディアンに対して知性のかけらもない差別的な発言をしたことを、理知的に突っ込んだりして。

それを補って余りある、人殺しに罪の意識を感じないクレイジーな息子役にクリス・ロック、というのが意外にハマってて良かったです。この息子が、父親がデルのインディアン云々の話にやたら突っ込みを入れるので、コーフンしてデルの頭の皮を剥いでしまうのですが、なんかその唐突さというか、剥ぐところも見せるし、剥がれたデルが血みどろで暴れるところとか、すっごいショッキングで、「一体、どういう映画なんだよ!」と注意を引く、ってのは上手いな、と思った。

この前までは、レニー・ゼルウィガーが、あの顔で、あの声で、天然ボケキャラを好演しているのですが、それほど引き付けられなくて、このデルの皮剥ぎシーンで一気に引き付けるか!と思ったんだけど、またここからダレダレ~っとなってしまった。

ストーリーは、天然ボケキャラのベティは、すっごくいい娘なんだけど、デルみたいなしょーもない男と結婚していて、楽しみといえばソープ・オペラ『Reason for Love』を観ること。劇中のハンサムな医師、デヴィッドに恋しているのですが、デルの殺人を目撃したトラウマで気か狂い、自分はデヴィッドの元フィアンセだと信じるようになり、ドラマから得たインフォメーションだけでLAにいるデヴィッドに会いに行ってしまう(ベティはカンサスに住んでいる)。

途中に寄るバーとか、LAで知り合ったローズとかに、デヴィッドは実在しない、TVドラマの役なのよ!って言われるんだけど、トチ狂ってるベティは信じない。で、モーガン・フリーマン演じる殺し屋がデル殺しを目撃してしまったベティを抹殺しようとLAまで追ってくるんだけど、ベティを好きになってしまう。ベティは、デヴィッドの出ているソープ・オペラに出演してお金を稼ぎ、看護学校へ通うようになる。

という、なんかどう思っていいか分からない話。役者さんみんな好演なんだけど、どーしても途中で席を立ってしまう、集中できない映画でさー、あんまり色々書けなくてごめん。

key Word
映画 ベティ・サイズモア ニール・ラビュート レニー・ゼルウィガー モーガン・フリーマン クリス・ロック グレッグ・キニア アーロン・エッカート
ミニシアター系 | コメント(2) | 【2008/11/16 01:59】
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『美しすぎる母』-静かに崩壊していく男の子のお話
Savage Grace

えーっとまず、大金持ちの家の派手な奥さん・バーバラ(ジュリアン・ムーア)がいて、旦那のブルックス(スティーヴン・ディレイン)と上手く行ってないみたいで、一人息子のトニーが大きくなるに連れて、どんどん子供依存が高まってくる。なんかこの夫婦すごい自分勝手で、結婚上手く行かないのとか感情的にしか対処できず、結果子供のことなんか手が回らず、トニーはトラウマを抱えて大きくなる。

savage grace
dvd on amazon.com
Produced: 2007
Director: Tom Kalin
Writing Credits: Howard A. rodman, Natalie Robins
Cast:
Barbara Baekeland: Julianne Moore
Brooks Baekland: stephen Dillane
Tony Baekeland: Eddie Redmaynen
トニーはホモになってしまい、男の彼もいるんだけど、女の子の彼女ができ、家に連れてくきたら、この娘はなんとお父さんとくっついて、バーバラとブルックスは離婚してしまう。

この後は、バーバラとトニーが気持ち悪いくらい近い親子として描かれる。お母さんの彼氏とトニーもやっちゃったりとか、まーそういう・・・。で、最後、バーバラがトニーの上に乗っかってセックスし、その後トニーはバーバラを刺し殺し、刑務所に行く・・・・・。

なんだこりゃ?と思って調べてみたら、実話に基づいてるんだそうです。ジュリアン・ムーア演じるバーバラ・ベークランド という女性は、女優崩れで玉の輿に乗るのですが、上手く行かない結婚生活のせいなんだか、もともとこういう自虐的というか自己破壊的な性格なのか、観てるとおかしいんですね。ブチ切れるのは日常茶飯事で、若い愛人と去って行く旦那を空港で捕まえて罵詈雑言浴びせ、そのあとうちへ帰るために捕まえたタクシーの運転手とやっちゃったりとか。

で、息子と近親相姦しちゃうとか、自分の彼氏と息子がやっちゃうとかいうのは真実なのか誰も知らないみたいなのですが、息子に殺されたのは本当の話で、かなりスキャンダラスに話題になったらしい。

トニーは、やっぱ子供の頃から家庭が崩壊していたせいで、変な人だったらしいんですけど、特に刃物にすごい興味を持っていて、母親を殺した後、精神病院から出てきておばあちゃんと住んでいたときにおばあちゃんも刺し、その後入った精神病院で自殺したらしい。けど、この辺の話は映画には出てこないんですけどね。

このトニーを演じるのがエディ・レッドメインって役者くんで、この子っていわゆる腐女子が好きなタイプ?!男の子なのにタラコ唇で、はかなげな・・・・・。私は好みじゃないんですけど、この映画の醍醐味はこの子を見ることなのかしら?とか思いつつ観てました。

私のお目当てだったジュリアン・ムーアは、『マグノリア』の時の役にかなり近い感じでしたね。『ブギー・ナイツ』で気が付いたんだけどさ、この人むっさスタイル悪いんだよね。おばさんも入ってるんだろうけど、元々なんじゃないかという気がする。でもさ、ハリウッド女優ってみんな一律にいい身体であんま現実味ないから、ジュリアン・ムーアみたいなぷよぷよ・ムチムチで、ウエストなくって腹出てて、そばかす・シミだらけの身体って新鮮に見えるよなー。なんたって全く気にしないで堂々と見せるところが爽やかでよろしい。

映画自体はまー、なんだかなーというか・・・あ、でも邦題が『美しすぎる母』ってなっているけど、甚だしい勘違いか、収まりがいいからテキトーにつけたんじゃないかなあ。だってトニーはお母さんがきれいで大好きなわけじゃないんだもん。こんなこんなしょーもない親を持ったおかげで、自分も静かに崩壊していく男の子のお話なのです。

key Word  美しすぎる母 トム・ケイリン ジュリアン・ムーア スティーヴン・ディレイン エディ・レッドメイン
ヒューマン・人間ドラマ | コメント(4) | 【2008/11/15 05:14】
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グウィネス・パルトロー 出演作品一覧
Chu's Filmography @ A Glance

Gwyneth Paltrow

本名グウィネス・ケイト・パルトロー(Gwyneth Kate Paltrow)、あだ名はグウィニー(Gwynnie)1972年9月27日、カリフォルニアはLA生まれ。 身長5フィート10インチ(178cm)

Gwyneth Paltrow
■Iron Man 2 (2010) (pre-production) (rumored) .... Pepper Potts
■King Lear (2010) (pre-production) .... Regan
■Two Lovers (2008) .... Michelle Rausch
■Iron Man (2008) .... Pepper Potts
■恋愛上手になるために (2007) .... Dora Shaller:ビッチ!!
■Running with Scissors (2006) .... Hope Finch
■Love and Other Disasters (2006) .... Hollywood Jacks
■Infamous (2006) .... Kitty Dean
■プルーフ・オブ・マイ・ライフ (2005) .... Catherine:これもビッチ!
■Sky Captain and the World of Tomorrow (2004) .... Polly Perkins
■Sylvia (2003) .... Sylvia Plath
■View from the Top (2003) .... Donna Jensen
■Possession (2002) .... Maud Bailey
■Austin Powers in Goldmember (2002) .... Dixie Normous (in film "Austinpussy")
■Shallow Hal (2001) .... Rosemary Shanahan
■The Royal Tenenbaums (2001) .... Margot Tenenbaum
■The Anniversary Party (2001) .... Skye Davidson
■Bounce (2000) .... Abby Janello
■Duets (2000) .... Liv
■リプリー (1999) .... Marge Sherwood:ヒステリー!
■Shakespeare in Love (1998) .... Viola De Lesseps
■A Perfect Murder (1998) .... Emily Bradford Taylor
■Hush (1998) .... Helen Baring
■Great Expectations (1998) .... Estella
■Sliding Doors (1998) .... Helen Quilley
■"Thomas Jefferson" (1997) TV mini-series (voice) .... Jefferson's grandaughter
■Emma (1996) .... Emma Woodhouse
■The Pallbearer (1996) .... Julie DeMarco
■Sydney (1996) .... Clementine
■Moonlight and Valentino (1995) .... Lucy Trager
■Se7en (1995) .... Tracy Mills
■Jefferson in Paris (1995) .... Patsy Jefferson
■Higher Learning (1995) (uncredited) .... Student
■Mrs. Parker and the Vicious Circle (1994) .... Paula Hunt
■Flesh and Bone (1993) .... Ginnie
■Malice (1993) .... Paula Bell
■Deadly Relations (1993) (TV) .... Carol Ann Fagot Applegarth Holland
■Cruel Doubt (1992) (TV) .... Angela Pritchard
■Hook (1991) .... Young Wendy
■Shout (1991) .... Rebecca

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映画 俳優 女優 グウィネス・パルトロー
俳優・女優 | コメント(1) | 【2008/11/10 23:46】
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『ヤング@ハート』-今日を精一杯生きましょう!
Young@Heart

平均年齢70歳だか80歳のコーラス・グループで、コンテンポラリーなポップやパンクも歌うというので話題になり、ヨーロッパへも遠征したりするおじいちゃん、おばあちゃんたちのリハーサル、コンサート、そして日常生活のドキュメンタリーです。

young@heart
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Produced: 2007
Director: Stephen Walker
Cast:
Bob Cilman
Joe Benoit
Helen Boston
Elaine Fligman
Bob Salvini
この人たち、音楽的な経験のある人もいるようだし、声がいい人もいるのだけど、全くズブの素人みたいな人もいる。でもなぜだか無視できないこの歌声・・・・。やっぱ

「明日死ぬかもしれない」

という気持ちで物事に取り組む、というのは気合が違うんじゃないかと思った。

本当に、あと何週間でライブだってのに、何人か死んじゃうんですから。それも、つい何日か前まで普通に歌ってた人が、久々にリハに来たらいきなり体力衰えてて、声が出なかったりとか。で、その人実は入院してて、本当は安静にしてなきゃなんないんだけど、

「リード・ボーカルのパートを取られたくない!」

とか言って、息子さんの反対を押し切ってリハに来ちゃう(自分で歩けないのよ!)

でもすごいの。なんか死に掛けたおじいさんの親族の話では、もうこりゃダメだ、という段階になっても、おじいちゃん、歌を歌ってるんだって。で、絶対この状態からリカバーするはずない、ってところから復活した人多いらしい。

映画の中でも言われてましたが、歌を歌う、ってことは呼吸法なので健康にもいいし、また大きい声を出して発散する、という意味ではストレス解消になるし、仲間と集まって何かをするという楽しみ、歌詞を覚えることで脳の運動にもなり(ジミヘンの『パープル・ヘイズ』で必ず歌詞忘れちゃうじいさんとか爆笑)、曲を覚えて完成させるという達成感、コンサートで発表してみんなに拍手をもらう、という高揚感と、生にに対する恩恵は計り知れない。

あと面白いのは、ロックの歌詞って結構じいさんばあさんに合ってるんだよね。ラモーンズの『I Wanna Be Sedated』なんて、

鎮静剤を打ってくれ、あと24時間も
何もすることがない、行くところもない
車椅子に乗せて コンサートに連れてってくれ
早く早く 気が狂いそうだ
指が自由に動かない つま先がコントロールできない
オウオウオウオウオー

って、じいさんが歌ってると、切迫感あるよ~。しかもこの曲とか、PV作ってるんだけど、それがなかなか面白くって笑う。

あと、Cold Playの『Fix You』って歌も、「白い光が君を家に導いてくれる」とかそういうくだりがあるんだけど、これも年寄りが歌っていると洒落にならないので、非常にすんなり心に入ってくる。これを歌ってたじいさんはすごい上手かったなあ。あ、あと、途中で死んじゃうジョーってじいさんだったかな、この人がリード取ってた歌、すごい上手かった。プロデューサーというか、指導しているボブさんて人も、「ジョーのこの歌の解釈は素晴らしい」って言ってたけど、本当に、元々の歌から変わっちゃってるんだよね。でもすごいいいの。

それから、JBの『I Feel Good』を演るんだけど、これは上手く行かなくて、当日まで危なかったんだけど、おばあちゃんがアドリブで切り抜けちゃうのがすっごい見事!このおばあちゃんは、どっちかというと余り経験ない方の部類に入るんじゃないかと思うんだけど、見事に客を盛り上げちゃって、楽曲としての完成度は低い(ぶっちゃけ崩壊寸前)なのに、観客がスタンディング・オベージョンしちゃったくらい。こういう人をエンターテイナーと言うんだろうね。

こういうの見るとホント、老いるとはどういうことなんだろう、生きるとは、とか考えちゃうね。さっきも書いたけど、「明日死ぬかも」と思って取り組む、ってのは、冗談じゃないのよ。別にプロでもないので、批評家が、とか人気が、みたいなプレッシャーはないけど、「明日は歩けないかも、練習に行かれないかも、声が出ないかも」と思うと、今日精一杯やろう!と思えるモンね。私たちだって明日事故に遭うかもしれないし、このじいさん、ばあさんと同じように生きるべきなのよね。そうすれば、無気力になったりしてるヒマないもん。

key Word
映画 ヤング@ハート 音楽 ドキュメンタリー
ミニシアター系 | コメント(7) | 【2008/11/10 02:10】
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『アイアンマン』-無難にまとまってるんじゃないでしょうか
Iron Man

アメリカ政府に武器を供給して巨万の富を築き、ブイブイ言わせているトニー・スターク(ロバート・ダウニーJr.)は、プレイボーイで遊びもハンパじゃないが、武器作りの天才で、愛国者でもある。そんなトニーが、アフガニスタンでテロリストに拉致され、トニーがアメリカ政府のために開発したジェリコ・ミサイルを、テロリストのために作ることを強要される。また、テロリストが自社製の武器を使っていることを知ったトニーは、ジェリコ・ミサイルを作っていると見せかけておいて「アイアンマン」を製作し、無事脱出、アメリカに帰った後、武器製造は中止し、武器の不正輸出とテロ撲滅のために、グレード・アップしたアイアンマンで戦おうとする・・・・・。

iron man
Director: Jon Favreau
Writing Credits: Mark Fergus, Hawk Ostby
Cast:
Tony Stark: Robert Downey Jr.
Rhodey: Terrence Howard
Obadiah Stane: Jeff Bridges
Pepper Potts: Gwyneth Paltrow
Yinsen: Shaun Toub
映画自体はなかなか面白かったですよね。ロバダウJr.、セクシーだったしねえ!私、ロバダウ好きって思ったことなかったんですけど、この映画ではいいねえ~。結構鍛えてたでしょ、身体!肩幅でっかいのにウエストは締まってて、でも20代の子みたくひょうろひょろしてるんじゃなくて、なんとなくムチムチしているところが却って色っぽかったなあ。

テーマもすごくいいんですよね。『ロード・オブ・ウォー』と同じ、敵にも味方にも武器を売る軍事産業って、どうよ!という。ただ、ストーリーの流れが余りにも単純明快過ぎない?!ってか、小さい子にもわかってもらいましょうという趣旨なら、まあこういう描写でしょうがないんでしょうなあ。

だってさー、トニーが爆弾作ってる間、誰も見張ってないというのは、やっぱりおかしいと思いませんか?映画の中でまさに指摘されていたけど、カメラで監視すると必ず死角が出てくるわけじゃない?武器作りの天才なんでしょ、トニーは。何作ってるかわかったもんじゃない。それに、テロリスト側のエンジニアみたいな人をもっと一緒に仕事させて、監視とともに武器作りを学ばしたら良いのに。それがインセンだったのかなあ。でもあの人も拉致されてる人なんでしょ?それにしても一人じゃなくて、何人も送り込めば良かったのに。

それと、バックギャモンとかやって遊んでるけど、あんなにユルユルなのか~テロリストに拉致されて!一日20時間くらい働かされてズタボロになるくらいこき使われるのではないのだろうか?!あと、ジェリコ・ミサイルを作るのを断ったときの拷問が、あれくらいで済むのか。まあさ、実際にあんなモンなのかもしんないし、私は拉致されたことがないのでなんとも言えないんですけど、ウソくさ~と思ってしまった。

あと、洞窟で作ったアイアンマンがあんな強いハズねーだろ、というのは許す。ああいうところはスジなんか通ってなくてもよろしい。バッタバッタと敵をなぎ倒してください。

で、自分を救うために死んじゃったインセンの村を救うために、アイアンマンになってすっ飛んで行き、敵をバッタバッタとなぎ倒すと、村の男の子がアイアンマンに熱いまなざしを向ける・・・・。このシーンがちょっとなあ。アメリカってさ、歴代「世界を救うために俺らが出て行って戦うんだ」って兵士たちに教えていて、実際戦争に行くと地元の人から迷惑がられているじゃない?なんかその「幻想」をさらに肥大させるような描写、抵抗あるなあ・・・。

娯楽作品だから余りそういう目で観たくなかったんだけど、テロとかイラク戦争のリフェレンスって、私にとってはまだ鮮明過ぎて洒落にならないんだよね。トニーが拉致されたとき、ビデオに撮って犯行声明、とかって、今ではもう「イメージ」として色々な映画で使われているけど、それを出すなら、真面目な作品にして欲しい、と思っちゃうんだよね。

「テロとかアフガニスタンを悪者、っていう描写、もうやめて欲しいよ」

って映画仲間に言ったら

「そりゃしょうがないよ。今、"戦争"とか"悪者"って言ったら、テロとアフガニスタンなんだもん。80年代はずっとソ連だったのと一緒だよ」

って言われちゃったんだけどさ。そのとーーーーり過ぎて反論できないんだけど、でもさあ、ソ連憎し、ベトナム憎し、っていうのは結局、

「誰か悪者を作って、それをいじめることで団結を図る」

というアメリカ政府の政策(だし、人間の心理)、っていうのは、もう過去に学んだことだし、映画を撮る人たちはもうそういうイメージ操作に加担しないで欲しい、さらに言うなら、そういうイメージ操作をブレイクしていくような存在になって欲しい、と思うのだけど、みなさんどう思われますか?

ダークナイト』は、別にことさら好きな映画じゃないんですけど、あれは同じアメコミを題材にしつつも、全く逆のイメージを提示してたよね。悪はなくならない、どんなに傷ついてがんばって戦っても。しかも、どんなに科学が進もうが

「生身の人間が鎧着て戦うなんて限界ない?!」

という、アメコミで一番ツッコんじゃいけないとこまでツッコんでさ。それでバットマンがウジウジしてて情けなかったけど、だからこそちょっと深みというか"真理"があったよね。『アイアンマン』も、結局最後に戦ったのはアメリカ人同士だったり、ある程度は"真理"を追究しようという工夫はしてあったのかもしれないけど、最終「無難」にまとめたと感じがしたね。でも一般のアメリカ人って、私が思っていたよりずーーーーっと保守的なので、この映画くらいでも十分「従来の価値観に対するチャレンジ」になっているのかもな。

key Word 映画 ジョン・ファヴロー ロバート・ダウニーJr. ジェフ・ブリッジス テレンス・ハワード グウィネス・パルトロー ショーン・トーブ
アメリカ映画 | コメント(5) | 【2008/11/08 21:41】
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『かけひきは、恋のはじまり』-最高のデート・ムービー
Leatherheads

1920年代のNFLがどんなだったかってのが面白かったですね。この頃はプロと言っても、その辺の農場とかで働いている人が、その辺の農場でプレイしているのを一応お金払って観る、位のものだったらしく、大学のスター・プレーヤーだったカーター(ジョン・クラシンスキー)も、取材陣に「プロになれば?」と言われてゲラゲラ笑い出してしまう、というくらいお粗末なものだったらしい。ルールはあってないようなものだし、ルールブックもないから確かめようもない。反則は横行。なんでもありだ。

Leatherheads
dvd on amazon.com
Produced: 2008
Director: George Clooney
Writing Credits: Duncan Brantley, Rick Reilly
Cast:
Jimmy 'Dodge' Connelly: George Clooney
Lexie Littleton: Renee Zellweger
Carter Rutherford: John Krasinski
C.C. Frazier: Jonathan Pryce
ジョージ・クルーニー演じるドッジ・コネリーは、もう四十路も過ぎた引退も秒読みと言う選手なのだが、こんなNFLをきちんとさせたいと色々奔走し、ロースクールに行くつもりだったカーターを説得、自分のチームの花形選手として迎え入れ、その過程で女性新聞記者レキシー・リトルトン(レニー・ゼルウィガー)と出会い、恋に落ちる。レキシーは、カーターが第一次世界大戦ですごい功績を収めたって話のウラを取りにカーターに近づき、カーターに惚れられてしまい、おあつらえ向きの三角関係になる。

レニー・ゼルウィガー抜擢の理由はやっぱし『ザ・エージェント』に出たからすか?って知ったようなこと言ってるけど、観てないんだ、この映画。これもフットボールの映画ですよね?まあ、『ザ・エージェント』じゃなくても、この人はコメディをヒットさせてる人だからか。年齢的にクルーニーとも釣り合うし。昔から老け顔だったけど、さらに年取ったなあ。普通、老け顔の人って変わらないもんだけど。

で、まあ、クルーニー監督が、昔のスクリュー・ボール映画(1930、40年代に流行ったラブコメをこう呼ぶらしい)をたくさん観て研究したとのことなので、そういう昔の映画の雰囲気に溢れている。私は全然その辺知らないので、「あー、映画がカラーになったばっかりの頃の雰囲気」とか勝手に思ってましたが。

映画的にはそこそこ、って感じだったけど、さっきも書いた当時のNFLの感じは良かったし、もう引退間近で、若い選手から「おじいちゃん」とバカにされるような役を自ら買って出たクルーニー兄貴は結構良かったです。この人は面白くもあるし、そ、それにやっぱセクシーだね!アタシ、ジョージ・クルーニーに萌える女ってわかんない!って思ってたんだけど、この映画では中々そそるよ~。もうすぐ引退の哀愁と、どうせ辞めるならやったるで!みたいな開き直りパワーみたいの全開で、好感の持てる役作りだった。

若手選手役のジョン・クラシンスキーも、身体デカくてフットボール選手っぽいし、スター選手特有のわがままさとか、お坊ちゃん育ち感とか、キャラにハマってて好演でしたね。

邦題のイメージよりずっと男臭い映画ですけどね。なんか、日本でのイメージ戦略が余りにオサレなので、同じ映画だと思わなかったの。でもアレよね、これって最高のデート・ムービーかも。男も女も楽しめるし、昔の映画意識してるから衣装とか背景とかお洒落だし、内容も軽いけど馬鹿過ぎないし。気になる人がいたら、誘って行ってくださーい。

key Word 映画 かけひきは、恋のはじまり ジョージ・クルーニー レニー・ゼルウィガー ジョン・クラシンスキー ジョナサン・プライス
★おすすめ映画★ | コメント(14) | 【2008/11/08 08:35】
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ジャック・ブラック出演作品一覧
Chu's Filmography @ A Glance

Jack Black

本名トーマス・ジャック・ブラック(Thomas Jack Black)、あだ名はJB、もしくはジャブルズ(Jables)1969年8月28日、カリフォルニアはハーモサビーチ生まれ。 身長5フィート7インチ(170cm)

Jack Black
こういうのに載っける写真を選ぶとき、「いい写真かどうか」ということよりも、「自分がイメージしている"この人"か?」ということを基準に選んでいるんですけど、ジャック・ブラックって、決まったイメージなくて、選ぶの困りました。この人は、「面白い人」というよりは「怖い人」ってイメージで、芸風としては苦手なタイプなんですけど、やっぱ今の映画では無視できない存在なのね、結構観てるもん、この人出てるの。

■Master of Space and Time (2011) (announced) (rumored)
■The Year One (2009) (post-production) .... Zed
■Kung Fu Panda: Secrets of the Furious Five (2008) (V) .... Po
■Rain of Madness (2008) (V) .... Jeff Portnoy
■トロピック・サンダー/史上最低の作戦 (2008) .... Jeff Portnoy
■Kung Fu Panda (2008) (voice) .... Po
■僕らのミライへ逆回転 (2008) .... Jerry
■ウォーク・ハード ロックへの階段 (2007) (uncredited) .... Paul McCartney
■"The Simpsons" .... Milo (1 episode, 2007)
- Husbands and Knives (2007) TV episode (voice) .... Milo
■マーゴット・ウェディング (2007) .... Malcolm
■"The Naked Trucker and T-Bones Show" .... Jables (1 episode, 2007)
- Break Up (2007) TV episode .... Jables
■"Acceptable TV" (2007) TV series (unknown episodes)
■ホリディ (2006) .... Miles
■テネイシャスD 運命のピックをさがせ! (2006) .... JB
■ナチョ・リブレ (2006) .... Nacho
■Danny Roane: First Time Director (2006) .... Jack Black
■"WWE Velocity" .... Ignacio (1 episode, 2006)
- Episode dated 11 February 2006 (2006) TV episode (as Ignacio) .... Ignacio
■キングコング (2005) .... Carl Denham
■King Kong: The Official Game of the Movie (2005) (VG) (voice) .... Carl Denham
■Awesometown (2005) (TV) .... George Washington
■"Tom Goes to the Mayor" .... Trapper JB (1 episode, 2004)
- Bear Traps (2004) TV episode (voice) .... Trapper JB
■Shark Tale (2004) (voice) .... Lenny
■俺達ニュース・キャスター (2004) (uncredited) .... Motorcyclist
■Envy (2004) .... Nick Vanderpark
■Laser Fart (2004) (V) .... The Elegant Hunter
■"Cracking Up" .... Bruce Philapousis (1 episode, 2004)
- Scared Straight (2004) TV episode .... Bruce Philapousis
■"Time Belt" .... Computerman (2 episodes, 2003-2004)
- Computerman... Kill Dr. Bloom! (2004) TV episode .... Computerman
- Oh. Shit. Zombies. (2003) TV episode .... Computerman
■"Player$" .... Tenacious D (1 episode, 2003)
- Tenacious D a la Mode (2003) TV episode .... Tenacious D
■"Will & Grace" .... Dr. Isaac Hershberg (1 episode, 2003)
- Nice in White Satin (2003) TV episode .... Dr. Isaac Hershberg
■The School of Rock (2003) .... Dewey Finn
■"Computerman" (2003) TV series .... Computerman
■Melvin Goes to Dinner (2003) (uncredited) .... Mental Patient
■"Clone High" .... Larry Hardcore / ... (1 episode, 2002)
- Raisin the Stakes: A Rock Opera in Three Acts (2002) TV episode (voice) .... Pusher/Larry Hardcore
■Jack Black: Spider-Man (2002) (TV) .... Spider-Man
■Lord of the Piercing (2002) (TV) .... Jack the Elf
■Ice Age (2002) (voice) .... Zeke
■Orange County (2002) .... Lance Brumder
■Run Ronnie Run (2002) .... Lead Chimney Sweep
■Shallow Hal (2001) .... Hal Larson
■Frank's Book (2001) .... Performance Hipster
■"The Andy Dick Show" .... J.D (1 episode)
- Flipped (????) TV episode .... J.D
■Saving Silverman (2001) .... J.D.
■High Fidelity (2000) .... Barry
■"Tenacious D" .... JB / ... (6 episodes, 1997-2000)
- Road Gig (2000) TV episode .... JB
- The Fan (2000) TV episode .... JB
- The Greatest Song in the World (1999) TV episode .... Jack 'JB' Black
- Death of a Dream (1999) TV episode .... JB
- Angel in Disguise (1997) TV episode .... JB
(1 more)
■Jesus' Son (1999) .... Georgie
■The Love Letter (1999) (uncredited) .... Fisherman
■Cradle Will Rock (1999) .... Sid
■Heat Vision and Jack (1999) (TV) .... Jack
■Enemy of the State (1998) .... Fiedler
■I Still Know What You Did Last Summer (1998) (uncredited) .... Titus Telesco
■Johnny Skidmarks (1998) .... Jerry
■The Jackal (1997) .... Ian Lamont
■Bongwater (1997) .... Devlin
■"Mr. Show with Bob and David" .... Expert / ... (4 episodes, 1995-1996)
- The Velveteen Touch of a Dandy Fop (1996) TV episode .... Gay Guy/Moviegoer
- The Biggest Failure in Broadway History (1996) TV episode .... Jeepers Creepers
- Who Let You In? (1995) TV episode .... Expert
- What to Think (1995) TV episode .... Voice of God / Farmer / Satan
■Mars Attacks! (1996) .... Billy Glenn Norris
■The Fan (1996) .... Broadcast Technician
■The Cable Guy (1996) .... Rick
■"Picket Fences" .... Curtis Williams (2 episodes, 1995-1996)
- Snow Exit (1996) TV episode .... Curtis Williams
- Dog Eat Dog (1995) TV episode .... Curtis Williams
■Bio-Dome (1996) .... Tenacious D
■Crossworlds (1996) .... Steve
■Dead Man Walking (1995) .... Craig Poncelet
■"The Single Guy" .... Randy (1 episode, 1995)
- Sister (1995) TV episode .... Randy
■"Touched by an Angel" .... Monte (1 episode, 1995)
- Angels on the Air (1995) TV episode .... Monte
■"The X Files" .... Bart 'Zero' Liquori (1 episode, 1995)
- D.P.O. (1995) TV episode .... Bart 'Zero' Liquori
■Waterworld (1995) .... Pilot
■"Pride & Joy" .... Man (1 episode, 1995)
- Brenda's Secret (1995) TV episode .... Man
■Bye Bye Love (1995) .... DJ at Party
■"All-American Girl" .... Tommy (1 episode, 1995)
- A Night at the Oprah (1995) TV episode .... Tommy
■The Neverending Story III (1994) .... Slip, Leader of The Nasties
■The Innocent (1994) (TV) .... Marty Prago
■"Monty" .... Doug (1 episode)
- Eggheads (????) TV episode .... Doug
■Blind Justice (1994) (TV) .... Private
■"Northern Exposure" .... Kevin Wilkins (1 episode, 1993)
- A River Doesn't Run Through It (1993) TV episode (as Brandy Black) .... Kevin Wilkins
■デモリションマン (1993) .... Wasteland Scrap
■Airborne (1993) .... Augie
■True Romance (1993) (scenes deleted) .... Movie Theatre Attendant (DVD deleted sequence)
■Marked for Murder (1993) (TV) .... Car Thief
■"Life Goes On" .... Skinhead (1 episode, 1993)
- Incident on Main (1993) TV episode .... Skinhead
■"The Golden Palace" .... Taxi Driver (1 episode, 1992)
- Seems Like Old Times: Part 2 (1992) TV episode .... Taxi Driver
■Bob Roberts (1992) .... Roger Davis
■Our Shining Moment (1991) (TV) .... Teenage boy (skater/hockey player)

『Filmography at a glance』は、出演作品何本か観てるんだけど、『偉人伝』書くほどの思い入れはない役者さんの出演映画の一覧です。段々収集つかなくなってきたんですけど、偉人伝だと訳したりするの結構時間かかるんだお~。要するに手抜きなんですけど、先々、偉人伝に昇格することもあると思うんで、リクエストがあったら言ってくださ~い!

key Word
映画 俳優 ジャック・ブラック
俳優・男優 | コメント(0) | 【2008/11/06 17:51】
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『レック/ザ・クアランティン 』-手カメラ系の密室ヴァンパイア・ホラー
Quarantine

昨日はめずらしく劇場に行ってきたんですけど、友達は『イーグル・アイ』が観たいって言うし、私は『W.』が観たくて、で、お互いに「それだけは勘弁してくれ!」って感じで、まーなんとも気が合わない。もう少しで『Max Payne』に落ち着くところだったんですけど、「もっと予測不可能なものにしようぜ」ってことになり、この映画になっちゃった。

dvd on amazon.com
Produced: 2008
Director: John Erick Dowdle
Writing Credits: John Erick Dowdle, Frew Dowdle
Cast:
Angela: Jennifer Carpenter
Scott: Steve Hariis
Jake: Jay Hernandez
ストーリーは、TV女性レポーターとカメラマンが地元の消防署の取材をしていると、とあるアパートから911コールがかかってくる。それに応え出動した消防署員とそのアパートへ行ってみると、一人住まいのおばさんが凶暴になって暴れ、すでに到着していた警官の一人が噛まれる。救急車が到着したのだが、外からアパートが封鎖されている。アパートに住んでいた獣医が応急処置をしている内に、これは狂犬病のようなもので、噛まれて感染すると凶暴になり、その後死に至るということが分かる・・・・・

タイトルの『Quarantine』とは、「隔離する」という意味だそうで、それが分かってたら観なかっただろうな~。全く、12年もアメリカに住んでも、まだまだ知らない単語は山とある。とにかく、物語の中盤で、この狂犬病の新種がこのアパートの犬から出たので、公式に外から封鎖され、中に残っている住人は怖くて怯えているのに出してもらえないという、「密室ヴァンパイア」系ホラー映画です。

それプラス、TVのカメラマンが撮り続けるので、『ブレイア・ウィッチ』とか『クローバーフィールド』の「手カメラ」系をミックスしてあるのですが、どちらの手法もベタ過ぎて、怖くもなんともないの。今考えると可笑しいのは、女性レポーターがカメラマンに「全てをカメラに収めるのよ!」と言い続けること。これって、「手カメラ」系の映画を観た人が必ず「あんな危機に瀕しているのに、カメラを撮り続けるなんておかしい」って言うからかなー、と思った。でもそんなささいなことに言い訳用意しているような映画だからこんなちゃちいんだろうな、と妙に納得してしまいましたが。

最初は、このアパートがいかにもニューヨークとかボストンとかアメリカの大都市にありそうな古いアパートで、おどろおどろしい雰囲気を出したかったんだろうけど、個人的には「ステキ!」って思いながら観てました。使い込まれた木の床、重たいドア、木枠の細長い窓、装飾された鉄の手すり、黒白の格子柄のタイルのエントランス・・・・まあ、暗いから、良く観ないとわかんないんだけどさ。

で、最初に発病?するおばさんは結構怖いのよ。普通のおばさんが、口に泡吹いて、死にそうな顔で立ってて、そしていきなり襲ってくる!って感じで。でも段々読めてきちゃうじゃない。あー、この人噛まれたから次だー、とかさ。それなのに、まだおとなしくしているけど明らかに噛まれて、顔が真っ青になってる人とか椅子に座らせて介抱したりとかしないで、どっかの部屋に隔離しろ!とか思わん?あと、小さい女の子が発病しちゃうんだけど、その頃には発病した人の凶暴性とかわかってんのに、「ほら、ほら、こっちにおいで」とワクチンを打とうとしてまんまと噛みつかれたりとか、アホかっ!

で、あとは発病した人たちから逃げ回ってカメラが手ブレしまくる、というお決まりのパターン。しかも最後は電気がなくなって、なんだっけ?暗闇の中で緑に見えるカメラって?暗闇モード?なわけないか。赤外線?とにかくソレで、映っている主人公の女性レポーターは、真っ暗で見えないので、手探りで暗闇の中で怯えている。この子、なかなか名演技だったよ、怖がって発狂しそうなとことか、暗闇で最高にパニくってるとことか。

でもちょっとオリジナリティなさ過ぎ。冒頭の2,30分たっぷり、消防署で楽しく取材しているところが映っているんだけど、余りに長くて、これってここのところで出演者に感情移入してもらおうという、『クローバー』のパクリだな、と思っちゃった。でも『クローバー』は、感情移入じゃなくて、あの冒頭のパーティのシーンで、登場人物をキライになってもらおう、という意図が新しかったんだと思うんだな。「いけ好かない奴らだな~」と思ってた人たちが恐怖に曝されるという、複雑な心境・・・・。

それから、この状況が余りに特殊過ぎて、怖くないんだよね。誰にでも起こり得ること、とはにわかに信じ難い。だから中盤過ぎてくると、「で、最後どう締めくくるつもりなの?」という興味しか沸かないの。それに、私みたいな超怖がりが、家に帰ってきて平気で寝れちゃうホラー映画なんて、普通の人が観たら面白くもなんともないでしょう。

私、映画館行くときって結構ハズすんだよなー。

key Word 映画 ホラー
映画感想 | コメント(4) | 【2008/11/02 20:22】
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『サンシャイン2057』-スローなSF
Sunshine

時は西暦2057年。太陽が死につつあり、光源を失ったら地球も死んでしまう。人類を救うため、8人の科学者を乗せた宇宙船イカロスは、太陽に向かって旅をしている。太陽の中に太陽を作るためだ・・・・。

Sunshine
サンシャイン2057
dvd on amazon.com

アメリカのポスターではキリアンが一番前に写ってるけど、日本版では真田さんが一番前になっている!細かいな~
Produced: 2007
Director: Danny Boyle
Writing Credits: Alex Garland
Cast:
Capa: Cillian Murphy
Seale: Cliff Curtis
Corazon: Michelle Yaoh
Kaneda: Hiroyuki Sanada
Cassie: Rose Byrne
Trey: Benedict Wong
Mace: Chris Evans
Harvey: Troy Garity
Pinbacker: Mark Strong
という前振りが明らかにキリアン・マーフィの声で語られるのですが、最初に出てきた登場人物はサール役のクリフ・カーティスで、ちょっとがっかり。その後、船員たちの食事のシーンでキリアンが何気にテーブルについており、メイス役のクリス・エヴァンスが結構目立っていたので、「なーんだ、キリアンが主人公じゃないのか」とまたガッカリ。

そしたらいきなり真田広之じゃん!おお~出ていたとは知らなかった。この人英語むちゃむちゃ上手いねえ。昔からしゃべれたの?役柄はキャプテンで、『ラストサムライ』の氏尾を彷彿とさせる、実直で頼れるキャプテンって感じで良かった。私、ほとんど日本人って好きじゃないけど、この人はいいね~。すっげえいい男だしさ。あ、でも、氏尾はアレか、結構血の気の多い頑固な人だったか。

『ラストサムライ』の時も、真田さんは日本のことが間違って伝わらないようにと、映画製作者側に色々意見をしたらしいけど、この映画でも当初この役は「Kanada」という名前だったのを「Kaneda」に直してもらったんだって。まあ、かなださんがいないわけじゃないだろうけど、カネダさんの方が自然だよね。なかなか考えてる真田さん。

とか思っていたら、宇宙船の家庭菜園(?)を育てているおばさんがミシェル・ヨー?!わー久しぶり。この人も元はマーシャル・アーツで出てきたわけだけど、普通の役演じても全然違和感ないよね。ジェット・リーとか、ジャッキー・チェンはちょっと苦戦してるけどねー。やっぱ英語なのかなあ。ミシェル・ヨーも英語上手いもん。それと演技力ってのもあるかも。ジャッキーもジェット・リーも普通の役演じてるときってやっぱり演技力今一歩だと思う。

とか色々考えながら観ていたら、やはりキリアン・マーフィーが主人公だった。彼が演じるキャパは、太陽で爆破さして、「太陽の中に太陽を作る」爆弾を作った物理学者で、彼しかこの爆弾を取り扱えない、という設定らしい。もうすぐ地球と交信できなくなるから今のうちにメッセージを送っておけば、と言われ、カメラに向かって「お父さん、お母さん、」とやってるキリアン、キリアンらしい目の動きとか口の動きとか、萌えるな~。しかし、キリアンの年齢で、交信する相手が両親だけなの?彼女はいないのかな?こういう仕事してたら忙しくて彼女なんか作れないのか。

ストーリーはこういう宇宙船もののお決まりで、計画外のことが起こり、宇宙船は少しずつ壊れ、船員は一人、また一人と死に、任務を遂行できても、地球に帰れるか分からない、とかかなりベタなもの。

私的に面白くなかったのは、話が難し過ぎること・・・って言うと自分のバカを晒すようでイヤなのですが、なんか問題が起こって、船員が危険を犯してまでそれを解決しなくちゃならないんだけど、問題が難し過ぎるので「なんでそんなことしなきゃならないの?」と必然性が感じられず、傍観してしまう。

そりゃ大雑把にはわかるのよ。酸素が5人分はないけど、4人分ならあるので、一人死んだ方がいいとか、太陽の光にモロ晒されると暑過ぎて死んじゃう、とか。わかんなかったのはね、キャプテンとキャパが宇宙服着て外出てる時、宇宙船のコンピューターが突然人間の指令を無視してコントロールし始めたり、あと、トレイって人が軌道修正で計算を間違えて、太陽に対する角度がどーのこーのって、「それって、マズイのか~」としかわからなくて、なんか緊迫しないの。

観終わった後でウィキとかでストーリー観てみたけど、やっぱ私が大雑把にわかったことしかわからない。どーも監督の名前に見覚えがあると思ったら、『28日後・・・』撮った人なのね。この人、人類滅亡が好きだね。『28日後・・・』はストーリーわかりやすいじゃん。何が危険で、怖いかって。それと、そういう無法状態になったとき、女の子がどう扱われるかという、ちょっと意外な鋭い指摘とかあってなかなか佳作だったけど、『サンシャイン2057』はわからん。宇宙服着て外で作業する間のスローモーションが『2001年宇宙の旅』を彷彿とさせたりとか、宇宙船という密室の中で敵と戦う後半とか『エイリアン』ぽかったり、この手の映画がとりわけ好きな人にはオマージュも感じられて面白いかもしらんけど、私にはスローで退屈な映画でした。

key Word 映画 ダニー・ボイル キリアン・マーフィ 真田広之 ミシェル・ヨー クリス・エヴァンス ローズ・バーン トロイ・ギャリティ ベネディクト・ウォン クリフ・カーティス
特撮・SF・ファンタジー映画 | コメント(2) | 【2008/11/02 18:59】
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『ハートブロッカー』-ちょっと暗過ぎ!
Kabluey

話はすごく世相を反映してていいんですよね。リサ・クドロー演じるレズリーは、2人の腕白坊主を抱え、旦那はイラク戦争に行ったきり1年半。最初、レズリーが、旦那のお母さんかなんかに電話しているシーンから始まるんだけど、仕事に戻らないと生活していけないのに子供を保育所に預けるお金がないし、なんとかかんとかだと子供の健康保険を取り上げられるとか色々言ってて、要するに旦那が国のために戦っているにも関わらず、残された家族がきちんと生活できるような制度になってないんだ!ってことがこの会話で分かるようになっている。

kabluey
Produced: 2007
Director: Scott Prendergast
Writing Credits: Scott Prendergast
Cast:
Leslie: Lisa Kudrow
Salman: Scott Prendergast
Betty: Christine Taylor
Brad: Jeffrey Dean Morgan
その上、旦那のお母さんも冷たくて、全然助けてあげる気がない。で、レズリーの旦那の弟で、30才過ぎても定職に就けないサルマン(スコット・プレンダーガスト)をベビーシッターさせに送るから、という。

サルマンは、コピー屋のバイトをクビになるほどの負け組みなので、スーツケース一つでやってきて、レズリーのベッドさえない予備の部屋で、寝袋で寝る。で、レズリーが仕事に行っている間腕白どもの面倒を見るのだが、普通の人でも手に余るような男の子たちなので、失敗ばかりし、レズリーに出て行ってくれと言われる。

でも、サルマンはお金がなく、どこへも行くところがないという。しょうがないのでレズリーは、自分の会社で募集している広告のためのぬいぐるみを着てチラシを配るバイトをサルマンに紹介する。

しかしさ、最近こういう暗い話、多いよね。さっき「世相を反映している」と言いましたが、みんなお金に困ってたり、仕事がなかったり、仕事があっても自尊心ボロボロになる仕事だったり。レズリーが働く会社も、傾きかけたドットコム会社かなんかで、建てた大きいビルディングにテナントが入らず、経営不振。そのテナントを募集するチラシを配るのがサルマンで、タイトルのKabluey(カブルイーだったかな)は、サルマンが着る、会社のマスコットのぬいぐるみなのだ。

リサ・クドローが出てるからオフ・ビートに可笑しいかと思ったんだけど、彼女の演じるレズリーは、本当に生活に疲れ切っていて、全くユーモアがない。本当に暗ーく、静かに怒ってる。いるでしょ、本当に自分のことキライな人ってか。で、彼女が浮気する相手が、ジェフリー・ディーン・モーガン演じるブラッド。『P.S. アイラヴユー』では可愛い、と思ったけど、こちらでは本当に、濃いぃ、バタ臭ーい、いやらしーい、仕事が必要な女に取り入って寝るような男を、髭剃りあと青々、って感じで演じてて、う~ん、印象変わったぞ!

アマゾンとかのユーザー・レヴューとか読むと、けっこう面白いって言ってる人多いので、単に私がオフなギャグを理解できなかっただけかもしれない。でも正直言って、そんな台詞のはしはしまで気を配るような観方してなかったけどね。ものすごくスローで退屈で、ほとんど放心状態で観ていたからさ~。だから冒頭の電話の内容とか、きちんと記憶にないの。

ほんと、『ザ・ファーム』とかああいうバブリーなおバカ映画が懐かしいよ。なんかこういう映画観ると身に詰まされるもん。本当に「がはは」と笑えるなら、気分も晴れていいけどさー、ここまで暗いとやるせないよ。

key Word 映画 Kabluey リサ・クドロー スコット・プレンダーガスト ジェフリー・ディーン・モーガン クリスティーン・テイラー
DVDレビュー | コメント(2) | 【2008/11/01 07:12】
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「嫌いなら観なきゃいいじゃん」と言うほど馬鹿げた理論はない!とアジテイトする『姫のお楽しみ袋』

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