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『Watching the Detectives』-キリアンだけでいいの
Watching the Detectives

キリアン・マーフィーがローカルなビデオ屋を個人経営する映画ヲタクのニール、ルーシー・リューがその店に現れた変わり者の女の子ヴァイオレットという設定で、プロット、ギャグ、キャラ設定、全てが破綻しているとんでもないラブコメです。

watching the detectives
Produced: 2007
Director: Paul Soter
Writing Credits: Paul Soter
Cast:
Neil: Cillian Murphy
Violet: Kucy Liu
いいのはキリアンだけ!!アメリカ人の普通の男を演じてるのですが、ロックスターの真似事をしてギター弾いているところとか、ルーシー・リューとのベッド・シーンとか、萌えっ!キリアンって、こういう普通の役って余りないじゃない?Tシャツ、ジーパンにローカットのコンバース、ストレートだけど、先っぽだけクリンとカールしたいかにも白人ぽい髪の毛、それにあの真っ青な目・・・!!いやん!!

それに引き換えルーシー・リュー。死んで欲しい。『ラッキーナンバー7』のときから思っていたのだけど、なんでこの人ボケキャラとか演りたがるの?すっごいセンス悪いヘンな服装してさ、早口で意味不明なことまくし立てて、ズレた行動で失笑を買う、みたいな。これを「可愛い」って言ってる人もいるんだけど、うっとおしいんだよ!蚊とかハエのレベルですね。「パン!」と新聞紙ではたき殺したくなる・・・。

この人の映画って意識して追ってないけど、もう少し役選べないのかね。それともあれですか、やっぱアジア人だから余りチョイスがないのだろうか。でもこの人役者としてもそれほど秀でたものがあるわけでもないし、顔も可愛いけどガチャ目だし、スタイルいいけど手足短いし、中途半端なんだよね。コメディへたくそだしさ。チャリエンとかキルビルとかでは熱演だったし、同じアジア人だからがんばって欲しいんだけど、この人にアジア人としての思いを託す気はないかな~。

他のサイド・キックの人たち、ニールのビデオ屋に集まってくるヲタの人たちとか、近所に出来たチェーンのビデオ屋の店員とか、全く知らない役者さんたちばっかなんですけど、もー最悪。全く立ってるキャラがいない。映画ヲタクであることを表現するエピソードとかも陳腐でちっとも面白くないし。

ストーリーの主旨としては、映画ばっかり観てて、現実を生きてないニールに、問題行動の多いヴァイオレットが刺激を与える、で、その問題行動というのが、ニールが映画の中で体験していることを現実にしちゃう、というものなんですけど、リアリティを持たせるのは無理あるし、かといってものすごいステキなイマジネーションがあるわけでもないし、ハッキリ言ってすっごいへたくそなストーリーです。

キリアンってすっごい演技派だし、作品選んでると思うのだが、こういうのは「やったことないジャンル」ってことであえてやるのかね?彼自身はマジ、悪くないですよ。このシチュエーションで、出来る限りの名演技をしています。映画自体が、キリアンがどんなにがんばっても良くならない、というだけで。どちらにしろ、色々やるチャレンジ精神は買う。この人のすごいところは、映画ごとに違う人になれちゃうところなんだよね。例えばフィリップ・シーモア・ホフマンってすっごい名優で大好きだけど、ある一定の「顔」見たいのがある。ぶっちゃけて言うと、どの役やっても一緒、いつもフィリップ・シーモア・ホフマンなんだよね。

でもキリアンは違う。毎回違う顔を見せる。「これがあの映画のあの人?!」とか思うのだけど、でも良く観ていると、やっぱりキリアン・マーフィーでしかない、という、すごい存在感あるんだよね。そういうところが好きなの。この人の映画は全部観てみたいと思う。こんな最高駄作でも、キリアンの違う顔が観れたので全然惜しくないんだよ。

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映画 キリアン・マーフィー ルーシー・リュー
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映画を見て、思ったこと | コメント(4) | 【2008/08/31 03:39】
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『Day Night Day Night』-ガチ・インディペンデントです
Day Night Day Night

スーサイド・ボマーになろうとした19歳の女の子の48時間、つー前振りが「面白そう!」と思って借りました。

day night day night
Produced: 2006
Director: Julia Loktev
Writer: Julia Loktev
Cast:
She: Luisa Williams
Driver: Tschi Hun Kim
Bombmaker's Assistant: Annemarie Lawless
顔が中東系なんだけど英語には全然訛りがなく、しかし服装とかがちょっと普通の19歳には見えない不思議ちゃんの女の子が夜行バスである街にやってくる。アジア系の男の人が車で迎えに来て、この不思議ちゃんをどっかのモーテルにカンズメにする。不思議ちゃんはお風呂に入ったりして時間を潰していると、今度は覆面をした男が2,3人やってくる。ちゃんと打ち合わせは出来ているみたいで、携帯が鳴ったら、いったん切ってから出るとか、誰か尋ねてくるときは、不思議ちゃんはお風呂場で待っていなければならない。

で、覆面の男たちは不思議ちゃんに偽造の身分証明書をやり、その内容、名前、住所、誕生日などを何度も言わせて記憶させたり、ミリタリー・ルックにマシンガン持たせて犯行声明の(と思われる)ビデオ撮ったり、タイムズ・スクエアをぶっ放すときに不思議ちゃんが着ていく服を調達してきたり、針で不思議ちゃんの手を突いて、「これくらいしか感じないから。余りにことが起こるのが早過ぎて」とスーサイド・ボミングって痛くないのよ、と教えたりする。

その後、文字通り地下に住む地下組織に連れて行かれ、爆弾の入ったバックパックを貰う。ウォークマンのヘッドフォンについてる再生スイッチが爆弾と直結していて、それを押すと爆発する。何度もスイッチを押す練習をする。

で、色々準備が出来ると不思議ちゃんは、一人でまたバスに乗ってタイムズ・スクエアまで行く。で、ニューヨークを歩きながら、やたらと色んなものを買って食うのだが、死ぬ前に食うものにしてはセンスがない。まず、マスタード付きの巨大プレッツェル。しかも2個。その後、きれいなキャンディがたくさん並ぶキャンディ屋さんに行って買うのが、よりによってりんごのカラメル焼き。チョコレートとか、ケーキとか、最低でもマックとか、なんかもう少しマシなもん食え!とか言いたくなる。

いよいよタイムズ・スクエアの交差点でウォークマンの再生スイッチを押そうとする不思議ちゃん。この時の彼女の心境を、絵的/音的に映画として見せようとしている。まあまあドキドキする。が、不思議ちゃんは押せなくて、パニくって走り出してしまう。

おしっこもらしちゃった不思議ちゃんは、ファスト・フード店のトイレで拭いて、もう一度タイムズ・スクエアに戻る。ものすごい数の人が信号を待つ中、不思議ちゃんは再生スイッチを押す・・・・・

とまあ、延々コレだけの映画なんですけど、それなりに面白かったです。監督さんは、ロシアのなんとかっていう広場で、爆弾を抱えた女の人がうろうろしていて捕まった、という新聞記事を読み、それがたまたま、自分がそのなんちゃら広場に観光に行った1週間後だったことでスーサイド・ボマーになることにした人たちに興味を持ち、色々とリサーチした結果を集大成したのがこの映画ってことらしいです。

コレだけの映画、って言いましたけど、一応オチもあるんですよ。あるんですけど、それほどざっくりは捻ってないので「あ~あ」って感じなのですが。

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映画 スーサイド・ボマー テロリスト
ヒューマン・人間ドラマ | コメント(3) | 【2008/08/25 05:30】
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『ダークナイト』-ちゃんとしてます
The Dark Knight

公開と同時に観たかったんですけど、一緒に行く人がいなくてさ~。一人で映画館行くのってイヤなのよ!しかしブログ友達の方々もレヴュー書き始めてるし、町山智浩さんもラジオで話し始めてるし、読みたい、聴きたい、しかしこの目で観るまではっ!とか思ってたので耐えられなくなり、今月の生活費赤字覚悟で劇場に行ってきました。

dark knight, the
dvd on amazon.com
Produced: 2008
Director: Christopher Nolan
Writers: Jonathan Nolan, Christopher Nolan
Cast:
Bruce Wayne/Batman: Christian Bale
The Joker: Heath Ledger
Harvey Dent/Two-Face: Aaron Eckhart
Alfred: Michael Caine
Rachel Dawes: Maggie Gyllenhaal
James GOrdon: Gary Oldman
Kucius Fox: Morgan Freeman
Scarecrow: Cillian Murphy
Salvatore Maroni: Eric Roberts
ものすごい前評判だったんですけど、私的には色々詰め込み過ぎかなと。しかしマジメに映画を語る前に言わせてくれ。クリスチャン・ベイル、カッコ良過ぎだ!誰かさらって来て~!

バットマン・ビギンズ』の時もこんなスケコマシ風の男だったっけ、ブルース・ウェインって?しょっちゅう違う女連れているのだが、もー『アメリカン・サイコ』のときみたいにビシ~っとスーツ/タキシード決まってるよな~。顔いい!身体いい!落ち着いてるし~!声もいい!欲しい!

ああ、それに加えてキリアン・マーフィーも出てるし。最初ちょこっとだけだけど、やっぱ可愛い!!この二人むっさ好きなのですが、あえてキリアンはちょびっとで、クリべー・フィーチャーというのがそそりますなあ。

しかもアーロン・エッカートですよ。この人もいいよね~。クリべー、キリアンよりは妖艶さにかけるのですが、非常にわかりやすい白人のいい男って感じで。この人をホワイト・ナイト、ハーヴェイ・デントとして、クリべーのダーク・ナイトの対抗馬として持ってきたセンスがいい。

で、ものすご評価されていたヒース・レッジャー演じるジョーカーなのですが、うん、ウワサどおりすっげかったです。ヤクザが集まっている集会にどかどか入って行って、鉛筆を机にぶっさして、

「この鉛筆を消して見せる」

って言って、怒ったヤクザが近寄って行くと、そいつの頭を一瞬でバン!っと鉛筆の上に叩きつけ、そいつが倒れると、鉛筆もない・・・・・

「ほらね!」

みたいな感じで、狂気と笑いが入り混じって「うおおおお!」と言った後にゲラゲラ笑ってしまった。ものすごいインパクト強いシーンでした。赤姫さんが「ジョーカーなんだから、鬼気迫っちゃいけない、あくまで楽しそうじゃないと」って書いてたんだけど、その通りずーっとむちゃくちゃテンション高くて、良くあんだけ維持したなあと言う。町山智浩さんが、ヒースが薬物中毒になって結果死んだのは、この役をやったせいだって言い切ってましたけど、あながち本当かも。ウィキかなんかで読んだら、このジョーカーの役作りのために1ヶ月くらいホテルに籠もって研究し、ジョーカーの狂った人格に関してノートを取り、日記をつけ・・・・みたいな生活をしてたらしいから。尊敬に値する役者根性ですね。

マギー・ジレンホールはねー、ぶっちゃけキライ。この人環境とか人権とかの活動家なんだよねー。そういうのを役者としての評価に入れちゃいけないと思うんですけど、どの映画観ても結構そういう自分の主義主張に合うような役柄選んで演ってるみたいなのよね。今回も、正義感溢れる地方検事補なんだけどさー、小林よしりん言うところの「純粋真っ直ぐ君」でなんかいけ好かない。「小さい女の子のお手本になれるような女性を演じたい」みたいなさー。私もフェミニストだけど、私は女性を解放して欲しいんであって、品行方正になって欲しいんじゃないんで。そんでコイツの歩き方がキライだよ。なんかエラソーに腰振って歩くんだな、どの映画でも!でもトムちんの女房の代わりとしては雰囲気似ているからいいんじゃない、と思った。このキャスティングの人上手いよね。

そしてお約束と言えどもやはり出てきてくれると嬉しいマイケル・ケインモーガン・フリーマン。まー偉人伝のアップデートするだけで超忙しいオールスターです。意外なところで「お」っと思ったのがエリック・ロバーツ。あれ?これって、ジュリア・ロバーツのお兄さんじゃなかったっけ?確かに、エリック・ロバーツなんだよね~。トシ取ったからわかんなかった。妹の影に隠れてあんまり有名じゃなかったから、「すげえじゃん、大抜擢じゃん」とか思った。

あと気になったのは、やっぱり、イラク戦争の影が落ちてるなあってこと。ジョーカーが自分が殺す人をハンディ・カムで撮影して、CNNならぬGCN(ゴッサムだからG?)で流すんだけど、モロ、テロリストの処刑のときの映像なんだよね。人質に取られた人たちが黒い目隠しされているのとかさ、やっぱタリバンとかあの辺を連想する。『クローバーフィールド』もそうだったし、映画って本当にその時代を映す鏡なんだなあと思った。

んでストーリーなんですけどさー、バットマンの苦悩、ジョーカーの極端なクレイジーさ、そして善と悪は意外にも隣り合わせというのを体現するハーヴェイ、と設定はすっごくいいんだけど、私的にはバットマンの苦悩って良く理解できないんだよね。

人間だから肉体的に限界があるし、一人でがんばっても悪は撲滅できない・・・・と悩むバットマン。でもさ、香港の悪人を自家用ジェットでゴッサムまで連れてきて監獄に入れるくらいの財力があったら、立派な警察学校でも作って優秀な警察組織を作ることなんか可能じゃないの?なんでバットマンとしての「裏家業」にこだわるのか良くわかんない。ブルース・ウェインとして、その財力にもの言わせていいこといっぱいできるじゃん。バット・スーツ新調したり、高級レストランで我がまま言うとか以上のことが。できないような設定になってるんでしたっけ?

あとさ、Two-Faceすごい魅力的なキャラなのに、中途半端だよー。ハーヴェィがジョーカーにTwo-Faceにさせられちゃうところをもっともっとねちっこく描いて欲しかったんだけど、それでなくても上映時間長かったから、今回はジョーカー前面に出して、ハーベイがTwo-Faceになっちゃうのは前振りだけにして、3作目の悪役として送った方が良かったんじゃないかなあ。ハーヴェイとレイチェルを陥れた刑事を殺して姿を消し、3作目に続く!って感じで。バットマンも追われる人となって終わるんだから調度いいじゃーん。そしたらこの映画も少し短くなったかもしんないし。

とまあ色々不満もあったんだけど、総体的に見て非常にクリエィティヴに一生懸命作った映画って感じでしたね。やっぱクリストファー・ノーラン、ちゃんとしてます。

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■アーロン・エッカート出演作品一覧
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映画 ダークナイト ゲイリー・オールドマン アーロン・エッカート エリック・ロバーツ
ダークナイト-バットマン- | コメント(9) | 【2008/08/25 02:35】
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不良オヤジでした~スティーヴ・ルカサー
Steve Lukather @ Magic Bag, Ferndale Michigan August 21st, 2008

Lukather 2008
lukather 1990
いつもは使用前・使用後の写真を並べるのは酷なのでしないのですが、ルカサーってどんな人だったのか自分が思い出せなかったもので・・・・使用前は1990年、後は2008年です。
我が社のスーパー・ギタリスト・Kさんに

スティーヴ・ルカサーきますぜ」

と教えてあげたら、

「さすがちゅ-ちゃん!ツボ得てるなあ!おごるから一緒に来い!」

と言われ、行って来ました。

スティーヴ・ルカサーをライブ・ハウスで観る日が来ようとはな~。

ルカサーと言えばTOTO、TOTO言えば大人のロックつーわけで、ルカサーって、知的で、大人で、職人!ってイメージがあったんですけど、間近でギター弾いてるこの人を観てると

単なる不良オヤジ

確かに、売れっ子スタジオ・ミュージシャンで、AORとかフュージョン演奏しちゃうからって「洗練されてて知的」というステレオ・タイプは単純過ぎるとは思うけど、この目で観てみるとマジ印象違い過ぎですよ!

もういいかげんトシとって見る影もなくなったロックスターたちは腐るほど観てきたので、背が低くてTシャツのおなかぽっこり、短いけど細い足、ってのは今更驚かなかったのですが、両腕刺青しまくりーの、両耳にはピアス、そのうえおっさんギャグ連発で、身振り手振りもデカく、、結構MC好きじゃん、このオヤジ!ってのはどうよ!

「この刺青はトミー・リーにもらった」

と言うのを確かに聞いた気がするのですが、モトリーのトミー・リー?ルカサーとモトリーの接点がピンと来ないので、アタシの聞き間違い?!とも思いましたが、LAに住んでてミュージシャン同士だったら、知り合いでも不思議じゃないよね?ここで観る限りルカサーもバカ度高そうだし。ルカサーも、ですよ、「も」。

セット・リストも最初3曲くらい80年代のメタルみたいな曲で飛ばすし。そしておもむろに、

「もう25年もやってるからいろんな曲があるんだ、俺は」

くらいのこと言いながら、TOTOの曲も演った。もちろん『99』でも『ロザーナ』でもなく、

「あ、憶えてる!でも曲展開までは思い出せない!でも確かにTOTOだ!」

くらいの知名度の曲。キンボールのヴォーカルはルカサーに歌えないんじゃないかと思うので、最初からルカサーがリード・ボーカルの曲かも・・・。とにかく、TOTO演ると思ってなかったので、意外な選曲だった。

その後も、私が知らないソロからの曲なのか、ヒューイ・ルイス&ザ・ニュースみたいな80年代風のロックンロールとか、「やっぱり来たか」と思った変則リズムをフューチャーしたフュージョン系の曲、意外にもアコギのフォーク調の曲、泣きのギター前面に押し出したプログレ調の曲など、ありとあらゆるジャンルが出ましたが、私的には

基本はTOTO

連れてってくれたKさんに

「で、ルカサーがスーパー・ギタリストたるゆえんはなんなんですか?」

と聞いたところ、

「タイミング!それと独特のフレーズだね」

と言っていたんだけど、本当にそうなのよ。テク自体は特に変わったものとかすっげえものがあるわけではないのですが

あ、ルカサーだ

と思うようなソロを弾く。私にとって唯一のルカサー体験はTOTOだったので、私にとっては何を弾いても「あ、TOTOだ」って思ってしまうわけなのです。

Kさんに「で、感想は?!」と訊いたら、「良かった!けどな~他のメンバーがイマイチだったよな~」とぼやいてましたが、なんか、どういう人と一緒に演るかはルカサー的にはどーでもいいんじゃないかという印象を受けました。「あーツアー行きたいなあ」とか思ったら、その辺で仕事干されてるヤツ連れてきちゃうみたいな・・・・。

もちろんみんな下手じゃないですよ。でもなんか、見事に没個性なバックバンドでしたね。キーボードの人はずーっと一緒に音楽やってきた人、って紹介してましたけど、ミシガンのローカル・バンドです!って言われたら納得してしまいそうな・・・。

ファンの人はほとんどルカサー世代の人ばかりで、若い層の新規のファンは開拓していないようでした。UFOやEXTREMEのTシャツ来たサラリーマン風のおじさん、すごいトシなのに長髪で、何で食ってんのか良くわからない芸術家タイプなどの人たち。アンコールの曲のイントロが始まった途端、EXTREMEのTシャツのおっさんが

「Yes!!!!」

と叫んだので、きっとこの人の好きな曲だったに違いない。盛り上がってんな~と思いながら、私はとっくにベッド・タイム過ぎていたので、座ったまま寝てしまいましたが、2回目のアンコールもかかってしまい、今度はルカサー1人で高そうなエレアコ持って登場。ちなみにこのエレアコの他にも、5本くらいギターとっかえひっかえ使ってましたが、全部同じギターの色違い。Kさんによると、トレモロ・アームを使っているので、しょっちゅうチューニングをしなきゃいけないためだそーで。

んで、エレアコ抱えて、「こんな熱烈な歓迎を受けるとは思わなかった。感謝してるぜぃ。この曲は君たちのために・・・・」かなんか言って、フォーク調のアコースティックの曲を演奏して無事終了。

実はこのライブを観て、スティーヴィー・レイイヴォーンが生きていたら観たかったなあと思った。ルカサーの歌が、レイヴォーンほど上手くないけどあんな感じだったんで。

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■ルカサーと刺青友達かも?モトリー・クルー

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スティーヴ・ルカサー TOTO スーパー・ギタリスト
'70年から'80年の洋楽 | コメント(6) | 【2008/08/23 11:53】
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『ヴェロニカ・ゲリン』-誰かが死ななきゃ治らない
Veronica Guerin

え~2、3週間くらい前に観たんですけど、もちろんケイト・ブランシェット目当てつことで。

ヴェロニカ・ゲリン 特別版
dvd on amazon.com
Produced: 2003
Director: Joel Schumacher
Writing Credits: Carol Doyle
Cast:
Veronica Guerin: Cate Blanchet
John Guerin: John Gilligan
ストーリーかいつまんで説明しますと、ヴェロニカさんは新聞記者で、犯罪関係やってる、女だてらに体当たり取材の人。ある日、麻薬関係の取材をしていたら、10代の子供たちまでヘロイン中毒になってることを知って憤り、麻薬組織の親玉を探り当てようとして、この親玉を怒らせてしまい、命を狙われるハメになる。

映画ケイト・ブランシェットも良かったのですが、このヴェロニカさんて人、命知らずつーか考えなしつーか、すごい人ですね。こういう人って、人間の性善説を信じているのか、それとも単に肝っ玉がデカいんでしょうか。

良く刑事モノとか見ていると、必ずハラハラするシーンが出てくるじゃないですか。素人さんがヤバい人ばっかり集まっているところに迷い込んじゃったりとか、善玉が不利な条件で悪玉とばったり会っちゃったりとか。そういうときって観ていうる方は、善玉の方が痛い目にあったりすると一緒に痛いので、緊張するんだけど、案外何事もなく過ぎたりして

「ほー」

とため息をついたりとかさ。

この映画では、ヴェロニカさん、ヤバい!と思うところはたいていヤラれてて、心臓痛くなりました。いきなり自宅に刺客が来て、拳銃で足撃たれたり、悪の親玉に突撃インタヴューしに行ったら、ボコボコに殴られたり、で、最後ぶったまげたのは、本当に撃ち殺されちゃうんだよね。

アタシは小心者なので、ヤクザを告発したりしたらこのくらいの報復は受けるだろう、と思っちゃうから最初からかなりビビると思うのですが、この人そうでもないみたい。つか、小さいときから男勝りで、絶対に弱いところをひとに見せない子だった、っていう下りがあるので、本当はすっごいビビってるんだけど、それを見せずに、悪の親玉に突撃インタヴューして行っちゃうのか。だんなさんには怖い怖いって甘えてたしな。

「あり得ねー」と言いたいところなのですが、実話だしねえ。ただ、なぜか

「わーこんな人がいるんだ!」

って感動するより先に

「こうなるってわかりそうなもんだがなあ。もうちょっと上手く立ち回れなかったのかね」

という意見が出てきちゃうんですよね。勇気がある、と言うより無鉄砲と言う感じ?だってさ、殺されかけているのに、スピード違反で免許取り上げられなかった!って喜んで、家族じゅうに電話掛けまくって

「さすがアタシでしょう!」

なんて言いふらしてんだもん。そしたら信号で隣に止まったバイクのあんちゃんたちにいきなりバン!バン!バン!って6発入れられて、お陀仏よ。まだ5,6歳の息子をレイプして殺してやるなんて脅迫されていたんだよ!考えただけで恐ろしいよ。

この人が殺されたおかげで世論が動き、麻薬犯罪撲滅運動が始まって、結局悪の親玉は捕まるので、

「たった一人でも世界は救える」

というメッセージはある。ただ、誰か死ななきゃ世論は動かなかったのではないか、とも思った。このヴェロニカさんが無鉄砲で殺されたことが結果的に良かったというと語弊があるけど、上手く立ち回れる記者の人がいくら告発記事を書いても、みんな「ふーん」って読むだけで、世間は動かなかったのじゃないかと。

可哀想だけど、正義のために誰かが死ななきゃならないときがあるんですね。しかも、正しいことをしたために死ななきゃならないってことが。

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■知的で大人しい人かと思ったら結構やんちゃ!ケイト・ブランシェット映画偉人伝

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映画 ヴェロニカ・ゲリン ジョエル・シューマカー ケイト・ブランシェット
映画レビュー | コメント(4) | 【2008/08/19 08:41】
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『バンク・ジョブ』-なんかローカル......
The Bank Job

最近また面白い映画ありませんね~。新作ダメダメです。しかも私、プチ更年期というか、プチどころかガチ更年期?やる気出なくって、つまんない映画だとレヴュー書く気しないよ~。

バンク・ジョブ デラックス版 [DVD]
dvd on amazon.com
Produced: 2008
Director: Roger Donaldson
Writing Credits: Dick Clement, Ian La Frenais
Cast:
Terry Leather: Jason Statham
Martine Love: Saffron Burrows
Kevin Swain: Stephen Campbell Moore
Dave Shilling: Daniel Mays
Eddie Burton: Michael Jibson
この映画はそれほどむっさつまらない、って事もなかったのですが、別に~って感じで。『アドレナリン』が私的には超つまんなかったので、ジェイソン・ステイサム主演の映画観ようと思わなかったのですが、町山智浩さんの解説が面白くてつい観てしまった。町山さんの解説は、映画観るまで聞かないことにしました。この人がしゃべるとなんでも面白そうなんだもん。

まあ、基本アメリカ映画ばっか観ているので、イギリスで撮影された映画って街並みとかアクセントとか新鮮だし、やっぱ役者さんが独特だよね。イモくさい、バタくさい、というと褒めているように聞こえないけど、あの垢抜けないところがリアリティがあっていいのよね。

これ実話らしいんですけど、なんか間抜けた話なんですよね~。イギリス王室の秘密をMC5(きゃー、エロイカ!)がとあるロンドンの銀行から盗み出そうとするが、国家機関である自分らが銀行強盗するわけにはいかないので、第三者を雇うのだが、プロを雇うとバレた時自分らの関わりも発覚しちゃうので、その辺のチンピラを雇う・・・・しかも、諜報員の愛人であるモデルの幼馴染みみたいなやつらを!(ちなみにこの愛人さん、どっかで見た!と思ったら、『トロイ』のヘクターの奥さん役の人でした。貧相なブス、とか思ってたんだけど、意外にきれいだったな~。やせギスなので、ほお骨が目立つところが可愛くないのだが)

王室やらMC5やら麻薬王やら絡んでくる割には

小さい。

なんとローカルな。

最後、主人公たちの意に反して雪だるま式に話がデカくなって行くのかと思いきや、いつまでもローカルなんですよね~。

それはもちろんキャラの設定が、売れない役者やカメラマン、生活に困ったカーディーラーとか庶民的なせいもあるんですけど、役者さんがイモくさいからローカルに留まっていられる、ってのもあるかなと思いました。これが『オーシャンズ12』のメンツで演ってたら、小さい話も大きくハデになって行っちゃうだろうなと。

最近ハリウッドも飽和状態なので、ブリティッシュ系がんばれ~!ってのはあるんですけど、この映画は星3つくらいで。

key Word
映画 バンク・ジョブ ロジャー・ドナルドソン ジェイソン・ステイサム サフロン・バロウズ
| コメント(13) | 【2008/08/17 20:24】
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カタリーナ・サンディノ・モレノ 出演作品一覧
Chu's Filmography @ A Glance

Catalina Sandino Moreno

1981年4月19日、コロンビアはボゴタ生まれ。 身長5フィート61/2インチ(169cm)

Catalina Sandino Moreno
■The Private Lives of Pippa Lee (2009) (post-production) .... Chris
■The Argentine (2008) .... Aleida Guevara
■Guerrilla (2008) .... Aleida Guevara
■コレラの時代の愛 (2007) .... Hildebranda
■Corazón de la tierra, El (The Heart of the Earth) (2007) .... Blanca Bosco
■痛いほど君が好きなのに (2006) .... Sarah
■ファーストフード・ネイション (2006) .... Sylvia
■Paris, je t'aime (2006) .... Ana (segment 'Loin du 16ème')
■Journey to the End of the Night (2006) .... Angie
■Maria Full of Grace (2004) .... María Álvarez

『Filmography at a glance』は、出演作品何本か観てるんだけど、『偉人伝』書くほどの思い入れはない役者さんの出演映画の一覧です。段々収集つかなくなってきたんですけど、偉人伝だと訳したりするの結構時間かかるんだお~。要するに手抜きなんですけど(爆)、先々、偉人伝に昇格することもあると思うんで、リクエストがあったら言ってくださ~い!


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映画 俳優 女優 カタリーナ・サンディノ・モレノ
俳優・女優 | コメント(0) | 【2008/08/15 07:34】
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キアヌ・リーヴス 出演作品一覧
Chu's Filmography @ A Glance

Keanu Reeves

本名キアヌ・チャールス・リーブス(Keanu Charles Reeves)、1964年9月2日、レバノンはベイルート生まれ。 身長6フィート11/4インチ(186cm)

kianu reeves
■The Private Lives of Pippa Lee (2009) (post-production) .... Chris
■The Day the Earth Stood Still (2008) (post-production) .... Klaatu
■Street Kings (2008) .... Detective Tom Ludlow
イルマーレ (2006) .... Alex Wyler
スキャナー・ダークリー (2006) .... Bob Arctor
■Constantine (2005) .... John Constantine
サムサッカー (2005) .... Perry Lyman
■Ellie Parker (2005) .... Dogstar
恋愛適齢期 (2003) .... Julian Mercer
■The Matrix Revolutions (2003) .... Neo
■The Animatrix: Kid's Story (2003) (voice) .... Neo
■Enter the Matrix (2003) (VG) (voice) .... Neo
■The Matrix Reloaded (2003) .... Neo
■The Animatrix (2003) (V) (voice) .... Neo (segment "Kid's Story")
■Hard Ball (2001) .... Conor O'Neill
■Sweet November (2001) .... Nelson Moss
■ギフト(2000) .... Donnie Barksdale
■The Watcher (2000/I) .... David Allen Griffin
■The Replacements (2000) .... Shane Falco
■Me and Will (1999) .... Dogstar/Himself
マトリックス (1999) .... Neo
■The Devil's Advocate (1997) .... Kevin Lomax
■The Last Time I Committed Suicide (1997) .... Harry
■Feeling Minnesota (1996) .... Jjaks Clayton
■Chain Reaction (1996) .... Eddie Kasalivich
■A Walk in the Clouds (1995) .... Paul Sutton
■Johnny Mnemonic (1995) .... Johnny Mnemonic
スピード (1994/I) .... Officer Jack Traven
■Little Buddha (1993) .... Siddhartha
■Even Cowgirls Get the Blues (1993) .... Julian Gitche
■Freaked (1993) (uncredited) .... Ortiz the Dog Boy
■Much Ado About Nothing (1993) .... Don John
■Dracula (1992) .... Jonathan Harker
マイ・プライベート・アイダホ(1991) .... Scott Favor
■Bill & Ted's Bogus Journey (1991) .... Ted Logan / Evil Ted
ハートブルー (1991) .... FBI Special Agent John 'Johnny' Utah
■Captivated '92: The Video Collection (1991) (V) .... Jim (segment "Rush, Rush")
■Providence (1991) .... Eric
■Tune in Tomorrow... (1990) .... Martin Loader
殺したいほどアイ・ラブ・ユー (1990) .... Marlon James
■"Bill & Ted's Excellent Adventures" .... Ted Logan (1 episode, 1990)
- One Sweet and Sour Chinese Adventure to Go (1990) TV episode (voice) .... Ted Logan


■"The Tracey Ullman Show" .... Jesse Walker (1 episode, 1989)
- Two Lost Souls (1989) TV episode .... Jesse Walker
■Parenthood (1989) .... Tod Higgins
■Bill & Ted's Excellent Adventure (1989) .... Ted Logan
■Life Under Water (1989) (TV) .... Kip
■Dangerous Liaisons (1988) .... Le Chevalier Raphael Danceny
■The Prince of Pennsylvania (1988) .... Rupert Marshetta
■Permanent Record (1988) .... Chris Townsend
■The Night Before (1988) .... Winston Connelly
■"Trying Times" .... Joey (1 episode, 1987)
- Moving Day (1987) TV episode .... Joey
■Babes in Toyland (1986) (TV) .... Jack/Jack-be-Nimble
■Under the Influence (1986) (TV) .... Eddie Talbot
■River's Edge (1986) .... Matt
■The Brotherhood of Justice (1986) (TV) .... Derek
■Young Again (1986) (TV) (as K.C. Reeves) .... Michael Riley, Age 17
■Act of Vengeance (1986) (TV) (as Keannu Reeves) .... Buddy Martin
■Youngblood (1986) .... Heaver
■Flying (1986) .... Tommy
■One Step Away (1985) .... Ron Petrie
■"Comedy Factory" .... Crackers (1 episode, 1985)
- Fast Food (1985) TV episode .... Crackers
■Letting Go (1985) (TV) .... Stereo Teen #1
■"Night Heat" .... Mugger / ... (2 episodes, 1985)
- Necessary Force (1985) TV episode .... Thug #1
- Crossfire (1985) TV episode .... Mugger

『Filmography at a glance』は、出演作品何本か観てるんだけど、『偉人伝』書くほどの思い入れはない役者さんの出演映画の一覧です。段々収集つかなくなってきたんですけど、偉人伝だと訳したりするの結構時間かかるんだお~。要するに手抜きなんですけど(爆)、先々、偉人伝に昇格することもあると思うんで、リクエストがあったら言ってくださ~い!

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映画 俳優 キアヌ・リーヴス
洋画 | コメント(0) | 【2008/08/15 06:47】
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アーロン・エッカート 出演作品一覧
Chu's Filmography @ A Glance

Aaron Eckhart

本名アーロン・E・エッカート(Aaron E. Eckhart)、1968年3月12日、カリフォルニアはカッパーティノ生まれ。 身長6フィート(183cm)

aaron eckhert
■Traveling (2008) (post-production) .... Burke Ryan
ダークナイト (2008) .... Harvey Dent / Two-Face
■Nothing Is Private (2007) .... Travis Vuoso
■Bill (2007) .... Bill
幸せのレシピ(2007) .... Nick
ウィッカーマン (2006) .... Truck Stop Patron
ブラック・ダリア (2006) .... Lee Blanchard
■Neverwas (2005) .... Zach Riley
サンキュー・スモーキング (2005) .... Nick Naylor
■Conversations with Other Women (2005) .... Man
■Suspect Zero (2004) .... Thomas Mackelway
■"Frasier" .... Frank (2 episodes, 2004)
- And Frasier Makes Three (2004) TV episode .... Frank
- Miss Right Now (2004) TV episode .... Frank
■Paycheck (2003) .... Rethrick
■The Missing (2003/I) .... Brake Baldwin
■The Core (2003) .... Dr. Josh Keyes
■Possession (2002) .... Roland Michell
■The Pledge (2001) .... Stan Krolak
■ベティ・サイズモア (2000) .... Del Sizemore
■Erin Brockovich (2000) .... George
■Tumble (2000) .... Man
■Any Given Sunday (1999) .... Nick Crozier
■Molly (1999) .... Buck McKay
■Thursday (1998) .... Nick
■Your Friends & Neighbors (1998) .... Barry
■In the Company of Men (1997) .... Chad
■"Aliens in the Family" (1 episode, 1996)
- Meet the Brodys (1996) TV episode
■Slaughter of the Innocents (1994) .... Ken Reynolds
■Double Jeopardy (1992) (TV) .... Dwayne

『Filmography at a glance』は、出演作品何本か観てるんだけど、『偉人伝』書くほどの思い入れはない役者さんの出演映画の一覧です。段々収集つかなくなってきたんですけど、偉人伝だと訳したりするの結構時間かかるんだお~。要するに手抜きなんですけど(爆)、先々、偉人伝に昇格することもあると思うんで、リクエストがあったら言ってくださ~い!

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映画 俳優 アーロン・エッカート
映画 | コメント(0) | 【2008/08/15 05:43】
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ジョシュ・ハートネット 出演作品一覧
Chu's Filmography @ A Glance

Josh Hartnett

本名ジョシュア・ダニエル・ハートネット(Joshua Daniel Hartnett)、1978年7月21日、カリフォルニアはサンフランシスコ生まれ。 身長6フィート3インチ(191cm)

Josh Hartnett
■Queen of the South (2009) (in production) .... Santiago
■End Zone (2009) (in production)
■Bunraku (2009) (post-production) .... The Drifter
■I Come with the Rain (2008) (post-production)
■August (2008) .... Tom
■30 Days of Night (2007) .... Sheriff Eben Oleson
■Resurrecting the Champ (2007) .... Erik Kernan Jr.
ブラック・ダリア (2006) .... Dwight 'Bucky' Bleichert
ラッキーナンバー7 (2006) .... Slevin Kelevra
■Mozart and the Whale (2005) .... Donald Morton
シン・シティ (2005) .... The Man
■Wicker Park (2004) .... Matthew
■Hollywood Homicide (2003) .... Det. K.C. Calden
■40 Days and 40 Nights (2002) .... Matt Sullivan
ブラックホーク・ダウン (2001) .... Eversmann
■O (2001) .... Hugo Goulding
パール・ハーバー (2001) .... Capt. Danny Walker
■Town & Country (2001) (as Joshua Hartnett) .... Tom Stoddard
■Blow Dry (2001) .... Brian Allen
■Member (2001) .... Gianni
■The Same (2001) .... The Neighbor
■Here on Earth (2000) .... Jasper Arnold
■"Cracker" .... Michael Fitzgerald (14 episodes, 1997-1999)
- First Love: Part 1 (1999) TV episode .... Michael Fitzgerald
- First Love: Part 2 (1999) TV episode .... Michael Fitzgerald
- Faustian Fitz (1999) TV episode .... Michael Fitzgerald
- Best Boys (1999) TV episode .... Michael Fitzgerald
- The Club (1999) TV episode .... Michael Fitzgerald
(9 more)
ヴァージン・スーサイズ(1999) .... Trip Fontaine
■The Faculty (1998) .... Zeke Tyler
■Debutante (1998) .... Bill
■Halloween H20: 20 Years Later (1998) .... John Tate

『Filmography at a glance』は、出演作品何本か観てるんだけど、『偉人伝』書くほどの思い入れはない役者さんの出演映画の一覧です。段々収集つかなくなってきたんですけど、偉人伝だと訳したりするの結構時間かかるんだお~。要するに手抜きなんですけど(爆)、先々、偉人伝に昇格することもあると思うんで、リクエストがあったら言ってくださ~い!

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映画 俳優 ジョシュ・ハートネット
俳優・女優 | コメント(0) | 【2008/08/15 02:53】
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『Crazy Love』-まさにクレイジー・ラヴです!
Crazy Love

このカバーで、タイトルがクレイジー・ラヴ。無視できません。『I Am a Sex Addict』みたいな、コメディなんだか本気なんだか良くわかんない映画なんだと思ったんですよ。観てよ、この男の人!

Crazy Love (Ws Sub Dol)
dvd on amazon.com
Produced: 2007
Director: Dan Klores, Fisher Stevens
Writing Credits: Dan Klores
Cast:
Jimmy Breslin
Burt Pugach
Linda Pugach
そしたらドキュメンタリーのようで、ものすげー派手なサングラスかけて、服装も派手なおばさんがタバコ片手に昔の彼氏の話しを延々していて、時々相手の男らしいおじさんもインタヴューに答えてるんですけど、内容を要約すると、

おばさんの名前はリンダで、彼女は若い頃すっごい美人で、街角でリンダを見かけたバート(おじさんの方)がものすごいアタックしてものにしたのだが、実はバートは結婚していた。しかし、バートは金持ちで、映画俳優とかも知っていて、経営しているクラブにいつもリンダを連れて行き、そこに出てたバンドが『リンダ』という曲を作ったくらいみんなのアイドルだった。

ってこの話がむっちゃくちゃ退屈で、もしかしたらこの辺少し寝ちゃったかもしれないんですけど、まだまだ話は続きます。

で、まあどの恋愛にもあるように、リンダとバートもケンカが絶えなくなり、リンダはバートと別れて、自分の年代の若い男を見つけ、コイツと結婚することに決める。バートはどんどんリンダに執着して行き、電話かけたりストーカーしたりし始めるのだが、なんだか回りはそれをマジに受け取ってないようなのだ。

話が1950年代なので(なんだと思いますが)、ストーカーとか、こういう嫌がらせというのはあんまりマジに受け取られていなかったようなんですよね。この辺からなんだなんだ、とか思って、だって、殺しちゃったりしたんだったらインタヴューとか答えているわけないし、とか思うじゃん。

リンダの結婚が近づいてきたある日、家に届け物があり、リンダがドアを開けると男が顔に硫酸をかけて逃走する。この男は、バートが雇った男で、「自分のものにならないなら・・・・」と彼女の顔を傷つけることにした、と。

こええ~~~!!!!マジですか?!と私はひっくり返ってしまいました。まさにクレイジー・ラブ!このせいでリンダは視力を失い(あ、硫酸だったかどうかはちゃんと覚えてない)、だから冒頭でもサングラスをかけていたんだな、と気付く。目の周りがどんな顔になっちゃってるのかは不明。でもものすごい美人(DVDのカバーにあるように)だったってことだから、ショックだったでしょうねえ。それで結婚はご破算になってしまう。結婚するって言ってた男もヒドイ奴だよね。

で、リンダは人の世話になって生きて行くのはイヤだと、仕事をみつけ、アパートをみつけ、自活する。そしてリンダが35歳くらいになったとき、ななななんとバートが再度リンダにアプローチしてくるのだ!

これがすげーなと。この話は一体どこへ行ってしまうんでしょう。

するとリンダは会ってもいいと言う。で、そのままズルズルと結婚してしまうのだっ!!!

し、しんじられなぁ~~~~い!!!自分の顔に硫酸かけた男と?!でもね、リンダの友達が言うには、もう35歳で自分には男がいない、友達はみな結婚して、だんなさんの悪口言ったりのろけたりしている。そういうの見てて、結構落ち込んでいたらしい。男がいなかったら生活も不安定だし。特にリンダは生活のことを心配していたそうな。

で、この話は、当時ものすごく騒がれた事件だった、ということがわかってきます。

私は、これは、どう捉えていいのか・・・・。最後は、もういい年になったリンダとバートが、仲良くしているところで終わるんですけど・・・・。ご近所のパティさんは、この事件のこと知っていて、しかもこのドキュメンタリー観て、

リンダはバートのことを愛していないと思う。生活の不安から結婚したんだ。これはバートの作戦勝ちっていうか、顔を傷つけることによってリンダを誰にも相手にされないようにしてから、モノにする、という。リンダはバートに一生を台無しにされた。バートは金持ちだから、リンダにきれいな服を着せ、何不自由のない生活をさせているけど、こんなの愛じゃない

というようなことを言っていた。うーん。リンダのインタヴューを聞いていると、彼女がきれいな服とか、ある程度のレベルの生活をすることを非常に大事に思っていることがわかる。バートはそれをリンダに与えられるだけの財力があったし、また、リンダは、顔を傷つけられ、盲目になったことで、普通の結婚や家庭を持つことはできないと思っていたから、こんなことになった原因を作った張本人であるバートでも、

「いいや、別に。こういう生活を手に入れる方法は他にはないし」

と自分で自分を納得させたのかもしれないなあ。パティさんは、「良く観れば、リンダがバートを憎んでいるのがわかる。」って言うんだけど、私はその辺なんとも言えなかったね。人間、自分を納得させることができれば、こんなあり得ないこともできてしまうものなのかも知れないよ。それに、「バートがあんなことをしたのは、私をそれほどまでに愛していたからよ」って思い込むこともできるし、ぶっちゃけ本当にそうなのかもしれない。

まさにクレイジー・ラブ

key Word
映画 クレイジー・ラブ
最近見た映画 | コメント(0) | 【2008/08/11 09:25】
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『28日後・・・』-佳作じゃん!
28 Days Later...

これすごく評判良かったんだけど、「ゾンビ映画なんて怖くて観られないよ~」と敬遠していたのですが、キリアン出てるし、勇気を出して観てみたら、いい映画じゃないですか!とりあえず最初のキリアンのオール・ヌードで全部許す!って感じですか。

28 days later
dvd on amazon.com
Produced: 2002
Director: Danny Boyle
Writing Credits: Alex Garland
Cast:
Jim: Cillian Murphy
Selena: Naomie Harris
Frank: Brendan Gleeson
Hannah: Megan Burns
それにしても『アイ・アム・レジェンド』とそっくりな話だね~。原作一緒ってことないですよね?ウィルスのせいで人間が凶暴になって殺し合う。感染しなかった人がなんとかサバイバルをかけて戦う・・・。でも『アイ・アム・レジェンド』よりずっと良く出来てますよね。

悪の元凶になっているのがウィルスというところが一緒なのですが、『28日後・・・』の方は、動物保護活動家が、怒りを抑制するウィルスを開発しているラボを襲い、感染していたサルを開放してしまったため、というのがウィルスが広まってしまった理由。実験に使われているサルが非常に不憫なのだけど、まだ大学生くらいの動物保護家の、あんまり考えなしに「とにかく可哀想な動物を開放する」という理想ばかりの無知さ。動物実験と動物保護活動家と、両方一遍に批判しているというブリリアントなオープニング。

で、キリアン・マーフィー演じるジムは、この大騒動が起こっている間、交通事故かなんかで意識不明に陥っていたらしく、病院のベッドで全裸で目覚める。ベッドに横たわるキリアンを天井から撮っているのですが、その生まれたままのお姿、

「うそ~うそ~!!!信じられない~」

ってもう、ここまででなんてありがたい映画かと。

このジムが『・・・レジェンド』のウィル・スミスの役の人と一緒で、他の生存者を探してさすらうのですが、ジムはなぜ世界がこんな状態になっているのかわからない、というところが『・・・レジェンド』よりさらにハラハラさせて良かったですね。

んで、両作品とも、どこかに生存者の砦があり、そこに安全を求めて行く、という設定は同じなのですが、『・・・レジェンド』はそこへ到達したところで「ああ、良かったね」って終わっちゃうんだけど、『20日後・・・』は、到達した後もう一捻りあって、それがねえ、「ああ、あり得るなあ~」という、非常に納得行く設定で、上手いんですよね。

あと、『28日後・・・』には、ジムの両親がどうしたか確認しに行ってみると、状況を判断して自殺したらしく、ベッドに二人で横たわって死んでいたりとか、生存者の砦に行く途中で子供のゾンビを殺さざるを得なかったジムがちょっとウツになったりとか、『・・・レジェンド』では全くカバーされなかったディティールが描かれていて良かった。これ観てから考えてみると、『・・・レジェンド』でウィル・スミスが食料をさがして入っていく他人の家に、全く死体とかないつーのもおかしいよね。

それと、こういうプロットには絶対にかかせない、「いい人が感染しちゃう」っていう下りも、『・・・レジェンド』では犬なんだけど、『28日後・・・』では、女の子のお父さんなんだよね。個人的には犬の方がおっさんより可哀想だけど、このお父さんが感染するくだりって言うのが、イライラしてキレたお父さんが暴れて、ものを叩いたりしていたために死体から血のしずくが落ちてきて、目に「ぽっとん」と入ってしまう。で、「感染した」と自覚したお父さんが娘に「近寄るな!」と言いながら豹変し、撃たれて死ぬ。この、自分が怒りをコントロールできなかったために感染してしまったという、ここまで来れたのにこんな小さな馬鹿げた過ちで!という無念さ。なんかこういう細かい設定がすごく上手いよね。

まー、ラストがにわかに信じ難いというか、これまでの色々な上手いエピソードに比べて弱い気がするのですが、全体として良くまとまったいい映画でした。シークエンスの『28週間後』は最悪、というウワサなので観ませんが(キリアンも出てないしね)。


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キリアン・マーフィーの映画偉人伝

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映画 28日後・・・ ダニー・ボイル キリアン・マーフィ ナオミ・ハリス クリストファー・エクルストン ミーガン・バーンズ ブレンダン・グリーソン
いい映画 | コメント(7) | 【2008/08/11 05:32】
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『ブラック・ダリア』-意味不明
The Black Dahlia

「なんじゃこりゃ~」って感じでしたね。こういう映画ってさ、自分がバカなのか映画がほにゃららなのか、判断つきかねていたのですが、他の方たちのブログを見ても「わけわからん!」と言ってる人が大半なので、「自分バカ」とか「12年もアメリカにいて英語ができない」わけじゃないんだ!とわかってほっとしました。

ブラック・ダリア コレクターズ・エディション 2枚組
dvd on amazon.com
Produced: 2006
Director: Brian De Palma
Writing Credits: Josh Friedman, James Ellroy
Cast:
Dwight 'Bucky' Bleichert
Kay Lake: Scarlett Johansson
Lee Blanchard: Aaron Eckhart
Madeline Linscott: Hilary Swank
Wlizabeth Short: Mia Kirshner
なんだかすっごい長かったので、朝飯食いながら30分、昼10分、夜また30分、みたいに観てて

「んー今のところ良くわからないけど、段々わかってくるだろう」

とか思ってたのに、最後まで意味不明。

他のブロガーさんが指摘していた通り、ジョシュ・ハートネットアーロン・エッカートが演じる刑事のコンビ、ブライカートとブランチャートという名前が似ていたり、ブライカートはドゥエィンとかバッキーとか色んな名前で呼ばれてるし、殺された女の子がブラック・ダリア、エリザベス・ショート、それから偽名でパティだかベティだかって呼ばれていたような気がするんですけど、とにかくそれがわかりにくかったですね~。

もう時効だと思うんでガンガンネタバレしちゃいますけど、最後にりんスコット家の奇怪な奥さんが犯行を告白するシーンが芝居っ毛たっぷりで、しかも長くて、無理やり「絶世の美女」を演じているヒラリー・スワンクと、銃を構えているのに「ええ!」とか驚きながらリンスコット夫人の長々とした告白を黙って聞いてるジョシュ・ハーネットが、もう『火曜サスペンス』かよ!って感じで、ブライアン・デ・パルマって、こういう映画撮る人?みたいな。

ヒラリー・スワンクは、絶世の美女じゃないだろう、とかさんざん言われてたけど、まー、この人、きれいなんだけど、顔のパーツが下品というか、まーぶっちゃけミス・キャストですよね。コイツと殺されたブラック・ダリアが似てるよ、という設定なんだから、二役で演らせれば良かったじゃんとシンプルに思うのだけど。ブラック・ダリア役やった子がヒラリー・スワンクほど演技力なかったのか、ヒラリー・スワンクが惨殺死体は演りたくないって言ったのか。両方出来るやつを探してきてください。

サンキュー・スモーキング』で飄々とした演技が、アーロン・エッカートいいなーと思ってたんだけど、『ブラック・ダリア』では180度違ったマッチョな役で、それは良かったんだけど、ジョシュ・ハートネットがな~。真ん中わけのあの髪型!すっごいブサイクに見える。スカヨハは唇ぶるぶるの巨乳全開で、色々潜り抜けてきた感じの女を好演していたのですが、時代を表すデカパンで浴室からジョシュ・ハートネットを見下ろすシーンとか、「いいよ」って感じで。

未だに良くわかんないんだけど、2回観る気はありません。

key Word
映画 ブラック・ダリア ブライアン・デ・パルマ ジョシュ・ハートネット アーロン・エッカート スカーレット・ヨハンソン ヒラリー・スワンク
映画レビュー | コメント(8) | 【2008/08/11 03:30】
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『Harold & Kumar Escape from Guantanamo Bay』-人種差別ネタ盛りだくさんで
Harold & Kumar Escape from Guantanamo Bay

これ観たんだけどさー、今一面白くなかったな。人種差別ネタは面白かったんだけど、一作目の『Harold & Kumar go to White Castle』よりも真面目な感じになっちゃったね。

harold & kumar
Produced: 2008
Director: Jon Hurwitz, Hayden Schlossberg
Writing Credits: Jon Hurwitz, Hayden Schlossberg
Cast:
Harold Lee: John Cho
Kumar Patel: Kal Penn
George W. Bush: James Adomian
ハロルドが韓国系、クマールがインド系なんですが、KKK、レッド・ネック、ホワイト・トラッシュ、白人ヤッピーなどなど、いろーんな人たちに対する人種差別を笑いものにしているのですが、やっぱり一番面白いのは黒人ネタだなーと思った。やっぱり誰でも知っているステレオ・タイプが多いせいだろうか。

ハロルドとクマールが、車でフロリダからテキサスへ行こうとしているシーンで、黒人がたくさん住む地域を通り過ぎる。黒人の男の人たちがたくさん、家の前でフットボールをして遊んでおり、大きなブーン・ボックスから流れてくるラップ・ミュージック。運転していたハロルドはビビり、

「引き返そう」

と言うが、しょっちゅう葉っぱばっかやっててぼけーっとしているクマールは

「だーいじょうぶだよ、黒人だからって悪いやつらとは限らないじゃん」

と言うが、ハロルドは、

「黒人だから怖がってるわけじゃない。怖そうなやつらだから怖いんだ!」

「怖くないだろ~」とクマールが言ったところで、屈強そうな黒人の男たちを蹴散らして現れる黒人の大男がさらにすんごい強面で、「うぉぉぉぉぉぉ!」と叫びながら現れると

「引き返せ!」とクマールが叫び、車をバックさせたら道端の消火栓をブチ倒してしまい、水が路地に溢れまくる!

「ああ!おれのブーン・ボックスが!」

「オレのナイキをどおしてくれるんだ!」

と口々に叫びながら、黒人の男の人たちがレンチとか手に手に持って車に迫ってくる。

「逃げろ~~~!!!」

と車を置いて走って逃げてしまうハロルドとクマール

黒人たちは、

「??なんだ、困っているようだから、助けてあげようと思ったのに」

と言って、後から一人、タイヤを持って現れる黒人がいたりして超笑うのですが、そこでさっきの強面の黒人が、

「とにかく、消火栓が壊れたから、通報しゃなくちゃな」

といたって真面目!!

これは、アメリカ人だったら十中八九、ハロルドとクマールと同じ行動に出ると思うんだけど、普段は条件反射でやってしまうので、「ああ、自分は人種差別しているんだ」って思ってないから、こうしてみせつけられると「ああ~そうだよなあ」と思う。で、反省しつつも笑えてしまうところがいい。

つーわけで、こういう掴みは前作に引き続き上手いのですが、今回はラブ・ロマンスありので、なんとなくちょっとハリウッド入っちゃったというか。

クマールが葉っぱ始めたのが、大学のとき出会った彼女のせいで、とか、それを目撃するハロルドがパンク頭で「Y2K」のTシャツ着てたりとか、そういうエピソードは面白いし、白人以外の男の子たちが恋愛で勝利を収める、という展開はがんばれ~って思うのですが(クマールがあんな顔してキスが上手そうってのが「おっ」と思ったし)、そこ等辺のプロットが今一面白くなかったと言うか。

ハロルドとクマールがブッシュと葉っぱ吸って、ブッシュがハイになった勢いでパパ・ブッシュに電話して

「もうお前の言うことなんかきかない!」

とか言うのとかも結構笑えたけど、ブッシュ・ネタもっと期待してた割には面白くなかった。この際ブッシュが葉っぱ解禁にしちゃって、パパ・ブッシュに逆らってめちゃくちゃやりだしたら国が良くなった、とかそこまでやったらアッパレだったのだがな。

でもハロルドとクマールは貴重なアジア系の主人公たちなので、これからもがんばって欲しいすけどね。

key Word
映画 ハロルドとクマール 人種差別
映画★★★★★レビュー | コメント(0) | 【2008/08/11 02:43】
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『Real Women Have Curves』-すごいリアルないい映画です
Real Women Have Curves

最近金がないんで、図書館でDVD借りてるんですけど、無料で借りられるもんで「思いっきりスベるかも」というような映画も大胆に借りられるようになりました。だから最近私が取り上げる映画ってメインストリ-ムから外れてますよね。でもおかげで思いも寄らなかったような佳作に出会えますよ。この映画も、『Real Women Have Curves(本当の女は曲線がある)』というタイトルが気になってはいたんですけど、エセ・フェミニズムの説教臭い映画だったらムカつくな~とか思って借りないでいたんですよ。でもタダじゃん!面白くなかったときのバック・アップも何本も借りられるじゃん!ってことで借りてきました。

Real Women Have Curves
Produced: 2002
Director: Patricia Cardoso
Writing Credits: Josefina Lopez, George LaVoo
Cast:
Joey Boca: Kevin Kline
Ana Garcia:America Ferrera
Carmen Garcia: Lupe Ontiveros
Estela Garcia: Ingrid Oliu
Mr. Guzman: George Lopez
Jimmy: Brian Sites
この映画はタイトルにもあるとおり、女優さんたちはみんなデブ、というと身も蓋もないんですが、現実的です。デブの女の子が主人公、とか謳って置きながら、主人公がリヴ・タイラーとか、そういう中途半端なことはせず、ほんとうにその辺のデブの女子高生拾ってきたかのような配役です。

でも、そんな子を「ね、太っててもきれいでしょ?」と説得しようと言う押し付けがましさは一切なく、「太ってても幸せになれるのよ」というような非現実的なシンデレラ・ストーリーもなく、あくまで現実的。

女の子の太り具合だけでなく、彼女の家族のありかた、どんな家に住んでいるか、父親の職業は、という描写がいちいちリアル。

私はアメリカの人間ドラマ系って時々すっごい違和感感じるんですよね。家族もんとかさ。白人家庭で、お父さんはシナリオ・ライター、お母さんは舞台女優とかいうアーティスト系の家庭とか、お父さんはコーポレートの重役で、おかあさんは弁護士で、買ったばっかりのようなBMWとか乗り回して、同じ階級の人たちのホーム・パーティに御呼ばれして、「あり得ねーよ!」みたいな。私の生活レベルではこういう人たち存在しないので、この人たちが結婚や家族のことで悩んでいても他人事って感じで。しかも奥さん役がニコマンとかジョリ姐とかだと、さらに現実味ないじゃん。っていうのはこの人たち、セレブになってマスコミに私生活露出し過ぎちゃってるんで、そっちのイメージがキャラのイメージを食っちゃうじゃない。

この映画では主人公のアナは高校3年生で、大学に行きたいのだけど、お母さんに反対されていて願書も出していない。お姉さんのエステスが細々とやっている裁縫工場を手伝わされる、高校生活最後の夏休み。

アナはメキシコ系の一世で、メキシコ人街の、平和そうではあるが雑然とした地域に住んでいて、ハリウッドにある高校まで、バスを2本乗り継いで行かなくてはならない。でもこのごみごみ窮屈な町、チェーン店が一軒もない目抜き通り、というのをすごい羨ましいと思った。

しかし、アナの家庭は、ものすごトラディショナルなメキシコ人家庭らしく、特にお母さんがすごい。つか、お母さんがすごいのがメキシコのトラディショナルな家庭らしいのだが(特典のインタヴューで、お父さん役の人が言ってたから本当なんだろう)。

まあ平たく言えば、アナのお母さんは、女は結婚して子供生んでなんぼ、勉強なんかできたってしょうがない。高校出たらエステスの裁縫工場を手伝って、家族を助けて、もっと言えば年とった母親を助けて、家族で仲良く暮らせればいいんだ、と考えているわけ。で、アナのこと「おでぶちゃん」と呼び、「男に好かれるようにやせろ!」なんて言うんだよ。

アナは、頭が良かったのでわざわざバスを乗り継いで行かなければならないようないい高校に入れて、先生に「お前は頭がいいんだから大学に行け」とまでいわれる子なんだから、この母親には真っ向から対決しているわけなんですが、アナvs.お母さん、というのが、そのままカルチャー的にも、女性問題的にも古い習慣vs.新しい考え、というののメタファーになっていて面白い。

それと、このお母さんは『イカとクジラ』のお父さんに匹敵する、いわゆる子離れできない親。子供の可能性を潰し、「デブ」「何もできない」などと呼ぶことによって自信喪失させ、自分から離れていかないようにする。また、「家族を捨てて行く」「親不幸だ」などと罪の意識を呼び起こさせることで子供を囲い込もうとする。

これは、私もアメリカに来るとき母親にやられたので、非常に共感しました。でも、私の周りにいる人、友達も何も、みんな母親の味方だったなあ。「お母さん寂しいだけなのよ」とか。私は全くそういう風には思わず、自分の可能性を潰そうとしている母親をマジ嫌いになった。本当に、誰よりも一番遠いところにいる人だなあ、と思った。でも普通の人は、「それでも親なんだし」と許せちゃうらしくて、それが出来ない自分を恥じたりもしましたが、私にはそういう気持ちは全くないということも同時に感じたり。

あと、アナはジミーという白人の男の子とデートし始めるんですけど、これもまたワタクシの持論である、「恋愛はパワーだ!」を象徴していました。ジミーはアナみたいなぽっちゃりタイプが好きみたいなのですけど、痩せてる女がいい女と刷り込まれてきたアナにはにわかに信じがたい。しかしデートして行くうちに心が通じ合い、ジミーとセックスすることに決める。自分でコンドームを買いに行き、「I'm ready」とキッパリ言っちゃうところが色気も何もないなとは思ったのですが、処女を失う、というのは母親に対する挑戦状なのだな、と思った。

アナの母親は処女性も強調していたんですよね。処女で、痩せてて、家事ができて、働き者の女が、なにがしか価値のある女。母親はアナを、そういうものに変えようとしている。でも処女は失うもの、「もうねーよ、ざまみろ!」って感じで、やっぱり女にとって性的に開放されるということが精神の開放で、恋愛というのは開放に突き進んでいくパワーを与えてくれるのだなと思いました。

それから面白いのはアナのお姉さんのエステス。彼女もデブで、多分母親からアナと同じように扱われてきたんだと思うんだけど、29歳で未婚。自分で裁縫工場を営んでいるんだけど、工場ったって10人以下の女性たちが本当にミシンで一枚一枚ドレスを縫っていくような零細企業。ブルーミング・デイルなどの高級デパートで600ドルで売るドレスを一枚18ドルで請け負い、100枚を期日までに仕上げないと金がもらえない、という、ほとんど搾取のような状態。

これをアナは堂々と「高級デパートの奴隷じゃないか。こんな生活はしたくない」という。でもエステスにはこれが唯一自分の持っているもの。アナは、デブでもメキシコ人でも女でも、まだ18歳。夢もあれば希望もある。でもエステスは29歳で、母親にコントロールされた通り家族とともにあることを決め、これから外界に出て行くことはないだろうと思っているはず。こういうビミョーなキャラを置いたことによって、革新的なアナがんばれ!みたいなアナ一辺倒の話にしなかったところも、映画的にすごく上手いと思いました。

最後、アナはコロンビア大学に行き、ニューヨークの街を颯爽と歩いていくところで終わるのですが、女性は精神が開放されてからの方が大変なんだよな~と思いながらも、素直に「がんばれ」とエールを送りたくなるような映画でした。

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映画 女性解放 フェミニズム アメリカ・フェレーラ
いい映画 | コメント(0) | 【2008/08/10 21:51】
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『殺したいほどアイ・ラブ・ユー』-チュチュ生涯一のコメディはこれだ!
I Love You to Death


お楽しみ袋に前々から来てくれている方は、この映画が私のお気にだって知っていると思うんですけど、いや~久々に観ても面白かった!この映画、流行らなかったんだってね。なんでだろう?お話は面白いし、キャラは立っているし、最高だと思うんですが。

殺したいほどアイ・ラブ・ユー
dvd on amazon.com
Produced: 1990
Director: Lawrence Kasdan
Writing Credits: John Kostmayer
Cast:
Joey Boca: Kevin Kline
Rosalie BOca: Tracy Ullman
Mama Nadja: Joan Plowright
Deve: River Phoenix
Harlan: William Hurt
Marlon: Keanu Reeves
お目当てだったのは、リバー・フェニックスとキアヌ・リーブスと、当時50sのカバー(とオリジナル?)のレコードを出して、それがすっごい良かったトレイシー・ウルマンだったんだけど、観てみたらやっぱ一番立ってたのはジョーイ・ボッカを演じるケビン・クラインであった。

もー、ケビン・クラインがイタリア訛りで演じるスケコマシのジョーイ最高!いきなりオープニング、告解室で神父さんに先週何人の女と浮気したかを説明するところから最高!その後、自分で経営するピザ屋で元気に働いているところ、忙しいランチの後、工具箱を持って所有するアパートの配管を直すという口実で愛人を訪ねて行くところ、夜は食事の後、派手なシャツにお尻ぴちぴちのスラックスを着てディスコに出かけ、口八丁手八丁で女を口説くところ、もうみんな最高です!

ちなみに、ジョーイのアパートに住んでるジョーイの愛人って、声がすっごい可愛いのだけど、なんかの声優やってた人なんだよね。忘れちゃったけど。この人は超デカパイ。それから、ジョーイがディスコ(ホール&オーツとかかかってる)で引っ掛ける女の子は、かつてのアイドル、フィービー・ケイツ(すっげえいいお尻している)。フィービーとケビン・クラインって、この時もう夫婦だったんじゃないかなあ。ちなみにこの二人の息子が『イカとクジラ』の家族の弟の役やっているんだよね。それと、あとで出てくるブリジットという、ジョーイがボーリング場で引っ掛けた女の子はヘザーグラハム。(今、調べたら、図書館でジョーイといちゃついてる女は『ツイン・ピークス』の世界一美しい死体、シェリル・リーだって!気が付かなかった)

で、奥さんロザリーを演じるトレイシー・ウルマン。この人、演技は今一だと思うんだけど、美人じゃないし冴えないけど働き者でジョーイをすごく愛している雰囲気が当たり。

このロザリーに恋しちゃっている、変わり者の男の子・ディーヴォがリバー・フェニックスなんですけど、このリバー、最高に可愛いんだよ!リバーってぶっちゃけ、子供の頃は良かったけど、青年期になってからロクな映画出てないと思わん?この映画の役はハマってて、まだ19か20で人妻に恋をするピザ屋のバイトくんで、ヒッピーみたいな格好して、石占いとかやっちゃう超変わり者のの男の子を好演しています。

あと、ロザリーの母親、ママ・ナジャ役のジョーン・プロウライト最高!ユーゴスラビアからの移民で、ものすごいドスの効いた英語しゃべるんだけど、猟奇殺人の新聞記事をスクラップしているおばさんで、ジョーイとは嫁/姑ならぬ、婿/姑でいがみあってる関係で、ジョーイの浮気をロザリーが見つけ、「殺してやりたい」と言うと、

「ぐぅ~っど!殺人なんて、アメリカでは国技みたいなもんだから、誰も捕まらないよ」

と、躊躇するロザリーを尻目にあの手この手でジョーイを殺そうとする、とんでもないおばさん!

で、最初はママ・ナジャが知り合いの息子を雇って殺せって言うんだけど、バットで襲ってもちろん死ぬわけないし、二度目はなぜか機械の修理とかが得意なママ・ナジャがジョーイの車を爆破しようとするが失敗、3度目は睡眠薬をたっぷり入れたミート・ソースを食べさせて殺そうとする。

この食事のシーンがもう、めっさ可笑しいのだけど、ジョーイは死なないんですね~。んで、しょうがないからがーがー寝ているジョーイを撃っちゃえ、とディーヴォを呼ぶがとどめは刺せず、ディーヴォが雇ったのがマリファナで始終ぼーっとしているハーランとマーランという兄弟。

この二人を演じるのがウィリアム・ハートキアヌ・リーヴスってのがまた笑う。キアヌは、『ビル&テッド』のテッドがそのまま大きくなったらこうなるだろう、って感じなんだけど、長髪にしたウィリアム・ハート最高!Pot Head(マリファナばっかやってる人)特有のリアクション遅いとことか、心臓が右にあるのか左にあるのかわからないとか、人を一人殺そうとしているのに、レジー・ジャクソン・モデルのバットを見て野球の話になっちゃうとか、もー最高!キアヌが子供部屋にあるゴジラの人形にビビるとことかもひっくり返ります。

で、頭と胸部を撃たれているのに起き上がってきちゃうジョーイが、超可笑しい。って、可笑しいとこだらけなのだけど、これって実話なんだよね。で、場所がタコマというシアトルに近いワシントン州の町で、ジョーイの家からはシアトルが見えたりして、昔シアトルに住んでた私にとってはそういう意味でも印象深いんだよなあ。

あと、ジョーイのピザ屋に来る刑事さんとか、ジョーイの子供とか、名前も知らないような役者さんたちもすっごいいいし、あ!あと、最後に出てくるジョーイのお母さん!いかにもイタリアの肝っ玉母さんって感じですっごい可笑しいの。やっぱキャスティングっていうのは、有名・無名いっぱい知ってて、どんぴしゃな人を連れてくるべきだよなーとすっごい思わされます。

それと邦題の『殺したいほどアイ・ラブ・ユー』。こういうのを名邦題と言うんですよ。原題の『I Love You To Death』は、慣用句としては「死ぬほど愛してる」という意味なんだけど、タイトルとしてはまさしく「殺したいほど好き」という意味にひねってあって、実際ジョーイがセリフとして映画の中で使うんだよね。それをちゃんと踏まえて、しかも「愛してる」じゃなくて「アイ・ラブ・ユー」とカタカナで残しながらも、七・五の日本人が好きな語呂に合わせちゃっているという、これ以外の邦題は考えられませんね。

今回再見してみて、ってもう通算何百回も観てるんですけど、こんどこそDVD買うべきだと思いました。

key Word
映画 殺したいほどアイ・ラブ・ユー ケヴィン・クライン トレイシー・ウルマン ウィリアム・ハート リヴァー・フェニックス キアヌ・リーヴス
映画紹介 | コメント(6) | 【2008/08/02 21:58】
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「嫌いなら観なきゃいいじゃん」と言うほど馬鹿げた理論はない!とアジテイトする『姫のお楽しみ袋』

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