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『ブラザーサンタ』-Xマスの夜、寝ること間違いなし!
Fred Claus

フレッド・クロース(ヴィンス・ヴォーン)は、サンタ・クロース(ポール・ジアマッティ)のお兄さんなのだが、弟と違って出来が悪い。今も取り立て屋みたいなケチな仕事をし、金もないのにカジノを開こうなどと考え、違法な方法で金を稼ごうとして逮捕され、保釈金+カジノを開くためのお金を借りようと、疎遠になった弟に電話をする。サンタは、保釈金は出してやるが、カジノのためのお金は、北極まで来て働いて稼げ、と言う。

ブラザーサンタ [DVD]
dvd on amazon.com
Produced: 2007
Director: David Dobkin
Writing Credits: Dan Forelman, Jessie Nelson
Cast:
fred claus: Vince vaughn
Nick 'Santa' Claus: Paul Giamatti
Wanda: Rachal Weisz
Mother Claus: Kathy Bates
Clyde Northcut
実はブロ友赤姫さんが面白かったと言っていた、「ポール・ジアマッティがサンタ・クロース演ってる映画」っていうのを観たかったんですけど、コレじゃなかったのかしら?正直に言います。ほとんどマジメに観てません。最初の掴みでいやになっちゃった。ヴィンス・ヴォーンってすげえ苦手かも。面白いというより、ウザイ感じがするんですよね。ポール・ジアマッティは、性格俳優というか、上手い人ってイメージあるんだけど、スクリーンに出てくると、ほとんどいいと思ったことないしなあ。

すごい子供向けのクリスマス映画なのか、ヴィンス・ヴォーンの毒舌とポール・ジアマッティのサーキャズムの効いた演技で『シュレック』みたいな大人にもアピールする作品なのか、全く判断がつきかねたのですが、私的な意見としては子供向けと思ったなあ。かなり予定調和的ですもんね。サンタの工場でせっせと働いているエルフたちを、フレッドがみんなダンスさせちゃう、とか、お金を稼ぐためにフレッドが貧しい人を助ける救世軍のサンタを装ってお金を集め、本当の救世軍のサンタとケンカになるとか、フレッドが「出来過ぎた兄弟姉妹を持ったために心を病んだ」人たちのセラピーに行くと、クリントンとかスライの弟とかが兄貴の悪口を言っているとか、面白くもなるんだろうが、私はシラ~っとしちゃったなあ。まあこればっかりは趣味の問題かと思いますが。。

フレッドがかなりどーしょもない人間なので、彼女のワンダ(レイチェル・ワイズ)があきれたり怒ったり、色々紆余曲折あって、最後にフランスの旗を持ったテディ・ベアをプレゼントすると、感動するワンダ・・・・とか、サンタのソリに乗って、ワンダをエッフェル塔に連れて行くフレッド・・・・とか、あんまり素直に感動しない私。何あんた、サンタのソリを私用に使ってんのよ!とか思っちゃう。

サンタのところに監査に来るクライド(ケヴィン・スペイシー)も、プロのオーディターでありながら、小さい頃サンタが自分に、スーパーマンのケープをくれなかった、という個人的な恨みでサンタのビジネスを潰そうとする・・・・で、それを知ったサンタがケープを上げると、協力的になる・・・・ううーん。なんかこういうエピソードもっと掘り下げてください。

サンタの話で、クリスマスに観るほのぼのとした映画だから、これでいいじゃん、ってならいいんですが。つか、ほのぼのというより退屈だなあ。クリスマスにケーキとか食べてものすごい血糖値上がったところで観たら、寝るの間違いない気がします。子供を先に寝かせて、ロマンチックなクリスマスを楽しみたいお父さん、お母さんにはオススメ?いや、ダメだ。子供は結構面白がって観るかもしれない。

key Word 映画  ブラザーサンタ デヴィッド・ドブキン ヴィンス・ヴォーン ポール・ジアマッティ レイチェル・ワイズ キャシー・ベイツ ケヴィン・スペイシー
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映画感想 | コメント(5) | 【2008/12/24 06:42】
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『ベティ・サイズモア』-集中できないっ
Nurse Betty

また町山さんに騙された。もーこの人がしゃべるとすっごい面白い映画に聞えるんで借りちゃうんですが、映画自体は面白くないんだよ~~~!!!この映画も2回観ようと試みましたが、いつも途中でなんかし始めちゃいます。メイルをチェックしたりとか、お皿洗ったりとか・・・・。

nurse betty
dvd on amazon.com

Produced: 1994
Director: Neil LaBute
Writing Credits: John C. Richards
Cast:
Betty Sizemore: Renee Zellweger
Charlie: Morgan Freeman
Wesley: Chris Rock
Dr. David Ravell: Greg Kinnear
Aaron Eckhart: Del Sizemorer
でもすごいオールスターよ!まず、主人公のベティがレネー・ゼルウィガーでしょ、その旦那のサイテー男がアーロン・エッカート、ベティを追う殺し屋がモーガン・フリーマン、その息子がクリス・ロック。あと、ベティの近所の女の人、あの人の声がすっごい印象に残っているんだけど、どの映画で観たのか思い出せない~~!!!

一番驚いたのはアーロン・エッカート!!今ではいい男役ばかりですが、すっげえですよ、この映画では。ホワイト・トラッシュみたいなヘンな髪型で、だっさいメガネかけて、全く知性と言うものがないベティの夫・デルを好演しています。

モーガン・フリーマンが悪役なのって『ラッキーナンバー7』くらいでしか観たことないので楽しみにしていたのですが、殺し屋とは言ってもやっぱり思慮深い年寄りで、『セブン』とかのイメージでした。デルがインディアンに対して知性のかけらもない差別的な発言をしたことを、理知的に突っ込んだりして。

それを補って余りある、人殺しに罪の意識を感じないクレイジーな息子役にクリス・ロック、というのが意外にハマってて良かったです。この息子が、父親がデルのインディアン云々の話にやたら突っ込みを入れるので、コーフンしてデルの頭の皮を剥いでしまうのですが、なんかその唐突さというか、剥ぐところも見せるし、剥がれたデルが血みどろで暴れるところとか、すっごいショッキングで、「一体、どういう映画なんだよ!」と注意を引く、ってのは上手いな、と思った。

この前までは、レニー・ゼルウィガーが、あの顔で、あの声で、天然ボケキャラを好演しているのですが、それほど引き付けられなくて、このデルの皮剥ぎシーンで一気に引き付けるか!と思ったんだけど、またここからダレダレ~っとなってしまった。

ストーリーは、天然ボケキャラのベティは、すっごくいい娘なんだけど、デルみたいなしょーもない男と結婚していて、楽しみといえばソープ・オペラ『Reason for Love』を観ること。劇中のハンサムな医師、デヴィッドに恋しているのですが、デルの殺人を目撃したトラウマで気か狂い、自分はデヴィッドの元フィアンセだと信じるようになり、ドラマから得たインフォメーションだけでLAにいるデヴィッドに会いに行ってしまう(ベティはカンサスに住んでいる)。

途中に寄るバーとか、LAで知り合ったローズとかに、デヴィッドは実在しない、TVドラマの役なのよ!って言われるんだけど、トチ狂ってるベティは信じない。で、モーガン・フリーマン演じる殺し屋がデル殺しを目撃してしまったベティを抹殺しようとLAまで追ってくるんだけど、ベティを好きになってしまう。ベティは、デヴィッドの出ているソープ・オペラに出演してお金を稼ぎ、看護学校へ通うようになる。

という、なんかどう思っていいか分からない話。役者さんみんな好演なんだけど、どーしても途中で席を立ってしまう、集中できない映画でさー、あんまり色々書けなくてごめん。

key Word
映画 ベティ・サイズモア ニール・ラビュート レニー・ゼルウィガー モーガン・フリーマン クリス・ロック グレッグ・キニア アーロン・エッカート
ミニシアター系 | コメント(2) | 【2008/11/16 01:59】
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『Harold & Kumar Escape from Guantanamo Bay』-人種差別ネタ盛りだくさんで
Harold & Kumar Escape from Guantanamo Bay

これ観たんだけどさー、今一面白くなかったな。人種差別ネタは面白かったんだけど、一作目の『Harold & Kumar go to White Castle』よりも真面目な感じになっちゃったね。

harold & kumar
Produced: 2008
Director: Jon Hurwitz, Hayden Schlossberg
Writing Credits: Jon Hurwitz, Hayden Schlossberg
Cast:
Harold Lee: John Cho
Kumar Patel: Kal Penn
George W. Bush: James Adomian
ハロルドが韓国系、クマールがインド系なんですが、KKK、レッド・ネック、ホワイト・トラッシュ、白人ヤッピーなどなど、いろーんな人たちに対する人種差別を笑いものにしているのですが、やっぱり一番面白いのは黒人ネタだなーと思った。やっぱり誰でも知っているステレオ・タイプが多いせいだろうか。

ハロルドとクマールが、車でフロリダからテキサスへ行こうとしているシーンで、黒人がたくさん住む地域を通り過ぎる。黒人の男の人たちがたくさん、家の前でフットボールをして遊んでおり、大きなブーン・ボックスから流れてくるラップ・ミュージック。運転していたハロルドはビビり、

「引き返そう」

と言うが、しょっちゅう葉っぱばっかやっててぼけーっとしているクマールは

「だーいじょうぶだよ、黒人だからって悪いやつらとは限らないじゃん」

と言うが、ハロルドは、

「黒人だから怖がってるわけじゃない。怖そうなやつらだから怖いんだ!」

「怖くないだろ~」とクマールが言ったところで、屈強そうな黒人の男たちを蹴散らして現れる黒人の大男がさらにすんごい強面で、「うぉぉぉぉぉぉ!」と叫びながら現れると

「引き返せ!」とクマールが叫び、車をバックさせたら道端の消火栓をブチ倒してしまい、水が路地に溢れまくる!

「ああ!おれのブーン・ボックスが!」

「オレのナイキをどおしてくれるんだ!」

と口々に叫びながら、黒人の男の人たちがレンチとか手に手に持って車に迫ってくる。

「逃げろ~~~!!!」

と車を置いて走って逃げてしまうハロルドとクマール

黒人たちは、

「??なんだ、困っているようだから、助けてあげようと思ったのに」

と言って、後から一人、タイヤを持って現れる黒人がいたりして超笑うのですが、そこでさっきの強面の黒人が、

「とにかく、消火栓が壊れたから、通報しゃなくちゃな」

といたって真面目!!

これは、アメリカ人だったら十中八九、ハロルドとクマールと同じ行動に出ると思うんだけど、普段は条件反射でやってしまうので、「ああ、自分は人種差別しているんだ」って思ってないから、こうしてみせつけられると「ああ~そうだよなあ」と思う。で、反省しつつも笑えてしまうところがいい。

つーわけで、こういう掴みは前作に引き続き上手いのですが、今回はラブ・ロマンスありので、なんとなくちょっとハリウッド入っちゃったというか。

クマールが葉っぱ始めたのが、大学のとき出会った彼女のせいで、とか、それを目撃するハロルドがパンク頭で「Y2K」のTシャツ着てたりとか、そういうエピソードは面白いし、白人以外の男の子たちが恋愛で勝利を収める、という展開はがんばれ~って思うのですが(クマールがあんな顔してキスが上手そうってのが「おっ」と思ったし)、そこ等辺のプロットが今一面白くなかったと言うか。

ハロルドとクマールがブッシュと葉っぱ吸って、ブッシュがハイになった勢いでパパ・ブッシュに電話して

「もうお前の言うことなんかきかない!」

とか言うのとかも結構笑えたけど、ブッシュ・ネタもっと期待してた割には面白くなかった。この際ブッシュが葉っぱ解禁にしちゃって、パパ・ブッシュに逆らってめちゃくちゃやりだしたら国が良くなった、とかそこまでやったらアッパレだったのだがな。

でもハロルドとクマールは貴重なアジア系の主人公たちなので、これからもがんばって欲しいすけどね。

key Word
映画 ハロルドとクマール 人種差別
映画★★★★★レビュー | コメント(0) | 【2008/08/11 02:43】
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『殺したいほどアイ・ラブ・ユー』-チュチュ生涯一のコメディはこれだ!
I Love You to Death


お楽しみ袋に前々から来てくれている方は、この映画が私のお気にだって知っていると思うんですけど、いや~久々に観ても面白かった!この映画、流行らなかったんだってね。なんでだろう?お話は面白いし、キャラは立っているし、最高だと思うんですが。

殺したいほどアイ・ラブ・ユー
dvd on amazon.com
Produced: 1990
Director: Lawrence Kasdan
Writing Credits: John Kostmayer
Cast:
Joey Boca: Kevin Kline
Rosalie BOca: Tracy Ullman
Mama Nadja: Joan Plowright
Deve: River Phoenix
Harlan: William Hurt
Marlon: Keanu Reeves
お目当てだったのは、リバー・フェニックスとキアヌ・リーブスと、当時50sのカバー(とオリジナル?)のレコードを出して、それがすっごい良かったトレイシー・ウルマンだったんだけど、観てみたらやっぱ一番立ってたのはジョーイ・ボッカを演じるケビン・クラインであった。

もー、ケビン・クラインがイタリア訛りで演じるスケコマシのジョーイ最高!いきなりオープニング、告解室で神父さんに先週何人の女と浮気したかを説明するところから最高!その後、自分で経営するピザ屋で元気に働いているところ、忙しいランチの後、工具箱を持って所有するアパートの配管を直すという口実で愛人を訪ねて行くところ、夜は食事の後、派手なシャツにお尻ぴちぴちのスラックスを着てディスコに出かけ、口八丁手八丁で女を口説くところ、もうみんな最高です!

ちなみに、ジョーイのアパートに住んでるジョーイの愛人って、声がすっごい可愛いのだけど、なんかの声優やってた人なんだよね。忘れちゃったけど。この人は超デカパイ。それから、ジョーイがディスコ(ホール&オーツとかかかってる)で引っ掛ける女の子は、かつてのアイドル、フィービー・ケイツ(すっげえいいお尻している)。フィービーとケビン・クラインって、この時もう夫婦だったんじゃないかなあ。ちなみにこの二人の息子が『イカとクジラ』の家族の弟の役やっているんだよね。それと、あとで出てくるブリジットという、ジョーイがボーリング場で引っ掛けた女の子はヘザーグラハム。(今、調べたら、図書館でジョーイといちゃついてる女は『ツイン・ピークス』の世界一美しい死体、シェリル・リーだって!気が付かなかった)

で、奥さんロザリーを演じるトレイシー・ウルマン。この人、演技は今一だと思うんだけど、美人じゃないし冴えないけど働き者でジョーイをすごく愛している雰囲気が当たり。

このロザリーに恋しちゃっている、変わり者の男の子・ディーヴォがリバー・フェニックスなんですけど、このリバー、最高に可愛いんだよ!リバーってぶっちゃけ、子供の頃は良かったけど、青年期になってからロクな映画出てないと思わん?この映画の役はハマってて、まだ19か20で人妻に恋をするピザ屋のバイトくんで、ヒッピーみたいな格好して、石占いとかやっちゃう超変わり者のの男の子を好演しています。

あと、ロザリーの母親、ママ・ナジャ役のジョーン・プロウライト最高!ユーゴスラビアからの移民で、ものすごいドスの効いた英語しゃべるんだけど、猟奇殺人の新聞記事をスクラップしているおばさんで、ジョーイとは嫁/姑ならぬ、婿/姑でいがみあってる関係で、ジョーイの浮気をロザリーが見つけ、「殺してやりたい」と言うと、

「ぐぅ~っど!殺人なんて、アメリカでは国技みたいなもんだから、誰も捕まらないよ」

と、躊躇するロザリーを尻目にあの手この手でジョーイを殺そうとする、とんでもないおばさん!

で、最初はママ・ナジャが知り合いの息子を雇って殺せって言うんだけど、バットで襲ってもちろん死ぬわけないし、二度目はなぜか機械の修理とかが得意なママ・ナジャがジョーイの車を爆破しようとするが失敗、3度目は睡眠薬をたっぷり入れたミート・ソースを食べさせて殺そうとする。

この食事のシーンがもう、めっさ可笑しいのだけど、ジョーイは死なないんですね~。んで、しょうがないからがーがー寝ているジョーイを撃っちゃえ、とディーヴォを呼ぶがとどめは刺せず、ディーヴォが雇ったのがマリファナで始終ぼーっとしているハーランとマーランという兄弟。

この二人を演じるのがウィリアム・ハートキアヌ・リーヴスってのがまた笑う。キアヌは、『ビル&テッド』のテッドがそのまま大きくなったらこうなるだろう、って感じなんだけど、長髪にしたウィリアム・ハート最高!Pot Head(マリファナばっかやってる人)特有のリアクション遅いとことか、心臓が右にあるのか左にあるのかわからないとか、人を一人殺そうとしているのに、レジー・ジャクソン・モデルのバットを見て野球の話になっちゃうとか、もー最高!キアヌが子供部屋にあるゴジラの人形にビビるとことかもひっくり返ります。

で、頭と胸部を撃たれているのに起き上がってきちゃうジョーイが、超可笑しい。って、可笑しいとこだらけなのだけど、これって実話なんだよね。で、場所がタコマというシアトルに近いワシントン州の町で、ジョーイの家からはシアトルが見えたりして、昔シアトルに住んでた私にとってはそういう意味でも印象深いんだよなあ。

あと、ジョーイのピザ屋に来る刑事さんとか、ジョーイの子供とか、名前も知らないような役者さんたちもすっごいいいし、あ!あと、最後に出てくるジョーイのお母さん!いかにもイタリアの肝っ玉母さんって感じですっごい可笑しいの。やっぱキャスティングっていうのは、有名・無名いっぱい知ってて、どんぴしゃな人を連れてくるべきだよなーとすっごい思わされます。

それと邦題の『殺したいほどアイ・ラブ・ユー』。こういうのを名邦題と言うんですよ。原題の『I Love You To Death』は、慣用句としては「死ぬほど愛してる」という意味なんだけど、タイトルとしてはまさしく「殺したいほど好き」という意味にひねってあって、実際ジョーイがセリフとして映画の中で使うんだよね。それをちゃんと踏まえて、しかも「愛してる」じゃなくて「アイ・ラブ・ユー」とカタカナで残しながらも、七・五の日本人が好きな語呂に合わせちゃっているという、これ以外の邦題は考えられませんね。

今回再見してみて、ってもう通算何百回も観てるんですけど、こんどこそDVD買うべきだと思いました。

key Word
映画 殺したいほどアイ・ラブ・ユー ケヴィン・クライン トレイシー・ウルマン ウィリアム・ハート リヴァー・フェニックス キアヌ・リーヴス
映画紹介 | コメント(6) | 【2008/08/02 21:58】
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『テネイシャスD 運命のピックをさがせ!』-漢による漢のためのロック・ミュージカル
Tenacious D in The Pick of Destiny

バカだ・・・・なんてバカなんだ。ロックのマスター・ピースを書くために、伝説のピックを手に入れようとする、デブでぶさいくな二人のハードロッカー・・・・・伝説のピックは悪魔の牙から出来ていて、悪魔もそれを取り戻そうと追っかけてくる・・・・・

>Tenacious D
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collectors box on amazon.com
Produced: 2006
Director: Liam Lynch
Writing Credits: Jack Black, Kyle Gass
Cast:
JB: Jack Black
KG: Kyle Gass
Dio: Ronnie James Dio
Waitress: Amy Poeler
The Stranger: Tim Robbins
Satan: Dave Grohl
Guiter Center Guy: Ban Stiller
Bud Black: Meat Loaf
Sasquatch: John C. Reilly
今回しみじみジャック・ブラックって感性合わねーなと思ったのですが、なにがイヤかって、デブねたが多過ぎるんだよ。『ナチョ・リブレ』でも散々言っちゃったけどさ、デブのガキを連れてきて面白可笑しく撮るのとか、私には哀れにしか見えない、要するに面白くないのよね。今回も、冒頭に出てきたジャック・ブラックの子供のときのキャラとか、ジャック・ブラックとコンビを組む、デブで不細工でトシで、しかも金ないKGとか、なんだかなー。

でもKGはむちゃくちゃギターが上手いという設定なんだけど、アタシ、ああいうクラッシクがベースのギターとかってちっともいいと思わないのよね。ジャック・ブラックってすっごいロックとか好きなのはいいなと思うんだけど、この人の趣味ってヲタクというか、本当に一昔前のロック、そうねえ、ハートが『バラクーダ』とか演ってた頃の、デジタル前の、もっさりした、垢抜けない、やたら劇的な、一言でいうとだっさいロックなのよね。

もちろん、そういうものの中にもいいものはあるよ。出演もしてるディオなんて、その最たるもんよね。もっさりして、垢抜けなくて、劇的で恥ずかしくて、禿でオヤジ顔でがに股で、だっさいロックなんだけど、ちょおおおおおカッコいい。

でもこの人たちの世界って、セックス・アピール無さ過ぎなんだよ。本当に男の世界、男のギャグ、うんこネタ、屁ネタ、禿げ、デブネタ、魔界だの様式美だの、精液くせーよ!って感じで。なんかさー、私が「カッコいい~」とか思っているロック・ミュージシャンも、一皮剥けばこうなんだろうなあと思うと、男性不信に陥りそう。自分の愛した男がこの映画観て、本当に楽しそうにウケていたら、もうセックスできないよー!って感じ?

でも、オールスターなのよね、この映画ジャック・ブラックがラリって見る夢でゴリラみたいな(もしかしたら、アメ人は知ってるなんかのキャラ?)動物の役がジョン・C・ライリーでしょ。あと、こういうの結構ノン・クレジットで出るの好きなティム・ロビンズがホームレスのオヤジの役(好きだよなー、この人、と思ったら、ジャック・ブラックとUCLAの演劇部で一緒だったんだそうです)、気が付かなかったけど悪魔の役がディヴ・グロール、ダイナーのスレたウェイトレスが、『俺達フィギュア・スケーター』で抜群に可笑しかったエイミー・ポーラー(この人最高)、あと、ジャック・ブラックのお父さん役がミートローフだっとりとか。

一番気に入ったキャラは、ベン・スティラー演じる、ギター・センターの店員。長髪なんだけどちりちりで、薄くて、すっげーかっこ悪くて、トシで、目つき悪い!「もうやめろよ、長髪!」って感じの、こういう人、いつの時代になってもいなくならないなー、という。老眼鏡かけてんだぜ!で、この人が実は、エディ・ヴァンヘイレン、アンガス・ヤング、あと誰だっけ?がみんな使ってた、というピックの「伝説」を解き明かすことに人生かけて、いい年こいてまだギター・センターでバイトしているという素晴らしいキャラです。ベン・スティラー、最高に上手い!

あ!そいでこの映画、ロック・ミュージカルなんだよね。それがまた萎えるんだ。しかも、マスター・ピースを書きたい理由ってのが、地元の小さなバーのコンテストで優勝して、賞金でアパートの家賃を払うためという小ささ・・・・・。ピックをめぐって悪魔と対決、ピックは取られてしまうが、代わりに悪魔の角を手に入れる。で、その角で作ったマリファナ・パイプでハイになる二人で映画は終わってしまう・・・・・

最後有名になるわけでもなく、金持ちになるわけでもなく、マスター・ピースも書けず、ぶっちゃけコンテストにも勝ってないと思うのですが(もう憶えてねーよ)、ここまで行き場がないと、却ってすがすがしいけどね。ベタなお約束の「ださいヤツでも、やれば出来る」的なエンディングにしなかったところはなかなか考えてると思う。色々文句言いつつ結構きちんと観ちまったな。

ジャック・ブラックの出演作品一覧

key Word
映画 テネイシャスD 運命のピックをさがせ!リアム・リンチ ジャック・ブラック カイル・ガス ベン・スティラー ロニー・ジェイムス・ディオ エイミー・ポーラー ティム・ロビンス デイヴ・グロール ミート・ローフ ジョン・C・ライリー
ミニシアター系 | コメント(7) | 【2008/07/14 02:31】
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『キルスティン・ダンストの大統領に気をつけろ!』-日本でも売ってた!!
Dick

英語タイトルの「Dick」というのは「リチャード」の愛称なのですが、同時に、「ちんぽ」という意味もあり、またそこから派生して「ちんぽ野郎」というけなし言葉にもなるのですが、どういうやつが「ちんぽ野郎」かというと、すっげーいやみったらしいやなヤツとか、偉そーなヤツとか、自己中なヤツとか、私も十分なれそうですが、女はDickではなくBitchになってしまうんですねえ。

Dick
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Produced: 1999
Directed by: Andrew Fleming
Writing Credits: Andrew Fleming, Sheryl Longin
Cast:
Besty: Kirsten Dunst
Arlene: Michelle Williams
Nixon: Dan Hedaya
Bob: Will Ferrell
Carl: Bruce McCulloch
Kissinger: Saul Rubinek
Brezhnev: Len Doncheff
それはともかく、実際自分で自分をDickって呼ばせている人がいるんですけど、これってどういうニュアンスなのか、12年アメリカに住んだ今でもわかりません。日本で言えば御手洗さんって苗字があって、小学校の頃だったら腹がよじれるくらい笑ったけど、大きくなると、「まーこういう名前の人もいる」と、それほど気にならなくなったりするって感じなのかなあ。でも、なんかあったときは「便所野郎のくせしてよお!」と罵詈雑言の対象になることは間違いないですよね。

この映画でも15歳のティーン・エイジャー、ベッツィー(キルスティン・ダンスト)とアーリーン(ミシェル・ウィリアムス)がホワイト・ハウスでリチャード・ニクソン大統領に会い

「Mr.President」

と言うとニクソンが

「Dickと呼んでいいよ」

というところは、笑いの定番なわけですな。

15歳かよ!と思って調べてみたら、このとき、キルスティンは17歳、ミシェルは19歳なんだけど、ミシェル・ウィリアムス、超ブス!しかもデブ!後ろから見ると、ブラが背中の肉に食い込んでいるし!この映画だけ観たら、この娘一生、サイドキックの役しか回ってこない娘としか思えない!で、あんだけブスだのなんだの言われているキルスティンの方が、スタイルも良くって超可愛い。やっぱキルスティンは、小さい頃の方が可愛い女の子だったのね。

で、ストーリーはですね、かの有名なウォーターゲート事件からこっち、ニクソンが辞任するまでの様々な出来事は、実はベッツィーとアーリーンのいたずらから派生したものだという、超ありがちおバカ・コメディなのです。

私はこの辺超疎いので、見終わった後「ウォーターゲート」でウィキってみたのですが、この事件のことを良く知っている人なら、笑えるのかもしれない。要するに、ウォーターゲートも、一連のニクソンの悪事も何もかも、はっきり100%わかってない謎の部分があって、そういうところにこの娘版ビーバス&バットヘッドを絡ませていくわけですな。

例えば、ニクソンの犬を散歩させてくれと頼まれた2人は、ホワイト・ハウスに訪ねていくとき、クッキーを焼いて持っていくんですけど、ウォールナッツにベッツィーのお兄さんが混ぜておいたマリファナも一緒に焼いちゃって、ニクソンがそれをすっごい気に入ってしまい、訪問する度に持って行く。あの頃ニクソンが常に偏執狂的だったのはそのせいだ、とか、後、ブレジネフ(っだったよな)とものすごいピリピリした会見をしているところにベッツィーとアーリーンがバカ丸出しでやってくるとニクソンがブレジネフに

「このクッキー最高なんだ、是非食べてみてくれ」

と、マリファナ入りクッキーを進めるとブレジネフがハイになっちゃって、ニクソンが、

「君たちは、アメリカ合衆国を、核の恐怖から救った」とか・・・・・まあ、だいたいこんなところで想像付こうってもんですが。

あと、この事件を追っていたワシントン・ポスト(だったっけ?)の新聞記者がウィル・フェレルとSNLなんかではおなじみのコメディアンなんだけど、この2人が特ダネを仕入れたのは「ディープ・スロート」というタレ込みやからで、ディープ・スロートの正体が実はこのティーン・エイジャーだった、とか。

まあそんな感じで進んで行くんですけど、ティーン・エイジャーのプリプリ・エロエロの女の子たちと、政治を絡めたこの映画の意図は、一体なんなのでしょう?!センズリばっかりしているガキ共に、もっと政治に興味を持ってもらいたい、という、純粋な動機なんでしょうか?それともミシェル・ウィリアムス

「I love Dick!」(「ディックを愛しているの」と「ちんぽが大好き」とかけている)

とか

「Dick frightens me!!」(「ディックって、怖いわ」と「ちんぽが怖い」・・・)

とか、連発させたいがためだったんでしょうか?もちろん日本では発売されていません。

キルスティン・ダンストの大統領に気をつけろ!と思ったらあったよ!赤姫さんからのタレコミでみつけました。題名は『キルスティン・ダンストの大統領に気をつけろ!』になってて、カバーからミシェル・ウィリアムスが削除されている!!!やっぱみんなこのミシェルはかなりヤバイと思ったんだろうなあ。私の新しいPCを見に来た友達に、「Dick」ってググっているのがばれて(検索の履歴が残るじゃない)「お前、ちんぽなんて検索してんじゃねーよ!」と笑いものにされてしまいましたが。


Key Words
映画 大統領に気をつけろ ミシェル・ウィリアムス キルスティン・ダンスト ウィル・フェレル
考えさせられた映画 | コメント(10) | 【2008/05/27 08:22】
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「嫌いなら観なきゃいいじゃん」と言うほど馬鹿げた理論はない!とアジテイトする『姫のお楽しみ袋』

人間性がにじみ出ている記事はこちら!
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