Hotel Rwanda
私はこの問題について全然知識がないので、映画から得た情報・印象でしかわかりませんが、この、民族同士の争いをする人たちの真意はなんなのかと、ずーっと考えていました。ブッシュみたいなアフォでも、小泉みたいな出来損ないでも、一国の長を殺しちゃうというのは、その後に起こる「無秩序」を考えたら恐ろしいことです。映画では、フツ族出身の大統領が暗殺されたあと、フツ族の過激派はツチ族の一掃を計る。人を殺し、家を焼き、物を壊し・・・この人たちは、何のためにこれをやっているのでしょうか? 昔、白人がアフリカにやってきて、アフリカの人々を奴隷として買っていたわけですが、なぜそんなことが起こったかというと、アフリカでは奴隷売買が当たり前のように行われていたからだそうです。アフリカでは民族同士が対立し、お互いにお互いの部族の人を捕まえて奴隷として売っていた訳で、そこへお金を持っている白人がやってきて奴隷を買おうというので、アフリカの奴隷商人は嬉々として白人と商売したそうです。このとき、アフリカの部族が対立してなくて、国としてまとまっていたら、白人の搾取は避けられたのではないかと言われています。 そう思うと、「国」として結束するということが、国際社会で生き抜いて行くためには物凄い大事なことなんだなと思えてきます。「国」という単位でまとまっていないと、発展しないばかりか、他国からもたやすく干渉を受けてしまう。映画のエンドロールのところで流れる歌を何気なく聴いていたら、「ユナイテッド・ステイツ、ユナイテッド・・・・アメリカがユナイト出来るのに、私達もできないか」というようなことを歌っていたのですが、本当に日本やアメリカが、物凄い数の人を取りまとめて「国」として機能しているというのは、スゴイことなんだと思えてきます。 それともうひとつ思ったのは、いざとなったらUNもヨーロッパの国も、アフリカ人同士の争いなんて興味がない。「それはあんた達がブラックだからだ。あんた達はニガーでさえないんだからな!」と怒る、UNのオリバー大佐が印象的だった。主人公であるホテルの副支配人も、今まで自分にはパワフルな白人達がバックについていると思っていたけど、結局、自分の身は自分で守らなければならないと気がつく。 これを観ていて、私は日本の自衛隊問題を考えてしまいました。いざとなったらアメリカは本当に日本を守ってくれるのかなと。経済的な損得勘定がなければ、北朝鮮と日本の戦争なんてアメリカにしてみれば、「黄色人種の問題」-このルワンダのフツ族とツチ族の争いとなんら変わらないのでは? だからやっぱり自衛隊は、今の形のままではヤバイんじゃないでしょうか?映画の中でUNが、発砲を許されていないんですけど、その情けないことったらありませんでした。武器を持っているのに使っちゃいけない、そんな軍隊ありますか?日本の自衛隊だって似たようなものかとがっくりきました。そんな「いい子ちゃんごっこ」は、過激派やテロリストには通用しないんですよ。そして、そういう中で危険に晒されているのは実際に戦っている人たちなんですから、始末におえません。 最後に感じたのは、こういう無秩序の中で自分も他人も救えるのは、ホテル・ルワンダの副支配人・ポールのように、普段から人間同士のつながりを大事にしている人なんだなと思いました。たとえビジネス上での付き合いであろうとも、相手のワガママを聞いてあげたり、ニーズを満たしてあげようと努力してきたからこそ、このポールさんは危機一髪というときに頼れる人がいたわけです。私は結構一匹狼的なところがあり、人付き合いって面倒臭いと思ってしまうのですが、そういう生き方は結局、国家や資本主義の枠組みに守られているから出来るのであって、自分で自分の身を守らなければならなかったら、そんなの主義じゃあなくて単なるワガママなんだなあと強く反省。 この映画は、日本でなかなか公開されなくて、署名運動なんかしてやっと公開にこぎつけたと聞きました。そんなに熱心になった人たちが、この映画に何に感動してそういう運動をしたのか知らないのでなんともいえないけど、こういう映画に話題性を持たせて、みんなの関心を集めたのはいいことだと思いました。この大虐殺が起こったのがたった10年前くらいなのですから、ワタクシを始めとする普段たわけている人に「平和ボケしている場合じゃないんだよ」と誰かが言ってあげないといけませんからね。 チュチュが戦争とか、国家とかを考えた映画 ■無秩序は恐ろしいと思わせてくれます『コールド・マウンテン』 ■尊厳とは何かと考えました『プライベート・ライアン』 ■政治や国際問題に無関心ではいかんと思いました『華氏911』 ■自分の生まれた国を敬うことは大切なのではと思いました『ラスト・サムライ』 ■ホテル・ルワンダの関連商品はこちら スポンサーサイト
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アコギって、どうしてあんなにいい音がするのでしょうね・・・。この楽器は弦が「張って」あって、「弾いて」音が出る、という緊張感と爽快感が音にみなぎっています。そして、指が弦の上を滑るときの「きゅるるる」とも「しゅるるる」ともいえるあの音がゆるやかに神経に障るところがたまらない。 映画を観ているときから、この美しいアコギのバック・グラウンド・ミュージックを聴くためにサントラ買ってやろうと思っていたのですが、正解でした。ブロークバック・マウンテンのテーマは皆、「天国への階段」が弾ければ弾けちゃうくらい簡単そうですが、すごくアコギの良さが出ていて、聴いてて癒されます。 私はカントリー・ミュージック派でないので、ウィリー・ネルソンと聞いて「ヒー」となっちゃったんですが、意外や意外、2曲目の『HE WAS A FRIEND OF MINE』は、大好きになってしまいました。どうやらこれはもともとボブ・ディランの曲だったようですが、映画の内容に合わせてほんの少しだけ歌詞が変えてあるようです。 それから14曲目、リンダ・ロンスタットの『IT'S SO EASY』。昔はねーちゃん・ロックの先駆けだったんでしょうが、今聴くとカントリーです!音域がピッタリなので、これはワタクシの新しいカラオケ十八番になること間違いなしです!アイアン・メイデンなんか演ってないで、こういうの歌ってれば、今頃一身代築いていたかもしれません。 冗談はさておき、16曲目、ルーファス・ウェインライトの『THE MAKER MAKES』には度肝を抜かれました。アコースティック・ピアノとボーカルだけの曲なのですが、歌が入る前に「すー」っと息を吸った音が聞こえただけで目が潤んでしまうような曲です。ボーカルが女にしては野太い声だし、男にしては色っぽいし、非常に中性的で、映画が同性愛を描いていることを考えるとツボにハマリまくっています。私はカーステでこの歌がかかったとき、不覚にも泣いてしまって前が見えませんでした。とにかく心臓を鷲づかみされるようなパワフルなボーカルです。 ■第78回アカデミー賞 ベスト・オリジナル・スコア賞受賞! Related Links ■アマゾンで『ブロークバック・マウンテン』のサントラを視聴してみよう! ■『ブロークバック・マウンテン』日本版の文庫はこちら!400円とお手頃の値段。 ■要チェック!ルーファス・ウェインライトのCD Related Articles/u> ■『THE MAKER MAKES』の歌詞を載せてみました ■安心してご覧になれます-『ブロークバック・マウンテン』ネタばれなし編 ■観るなら読むな!『ブロークバック・マウンテン』完全ネタばれ編 ■映画偉人伝~その10~ジェイク・ジレンホール ■映画偉人伝~その17~ヒース・レッジャー
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映画偉人伝 ~その25~
Brad Pitt 本名ウィリアム・ブラッドレイ・ピット。オクラホマ生まれ。ミズーリはスプリングフィールド育ち。キカプー高校ではゴルフ、テニス、水泳、ディベート、生徒会、ミュージカルなど、何でもクビを突っ込んだ。ミズーリ大学でジャーナリズムを専攻、時々寄宿舎のショウで演劇をした。あと2単位で卒業だったのに退学してカリフォルニアへ上京。ストリッパーのリムジンの運転手、冷蔵庫の配送、鶏のぬいぐるみをかぶってレストランの宣伝をしたりしながら、下積み時代を過ごす。 ■大学のとき、学校のカレンダーに写真が載った。 ■『Cutting Class』(1989)で競演したJill Schoelenと付き合っていた。 ■1990年にアメリカTV映画『Too young too die』で競演したジュリエット・ルイスと付き合っていた。二人は1993年の『カリフォルニア』でも競演。 ■1991年の『テルマ&ルイーズ』で競演したジーナ・ディビスとも少し付き合っていたことがある。 ■1996年12月にグエネス・パルトロウとと婚約するが翌年6月破局。 ■1999年1月7日、開いていた窓からハリウッドにあるブラピの屋敷に侵入、アラームがなるまでの10時間の間、ブラピの服を着たりして過ごすしたアセナ・ロランドという19歳の女性は、同年2月10日に、今後3年間はブラピに100ヤード以内に近づかないようにという判決を受けた。 ■1997年に『セブン・イヤーズ・イン・チベット』に出演したため中国に入国禁止になる。 ■1996年、故郷スプリングフィールドの児童教育のためのミュージアムに10万ドル寄付。 ■1997年、紛争が始まる直前のユーゴスラビアで撮影された『The Dark Side of the Sun』という映画に主演したが、もうすぐ完成という1998年夏に内紛が勃発、ほとんどのフィルムが紛失した。1996年にフィルムは発見され、プロデューサーのAndjelo Arandjelovicの手に戻り、配給元を探していたらしいが・・・。この映画でブラピは、治療法を探しにアドリア海につれてこられた、めずらしい皮膚病をもったアメリカ人を演じている。 ■1992年の『リバー・ランズ・スルー・イット』出演のためフライ・フィッシングをマスターせねばならず、ハリウッドのビルの上で練習した。良く自分の頭の後ろを引っ掛けたらしい。 ■『マトリックス』のネオ役の候補に上がっていた。(ええ~~~!!!) ■ブラピがジェニファー・アニストンのために特別にデザインした指輪の製作を注文した会社が、その指輪のレプリカを「ブラピとジェンの指輪」として無断で売っていたため訴えた。和解では、今後ブラピがこの会社のために指輪をデザインし、アニストンがその指輪の専属モデルになるかわりに、二人の指輪の販売は中止するということになった。 ■日本のエドウィン・ジーンズのスポークスマンとして活躍。2001年にはルーツと言う缶コーヒーのCMに出演。こちらは2002年にケビン・コスナーに変った。また、ブラピが出演したトヨタアルティスのCMはアジア圏だけで流され、トヨタの乗用車は総売上の32%まで上昇した。 ■1989年の『へザーズ』のJ.D.役のオーディションを受けたが、「可愛すぎる」という理由で落とされ、その役はクリスチャン・スレーターにいった。 ■ブラピとアニストンは、将来競演しようと小説『Time Traveller's Wife』の映画化権を一緒に購入したらしいが、離婚後どうなったかは定かでない。 ■アニストンと親友のブラッド・グレイと、プランBエンターテイメントを設立したが、離婚後、アニストンは手を引いたらしい。 ■『トロイ』の撮影中に左アキレス腱を切った。(チュチュ注:ウソのようなホントの話!)そのため『オーシャンズ12』の撮影が遅れた。 ■キャプテン・アメリカの役をずっとやりたくて、交渉していたらしい。 ■『ファイト・クラブ』を見ないように両親を説得するために、薬品で手がただれるシーンを見せた。 ■高校でのあだ名はピット・ブル。 ■お気に入りの映画は『猿の惑星』と『サタデー・ナイト・フィーバー』 ■2005年のRazzie Awardのワースト・アクターのリストに『トロイ』のアキレス役で載っていた。幸いノミネートはされなかった。 ■オーランド・ブルームと親友。 ■香港のスリラー『インターナル・アフェア』の版権を持っている。自分とトム・クルーズ主演で映画化したかったらしい。 ■頼まれもしないのにMTVのJackassに出演、サルのぬいぐるみを着て共演者と共にスタントをした。(チュチュ注:ジャッカス(Jackass)は、『風雲・たけし城』を観てインスパイアされたというウワサ) ■チュチュの感想■ うろ覚えですが、確か『セブン』のミルズ刑事は、スプリングフィールドから来たと言っていたと思います。それって、ブラピの本当の故郷の名を使ったんですね。『トロイ』の評で書いたように、私にとってのブラピは『トゥルー・ロマンス』の、友達の手紙でマリファナ巻いて吸っちゃうけど気のいいフロイドであり、『12モンキース』の精神病棟にいるお茶目なキチガイであり、『カリフォルニア』の汚くて異常な殺人鬼であり、それに『セブン』のやる気まんまんでお人好しだけどあんまり頭良くないミルズ刑事であり、最近変わってしまったなと思いましたが、良く考えてみると『レジェンド・オブ・ザ・フォール』とか『リバー・ランズ・スルー・イット』とかそっち系もキャリアの早いうちから演っていたので、ワタクシが単に「ヘンなブラピ」が好きだっただけかもしれません。 出演作品 ■The Odyssey (2012) (announced) (rumored) ■Moneyball (2011) (announced) (rumored) ■The Lost City of Z (2010) (announced) ■The Sparrow (2010) (announced) (rumored) ■イングロリアス・バスターズ(2009) .... Lt. Aldo Raine ■The Tree of Life (2009) (post-production) ■ベンジャミン・バトン 数奇な人生 (2008) .... Benjamin Button ■バーン・アフター・リーディング (2008) .... Chad Feldheimer ■"Jimmy Kimmel Live!" .... Delivery Man (1 episode, 2008) ■ジェシー・ジェームズの暗殺 (2007) .... Jesse James ■Ocean's Thirteen (2007) .... Rusty Ryan ■バベル (2006) ■Mr.&Mrs.スミス (2005) .... John Smith ■Ocean's Twelve (2004) .... Rusty Ryan ■トロイ (2004) .... Achilles ■"King of the Hill" .... Patch Boomhauer (1 episode, 2003) - Patch Boomhauer (2003) TV Episode (voice) .... Patch Boomhauer ■Sinbad: Legend of the Seven Seas (2003) (voice) .... Sinbad ■コンフェッション (2002) ■Full Frontal (2002) .... Brad/Himself ■Ocean's Eleven (2001) .... Rusty Ryan ■"Friends" .... Will Colbert (1 episode, 2001) - The One with the Rumor (2001) TV Episode .... Will Colbert ■Spy Game (2001) .... Tom Bishop ■The Mexican (2001) .... Jerry Welbach ■Snatch. (2000) .... Mickey O'Neil ■ファイト・クラブ (1999) .... Tyler Durden ■Meet Joe Black (1998) .... Joe Black ■The Dark Side of the Sun (1997) .... Rick ■Seven Years in Tibet (1997) .... Heinrich Harrer ■The Devil's Own (1997) .... Rory Devaney/Francis Austin McGuire ■Sleepers (1996) .... Michael Sullivan ■12モンキーズ (1995) .... Jeffrey Goines ■Se7en (1995) .... Detective David Mills ■Legends of the Fall (1994) .... Tristan Ludlow ■Interview with the Vampire: The Vampire Chronicles (1994) .... Louis de Pointe du Lac ■The Favor (1994) .... Elliott Fowler ■True Romance (1993) .... Floyd ■Kalifornia (1993) .... Early Grayce ■A River Runs Through It (1992) .... Paul Maclean ■"Tales from the Crypt" .... Billy (1 episode, 1992) - King of the Road (1992) TV Episode .... Billy ■Cool World (1992) .... Detective Frank Harris ■Contact (1992) .... Cox ■Johnny Suede (1991) .... Johnny Suede ■Thelma & Louise (1991) .... J.D. ■Across the Tracks (1991) .... Joe Maloney ■Two-Fisted Tales (1991) (TV) .... Billy (segment "King of the Road") ■"Glory Days" (1990) TV Series .... Walker Lovejoy (unknown episodes, 1990) ■Too Young to Die? (1990) (TV) .... Billy Canton ■The Image (1990) (TV) .... Steve Black ■"thirtysomething" .... Bernard (1 episode, 1989) - Love and Sex (1989) TV Episode .... Bernard ■Cutting Class (1989) .... Dwight Ingalls ■Happy Together (1989/I) .... Brian ■"Growing Pains" .... Jeff / ... (2 episodes, 1987-1989) - Feet of Clay (1989) TV Episode .... Jonathan Keith - Who's Zoomin' Who? (1987) TV Episode .... Jeff ■"Freddy's Nightmares" .... Rick Austin (1 episode, 1989) - Black Tickets (1989) TV Episode .... Rick Austin ■"Head of the Class" .... Chuck (1 episode, 1989) - Partners (1989) TV Episode .... Chuck ■A Stoning in Fulham County (1988) (TV) .... Theodore 'Teddy' Johnson ■"21 Jump Street" .... Peter (1 episode, 1988) - Best Years of Your Life (1988) TV Episode .... Peter ■"Dallas" .... Randy (4 episodes, 1987-1988) - Farlow's Follies (1988) TV Episode .... Randy - Marriage on the Rocks (1988) TV Episode .... Randy - Daddy's Little Darlin' (1987) TV Episode .... Randy - Brother, Can You Spare a Child? (1987) TV Episode .... Randy ■"Another World" (1964) TV Series .... Chris (unknown episodes, 1987) ■Less Than Zero (1987) (uncredited) .... Partygoer/Preppie Kid At Fight ■No Man's Land (1987) (uncredited) .... Waiter ■チュチュの映画偉人伝~INDEX~ ※この記事は、IMDb (Internet Movie Database) の記事をチュチュがテキトーにサマって訳したものです。もしこの偉人伝で取り上げてもらいたい映画の偉人さんがいたら、教えてください。がんばって翻訳しま~す。 Key Word 映画 俳優 ブラッド・ピット |
映画偉人伝 ~その23~
1984年9月3日、ミネソタはロソー生まれ。小さな町の農場で育つ。15歳のときアリゾナに引越し、そこで演劇のレッスンを受け始める。高校卒業と同時に映画俳優を夢見てLAに上京し、たったの1ヶ月で『トロイ』のブラッド・ピット演じるアキレスのいとこ、パトロクロスの役を射止めてしまう。その後Billy Bob Thornton主演の『Friday Night Lights』に出演した後、『フォー・ブラザーズ』で主演のひとりとなる。 ■高校ではレスリングとフットボールをしていた。 ■パンク・ロック・ファン ■趣味はハンティングなどのアウトドア系。普段は家で料理するのが好き(パスタが得意らしい?) ■現在は、『トロイ』の出演料で買ったLAのアパートに住んでいる。 ■チュチュの感想■ 俳優と魚は新鮮なうちが食べごろだぁ!っつーわけで、いい子が入りましたよ。『トロイ』で見たときは、頭の隅っこをかすめるくらいには気になっていたのですが、『フォー・ブラザーズ』では「ういやつ!」という感じでした。期待してるんだけど、あまりおおっぴらに活動していないみたいでちょっと残念。『Geprgia Rule』では、話題のリンジー・ローハンと共演しているようなので、これでブレイクしてくれるといいんですが。 出演作品 ■Death Sentence (2007) (post-production) .... Billy Darly ■Georgia Rule (2007) (completed) .... Harlan ■Eragon (2006) .... Murtagh ■これまた弟分役がハマってて可愛い『フォー・ブラザーズ』(2005) ■Friday Night Lights (2004) .... Don Billingsley ■ブラピの弟分がういういしい『トロイ』 (2004) ■チュチュの映画偉人伝~INDEX~ Key Words 映画 俳優 ギャレット・ヘドランド トロイ フォー・ブラザーズ ※この記事は、IMDb (Internet Movie Database) の記事をチュチュがテキトーにサマって訳したものです。もしこの偉人伝で取り上げてもらいたい映画の偉人さんがいたら、教えてください。がんばって翻訳しま~す。 |
映画偉人伝 ~その22~
Vin Diesel
高校卒業後、ハンター大学で英語を専攻するが3年で退学、映画俳優を夢見てハリウッドへ上京。しかし舞台俳優をやっていたことはハリウッドではほとんど評価されず、1年でニュー・ヨークへ戻る。意気消沈しているところへお母さんが、『Feature Films at Used Car Prices(中古車の値段で長編映画が作れる!)』という本をくれた。この本に刺激を受け、自分の役者としての苦労を元に書いた短編『_Multi-Facial (1994)_ 』をたったの3000ドル、たったの3日間で撮影してしまう。これがカンヌ映画祭で上映され、注目を集める。 この成功に気を良くしたのか、その後ヴィンはもう一度LAに戻り、電球のテレマーケティングで5万ドルもの資金を捻り出し、今度は長編『Strays』 (1997)を製作。半年後にサンダンス・フィルム・フェスティバルで上映され、高い評価を受けるが興行的には成功せず、またもや意気消沈してニュー・ヨークへ舞い戻る。そんなヴィンを待っていたのは『_Multi-Facial (1994)_ 』に感銘を受けたスティーブン・スピルバーグから『プライベート・ライアン』への出演依頼の電話だった。その後も『_Multi-Facial (1994)_』のおかげで、 『The Iron Giant』(1999) の主演を獲得。サイファイ・フィルムの傑作『ピッチ・ブラック』(2000)のリチャード・リディック役では熱狂的なファンを獲得する。 ■ニュー・ヨークで用心棒をやっていたクラブはトンネル(既に潰れた)とマーズ。 ■獰猛なことで有名なマスティフという種類の犬を買っている。名前はローマン。 ■『Daredevil』(2003)のマット・マードック役にと考えられていたが、その役は結局ベン・アフレックにいった。 ■黒人とイタリア人のハーフ。 ■George Zakkと共にOne Race Productionsという製作会社を持っている。 ■クラブの用心棒としての経験を元に、『Strays』(1997)の続編『Doormen』を書いたが、俳優としての仕事が忙しくて、監督できないまま現在に至る。 ■十代の頃、ブレイク・ダンスの教則ビデオに出たことがある。 ■『Reindeer Games』(2000)でベン・アフレックの敵役としてキャストされていたが、Ehren Krugerの脚本がお粗末なのと監督のJohn Frankenheimerと意見が合わないことを理由に辞めた。 ■Revolution Studiosは『Hellboy』(2004)の主役にヴィンを押していたが、監督のGuillermo del Toroが、Ron Perlman主役でなければ監督しないと言い張った。 ■『ノックアラウンド・ガイズ』、『xXx(トリプルX)』、『A Man Apart 』でのパフォーマンスで、2003年と2004年のRazzie Awardのワースト・アクターのリストに載り、『The Chronicles of Riddick』(2004)ではついにノミネートされた。 ■ラッパーで音楽プロデューサーのKwameのいとこで、Kwameの昔のビデオに出ている。 ■チュチュの感想■ ニット帽さんからのリクエストです。以前にいただいていたリスエストを「興味ない!」とむげにしてしまったので、今回は超特急でやりました。ヴィンのお母さんが占い師というところが怪しげですね。実際、ニュー・ヨークに行くと、占い師の店がたくさんあって、なんとなく雰囲気がわかりますが。GOさんもヴィンはかっこええ、と言っているし、なんだか男の人に人気のある俳優さんのようですね。私は『プライベート・ライアン』でしか見たことないのですが。 今後の出演予定作品 ■『Hitman』 (2007) Agent 47 ■『Hannibal』 (2006) Hannibal Barca ■『Rockfish』 (2007) (voice) ■『Find Me Guilty』 (2006) Giacomo 'Fat Jack' DiNorscio 関連記事 ■ちびっとだけ出てくるよ『ワイルド・スピード TOKYO DRIFT』 ■『プライベート・ライアン』 ■チュチュの映画偉人伝~INDEX~ ■GOさんもヴィンについて書いています『トリプルX 』 ■ヴィン関連の映画、本などはこちら ※この記事は、IMDb (Internet Movie Database) の記事をチュチュがテキトーにサマって訳したものです。もしこの偉人伝で取り上げてもらいたい映画の偉人さんがいたら、教えてください。がんばって翻訳しま~す。 |
Troy この映画は公開されたときに観に行ったんですけど、もう大きい映画館での上映は終っていて、ネットでやってる映画館を調べたところ、小さな町の小さな映画館でやってることを発見。ここは東京で言うなら「駅前商店街」位の規模の町で、映画館は古本屋の隣にあり、入場料は3ドル(300円!)
えっ?! 聞いてないよー!(ダチョウ倶楽部風に:GOさん、ネタ使わしてもらいました)というわけで、まるまる20分くらい、古本屋のおっさんが趣味でやってるらしいヘタクソなバンジョーを聴かされ、映画観る前にへとへとになったのを思い出します。 この映画を観に行った理由は、パリス役のオーランド・ブルームでして。LOTRのレゴラス役があまりに新鮮だったのでにファンになってしまい、「大根だな・・・」とは思ったのですが(「アラゴ~ン!!」なんで叫ぶところなんかもう、「ドタッ!」って感じ)それは意識の隅に押し込めて、下心だけで観に行ってしまったにもかかわらず、以外にもハマリ役でびっくり。女に弱く、気も弱く、イジョーに情けなくて頭も悪い。しかし、なぜだかこの情けなさが可愛い! と、思っていたのですが、今回DVDで観たら、考え変わりました。なんか良く観ると、目の焦点が合ってないし、ヒゲがちゃんと剃ってなくてところどころちょぼちょぼっと生えていたりして、「知恵☆れの弟」みたい。「なんでこんな男好きだったんだろう?」と、そろそろ潮時のカップルみたいなことを考えてしまいました。 映画全体としては、こういう時代物、バトル物では必ず力を入れられている、衣装や小物やセットや特撮なんかも金がかかっててなかなかいいのに、不思議に納得行かないのですが、それはひとえにブラピがアキレスになりきれていないからじゃないかなあと思いました。この映画のストーリーを語るとき、登場人物の名前を使うんじゃなく、「ブラピがあーした、ブラピがこーした」という言い方の方がしっくりくる。チームの優勝より自分の勝率の方が大事なピッチャーが、自分の力を過信して、歩かせるべきバッターと勝負をしちゃっているような居心地の悪さがあります。 例えば、戦闘シーンなんかでも、結構かっこいいところがいっぱいあるのですが、戦闘のダイナミックさを表現するためというより、ブラピが格好良く見えるようにやっている感じがしてならない。冒頭のシーンでのビヨーンとサイドにジャンプして、敵の肩に剣をざっくり差し込む技とか、アキレス(ブラピ)の隊がたった15人でトロイの海岸を攻めるときの盾を連ねたフォーメーションとか、早回しなのが良くわかる槍を投げるシーンとか、ブラピはかっこいいシーンがたくさんあるんだけど、他の人はないの。極め付けが、アキレス対へクター(エリック・バナ)のバトル。へクターとアキレスって、最強のライバルのはずなのだが、アキレスの方が余裕あり過ぎ。しかもなんなの、あの華麗なフォームは?! アキレスだけ決めのポーズが多くて、殺し合いの緊迫感がない。アメリカのヘビー級プロレスのヤラセみたいな感じです。 そんで良く見たら、これってブラピがやってるプランBという製作会社じゃないの。だからブラピがかなりの割合で製作に首を突っ込んでいるはずで、それを考えるとブラピが自分自身のことをどういう目で見ているかが良くわかる。 私にとってブラピは、『トゥルー・ロマンス』の、友達の手紙でマリファナ巻いて吸っちゃうけど気のいいフロイドであり、『12モンキース』の精神病棟にいるお茶目なキチガイであり、『カリフォルニア』の汚くて異常な殺人鬼であり、それに『セブン』のやる気まんまんでお人好しだけどあんまり頭良くないミルズ刑事であるが、マッチョで冷めた『トロイ』のアキレスではない! こういう男臭い役を演じたがるブラピを容認できる人には『トロイ』はいい映画なのだろうけど、私は似合わないと思うなあ。ブラピは、良く言えば繊細、悪く言えば女々しい感じがあるんだよ。だいたいさっき書いた戦闘シーンなんかでも、格好良いんだけどやけに色っぽいんだよね。すごく周りの雰囲気と合ってないの。 それともう1つ気になったのは、女優陣が全く魅力がないこと。ヘレン役のダイアン・クルーガーは、キレイなんだけど、ヘレンって伝説に残るほどの美女なんでしょ?それを考えると、美貌うんぬんよりオーラみたいなものがなくてつまんない。それから、へクターの奥さんのアンドロマケがなんつーか、貧相つーか、これから一国の女王になろうかって人には見えない。で極め付けがアキレスが恋に落ちるブリセイス。なーんか泥臭くて、子供みたい。考えてみればへクターがエリック・バナってのもイマイチ弱いし、ブラピが喰われてしまう様な印象の強い役者は使わなかったのかも。 Key Words 映画 トロイ ブラッド・ピット オーランド・ブルーム 関連記事 ■アキレスが可愛がってるいとこ役のギャレット・ヘドランド(↓左ね)の映画偉人伝 ■ブラピが出ている『Mr.&Mrs.スミス』 ■オーランド・ブルームが出ている『キングダム・オブ・ヘブン』
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映画偉人伝 ~その21~
1981年6月9日、イスラエルはエルサレム生まれ。本名はナタリー・ハーシュラグ(Hershlag)、ニックネームはナット(Nat)。お父さんはお医者さんで、お母さんはアーティストであり、またナタリーのマネージャーもしている。ハーシュラグ一家はナタリーが3歳のときアメリカに移住、ニューヨークに落ち着く。11歳のときピザ屋でスカウトされ、モデルになるよう進められたが、本人は役者になることを決意。1994年『レオン』で鮮烈な映画デビューを飾り、1999年『スターウォーズ・エピソード1』のクィーン・アミダラ役で世界的に有名になる。 ■4歳からバレーのレッスンを受けている。ジャズ・ダンス、タップ・ダンスも習ったことがある。 ■8歳の時から厳格なベジタリアン。 ■オフ・ブロードウェイのショウの主役の代役として、ブリトニー・スピアーズと共に待機していたことがあり、それ以来、ブリトニーとは友達で、一緒にパーティを主催したこともある。 ■好きな教科は数学「いつも答えが出るから」 ■ヘブライ語、英語の他にフレンチ、ドイツ語、日本語を流暢に話す。 ■『レオン』での役柄がロリータっぽかったため家庭で問題になり(!)以後、学業に専念したナタリーは、主席で高校を卒業、ハーバード大学に入学する。 ■映画で若い女性が、性的対象として扱われることが好きではないという理由で、1997年の『ロリータ』への出演を拒否。 ■環境問題を取り上げた歌やダンスを披露する「ワールド・パトロール・キッズ」のメンバーだった。 ■非常に高額なことで有名な名門、Stagedoor Manor Performing Arts Campに3年連続で参加し、それが演劇に興味を持つきっかけになった。 ■ヌード・シーンがあったため『Anywhere But Here』への出演を断ったが、共演者を承認する権利があったスーザン・サランドンが、ナタリーなしでは出演しないと圧力を加え、脚本からヌード・シーンを削った。 ■1996年の『ロミオとジュリエット』のジュリエット役に抜擢されたが、ラブ・シーンと、ロミオ役のデカプリオとの年の差のため(!)辞退した。 ■ナタリーが辞退した役はクリスティーナ・リッチに行くことが多いとか。 ■ボストンのロキシーというクラブで、モビーのショウを観るために身分証明書を偽造したが、バレて入れてもらえず、モビーが、ナタリーがいないならショウはやらないとダダをこねたため、クラブ側はナタリーが酒を飲まないように監視をつけて、入場を許可した。 ■上記のエピソードはウソだとインタビューで答えている。ナタリーと友達は、クラブ入場を拒否されたあと、おとなしく家に帰ったとのこと(そんじゃ身分証明書は偽造したんかいっ) ■『アンネ・フランクの日記』など、舞台でも好演している。 ■小さい女の子達の良い手本になれるように、映画の役柄を厳選していることに誇りを持っている。 ■ハーバード大学で心理学を専攻していたナタリーは、女優業を本業にする気はなく、今後は出演作を厳選するつもりだとインタビューで答えている。 ■2003年6月にハーバードでの学位を獲得。その後、モロッコとグアテマラに一人旅に出ている(チュチュ注:大学出たら長期旅行をするというのはアメリカの典型的な大学生) ■『クローサー』(2004)では、ストリップのシーンで嫌々ながらヌードも披露したが、なくても映画に支障がないということで、使用されなかった。 ■ジェイク・ジレンホール(ギレンホール改め)、ブライス・ダラス・ハワード、マルーン5のメンバーなどと仲がいい。 なんでこの人のエピソードはこんなに長いんでしょう?!訳すの疲れました。これも人気があることの証明なんでしょうね。知れば知るほど金持ちの家のお嬢さんというイメージがします。ベジタリアンであること、環境保護などに関わっていたこと、映画での女性の性の描写等に強い意見を持っていることから、かなり「Politically correct(道徳的正しさ)」的な人とお見受けしました。ま、ハーバードですからね! ナタリー・ポートマン出演作 ■Cloud Atlas (2011 pre-production) ■Thor (2011 post-production) .... Jane Foster ■Your Highness (2011 completed) .... Isabel ■No Strings Attached (2011): Emma Kurtzman ■ブラック・スワン (2010) .... Nina ■Hesher (2010) .... Nicole ■マイ・ブラザー (2009/I) .... Grace Cahill ■The Other Woman (2009) .... Emilia Greenleaf ■ニューヨーク、アイラブユー (2009).... Rifka ■The Other Boleyn Girl (2008) .... Anne Boleyn ■Mr. Magorium's Wonder Emporium (2007) .... Molly Mahoney, the Composer ■The Darjeeling Limited (2007) .... Jack's Ex-Girlfriend ■Hotel Chevalier (2007) .... Jack's Girlfriend ■My Blueberry Nights (2007) .... Leslie ■"The Simpsons" .... Darcy (1 episode, 2007) ■大熱演で、見直した!『Goya's Ghosts』 (2006) .... Inés/Alicia ■Paris, je t'aime (2006) .... Francine (segment 'Faubourg Saint-Denis') ■チュチュ的にはイマイチ V for ヴェンデッタ (2005) .... Evey Hammond ■Free Zone (2005) .... Rebecca ■Star Wars: Episode III - Revenge of the Sith (2005) .... Padmé ■Domino One (2005) .... Dominique Bellamy ■ストリッパー役を好演!クローサー (2004/I) .... Alice ■True (2004) .... Francine ■Garden State (2004) .... Sam ■いたいけな人妻役 コールド・マウンテン (2003) .... Sara ■Star Wars: Episode II - Attack of the Clones (2002) .... Senator Padmé Amidala ■Where the Heart Is (2000) .... Novalee Nation ■Anywhere But Here (1999) .... Ann August ■Star Wars: Episode I - The Phantom Menace (1999) .... Queen Padmé Naberrie Amidala ■Mars Attacks! (1996) .... Taffy Dale ■Everyone Says I Love You (1996) .... Laura Dandridge ■Beautiful Girls (1996) .... Marty ■Heat (1995) .... Lauren Gustafson ■Developing (1995) .... Nina ■いやー、これは天才子役と呼ばれちゃうでしょう!『レオン』(1994) ■チュチュの映画偉人伝~INDEX~ ※この記事は、IMDb (Internet Movie Database) の記事をチュチュがテキトーにサマって訳したものです。もしこの偉人伝で取り上げてもらいたい映画の偉人さんがいたら、教えてください。がんばって翻訳しま~す。 |
映画偉人伝 ~その20~
1972年12月29日ロンドン生まれ。12歳からNational Youth Music Theatreで演劇を始めるが17歳のときに『ファミリーズ』という昼メロ出演のために退学。1992年からは舞台の活動を始め、ロンドン中の舞台に主演し、ローレンス・オリビエ賞にノミネートされたこともある。ニューヨークのブロードウェイを経て、ビッグ・スクリーンへの本格デビューは1997年の『ガタカ』。マット・デーモンと共演した『リプリー』(1999)は興行成績も良く、ジュードの演技も評論家に絶賛された。 ■Judeという名前は本当にビートルズの『Hey Jude』にちなんでつけられたらしい。 ■『リプリー』のボートでの殺人のシーンでは、肋骨を骨折した(こういう逸話って、多いんですが、俳優も楽じゃありませんね) ■『リプリー』『真夜中のサバナ』『ガタカ』の殺されるシーンで着ていたシャツをコレクションしている。 ■NYMT(演劇学校?)に入学したとき、名前のせいで女性用の寄宿舎に入れられたが、バレるまで黙っていた。 ■女優シエナ・ミラーと婚約していたが、乳母のデイジー・ライトとエッチしちゃったことがバレて、婚約解消。 ジュード・ロウ出演作品 ■Sherlock Holmes (2009) (post-production) .... Dr. John Watson ■The Imaginarium of Doctor Parnassus (2009) (completed) .... Tony ■Repossession Mambo (2009) (completed) .... Remy ■Rage (2009/I) .... Minx ■Sleuth (2007) .... Milo ■My Blueberry Nights (2007) .... Jeremy ■ホリディ (2006) .... Graham Simpkins ■Breaking and Entering (2006) .... Will ■All the King's Men (2006) .... Jack Burden ■Lemony Snicket's A Series of Unfortunate Events (2004) (voice) .... Lemony Snicket ■アビエイター (2004) .... Errol Flynn ■クローサー (2004/I) .... Dan ■"Saturday Night Live" .... Host (1 episode, 2004) ■Alfie (2004) .... Alfie ■Sky Captain and the World of Tomorrow (2004) .... Sky Captain ■I Heart Huckabees (2004) .... Brad Stand ■コールドマウンテン (2003) .... Inman ■Road to Perdition (2002) .... Harlen Maguire rtificial Intelligence: AI (2001) .... Gigolo Joe ■Enemy at the Gates (2001) .... Vassili Zaitsev ■Love, Honour and Obey (2000) .... Jude ■リプリー (1999) .... Dickie Greenleaf ■Presence of Mind (1999) .... Secretary ■eXistenZ (1999) .... Ted Pikul ■The Wisdom of Crocodiles (1998) .... Steven Grlscz ■Final Cut (1998) .... Jude ■Music from Another Room (1998) .... Danny ■Midnight in the Garden of Good and Evil (1997) .... Billy Hanson ■Gattaca (1997) .... Jerome Eugene Morrow ■Wilde (1997) .... Lord Alfred 'Bosie' Douglas ■Bent (1997) .... Stormtrooper ■I Love You, I Love You Not (1996) .... Ethan ■Shopping (1994) .... Billy ■The Crane (1994) .... Young Man 1 ■The Marshal (1993) (TV) .... Bruno ■"The Casebook of Sherlock Holmes" .... Joe Barnes (1 episode, 1991) ■"Families" .... Nathan Thompson (1 episode, 1990) ■The Tailor of Gloucester (1989) (TV) .... Mayor's Stableboy ※この記事は、IMDb (Internet Movie Database) の記事をチュチュがテキトーにサマって訳したものです。もしこの偉人伝で取り上げてもらいたい映画の偉人さんがいたら、教えてください。がんばって翻訳しま~す。 |
映画偉人伝 ~その19~
Catherine Keener ■1991年、『ジョニー・スエード』で共演して以来、ブラッド・ピットの親しい友人で、お互いのムービー・プレミアに通いっこしている。 ■第78回オスカー 『カポーティ』で助演女優賞にノミネートされていましたが、受賞はならず!惜しかった! ■チュチュの感想■ 最初、『ラブリー&アメイジング』で見た時から、なんとなく知ってるなーと思っていたのですが、色々話題性のある映画に出ていたのですね。『ラブリー&アメイジング』や『40歳の童貞』ではなんだかがりがりに痩せていて、顔も老けた感じで美人系ではなく、しかもこう、なんつーか「ムカつくベジタリアン」みたいなビッチ系の雰囲気を持った人なんですが、写真を見ると結構きれいだし、リストを見ると様々な映画に登場している。ハリウッドでは名脇役、といった感じの存在なんでしょうか。『カポーティ』ではがはははとおなじみの笑い方が、フィリップ・シーモア・ホフマンの絶妙な演技と相まって、すごい良かったです。 キャサリン・キーナー出演作一覧 ■Percy Jackson & the Olympians: The Lightning Thief (2010) (post-production) .... Sally Jackson ■Untitled Duplass Brothers Project (2010) (post-production) .... Jamie ■Nailed (2009) (post-production) .... Rep. Pam Hendrickson ■Where the Wild Things Are (2009) (completed) .... Connie ■Please Give (2009) (completed) ■The Soloist (2009) .... Mary Weston ■Genova (2008) .... Barbara ■脳内ニューヨーク(2008) .... Adele Lack ■Hamlet 2 (2008) .... Brie Marschz ■What Just Happened (2008) .... Lou Tarnow ■Solstice (2007) ■イントゥ・ザ・ワイルド(2007) .... Jan Burres ■An American Crime (2007) .... Gertrude Baniszewski ■映画はしょーもないけど、キーナーは良かった『フレンズ・ウィズ・マネー』(2006) ■出てる役者がみんないい『カポーティ』(2005) .... Harper Lee ■ななんとヒロイン役です!『40歳の童貞』(2005) ■The Interpreter (2005) .... Dot Woods ■The Ballad of Jack and Rose (2005) .... Kathleen ■S1m0ne (2002) .... Elaine Christian ■Full Frontal (2002) .... Lee ■Death to Smoochy (2002) .... Nora Wells ■ジェイク・ジレンハール(ギレンホール改め)との絡みのシーンもあるぞ!『ラブリー&アメイジング』(2001) ■American Arts & Culture Presents John Horatio Malkovich 'Dance of Despair & Disillusionment' (2000) (V) (uncredited) .... Maxine ■Simpatico (1999) .... Cecilia ■Being John Malkovich (1999) .... Maxine Lund ■8MM (1999) .... Amy Welles ■Your Friends & Neighbors (1998) .... Terri ■Out of Sight (1998) .... Adele ■The Real Blonde (1997) .... Mary ■If These Walls Could Talk (1996) (TV) .... Becky (segment "1952") ■Box of Moon Light (1996) .... Floatie Dupre ■Boys (1996) .... Jilly ■Heroine of Hell (1996) (TV) .... Magda ■The Destiny of Marty Fine (1996) .... Lena ■Walking and Talking (1996) .... Amelia ■Living in Oblivion (1995) .... Nicole Springer ■Journeys North (1994) (TV) .... Magda ■The Gun in Betty Lou's Handbag (1992) .... Suzanne ■Johnny Suede (1991) .... Yvonne ■Switch (1991) .... Steve's Secretary ■Catchfire (1990) .... Trucker's girl ■Survival Quest (1989) .... Cheryl ■"Ohara" (1987) TV Series .... Lt. Cricket Sideris (1987) ■About Last Night... (1986) .... Cocktail Waitress ■The Education of Allison Tate (1986) .... Linda Kellogg 関連記事 ■チュチュの映画偉人伝~INDEX~ Key Words 映画 俳優 女優 キャサリン・キーナー ※いつもIMDb (Internet Movie Database) の記事テキトーにサマって訳しているのですが、この方に関してはほとんど情報がなかったので、Catherine Keener Picture Galleriesの方も覗かせていただき、参考にしました。 |
City Slickers
なんとなーく顔や身体も老けてきて、男の人の最大の悩みであるハゲも進行中。仕事もなんかこんなことやってていいのかって感じ。ある日、息子の小学校で、「お父さんを呼んで、お話を聞きましょう」という授業に呼ばれる。これは、生徒のお父さんを呼んできて、「お父さんはこんな仕事をしているんだよ」とクラスの前でお父さんが子供達に語る、という企画モノなのです。他の子供のお父さんの話が終って、いよいよミッチの番。先生が、ミッチの息子に「じゃあ、ダニエルくん、お父さんを紹介してください」という。すくっと立ち上がったダニエルくん・・・ ジェイク・ジレンホール(ギレンホール改め)じゃないかあ~~~!!! いや、もちろん、出てると知っていたから観たのですが、主人公の息子役だったとは!とっても可愛いのですが、映画に出てる子供って、デブ専とかバカ専でもない限りみんな可愛いので、特に際立ったところはありません。演技もフツーだし。でもそこはやっぱ、今の大人のジェイクくんしか知らないので、声変わりもしていないのを見るのはなんか楽し~。 このシーンでは、ジェイクくん演じる息子が自分をクラスメートに紹介するとき、職業を言いたがらないのを見て、ミッチが「オレの息子は、オレのことを誇りに思ってない」とガッカリするところなので、ジェイクくんは結構重要な役どころなのです。 んで、その後、ミッチのバースディ・パーティのシーンは、大人に混じって、変な顔したり、「肩の筋肉動かせるんだ、見て~」なんてモロ肌脱いで見せたり、お茶目でおませなジェイクくんで幕を開けますので、結構フィーチャーされているんだよ。でも良かった、名子役なんて有名にならないで。子役で有名になった人って、大人になるとロクなもんじゃないってケースが多いですからね。 まそれはともかく、ミッチはバースデー・プレゼントとして2週間、カウボーイとして過ごすツアー・パッケージをもらい、親友のエドとフィルと3人で参加する。 で、残りは、この3人がエセ・カウボーイとして奮闘し、各自のミッド・ライフ・クライシスを乗り越えていくきっかけを見つける、という平均的なドラマですが、思ったより面白かったです。私、結構ビリー・クリスタルって好きなんですよ。冴えない男を演じさせたらピカイチというか。でも、ビリー・クリスタルの映画っつったら、メグ・ライアンと共演した『恋人達の予感』だね。これを観ると「んー、こんなに冴えないのに、なぜか女心をくすぐるやつだ」と思いますよ。この『シティ・スリッカーズ』の方は、『ハリーとサリー』でラブコメ専というレッテル貼られたくないので、男が喜んで見たがるようなコメディをあえて作ったという感じでした。 【1/22/06】 ジェイクくんの出演作品一覧はこちら↓ ■チュチュの映画偉人伝 その10 ~ジェイク・ジレンホール~
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Highway
ジャック(ジャレッド・レト)は、ラス・ベガスの金持ちの大邸宅でプール整備をしていたが、そこの年中発情している若い人妻とやってしまい、これが怖い旦那にばれて(なんかヤクザっぽい人)、幼馴染のパイロット(ジェイク・ジレンホール)と逃げることにする。パイロットは、シアトルに行こうと提案。途中、食事したレストランでキャシー(セルマ・ブレイヤー)という女の子を拾う。その後、中年ストーナー・ヒッピーのジョンと出会い、彼がカート・コベイン(コバーン改め)の追悼式に出るためシアトルに行くというので一緒に行くことにするが・・・ 基本的なロード・ムービーで、最後にご丁寧にジャック・ケルアック「On The Road」の引用まで出てきて、製作者本人は「かっこええなぁ~」と悦に浸ってるのはわかるのですが、ホント、素人っぽいっていうか、何が言いたいんだかわかんないし、それぞれの登場人物の意義も曖昧模糊としています。背景が1994年で、カート・コベインの追悼式をやっているシアトルに行くので、グランジ・ロックとかその世代のなんかあんのかな、と思ったけどそれもないし・・・。あと、旅の途中でアリゲータ・ボーイと呼ばれる奇形の人を見物に行って、このエピソードが結構長いんだけど、なんの意味があるのかも不明。主人公のジャックとパイロットの小さい頃の映像がしつこくしつこく挿入され、二人が幼馴染であることが強調されているようなので、「これは男の友情を描いたものか?」とも思ったのですが・・・。 きっと1つ1つのエピソードや登場人物が、製作者にとっては意味があるのだろうけど、こちらから見るとばらんばらんで、全然良くわかりません。誰か「これはこうだぁ!」という解説できる人がいたら、是非TBしていただきたい。 ジェイクくんは、ストーナーの男の子の役をいつものようにそつなくこなしています。もうここまでくるとファンのひいき目にしか聞こえないと思いますが、映画は最悪だったけど、ジェイクくんは良かった!いつもどおり冴えないモテない男の子役で、この間GOさんが言ってた、バカ専の頃のキアヌと通ずるものがあります。このバカ専-主演男優ラインって、ハリウッドの王道なのかしら?
ジェイクくんの出演作品一覧はこちら↓ ■チュチュの映画偉人伝 その10 ~ジェイク・ジレンホール~
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Closer
なんでヘンな映画と思ったかとよくよく考えてみたのですが、まず第一に、普通の恋愛映画というのは男女が出会い、恋に落ち、その恋がどう発展していくかを描くでしょ?喧嘩や、悲劇や、心温まるエピソードがあったりし、結末にいたる。 でもこの『クローサー』は、出会いと別れのシーンしかないのです。最初、ダン(ジェード・ロウ)とアリス(ナタリー・ポートマン)がロンドンのストリートでひょんなことから出会う。その出会いを丹念に描く。そして次のシーンでは、ダンが写真家のアナ(ジュリア・ロバーツ)のスタジオにいて、撮影をしている。そしていきなりダンが「き、君は美しい」なんつって、アナにキスをする。あれ?アリスはどしたの?と思うと、アリスがスタジオにやってきて、ああ、やっぱダンと付き合ってるんだ、とわかるのだが、アナとアリスが2人きりになったとき、アリスは、ダンとアナがキスしたことを知って泣く。 これだと、ダンとアリスがどういう状態なのか、どんな付き合いをしているのか全くわからない。それに、ダンが写真撮影をしていた理由は、売れない小説家のダンが、ストリッパーをしていたアリスをネタに小説を書いて、それの出版のために写真を撮っているのですが、そういうことも、この時点でダンとアリスが一年間いっしょに生活していることも、登場人物の会話からしかわからない。 アナが、アナに拒絶されたダンが仕掛けた悪ふざけが原因でラリー(クライヴ・オーエン)に出逢うところも、エピソードが細かく描写されているが、次のシーンでは突然アナの写真の展覧会。登場人物の会話から、アナとラリーは付き合って一年経っていることがわかるが、どのように二人の関係が発展していったのかが良くわからない。 この展覧会にアリスと連れ立ってやってきたダンが、アリスをうちに帰した後、またしつこくアナに言い寄るのだが、今回もアナは拒絶。その次のシーンは、ダンとアリスが一緒に住むフラットで、ダンがアリスに「実はアナと付き合っている」と打ち明ける。ダンがかなりアナに対して執着してきてストーカーまがいのことをしているのは会話の中でわかっているので、これはダンの狂言に聞こえる。 その次のシーンではアナが大きな家に住んでいて、ラリーが帰って来る。会話から二人は結婚したということがわかる。ここでアナも「ダンと会っている」と打ち明け、「一年前の展示会の時から」と言うのを聞いて、「ああ、一年後なのか」ということと、ダンのセリフが真実だとわかって、「ええ~~~!!!」と思ってしまった。 ここまでのストーリーを見て、ほとんど描写がないにもかかわらず、ダンがアナを愛していないのが良くわかってムナクソ悪い。ダンはちょっと偏執狂っぽくて、自己愛が強くて、ヘンなヤツなんだけど、それにしつこくされて落ちてしまうアナがアホに見える。 アナの情事を発見したラリーも、アナにダンとのセックスはどうだとか物凄い突っ込んだ質問を怒鳴り散らしたりする。こいつがちょっとセックス狂いなのはアナとの出会いのエピソードでわかっているのでいいんだが、こいつも自己中でうんざりする。 アナも、ラリーに会って離婚届けにサインさせるとき、ラリーが「最後に一回だけ寝てくれたら、サインしてやる」と言われ、ホントに寝ちゃって、またそれをダンに言うんだな~!そんで「愛していれば、許せるはずよ」なんて言うんですよ。 そんな中で一番まともなのはアリス。何でだかわかんないけど、アリスはダンのこと真剣に愛していて、その真剣さが伝わってくるのもアリスだけ。他の3人は「あんたらホントに愛し合ってる?」って感じ。 元が舞台の脚本らしいので、セリフで物語を追うという構成は、舞台の雰囲気を残すためなのかもね。観ている最中は、なんだか良くわからないんだけど、後で思い返してみると「あー、あそこでこう言っていたな」とか思い出して「なるほどなるほど」と思うような映画。恋愛映画を観たいのだけど、お約束のものはいや!って時にオススメの一本。 関連記事 ■こちらでは、ナタリー・ポートマンが初々しい人妻、ジュード・ロウが南北戦争の兵隊を演じている『コールド・マウンテン』 ■映画偉人伝~ジュード・ロウ ■映画偉人伝~ナタリー・ポートマン Key Words 映画 恋愛映画 クローサー クライヴ・オーウェン ナタリー・ポートマン ジュリア・ロバーツ ジュード・ロウ
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Mr. and Mrs. Smith
ブラッド・ピットとアンジェリーナ・ジョリーが夫婦だ、うわーステキ!その二人の結婚生活があまり上手く行ってなくて、カウンセリングを受けているシーンが、ユーモアがあって面白い!アンジェリーナ・ジョリーはロック・クライミングをやってて、ブラッド・ピットはボクシングをやってるの、かっこいい~~!とか
最初の5分ですでに「ばっかじゃん、これ?!」と思い、次の20分でイライラし始め、その後45分間は完全に退屈し、そっから終わりまではただひたすらあきれました。これってさー、最初からブラッド・ピットとアンジェリーナ・ジョリーがかっこいくってセクシーだというのを前提に作られているので、まずそこのところに賛成できない人には、 ふざけるなぁ~~~!! としか思えないと思うのですが、どうでしょうか? だって、それ以外に何が魅力なの、この映画?アクション?確かに、ドンパチや爆発が盛りだくさんですが、量と規模のデカさだけが勝負。ストーリーは、一応あるんだけど、それはドンパチとオサレなダイアローグを挿入するために存在しているだけなんじゃないか? 製作者側が最初から☆ブラピ・アンジー☆ラインを考えていたかどうかはわからないが、かっこいくてセクシーなカップルを使い、「女の方は、エプロンつけさせたり、ガーターベルトに拳銃持たせたりしたいなあ」「男の方は、すげーかっこいいんだけど、ノー天気で憎めない性格で、二枚目だけど、三の線で」とか、そういう「雰囲気」がまず先に来て、それを実現させるためのストーリーをあとからつけたとしか思えない!「主人公の名前は?」「めんどくさいからジョン&ジェーン・スミスでいいよ」これって、「山田太郎さんと花子さん」ですよ!日本で考えたら。「この、いかにも考えてませんってところがオサレなんだよ」なんて製作者が言っているのが目に浮かぶようだな。 この映画、レーティングがPG13、すなわち13才以下の子供は親の指導の下観てもよろしいという非常にゆるいレーティングになっています。なぜか?1)ほとんどFuckとかShitとか言わない、2)セックス・シーンがない、3)血が出てない、という3点が理由だと思うのですが、オーディエンスの 準主役のベン(アダム・ブロディ)が『ファイト・クラブ』のTシャツを着ていたり、最後のドンパチ・シーンでMr.& Mrs.スミスが、ガンガン撃たれて逃げ込んだのがデパートのエレベーターで、二人ともマシンガン持ったままマヌケな音楽が流れるエレベーターの中で手持ち無沙汰にしているシーンとかが、タランティーノから始まったの90年代ネオ・バイオレンス系を完全に意識しているとわかるのですが、やっぱどーも「オサレ」を基準に考えているので、深みがない! Mr.&Mrs.スミスが、自分らを罠にはめた秘密を知っていると思われるベンを誘拐してきて、イスに縛り付けて尋問するシーンで、ベンが質問をはぐらかすと、怒ったMrs.スミスがいきなりそこにあった旧式の電話機を壁から引っこ抜いて、ベンの顔に容赦なく殴りつける・・・とか、Mr.&Mrs.スミスを殺しに来た下っ端の男を殴って道に倒れたところを車で容赦なく轢いちゃうMr.スミスとか。これって、『レザボア・ドッグス』で耳を切るMr.オレンジや、ダイナーでセクハラした男を素手で殺してしまう『ナチュラル・ボーン・キラーズ』のマロリーより、よっぽど教育に悪いと思うのですが。だって、Mr.オレンジとかマロリーは「あわわわわ」「いっ痛い!」「そ、そんなご無体な~!」って「これは恐ろしいことだ」という自覚を持って観れるのですが、Mr.&Mrs.スミスの暴力ってファッションなんだもん。 いつも楽しみにして読んでいるロジャー・イバートさん(rogerebert.com)の評では、結構褒めている。この人、映画評論家としては既に権威だし、さすがこの商売長いだけあってスルドイことを言うのですが、きれいなネーちゃんが出ている映画は手放しで褒めるきらいがある。ま、スケベ親爺であることは理性ではどうにもならないということでしょうかね。ともかく、イバートさんは「この映画はブラッド・ピットとアンジェリーナ・ジョリーのケミストリーがすごい。そのケミストリーだけで成り立っている映画だ」と言っているのですが、すなわち「主演の2人しか見所のない映画」ということに関しては、私と同じ意見なのよね。ただイバートさんは、その2人のケミストリーがいい、と言ってるんだけど、私は嫌だと。良くあるじゃん、友達とかで付き合い始めたばっかの人たちが、仲が良くておよろしいことなんだが、傍で観てる人はシラ~っとしちゃうっての。しかもワタクシは、ブラッド・ピット=サル、アンジェリーナ・ジョリー=爬虫類、としか思っていないので、当人達が「俺たちって、かっこいいカップル!」なんて思ってるんだろーなーと思うと余計バカバカしくなってくるのですが。 Related Article ■ブラピ映画偉人伝 ■アンジェリーナ・ジョリーの出演作品一覧 ■この評を読んで興味持ってくれたGOさんが観てくれました。アノラックとスノトレ:どーでもいいんじゃん『Mr.&Ms.スミス』評 |
Author Note
ちょっくら凹んでます 今日は、会社を休んでしまいました。ちょっと風邪気味なのですが、体調が良くないという程度で、ズル休みとは言いたくないけど、どちらかと言えば精神的にやる気ないといったところです。 毎年この季節に私はズドーンと落ち込み、会社を病欠するのは大体集中的に1月と2月ばかりです。今年は異常に暖かく、今は全く雪が積もっていない状態なのですが、ほとんど太陽を見ていません。この2、3週間で数日しか晴れの日はなかったと思います。 去年はこの時期にパソコンを購入し、ネガティブな考えを克服しようとワードに改めて日記を書き始めたり、いろいろなウェッブ・サイトを見たりしていましたが、4月になってブログを始めるまでは落ち込んだままでした。 以前は日記等で自分の考えをぶちまけることでかなり精神的に楽になっていましたが、最近は誰も見ていないところで放出される私の感情は限りなくネガティブで、書けば書くほど落ち込むという感じでした。でもブログに書くということは、私以外にも読んでいる人がいるということで、そうなると「こんなの読みたくないなあ」と思うようなものは書きたくないので、自然とポジティブになってきます。 といっても、自分の考えを変えるのではなくて、自分の考えに対する姿勢が変わるのです。例えば『グッド・ガール』の評で、「大人になること」に対しての私の意見を述べていますが、かなり中立的で否定も肯定もしていず、ただありのままに放ってあります。しかしあんなことを自分だけの日記に書くとなぜかネガティブな側面ばかりが気になり、ドカーンと落ち込んでしまうのです。 そういうわけで、ブログは私の精神衛生に大いに役立ってくれています。しかし最近では仕事も私生活も「どん詰まり」感があって、毎日「このままじゃいやだなあ」と思うのですが、かといって「私はこうしたい!」という気概もなく、淡々とした日々をおくっています。 今の仕事は最高につまらないのですが、給料やベネフィットや居心地の良さで辞められずにいます。つーか、「辞めてどうするの?」という感じです。他の会社で同じような仕事をしても今と変わりないし、「給料なんか安くてもいい!こんなことがやりたい!」と思えることがあればとっとと辞めてしまえるのですが、そういうものもないのです。 昔は外に出て働くことが好きだったけど、今は面倒臭いとしか感じません。結婚して専業主婦になりたいとさえ思うようになって来ました。専業主婦なら、自分で何をするか決め、自分のしたいようにやれる。なんか、会社でやっていることって、行き当たりばったりの応急処置のようなことばっかりで、自分のしたことが最終的にこういうことに繋がって行く、というやりがいがありません。それも私の仕事がそういう性質なんでなくて、自分の上司もそういう目先のことに追われて仕事していて、それの尻拭いばっかりなので、今我慢すれば将来はいい仕事が出来るだろうとも思えません。 そういう感じでやりがいがないもんで最近ミスも多く、「こんな簡単なこともできないのね、あたしって」とさらにやる気を失くしてしまう。そんな風に感じているのに、昇進したり昇給したりするから、余計、会社に対する信頼が無くなってくる。しかし昇給すると、転職しずらくなるので、どんどん辞められなくなる。悪循環、悪循環です! ま、やりたいことがないんだったら、それを見つけることが先決で、とにかく色々手を出して、探していくしかないんでしょうね。ホントは宝くじを当てて一生生活に困らないだけの金を手に入れて遊んで暮らせたらなあ、と思ったけど、どーもそういうのも違うような気がしました。生活のために働かなくていいんだったら、自分が情熱を持てることをして生きて行きたいと思うのだけど、情熱を持てることがないんじゃ、堕落してしまうだけだもんね。 そうか、宝くじを買い続けながら情熱を持てるようなこと探しをすればいいのか。やはり、どんなときでも立ち止まってはいけませんね。なるほどなるほど。 ね?ブログに書くと何かポジティブな答えが見つかるものなのです。これもひとえに、遊びに来てくれるブロガー(もしくはROM専?)の皆様のおかげです。これからもよろしくね! |
映画偉人伝 ~その18~
River Phoenixシェアブログ1573に投稿 1970年8月23日、オレゴンの丸太小屋で生まれる。本名はリバー・ジュード・ボトム。父・ジョンと母・アーリンは1968年カリフォルニアの果樹園でオレンジ摘みの仕事をしていて知り合う。リバーが2歳になるころには、お父さんは「Children of God」という宗教団体の枢機卿になり、家族でサウス・アメリカに住む。1977年に家族はLAに移住、苗字をフェニックスに変える。フェニックス家では子供達を役者にしようとし、リバーは10歳で早くもプロとしてTV出演を始める。映画デビューは1985年の『Explorers』、そのすぐ後に出演した1986年の『スタンド・バイ・ミー』は興行的に大成功を収める。 動物保護運動に熱心だったリバーは、ベガン(完全なベジタリアン)で、PETA(動物の倫理的扱いを求める人々の会)のメンバーだった。また、音楽の才能もあり、アレカズ・アティックと言うバンドで、Aniguitar(チュチュ注:どんなギターかわかりません)、ボーカル、作曲を担当していた。1993年10月31日、ジョニーデップが経営していたハリウッドのヴァイパー・ルームの前で、ドラッグ・オーバードーズによる心臓停止で死亡。このとき、『Dark Blood』という映画を撮影中だったが、リバー死亡のためお蔵入りになってしまい、リバーのお母さんは訴えられた(チュチュ注:製作会社から、という意味だと思います)。 ■レッド・ホット・チリ・ペパーズの『One Hot Minute』に入っている『Transcending』という曲は、リバーに捧げられている。 ■REMの『モンスター』のライナー・ノーツに「リバーに捧げる」と書かれている。ボーカルのマイケル・スタイプがリバーの友人だった。 ■1994年の『インタビュー・ウィズ・ザ・ヴァンパイア』で、インタヴュアーの役をやるはずだったが、死亡してしまったためにクリスチャン・スレイターが急遽この役をやることに。スレイターはこの役でもらったギャラを全て、生前リバーが気に入っていたチャリティーに寄付した。 ■1994年の『Safe Passage』で主役は確実だったが、死亡してしまったためSean Astinがこの役を獲得した。 ■1995年の『太陽と月に背いて』でホモの詩人の役をやるはずだったが、レオナルド・ディカプリオがこの役をゲットした。 ■Joaquin、Summer、Rain、Libertyと5人兄弟だった。 ■Martha Plimpton、Samantha Mathis、Suzanne Solgotと付き合っていたことがある。 ■遺灰はフロリダの両親が住む牧場に撒かれた。 ■1991年の『マイ・プライベート・アイダホ』の監督でリバーの親しい友人だったガス・ヴァン・サントが1997年に出版した小説『Pink』はリバーの人生がモデルと言われている。また、ヴァン・サントは1993年の『Even Cowgirls Get the Blues』のオープニング・クレジットに「リバーに捧ぐ」と入れている。 ■リバーは、亡くなった年の夏にアルバムを一枚レコーディングしていて、当時のべーシストで友人だったSasa Raphaelがリバーの30歳の誕生日にインターネットでダウンロードできるようにしようとしたが、著作権問題でリバー側から訴えられた。 ■リバーの最後の言葉は「パパラッチしないでくれ・・・そっとしておいて」だったが、この願いは聞き入れられなかった。火葬にされる前日、パパラッチは葬儀場に侵入し、死体にポーズを取らせて写真を撮った。この写真はナショナル・エンクワイヤー誌に5000ドルで売却された。 ■将来、結婚する相手の幻を見たと言い張り、その幻の女性の絵を持ち歩いていた。 ■撮影前には必ず、暖めたコーラがドクター・ペッパーを飲むのが習慣だった。 ■1989年の『インディアナ・ジョーンズ・最後の聖戦』の子供の頃のインディアナ・ジョーンズの役に、ハリソン・フォード直々に推薦された。1986年に『モスキート・コースト』で共演したため。 ■チュチュの感想■ 初めてリバー・フェニックスを見たのは『インディアナ・ジョーンズ・最後の聖戦』でしたが、非常に強く印象に残ったのを憶えています。チュチュが個人的に好きなのは、1990年の『殺したいほどアイ・ラブ・ユー』のディーボ役。これ以外に、あまり彼の映画で好きなものはありませんでした。両親が筋金入りのヒッピーで、兄弟達の名前もみんな自然に基づいていて(Joaquinは元はLeafという名前だった)変わってんな~とか思ったのを憶えています。それにしても、なくなった後の訴訟とか、パパラッチとか、有名人でいるってことはいいことばかりじゃありませんね。 ■Silent Tongue (1994) Talbot Roe ■Even Cowgirls Get the Blues (1993) (uncredited) Pilgrim ■The Thing Called Love (1993) James Wright ■Dark Blood (1993) Boy ■Sneakers (1992) Carl Arbegast ■Dogfight (1991) Eddie Birdlace ■旬のリヴァーが見れます『マイ・プライベート・アイダホ』 (1991) Mike Waters ■チュチュ的には、リバー最高の映画です!『殺したいほどアイ・ラブ・ユー』(1990) Devo Nod ■Indiana Jones and the Last Crusade (1989) Young Indy ■Running on Empty (1988) Danny Pope/Michael Manfield ■Little Nikita (1988) Jeff Grant (aka The Sleepers) ■A Night in the Life of Jimmy Reardon (1988) Jimmy Reardon ■The Mosquito Coast (1986) Charlie Fox ■Circle of Violence: A Family Drama (1986) (TV) Chris Benfield ■Stand by Me (1986) Chris Chambers ■"Family Ties" - My Tutor (1985) TV Episode Eugene Forbes ■Explorers (1985) Wolfgang Müller ■Surviving (1985) (TV) Philip Brogan ■"Robert Kennedy & His Times" (1985) (mini) TV Series Robert Kennedy Jr. (Part 3) ■"Hotel" - Transitions (1984) TV Episode Kevin ■"It's Your Move" - Pilot (1984) TV Episode Brian ■Backwards: The Riddle of Dyslexia (1984) (TV) Brian Ellsworth ■"Celebrity" (1984) (mini) TV Series Jeffie - age 11 ■"Seven Brides for Seven Brothers" (1982) TV Series Guthrie McFadden (1982-1983) Related Article ■チュチュの映画偉人伝~INDEX~ ※この記事は、IMDb (Internet Movie Database) の記事をチュチュがテキトーにサマって訳したものです。もしこの偉人伝で取り上げてもらいたい映画の偉人さんがいたら、教えてください。がんばって翻訳しま~す。 |
映画偉人伝 ~その17~
1979年4月4日、オーストラリアのパースで生まれる。中学校で家庭科(料理)か演劇のクラスを取らねばならず、料理をする気はなかったので、演劇を取った。17歳のとき、友達と二人きりでシドニーに上京して、俳優になる夢をかなえることを決意。低予算映画の端役や、TVドラマでホモのオリンピック選手など数々の小さい仕事をこなした。1999年の『10Things I Hate About You』に出て以来、「セクシーな男」のレッテルを貼られ、それが嫌でその後5年間、脈略のない役選びをすることになり、ほとんどコケてしまう。 ■初めて演技をしたのは、10歳のとき。地元で『ピーターパン』を演じた。 ■へザー・グラハムと付き合っていたことがある。 ■オリバー・ストーン監督の『アレキサンダー』の主役をやるはずだったが、コリン・ファレルに取られてしまった。 ■『ボレット・プルーフ・モンク』の主役の話があったが、断っている。 ■ナオミ・ワッツとも付き合っていたことがある。 ■2005年のヴェネチア映画祭で上映された映画3本に出演している『ブロークバック・マウンテン』『ブラザーズ・グリム』そして『カサノバ』 ■2005年10月28日、『ブロークバック・マウンテン』でも共演した、ガール・フレンドのミシェル・ウィリアムスとの間に長女誕生。マティルダ・ローズと名づけられた。名付け親はジェイク・ジレンホール。 ■2006年は一年間、役者業から産休を取ってマチルダの養育に専念。 ■2007年の9月にミシェル・ウィリアムスとの婚約を解消。 ■2008年1月、ニューヨークはソーホーにあるアパートで、死体で発見される。発見したのはお手伝いさんとマッサージ・セラピストで、ヒースはベッドにうつ伏せで気絶しており、テーブルには睡眠薬が置いてあった。 ■葬儀は2008年2月9日、オーストラリアで行われた。 ■ホアキン・フェニックス、ベン・ハーパー、ラッセル・クロウと親しい友人だった。 ■女性について「年上の女の方がいい。若い娘は大人っぽく振舞おうとするけど、年上の女は若々しく振舞おうとするじゃない。」 ■パパラッチについて「たいてい、パパラッチがいるってわからないよ。そこが怖いとこなんだけどな。ヘンな感じだし、プライバシーを踏みにじられているような気がするけど、普通に振舞うようにがんばってるよ。気にしない努力をしてる。努力して、面白がるようにしてる。それに、プールで裸で泳ぎたいと思ったら、裸で泳ぐよ。パパラッチに写真撮られたくないからって自分の生活を完全に変えるのなんて嫌だ。」 ■女性ばかりの家庭で育ったことについて「女性に対する尊敬を学んだし、あと、忍耐ね。女性に囲まれて育つと・・・順番を守るってことを学ぶよ。」 ■『ブロークバック』のイニス役について「一番大変だったのは、イニスの静かさを捕らえることだった。俺はものすごくエネルギッシュで落ち着きがないから、それをコントロールすることを考えないとならなかった。荒々しい大自然の中での撮影している内に、静けさが先天的な特徴になっていったけどね。 ■ミシェル・ウィリアムスについて「彼女は俺のソウル・メイトなんだ。もう既にこれ以上ないくらい愛し合ってるよ。さやの中の豆 (two peas in a pod)みたいなもんさ。」(気があってお似合いで仲がいいカップルのことをpeas in a pod と呼ぶ)
■ミシェル・ウィリアムスと仲良く一緒に座っていました。後ろの席には、ジェイク・ジレンホールが座っていた。 ■主演男優賞は『カポーティ』のフィリップ・シーモア・ホフマンさんに持ってかれました。 ■チュチュの感想■ せっかく『ブロークバック』でいい具合にブレークして、その後の作品は全て良かったのに、死んじゃうとは残念です。 出演作品 ■The Imaginarium of Doctor Parnassus (2009) (post-production) .... Tony ■前評判どおりのすごさでした!『ダークナイト』(2008) .... The Joker ■なかなか良かったです『アイム・ノット・ゼア』(2007) .... Robbie Clark ■退屈なジャンキーの話です『キャンディ 』(2006) ■Casanova (2005/I) .... Casanova ■これがやはり代表作か?『ブロークバック・マウンテン 』(2005) ■The Brothers Grimm (2005) .... Jacob Grimm ■万年ストーナー、スキップを好演!『ロード・オブ・ドッグタウン 』(2005) ■The Order (2003) .... Alex Bernier ■Ned Kelly (2003) .... Ned Kelly ■The Four Feathers (2002) .... Harry Faversham ■Monster's Ball (2001) .... Sonny Grotowski ■A Knight's Tale (2001) .... Sir William Thatcher/Sir Ulrich von Lichtenstein of Gelderland ■The Patriot (2000) .... Gabriel Martin ■Two Hands (1999) .... Jimmy ■10 Things I Hate About You (1999) .... Patrick Verona ■"Home and Away" (1988) TV Series .... Scott Irwin (1997) ■Paws (1997) .... Oberon ■"Roar" .... Conor (1997) - The Spear of Destiny (1997) TV Episode .... Conor - The Cage (????) TV Episode .... Conor - Traps (????) TV Episode .... Conor ■Blackrock (1997) .... Toby Ackland ■"Sweat" (1996) TV Series .... Snowy Bowles ■"Ship to Shore" (1993) TV Series .... Cyclist ■Clowning Around (1992) Key Word 映画 俳優 ヒース・レッジャー |
映画偉人伝 ~その16~
1962年6月13日、ニューヨーク生まれ。6歳から14歳までアメリカン・バレー・シアターで学び、夏休みには子供同士でお芝居ごっこをして大きくなった。ダンサーでいることは常にがりがりにやせていなければならず、体が成長してくると拒食症に悩まされ始めたアリーは、演劇に力を入れ始める。12歳のとき、クイーン・エリザベス一世と好奇心旺盛なねずみが主人公の「She Was Nice to Mice」という物語を書き、なんとこれがベスト・セラーになる。本のプロモーションのため出演したTVショウで芸能エージェントの目に留まり、CMなどに出始める。15歳でオフ・ブロードウェイに出演、18歳でLAのUSCの演劇科に入り、すぐいくつかのTVドラマで役を獲得。1983年、『バッド・ボーイズ』のショーン・ペンのガール・フレンド役で映画デビューを果たす。 ■1992年の『プリティ・リーグ』のオーディションを受けたが、野球が出来なくて落とされた。 ■お父さんは広告会社の重役、お母さんは出版関係。 ■リッチー・サンボラ、エリック・ストルツ、ウッディ・ハレルソンと付き合っていたことがある。 ■1986年、『トップ・ガン』のケリー・マクギリスの役を辞退。1990年、『Wild Orchid』の主役を辞退。 ■睡眠薬中毒になり治療を受けたことがあるが、その体験を生かして1998年の『High Art』で、薬物中毒の落ちぶれた写真家を好演した。 ■舞台ミュージカル『Hedwig and the Angry Inch』で性転換したロック・スターHedwigを演じた。性転換した人を演じた初の女優。 ■Judd Nelson、Mare Winningham、Anthony Michael Hall、デミ・ムーア、ロブ・ロウ、Molly Ringwald、エミリオ・エステベス、アンドリュー・マッカーシーと共に、1980年代の「Brat Pack」の1人である。 ■チュチュの感想■ ハルさんからのリクエストです。この、80年代の「Brat Pack」ってのは、ほとんど伝説にも近いというか、当時みんな好きでしたよねえ。私は、有名になってからのデミ・ムーアとか、その辺しか記憶にありません。『プリティ・リーグ』は大好きな映画なので、あれに出ていればもう少し記憶にあったかもしれないけど。 リンク ■「Brat Pack」のサイトをみつけました。ご興味がある方はどーぞ。 ■アリー・シーディの出演作品 こちらもよろしく ■チュチュの映画偉人伝~INDEX~ ※この記事は、IMDb (Internet Movie Database) の記事をチュチュがテキトーにサマって訳したものです。もしこの偉人伝で取り上げてもらいたい映画の偉人さんがいたら、教えてください。がんばって翻訳しま~す。 |
映画偉人伝 ~その15~
1950年2月12日、カナダのトロントで生まれる。1981年、sci-fiホラー映画のクラッシック、『スキャナーズ』で、他人をコントロールしようとする、誇大妄想のダリル・リボックを演じて注目される。これ以来、徹底的に悪役と神経に障るようなアンチ・ヒーローばかりを演じるダイナミックかつ悪名高いキャリアを築いてきた。 ■『Splinter Cell』シリーズへの声の出演が、一番世間に知られているキャリアだろうとインタビューで答えている。 ■1982年にLAに移住している。 ■「悪役をやるのが好きなんだ。だっていい役のヤツは何度も痛い目に合うけど、悪役が痛い目に合うのは、最後のシーンだけだから。」 ■「オレの仕事は、精神的にゆがんでアンバランスなキャラクターに生命を与えること。」 ■「注目されるのが嫌だったら、こんな仕事はしてないよ。なぜ俳優になったか?自分に対する他人の幻想を破壊したかったから?それともその幻想に完全になり切りたかったから?未だに良くわからないよ。俳優が演技する理由は死を恐れているからで、演技することが唯一彼らを不死にする手段だとかって言われているけど。俺の姿勢としてはだな、『将来なんて知るか、今、ここで生きるぞ。いつまで続くかわからないから』」 ■チュチュの感想■ メタル馬鹿一代さんからのリクエストです。どーせチュチュなんか知らないマニアックな人だろうと思っていたらななななんと!ついこの間観たばかりの『マシニスト』に結構重要なミラーさんの役で出ていたとは!なーんか聞いたことある名前だなぁとは思ったんですが。 アイアンサイドさん関連記事 ■チュチュ的にはどーでもよかった『マシニスト』 ■これも正直どーでもいい『ターミネーター4』 こちらもよろしく ■チュチュの映画偉人伝~INDEX~ 【01/05/06】 ※この記事は、IMDb (Internet Movie Database) の記事をチュチュがテキトーにサマって訳したものです。もしこの偉人伝で取り上げてもらいたい映画の偉人さんがいたら、教えてください。がんばって翻訳しま~す。
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映画偉人伝 ~その14~
Mickey Rourke ■本名フィリップ・アンドレ・ローク・Jr. 1956年9月16日、ニューヨークはスケネクタディー生まれ。身長 5フィート11インチ (180 cm) ■バイクが大好き ■キム・ベイシンジャーに「歩く灰皿」と呼ばれていた。 ■『シン・レッド・ライン』で小さな役をもらったが、シーンは本編からカットされた。 ■1994年に奥さんに暴力を振るってLAPDに逮捕された。 ■1999年『Luck of the Draw』の撮影中、ロークのペットのチワワを映画に出演させないと言われ、怒って役を降りる。 ■『ビバリー・ヒルズ・コップ』のアクセル・フォレイ役の候補に上がっていたことがある。 ■1992年6月3日、日本でダレル・ミラーを1ラウンドでノックアウトした。 ■『サイレンス・オブ・ラムス』のジャック・クラウフォード役の候補に上がっていた。(うそだろ~) ■チュチュの感想■ 『ナイン・ハーフ』で、最もセクシーな男優と呼ばれるようになり、「永遠の不良」なんてええかっこしていたんですが、この一連のボクシング関係の話は、ほとんどジョークです。日本に来たとき、シースルーのボクシング・パンツをはいていたそうで、ミッキー・ローク・ファンだった直ちゃんやえっちゃんは泣いてました。チュチュが個人的に好きなミッキー・ロークの映画は『エンゼル・ハート』。この頃もう、太っただの色々言われていましたが、俳優としては良かったよ。ベッド・シーンが本当にやってるらしいと話題になりましたが、未だに真偽の程は定かでない。 この後、2000年代に入ってから観たロークさんはかなり様変わりして「大丈夫かよ」と思いましたが、『ドミノ』での好演、そして『ザ・レスラー』は良かったね。つーわけで、偉人伝もアップデートです。 ■Iron Man 2 (2010) (pre-production) .... Ivan / Whiplash ■The Expendables (2010) (pre-production) ■Sin City 2 (2010) (pre-production) (rumored) .... Marv ■13 (2010) (filming) ■The Informers (2008) .... Peter ■ザ・レスラー (2008) .... Randy 'The Ram' Robinson ■Killshot (2008) .... Armand "The Blackbird" Degas ■Stormbreaker (2006) .... Darrius Sayle ■True Crime: New York City (2005) (VG) (voice) .... Terrence Higgins ■ドミノ (2005) .... Ed Mosbey ■シン・シティ (2005) .... Marv ■Driv3r (2004) (VG) (voice) .... Jericho ■Man on Fire (2004) .... Jordan ■レジェンド・オブ・メキシコ (2003) .... Billy ■Masked and Anonymous (2003) .... Edmund ■Spun (2002) .... The Cook ■Picture Claire (2001) .... Eddie ■The Hire: The Follow (2001) .... Husband ■The Pledge (2001) .... Jim Olstad ■They Crawl (2001) .... Tiny Frakes ... aka Crawlers (USA) ■Get Carter (2000) .... Cyrus Paice ■Animal Factory (2000) .... Jan the Actress ■Shades (1999) .... Paul Sullivan ■Out in Fifty (1999) .... Jack Bracken ■Shergar (1999) .... Gavin O'Rourke ■The Thin Red Line (1998) (scenes deleted) .... Soldier ... aka Mince ligne rouge, La (Canada: French title) ■Point Blank (1998) .... Rudy Ray ■Thursday (1998) .... Kasarov ■Thicker Than Blood (1998) (TV) .... Father Frank Larkin ■Buffalo '66 (1998) .... The Bookie ■The Rainmaker (1997) .... Bruiser Stone ... aka John Grisham's The Rainmaker ■Love in Paris (1997) .... John Gray ■Double Team (1997) .... Stavros ... aka The Colony ■Bullet (1996) .... Butch ■Exit in Red (1996) .... Ed Altman ■Fall Time (1995) .... Florence ■The Last Outlaw (1994) (TV) .... Colonel Graff ■F.T.W. (1994) .... Frank T. Wells ■White Sands (1992) .... Gorman Lennox ■Harley Davidson and the Marlboro Man (1991) .... Harley Davidson ■Desperate Hours (1990) .... Michael Bosworth ■Wild Orchid (1990) .... James Wheeler ■Johnny Handsome (1989) .... John Sedley a.ka. Johnny Handsome/Johnny Mitchell ■Francesco (1989) .... Francesco ■Homeboy (1988) .... Johnny Walker ■Barfly (1987) .... Henry Chinaski ■A Prayer for the Dying (1987) .... Martin Fallon ■Angel Heart (1987) .... Harry Angel ■ナイン・ハーフ (1986) .... John ■Year of the Dragon (1985) .... Stanley White ■Eureka (1984) .... Aurelio D'Amato ■The Pope of Greenwich Village (1984) .... Charlie Moran ■Rumble Fish (1983) .... The Motorcycle Boy ■Diner (1982) .... Robert 'Boogie' Sheftell ■Body Heat (1981) .... Teddy Lewis ■Heaven's Gate (1980) .... Nick Ray ■Rape and Marriage: The Rideout Case (1980) (TV) .... John Rideout ■Fade to Black (1980) .... Richie ■Act of Love (1980) (TV) .... Joseph Cybulkowski ■City in Fear (1980) (TV) .... Tony Pate ■1941 (1979) .... Pvt. Reese こちらもよろしく ■チュチュの映画偉人伝~INDEX~ ※この記事は、IMDb (Internet Movie Database) の記事をチュチュがテキトーにサマって訳したものです。もしこの偉人伝で取り上げてもらいたい映画の偉人さんがいたら、教えてください。がんばって翻訳しま~す。 |
映画偉人伝 ~その13~
Dustin Hoffman ■『Wag the Dog』(1997)撮影中に、競演のロバート・デ・ニーロ、監督のバリーレビンソンと共にワシントン・ホテルで当時の大統領だったクリントンに会うことになった。クリントンはデ・ニーロに、「で、撮影中の映画はどんな内容なの?」と聞かれ、答えに窮したデ・ニーロはレビンソン監督の方を振り向き話を振ろうとしたが、レビンソン監督はホフマンの方を振り向き、ホフマンは「しょうがないから、タップ・ダンスをしてごまかした。何を言ったかは覚えていないよ。」 ■ジーン・ハックマンとは、1956年にパサディナ・プレイハウス(演劇学校)で知り合って以来の旧友。ハックマンは3ヶ月で学校をやめ、ニュー・ヨークへ引越し、舞台俳優を続けていた。ハックマンを頼ってニュー・ヨークに出てきたホフマンは、当時26丁目に住んでいたハックマンのアパートに居候。2人は大のマーロン・ブランド・ファンで、マーロンがクラブで演奏していると聞いて、彼のようになりたいと言う思いからアパートの屋上で、ハックマンはコンガ、ホフマンはボンゴを一緒に演奏した。 ■結局はハリソン・フォードになった『ブレード・ランナー』(1982)のリック・デッカード役の候補に名前が上がっていた。 ■『小さな巨人』(1970)で、17歳から121歳の男の生涯を演じ、「最も幅広い年齢層を演じた俳優」として、ギネス・ブックに載っている。 ■2004年の『ベニスの商人』のシャイロック役を狙っていたが、アル・パチーノに先を越される。ホフマンは1990年にブロードウェイの舞台でこの役を演じ、トニー賞にノミネートされたことがある。 ■『ファインディング・ネバーランド』の撮影中に指先が切断されてしまう事故があったが、モルヒネを売って撮影を続行した。 ■第78回アカデミー賞で、『ブロークバック・マウンテン』が受賞した、ベスト・アダプテット・スクリーンプレイ賞のプレゼンターをした。まだ発表のときじゃないのに封筒を開けてしまいそうになり、「あ、開けるところだった!」といって、場内を笑わせていた。 その後、「受賞出来なかった人も、良くやっていたよ!」と皆に拍手を促したりして、一番上手なプレゼンターでした。 ■チュチュの感想■ ダスティン・ホフマンといえば、私としては『レインマン』ですね。ホフマンさんは私のイメージでは「美男子ではないが、繊細なニューヨーカー」というイメージがあったのですが、LA出身なんだね。でもユダヤ人だからNYにもマッチするかな。 ダスティン・ホフマン出演作品 ■The Big Year ■Kung Fu Panda: The Kaboom of Doom (2011) (pre-production) (voice) .... Shifu ■Meet the Fockers Sequel (2010) (post-production) .... Bernie Focker ■Barney's Version (2010) (post-production) .... Izzy ■The Tale of Despereaux (2008) (voice) .... Roscuro ■Kung Fu Panda: Secrets of the Furious Five (2008) (V) (voice) .... Shifu ■Last Chance Harvey (2008) .... Harvey Shine ■Belonging (2008/II) (unconfirmed) .... Narrator ■Kung Fu Panda (2008) (voice) .... Shifu ■Mr. Magorium's Wonder Emporium (2007) .... Mr. Edward Magorium, Avid Shoe-Wearer ■主人公は僕だった (2006) .... Professor Jules Hilbert ■パフューム ある人殺しの物語 (2006) .... Giuseppe Baldini ■"Curb Your Enthusiasm" .... Larry's Guide #1 (1 episode, 2005) ■The Lost City (2005) .... Meyer Lansky ■Racing Stripes (2005) (voice) .... Tucker ■Lemony Snicket's A Series of Unfortunate Events (2004) (uncredited) .... The Critic ■ミート・ザ・ペアレンツ2 (2004) .... Bernie Focker ■I Heart Huckabees (2004) .... Bernard ■Finding Neverland (2004) .... Charles Frohman ■Runaway Jury (2003) .... Wendell Rohr ■"Liberty's Kids: Est. 1776" .... Benedict Arnold (1 episode, 2003) ■Confidence (2003) .... King ■ムーンライト・マイル (2002) .... Ben Floss ■Tuesday (2001) (voice) ■The Messenger: The Story of Joan of Arc (1999) .... The Conscience ■Sphere (1998) .... Dr. Norman Goodman ■Wag the Dog (1997) .... Stanley Motss ■Mad City (1997) .... Max Brackett ■Sleepers (1996) .... Danny Snyder ■American Buffalo (1996) .... Walt 'Teach' Teacher ■Outbreak (1995) .... Col. Sam Daniels ■Hero (1992/I) .... Bernie Laplante ■A Wish for Wings That Work (1991) (TV) (voice) (uncredited) .... Milquetoast the Cross-Dressing Cockroach ■Hook (1991) .... Capt. Hook ■Billy Bathgate (1991) .... Dutch Schultz ■"The Simpsons" .... Mr. Bergstrom (1 episode, 1991) ■Dick Tracy (1990) .... Mumbles ■Family Business (1989) .... Vito ■Rain Man (1988) .... Raymond Babbitt ■Ishtar (1987) .... Chuck Clarke ■Death of a Salesman (1985) (TV) .... Willy Loman ■Tootsie (1982) .... Michael Dorsey / Dorothy Michaels ■Kramer vs. Kramer (1979) .... Ted Kramer ■Agatha (1979) .... Wally Stanton ■Straight Time (1978) .... Max Dembo ■Marathon Man (1976) .... Babe ■All the President's Men (1976) .... Carl Bernstein ■Lenny (1974) .... Lenny Bruce ■Papillon (1973) .... Louis Dega ■Alfredo, Alfredo (1972) .... Alfredo Sbisà ■Straw Dogs (1971) .... David Sumner ■Who Is Harry Kellerman and Why Is He Saying Those Terrible Things About Me? (1971) .... Georgie Soloway ■The Point (1971) (TV) .... Narrator/Father (first telecast) ■Little Big Man (1970) .... Jack Crabb ■John and Mary (1969) .... John ■Midnight Cowboy (1969) .... Ratso ■Sunday Father (1969) .... A 'Sunday Father' ■"Premiere" .... Arthur Greene (1 episode, 1968) ■Un dollaro per 7 vigliacchi (1968) .... Jason Fister ■卒業 (1967) .... Ben Braddock ■The Tiger Makes Out (1967) .... Hap ■"ABC Stage 67" .... J.J. Semmons (1 episode, 1967) ■"Hallmark Hall of Fame" .... The Dragon (1 episode, 1966) ■The Star Wagon (1966) (TV) .... Hanus Wicks ■The Journey of the Fifth Horse (1966) (TV) .... Zoditch ■"The Nurses" .... Larson (1 episode, 1965) ■"The Defenders" .... Buddy / ... (2 episodes, 1962-1965) ■"Naked City" .... Finney / ... (2 episodes, 1961-1963) こちらもよろしく ■チュチュの映画偉人伝~INDEX~ ※この記事は、IMDb (Internet Movie Database) の記事をチュチュがテキトーにサマって訳したものです。もしこの偉人伝で取り上げてもらいたい映画の偉人さんがいたら、教えてください。がんばって翻訳しま~す。 |
Sin City
『シン・シティ』って、コミックの映画化なんでしょ?わかるわかる、漫画の1コマ1コマを意識した作りになっているのが。ここでは役者さんたちは、キャラクターの感情を表すんじゃなくて、いかに漫画チックな絵を撮るか、という手法の1部になっている。 そういう斬新さを楽しめる人には○、それを「なんじゃこりゃ」と思ってしまう人には×なわけですな。私は後者です。漫画チックな描写は、良く出来てるなーと思ったけど、「だから何?!」いや、あれが30分くらいの短編だったら、「おおー、良くやるねえ、オタクねっ」とか言って楽しめたかもしれないけど、2時間だぜぃ。まあもちろん間寝たけどさ。起きたらまだやっていて、しかもたっぷり1時間くらいは見せられたけど。 しかし、どんなコミックよ、この原作は。ハード・ボイルドで、残虐で、単純・・・どういうところで読めるんだ、こんなアメリカン・コミック?日本なら大人向けのやらしー週刊マンが誌で読めそうなもんだけど、アメコミって基本子供向けじゃなかったの? なんかこれ以上言うことないなあ、この映画。時間の無駄という感じです。 Related Article ■昔はいい男だった・・・ミッキー・ロークの映画偉人伝 ■ジョシュ・ハートネット出演映画一覧 |
Donnie Darko
ドニー・ダーコ(ジェイク・ジレンホール:ギレンホール改め)のお父さんとお母さんは、私から見ると理想的な両親。お父さん(ホームス・オズボーン)は、夕飯の席で子供が悪い言葉を使ったりすると、怒る前に自分が吹き出してしまうような、ユーモアのある人。お母さん(マリー・マクドネル)はラディカルな本や考え方も吸収できる脳みそがあるし、それを子供から隠そうなんてしない。二人共、ドニーのことを愛しているし、心配しているのだけど、どうしてもドニーの心の琴線に触れることができない。
唯一、ダニーを理解できそうな大人たちは、みんな社会というシステムにがんじがらめにされている。ドリュー・バリモアの演じる英語の先生は、真剣に子供達と「真実」をコミュニケーションしようとするが、彼女の「真実」は、「高校生にふさわしくない内容」とされ、クビになってしまう。彼女のボーイフレンドの科学の先生(ノア・ウェイル)は、ドニーが一番興味を持っていることに対する知識も洞察力もあり、唯一高尚な話ができる相手であるのに、ドニーの興味を持っていることを話すとクビが飛ぶので出来ないと言う。そして、Grandma Death と呼ばれる101歳になるおばあさん。彼女は町の人から頭がオカシイと思われ見捨てられて暮らしているが、実はこの人はすごい本を書いた人で、ドニーの高校で大昔、科学を教えていたが、この人も「ふさわしくないこと」を教えたとしてクビになっている。 この映画のすごいところは、私達が普段、なんとも思わないで関わっていることを異常に映し出すことだ。私はあの保健体育の先生を見て「なんなんだこいつは~!」と思ったが、良く考えてみると私の中学校でもあんなのがいたのだ。パトリック・スゥエイジ演じる「恐怖を乗り越えること、愛することを教える」セルフヘルプのグールーが余りにバカバカしくて笑ってしまったが、アンちゃんの高校ではああいう人のビデオを年中真剣に見せられたそうだ。要するにこの映画で映し出されているのは私達の日常であり、どっかの小さな町でドニー・ダーコだけが経験していることではないのだ。 ドニーは、そんな私達の日常を拒否する。完全にコミュニケートすることを止めてしまう。この映画は、一切問題提起もしていないし、こうあったら良かったのにという救いも与えていない。私達の生きているこの世界を描いているだけなのだ。 ジェイク・ジレンホール出演作品一覧はこちら↓ ■チュチュの映画偉人伝 その10 ~ジェイク・ジレンホール~ Key Words ドニー・ダーコ ジェイク・ジレンホール 映画 ドリュー・バリモア パトリック・スゥエイジ
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Bubble Boy
免疫不全症として生まれてきたジミーは、ばい菌が触れたら死んでしまうので、ずっと外の世界と遮断されたプラスティック(バブル)の中で暮らしている。ジミーのお母さんがそれこそ昼夜問わず面倒を見ているので、どんな男の子なのかは想像つくでしょう。ティーン・エイジャーになってギターを弾くようになったり、バブルの中で退屈なのでTVゲームをしたりしますが、外の世界のことを知るのは、全てお母さんを通してなので、精神的に成長していない。 ある日、クロエという同い年位の女の子がお隣に引っ越してくる。窓からクロエの姿を見たジミーは、恋に落ち、初めてのアサ立ちを経験するのですが、それがなんであるかを知らないジミーは、バットで股間を一撃・・・ クロエの方も、友達が「お前、バブル・ボーイの隣に住んでんだろ」とバカにするのを聞いて、ジミーに興味を持ち、会いに行きます。二人は友達になり、毎日一緒に過ごすのですが、もちろん直接触れ合ったりできるわけでなく、友達のまま。クロエは「バブルの中に入れて」と頼むのですが、ジミーは怖がって入れられない。 そうこうしているうちにクロエはボーイ・フレンドを見つけて、ナイアガラの滝で結婚することになる。一度はあきらめたジミーだが、クロエが本当は自分を愛していると確信し、「ポータブル・バブル・スーツ」を作成、クロエの結婚式を止めに行くぞ! ジェイクくんたら、こういう仕事は一体どっからもらってくるのかと思いますが、ちょっと頭の弱い、純粋なジミーくんの役を楽しそーに演じていました。他の人には単なるバカ映画かもしれませんが、ジェイクくんのファンなら必見!
ジェイクくんの出演作品一覧はこちら↓ ■チュチュの映画偉人伝 その10 ~ジェイク・ジレンハール~
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バトンで回した心理テストの解説ですが、自分の回答を加えてあります。(回答を読む前に自分もやってみたいと言う方は、『【閑話休題】心理テストやってみませんか』にジャーンプ!
1. このゲームの事を、2番に書いた数字の人に伝えて下さい。 2番目に書いた数字「8」なんだけど、ジミヘンには伝えられないんだけどなあ。 2. 3番に書いた人は、貴方の愛する人です。 私の答えは「CD屋のお兄さん」!デートはしたいけど、愛してないと思うのだけど! 3. 7番に書いた人は、好きだけど叶わぬ恋の相手です。 別れた彼氏だ。叶わないというのは当たっているが、もう恋はしてないと思うのだけど。 4. 4番に書いた人は、貴方がとても大切に思う人です。 K姉妹のおねえさん。大切に思ってまっせ~。 5. 5番に書いた人は、貴方の事をとても良く理解してくれる相手です。 旧友Tちゃん。これは当たっている! 6. 6番に書いた人は、貴方に幸運をもたらしてくれる人です。 旧友・元彼のJちゃん。あ、そうなの。宜しくお願いします。 7. 8番に書いた歌は、3番に書いた人を表わす歌。 ジミヘンの『Manic Depression』。確かにCD屋のお兄さんとはジミヘンの話をしたが。なんかヲタっぽい人だから、ちょっとウツなのかしら?いや、この歌の歌詞の「Music, sweet music, I wish I could cress or kiss(音楽に触ったり、キスしたりできたらなあ)」というくだりが好きなんだけど、このCD屋のお兄さん、音楽ヲタだから、それでか。 8. 9番に書いた歌は、7番に書いた人を表す歌。 ニューヨーク・ドールズの『Trash』!ちょっとこれってバカ受け!「使えない」イコール「ゴミ」ってのも笑うけど、歌詞の中に「Don't ask me if I love you..... cus I don't」というくだりがあって、それって、当たってるなあ。 9. 10番に書いた歌は、貴方の心の中を表した歌。 ニューヨーク・ドールズの『Jet Boy』。歌詞わかんないよ。調べたけど「ニューヨークの空を飛ぶジェット・ボーイ!」とかそんなんばっかで意味不明。私の心の中も意味不明?! 10. そして、11番に書いた歌は、貴方の人生を表わす歌です。 ジミヘンの『Voodoo Chile』。どんな人生だよ!私が生まれたとき、月が真っ赤だったわけ? **このメールを読んでから1時間以内に10人の人にこのメールを送りください。そうすれば、あなたの願い事は叶うでしょう。もし、送らなければ、願い事と逆の事が起こるでしょう。** 私の願い事は「CD屋のお兄さんとデートさせてください」でしたので、多分、この願いは叶わないのでしょう。ま、いいんだけどさ。[07/14/06] |
Lovely & Amazing
ジェイク・ジレンホール(ギレンホール改め)を見るのだけが目的で観たのに、たっぷり最初の45分間ジェイクくんは現れず、代わりに自分を好きになれない女達の意地の悪い会話や上手く行かない恋愛事情なんかを延々と見せられ、退屈そのもの。まあ、題名とカバーの写真を見れば、だいたいどんな映画かわかるので、期待はしてなかったですが、この最初の45分は辛かったっす。
そこへジェイクくんが出てくるとなんかパァーっと明るくなるなあ。今回は、写真屋でバイトする高校生の役で、結婚生活に疲れている36歳のお姉さんに恋してしまう。ジェイクくんこういう役多いなあ。やっぱね、地に足が着いているというか、こういう役できちゃう人なんだと思うよ。 自分よりずっと年上の女の人に恋してしまうというのは、自分は同世代の人たちには受け入れられていない、と感じているということなのだろう。ジェイクくんはいつもそういうアウトキャスト的な役が多いのだが、インタビューなどでも、人の心に残らないような映画や役はやりたくないと言っているので、意識的にこういう役を選んでやっているのだろう。 とここまで書いて、私がジェイク・ジレンハールという役者に魅かれるのは、その「アウトキャスト性」かなと思った。私も小さいときから思春期、そして大人になってからも、一般常識が提示する「私が属しているべきグループ」というものに属していると感じたことがない。女であること、日本人であること、そのときそのときの年齢層であること、もしくは自分の家族、そういう「グループ」の中で、いごこちいいと感じたことがない。それが、私が本当に個性的で変わり者なのが原因なのか、それとも単にグループに属することが嫌いな一匹狼なのかわからないが。 それともう1つ考えさせられたのは、私がこういう「等身大の女を描く」映画が嫌いなのは、自分の嫌なところを見せ付けられているような気がしていやなんじゃないかしらん。核になる4人の女性(8歳の女の子も含む)が象徴する問題を私は全部持ってる気がする!『グッド・ガール』に引き続き、またやられたよ。ジェイクくんの映画は、軽い気持ちで観ると考えさせられます。ますます気に入ったぜ、ジェイク・ジレンホール! Related Articles ■映画偉人伝~ジェイク・ジレンホール ■映画偉人伝~キャサリン・キーナー ■こちらも等身大の女を描く、同じ監督さんによる『フレンズ・ウィズ・マネー』 Key Words 映画 ラブリー&アメイジング キャサリン・キーナー ジェイク・ジレンホール
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