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『メメント』-2回観ない方がいいかも!
Memento

目が離せないって感じの、面白い映画です。ネタバレってほどのことは書いてないけど、読んでから観るとちょっと興ざめかもしれない。この映画に興味があったら、ぜひ観てから読んでください。

20070131055437.jpg
dvd on amazon.com
Produced: 2000
Directed by: Christopher Nolan
Writing Credits: Jonathan Nolan, Christopher Nolan
Cast:
Leonard: Guy Pearce
Natalie: Carrie-Anne Moss
Teddy: Joe Pantoliano
Burt:Mark Boone Junior
これって、Short-term memory loss とか言って、長期の記憶はあるんだけど、短期の記憶がないってんでしょ?実は犬の飼い方の本で、犬は短期の記憶がないって書いてあったんだけど、その感覚がイマイチわからなかった。例えば、飼い主が出かけて、5時間帰って来なかろうと、忘れ物をして5分で帰って来ようと、違いはないらしいとか。人間なら、「早く帰って来ないかな」とか思うんだろうけど、犬は・・・どう感じているんだろう?

メメント』は最初、レナード(ガイ・ピアース)がテディ(ジョー・パントリアノ)を殺すシーンから始まり、次のシーンはテディを殺す前に何が起こったかと、逆に進んで行くのだけど、このShort-term memory loss の人が実際どういう風に感じているのかを観ている人に体験してもらうためにあえてそうしてあるんだろうな。ふーん、なんとなく納得。

自分が女を殴って、殴ったことを忘れないようにとメモしておこうと、しゃかりきになってペンを探しているんだけど、その最中に殴られた女がドアから入って来たら「どうしたんだ?」って、自分が何のためにペンを探していたかも忘れて「氷で冷やさなきゃ」とか言ってるし。これって犬が、落っこっちゃったクッキーを一生懸命探しているときに新しいクッキーをやると、探していたクッキーのことはすっかり忘れてしまうのと一緒?

あと、わーっと走っている最中に「あれ・・・何してたんだっけ・・・」とか考えてて、「あ!あの男を追いかけていたんだ!」と男に向かっていくと発砲されて、「あ!追いかけられていたんだっけ」と逃げ始めるところが笑う。うちの犬もわーっとボールを追っかけていて、見失って捜している最中に急に興味がなくなってしまったように見える時、「何やってたんだっけ・・・」とか考えているのであろうな。

ロジャー・イバートさんが、「レナードの最後の記憶が奥さんが殺されたときで、自分がそのとき頭部を殴られたことが原因でこの状態になったのだったら、どうして自分が短期の記憶がないのを理解しているのだろう」という、ものすごい基本的なツッコミを入れていたが、確かにその通りだ。「あなたは明日から、短期の記憶が無くなるんですよ」と言われたのなら、「え!どうしよう?!じゃあ、忘れないようにポラロイド撮ってメモしておく」とか「重要なことは刺青しておく」とか思うんだろうけど、殴られて気がついたらもう短期の記憶が無かったんでしょう?そしてら「実は、あなたは短期の記憶が無くなったんですよ」って言われて、「そうか!」とか思っても、次の瞬間忘れてるわけじゃん。

奥さんをレイプして殺した相手を探すのに、電話で「犯人はドラッグ・ディラーらしい」と聞いて、「確かにそれならつじつまが合う。ファイルのここにこういう表記があるし、あそこにこういう表記があるし・・・全部繋がる」って言うんだけどさ、「どこそこにこういう表記があった」って憶えてないんじゃないの?普通の人なら、「あ!あの辺に書いたんだよなあ」とかって思うんだけど、記憶ないなら、毎回最初からずーっと読み直さなきゃいけないんじゃない?

その点は、『50回目のファースト・キス』の方が上手く表現していた。あれも短期記憶喪失みたいな感じでしょ?最後の記憶がある日から一日も進まないので、家族の方が毎日同じ日付の新聞を用意したり、描きかけの絵を主人公が描き足すと消しておいたり。でもあれも最後結婚して、結婚したことを思い出させるために、というより認識してもらうために、朝、結婚式だのの入ったビデオを見せるんだけど、何年も経ったら見るものが膨大になっちゃって、消化し切れないよなー。

でも、その辺のところは、観ているときには余り気にならないから大丈夫。だいたい、そういう人が本当にどう感じているかなんてわからないから、「あーそういうもん」とか思いながら観るしかないし。それに、逆進行して行くから「??」というのと「ああ、そうか」というのが交互に来て面白い。2回観たらよりよくストーリーがわかったけど、2回観るといろいろツッコミたくなってくるから、一回だけの方がいいかも。でもちょっとあがらえないかもな、DVDだと。もう一回観たくなっちゃうよ。

気になったこと:レナードがしょっちゅう、ジャケットの中に手を入れて、肩のところを直すんだけど、あれってなんか意味あるの?

余談1:パッケージがすげー開けづらい!友達に借りたのでなければ、ヒステリー起こして破いているところだった。それから、映画をプレイするまでの過程が心理テストみたくなっていてうざったい。正直観るのやめようかと思ったもん。(書いてから思ったけど、日本版のパッケージの写真見ると、全然違うかも。私が借りたのは、レナードの病気のレポートを再現したような紙ジャケで、なんだかえらく面倒くさい折り方になっていた)

余談2:レナードが奥さんのことを思い出すシーンで、奥さんが、ボロボロで表紙も無くなっちゃってる本を読んでいるとレナードが、

「それもう何千回も読んでない?結末がわかっている話なんて何度も読んで面白いかね」と言うと奥さんが

「うるさいわね。面白いから読んでるの。あなたのことイライラさせようと思って読んでるわけじゃないんだから、黙って読ませて」

というシーンがあるんだけど、わかるなー!この奥さんは、言い返しながらも上手くあしらっている感じだけど、私は男がいると何が嫌かって、こういうこと言われるのがマジで嫌なんだよね。アイアン・メイデンのライブ観て涙ぐんじゃったり、クライヴ・バーの病気のことを知ってしんみりしちゃったり、男に茶化されることなくどっぷりその時の気分に浸れるのって、なんて幸せなんだろう!あーあ、こうして独身ドツボにハマって行くのね~!

ガイ・ピアースの出演作品一覧

Key Words 映画 メメント 
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映画 | コメント(8) | 【2007/01/31 06:34】
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クライブ・バーの多発性硬化症基金について
Music has been my salvation, and I'm always looking for a way to show my appreciation...

If you don't read Japanese, please see my English messege at the bottom

ついさっき、アイアン・メイデンのドラマーだったクライヴ・バー多発性硬化症 (multiple sclerosis)だということを知りました。中枢神経系の脱髄疾患の一つで、手足のしびれや、バランスが悪くなるなどの様々な症状がある難病だそうです。アイアン・メイデンは、クライヴをサポートするためにThe Clive Burr MS Trust Fundという基金を設立、2002年の9月からチャリティ・ライブやオークションを行なっています(このオークションで特大エディ人形を落札したのは日本の人だそうです。日本の狭い住宅で、エディと寝起きを共にしてるんでしょうか?!)

世界的に有名なバンドですから、それで既にかなりのお金を作ったとは思いますが、基金は今後のクライヴの生活費から治療費までずっとカバーして行くとのことですので、これからなされる寄付も、助けになるに違いありません。この病気は、治療法がまだ見つかっていないそうなので、クライヴも色々な新薬の実験に参加しているらしく、お金はいくらあっても困ることはないと思います。

このクライヴの基金のサイトが全て英語なので、寄付の仕方を日本語で説明しました。PayPalとか使ったことある人は沢山いるだろうし、みんなこんな英語くらいわかるよ!って言うかもしれませんが、送金方法がわからなくて面倒になって寄付するのをやめてしまう人がいるのではないかと思ったので、一応・・・・。

私は、辛いとき、哀しいときに私を支えてくれた音楽を作ってくれた人たちには、とても返し切れない恩義があると常々思っていましたので、これが少しでもお返しになればと思っています。もし同じように感じている人がいたら、是非、寄付をしてあげてください。

この基金に送られたお金が、2003年の1月のアップデート時点でどのように使われたかの詳細は以下の通りです。

■クライヴは病気のせいで家のローンが払えなくなり、ホームレスになるところだったが、この寄付金のおかげで家の問題は解決できた。
■クライヴの特別な治療に必要なお金がカバーされた。
■クライヴに小旅行がプレゼントされた。
■クライヴの家を病気に対応して住みやすくするためにお金が使われた。
■スティーブ・ハリスの幼馴染やメイデンに関連深い人で、同じ病気にかかっている人たちのサポートもしている。


クライブ・バーの基金への寄付の仕方

The Clive Burr MS Trust Fundのサイトへ行くと次の3つの方法が書かれています。

1.PayPalを使う方法―これが一番簡単だけど、クレジット・カードが必要。「1. Use your PayPal account to donate - click here.」の「Click Here」をクリックすると別画面が開く。「Price」のところに何ポンド寄付するか入れる(1000円=約4.14ポンド)。その後、以下を記入、もしくは選択する。

Country(国)ドロップダウンからJapanを選択

Credit or Debit Card Information(クレジット・カードについて)
First Name: 名前
Last Name:苗字
Card Type:ドロップ・ダウンからVISA、Master などを選ぶと以下が現れる

Card Number: クレジットカード・ナンバーを入れる
Expiration Date: 有効期限を何月、何年の順にドロップ・ダウンから選ぶ
Card Security Code: カードの裏、サインするところに載っている3桁のナンバーを入れる

Billing Address(請求先)
Address Line 1:県名、都名などの手前まで入れる(日本の住所の順番で入れておいて大丈夫だと思うけど、1-2-2、Benten Urayasu-shi*注 のように逆に入れる)
Address Line 2:アパートの号室とかはここに入れる

*注:寄付をしてくれたパーニャさんから、ここに「City」という欄があった、と訂正が入りました。その場合、市とか区はここに入れたらいいと思います。ごめん、見落とした

Prefecture:県名、都名など
Postal Code:郵便番号
Is this your postal address?:これは請求先と荷物の届け先が一緒かと聞いているが、この場合荷物はないので、Yesにして置けば良い。

Contact Information(連絡先)
Email Address:確認のメイルを送って欲しいメイルアドレスを入れる
Home Telephone: 電話番号日本の国番号、81のあとに自分の電話番号を入れる

Security Check(セキュリティ・チェック)
Type the characters as shown in the box.「ハコの中の文字等を入力しなさい」と出るので、
Enter the security code:のところにその通りに入れる

「Continue」をクリック

自分が入力した情報が間違っていたら、「Edit」をクリックして直す

情報がOKなら「Pay」をクリック

入力したメイル・アドレスに確認のメイルが届く

2.International Money Order(国際為替)を使う方法―銀行等で"Clive Burr MS Trust Fund"宛ての為替をポンド立てで作り、下記の住所に郵送。ポンド以外の外貨だと、手数料が高過ぎて現金化できないので、必ずポンド立てで。(1000円=約4.14ポンド)

Clive Burr Fund - IronMaiden.com
PO Box 666
London
W14 0YU
UNITED KINGDOM

3.のオプションは、United Kingdom在住の方のみの方法なので、日本から寄付する場合は適用されません。

質問等はdonations@ironmaiden.com.へイーメイルできますし、もし私で助けになるならなんなりとコメント欄に残してください。

Run to the Hills, Pt. 2また、メタ馬鹿さんからの情報によると、このCDの収益も全てクライヴの基金に寄付されるそうです。
cd on amazon.com


以下、英語圏からたどり着いた人たちへのメッセージです。

To Those who read English,

Hello! Welcome to Princess Chu's Pleasure Sac. I rarely write my blog in English, but this time, I want to reach as many people as I can. I just learned Clive Burr, the ex. Iron Maiden drummer, has been diagnosed with multiple sclerosis. Since 2002, Iron Maidan is supporting him by establishing the Clive Burr MS Trust Fund, and holding some charity gigs and auctions, so I'm sure that has already raised a ton of money. However, the fund is still making regular payments to help with Clive's living expenses and the cost of medical treatment, so further donation is still a huge help. Music has been my salvation, so I'm always looking for a way to show my apprecation to the bands I love. I saw the site of Clive's fund all in English, so here I translated it for Japanese fans who might've hegitated to make a donation because the instruction is in English.

For you guys who read English, just go straight to The Clive Burr MS Trust Fund site. There is a thorough Englsh instruction to make a donation, and information on Clive's condition. I made a small contribution via PayPal, and I'm not in a position to ask you to do the same, but if you do, just remember some Japanese Metal fan you never met is thanking you somewhere on the earth!


アイアン・メイデンの関連記事はこちら

Key Words
音楽 ロック メタル アイアン・メイデン クライヴ・バー クライブ・バー 多発性硬化症
HR/HM | コメント(2) | 【2007/01/28 10:55】
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デブリビオン下半身改造計画と姫の野望
I'm living in deblivion... Gotta get out!!!

フィットネス・クラブに入会しました。『お楽しみ袋』を始めて1年半、うだうだ映画ばっかり観てたら太ったんだよ!椅子に座ったときの太ももの広がり具合を見て「なんじゃこりゃああ!!」(ジーパン刑事でお願いします)と目を剥いてしまった。これはいかん。

私は肥満ではありませんが、どのくらい太っているかというと、男には「そのくらいで調度いいんじゃん」と言われ、

女には絶対痩せてると言われない

くらいのデブです。代わりに女に良く言われるのは、

「食べる割には太らないね」

「がっちりした身体」

「へ~、チューさんSサイズなんだ」

殺すでワレ~!!! 女の見る目はキツいが、その中でも私はさらにビッチーな女なので、こっちも相手にすごいこと言っているとは思うが。

昔はフィットネス・クラブなんかに大金払うなんて、ばっかじゃねーの、家でいくらでもできるじゃん、運動なんて!とか思ってたけど、最近体力落ちてねえ、家にいるとヤル気出ないよ、あたしゃ。昔はそれこそ、朝5時まで居酒屋で飲んで、追い出されてダンキン・ドーナツ行って、始発が出るまでドーナツとコーヒーかっ食らって、家に帰ったら思いっきり筋トレやって、一っ風呂浴びてから寝ないでバイトとか行ったもんだった(しかもこういう日が何日か続くこともあったりした)が、トシには勝てねえか。

ミシガンは、全米で最も肥満している州の第一位じゃねーの、って自慢していると思われると困るんだけど、そのせいかすげえクラブがあるんだよ!その名も『Lifetime Fitness』ですぜ!でかいよ!マシーンもプールも、スパも、サウナも、バスケも、ラケットボールも、ヨガ、スピン、ジャザサイズ、とクラスもなんでもありまっせ。いつも満員御礼なのに、不思議とマシーンが使えないってことは無い。入会した割には全然来ない奴とか、そういう余剰も利益に見込んで会員募集しているのだろうに、駐車場も一杯だけど駐められないってことはないという、あのビミョーな計算はどうやってしているんだろう?

入会金170ドル、月謝60ドルと安くはないが、清潔にしてあるし、トレーナーも一応いるし、24時間開いてんだよ。もー夜中にサウナとか行っちゃうぜーなんて、ほとんどノリが健康ランドだ!

で、クラブの方も、ヤル気満々で入会した人が飛ばし過ぎて、ジムで死なれても困るので、初日にちゃんと体力測定をしてくれるんですが、トレーナーの人にあっさり「あんたは心配ないね」なんてぞんざいに扱われて大不満。心拍数とか、脂肪率とか計ってくれよー。あと、マシーン使ったことないんだから教えてよ!と言ったらトレーナーさんが、「んじゃこれ」とかっつって、「このバーを胸のところまで引っ張って」というので、その通りにしたら「・・・あんた本当にマシーン使ったことないの?」ってエラク懐疑的なもんで、「こいつは一体、何を見たんだ?」と思い、うちに帰って同じポーズを取って鏡見たら、首から肩にかけての筋肉が斜めにモリモリっとなってるよ!

体力落ちたとは言え、朝のてっちゃんの散歩、10分くらいのダンベル運動、30分のストレッチはやっていたので、思ったより衰えてなかったみたいです。みなさん、10分のダンベル運動でも筋肉つくってことが証明されましたよ!やはり少しでもやったほうがいいのだなあ。でも、上半身がそんな感じなのに、ケツがデブリビオンになってきたということは、やはりカーディオが足らないのだな!よし!ターゲットは下半身だっ!

つーわけで、トレッドミルやらバイクやらがずらーっと並んでいる方へ行ってみる。100台以上のマシーンが同じ方向を向いて配置されている前方の壁には、巨大TVスクリーンが10個くらいはめ込んである。CNN、シットカム、ローカル・ニュース、音楽PVなどが映し出されていて、音は飛行機みたく、手元のイヤホンで聴けるようになっている・・・。こんな大人数の人達が、同じ方向むいて、黙々と走りながらTVを見ているところはなんか、1984~!ビッグ・ブラザー!って感じでこええよ!実際、マシーンも10分くらいやっていると、ランナーズ・ハイってんですか、段々気持ち良くなってくるじゃない。そこへあの巨大画面にどっかの教祖様が写されて、「神が見ている・・・」とかなんとか言われたら、洗脳されそうだよ~!

私が気に入ったのは、音楽PVのドまん前の、腕も一緒に動かせるカーディオのマシーン。このPV垂れ流しの番組が節操なくて面白い。いかにもオルタネティヴ以降という感じのポップ・バンド(ロックじゃないよ、あれは)とか、『ワイルド・スピード』を完全に意識したリンジー・ローハンのPVとかに混じって、デッド・オア・アライヴとか(きゃー!ピート様~!)、ファルコとか、ロン・ウッドがギター弾いてるロッド・スチュワートのアンプラグドのライブとか、なんでも来いだ!特にファルコがすっげえダサくて、声出してゲラゲラ笑った。マシーンやりながら笑ってる奴ってほとんどいないので、間違いなく浮いてしまったが、あのマシーンは私がリザーブだ!

目標を決めた方が成果が出やすいということなので、以下に決定しました。

ターミネーター2』のリンダ・ハミルトン姐さん

20070128094231.jpg

隔離病棟で懸垂やってるところに惚れたぜ!

そいから、『G.I.ジェーン』のデミ・ムーア

GIJane.jpg

逆さづりになって腹筋やってる姿は一生忘れませんぜ、姐さん。



Key Words フィットネス デブ
脱デブ宣言! | コメント(7) | 【2007/01/28 10:47】
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肩透かし食らった~『ナチョ・リブレ 覆面の神様』
Nacho Libre

結果から言うと、面白くない。ジャック・ブラックだから、結構期待していたのだがなあ。しかも、ホンを書いたのが『スクール・オブ・ロック』を書いた人だし、ディレクターは『ナポレオン・ダイナマイト(邦題:バス男。この邦題大嫌い)』やった人だしさ。こういうのどのように面白くないか、GOさんだったら上手く説明しそうなもんだけど、わたしゃ良くわからないよ。うんこジョークとか、きったねー系のジョークとかもマイルドだし、思ったより子供向けという印象。


dvd on amazon.com
Produced: 2006
Directed by: Jared Hess
Writing Credits: Jared Hess, Jerusha Hess, Mike White
Cast:
Nacho: Jeck Black
Sister Encarnacion: Ana de la Reguera
Esqueleto: Hector Jimenez
Chancho: Darius Rose
プロットとしてはですね、イグナシオ(ジャック・ブラック)は、孤児としてメキシコの小さな村の教会で育てられ、成人した今もこの教会で自分と同じ孤児たちのために食事係として働いている。小さいときからプロレスに情熱を燃やし、自分でマスクやマントを作って遊んでいたイグナシオは、ひょんなことからナチョという名でリングに上がるようになり、レスリングでお金を稼げることを知って、プロになろうとするのだが・・・・・。

唯一面白かったのは、ナチョが最初、負け専門みたく戦うレスリングのシーン。対戦相手は、本物のレスラーなんじゃないかなあと思ったら、やっぱりそうだった。メキシコにはLucha Libre っていうすごい人気のあるプロレスがあって、レスラー達はそこの人たちらしい。で、ナチョのキャラにもモデルがいて、本当に教会の牧師さんがレスリングをやっているんだって。ここは日本のプロレスを彷彿とさせる面白さだったけど(特に小人の二人組みが笑う)、きっとこのLucha Libreを観てすっごい可笑しくて、これで映画作ったら面白いに違いないと過信しちゃったんではないかという気がする。

とにかく、キャラがイマイチ!『スクール・オブ・ロック』では、子供がめちゃくちゃ面白かったし、子供だからこそホロリときちゃうところがあったんだけど、こちらの孤児院の子供達はほとんど活躍がない。GOさん的に言うと、「もったいない使われ方をしておる」。厳格な教会のファーザー達とか、ナチョのパートナーとか、他のレスラー達とか、立てようと思えばいくらでも立つおいしいキャラばかりなのに、みんなはじけてないっ。ヒロインであるシスター・エンカーネシオンも、ペネロペ・クルスをもっと無垢にしたような美人なのだが、活躍しないんだよなー。それに尼のくせにまつげが90度に立っちゃってるのもおかしいしさ。

それに普通こういうルーザーものって、お笑いでありながらも「ナチョ、がんばれ!」なんて思うじゃない?そういう風に思わせてくれないんだよね。なんでこういうの可笑しいかってっていうと、主人公が大好きなものを一生懸命やるのにカッコ悪い、っていうところだと思うんだけど、なぜそんなに一生懸命なのかも良くわかんないし、ファイト・マネーで食材買って、子供達においしいもの食べさせてやろうとかするんだけど、全然感動的じゃないんだよなー。最後お約束の、一番強い奴と戦うところとかも冷めた目で見てしまったわ。

私は普段は面白ければ差別ネタもOKなんですが、今回は「もうデブネタやめよーぜ」とか思っちゃったよ。小さいときの太ったナチョが、マスクしてマントはおって、半ズボンから半ケツ出して一人で走り回ってるシーンとかえらく哀れだしさ、成人してからも、ジャック・ブラックがデブで赤パンにタイツ履いているだけで笑えって言われてもなあ、って感じよ。

あと、舞台がメキシコなのに、英語しゃべってるもんだから、ジャック・ブラックがここぞとばかりにそっち系の人のなまりのある英語でしゃべってさ、メキシコの方から来て、今ではアメリカ国民になってる人なんかどう思ってんのかね、この映画。小学校のときとかにさんざんそうやって馬鹿にされたのを見せられているような気がしないかね(って想像ですが)。それに生活の水準とかも低く描かれているしさ。面白かったら、どんなにギャグが辛辣でもメキシコ系の人に「まー、堅いこと言わずに!」なんて調子良く言っちゃうアタクシなんだけど、面白くないんで結構目に付く。これが日本が舞台で「ジス イズ ア ペン!!」みたいな英語しゃべる人ばっか出てきたら(それも本当の日本人ならまだしも、アジア系アメリカ人がやってたらなおさら)結構ムカつくだろうな。でも、ヒマつぶしに観たメイキングなんかでは、メキシコのスタッフ、小道具とかヘア・メイクの人がスペイン語で「これはずっごくいい映画よ!」なんて言ってるから、やっぱハリウッドと一緒に仕事できるだけでうれしいのかなあ。

んまーそんな感じで久々に大笑いしようかと思って借りてきたんだけど肩透かし~って感じでした。誰か「これ観たら死ぬほど笑えるぜ!」ってもの知らない?!ツェッペリンの『熱狂のライブ』以外に・・・。

ジャック・ブラックの出演作品一覧

Key Words 
映画 ナチョ・リブレ 覆面の神様 ジャック・ブラック
なんとなく映画 | コメント(5) | 【2007/01/27 21:14】
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姉妹がいる人には他人事じゃあないらしい『イン・ハー・シューズ』
In Her Shoes

キャメロン・ディアス嫌いで避けていた『イン・ハー・シューズ』、旧友K姉妹のおねえちゃんが、正月休みに観てなかなか良かったと薦めてくれた。「他人事じゃあないわよおおお」って言ってたけど、この映画では妹が知恵遅れなんじゃないのか?どういうことだ!

in-her-shoes.jpg
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Produced: 2005
Directed by: Curtis Hanson
Writing Credits: Jennifer Weiner, Susannah Grant
Cast:
Maggie: Cameron Diaz
Rose: Toni Collette
Ella: Shirley MacLaine
Amy: Brooke Smith
Simon: Mark Feuerstein
ブロンドでいい身体しているがおつむはからっぽ、という評価を受けることもあろうキャメロン・ディアスが、ブロンドでいい身体していて学習障害を持つマギーを演じているところに好感が持てる。なかなかガッツのある女優さんじゃないか。始まりのトイレでのエッチ・シーンなんて、本当にバカでヤリマンの女って感じで、体当たりの演技を評価したい。

あ!そうか、わかったぞ、なんでこれが他人ごとじゃないか。K姉妹はヤリマンではなかったけど、かなり酒飲みだったので、妹のYちゃんが酔っ払って、おねえちゃんが迎えに行かなきゃならないことが多々あったのかな?いや、でもねーちゃんも酔っ払って帰ってきて、自転車でコケて骨折とかしてたしなあ・・・

私は独りっ子だからわからないよ。K姉妹に対して私は、「Yちゃんのおねえちゃん」「Kさんの妹」みたいな感覚で付き合ってなかったので、時々2人の間に起こるテンションが不思議だったなあ。映画の中でも、姉のローズが「私の人生から消えてちょうだい!」と妹のマギーに怒鳴るところがあるんだけど、Yちゃんとねーちゃんもいっつも一緒にいたから、時にはそんな風に思うこともあったのだろうか。

かと思うと二人でレストランでバカ話しながらキャーキャー盛り上がっているところとか、やはりK姉妹も同じだったな。一緒に飲んでたりしても、時々2人で遠いところに行っちゃってたり。やっぱ姉妹っていうのは、うざったいけど、ベスト・フレンドなのだろうか。

この映画では、頭はいいけど冴えないお姉さんのローズ(トニ・コレット)と、容姿はいいがおつむが足りない妹のマギー(キャメロン・ディアス)という姉妹を描いているんだけど、お姉さんは冴えない割りに次々に男が見つかって、羨ましい限りである。最初の男は花かなんか持って謝りに来るし(そこで妹に誘惑されてやっちゃうんだが)、次の男は、この最初の男とローズのことを知っているはずなのにエラく積極的にアタックしてくる。

ローズが会社を辞めた後この次の男、ええい、めんどくさい、なんて役名だ?サイモン(マーク・フューアーステイン)だ!サイモンと道でばったり会って、強引にお昼に誘われ、ディナーも強引に誘われ、アパートにきていい雰囲気になり、電気を消すと、つけたままやりたがる男!こんな奴いねーよー。みんな大体男って奴は、拒否されるのが怖くて自分の方からこんなに積極的に迫ってこないって。

え?私がそれほど愛されたことがないって?大きなお世話だ!いやしかしマジで、このローズの展開もそうなんだけど、マギーも、二人のおばあちゃんのエラ(シャーリー・マクレイン)も、結構都合よく人生が好転して行ったりして、その点ではうそ臭かった。エラは老人ホームにいるんだけど、老人ホームって本当にあんなに楽しそうなんだろうか。まあ、アメリカの場合、フロリダの老人ホームに入っている人だったら、かなり金持ってリタイアしているから、無きにしもあらずって感じはするけど。

唯一共感したというか、物語には関係ないのだけど、マギーが仕事先から盗んでくるハニーバンという名のパグの仔犬(本名ハムレット)は、レスキュー(引き取り手のない犬を一時預かってくれるところ。一定期間中に引き取り手が見つからない犬は安楽死させられる)から引き取ってきて、演技を仕込んだんだそうです。こんな可愛い仔犬がいるってことを世間に知らしめて、レスキューにいる犬達の引き取り手が増えるようにと思って、そうしたんだって。DVDの特典に入っていた。レスキューの映像を見るといつも心が痛くなるよ。「犬達は、レスキューにいるといずれは安楽死させられると分かっているから、引き取ると本当に感謝してすごくなつく」と言っていたけど、犬って結構アタマいいから、ありうるなあ。

それからローズの友達のエイミー(ブルック・スミス)という人が、いつもさりげなくローズのことを励ましていて、こういう友達いいなあと思った。私もK姉妹にとってこういう友達でありたいが、かなり程遠いな。ま~、できるだけ努力はしてみるけど・・・。

追記:この「In Her Shoes」という題名、「彼女の身になって考えてみる」というようなイディオムなのですけど、日本の人たちには余り一般的ではないのかな?英語に非常に洞察の深い人たちのブログを読んでも、そういう風に解釈している人は余りいないように見えたので・・・。って知ったかぶりしているわけじゃありませんが、一応、情報として。

Key Words 
映画 イン・ハー・シューズ キャメロン・ディアス トニ・コレット
映画感想 | コメント(4) | 【2007/01/25 00:00】
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『ザ・ヒストリー・オブ・アイアン・メイデン パート1 ジ・アーリー・デイズ』 ディスク2 - なんつー太っ腹!
The History of Iron Maiden Part 1: The Early Days Dics2

ディスク2の冒頭、90分に渡るドキュメンタリーでは、スティーブ・ハリスのインタヴューを中心に、主に1975年から83年までのバンドの歴史をたどって行く。この時期って、日の出の勢いでバンドが成長しているので、ドキュメンタリーでありながらも血沸き肉踊るすっごいエキサイティングな展開。そこらのありきたりな映画観ているよりずっと面白い!アイアン・メイデンになる前のスティーヴ・ハリスのバンド、ジプシー・キスやスマイラー時代からの歴代のメイデンのメンバーが続々と出てきて、嬉々として当時の様子を語っているのも微笑ましい。今はいいおっさんになったデニス・ストラットンにどっひゃーって一幕もありますが(ファンだった方は心の準備をしてから観てください)。


dvd on amazon.com
Produced: 2004
Contents:
The Early Days (90 mins)
01. I wanted to start with drums
02. The very first line-up
03. Looking for a guitarist
04. He just decided to leave
05. We were then a four piece
06. We recorded the Soundhouse Tapes
07. Anyway I got this tape
08. We put our money on Maiden
09. You could pack in your day job
10. They're not going to mime!
11. A good friend, a great player
12. Tour, tour, tour. Play, play, play.
13. The band went to another level
14. Am I Satanist? ...No!
15. The schedules were pretty hefty
16. Table number 76? Your steak's ready!
17. Now they're there!
18. They's never lost touch
19. End Credits

■20th Century Box 1981 (20 mins)
Rare TV Documentary on the band
■Top of the Pops 1980
Women in Uniform
Runnning Free
■Video Promos
01. Women in Uniform
02. Run to the Hills
03. The Number of the Beast
04. Flight of Icarus
05. The Trooper

■Live at the Ruskin 1980 (45mins)
01. Sanctuary
02. Wrathchild
03. Prowler
04. Remember Tommorow
05. Running Free
06. Transylvania
07. Another Life
08. Phantom of the Opera
09. Charlotte the Harlot

■Steve's Diary
■Steve's Scrap Book
■Discography (Album & Single)
■Tour Photo
■Tour Programs
■Tour Dates
■T-Shirts
■Backstage Passes
■Other Artwork
一番印象に残ったのは、やはりポール・ディアノとクライブ・バーのインタヴュー。現在の2人がどんなに様変わりしたのかも興味深かったけど、なぜメイデンを去ることになってしまったのか・・・・・。

ポール・ディアノは、歌っているときのクールなイメージとは180度ちがう、調子良さそうなタイプ!コロコロと丸っこくなっちゃって、バーの用心棒みたいな風体。高い声で早口にペラペラしゃべっていたが、メイデンを辞めるいきさつの話になると、とても言いづらそうにしていた。キラーズのワールド・ツアーの時、「すごく・・・アンハッピーだった・・・」。

スティーブ・ハリスとディブ・マーレイも「ツアーが成功すればするほど、ポールはステージに立ちたがらなくなった。実際、楽屋のすみっこに座り込んで、うちに帰りたい、ライブ演りたくないと言うこともあった」と証言している。ポールが「酒やドラッグで辛さを・・・・紛らわしていた」と語った時には、可哀想で胸が詰まった。

エイドリアン・スミスが後でブルース・ディッキンソンが加入したあと「ブルースはいつも声が出る、という安心感があった」と言っていることから、この頃のポールは、二日酔いでステージに立ち、まともに歌えないことがあったのだろうな、という想像が付く。

何が辛かったとか、具体的には言ってませんでしたが、メイデンは物凄い強行軍のツアーを立て続けにやっていて、デヴュー以前のメンバーでもそれが原因で辞めた人もいるくらいで、トラベリング・バンドの宿命というか、音楽の才能だけではだめで、体力/精神力も強くなければいけないという、過酷な世界らしい。ポールの場合、身体は丈夫そうだから、きっと繊細な人だったのね。

写真ではいつもヘラヘラ、ドラム叩いているときはいつも泣きそうな顔をしていたクライブ・バーは、このインタヴュー見るとマジで頭弱そう。昔はそれなりに可愛らしかったけど、現在は顔の悪い特徴ばかりが強調されてしまった上に、すっごいゆーっくり、語彙も少ない、なまりのきっつーいしゃべりで、知恵☆れって洒落になってないかも!?*

この人の辞めた理由もはっきりとは語られていないんだけど、スティーブ・ハリスが「・・・クライブに問題があったので、3ヶ月で解決するように言ったんだけど・・・しなかったんだ」。それを引き継いでエイドリアン・スミスが「・・・時間があればなんとかなったと思うんだけど・・・」と言っているのだけど、ドラッグ関係の問題だったのだろうか?クライブは「辞める気なんて全然なかったよ・・・・。ある日突然クビにされて、それっきり」と、本人は何が原因だか全くわかっていない様子で、頭が弱そうなだけに余計可哀想になった。

メイデンはメンバー・チェンジの度にどんどんビッグになっていったので、商業的成功のためには使えない奴をばっさばっさと切ってきたように見えるけど、実はこういう主要メンバーが続けられなくなるというバンドの危機をポジティヴに捉えて成長して行こうという、すごいやり手のマネージャーの手腕だったらしい。このマネージャーのロッド・スモールウッドさんは「ポールがああいうことになってしょうがないから、じゃなくて、必要なメンバー・チェンジにしようと努力した」と、ボーカル交代劇のことを語っているし、また、クライブ・バーの時に「時間がなかった」というのも、このマネージャーが81年の時点で84年までの綿密な計画を練り、それに沿って活動していたためにクライブの問題に対処しているヒマがなかったようである。「ものすごい意欲的でクレイジーなプランだったけど、メンバーを励まし、ケツを叩いてきたのはあの人だった」と関係者も語っていた。こういうバンド外でバンドのことを思ってくれる人がいるのといないのでは違うものなのかもしれない。

このメンバー・チェンジで参加することになった田吾ちゃんことブルース・ディッキンソンと、ニコちゃんことニコ・マクブレインは、バンドに更なるエネルギーを注入したであろうことは、インタヴューを見ると明確である。二人とも明るくて大らかで、昔のメンバーよりかなりキレモノという感じがする。

超笑ったのは、ブルースとスティーヴ・ハリスの確執である。エイドリアンが「ブルースは最初から、自分がステージの上でどういう風に見えるか、バンドのイメージとしてこうだ、というのにハッキリとしたビジョンがあった」と言った後、ブルースのインタヴュー。

「ベーシストがど真ん中にいるなんておかしい、あそこにはボーカルがいるべきだと思ったから、まず最初にしたのは、俺のモニターをステージのど真ん中に置いたんだよ。そうすればスティーブは花道に出られないから。それをスティーブがどかして、また俺が戻す、って言うのを何度も繰り返した」

マネージャーのロッドが、「スティーブとブルースの間に確執はあったね。二人とも真ん中のモニターの奪い合いをしていた」と語ると、さらにブルースは、

「俺が真ん中のモニターに足をかけて気分良く歌っていると、スティーブが突進してきて肘で俺をどかそうとするんだぜ!頭来たからマイク・スタンドをすげえ長くして、スティーヴが走ってくる左側に大きく突き出しておいたんだ。そしたら案の定けつまずいて、「うわわわわ!」とか言いながら転げてたよ。わっはっはっはっは!」

と、なんとも楽しそうに語っている。自分が後から入ってきて、バンドのリーダーともめているのに、こんな楽しそうに語っているところが、やっぱ肝が据わっている人なんだなーと思った。田吾ちゃん、かっこいい!

他のことでは饒舌に話しているスティーブがこの件に関してはノーコメントなのも笑える。細い声でぼそぼそしゃべるスティーブは、バンドの独裁者という感じなのかと思ったけど、とても思いやりのある人みたいだった。バンドのことを一番に考えて、メンバーのクビを切ってきたのもこの人なんだろうけど、「あんな奴はいらない」的なことは一切言わず、逆にそれぞれのメンバーが辞めたりすることに心を痛めているようなところに好感を持った。

ニコちゃんはエイドリアンに「ルナティック(Lunatic)」と呼ばれるくらいテンション高い!ちゃんとしゃべれば頭良さそうなんだけど、ほとんどの場合ふざけてばっかり。ちょっとウザったいタイプとも言えるが、すごくいい人って感じ。

エイドリアン・スミスは地に足がついた感じで、正直に語りつつも言葉を一つ一つ選んで話すところが好感が持てた。ブルースと競作するようになったいきさつを話していたときも、「いままで、才能あるボーカリストと曲を書いたことなかったから、すごく夢中になった・・・・あ、ポールとは曲を書いたことなかったんだよ」と付け加える気の使いよう。笑い声がおっさんくさいところが逆に「大人!」って感じでいい!

ディヴ・マーレイも落ち着いていていい人そう。すっかり丸顔になって、色つきメガネなんてかけているから詐欺師みたいに見えるけど。この人が語った、初のオーストラリア・ツアーでヘンなレストランでライブやったときの話が爆笑!(チャプター16に収録されている)

この他にもファンにはたまんないいろいろなものが入っているのだが、私がすっごい好きなのは、ドキュメンタリーの本編にもちょこちょこ出てくる、スティーブ・ハリスの1975年のスケジュール帳をまとめて見せている『Steve's Diary』。「何月何日、どこそこでライブを演った。良くできた。10ポンド稼いだ」とか、可愛い字で几帳面に書いてある!バンドのメンバーにクビを言い渡したときの様子とかも簡潔に書いてあったりして面白い。その中で、ライブの表記の下にちょこっと写っていた「『ロッキー・ホラー・ショウ』を見に行った。ブリリアント!すっごい面白かった」と書いてあるのを発見したときは、「ラブリーな奴!」とか思っちゃった。

この他に入っているのは、ホーム・ヴィデオで取った1980年の小さいライブ・ハウスでのライブ『Live at Ruskin』。そのまま無編集!『トップ・オブ・ザ・ポップス』に出演したときの様子とあわせて観ると、ポール・ディアノがニコニコしていて、隣のにーちゃんみたいでいい。『20th Century Box』という、アイアン・メイデンを取り上げたTVショウも結構面白かったし、83年までのPVも全部収録、デヴュー前/後の写真、コンサートのパンフ、日程、バックステージ・パス、Tシャツ、アルバムカバーと、ファンが思いつくものは全て網羅してある。これを20ドル以下で発売してしまうとは、なんつー太っ腹。

しかもこれはパート1で、ドキュメンタリーの終わりに「・・・この後、メイデンはキャリアの中で最大のワールド・ツアーを行うことになるが、それはパート2に続く・・・・」というキャプションが出て終わるところが、まるで『スター・ウォーズ』のようで、コーフンする!パート2は未だ発売されていないようだが、一体いつ出すつもりなのだろう?期待は高まるばかりである!

*緊急追記
たった今、知ったんですけど、クライブ・バーって不治の病にかかっているんだそうです。どうりでなんだかおかしいと思ったよ。こちらの記事でで寄付の仕方を説明しました。私も寄付させていただきました。がんばれ、クライブ!

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Key Words 
映画  ドキュメンタリー アイアン・メイデン クライブ・バー
| コメント(2) | 【2007/01/24 00:27】
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氷の世界だ!-これであったかい方です、ここは
Icy Weather, Icy Art

今年は本当に暖かくて、雪が降らずに雨ばっかり降るもんで、こんな写真が撮れました。

20070121070234.jpg


こうして見ると、あまりありがたさがわからないけど、こういう木がわーっとあると圧巻。太陽の下で見るときらきら光って、クリスタルみたいですっごいきれい。でも、写真に撮るとなかなかその感じは捉えきれず、一番良く撮れてたのでこの程度

20070121070218.jpg


しかし、木についた水滴が氷っているって言うことは、道路も氷っているということなので、あんまり「きれいね~」なんて見上げて歩いていると、ツルっと滑って転んじゃうから要注意です。

| コメント(2) | 【2007/01/23 00:00】
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『スキャナー・ダークリー』-あえなく惨敗
A Scanner Darkly

わっから~~ん。あんまりわっからんので、metromix.comの、Michael Wilmingtonさんのレヴューを参考に書かせていただきます。

スキャナー・ダークリー
dvd on amazon.com
Produced: 2006
Directed by: Richard Linklater
Writing Credits: Philip K. Dick, Richard Linklater
Cast:
Bob Arctor/Fred: Keanu Reeves
Jim Barris: Robert Downey Jr.
Ernie Luckman: Woody Harrelson
Donna Hawthorne: Winona Ryder
Charles Freck: Rory Cochrane
■『ブレードランナー』の原作者、フィリップ K.ディックの書いた本が原作である。ディック氏は、1960年代のドラッグ・カルチャーの中で自分が実際に体験したことを基にこの本を書き、本の最後にドラッグのためにおかしくなったり死んだりした友人たちの名をリストにして載せ、その中に自分の名前も入れている。

■このスタイリスティックなロトスコーピング(実写の上に色をのせたアニメーション)は、監督のリンクレーターが2001年の作品、『Waking Life』で使用したもの。

映画の中のヤク中たちは皆、薬物D(Slow Death)が蔓延する近未来のカリフォルニアで、互いに互いが密告者ではないかと疑いながらも友達として付き合っている。その中のボブ(キアヌ・リーヴス)は実際はフレッドという警察のスパイで、ボブ(自分自身)を監視するのが任務となってしまい、これが原因で人格が決裂してしまう。

■ドラッグ中毒の人の生態を良く描いている。運転中にパニックに陥ったり、幻覚を見たり・・・

■スクランブル・スーツ:フレッドの面が割れないように、カメレオンのように色々な顔/身体に変わるスーツ

ロバート・ダウニーJr.が自我が強く、仲間も平気で裏切るバリス、ウッディ・ハレルソンがユーモアたっぷりの騒がしいアーニーを好演している。

■この映画はあなたの思考をぐちゃぐちゃにし、悪夢の世界へいざなう。ロトスコーピングは『Waking Life』ほど素晴らしくはないが、フィリップK.ディックの世界を堪能できる作品である。

つーことなんですが、確かに最後に名前のリストが出てきて『Brain Damage』とか何年に死んだ、とか書いてあったため、「これってなんかすごーい深刻なお題目なのか?」と思ったんですが、観ている最中はなんだか良くわっからーん。ドラッグをやっている人たちの感覚を表現しようというのと、ロトスコーピングの技を最大限に生かしたいというので、物語を語るのは後回しにされてしまったような印象。

このロトスコーピングという画面処理がすげえウザい。好きな人には堪らんのでしょうが、せめて全く無名の役者でやって欲しかった。中盤くらいで本物のキアヌやロバート・ダウニーが観たいなあと、かなり萎えてしまい、それが原因で興味は失われていくばかり・・・。やっぱり、こういう処理をされると、役者の表情とかが楽しめない。虫がわらわら出てきたり、座っている人が虫に見えたり、「スクランブル・スーツ」なる、ヤク中の人にしか考え付かないような世界を表現するのにロトスコープは必要だったのかも知れませんが、逆に現実味が失せてしまい、フィリップ・ディックのその、何、「異様な世界観」が全然訴えてこなかったよ。

役者さんに関して言うと、キアヌは漫画になってもでくの坊、ウィノナ・ライダーは、漫画になったせいでいい演技してんのかなんだか全然わかんないし、ロバート・ダウニーJr.ウッディ・ハレルソンが掛け合い漫才みたいで面白いハズなんだけど、オーバー・アクト気味でわざとらしく、ちっとも面白くなかった。

物語を語るのは後回し、と言いましたが、正直言って話自体もあんまり面白くないんじゃないかなあ、これ。フレッド/ボブの心の葛藤とか、ヤク中の世界観とか、感覚重視でストーリーらしいストーリーがないのでは?んー、やっぱこれってそういうののオタクの人用?・・・今回は惨敗です、アタクシ。

Key Words 
映画 スキャナー・ダークリー キアヌ・リーヴス ウィノナ・ライダー ロバート・ダウニーJr. ウッディ・ハレルソン フィリップ K.ディック
| コメント(4) | 【2007/01/22 00:00】
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持ってけドロボー!『ザ・ヒストリー・オブ・アイアン・メイデン パート1 ジ・アーリー・デイズ』 ディスク1
The History of Iron Maiden Part 1: The Early Days Dics1

これは凄い。凄すぎる。こんなにファン心理を理解したロック・バンドのドキュメンタリーが未だかつて存在したであろうか。この手のフィルムを見ると、メンバーへのインタヴューとかが興味深くても、「ああ、あの一瞬しか出てこないライブの映像、あれの全貌が見たい!」と、しゃかりきになってネタ元になっているDVDを探すハメに陥るのだが、このドキュメンタリーでは、イメージとして挿入されたライブ、PV、TVショウ、写真、貴重な資料は全て収録されている!


dvd on amazon.com
Produced: 2004
Song List:
Live At The Rainbow
1981 (35 mins)
1. Ides Of March
2. Wrathchild
3. Killers
4. Remember Tomorrow
5. Transylvania
6. Phantom Of The Opera
7. Iron Maiden

Live Over Hammersmith
1982 Beast On The Road (45 mins)
1. Murders in The Rue Morgue
2. Run to The Hills
3. Children Of The Damned
4. Number Of The Beast
5. 22 Acacia Avenue
6. Total Eclipse
7. The Prisoner
8. Hallowed Be Thy Name
9. Iron Maiden

Live at Dortmund Rock & Pop Festival
1983 World Piece Tour (35 mins)
1. Sanctuary
2. The Trooper
3. Revelations
4. Flight Of Icarus
5. 22 Acacia Avenue
6. Number Of The Beast
7. Run To The Hills
しかもドキュメンタリーがディスク1で、ライブの映像がボーナス的にディスク2に入っているのではなく、いきなりディスク1に伝説の3つのツアーが入っているのには度肝を抜かれた。編集なし!出しっ放し!放出大サービス!!!こんな凄い物を15ドルで売るとは、まさに「持ってけドロボー」!日本では5千円するらしいが、このディスク1だけに5千円払っても惜しくない、物凄いクオリティ高い、貴重な貴重な映像である。

特にポール・ディアノのいるメイデンのライブを見逃した私としては、1981年に収録された『Live at The Rainbow』は必見!!ポール、すっげー渋い。黒いYシャツ、黒いピチパン、黒いブーツ。ぶっとい鋲打ちベルトに、鋲打ちアームバンド。この、Tシャツでもない、皮ジャンでもない、「Yシャツ」というのが鳥肌なんである。それが後半『Phantom of the Opera』のギターソロの後上半身裸になると、土建屋のにーちゃんというか、相撲部屋の若い衆というか、「この人の彼女になりたい」とか、「この人と一夜を共にしたい」とかじゃなくて、「弟子入りさせてください!!」って感じのカッコ良さ!声も身体もデカくて、ステージ上での存在感がすごい。マイクを持った右手を大きく横に差し出して、ぬぼーっと現れるだけで、ものすごいオーラが出てるよ、この人!余り激しく動かないんだけど、眉間にシワ寄せて、首をコキッ、コキッと振りながら歌うところがもう「わーお・・・すっげー・・・かっこいい・・・」しか出てこない。歌もレコード通り歌えちゃうし、やっぱ好きだー、この人の歌。

このぶっきらぼうでクールなカッコ良さのディアノを見ると、やはりブルース・ディッキンソンに交代してからのメイデンは、少々コメディ・アクトになっちゃったなー、というのは正直な感想。2本目の『Beast Over Hammersmith』は、翌年1982年収録で、未発表の画像も入っているとのこと。『Murders in the Rue Morgue』の静かなイントロから始まるライブはかっこいいんだけど、ブルース・ディッキンソンがまだかっこ悪い。一生懸命過ぎてうざったいというか。しかもだな、『22 Acacia Avenue』で、ホットパンツに皮ジャン着た女のダンサーを出すなよ!ダサいぞ!私が日本で見たのはこのビースト・ツアーのはずだが、こんな女憶えてないぞ。評判が悪くて連れてこなかったのだろうか。

しかし、この曲を演る前のMCでブルースが言ってたけど、これはファーストに入っている『Charlotte the Harlot』の続編なんだって?全然知らなかった。え、メイデン・ファンの間では常識?確かに歌詞カードを読んだらそうだった。なんて悲しい歌。しかしイギリス人ってのは、娼婦に何らかの哀愁を見出す人種なのか?ポリスの『ロクサーヌ』に通ずるものがあるよ、この歌。

そして1983年収録の『Live at Dortmund』は、ワールド・ピース・ツアーの最終日、ドイツで行われたダートモンド・フェスティバルのトリを飾るメイデン。これが物凄い。明らかに前年のライブより成長しているのがわかる。ブルースも全開ではあるがかなり落ち着いた、余裕のあるパフォーマンスを見せているし、なんつってもバンドのテンションが高っ!中盤、『Flight of Icarus』あたりになってくると、こんなバンドが存在するということが信じられなくて、口が半開きになったまま画面凝視!「ふら~い、おんようぃ~ん らいか いご~」というコーラスを聴きながら、カッコ良過ぎて涙が出てきた。このアルバム(『Piece of Mind』)って、好きじゃなかったけど、ライブで聴くとすごいいい。

それにこのライブ、客が尋常じゃない!客の「うおおおおおお~~~~!!!!」という声が聞こえてきそう。『Number of the Beast』が始まると、最初の語りを客がぜーんぶ一緒に復唱しちゃうんだけど、すごい声がデカくて圧倒される。

ラストの『Iron Maiden』で特大エディ人形を半殺しにし(ヨーロッパのTVで「ヴァイオレント過ぎる」という理由でカットされたシーンだそうで)、ブルースがブチ切れてニコちゃんのバスドラを投げ捨てちゃったためにしょぼい「ぱしゃ・・・」というエンディングになってしまったが、頭にパイ投げされて恥ずかしそうにしているディヴ・マーレイが可愛かった。

こうして3つ並べて見るとバンドの成長がありありとわかって面白いし、並べて観れちゃうというだけでも素晴らしい。こんなクオリティ高いライブを一枚に収めちゃうとは・・・しかしディスク2には更なるサプライズが待っているのである!・・・じゃ~~ん、じゃんじゃ~~ん、じゃじゃじゃ~ん、じゃららら~(・・・・『The Ides of March』のイントロで・・・)

緊急追記:たった今、知ったんですけど、クライブ・バーって不治の病にかかっているんだそうです。どうりでなんだかおかしいと思ったよ。こちらの記事でで寄付の仕方を説明しました。私も寄付させていただきました。がんばれ、クライブ!


アイアン・メイデンの関連記事はこちら

Key Words 
映画  ドキュメンタリー ライブ アイアン・メイデン ポール・ディアノ
HR/HM | コメント(2) | 【2007/01/21 04:21】
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今の仕事を辞める事にしました
This doesn't sound very intelligent, but I'll do it anyway because I'm just fucking around right now...

タイトルを「学校(仕事)辞めることにしました」に設定するバトンなんだそうです。こうするとみんな読むからなのかな?しかもこのバトンを見た人は、みんなやること!という、「不幸の手紙」のようなルール。きっとバトンを回してもどっかで必ず途切れるからなんでしょうな。

ワタクシはヒマ人なので、なんでもやりまっせ~!



■好きなタイプを外見で答えよう!
長髪?うーん、短髪もいいなあ。胸毛?ツルっとしたのもいいなあ。精悍な顔つき?・・・なよなよしたのもいいなあ。あ!手がデカイ人。女らしいするっとした手はダメ!でかくても、ぽちゃぽちゃした手はダメ!関節がでっかくて、ごつごつした手!

■年上が好き?
昔は年上、今は年下が好き。要するに自分の年代の人って縁がない。

■財布はどんなのを使ってますか?
普通の二つ折りの、ナイロンのやつ・・・風水によると、新しいのに替えないと、お金が儲からないんだって!

■携帯電話はどんなのを使ってますか?
電話会社がタダでくれる、ノキアの古い型の物

■携帯ストラップは?
必要ない

■手帳って持ってますか?
ない。昔は自分で作って持って歩いたもんだったが、今予定がないので・・・。

■バッグはどんなのを使ってますか?
友達が誕生日にわざわざ日本から送ってくれた、アディダスのショルダーバッグ。携帯とお財布を入れるポケットがついていて、とっても便利!大きさも「ちゅーちゃんは本を読むから」と、単行本が入るくらいの大きさで、なんかそんなこと考えて買ってくれたのかと思うとうれぴい。

■[バッグ]の主な中身は??
財布、鍵、携帯、手袋、リップクリーム、ペン、チェックブック

■星に何を願う?
てっちゃんが私に飼われていて幸せでありますように。

■もしクレヨンに生まれ変わったら、何色がいい?
ショッキング・ピンク

■好きな曜日
土曜日!

■最後に観た映画は?
『スキャナー・ダークリー』

■怒ってる時にどうする?
叫ぶ!

■お年玉何に使う?
誰かお年玉くれ!

■夏か冬どっち?
春!なんで夏か冬なんだよ!

■最近泣いたのはいつ?なぜ?
アイアン・メイデンのライブのフィルムを観ていて、かっこ良過ぎて涙が出てきた。

■ベットの下に何がある?
間男の死体・・・・・

■昨夜何した?
メイデンのドキュメンタリーを観て、かっこ良過ぎて叫んだ。

■好きな車は?
我新車、トヨタ・ヤリス!小さいけれど、デキル奴!日本ではヴィッツと呼ばれているそうで。

■好きな花は?
薔薇とチューリップ。

■エビ?
AB型?え?エビチリ?

以上

見た奴、ぜってえやれよ!
バトン | コメント(4) | 【2007/01/16 23:31】
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キリアン・マーフィー映画偉人伝~その40~ 
Chu's Favorite Movie Personage No.40: I wanna get dirty with the mysterious blue eyes...Ah...

cillian.jpg
Cillian Murphy

■1976年5月25日、アイルランドのコルクはダグラスで生まれる。あだ名はキリー(Cilly)。

■身長175cm、ベジタリアン。奥さんイヴォンヌとの間に一子あり。現在はロンドンに住んでいる。

■大学在籍中、演劇に目覚めるまで、弁護士になるつもりだった。

■フランク・ザッパ系のバンドSon of the Greengene'sでプレイする(何を?)。

■『バットマン・ビギンズ』のバットマン役にオーディションしたがクリスチャン・ベイルに負ける。しかし、キリアンの演技を大変気に入った監督のクリストファー・ノーランが、当時まだ開拓中のキャラだった悪役、スケアクロウにキリアンを抜擢した-「あの役は、とにかくワルでいることに徹すれば良かったから面白かったよ。普通のドラマのキャラを研究するのは大好きだけど、悪役やって、コスプレするのも楽しいもんだよ」

■役は取れなかったが、オーディションの時にバットマンの衣装を着た-「男だったら誰だって、本物のバットマン・スーツを着ることができたら、ドリーム・カム・トゥルーだよ!」

■奥さんのイヴォンヌにプロポーズしたのは、アイルランドのとある丘を散歩しているとき

■リアム・ネルソンに憧れていて、父親のように思っている。

■フランス語とアイリッシュを話す(アイリッシュって、英語とも違うの?)

■「僕はアイルランド出身の俳優であって、アイルランドの俳優じゃないんだ。血筋で自分を縛ることなんかないよ」-アイリッシュのタイプ・キャストを打ち破ることについて

■「カネを稼ぐだけなら簡単だけど、俳優として長く続けたいんだったら、アーティスティックな側面があるものをやっていくべきだよ。テリー(Telly:テレビのことを英俗ではこう言うらしい!)か、シアターかなんて関係ない、クオリティの高いものなら、なんでもやりたいと思ってる。」

■「出演映画は慎重に選んでる。今のところ情熱を持って語れないような映画はやってないよ。」

■「インデペンデントでも、ハリウッドでも、いい映画は作れるんだよ。良く俳優が「ハリウッドに魂売るもんか」みたいなこと言うけど、ホンが良くっていい監督だったら、いいじゃないか。そんな風に自分の殻に閉じこもりたくないね。」

■『プルートで朝食を』の役柄について-「性別っていうのは、僕にとっては、一番興味がないことだけど、性別が面白い物語の題材になり得るのは、みんながそのことにえらくこだわるからに過ぎないんじゃないの」



■チュチュの映画偉人伝~INDEX~

※この記事は、IMDb (Internet Movie Database) の記事をチュチュがテキトーにサマって訳したものです。もしこの偉人伝で取り上げてもらいたい映画の偉人さんがいたら、教えてください。がんばって翻訳しま~す。
■「セレブのように振舞えば、セレブのように扱われるけど、普通にしてれば、普通に扱われるよ。タブロイド紙に書かれるようなことしないもん、僕は」

■「こういう役者だ、と決め付けられることを恐れているわけじゃなくて、自分に対するステレオ・タイプをぶち破っていくというのが、僕にとっては大事なことなんだ」

チュチュ的好感度☆☆☆☆☆
いやー、バットマンの役に抜擢されていたら、どんな感じだったのでしょう。観たかったです。アメリカ人は「キリアン」と聞くとすぐアイルランド人だとわかるようで、私が「キリアン・マーフィ」がいい!」と騒いでいると「へー、ちゅーさんは、アイリッシュ好みだったんだ」なんて言われてしまいます。この人は繊細そうな顔をしているのですが、DVD特典のインタヴュー観ると、声が意外に低くて男っぽい。バットマンの衣装を着るのを楽しんでいたようだし、こういうアンバランスな人間て、弱いんです、ワタクシ。

キリアン・マーフィ出演作品
■Retreat (2011) (pre-production) .... Martin
■At Swim-Two-Birds (2010) (pre-production)
■Hippie Hippie Shake (2010) (completed) .... Richard Neville
■ビジネスマン役!『インセプション (2010) .... Robert Fischer
■Peacock (2010) .... John/Emma Skillpa
■Perrier's Bounty (2009) .... Michael McCrea
■The Water (2009/I) .... Son
■『ダークナイト』(2008)-ちょびっとでしかも情けない役なのに律儀にこなすところが・・・一生ついて行きます。
■The Edge of Love (2008) .... William Killick
■『Watching the Detectives 』(2007) .... Neil - こんな映画に出てても好き・・・
■カメラに語りかけるところ・・・萌えっ 『サンシャイン2057』 (2007) .... Capa
■The Silent City (2006)
■『麦の穂をゆらす風』(2006) .... Damien
■『プルートで朝食を』(2005)-すごいきれいでびっくり
■『パニック・フライト』(2005)-最初の30分に萌えます。
■Batman Begins (2005) (VG) (voice) .... Dr. Jonathan Crane/Scarecrow
■『バットマン・ビギンズ』(2005)-コレ観たとき、頭の片隅にキリアンのことが・・・
■『コールド・マウンテン』(2003)-全然出ているの気がつかなかった
■冴えない肉屋の息子役『真珠の耳飾りの少女』(2003) .... Pieter
■冴えないスーパーの店員役『ダブリン上等!』(2003) .... John
■Zonad (2003) .... Guy Hendrickson
■オールヌード!28日後・・・(2002) .... Jim
■"The Way We Live Now" (2001) (mini) TV Series .... Paul Montague
■若くてすごいキレイ『Disco Pigs』 (2001) .... Pig/Darin
■間違えて借りたのに良かった『How Harry Became a Tree』 (2001) .... Gus
... aka Bitter Harvest (USA: video title)
■On the Edge (2001) .... Jonathan Breech
■Filleann an Feall (2000)
■A Man of Few Words (2000) .... Best Man
■The Trench (1999) .... Rag Rookwood
■Sunburn (1999) .... Davin McDerby
■At Death's Door (1999)
■Eviction (1999) .... Brendan McBride
■The Tale of Sweety Barrett (1998) .... Pat the Barman
... aka Sweety Barrett (USA)
■Quando (1997) .... Pat

Key Word 映画 俳優 キリアン・マーフィー
ハリウッド俳優・監督 | コメント(0) | 【2007/01/15 00:01】
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『パニック・フライト』-パニックどころかうっとりDeath!
Red Eye

私の『プルートで朝食を』の評を読んでキリアン・マーフィーに目をつけ、『パニック・フライト』観たGOさんが書いた評を、今度は私が読んでチェック!しかもGOさんがキリアンに目をつけた理由は、ジョニ伝のHIROさんが『28日後』のキリアンがキモい、と書いたためで、こうして輪が広がって行くって、

ブログって、いいなあ!

パニック・フライト スペシャル・エディション
dvd on amazon.com
Produced: 2005
Directed by: Wes Craven
Writing Credits: Carl Ellsworth
Cast:
Lisa Reisert: Rachel McAdams
Jackson Rippner:Cillian Murphy
Joe Reiset: Brian Cox
Cynthia: Jayma Mays
さて、肝心の映画なんですが、私の場合、ストーリーはどーでも良くって

キリアン・マーフィ、いい!!

もー、うっとりするようなオープニング。私ねー、2月に日本に行くんですけど、デトロイトの空港であんな出会いを期待しちゃあいかんでしょうか?! いや、もしくは帰りの成田でも結構だが・・・。

キリアンみたいな爬虫類顔ってあんまり好みじゃないはずなのですが、いちいち表情がいいの!ああいう男女の出会いのシーンで魅力的な男を演じる場合、俳優がオーバーアクトしがちなのですが、キリアンはすごい自然!

「Why is that?」とか、「Yap」って言う言い方、

こういう男いるいる

って感じで、キュート!あと、やっぱこのトシになってくると、目尻のシワって魅かれるものがあるんだけど、キリアンもあのエキゾチックな真っ青な目の目尻にシワを寄せて笑うところが

なんかいい!!!!

ちょっとしたことで出会って、「空港のレストランがなかなかいけるんだよ・・・・君の席も取って置くよ」

なああああああんて、キリアンみたいな男に言われたらさあ、行かないわけにはいかんでしょう!

しかも、さて飛行機乗ろうと立ち上がったとき、それじゃあ、電話番号でも交換しようか、と思ったところで男の携帯が鳴り、「ごめん、これ取らなきゃならないんだ・・・・」。くー!!! せっかくの出会いもこれまでか!なーんてじらして置いて、飛行機に乗ってみたら席が隣同士なんて、ハーレクイン・ロマンスかよ!(って、読んだことないけど)

レイチェル"でこっぱち"マクアダムスも、『ウェディング・クラッシャーズ』とか『きみに読む物語』の頃よりきれいになったし、でこも目立たない素敵な髪型で、スタイルもいいし、なかなか可愛い。こちらも、思いも寄らなかった出会いにうきうきしていながらもテレちゃっている感じが良く出ていて好演。自分がこういう状況に陥ったら、このくらい初々しく振舞えたらいいなあ、と思わされるような演技でした。

この、キリアン演じるジャクソンと、マクアダムス演じるリサの出会いのシーンをこんなに丹念に魅力的に撮っているのは、この後、ジャクソンが自分の正体を明かしたときの、リサの恐怖や驚愕を強調したかったのだろうけど、そこら辺の展開はあまりぱっとしなかったね。正直、ジャクソンの正体が割れてからの話はどーでもいい。この最初の出会いのシーンばっかエロビデオのように繰り返し繰り返し観てしまいました。

エロと言えば、この映画には色っぽいシーンが全然ないんだけど、さりげなくレイチェル・マクアダムスを脱がせているあたりが上手い。空港で、不注意なおばさんにスタバのアイスモカをぶっかけられてトイレで着替えるとか。あとクライマックスの、リサのお父さんの家での一騎打ちのとき、階段からごろごろ転げ落ちていくリサの股間を上から撮っているところは笑った。あの黒のパンティはなかなかセクシーです。

映画のテンポがいいし、レイチェル・マクアダムスの戦いっぷりが結構笑える。全く、GOさんはこういう映画に鼻が効くのかな。『アサルト13 要塞警察』に続いて、バカバカしいところが楽しいエンターテインメント映画でした。

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キリアン・マーフィーの映画偉人伝

Key Words 
映画 パニック・フライト キリアン・マーフィー レイチェル・マクアダムス
私が観た映画&DVD | コメント(14) | 【2007/01/11 10:48】
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袋 ミュージック・インデックス-アイアン・メイデン
Today's Heavy Metal doesn't exist without these british gentlemen!

ironmaidennaked.jpgただの洋楽好きなガキだったワタクシをヘビメタ道に引きずり込んだのはこのバンドだったと思います。アイアン・メイデン無くしてNWOBHを知らしめた者なし!今になってデヴュー当時のメイデンの写真を見ると、革ジャン、スリムにコンバースって感じで、もろラモーンズと同じだったりして、ロックの歴史が紐解かれていくところがまたなんとも楽しい。








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ハードロック | コメント(6) | 【2007/01/10 00:00】
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『キング・アーサー』-最近映画が面白くない訳:ミシガンの場合
King Arthur

最近、「映画が面白くない、面白くない」と連発していて、映画が好きでこのブログ見てくれてる人には申し訳ないんですけど、本当に何観ても面白くない。これって、自分のせい?体調とかさ。他の人は、そういう時ってないの?

キング・アーサー ディレクターズ・カット版
dvd on amazon.com
Produced: 2004
Directed by: Antoine Fuqua
Writing Credits: David Franzoni
Cast:
Arthur: Clive Owen
Lancelot: Ioan Gruffudd
Tristan: Mads Mikkelsen
Gawain: Joel Edgerton
Galahad: Hugh Dancy
Bors: Ray Winstone
Dagonet: Ray Stevenson
Guinevere: Keira Knightley
ミシガンの冬は、マジで鼻水が氷るくらい寒くなるのですが、今年は例年になく暖かくて(ネットで見たら、東京と同じ温度)それはいいんですが、雨が多くいつもどんよりしていて、なんだか元気が出ない。だから映画より直接脳に入ってくる音楽の方がありがたいのかも。

映画を観ても面白くないのもそうなんですが、観たいなあと思うようなものが見つからないというのがまた問題。で、その問題をさらに悪化させてくれたのが、DVD宅配サービス。これはネットで簡単に登録できて、観たい映画を自分のQueue(キューと読む:リストのことをなぜかこう呼ぶの。「くえうえ」じゃないよ)に入れて置けば順番に届けてくれるので便利だし、値段も割安なので使っていたんですけど、あんまり問題が多くて辞めちゃった。

私が使っていたのは、もともとストアとして大きくなった、ブロックバスターというレンタル屋のチェーンがオンラインで始めた宅配だったんですが、最近ストアの方と連動させて、宅配で観終わった映画をストアに持って行くと、それと交換にDVDをレンタルできるというサービスを始め、これが当たって会員が激増。そしたら首が回んなくなって、なかなかDVDが送られて来なくなったんだよ!

しかも、キューのトップとか二番目の映画なんて絶対送られてこなくなったし。宅配のいいところは、ストアにもう置いてないようなものが借りられるところでもあるわけなんですが、会員激増で「貸し出し中」が増えて、トップに入れといた『トゥルー・ロマンス』とか、観たいけどストアにない『Ramones Row』とか入れて置いても、全然来なくなった。

で!この『キング・アーサー』なんすけど、すっげー大昔、『すべてはその朝始まった』かなんか観て、クライヴ・オーウェンいいなーと思っていた頃に入れて、今ではキューのすんごい下の方にあったもので、まー、そういう思いも寄らなかったものが来るというのもなかなかオツでいいんですが、今回の場合は思いっきりはずしましたね。

まず第一に、深刻過ぎる!こういうの観るとどうしても『ブレイヴハート』と比べてしまうんだけど、あっちはキャラが見事に立っていて笑えるシーンも多いのですが(主人公の親友の怪力バカとか、謎のアイルランド人とか・・・)、こっちは一貫して暗いっ。

クライヴ・オーウェンなんかニコリともしないし、全然セクシーじゃないし、結構ダサくてがっかりしたよ。

唯一良かったのが意外にもキーラ・ナイトレイだったよ。ローマン・カソリックの坊さんが残虐なヤツで、村で仕事しない(とみなされた)人を地下室で拷問し、そのまま死ぬまで放って置くようなんですが、その穴倉みたいな地下室で、半病人状態でアーサーに助け出されるんだけど、あの斜視の顔が半病人にぴったり!

んで、結局キーラのキャラは、山に住んでるアメリカのインディアンみたいな人たちの一員らしく、最後の壮絶なバトルでは、顔とか身体にペイントして、半裸の衣装でアーチェリーを撃ったり自ら剣を持って戦ったりするんだけど、なかなかカッコ良かったよ。特に、敵のサクソン人の大将の息子と一騎打ちしているところなんて、目が完全にキレてたし。

こういう大河ドラマ系の歴史モンて、なんだかあまり面白くなくなってしまったなあ。いい加減読めちゃうもんね、何本か観てれば。明日をも知れぬ戦国時代。勇敢で人間的な騎士たちがエグイ戦場でドラマチックに散っていく。そして運命を受け入れるしかない女たち・・・ってとこですか。そういえば、この映画では最後、キーラとクライヴ・オーウェンが結婚して終わるんだよな。それも良くなかったな。やっぱ大河ドラマは主人公が悲劇の死を遂げないといかんだろう。『ブレイヴハート』だって最後にウィリアム・ウォレスが「ふり~だああああ~~~む!」と叫びながら内臓出されるところが見せ場なんだからさ。

Key Words 
映画 キング・アーサー クライブ・オーウェン キーラ・ナイトレイ
| コメント(7) | 【2007/01/09 00:00】
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愛しのブルース・ディッキンソンその2-『魔力の刻印/アイアン・メイデン』
Number of the Beast / Iron Maiden

The Number of the Beast
<cd on amazon.com

1. Invaders 2. Children of the Damned 3. Prisoner 4. 22 Acacia Avenue 5. Number of the Beast 6. Run to the Hills 7. Gangland 8. Total Eclipse 9. Hallowed Be Thy Name

ポール・ディアノがアイアン・メイデンを辞めたと聞いたときマジで愕然としたが、後釜のブルース・ディッキンソンの写真を見たときはブチ切れた。ポール・ディアノが脱退したというだけでも腹立たしいのに、なんだこの田吾作顔は!当時は「やっぱ女にメタルはわからない」なんて言われたくなかったので、真剣に、あくまで音楽的に、ポール・ディアノがいたメイデンの方がいい、と主張していたが、今考えると、ずりネタにもならないようなブサイクなヤローをフロント・マン持ってくるんじゃねえ、という至極生理的な嫌悪感だったようである。

ブルースがボーカルになってのアルバム『Number of the Beast』は、結局大好きなアルバムになり、ライブも見に行って、スティーブ・ハリスの汗ビタビタのリスト・バンドも手に入れたし、サインまでもらっちゃった。でもこの頃は全くブルースを受け入れる気はなく、「やっぱりメイデンはポール・ディアノの頃が一番!」と思っていたなあ。

でもしょうがないよ、ポール・ディアノとブルース・ディッキンソンって、極端に違うもん。ディアノは感情を抑えたクールなボーカルなのに、ブルースはおっぴろげーでしょ。ディアノが酒のトラブルを抱えていたとは言え、良くこんなドラマチックな人員入れ替えしたよな、スティーブ・ハリスも。「そこそこ成功したし、日本のちんくしゃな、でかいサングラスかけた評論家にも気に入られているし、同じ路線のボーカルを」なんてせこいこと考えなかったからこそ、あそこまでビックになれたんだろうけどさ。

今聴いてみると、やっぱこの頃はブルースもかなり荒削り。もちろん「わいとまん けぃ~~~む、あくろっす ざしー ひ ぶろうと あす ぺい~ん、あん み・ず・りー」と始まり、「うぃ うぃる び え~ばぁぁ びー せっふりー・・・」とこぶし回して終わる『Run to the Hills』の出だしとか『Number of the Beast』の囁くようなボーカルから始まり、最後「いいぇ~~~~~ !!!!!!!!!!! ・・・・・・・・・・・」っていつまでも引っ張るところが笑う出だしとか、かっちょいいけどさ。

曲はみんなノリノリよ!『Invaders』とかいきなり出だしから踊っちゃうし、『Prisoner』のコーラスは垢抜けているし。スティーブ・ハリスのベース・ラインはちょおおおかっこいいし、ドラムのクライブ・バーも、この人、へたっぴぃだからクビになったって聞いたけど、かなり健闘していると思うよ。いかんせん、間奏というか、ギター・ソロの部分が長過ぎるな~と思うこともあるけど、バックの演奏がノリノリなので、案外苦にならないし。『Gang Land』と『Total Eclipse』はちょっと地味かなと思うけど、こういう「穴埋め」用の曲も、アルバムの一部としてはいいと思います。

私がブルースの田吾作顔を克服して、この人の本当の良さに目を向けることができたのは『サムホエア・イン・タイム』からなの。『Piece of Mind』が余り好きじゃなくてメイデンをフォローするのを止めてしまい、LAメタルなんぞにうつつを抜かしていたので、アイアン"アニマル・ハウス"メイデンなんて眼中なかったんだけど、ある日『ストレンジャー・イン・ストレンジ・ランド』のPVを観て・・・。すっごーい似合わないふわふわ袖のブラウスに、ぴちパン履いた足を前後に踏ん張って、もんのすごい大げさに歌うブルースを見た時、私の中で何かがはじけた・・・・。

その後、このアルバムを聴くと、昔あまり好きじゃなかった『Children of the Damned』のボーカルなんかすんごいいいな~~~!!!と思うようになった。特に「がーっ!のうず ひー わーんつ ごー ほーム!!!!」とか、「ひず うぉーきん・・・らいか でーっ!!めーん!!!・・・」って歌い上げるところとか、涙無しには聴けない。それから『Hallowed Be Thy Name』の出だしも、これから処刑される男の感情がひしひしと伝わってくる。ブルースって体育会系に見えるけど、本当はすごく感情豊かなボーカルなのよ。

顔のことくらいでこの素晴らしいボーカリストに目を向けないなんていう、愚かなことをしなくて本当に良かったと思ってる。それにねえ、ブルースはインタヴューを英語で聞いても愕然としない、聡明で機知に富んだ数少ないメタラーの一人なのよ。最近の写真見るとそれほど田吾ちゃんでもないし。この人老けて髪切ってからの方がいい男になった?やっぱロン毛似合わない人っているんだよね・・・。

緊急追記:たった今、知ったんですけど、クライブ・バーって不治の病にかかっているんだそうです。どうりでなんだかおかしいと思ったよ。こちらの記事でで寄付の仕方を説明しました。私も寄付させていただきました。がんばれ、クライブ!

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| コメント(8) | 【2007/01/08 00:00】
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愛しのブルース・ディッキンソン-『サムホエア・イン・タイム/アイアン・メイデン』
Somewhere In Time / Iron Maiden

somewhere.jpg
cd on amazon.com

1. Caught Somewhere in Time 2. Wasted Years 3. Sea of Madness 4. Heaven Can Wait 5. Loneliness of the Long Distance Runner 6. Stranger in a Strange Land 7. Déjà Vu 8. Alexander the Great (356-323 B.C.)


やっぱ、ブルース・ディッキンソンってすごいよなー。音域広くて、高い声なんかでも裏声なんか使わないし。声量あるから空気が出過ぎちゃうのか、語尾の音が微妙に上にはずれるんだけど、このはずれ具合が超かっこいいんだよな。毎朝、車運転しながらそれを真似しようと、腹筋と肛門に力を入れて、声帯思いっきりブルブル震わして歌っていると、会社に着いた頃には大汗かいちゃうよ。今まで完全に陶酔して歌っていたのがバレると恥ずかしいので、車から降りる前に体裁整えて、会社の玄関で同僚に挨拶しようとしたら声が枯れちゃってて、「おはよっ・・げほっ!うぇぇっ!!ごほん!ゴホン!」なんて咳出ちゃうし。

これを情緒がない、ごり押しボーカルだと感じる人は聴いてて疲れると思います。私も何ヶ月もメイデンばっか聴いてると疲れるもん。でも私はこんな一生懸命なブルースがいとおしい。それに、ブルースはフィジカルに見えるけど、都はるみも顔負けなほど、エモーショナルなボーカリストなんですよ。

なんだか知らないけど、『Wasted Years』聞くと、すごく感情的になってしまうの、私。イントロの、エコーギンギンのえんらい甲高いギターは嫌いなんだけど、「ふろむざ コーストゥ コースト・・・・」ってブルースの歌が入った瞬間、もうウルっときちゃう。そして一緒に力いっぱい歌いながら、だんだんコーラスに近づくに連れて感情が高ぶって、唇がワナワナ震えてくるの。で、「そ~おぅ~おぅ~、 あんだっすたーあああ~~ん・・・・」ってコーラスが始まった途端に涙があふれてきちゃう!こめかみに青スジ立てて大声で歌いながら、どどーっと涙を流している私って、対向車から見たらかなり異様だと思う。

このアルバムは、スティーブ・ハリス色を抑え、エイドリアン・スミス/ブルース・ディキンソンによるポップでメロディアスでハード・ロックっぽい(鋼鉄ではなく)曲をフィーチャーし、商業的には成功したが、ハードコアなアイアン・メイデンのファンの間では色々と物議をかもした一枚と記憶していますが、私はエイドリアンやブルースに改めてスポットライトが当たったことがすごく新鮮で、「こういうメイデン、大好き」派です。

実は私は『Somewhere In Time』そのものよりも、『Wasted Years』の12インチシングルにに収録されていた『Juanita』や、エイドリアンが歌っている『リーチ・アウト』がすごい好きだったのだけど、特に『Juanita』は、すごくオーソドックスなハードロックで、ブルースのボーカルがすげえかっこいい!これを聴いてブルースに対する見方が随分変わったよ。ラヴ・ソングよ!ラヴ・ソング!Juanita(ファニータ)という女に対する憧憬なのだけど、もーあんな顔して

Living in a Chelsea flat seems so lonely now (お前がいないアパートは寂しいよ)
I just know I gotta get you back (お前を取り戻さなきゃということはわかっているが)
I just don't know how (どうしたらいいかわからないんだ)

なーんて、泣かすじゃないさ!しかも、

Yeah it's such small crime thirsting over you
お前のことを思って渇きを覚えるなんて、たいした罪じゃないさ

なんちゃって、この色男!普段メイデンって、悪魔とか囚人とか長距離ランナーとか侵略者のことばっかり歌っているから、女のことを歌うブルースが存在するってことがわかっただけでも素晴らしい。多分、『Wasted Years』で鼻水出ちゃうくらい泣いちゃうのも、「だから、わかって欲しいんだ・・・・」というパーソナルな歌詞になっているところが、ブルースの感情的な一面を引き出しているからじゃないかなあ。

とは言ってもやっぱりメイデンはメイデンというか、デイヴ・マーレイの演歌も顔負けの湿っぽいギターで始まる『Deja Vu』とかスティーブ・ハリスの大作『Alexander the Great』とかも入っているから、ヒットした曲以外は変わってないと思うのだがね。この後、全然メイデンフォローしてなかったんですけど、ブルースが抜け、エイドリアンが抜けして、ソロ活動なんかも行った後、また再結成したんだってね。素晴らしい。またまたチェックしたいバンドが増えてしまった。とりあえずはメタ馬鹿さんがカバーしてくれた、ブルース・ディッキンソンのソロなんぞチェックしてみたいもんです。でもその前に、昔のメイデンのアルバム全部聴いちゃお~っと!

緊急追記:たった今、知ったんですけど、クライブ・バーって不治の病にかかっているんだそうです。どうりでなんだかおかしいと思ったよ。こちらの記事でで寄付の仕方を説明しました。私も寄付させていただきました。がんばれ、クライブ!


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| コメント(0) | 【2007/01/07 07:58】
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『Live / チェリー・ボムズ』-チュチュ因縁のライブ・アルバム
Coming Down Slow / Cherry Bombzシェアブログ1130に投稿

charrybomz.jpg

1.INTRO 2.HOUSEOF ECSTACY 3.100 DEGREES IN THE SHADE 4.PIN UP BOY 5.LIPS OF LOVE 6.LIFE'S SO HARD 7.OIL AND GASOLINE 8.TAXI DRIVER 9.SWEET PRETENDING 10.COMING DOWN SLOW 11.GIMMIE GOOD LOVING 12.AIN'T WHAT YOU DO 13.TRAVELLIN' BAND


ジャケが無くなっている。CDは歌詞カードがジャケとくっついているので、ジャケが紛失しているCDというのは私の場合、かなり歌詞を読み込んだアルバムである。チェリー・ボムズのアルバムはコレしか持ってなくて、今回評を書こうと思うまでメンバーの名前も知らなかったし、写真も映像も観たことなかったし、正直なんで買ったのかもわからないアルバムである。

しかしこれがすげえ良くて、私のベスト・ライブアルバムの一枚であることは間違いない。音楽以外のイメージに全く思い入れがないのにこれだけ好きになるということは、音楽がものすごいいいか、このバンド、もしくはこのライブのケミカルが深くツボに入ったとしか思えない。

とにかく何がいいって、このボーカルのアニタさんがすっげえいいんである。女のボーカルって、こじんまりまとまり過ぎちゃってあんまり好きじゃないのだが、この人のロウさ加減は別格だ。バンドとタイマン張って余りあるパワー、それでいてすごいセクシー。そのセクシーさとコケティッシュなところのバランスがバッチリで、「男に媚売ってんじゃねえよ!」みたいに甘ったるくはないが、インテリ気取りで「私はお・ん・な」なんて主張もしない。

声も、しゃがれていて場末のアル中女みたいかと思えば、すごい良~く伸びるところもある。歌い方も、鼻にかかった声、思いっきり腹から出す声、囁く声、「あぅっ」とか「ほぅ!」なんて合いの手と、芸達者。『100 Degrees in the Shade』の、しゃべりのところなんて最高で、「100 degrees in the shade=日陰でも100度もある」のである。そのくらい暑い!と言っておいて、「ふぅ!」って言うところが、可愛いというか、セクシーというか、面白いというか、なんとも言えないくらい魅力的!この人みたいに歌ってみたいと、良く家で爆音でかけて練習したもんだ。私がアニタに憧れて密かに練習していたことは、昔の友達は誰も知らない・・・。

それに、歌詞がまたいいのだ。特に『ピンナップ・ボーイ』なんか、まさにハートにズッキューンである。ロックスターの写真を部屋中に貼って、恍惚としている女の子が頭に浮かんでくる。それがまさに当時の私だったのだから、こりゃあがらえない。『Lips of Love』も、肉欲で付き合い始めた男に、本気で惚れてしまう女の悲哀、だけどけなげで可愛くて、そんで最後は結構あっけらかーんとしている、まさに等身大の女を描いている。『Life's Been So Hard』も、「生きるってことは大変だ」と言っておきながら、「ららら らーらら ららら らんら」なんてノーテンキなコーラス入れちゃったりして、深刻なんだかどーでもいいんだかわからないところがものすごい共感する。

バンド自体ももちろん強力にいい。特にいいのがドラム!この人、クラッシュにいたんだって?すごいパワーあるし、ビートが効いているし、『Intro』から『House of Ecstacy』に入るところとか、『Comin Down Slow』の電子タムみたいなやつの入れ方とかもー、脊髄直撃。曲も、明るくてアップテンポなんだけど、鼻の奥がツンとしちゃう切ないところがあって、それがアニタの個性にどんぴしゃ合っちゃったところが、このバンドの魅力なんだと思う。

収録は1986年9月3日、ロンドンのマーキー・クラブ。わー20年前かよ。ライブが始まる前、良く聞くとバックにアイアン・メイデンの『Wasted Years』がかかっている。時代だなあ、時代!

このアルバム、廃盤?ヤフーのオークションでしか見つからないし、ググッてもバンドの写真さえみつからない。私も何度も引越ししたし、アメリカに移ってきたときに色んなもの無くしたので、これを今でも持っているというのはほとんど奇跡に近い。何かしらの因縁があるのだな、こういうバンドとは。

Related Link
こちらのサイトでジャケ写真と、なんとPVがあったのね、You Tube へのリンクを載せているので、興味がある方は是非チェック!

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| コメント(8) | 【2007/01/05 23:53】
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『レオン』-哀しいけれど幸せな男
Leon The Professionalシェアブログ1573に投稿

AMOR ETERNOのウナ・ノチェさんが陶酔しておられるナタリー・ポートマンが演じる『レオン』のマチルダ。確かに、12才の子供がこれだけ表情豊かに演技ができたら、色々演らせたくなっちゃうのは、人情ですなあ。

leon.jpg
dvd on amazon.com
Produced: 1994
Directed by: Luc Besson
Writing Credits: Luc Besson
Cast:
Leon: Jean Reno
Stansfield: Gary Oldman
Mathilda: Natalie Portman
Tony: Danny Aiello
Malky: Peter Appel
ホテルにチェックインするとき、レオンの口下手なところや字が読めないところをカバーするための演技とか、このホテルのレセプションのおじさんにレオンのことを「父じゃなくて、恋人なの」と言って、「散歩に行ってくる」というところなんかすごい、すごい。

一番の見せ場は、マチルダが衣装をとっかえひっかえしてマドンナや、マリリン・モンローや、チャップリンの真似をするところだろう。歌も上手でいい声してるし、真似もすごく上手い。もし、ジェイク・ジレンホールが本当にナタリー・ポートマンに惚れているとしたら、このシーンを観てうっとりしているに違いない。

だけど、このシーンはやり過ぎたと思う。いかにも「天才子役、これでもか!」とプッシュし過ぎた感がある。いきなり映画のトーンが変わったもん。殺し屋のレオンが孤独な人生を送っていて、その静かさ、哀しさ、また、原題についている「プロフェッショナル」としての冷酷さをマチルダが人間的なものに変えた、というのを表現するためのシーンだという見方もできるが、全体の映画からすごく浮いていると思うなあ。

レオンは冷酷な殺し屋なのだが、毎朝鉢植えを日の当たるところに出してあげて、葉っぱを一枚一枚拭いてあげて、とっても可愛がっている。マチルダに「よっぽどその鉢植えが好きなのね」と聞かれると「うん。文句を言わないし、いつもハッピーだ。それに根がついていないところが俺と一緒」と答える。

私も孤独癖があり人間関係が苦手なので、この気持ちは良くわかる。人が二人以上集まった途端に噴出する不満や主張に嫌気がさして人間関係が保てない。そして保てないから、根がつかない。そして自分と同じような根がついてない者しか愛せない。

だから正直言うと、マチルダがレオンの生活にヅカヅカ入り込んでくるのがうさったかった。正しいとか間違っているということではなく、「主張の激しいヤツの勝ち」というアメリカの悪い図式の見本みたいで。レオンも言っている通り「命を助けてやったのに、どうして俺の生活をめちゃめちゃにするんだ」。

レオンは孤独だったのかもしれないけど、ああいいう風にしか生きられなかったのよ。でもほとんどの場合、ああいう風にしか生きられないことは不幸なことだ、という描き方しかされなくて、いつもマチルダみたいな人が「本当の幸せを教える」とか「与える」みたいな形で出てきて、絶対レオンのような人生を「正」とする映画ってないよな。

それは私にとっては歯がゆいのだけれど、でも逆に考えてみれば、なんでレオンは生きてきたのだろう?なんで私は生きているのだろう?という問いかけもできるよね。死ねないから?死ぬのって結構難しい。それに、特に何が生きがいというわけでなくても、死にたくないと思う。生きている方がいいと思えるってことは、ただ日々、淡々と生きていることがなんだかんだ幸せだったりするわけだ。

鉢植えの葉っぱをきれいに拭いてあげるのを心から楽しんでいたように見えるレオンの人生が不幸だとは思わないし、また同じ穴のムジナとしては思いたくもないのだけど、マチルダが現れたことによってまた別の幸福感を見出したレオンも、それはそれでいいんじゃないかなと思った。「この人のためなら死んでもいい」と思える人がいるっていうのも、悪い人生じゃないと思う。

でも最後にレオンが死んでしまうのは、やはりレオンはああいう風にしか生きられないからであって、あれが生き残ってマチルダと幸せな人生を送りました、とはならないのよね。その辺が哀しいのだけど、レオンはやはり不幸ではないのよね。「この人のために死んでもいい」と思える人のために死ねたんだから。

追記:なんだか内容とそぐわないので書き損ねてしまいましたが、ゲイリー・オールドマンもすごい良かったよ!いつも通りのキレ加減です。あのカプセルはなんなの?コカイン?あれを口に含んで「かちっ」と噛み砕き、「はぁぁぁぁ~~~ぶるるっ」と恍惚とし出すところとか、そのあと、ピアノ引く真似しながら焦点の合わない目でしゃべりまくるところとか、ビーズののれんを両手でかき分けて出てくるところとか、すげー笑う。

Key Words 
映画 レオン ナタリー・ポートマン ゲイリー・オールドマン ジャン・レノ
| コメント(6) | 【2007/01/04 20:00】
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親バカ日誌その五~てっちゃん、ドッグ・パークへ行く~
Tetsu goes to a dog park

お散歩には良く連れて行ってあげるんですが、てつはあっちうろうろ、こっちうろうろ、電柱にピッ、木の根元はぜーんぶクンクン嗅がないと気が済まず、その上拾い食いしたりするので、私に怒鳴られるは引っ張られるわ。たまには自由に走り廻ってみたいだろうと、ドッグ・パークに連れて行ってあげることにしました。

いつも一人でお留守番ばかりしているせいか、あまり社交的ではなく
20061230101614.jpg

慣れなくて遠巻き
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私が端っこまで歩いて行くと、ついてきちゃって、
とおぉーくで駆け回る犬達をじーっと見つめている・・・。

まあ、可哀相になんて思っていたら、大型犬に追い出されてきたチビ犬に
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戦いを挑まれ・・・

ま、しかし、人間と一緒で、少し慣れてくれば、このとおり
20061230101739.jpg

他の犬とも駆け回るようになったが、
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なかなか大型犬の会話には入れないらしい。

しかし、てっちゃんは大型犬に好かれるようだ
20061230101912.jpg

このクラークくんはてっちゃんの後をついてまわる。
20061230101933.jpg

「ほれ、こっちこっち」

それにこの、どこの子かわからないけど、
やたらてつにお愛想振りまく子
20061230102009.jpg

てつが明らかに困惑しているところが笑う。
「えーっと、私はボールで遊びたいんですが・・・」

そんなこんなしていたら、このナナちゃんを発見!
20061230102127.jpg

コリーの雑種なんだそうですが、色がてつとそっくり。
飼い主さんは奇遇にも日本人のご夫婦
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背の高さが全然違うんだけど、顔も似ていて、双子のよう
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そしたらアメリカ人の男の子が『ツインズ』の「ダニー・デビートとシュワルツネッガーみたい」だって


って、てつがダニー・デビートかいっ!

納得できない思いを抱えながらも、やっぱてつが楽しそうにしているのを見るのはいいもんだ。それにやはり、犬というのは癒し効果があるのかな。ここに来ている人で機嫌の悪い人っていないもん。みんな自分の犬をニコニコと眺めながら談笑したりして、私の精神衛生上も良い。これからは毎週連れてきてあげよう。

■親バカ日誌記事の一覧はこちら

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ペット コーギー
| コメント(3) | 【2007/01/03 00:00】
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『酔いどれ詩人になるまえに』-マット・ディロンが演じるアル中作家・ブコウスキの下積み生活
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チャールス・ブコウスキとの初めての出逢いは、アメリカに来たばっかりの頃、まだ英語もつたないと言うのに性格がバレて、「あんたきっとブコウスキ好きだよ、読んでみな」と言われ、辞書片手に読んだのですが、飲んだくれで、ボヘミアンなぶっ飛んだおっさんの話で、結構面白かった。意外に英語も簡単だったし。

Factotum
sound track on amazon.com
books on amazon.com
Produced: 2005
Directed by: Bent Hamer
Writing Credits: Charles Bukowski, Bent Hamer
Cast:
Henry Chinaski:Matt Dillon
Jan: Lili Taylor
Laura: Marisa Tomei
この人のストーリーは自伝的なのですが、タイトルの『Factotum(雑用係の意?)』が示すように、この映画では特に主人公・チナスキが食っていくためにした色々な仕事と、どうしてそれをクビになったかを中心に、チンナスキという「ライター」の破天荒な生活を紹介して行きます。

氷屋さんでバイトしているときは、配達に行った先のバーで飲み始めちゃって、トラックに積んだ氷が全部溶けてクビ、とか、ピクルス工場で働いたときは、仕事が詰まんなくなるとバーに飲みに行っちゃってクビ、とか、どーしても真っ当な仕事が出来ない人です。

仕事が続かないんだから貧乏なわけで、住むところも基本的になく、人の車からタバコを盗んで吸うような生活をしながら、短編を書いては自分の好きな雑誌に投稿し続ける。バーで知り合った女とエッチし、なんとなく一緒に住むようになり、みたいなことを繰り返して行きます。

私がブコウスキの小説を読んだ印象では、この人は相当ぶっ飛んでいて、こういう生活をするのが好きなのかと思ってましたが、映画の中のチンナスキが、仕立てのいいスーツとか、高い葉巻、ヨーロッパ旅行、はたまたいい家を持つこと、なんかに憧憬があると知って驚いてしまいました。

小説を読むと、アル中で貧乏でハチャメチャな生活の描写がすごい可笑しくて、楽しんでいるとしか思えないんですけど、あれはシニカルな表現だったのだなあ、今、考えてみると。もう少し英語が出来たら、可笑しみの中にかいま見える悲哀みたいなものを読み取ることができたのでしょうか。

部分部分はコミカルなのですが、というか、仕事に飽きると飲みに行っちゃうような人の話が可笑しくないわけはないのですが、映画全体としてはマジメなスタンスで、書かないといられないチンナスキが、ライターを目指す下積み時代の苦労話で、特にクライマックスも何もなく、ぶっちゃけ面白くないです。

それにしても主役のマット・ディロン。この人って、『リトル・ダーリング』とか『マイ・ボディガード』に出てたんだよね。憶えてる人、いるかなあ。それがアル中の役をやるようになるとはねえ。時の流れは早いもんだ・・・。

Tales of Ordinary Madness Tales of Ordinary Madness
Charles Bukowski (1984/01)
これが私が読んだブコウスキの短編集です。まだ持っているので、もう一回読んでみようかなあ。
この商品の詳細を見る


Key Words 
映画 酔いどれ詩人になるまえに チャールス・ブコウスキ マット・ディロン
| コメント(0) | 【2007/01/02 12:31】
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筆者自己紹介のページ
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チュチュ姫

「自分が読みたいブログを作る」を信条に、映画評のブログとして立ち上げた『姫のお楽しみ袋』ですが、最近は音楽評、書評も増えてきました。「評」と言っても私の場合、自分が感じたことをいかにそのまま伝えるかという努力しかしていないのですが、「自分の感じたことそのまま」を書くのがいかに難しいか、約一年半やってみて改めて感じています。ぶっちゃけ自分がどう思っているのかわからないときもあるし、書いているうちに見たくない自分の内面が見えてきたりしてそれをカバーしようとしちゃったり、また、自分の感じたことであるにも関わらず「こういうことは書きたくない」と思っちゃったり・・・。

だから今年は自分のことを良く見据えて、今まで以上に自分を包み隠さず書いていくのが目標!ヨロシクお願い致します。

トラック・バックに関してですが、承認制度を取っていたのですが、スパムがひどくて完全禁止にしました。関連記事をリンクさせたい方は、コメントと共に記事のURL貼ってもらって結構ですから。もしくはお気軽にprince55chu@hotmail.com へ連絡ください。

チュチュ姫トリビア

■10月5日、東京は錦糸町生まれ、てんびん座。千葉は浦安で育つ。7歳の誕生日に日記帳をもらったのをきっかけに書くことが好きになる。

■95年にアメリカに渡り、ワシントン州シアトルに1年住んだあと、ミシガン州に移動し、2001年に大学卒業。現在は日系自動車会社でいやいやながら働いている。しかし最近、類は友を呼ぶ、というのか、ぶっ飛んだ駐在員が日本から多々来ていて、結構面白い。

■血液型はB型。「B型以外には見えない」と良く言われる。B型の研究というサイトに載っている分析にピッタリ当てはまった性格ですので、ご興味のある方はどうぞ。

■2年間、カンフーを習っていたことがある。そのときのあだ名は「アサシン」

■「チュチュ姫」のHNは、"Princess Chu"と呼ばれるようになったことから思いついた。「チュー姫」だとマヌケなので「チュチュ」にした。最初はとにかくブログを始めたかったので、あまり深く考えずにつけたHNだが、最近好きになってきた。というのも、時々、うちの飼い犬が可愛らしいことをすると、「かわいいでチュ~~~~~!!!!」と自分が叫んでいることを発見したため。姫の部分は、私の自己中な性格を反映していて、いいかもしれないと思い始めた。

■好きな食べ物は・・・せ~~りの時になるとドラスティックに変化するのでなんとも言えないが、基本的に脂っこいもの。すき焼きのラードとか食べちゃうし。だから痩せないんだけど。

■嫌いな食べ物は、漬物!絶対食べられない。

■最近、晩酌と言うものをするようになった。ホロ酔い加減でヘビメタを聴くのが好き。

■犬を飼っている。チュチュ姫の親バカ振りを知りたいという酔狂な方はチュチュ姫親バカ日誌を参照のこと。

■セキセイインコのつがいを飼っている。メスは「パーディ」オスは「バーディ」。全然なついていない・・・。映画を観ている最中にピーチクパーチクうるさいので、ときどきチュチュに怒鳴られる。バーディはメタルが大好きで、私が聴いているとブランコの縦軸に足をかけて、「ぎゃっぎゃっぎゃっ!!!」と一緒に歌う。その姿は御大ブルース・ディキンソンがモニターに足をかけて歌う姿を彷彿とさせる。

■尊敬している人は小林よしのりとマイケル・ムーア。言いたいことを、誰にでもわかるように伝えよう、という人には頭が下がる。

■それから、貧乏でも、ヤク中でも、アル中でも、一生をミュージシャンとして終えた人は尊敬する。

■好きな俳優とか、オネツな男優とかって、あまりいない。基本的にセレブは性格悪いと思っているので、役柄に惚れることはあっても、俳優自体のファンになることはほとんどないので、俳優として評価できるか否か、という冷静な判断になってしまう。最近注目しているのはジョセフ・ゴードン-レヴィット。昔、『サードロック』というシットカムに出ていたヘンな子供だったのに、最近成長して、かなりいい役者になりそうな感じ。

■その代わり、ロック・ミュージシャンには熱くなってしまう悪癖を持つ。小倉千加子の本で、人間は自分が絶対になれないものに萌えるというのを読んでから、私のミュージシャン・フェチは、自分がなりたくてもなれないからなのかなーと思い始めた。というのは、女のミュージシャンは尊敬できても狂わないので。

どうしてもあがらえないミュージシャンリスト(常時更新)
ブルース・ディキンソン、ポール・ディアノ、スティーヴ・ハリス、ジェリー・ノーラン、ディーディー・ラモーン、ジョーイ・ラモーン、ニッキー・シックス、デイヴ・リー・ロス、そしてピート・バーンズ。

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■ジェイク・ジレンハールとの相性を占ってみる
■デトロイトのダウンタウンて、こうよ?!
■チュチュ姫、凹みの記録
■あなたを***に例えると?バトン
■酒バトン
■チュチュ姫様2006年日本ご訪問の覚え書き
■チュチュの日曜大工日記:キッチン
■良く当たる心理テスト
■チュチュの寝室初公開!
■2006年〆バトン
■チュチュの日曜大工日記:リビングルーム
■今の仕事やめることにしました!
■氷の世界
■下半身改造計画と姫の野望
■チュチュ姫ワークアウト・ダイジェスト
■2007年チュチュ姫日本凱旋記
| コメント(12) | 【2007/01/01 00:00】
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「嫌いなら観なきゃいいじゃん」と言うほど馬鹿げた理論はない!とアジテイトする『姫のお楽しみ袋』

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