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『アイ・アム・レジェンド』-観た先から忘れていくような映画です
I Am Legend

いろんな人がいろんなところで「悪くないですよ」と言っていたので、いつかチェックしようと思っていたこの映画・・・・。確かに悪くはないのですが、絶対2回観ようとは思わない映画ですな。

I AM LEGEND
dvd on amazon.com
Produced: 2007
Directed by: Francis Lawrence
Writing Credits: Mark Protosevich, Akiva Goldsman
Cast:
Robert Nevelle: WIll Smith
Anna: Alice Braga
Ethan: Charlie Tahan
Marley: Willow Smith
Dr. Alice Krippin: Emma Thompson
なんでもこれは小説の映画化で、『アイ・アム・レジェンド』は3作目の映画化なんだって?小説が書かれたのが50年代だった(と思う)から、その頃にはこのコンセプトはちょおおおお怖かったに違いない。いや、今でも、地上に生きているのが自分独り、というのは怖いけれども、ヴァイルスをいじって不治の病の治療に当てるとか、そういう考えはあんまり怖くないよね。

でまー、こういうシチュエーション映画って、どーーーーしても突っ込み入れたくなっちゃうんですが、いいでしょうか?まずだなー、なんで主人公の車があんなピッカピカにきれいなんだよ?!一人であんますることないからしょっちゅう洗車してんのかな。犬もお風呂に入れてたしなー。なんかさ、一人きりで電気・ガス・水の供給もない生活の割にはふつーなので、その辺がインパクトないのだよな。

逆に現実的かなあとは思ったけどね。ニューヨークなんて、店とかいっぱいあるから、必要なものがあったらどんどん取ってくればいいんだもんね。それに自分しか使う人いないんだから、ガソリンとかでも簡単にはなくならないもんなあ。なんかさ、店とか人んちとかどんどん入っていって、いろんなもの取って来れるところは「楽しそう!」とか思っちゃった。

でも、あれですよ、あれはダメね。犬は繋いで置かなきゃダメ!どんなに頭がいい犬でも、拾い食いして変なモン食ったり、行っちゃいけないところに勢いで入って行っちゃったりして、危ないんだから。しかもこの犬は、完全なイミューンじゃないんでしょう?どういう風にヴァイルスが移るのかわかんなかったけど、ヤバイよー、放し飼いは。事が起こる前にすでにハラハラしながら観てしまった。

しかし、主人公に全く感情移入できない映画だったなあ。映画の世界にも入り込めないし。この映画ってものすごい興行収入上げたらしいけど、何がそんなに魅力的だったのかしら?ストーリーも、3回も映画化するほどすっげえ面白い話、ってんでもないし。犬が死んじゃうところとかも、普段だったら号泣しちゃいそうなシチュエーションなんだけど、なんか「ふーん」って感じだったし。

あとあの、ミュータントのゾンビみたいの!あれが結構怖くないんだよなー。で、なんか女のミュータントが生け捕りにされちゃって、男のミュータントが怒る、ってのがバカくせーとか思った。

ん~なんかどーでもいい映画だなあ。観ているときはまあ、それなりに面白かったけど、終わってみるともう記憶からささ~っと消えていってしまうような映画だ。他に書くことなし!

映画 アイ・アム・レジェンド ウィル・スミス
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映画レビュー | コメント(12) | 【2008/04/25 09:06】
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『ウォーク・ハード ロックへの階段』-下ネタ満載の超王道コメディ!
Walk Hard: The Dewey Cox Story

いやー、今時すがすがしいくらいストレートなコメディです!基本的には『ウォーク・ザ・ライン』と『レイ』のストーリー・ラインをパロっているのですが、『ドアーズ』とかのロックスター伝記映画や、本物のロキュメンタリーからも要所要所拝借していて、こういうのいっぱい観た人だったらすっごい可笑しいかも。

walk hard
dvd on amazon.com
Produced: 2007
Directed by: Jake Kasdan
Writing Credits: Judd Apatow & Jake Kasdan
Cast:
Dewey Cox: John C. Reilly
Darlene Madison: Jenna Fischer
Buddy Holly: Frankie Muniz
Elvis Presly: Jack White
Paul McCartney: Jack Black
Nate: Jonah Hill
George Harrison: Justin Long
John Lennon: Paul Rudd
Ringo Starr: Jason Schwartzman
私的に一番面白かったのは、ビートルズ!ポール・マッカートニーがジャック・ブラック、ジョン・レノンがポール・ラッド、リンゴ・スターがジェイソン・シュワルツマン、そしてジョージ・ハリソンがジャスティン・ロングだよ!ポール・マッカートニーとジョージ・ハリソンは似てんだか似てないんだかわかんないし、リンゴはマネしてないと思うし、レノンはビミョーに似てるかもしんない、という程度なんだけど、すっげえ可笑しい!似てるか似てないかわかんなくても「ありそう」「こんな会話してそう」みたいな可笑しさがある。

ホワイト・ストライプスのジャック・ホワイトが演じたエルビス・プレスリーも、似てんだかなんだかわかんないんだけど、何言ってるのか良くわかんないとことか、エルビスのイメージ通りで結構可笑しい。

で、架空のロックスター、デューイ・コックスも、パロディでありながら結構いそうなタイプで笑える。つか、今まで存在したロック・アイコンの集大成かもしんない。50年代の、ロックが「悪魔の音楽」だった頃に彗星のごとく現われ、60年代半ばにヒッピーとなり(この時、プロテスト・ソングを歌うのだが、これはディランのパロディ)、70年代は、自分の50年代のヒット曲をディスコ・アレンジしてTVでカムバック、結局みんなから忘れられて行くが、2000年代に入って、人気ラッパーが往年のヒット曲『ウォーク・ハード』の一部を自分の曲に組み込んだため話題になり、MTVかなんかで「生涯を音楽にかけた功績」を表彰され、25年ぶりに自分のバンドを呼び戻して演奏する。

このアワードでデューイ・コックスを紹介するのがエディ・べダー、『ウォーク・ハード』をカバーするのがジャクソン・ブラウン、ジュエル、あと一人顔知ってるけど名前が思い出せない。あとあのラッパーも本物のミュージシャンかも。そっち系弱いんで知りませんが。

で、話自体もバカバカしいんだけど、さすが色々なロック・スターの自伝を観ただけあって、結構的を得ている。若くして有名になり、無名時代を支えてくれた奥さんとは世界が違くなっちゃって疎遠になり、そういう痛みを紛らすためにドラッグを始め、ツアーの孤独を紛らすために愛のないセックスをしまくり、売れれば売れるほど空虚になって行くのだけど、エゴは肥大し・・・・。ただそれが全部笑っちゃうのだけど!

ギャグは下ネタ満載の超王道で、特定の流行とかヒップな表現とか知らなくても、とにかく笑える。主人公の苗字が「コックス」なので、コック(cock:ちんこの意)の複数形としてこれでもか!というほど使われているし、ビートルズに「ファック」とか「カント」とか言わせることで笑わせたり、かなりオールド・スクールなんだけど、最近こういうバカバカしくすがすがしく笑える映画って最近余りないから、新鮮だった。かなり『スパイナル・タップ』を踏襲している感じです。

ジョン・C・ライリーは適役だね。歌も上手いし、ギターも弾けるらしいから。この人ホント多芸。でも歳取ったなー。決して美男子じゃないけど、背が高くて(190CMくらいあるんだよ)スタイルいくって、『マグノリア』や『ブギー・ナイツ』では「カッコいい!」と思ったんだけど、去年の『イヤー・オブ・ザ・ドッグ』あたりからちょっと老けてきたね。あと、『ダイハード4.0』でちょっとカッコ良くなっちゃったジャスティン・ロングの長髪がいいなあ。この子本当に可愛くなった。これからどんどん普通の役で色んな映画に出て欲しいもんです。

Key Words
映画 ジョン・C・ライリー ジャスティン・ロング ジャック・ブラック ジャック・ホワイト エディ・べダー
お気に入り映画 | コメント(0) | 【2008/04/25 07:34】
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姫の野望シリーズその5:成功恐怖症?!腹が痩せない
God! Do I have fear of success?!

ジムに通うようになってから、女からも「痩せてる」と言われるようになったので、かなり痩せたと思うのですが、どうしても腹の肉は取れませんなあ。腰とか背中とか腕とか足とかケツとか、

よっしゃ!よっしゃあ!

とか思っても、腹を見ると、

むぐう・・・・

とうなってしまう。私は昔っから出っ腹で、どんなに痩せても

ビキニが着れない

体質なのだ。ちっ

で、最近気付いたんですけど、どーやら私は、この腹に対して成功恐怖症らしい。と言うのも、ジムに通うようになってから、かなり脂肪が落ちて、たまにお腹が真っ直ぐなときがあるわけよ。

おっ

とか思うのだけど、そういう時って急に不安になってしまうのよね、あら、アタシ、無理な減量してないかしら、運動し過ぎじゃないかしら、とかさ。(あんだけ食っといて、「無理な減量」もないもんだけど)

要するに、頭のどこかに「私の腹がスッキリしているわけがない」という概念があるらしく、あれほど「お腹が真っ直ぐだったらなあ」と願望しているにも関わらず、本当にそうなると

なんかおかしい!

と思ってしまうのですな。で、まるで病気のサインのごとく、ジム休んでみたり、ドカ食いしてみたり。

これってさ、なんだろうね、「自分らしくない」と思っちゃうのか、それとも余りに願望が強過ぎるため、本当になると「これを維持して行けるわけがない」と失敗を恐れてしまうのか?人の心ってのは複雑だよねえ。

次に腹が引っ込んだときには、それを維持するように努力してみようかな。そうやって自分の壁をぶち破って行けるのかもしれない。

Key Words フィットネス ジム エクササイズ 成功恐怖症
やっぱり綺麗になりたい! | コメント(5) | 【2008/04/20 03:01】
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『その土曜日、7時58分』-期待し過ぎた!
Before the Devil Knows You're Dead

フィリップ・シーモア・ホフマンイーサン・ホークが共演、しかも兄弟の役だ!ってんで、公開前からすっごく観たかったこの映画、実は監督さんのシドニー・ルメットがミソだったらしい。なんでも、『十二人の怒れる男』を映画化した名監督なんだそうだ。

Before the Devil Knows You're Dead
dvd on amazon.com
Produced: 2007
Directed by: Sidney Lumet
Writing Credits: Kelly Masterson
Cast:
Andy: Philip Seymour Hoffman
Hank: Ethan Hawke
Charles: Albert Finney
Gina: Marisa Tomei
アンディ(ホフマン)とハンク(ホーク)のハンソン兄弟は、いい年こいて金に困っている。アンディは経理のエギュゼクティヴとしていい給料貰っているにも関わらず、ドラッグにハマり、会社の金を遣いこんでいるし、ハンクはうだつが上がらない男で借金を抱え、離婚後の養育費も満足に払えない。

アンディは、会社の監査の前に遣い込んだ金を返して置かないとヤバイので、両親が経営している地元の小さな宝石店を強盗しよう、とハンクに持ちかける。自分らも店を手伝ったことがあるから、警報機とか、そういう内部のことも知ってるし、盗まれた宝石は保険がかかっているので両親は損しないし、土曜日の朝パートで働いているおばちゃんが抵抗してくるわけないから、おもちゃの拳銃持って行けば大丈夫だと。ただし、アンディは最近宝石屋に顔出して、近所の人と会ったばかりなので行けない、強盗はハンク一人でやれと。

ハンクは気が弱いので出来ないというが、いつも兄貴としてハンクの操縦法を知っているアンディに丸め込まれ、同意してしまう。しかしやっぱり気が弱いハンクは、知り合いのボビーを強盗の時のドライバーとして巻き込んでしまう。

で、強盗の当日。余りにビビりまくっているハンクに業を煮やして、ボビーが自分の本物の拳銃を持って行くと言い出す。しかも店にいたのはパートのおばちゃんじゃなくてアンディとハンクのお母さん。さらに店には拳銃が隠してあって、勇敢なお母さんは強盗を仕留めるのだが、自分も撃たれ、意識不明になる。

で、この後、どんどんどんどん状況が悪くなって行き、最後は「あーあ」という終わり方なのですが。

キャストはどんぴしゃね。太った、いやらしい、やーな男を演らせたら、フィリップ・シーモア・ホフマン上手いし(でも、情けないデブはもっと上手いんだけど)、うだつの上がらない、ちゃちな男を演らせるのは、イー様しかいないでしょう!あと意外なところでマリサ・トメイ。『いとこのヴィニー』の時のちょっとラテンぽい訛りのある英語で、すっごい細い身体で、可愛いな~と思ったのを憶えているけど、今でもキレイな身体してるね~。オール・ヌードのシーンがあるけど、あれ作り物なのかなあ。すっごいいい身体してる。

ものすごい期待しちゃったので、「こんなもん?!」と思っちゃったけど、悪い映画ではないです。でも2回観る気にならなかったな~正直言ってまあまあかも。まあ、普通に生活しているように見える人たちが、ちょっとしたきっかけでここまでやってしまうってことあるのね、という教訓にはなりましたが。

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■フィリップ・シーモア・ホフマン映画偉人伝
■イーサン・ホーク映画偉人伝

映画 その土曜日、7時58分 フィリップ・シーモア・ホフマン イーサン・ホーク シドニー・ルメット マリサ・トメイ
ミニシアター系 | コメント(4) | 【2008/04/20 02:24】
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映画偉人伝その52: ポール・トーマス・アンダーソン
Chu's Favorite Movie Personage No.51: sounds like a nice guy...

paul thomas anderson
Paul Thomas Anderson

■1970年6月26日、カリフォルニアはスタジオ・シティ生まれ。

■父親アーニィは、Ghoulardiの名でホラー・ショウのホストを務めるクリーブランドでは地元の人気者。

■昔、彼女だったフィオナ・アップルとLAに住んでいた。

■ニューヨーク大学のフィルム・プログラムで、ピューリッツァー賞を取ったDavid Mametの作品に自分の名前を付けて提出したら、"C"を付けられて返ってきたので、中退することにした。

■ニューヨーク大学のフィルム・プログラムを二日でドロップ・アウトし、戻ってきた授業料で『 Cigarettes & Coffee 』を製作した。

■1976年のフィルム『ネットワーク』の大ファン。

■クェンティン・タランティーノと友達

■マーティン・スコセッシとジョナサン・デミに大きな影響を受け、この二人がアメリカで最高の監督と言ってはばからない。
■現在はコネチカットに住んでいる。

■エイミー・マンの大ファンで、個人的に友達でもあり、『マグノリア』のサウンド・トラックでは彼女を起用した。

■「俺はね、生涯いい映画を撮っていけるんじゃないか、と感じるんだよね・・・。いわゆる第六感ってヤツ?下らない作品を撮ることもあるだろうし、賞を取ることもあるかもしれない・・・。でも多分、良くも悪くも『マグノリア』を超える作品は一生撮れないと思うなあ。」

■「うちの親父は近所で誰よりも早くビデオ・デッキを購入した人でね。小さい頃から色々観たけど、その中にポルノがあったんだよ。10歳から17歳くらいまで良く観てたなあ。興味があったからね。でも変態とかヲタにはならなかったよ」

■「年上の兄弟・姉妹がドラッグやって、ロック聴いて、クレイジーなことをやっているのを見て育ったんだ」

■「70年代、80年代のポルノには、本当にキョーレツでユニークなセリフがたくさんあるんだよ。質の問題だけじゃなくて、それを支えるスピリットみたいなものがね」

■「スティーヴン・スピルバーグの映画を観ると、わかるんだ・・・ああ、これはお伽噺だ。彼のしてることはわかるんだ。で、俺自身は癌とかカエルの映画を撮っている・・・・がしかし、それでもお客に観てもらいたいんだよ!そこをゴールにしているんだけど、まだ到達していない、自分の弱みだと思うね(チュチュ注「売れる作品を作りたい」と言っているのだと思われます)」

■(映画『マグノリア』のラスト・シーンについて「監督が自分の映画について説明しなきゃなんないってのは最悪の気分だよ!これだけは言ってもいいけど。もっと予算があったら、ザーザー降りの雨にしていたよ!」




■チュチュの映画偉人伝~INDEX~

※この記事は、IMDb (Internet Movie Database) の記事をチュチュがテキトーにサマって訳したものです。もしこの偉人伝で取り上げてもらいたい映画の偉人さんがいたら、教えてください。がんばって翻訳しま~す。
■(『ゼア・ウィル・ビー・ブラッド』のリサーチについて)「何度かベイカーズ・フィールドを訪ねて、昔のオイル・マンの博物館を見てから、映画の構想が固まってきた。博物館は石油を掘る道具がごろごろしているだけのところだったけど。当時はカメラを持ってる人が結構いたみたいで、写真もたくさんあった。油田の写真はどれも皆興味深いものだった。このリサーチのおかげであの時代を全体的にイメージすることが出来た」

■「人生に対する疑問と回答は全て映画『The Treasure of the Sierra Madre』の中に見ることが出来る。それは欲望と野望と執着、そして自分の一番最悪な部分と向き合うことだ。『ゼア・ウィル・ビー・ブラッド』を書いているとき、寝しなに必ずこの映画を観ながら眠りについた」

■(『ゼア・ウィル・ビー・ブラッド』の基礎となった『石油!』を買った理由について)「ホーム・シックにかかってて、この本の表紙がカリフォルニアの風景だったから」(チュチュ注:確か、ロンドンにいた時、とウィキに書いてあった)

■「何度体験しても、絶対に慣れないもの-少なくとも俺は-映画が終わるときの悲しさ!」

■「俺ら皆スタンレー・キューブリックの子供、そうだろ?俺たちができることで、彼がやったことのないことなんてないだろう?!」

■チュチュノート■
この人のインタヴュー、おもしろーい。もっと早く取り上げていれば良かった。PTAと言えば、一風変わった映画音楽、一筋縄では行かないキャラがいいですよね。

監督作品
■相変わらず、わけわかんないです『ゼア・ウィル・ビー・ブラッド』(2007)
■Blossoms & Blood (2003) (V)
■Mattress Man Commercial (2003) (V)
■Couch (2003) (TV)
■不思議ちゃん映画『パンチ-ドランク・ラブ』(2002)
■Saturday Night Live: The Best of Molly Shannon (2001) (V) ("FANatic" spoof)
"Saturday Night Live" (1 episode, 2000)
- Ben Affleck/Fiona Apple (2000) TV episode (segment "Fanatic")
■SNL Fanatic (2000) (TV)
■本人がベストと言っている傑作『マグノリア』(1999)
■Flagpole Special (1998) (V)
■色んな意味でスゴイ『ブギー・ナイツ』(1997)
■Sydney (1996)
■Cigarettes & Coffee (1993)
■The Dirk Diggler Story (1988)

Key Word
映画 監督 ポール・トーマス・アンダーソン
私が観た映画&DVD | コメント(0) | 【2008/04/14 05:05】
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映画偉人伝その51 ~ポール・ダノ~
Chu's Favorite Movie Personage No.50: He's the best looser I've ever seen!

paul dano
Paul Dano

■1984年6月19日、コネチカット生まれ。本名ポール・フランクリン・ダノ。身長185センチ。

■コネチカット在住のバンド、Mookのリード・ギタリスト。

■『The King』のサウンド・トラックで"Helplessly Hoping"と"Sad & Beautiful World"を演奏している。

■(音楽よりも演劇を取ったことについて)「僕はなんでも、自己流でやることに固執してるからさ。音楽には希望があるし、素晴らしいアーティストもたくさんいるんだけど、ポピュラー・ミュージックに関しては、余り興味ないんだよ。だから音楽をやって行くとしたら、どこに自分が納まるのかわからないんだ」

■「自分の行動や経験することは、悟りを開くきっかけにもなれば、堕落を導くこともあるね。L.I.E.は僕にとって大きな経験だった。今までの人生で関わったものの中で最高の経験だと思う」

■(ダニエル・ディ-ルイスと映画『The Ballad of Jack and Rose』で共演したことについて)「素晴らしかったよ。ダニエルと僕は、敵同士だった。僕がスネイクで、ダニエルの娘がローズ。前作『The Girl Next Door』から、これ以上はないって程かけ離れた役だった。悪役だもんな!スネイクだぜ!いやらしい、セクシーな存在なんだよ。ダニエルとは一日中目も合わせない日もあったよ。そのくらい緊迫感があった。真剣に仕事したね、最高だった。勉強にもなったよ。ダニエルのことすごいと思ってたから。まだオーディションも行った事ないうちからこんな経験が出来るなんて、信じられないことだ」




■チュチュの映画偉人伝~INDEX~

※この記事は、IMDb (Internet Movie Database) の記事をチュチュがテキトーにサマって訳したものです。もしこの偉人伝で取り上げてもらいたい映画の偉人さんがいたら、教えてください。がんばって翻訳しま~す。
■(『リトル・ミス・サンシャイン』の役柄について)「家で何日かしゃべらないようにしてみたんだけど、夕飯の時は無理だね。両親がしゃべっているのを聞いて、余りに馬鹿みたいなこと言っているのを黙って聞いていられないんだよ!反抗したいんだよね。あれは辛かった」

■(スティーヴ・カレルについて)「『The Daily Show』や『Bruce Almighty』で面白いことしてたから知ってはいたけど、でも名前は知らなかったかもしれないな。でもとにかく、"この人、すっげえ可笑しい!"って感じだったよ!スティーヴは本当に地に足がついた人で、すごくいい人で、尊敬している。いい友達になったし。偉そうにしている人なんて一人もいなかったな。自分が尊敬している人と仕事をしていて、その人が自分を同じレベルとして接してくれているときは仕事がし易いね。特に自信という意味ではね。だからこの映画を撮っているときは緊張なんかしなくって、すっごい楽しかった」


■チュチュノート■
負け組み高校生を演じさせたら、この人の右に出るもの無し!と思っていたんだけど、『ゼア・ウィル・ビー・ブラッド』の演技を見て「やっぱタダもんじゃない」と思いました。今後要チェックな役者さんです!

出演作品
■The Stanford Prison Experiment (2009) (pre-production) (rumored)
■The Good Heart (2008) (pre-production) .... Lucas
■Gigantic (2008) (filming) .... Brian
■Where the Wild Things Are (2009) (post-production) .... Alexander
■Explicit Ills (2008) .... Rocco
■これでタダもんじゃないと思いました『ゼア・ウィル・ビー・ブラッド』 (2007) .... Paul Sunday / Eli Sunday
■このときも「おっ」と思った『リトル・ミス・サンシャイン』(2006) .... Dwayne
■負け組み高校生を演らせたら・・・『ファーストフード・ネイション』(2006) .... Brian
■Weapons (2006) .... Chris
■The King (2005) .... Paul Sandow
■The Ballad of Jack and Rose (2005) .... Thaddius
■"The Sopranos" .... Patrick Whalen (2 episodes, 2002-2004)
- All Due Respect (2004) TV episode (as Paul Franklin Dano) .... Patrick Whalen
- Everybody Hurts (2002) TV episode .... Patrick Whalen
■Taking Lives (2004) .... Young Asher
■The Girl Next Door (2004) .... Klitz
■Light and the Sufferer (2004) .... Don (AKA: Light)
■The Emperor's Club (2002) .... Martin Blythe
■Too Young to Be a Dad (2002) (TV) (as Paul Franklin Dano) .... Matt Freeman
■L.I.E. (2001) (as Paul Franklin Dano) .... Howie Blitzer
■The Newcomers (2000) .... Joel

Key Word
映画 俳優 ポール・ダノ
俳優・女優 | コメント(0) | 【2008/04/14 03:24】
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『ゼア・ウィル・ビー・ブラッド』-面白いけどイマイチ良くわかんねー
There Will Be Blood

最初の30分くらい、なんかぼーっと観ていて、どってことなかったのですが、ポール・ダノ演ずるイーライ牧師の説教で、すっかり眼が覚めました。すげえ!ポール・ダノは、最初キャストされてなくて、やってくれ、って言われたのが撮影の3、4日前だったんだそうです。で、急いでエヴァンジェリストのリサーチして、ビデオ見て、役に挑んだらしいんですけど、すごい良くできでたよ~。この人上手いね。ここから一気に観る気にさせられました。

ゼア・ウィル・ビー・ブラッド
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Produced: 2007
Directed by: Paul Thomas Anderson
Writing Credits: Paul Thomas Anderson, Upton Sinclair
Cast:
Daniel Plainview: Daniel Day-Lewis
Paul/Eli Sunday: Paul Dano
Henry Brands: Kevin J. O'Conner
H.W. Plainview: Dillon Freasier
これがPTA監督作品だって知らなくて、観終わった後、「どーりで音楽が変!」とか思ってわろた。『パンチ-ドランク・ラブ』でも思ったけど、今回も知らないで見てるのに「変わってる音楽だなー」と思いながら観てたよ。場面にそぐわない、というのではないんだけど、要するに一般的な映画音楽じゃないんだよね。石油掘り起こしてるのが爆発して、吹っ飛ばされた息子、H.W.を抱えてダニエル(ダニエル・デイ=ルイス)が走っているバックに流れている音楽とか、すごい印象に残る。

で、その主人公のダニエル・・・・この人はなんだか良くわからないよ、私は。いろんなもの掘り起こして一攫千金を狙っている一匹狼で、その情熱ゆえにとうとう石油掘り起こしちゃった。石油があるらしい土地に行って調べまわる緻密さとか、出会う人に対する礼儀正しさとか、まあ、ビジネス・マンだから金にならないことはやらないにしても、それほど腹黒い人でもなさそうだ。石油掘ってるときに死んじゃった同僚の孤児を引き取って育ててやって、この子のこと、けっこう愛しているみたいにも見えるし。

かと思うと、油田を買う交渉に来た人が「俺たちに売って、引退して、息子の面倒を見てやれば」と言うと急にキレて、「俺が自分の息子をどう育てるかに口出しすると、殺すで」ぐらいのこと言っちゃうし、腹違いの弟、ヘンリー(ケヴィン・J・オコナー)に「俺はすごく競争心が強くて、他の人が成功するのは耐えられない」とか言ってるし、なんだか掴めないキャラだ。そこがPTAたる所以なのかな。

ネタバレに入りま~す。

で、この腹違いの弟ヘンリーが実は偽者だとわかると、あっさり殺してしまう。これも意外だったなあ。で、よよと泣くのだが、何、これは、エゴが強くて、自分をだましたり、自分のすることに口出ししたりする人は絶対に許せないのだけど、やっぱり心が許せる人が欲しい、孤独だ、という「よよ泣き」なのかしら。

息子H.W.が大きくなって結婚し、自分の会社を立ち上げたいから、パートナーシップを解消してくれ、と言ってきたときも、「俺の競合になるつもりか」と責めて、「お前は俺の息子じゃない。お前は天涯孤独だ、バスタード以下だ」と、なんかヒドイ人になってしまう。

これって、あれか、自分のイエスマンで、なんでも言うこと聞いて、ペットのように自分の側にはべってなついている人はいいけど、自分の意見を真っ直ぐ言うような人はダメ、ってこと?さらに息子に「お前は俺の"息子"というイメージをぶち壊した」と言うんだけど、小さい頃のH.W.は、ダニエルの言うことを良く聞いて、利発そうだったから、それが大きくなってきて自我を持ち始めたから気に入らないんだろうなあ。やはり、自分以外は嫌いな人なのか。

で、ラストにイーライを殺したときは目が点になってしまいました。確かに、あの、教会での洗礼のシーン、あの時、「私は子供を見離した」って何度も言わせてるイーライが意地悪だな~って思うよね。あのダニエルの屈辱感!すっげームカついて、イーライのことを睨むシーン見た?あれは名演技だったよね。とにかく、あれを根に持ってて、それで「私は偽の預言者です。神の存在は迷信だ」って何度も言わせるというのはわかるのだけど、殺すか!

このイーライとダニエルの対立がかなり大きな比重を占めているようなのだが、なんの対立なんだろう?PTAの映画って、面白いんだけど良くわかんねーんだよね。あとさ、最初に油田がある、と情報を持ってきた、イーライの双子の片割れ、ポール(ポール・ダノのダブル・キャスト)、コイツはどーなったんだろう?ダニエルがイーライに「ポールは自分で油田を掘り起こして、週に5千ドル稼いでいる」って言ってるけど、多分作り話じゃないかと思うし。コイツの存在意義も、イマイチ掴めねーしなあ。

物語の教訓がないところがPTA作品の特徴なのだろうか。

■アノラックとスノトレのGOさんが、納得行く解説をしてくれてます。こちら
■極楽三十路生活賛歌さんも、わかりやすいレヴュー書いてくれてます。いやー、いいブログ友達を持ったもんだ、私。

Key Words
映画 ポール・トーマス・アンダーソン  ダニエル・デイ=ルイス ポール・ダノ ケヴィン・J・オコナー
映画レビュー | コメント(4) | 【2008/04/14 00:27】
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『Dan in Real Life』-ベタだけど腹は立たない
Dan in Real Life

ビデオ屋さんの壁面いっぱいに鎮座していたこの作品。スティーヴ・カレル好きなんで、観たい観たいと思っていたの。『俺達ニュース・キャスター』の時のあの、気持ち悪いけど可愛いキャラの時からたまんない人だな~と思っていたのですが、やっぱ段々垢抜けてきて、『リトル・ミス・サンシャイン』ではいい男だと思うわよ。

Da in Real Life
Produced: 2007
Directed by: Peter Hedges
Writing Credits: Pierce Gardner, Peter Hedges
Cast:
Dan: Steve Carell
Marie: Juliette Binoche
Mitch: Dane Cook
Jane: Alison Pill
Cara: Brittany Robertson
Lilly: Marlene Lawston
Nana: Dianne Wiest
Poppy: John Mahoney
Dr. Ruthie: Emily Blunt
40歳の童貞』ではキャサリン・キーナー、今回はジュリエット・ビノシュと、スティーヴ・カレルって意外な女優さんを相手役に持ってくるよね。まあ、本人が選んでいるのかわかりませんが。でも今回一番驚いたのは、お母さん役のダイアン・ウィースト!この人、『ハンナとその姉妹』で、二女のホリー役だった人よ!ねーちょっと、全くさー、誰でも歳は取っていくものなんだけど、ショックー。すっごい太ったなー。お父さん役のジョン・マホニーは年寄りの役でしか知らないからそうでもなかったけど、あの『ハンナ・・・』でのぶっとびねーちゃんぶりを知っているダイアン・ウィーストは、ううう・・・・。

内容の方はですね、ううーん、スティーヴ・カレルつーっともっとエゲつないギャグかな~と期待してたんだけど、かなりハリウッドしてますね。ハ~ト・ウォ~ミングつーか。家族~!とか愛~!とかね。スティーヴ・カレル自身が垢抜けてカッコいくなってきたと同時進行で、彼が出張る映画も毒気が薄れてきたかな、と言う感じです。芸風も落ち着いてるしなあ。やっぱ最後はトム・ハンクスみたいになっちゃうのかしら?

でも、スティーヴ・カレルの面白さって、微妙なズレ加減というか、『40歳・・・』のときも、本人はすっごく幸せで、人間としても結構まっとうなのになんとなくキモい、とか、今回の役柄(ダン)も、3人娘を抱えたシングル・ファーザーで、至極マトモな普通のお父さんなのに、えらく疎ましがられたり、家族が大集合する里帰りをして、地元の本屋で女の人(ジュリエット・ビノシュ)と出会って舞い上がってる様とかが、

あら、40歳過ぎてても、やっぱり恋愛って素敵ね

ってんじゃなくて、

いい歳して、舞いあがってんな~

という、どちらかというとみっともないところが、味なわけですよ。

その味はすごいいいんですけど、この彼女、マリーが、最近彼氏ができたばっかりなので、電話番号教えてもいいけど、かけない方がいいと思う、とか言った時、

「・・・電話はしないよ、ということを言うためにかけるかも」

とか言って、あとでそれを

「すっげえバカなこと言った!ぎゃーちょー恥ずかしいよー」

とすっごい後悔するシーンがあって、そのスティーヴ・カレルは面白いんだけど、言ったセリフがイマイチなので、あんまり笑えないんだなあ。要するに何が言いたいかというと、脚本つーかお話がベタなんだわな。

なんたって、マリーの最近できた彼氏がダンの弟、ミッチで、家族の集まりにマリーが来ちゃう、という設定なんだもの。で、ダンが弟の彼女なのに、と苦悩したり、逆に見せ付けられてヤキモチ焼いてみっともない行動をしたり、マリーに色目を使ってるなんてズバリ娘に指摘されたりして、絵に描いたような情けない中年男なのですよ。

あと、もう奥さんが死んで4年にもなるのに独りのままであるダンを心配したお母さん(太ったダイアン・ウィースト)が紹介してくれるのが、小学校かなんかで「ピッグ・フェイス」と呼ばれていた女の子で、ダンの兄弟はみんな知ってて、この女とデートさせられるダンのことをからかうのですが、そのときのスティーヴ・カレルの情けない顔とか、もう爆笑。

「I don't wannna date pig face」

って言う、言い方とかもー、ありがちな感じで、こういう庶民性って、どっから出てくるのかなーとか思います。

で、実はこのピッグ・フェイスは大きくなってすっごいきれいになって(『プラダを着た悪魔』に出てたエミリー・ブラント)、デートでダンと踊るシーンがむちゃくちゃ可笑しい・・・可笑しいんだけど、ピッグ・フェイスは、実はキレイな女の人に成長していた(しかも医者)、スティーブ・カレルが踊るシーンがある、そして、この女の人と弟のミッチが最後にはくっついて、ダンとマリーはハッピーエンドだな、ってわかっちゃうでしょ?脚本的に、面白くないでしょ?

しかも、弟の彼女に横恋慕して家族中のひんしゅく買ったのに、結局わかってもらえて、マリーをに会いに行け、と家族の応援を受け、3人娘も一緒に行っちゃうところが、すっげえハリウッド的大団円。最後のシーンは、ダンとマリーの結婚式・・・。ありがちだ!ありがち過ぎる!でも『主人公は僕だった』ほど腹は立たないな。そこはやっぱスティーヴ・カレルのキャラで。

Key Words 
映画 スティーヴ・カレル ジュリエット・ビノシュ ダイアン・ウィースト
映画 | コメント(0) | 【2008/04/12 22:38】
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『譜めくりの女』-フランス映画ってロクでもないの?!
La Tourneuse de Pages

わけわからんフランス語の映画を英語の字幕で観るつーのもきっちーものがあるので、普段は観ないフランス映画なのですが、この映画、セリフ少ない。おかげで字幕読むのは助かりましたが、現実味ない。最初、主人公の女の子がピアノのオーディションで上手に弾けなくて、部屋から泣きながら出てくるのですが、表情も変わらない、涙を拭うでもなく、人が練習しているのにピアノの蓋をばったーんと閉めてみたり・・・・。で、付き添いで来ているお母さんも、そんな娘に声をかけるでもなく、淡々と建物から出て行く・・・・。そのなんとも言えない、居心地の悪い間!

page turner
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Produced: 2006
Directed by: Denis Dercourt
Writing Credits: Denis Dercourt, Jacques Sotty
Cast:
Ariane: Catherine Frot
Melanie: Deborah Farancois
なんか、素人さんの出ているアダルト・ビデオみたい。これがフランス映画の王道なの?それともこれは出来の悪い映画なの?

(ここからビッシリねたバレです)

まず最初に理解できないのが、あのオーディションって、音楽学校に入るオーディションじゃないの?他の学校は無いの?次期オーディションはないの?なんで学校に入れないとピアノをやめなきゃならないの?レッスンするお金が無いなら、一人で練習できないの?だって家にピアノあるじゃん!

それにさ、弾いている最中に人が入ってきたくらいで動揺してるようで、コンサート・ピアニストなんかできんのかよ、って感じじゃない?

で、この少女・メラニーが大きくなって、つっても18,9?で、インターンとして入った会社の、たまたま自分が働いている課の上司が、このオーディションで彼女の気を散らした張本人・アリアーヌの夫で、たまたまその時お手伝いさん(だったか)を探していたので、「私やります」と言って、アリアーヌの家に住み込みとして潜り込む・・・・。そして、交通事故にあって以来、舞台恐怖症になってしまったアリアーヌの信用を得、彼女の譜めくりになる。

自分がオーディションに落ちたのは、この女が私の気を散らしたせいだ、と復讐をもくろむ、というところが面白そう、どんな心理戦を展開していくのか、とワクワクしていたのですが、私的には

「なんでそっちいっちゃうのぉぉぉぉ」

という感じでした。なぜメラニーがそんなにもアリアーヌの信用を得ることができたのかという経緯もわからない。お手伝いに来て一日目で譜めくりにならないかと言われちゃうし、コンサートも一回やっただけ。あれがさ、何日も何日も一緒に過ごして、段々と信頼を経て、コンサートも、いくつもいくつも一緒にやって、アリアーヌが、

「ああ、メラニーなしではとてもやっていけないわ」

なーんて思うくだりが描写されているなら別よ、でも心理戦も何もあったもんじゃないんですが。

そんでさー、なんつっても驚いたのは、アリアーヌはメラニーに恋しちゃうんだよ!レズですよ!どっかに前振りあったかいな?しかもそれも、そうなるまでの経緯を丹念に描いているならまだしも、突然という印象なのだな。なんかさ、メラニーが思わせぶりにキスしようとしたり、手を握ったり、という場面はあるにはあるのだけど、

「なんだよイキナリ」

って感じで、それをアリアーヌがマジに受けちゃうのが信じられん。

なんかそういう話の流れがすっげーおおざっぱ。でさ、アリアーヌのバンドでヴァイオリンのでっかいヤツ(名前調べるの面倒くさい)弾いてる男がメラニーに色目使って、ひと気の無いところで胸をまさぐったりするのだけど、そのときメラニーが、このヴァイオリンのでっかいヤツをコイツの足に突き刺して負傷させるシーンがあって、このシーンをどうやって撮ったか、メイキングでしつこくしつこく見せているんだが、そんなに重要なシーンかなあ・・・。こんなところに力入れてないで、もっと綿密なストーリー作って欲しかったな。

アリアーヌのバンドの音楽は面白かったけど。ああいうの前衛音楽とでも呼ぶのかな。変わってて良かった。あ、あと、アリアーヌ役のカトリーヌ・フロさん?この人めっさスタイルいいねー。すっごいきれい。若いメラニーなんかよりずーっとキレイだった。ああいうおばさんになりたいなあ。でもそんだけだなー、この映画。アタシがたまたまロクでもないフランス映画ばっかり借りてきちゃうのか、それともフランス映画ってロクでもないのか。それとも私に理解する感性が全くないのだろうか。謎!

Key Words 
映画 譜めくりの女 ドゥニ・デルクール カトリーヌ・フロ デボラ・フランソワ
フランス映画 | コメント(7) | 【2008/04/09 23:55】
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『ファクトリー・ガール』-アートの世界は厳しいんです
Factory Girl

なんか、「バカさ若さゆえ」を絵に描いたようなお話ですね。若い画学生がアートの世界に憧れ、大学をドロップ・アウトしてニューヨークへ。日銭のために始めた(と思われる)モデル業がその美しさゆえ当たってしまい、華やかな世界に入ったがために自身のアートを忘れ、虚構の世界で利用され、若くしてこの世を去る・・・・・

factory girl
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Produced: 2006
Directed by: George Hickenlooper
Writing Credits: Aaron Richard Golub, Captain Mauzner
Cast:
Edie Sedgwick: Sienna Miller
Andy Warhol: Guy Pearce
Musician: Hayden Christensen
Chuck Wein: Jimmy Fallon
Richie Berlin: Mena Suvari
Julia Warhol: Beth Hatosy
Diana Vreeland: Illeana Douglas
この物語のキャラで、The Musicianとしかクレジットされていない、明らかにボブ・ディランがモデルと思われる役の描写について、ボブ・ディランが映画を訴えるって言ってたんだって?

「これじゃあまるで、ボブ・ディランのせいでイーディが死んだみたいじゃないか」

という理由で?みなさん、観てそんな風に思いました??私はボブ・ディラン、おいしいとこどりじゃねーか、と思ったんだけど。イーディのアートのセンスを見出し、「スーパースター」だなんて持ち上げられてちゃらちゃらしてねーで、自分のアートを追求するんだ!とイーディを励ます役なんだよー。でイーディも、

「最初で最後に本当に愛した人」

くらい言っちゃってるんだからさー。しかも、この役を演じたのがあのヘイデン・クリステンセンよ!アナキンの時もいい男だなーと思ったけど、今回

「おい、ボブ・ディランてこんないい男じゃねーよ!」

とか思いながらうっとり・・・この子の演らせるなんて、製作者側もボブ・ディランに相当気を遣っているんじゃない?(それにこいつが着ていた皮ジャンのカッコいかったこと!)

そこへ持ってきて、アンディ・ウォーホール・・・・。こっちの方がよっぽど映画を訴えたくならん?まあ本人は死んじゃってるからアレだけど、この描写に関係者が誰もダメ出ししてない(ようだ)ってことは、本当にこういう人だったのかもね。すっげー変な人、っていうのはまー、アーティストだからしょうがないとしても、けちでゴーマンで意地悪で冷たくて自己中なヤツ、という印象受けたね、アタシは。

しかもボブ・ディランにはウォーホールのポップ・アートは中身の無い、下らないアート、周りにはべらしてる人たち、イーディなんかを食い物にしている、と声高に批判されちゃってて、そのボブ・ディランがいい人に描かれちゃっているし。

で、主人公のイーディなんですけど、この人ってなんか才能溢れる人だったの?この人が出ているウォーホールの映画って観たことないから何とも言えないけど、つか、多分観ても私には理解できないと思うけどさ、ここで見る限り、ただ若くて破天荒なアティテュードが時代にマッチした、またはそういうところをウォーホールのような人が見初めたから存在できているだけで、本人はなんでもない印象なのですが。ウォーホールが描く、キャンベルのトマト・スープの缶やコカ・コーラの瓶のようにさ。だってあの鳩の絵・・・・あんなの誰でも描けそうな気がするんだけど、ディランはやけに褒めていた・・・まあ私は芸術家じゃないのでわかりませんが。

イーディは、恵まれない家庭で育って、愛に飢えていたので、人々から関心を集めるっていうのが本当に幸せだった、例えそれが虚構の世界だと気づいた後でも、それが捨てられなかったのだ、というのはわかってあげたいけどさ。それにファクトリーでの生活は、仲間に囲まれて、自分のやりたいことをやって、それが認められる、みんなに、そして自分がすごいと思っているアンディに認められる、っていうことが大事だったんだろうしなー。

でもあれよね、本当のアーティストっていうのは、こういう仲間に内輪受けしている幸福な時が失われたあとに、自分のアートや人生って言うものを見つめ直して、そこから本当に自分を表現し始めるものなんだろうけどさ、そこで死んじゃう人って多いよね。マジ肉体的に死んじゃう人も多いし、またはこういう世界から足洗って、まっとうな生活し始める、という意味でも。やはりこういう世界は厳しく、文字通り生き残れるのはほんの一握りってことなんでしょうな。

■アンディ・ウォーホールかよ!!ガイ・ピアースの出演作品一覧

Key Words 
映画 ジョージ・ヒッケンルーパー シエナ・ミラー ガイ・ピアース ヘイデン・クリステンセン ミーナ・スヴァーリ イレーナ・ダグラス
映画について | コメント(5) | 【2008/04/09 21:29】
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ローラ・リニー~映画偉人伝その50 ~
Chu's Favorite Movie Personage No.50: Chu's dream woman!

Laura Linney
Laura Linney

■1964年2月5日、ニューヨーク生まれ。お父さんがオフ・ブロードウェイの脚本家、お母さんは看護婦。

■モスクワのジュリアード・アート・シアター・スクールで演劇を学び、ブロードウェイに進出した。

■『真実の行方』での演技を見たクリント・イーストウッドが、自ら自作『目撃』のケイト・ホイットニー役にローラを抜擢した。

■『愛についてのキンゼイ・レポート』の役作りのために、主にクリスピー・クリーム・ドーナッツを食べて10キロ余りも体重を増やした。

■ペットのラブラドールの名前は、女優Elenoa Duseの名前を付けた。

■当時の彼氏だったエリック・ストルツが書いた『イカとクジラ』は資金集めに4年もかかった。

■メリル・ストリープの大ファン。

■好物はドーナツ。

■ろうあ学校の先生をしていたことがある。

■現在はコネチカットに住んでいる。

■2004年にブロードウェイの『Sight Unseen』に出演。これが2度目の舞台の挑戦。

■「ジム・キャリーはものすごく魅力的な人。とにかく心が広いの。彼の作品に、それが滲み出ているので、彼の役は単なる物まねに終わらないのよ。だから彼の作品はヒットするのね。この作品(『トゥルーマン・ショウ』)では彼のヒューマニティが良く見えるわ。」

■「私は自分をセレブだと思ってないし、スターだとも思わない」

■「『You Can Count On Me』の撮影では監督のケネス・ロナーガン とぶつかり合ったわ。彼は自分の脚本の一字一句を完璧に再現しないとうるさいくらい細かいのでイライラした。」

■「一日14時間もセットの中で仕事して、撮影から撮影へと移動する生活を続けていると、存在していること自体が難しくなる」

■「みんな私が誰だかわからないみたいよ。ヘレン・ハントと間違われたり、ローラ・ダーンだと思われたり。」

■「どちらかと言うと低予算映画に出ることが多いけど、思っていたよりはずっといいお金もらってるわ」

■「すっごい大げさな、感情的なキャラで、自らの傷や痛みを使うのは簡単よ、特にアメリカの演劇学校を出ていればね。でも気を付けなければならないのは、自分の痛みはそのキャラに適切ではないことが90%以上なのよ。舞台で役者がさめざめと泣いているのを見ていても、観客は何も感じていない。それは自己満足というものよ。私はやはりストーリーが一番重要だと思う。」

■「スピリチュアリティって、芸術から来ると思うわ。特に私の場合は、アートから感銘を受けることが多い」

■(役柄ごとに髪の色を変えることについて)「母は、ダークな色にすると怒るの。本気でイヤみたい。で、ダークから本当に明るいブロンドに戻すときは大変よ。未だに頭に髪の毛があることが不思議なくらい!」

■「売れ線の映画にひどいものがあるのと同じくらい、インデペンデントだってひどいものはたくさんあるのよ。売れ線映画でもいい映画に出れて良かったわ。『ミスティック・リバー』とか『トゥルーマン・ショウ』とか」

■チュチュノート■
この人、いいね!なんかすっごい大好きです。プロフィールやインタビューが結構つまんないので、偉人伝にとりあげるのためらっていたのですが、自らも言っている通り、セレブにならず、「役者」でいよう、という心意気、私生活や言動で気を惹くのではなく、演技で勝負!って感じで、やっぱそういうのって画面からあふれてくるものなのよね。




■チュチュの映画偉人伝~INDEX~

※この記事は、IMDb (Internet Movie Database) の記事をチュチュがテキトーにサマって訳したものです。もしこの偉人伝で取り上げてもらいたい映画の偉人さんがいたら、教えてください。がんばって翻訳しま~す。
出演作品
■Kevin Approaches (2009) (announced) (rumored)
■Spread (2009) (filming)
■The Other Man (2008) (filming) .... Lisa
■"John Adams" (2008) (mini) TV mini-series .... Abigail Adams
■The City of Your Final Destination (2007) .... Caroline
■The Nanny Diaries (2007) .... Mrs. X
■キリリとしたキャリア・ウーマン。ハマり役!アメリカを売った男 (2007) .... Kate Burroughs
■ダメ人間も十八番です!The Savages (2007) .... Wendy Savage
■Man of the Year (2006) .... Eleanor Green
痛いほど君が好きなのに (2006) .... Jesse:このキャラ最高!
■Jindabyne (2006) .... Claire
■"The American Experience" .... Narrator (2 episodes, 2005-2006)
- Annie Oakley (2006) TV episode (voice) .... Narrator
- Mary Pickford (2005) TV episode (voice) .... Narrator
■Driving Lessons (2006) .... Laura Marshall
エミリー・ローズ:これもキリリとしつつ人間くさい女弁護士役ばハマり! (2005) .... Erin Bruner
イカとクジラ(2005) .... Joan Berkman:ダメ母さんも得意です
■Kinsey (2004) .... Clara McMillen
ルイーズに訪れた恋は・・・ (2004):こちらはソフトな大学教授.... Louise Harrington
■"Frasier" .... Charlotte / ... (6 episodes, 2003-2004)
- Goodnight, Seattle: Part 1 (2004) TV episode .... Charlotte
- Detour (2004) TV episode .... Charlotte
- And Frasier Makes Three (2004) TV episode .... Charlotte
- Miss Right Now (2004) TV episode .... Charlotte
- Match Game (2004) TV episode .... Charlotte
(1 more)
■Love Actually (2003) .... Sarah
■Mystic River (2003) .... Annabeth Markum
これは衝撃的 ライフ・オブ・デビッド・ゲイル (2003) .... Constance Harraway
■"King of the Hill" .... Marlene (1 episode, 2002)
- Dang Ol' Love (2002) TV episode (voice) .... Marlene
■The Mothman Prophecies (2002) .... Connie Mills
■The Laramie Project (2002) .... Sherry Johnson
■Wild Iris (2001) (TV) .... Iris Bravard
■"Further Tales of the City" (2001) (mini) TV mini-series .... Mary Ann Singleton
■Maze (2000) .... Callie
■Running Mates (2000) (TV) .... Lauren Hartman
■The House of Mirth (2000) .... Bertha Dorset
■You Can Count on Me (2000) .... Samantha 'Sammy' Prescott
■Love Letters (1999) (TV) .... Melissa Gardner Cobb
■Lush (1999) .... Rachel Van Dyke
■"More Tales of the City" (1998) (mini) TV mini-series .... Mary Ann Singleton
トゥルーマン・ショー (1998) .... Meryl Burbank / Hannah Gill
■Absolute Power (1997) .... Kate Whitney
真実の行方 (1996) .... Janet Venable
■Congo (1995) .... Dr. Karen Ross
■"Law & Order" .... Martha Bowen (1 episode, 1994)
- Blue Bamboo (1994) TV episode .... Martha Bowen
■A Simple Twist of Fate (1994) .... Nancy Lambert Newland
■Searching for Bobby Fischer (1993) .... School Teacher
■"Tales of the City" (1993) (mini) TV mini-series .... Mary Ann Singleton
■Dave (1993) .... Randi
■Blind Spot (1993) (TV) .... Phoebe
■Class of '61 (1993) (TV) .... Lily Magraw
■Lorenzo's Oil (1992) .... Young Teacher

Key Word
映画 俳優 女優 ローラ・リニー
俳優・女優 | コメント(4) | 【2008/04/06 22:51】
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『フィクサー』-淡々とした話
Michael Clayton

この映画で良かったのは、悪者であるカレン(ティルダ・スウィントン)を同情できるキャラにしたことじゃないでしょうか。痛々しいほどに緊張しちゃって、脇の下にじっとり汗かいて。大体、自分の会社が悪いことしているとわかっていながら平然と世間に嘘をつき通すというのは、そうとう神経図太くないとできないんだろうな。

フィクサー
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Produced: 2007
Directed by: Tony Gilroy
Writing Credits: Tony Gilroy
Cast:
Arthur Edens: Tom Wilkinson
Marty Bach: Sydney Pollack
Karen: Tilda Swinton
Michael Clayton: George Clooney
大きな訴訟を抱えるほどの敏腕弁護士でありながら逆噴射してしまうアーサーを演じるトム・ウィルキンソンも熱演でありました。こちらも、悪者の弁護をしているというのが耐えられなくなったのか。しかし、年齢から言ってかなり経験があるのではと思うし、逆噴射の理由が良くわからない。原告団の一人である女の子にホレたのか?どちらにしろ、アーサーは、「もう汚いことをしたくない」という限界に達したのかしら?という印象を受けました。

アーサーの所属する弁護士事務所の経営者(っていうの?)であるマーティ・バック(シドニー・ポーラック)は、私のお気に入りのキャラでした。感じのいい初老のおじさんで、若い頃はそれこそ、キリキリ、ガンガン働いてきたのだろうけど、今はいいおじいちゃんで、弁護士事務所の合併だかの心配していて、部下であるマイケル・クレイトン(ジョージ・クルーニー)にさらっと大金貸してくれたりとか。

で、そのマイケル・クレイトンなんですが、弁護士事務所のフィクサーという仕事・・・。「もみ消し屋」という日本語を当てているのを見ましたが、イマイチわからんかった。冒頭にこのフィクサーがなんたるかを説明するためのエピソードがあって、議員だかなんだか、弁護士事務所の大口の客が、ひき逃げをしてしまい、それの「もみ消し」にマイケル・クレイトンが駆り出されるのだが、議員に警察へ行った方がいい、と勧めていた。なんかこの状況ではそれしか手はない、みたいな。これも一種のもみ消しであるわけなのかな、ひき逃げの。

この映画に関しては、邦題の方が興味が沸きますね。原題の『マイケル・クレイトン』では、観ようとは思わなかった。しかしどちらにしろインパクトの強い映画ではなく、なんだか地味さがTVドラマみたいで、俳優さんたちはいいのだけれど、ストーリーに余り緊張感がなかった。マイケル・クレイトンが40代半ばにして借金を背負い、仕事嫌いでギャンブルにハマっている、という哀愁はあるのだけど、なぜか感情移入できないキャラなのよね。

Key Words 
映画 フィクサー トニー・ギルロイ ジョージ・クルーニー トム・ウィルキンソン ティルダ・スウィントン
見た映画の感想 | コメント(0) | 【2008/04/05 23:15】
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『アンダーカヴァー』-スルーして構いません
We Own the Night

舞台は80年代後半のブルックリン。ホアキン演じる主役のボビーは馬鹿でかいクラブのマネージャーで、派手な生活を送っている。ボビーの一家は、実はみんなNYPDの警官というお堅い家柄なのだが、ボビーはそこのはみ出し者と言う訳だ。ある日、父親のセレモニーに来いと言われ、彼女のアマダ(エヴァ・メンデス)を連れて行ったボビーは、警官である父・アルバート(ロバート・デュヴェル)、弟・ジョセフ(マーク・ウォールバーグ)、叔父さん連中に呼ばれ、ボビーがマネジメントするクラブに出入りしているヴァディム(アレックス・ヴィードフ)が大きな麻薬取引をしているので見張れと言われるが、「そんなの俺の知ったこっちゃねえ」と退ける。

we own the night
Produced: 2007
Directed by: James Gray
Writing Credits: James Gray
Cast:
Bobby: Joaquin Phoenix
Amada: Eva Mendes
Joseph: Mark Wahlberg
Albert: Robert Duvall
Vadim: Alex Veadov
Jumbo: Danny Hoch
Pavel: Oleg Taktarov
Buzhayev: Moni Moshonov
このボビーがマネジメントするクラブのシーンが圧巻で、「アメリカもバブってたのか?!」と思わされます。昔マハラジャとか行ってた人には懐かしいんじゃないかなあ。でもさー、やたらブロンディがかかるんだけど、デッド・オア・アライブはどうした?!88年だろう?ブロンディなんて古いんじゃねーか?ユーロだろ、ユーロ?!なんて罵倒しながら観ている自分もすごいな。あ!でもあれか、ニューヨークだからか、ブロンディなのは・・・・。

んで、いきなしホアキンとエヴァ・メンデスのやらしーエッチシーンから始まるので、「そういう映画か」とか思ったのですが、なんか思わぬ方向に展開して行きました。よーするにこの頃、ロシアン・マフィアがニューヨークに台頭してきたらしく、ボビーがマネージャーをしているクラブがロシア人経営で、ロシア人のドラッグ・ディーラーが幅を利かせているために、ボビーの家族(警察)は、ボビーに気をつけろと警告しているわけなのですな。

このロシアン・マフィアを演じる人たちが結構怖い。ヴァディムは、英語上手いんだけど、この人の右腕・パヴェル(Oleg Taktarov)がものすごい訛りのきつい英語しゃべるんだけど、怖いよ!

ボビーはできれば関わりたくなかったんですけど、弟がヴァディムに撃たれ、次の標的が父親だと知ると、囮捜査に協力することに決める・・・・。もー、このシーンが怖くて怖くて、途中で止めちゃったよー!!ロシアン・マフィアの人たちは怖いもん知らずで、警察なんか屁とも思ってないし、残虐らしい、という描写が多いので、ハラハラしてしまいました。

なんかこの映画、ホアキン、マーク・ウォールバーグ、ロバートデュヴェルなんてオール・スターなのにも関わらず興行的には余り成功してないみたいなんだけど、まあ確かにイマイチなんだよね。キャラとか背景の設定なんかはいいんだけどさ、例えば、結局アルバートが殺されたことで覚悟を決めたボビーが警察に入っちゃうとかさ。それってありなん?なんかね、ボビーはヴァディムとか、ロシア人のことを色々知っているからという理由で、臨時にNYPDに雇われる、というのはアリみたいなんだけど、ガサ入れとかに素人であるボビーを連れて行くのかいな?

しかも最後、ヴァディムを追い詰めて、ボビーが撃ち殺すわけなのですが、瀕死のヴァディムが、

「ボビー・・・・」

おお、なんか言うのだな。

「ふぁっくゆー・・・」

バタっ!と死んでしまうのだが、ファックユーかよー、ベタ過ぎねえ?こういうところがイマイチの原因かと。

日本では公開されてもいないようなので、無視してもらっても構いませんが。

Key Words 
映画 ホアキン・フェニックス マーク・ウォールバーグ ロバート・デュヴェル
| コメント(0) | 【2008/04/05 20:33】
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「嫌いなら観なきゃいいじゃん」と言うほど馬鹿げた理論はない!とアジテイトする『姫のお楽しみ袋』

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