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Blades of Glory
え〜、これ観たの一週間くらい前になっちゃったんですが、日本に里帰りなんかでバタバタしてまして・・・。しかしそれでもジョン・へダーの美しさは忘れてません!
ギャグもかますんだけどやり過ぎてなくて、本物のフィギュア・スケートを良く研究して、パロディにすることで笑わせるという、手間のかかった映画で好感が持てる。 それに全く出し惜しみせず、いきなり最初の30分で全て見せちゃったところがすごい。ジョン・ヘダーとウィル・フェレルのスケートのシーンがもう、ソファから落っこちたくらい可笑しいんだけど、その後の選手紹介のミニ・ビデオ(ESPN風)がもう最高。これも、面白くしようとすると安っぽいギャグになってしまうんだけど、本物そっくりにやるから余計可笑しい(ウィル・フェレルの「Clothing optional」がモットー、っていうところなんて、マジありそうだし)。 スケートのシーンも、特典を見たらダブルもいりゃあ、特撮も使ってるんだけど、ものすごい丁寧に編集してあって、どっからどこまでが本人なのかわからない。あんなトリプルなんちゃらジャンプなんてできるわけないからダブルだなとか思うんだけど、どこで切り替わっているのかわからない。あ!でもワイヤーで吊っているのかも。 あと、ライバル役の男女ペアの二人のスケートも面白い!あの『Good Vibration』で踊ったときの衣装とかもう最高!フィギュア・スケートが取り入れると、どんなヒップでかっこいいものでも超ダサくなるところが良くわかっている。 ストーリーは、ヘダー演じるジミーが、孤児院から億万長者に引き取られてスケートの英才教育を受けてきたエリート、フェレルのチャズ・マイケル・マイケルズ(この名前がすでに可笑しい)が、やはり孤児なのだけど、ストリートで極悪の限りを尽くしてきた成り上がり(しかもデトロイト!)で、この二人はライバルであったのだが、表彰台で大喧嘩したことが原因で男子シングルスから永久追放され、仕方なくペアを組んで再起をかけるわけ。ストーリーで見せる映画じゃないんでかなりベタですが、最初いがみ合っていた二人が、段々仲良くなって行くところとかなんだか感動的で、最後の決戦のところなんかハラハラしながら見守ってしまったわ(曲が『フラッシュ・ゴードン』だったのが笑いましたが)。 Key Word ウィル・フェレル ジョン・ヘダー 気になる映画
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Fast Food Nation
原作『ファストフードが世界を食いつくす』はリサーチ本だと思うのだけど、そこからキャラクターを起こしてストーリーを作ったのはブリリアントだと思った。単に事実を伝えるドキュメンタリーとして見るよりも、そのビジネスやシステムが人々に与える影響や、その人々の思いが伝わってきて、この題材に関して少し考えてみよう、という気にさせられる。
どーせ殺して食っちゃうんだから、と思うかも知れないけど、それは違うなあと思った。一匹にかろうじて必要なスペースで横も向けないようなところに閉じ込められ、ミルクを生産する道具として扱われる牝牛。狭いところにたくさん入れられているのでイライラしてケンカするので、くちばしを切られてしまうニワトリ。 そして、人間も搾取される。人件費節約のためにメキシコからの不法入国者を使う。生産性を上げるために安全性を無視する。労働者が怪我をすれば、怪我した人の非を見つけ出して保障を払わない。 ファスト・フード会社のマーケティングをしているドンが、調査のために会うルディという農場主が、 「これはいい人対悪い人という問題ではない。"利益、利益、更なる利益"と繰り返す機械との戦いなのだ」 というシーンがあるのだけど、そうだなあと思った。確かにビジネスというものは、効率良く生産することが当たり前なのだが、ニワトリにケンカさせないためにくちばしを切ってしまう、という結論が出るのは、どっか人間的情緒がかけていると思う。 最後に出てくる牛の屠殺のシーンを見ると、あんなことまでして肉食わなくてもいい、って気にさせられる。昔は日本でも、穢多・非人といって差別されていた人達が屠殺を請け負っていた。要するに他の仕事が出来るなら、誰もやりたくない仕事なわけじゃない。それを不法入国者にやらせて、安く消費者に提供するってのもなんだかなあ。 食べ物が異常に安くなると、感謝の気持ちがなくなるじゃない。映画の中でも、ファスト・フードの店で働く高校生が、ハンバーガーのパテを焼く前に床に落っことしても気にせず焼いちゃったりというシーンが出てくる。食べ物っていう意識がない。個人経営している農場だって、結局は殺して食べるために家畜を飼っているわけなのだけど、毎日家畜の世話をして身近で過ごすことによって「ああ、これを食らって生きているのだな、私たちは」という意識はある。ある程度値が張るからこそその価値というものがわかるのじゃないかなあ。 また、環境保護の活動家の大学生たちも出てくるのだけど、これも現在のアメリカを象徴しているなあと思った。この映画ってあんまり評価されてないみたいなんだけど、ところどころに何気なく、現在のアメリカを鋭く切っているセリフとかちらりちらりと出てきて、「なるほどね」と思わされる。きっと、こういう問題に対してすでに色々知っている人から見ると、「今さら何を!」と思うのかも知れないけど、普段余りこういうことを意識していない人達に「あなたはどう思いますか?」と問いかけるには非常にいいアプローチだと思う。 それと出演者がなかなかいいよね。メキシコ人の不法入国者で、精肉工場で働くラウルを演じるのが、『70's Show』で、ちょっとおかまっぽいインド人を演じていたウィルマー・バルデラマ。今回マジメな役なので最初「どっかで見たことある・・・」と思いながらしばし思い出せなかった。その奥さん・シルビアは、『The Hottest Statet』でキョーレツに印象に残ったカタリーナ・サンディノ・モレノが演じている。実物を見たらすっごくキレイな人なんだろうけど、銀幕の中ではムチムチした身体で、すっごい普通っぽさを持ってる女優さん。この夫婦は本当に普通の、私たちが共感できる人間的なキャラで、こんな誠実な人達が大きなビジネスという機械に巻き込まれて行く様を見ると「ビジネスなんだからしょうがないじゃん」と思えなくなってしまう。 また、大腸菌に汚染された肉を平気で売っているビジネスマンにブルース・ウィリス(ビジネスマンとしては最低の職業倫理の持ち主なんだけど、ご近所のおじさんとか、レストランのお客さんとしてはすっごく気さくでいいおじさんって感じの人を好演)、こういう世の中で自分なりに誠実に生きて行こうとする風来坊的なキャラにイーサン・ホーク、その影響を受けて色々考える賢い姪・アンバー役にアシュレイ・ジョンソン(この子も見たことあるんだけど思い出せない)も、18歳の多感で理想主義、でもだからこそこの世代の子たちに色々考えて欲しいな、という役柄を好演。そのお母さん役がパトリシア・アークエットで、ああ、『トゥルー・ロマンス』でサイコーにセクシーで可愛くてぶっ飛んだ役をやっていたこの人が、時給10ドルの仕事をしながら高校生の娘を育てるスレたお母さん役を演じる年になったのね、と感慨深い。 それから、アンバーがファスト・フード店で働くブライアンにポール・ダノ(これと『リトル・ミス・サンシャイン』を見ると、現代の負け組高校生を演らせたら、この人の右に出る者はないんでないかと思う)、アンバーが出逢う革命を夢見る大学生に、『サムサッカー』からかなり成長したルー・テイラー・プッチ(名前見るまでわかんなかった)、その仲間のいかにも裕福な家庭の娘って感じの環境保護かぶれ大学生をアヴリル・ラヴィーンが結構好演していて、新旧取り混ぜたこの配役はなかなか興味深かった。 最後、屠殺場で泣きながら仕事をしているシルビアを見て本当に心が痛んだ。なんでこの人達は故郷を捨ててアメリカに来たんだろう?時給10ドルでこき使われて、不法滞在でなんの保障も権利も無い、そんな立場にいるのになぜ??と思いながら観てたんだけど、「あ!この人達の本国での生活は、これより更に悪いのか」と気が付いて、更に落ち込んだ。一見なんの関係もないように見えるけど、すっごく貧しい国があるというのも、資本主義の国が行き過ぎた搾取をしたせいなんだと思う。人生っていうのはフェアじゃないし、みんなが平等に幸せにはなれないと思うのだけど、今の企業の利益ってどこに行くのよ?と思う。一握りの人達が、使い切れないくらいのお金を持つためだったら、馬鹿げてるよね。 余談ですが、邦題の『ファーストフード・ネイション』・・・・・。いい加減「ファスト・フード」に訂正したらどうかね。もう日本人だって、マクドナルドが「First Food」じゃなくて「Fast Food」、つまり速い、即席の食べ物だってことはわかってるんだから・・・・・。 ■こちらはコミカルな健康の観点から同じテーマにアプローチ『スーパーサイズ・ミー』 Key Word ファーストフード・ネイション リチャード・リンクレイター エリック・シュローサー グレッグ・キニア ドン イーサン・ホーク パトリシア・アークエット アヴリル・ラヴィーン カタリーナ・サンディノ・モレノ クリス・クリストファーソン ポール・ダノ アシュレイ・ジョンソン ウィルマー・バルデラマ ルー・テイラー・プッチ 映画感想
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Author Profile
チュチュ姫 私は小さい頃から日記を書いていて、書くことによって自分が癒されることを知っていたのですが、何年も(何十年?!)書いていると、結局いつも同じ事をぐるぐる書き続けていることに気付きました。思っていることを書き出すことによってスッキリしたり、頭の整理が出来たりしていたのですが、結局、自分の一番見たくないところは避けているので、結論に達しないままズルズルと同じ事を書き続けて行くのです。 ブログを始めた時、私はかなり内向的になっていて、自分から外の世界へ出て行くことなく色々なことを学べたり、他人と交流できるブログってすばらしい!と思ってかなりハマったのですが、今考えてみると実際は自分との交流だったような気がします。 映画のことを書くのが楽しいのは、自分だけの体験でありながら、同じ映画を観た人とそれを分かち合えることだと思います。音楽もそうだけど、とにかく、自分しか読まない日記に、自分だけの体験を書くのと違って、他の人にも私の感じていることが伝わるよう言葉を選んだり、表現を考えたり、無駄を省いたりしているうちに、自分でも見えなかった(見たくなかった?)自分が見えるようになってきました。 そういう時期を経て、今、私は外の世界に出て行く準備が出来てきたような感じがしています。去年からジムに行きだした、今年はギターを始めた。ブログに映画や音楽のことを書いていただけなのに、それによって自分にとって大事なものや、自分てどんな人間なのか、なんとなくわかったような気がするだけでもすごいことだなあと思います。 それはもちろん、ブログにコメしてくれた人や、ブログを通して友達になった人たちのパワーを分けてもらったおかげがものすごく大きいと思いました。ネット上での交流というのは幻想じゃないか?ヴァーチャルじゃないか?という議論もありますが、例えそうだとしても、私には大変意義のあるものです。特に私はアメリカに住んでいるので、いながらにして日本の人達と交流できるなんて、テクノロジーの発展に心から感謝しています。 これからどんどん外に出て行くとまたまた更新が滞ってしまいそうですが、気長に続けて行きますので、今後ともヨロシクお願い致します。 コメントに色々禁止設定をしたら「コメできない」と言う人がいたので、禁止解除して、承認制にしました。トラック・バックに関しては承認制度を取っていたのですが、スパムがひどくて完全禁止にしました。関連記事をリンクさせたい方は、コメントと共に記事のURL貼ってもらって結構ですから。もしくはお気軽にprince55chu@hotmail.com へ連絡ください。 チュチュ姫トリビア ■10月5日、東京は錦糸町生まれ、てんびん座。千葉は浦安で育つ。7歳の誕生日に日記帳をもらったのをきっかけに書くことが好きになる。 ■95年にアメリカに渡り、ワシントン州シアトルに1年住んだあと、ミシガン州に移動し、2001年に大学卒業。現在は日系自動車会社で働いている。 ■血液型はB型。「B型以外には見えない」と良く言われる。B型の研究というサイトに載っている分析にピッタリ当てはまった性格ですので、ご興味のある方はどうぞ。 ■2年間、カンフーを習っていたことがある。そのときのあだ名は「アサシン」 ■「チュチュ姫」のHNは、"Princess Chu"と呼ばれるようになったことから思いついた。「チュー姫」だとマヌケなので「チュチュ」にした。最初はとにかくブログを始めたかったので、あまり深く考えずにつけたHNだが、最近好きになってきた。というのも、時々、うちの飼い犬が可愛らしいことをすると、「かわいいでチュ〜〜〜〜〜!!!!」と自分が叫んでいることを発見したため。姫の部分は、私の自己中な性格を反映していて、いいかもしれないと思い始めた。 ■ジムに通い始めて早一年。ウォーター・エアロビクスにハマっていたが、最近体力がついてきて、ウォーターでは物足りなくなってきていて、アドヴァンストのトレーニングクラスに通っている。膝が痛くならなくなったことが驚き!やっぱ鍛えれば鍛えられるのだ。 ■最近ハマってる食べ物は缶詰のニジマス。野菜と一緒にいためて、玄米と共に食べると旨い。しょうがなんか入れちゃうと更に旨い! ■犬を飼っている。チュチュ姫の親バカ振りを知りたいという酔狂な方はチュチュ姫親バカ日誌を参照のこと。 ■セキセイインコのつがいを飼っている。メスは「パーディ」オスは「バーディ」。私がギターを弾き出すと「ぎゃっぎゃっ」と一緒に歌いだす。コード・チェンジに詰まってギターが鳴り止むと、一緒に息を潜めて、私が次のコードを弾くまで待っているところが笑う。 ■最近尊敬している人のリストに加わったのは小倉千加子。小林よしのり、マイケル・ムーアと並んで、バッシングされようが何しようが、言いたいことはオブラートに包んだりせずストレートに言える人は大好き。それにこの人たちは、こまっしゃくれた表現で煙に巻くようなことはせず、誰にでもわかるように伝えようとしているところに頭が下がる。 ■それから、貧乏でも、ヤク中でも、アル中でも、一生をミュージシャンとして終えた人は尊敬する。 ■注目している俳優は、ケイト・ウィンズレット、キリアン・マーフィー、ローラ・レニーかな。 ■一番最近のお気に入り映画は『The Hottest State』。とにかくものすごいパワフルな映画。『ウェイトレス〜おいしい人生のつくりかた』も最近のお気に入り。 ■音楽の方は、すっかりブリティッシュづいている。クーラ・シェイカー、リトル・バーリー、ダムド(ファーストだけです)。日本にいる頃は「アメリカに行けば観たいライブが観れる!」と思っていたのにブリティッシュ好みになってしまうとは、私のズレ加減にもほどがある。 ■最近観たギグはヴェルヴェット・リヴォルヴァー。本当はクーラとかバーリーが観たいんだけど、アメリカ来ないので・・・・。でも日本にいた頃観なかったバンドとか、今ではすっごい小さい会場でやっているので、間近で観れると言うメリットはある。今年は月に一回はギグに行こうかと思っている。 チュチュ的ファンタジーを掻き立てるミュージシャンリスト(常時更新) ブルース・ディキンソン、ポール・ディアノ、スティーヴ・ハリス、ジェリー・ノーラン、ディーディー・ラモーン、ジョーイ・ラモーン、ニッキー・シックス、デイヴ・リー・ロス、ピート・バーンズ、スチュワート・コープランド、ジョン・ポール・ジョーンズ、ダフ・マッケィガン その他筆者の人間性が暴かれている記事はこちら [PREVIOUS PROFILES] ■2周年記念自己紹介アップデート ■2007年上半期自己紹介アップデート ■2007年年初の自己紹介 ■オリジナル自己紹介 [PRINCESS BULLSHITS] ■ジェイク・ジレンハールとの相性を占ってみる ■デトロイトのダウンタウンて、こうよ?! ■チュチュ姫、凹みの記録 ■氷の世界 ■チュチュの日曜大工日記:キッチン ■チュチュの寝室初公開! ■チュチュの日曜大工日記:リビングルーム ■チュチュ姫の脳内を探る ■姫のパーフェクトな一日 ■森林浴で癒されてくださーい ■姫2008年新年の誓い ■姫2007年のまとめ [THE TRIUMPHAL RETURN OF PRINCESS] ■チュチュ姫様2006年日本ご訪問の覚え書き ■2007年チュチュ姫日本凱旋記 [BATTON TO THE PRINCESS!] ■あなたを***に例えると?バトン ■酒バトン ■2006年〆バトン ■良く当たる心理テスト ■今の仕事やめることにしました! ■チュチュ的恋愛観 ■子供の頃に読んだ本を教えてください [PRINCESS IS LEAN AND MEAN] ■下半身改造計画と姫の野望 ■チュチュ姫ワークアウト・ダイジェスト ■姫の野望−その後 ■姫の野望シリーズその3 ■姫の野望シリーズその4 自己紹介
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Pleasure Sac's Music Index
音楽 バンド アーティスト 洋楽CDレビュー
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