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『世界の中心で、愛をさけぶ』-意外に面白かった
Socrates in Love, aka Crying Out Love, In the Center of the World

これがセカチューってやつか!意外にキライじゃなかったよ。今時、白血病、不治の病、初恋、実らない恋・・・・という古臭いテーマではありますが、結構ホロリと来たりして。

世界の中心で、愛をさけぶ スタンダード・エディション [DVD]
dvd on amazon.com
Produced: 2004
Director: Isao Yukisada
Writing Credits: Kyoichi katayama, Yuji Sakamoto, Chihiro Ito, Isao Yukisada
Cast:
Sakutaro: Takao Osawa
Ritsuko: Kou Shibasaki
Aki: Masami Nagasawa
Saku: Mirai Moriyama
Shigezo: Tsutomu Yamazaki
スクリーン・プレイもなかなか良かった。サクが病院を去っていこうとして、亜紀が追っかけて来る所とか。

でも、最初、亜紀(長澤まさみ)のしゃべり方に慣れるまで時間かかったけどね。こんなしゃべり方すんのってAV女優だけじゃないの?日本人の女の子って、こんなしゃべり方しないでしょ?私も昔、日本人の女の子だったけどこんな風にしゃべらなかったし、私の友達も、ぶっちゃけ殴ってやりたいくらいのカマトト・ぶりっ子の女でもこんな風にしゃべんなかったと思うのだが。

日本のドラマって、セリフが自然じゃないことが多くない?普段こんなこと言う奴いねえよ、みたいな。でも長澤まさみも森山未來も、演技はいいなと思ったの。もしかして、演出家の人が、ああいう風にしゃべらせてるのかな?だって、山崎勉はそんなに悪くなかったもん。まあ、私の場合観ている日本映画の絶対数が極端に少ないのでなんとも言えませんが。

あとさ、設定が1984年なんだと思うんですけど、時代を全く反映してないと思うのですが。亜紀とサクが聴いている深夜ラジオでかかる曲が反映しているのかもしれないんだけど、私日本の音楽全然聴いてなかったから、今一わからない。それ以外のところ、例えばファッションとか、家の感じとか、町並みとか、全く時代性がないんだよな。まあ、四国の田舎という設定なので、東京とは違うよ、と言われてしまえばそれまでなのですが。でも、自分もそのくらいの世代なので、そんな私が「あー懐かしい」と全く思わないつーのもなあ。

山崎勉の写真屋さんとかも、あれって1960年代以前くらいのイメージじゃない?1984年で、あんなカメラで写真撮ってたっけ?しかもセピア色の写真?無人島で拾ったカメラの写真は鮮明にカラーなのに、結婚写真はセピアなんだよね。

着ている洋服とかも「そーそー、こんな服!」とかそーいうの全然ないし。あ!でもウォークマンが時代なのか。でも待てよ、サクの髪型とかも90年代以降っぽくない?ま、いいけど。

***ネタ?***

もうとっくに時効だとは思いますけど、一応。朔太郎の今の彼女の律子が、当時カセット・テープを届けていた女の子だった、ってのは上手かったね。「おお~、そうか!」と思った。あの女優さん(柴咲コウ)の片足不自由な演技が学芸会してるな~と思ったけど、設定的には「なるほどね~」と思いました。

でもさ、律子が置手紙を残していなくなってしまった、とかいって、タイムリーにTVに写るかな~。絶対ないとは言わないが、にわかに信じがたい。あとさ、最後、オーストラリアだっけ?行った時、なんで朔太郎は亜紀の遺灰を持ってんの?どっかでそれに言及してましたっけ?ちょっと長丈な映画だったんで、途中ぼーっとしてて見逃したかな?

key Word 映画 行定勲 片山恭一 大沢たかお 柴咲コウ 長澤まさみ 森山未來 山崎努 杉本哲太
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見た映画の感想 | コメント(3) | 【2009/01/18 08:10】
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『プリティ・ウーマン』-ポジティヴにさせられちゃう
Pretty Woman

とにかくヴィヴィアン役のジュリア・ロバーツが最高に可愛い。エドワード(リチャード・ギア)のクレジットカードの力でブティックの店員にちやほやされて、黒いミニのドレスを着て鏡の前で踊ったり、あのくりくりの髪と、ながーい足と、ゲラゲラ下品な笑い方。高所恐怖症のエドワードが、ペントハウスのベランダから身を乗り出しているヴィヴィアンに、

pretty woman
dvd on amazon.com
Produced: 1990
Director: Gary Marshall
Writing Credits: J.F. Lawton
Cast:
Edward Lewis: Richard Gere
Vivian Ward: Julia Roberts
Kit De Luca: Laura San Giacomo
Barney Thompson: Hector Elizondo
「恐いからやめてくれ」

っていうと、なお身を乗り出して、

「恐い?見て見て、No hands, no hands!」

って言うところ最高。

昔観たときは本当にジュリア・ロバーツが良過ぎて、リチャード・ギアのことは全く記憶になかったのですが、今回観たら、いいねー、ギアさん。この人もめっさハマり役だったんだね。なんかあの一見ハニワのような顔が、「感情移入しない冷徹なビジネスマン」って「あ、あり得る」と納得させられた。

ヴィヴィアンの方は結構早い段階でエドワードに恋しちゃうみたいなのだけど、エドワードの方は、そういう思いを忘れているのか、体験したことがないのか、それとも仕事人間だからかなのか、中々感情的にならない。自分で自分の感情に気が付いてないというか。そういうちょっとカラッポな感じが上手かったと思う、リチャード・ギアって。

で、そういう人だから、ヴィヴィアンが他の男としゃべってたのにヤキモチ焼いたりとか、最後に王子様になろうと高所恐怖症を克服して、緊急はしごを上がっていくシーンなんか感動しちゃうのよね。

で、ヴィヴィアンの方も、自分は売春婦で、彼とは世界が違うとわかっているんだけど、恋してしまった以上、エドワードの愛人じゃなく、恋人になりたいと思う。

わかる!わかるよ!!!

「2ヶ月前なら、アパートに生活の保障・・・・サイコーって思ったけど、今は状況が変わったの。おとぎ話意外はイヤ・・・」

って言うところ、もう堪え切れなかったよ~!

でもさ、今回すごく疑問に思ったんですけど、なんでエドワードはヴィヴィアンを恋人にしない(「Impossible Relationship」)って連発していたんだろう?エドワードって独身なんだから、それは問題ないだろうし、つとやっぱアレか、売春婦だから?そんなにマズイかね。貴族とかなら話は別だけど、ビジネスマンでしょ?別に構わないじゃん、開き直っちゃえば、とか思ったけど、それって2008年の感覚ですかね?

この映画脇役もいいんだよね。ヴィヴィアンの親友、キットが大好きでさ~。すれっからしたところも可愛かったんだけど、最後、「アタシ、ポテンシャルがるかしら?」って目がキラキラして、ネイル・スクールに行く!って仲間の売春婦に嬉しそうに語ってるところとか、すっごい可愛い!と思ってて、ローラ・サン・ジャコモの出演映画チェックしてたこともあったんだけど、この人イマイチぱっとしなかったんだよね。

あと今回気が付いたのは、ホテルのマネージャーのバーニー。最初は最上客のエドワードに気に入って貰いたいだけなんだけど、ヴィヴィアンの人柄に惚れて、チアリーダー的存在になる。着飾ってるヴィヴィアンを見て惚れ惚れしているところとか、すごいいい感じ。

最後、エドワードが緊急はしごを登っていくのを見て笑っているリムジン運転手のデリルも、ヴィヴィアンがエドワードとケンカして飛び出してきたときに居合わせてしまったエレヴェーター・ボーイのデニスも、端役ながらすごい存在感あったし。

曲がこの頃流行ったボウイーの『Fame 90』とかさー(宮沢りえがカバーしてたんだよね!)、「ますたびーん らーぶ」とか、ちょっと今聴くと古臭いけどね。サウンドトラックのリストを見ていたら、レッチリの『Show Me Your Soul』がクレジットされてるんだけど気が付かなかったなあ。多分デスコのシーンかなんかでかかったのだろう。あと驚いたのは、夜中にエドワードが閉店したホテルのレストランでピアノをがんがん弾いているシーンがあるんだけど、あの曲はリチャード・ギアの作曲だそうだ。へー。ということはもちろんピアノも自分で弾いているのだろうし。すごい!あんなに上手いんだ。

これはリッチなビジネスマンが売春婦の女の子に本気で恋をしてしまい、二人はめでたく結ばれるという『現代のシンデレラ・ストーリー』と言われてたんですが、今回観てみたら、全く違う環境で育ちながらも、自分と似ている人間を見つけた二人が、お金で契約した付き合いでありながらもその中で本当に魅かれ合っていくという過程がびんびん伝わってきて、すっごい良く出来た映画ジュリア・ロバーツリチャード・ギアの間に明らかになんらかのケミストリーがあり、全く正反対な二人が実はすごく似ている、というのが納得できてしまう。なんかさー、お互いありのままでコネクトできる相手と出逢ってみたい!とポジティヴにさせられちゃう映画だね。

key Word
映画  ゲイリー・マーシャル リチャード・ギア ジュリア・ロバーツ ローラ・サン・ジャコモ ラルフ・ベラミー ジェイソン・アレクサンダー ヘクター・エリゾンド
心に残る映画 | コメント(7) | 【2008/12/26 23:22】
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『恋人たちの予感』-当時すごく新鮮だったなあ
When Harry Met Sally...

この映画大好きだったんですよ~。メグ・ライアンが超可愛くてね~。それに、こんな可愛い人がコメディやって、ビリー・クリスタルみたいな男がロマンスを演る、っていうのが当時の私には新鮮だった。今考えてみると、可愛い女にオモロイけど余り美しくない男、というのはラブコメの不文律かと思うのですが、映画あんまり観なかったからわからなかった。

When Harry Met Sally
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Produced: 1989
Director: Rob Reiner
Writing Credits: Nora Ephron
Cast:
Harry: Billy Crystal
Sally: Meg Ryan
Marie: Carry Fisher
Jess: Bruno Kirby
でも、今観るとさすがに古臭いですね。この映画メグ・ライアンは多分、当時みんなが憧れる最先端のスタイルだったと思うのですが、不自然に化粧厚いし、あのふわふわの髪型もなんかぼさぼさに見えるし、なんだあのウエストの高いパンツは!しかも腰周りゆったりなので、デブもOK!って当時は超流行ったのですが、今見ると、すっげえ痩せているであろうメグ・ライアンの腹が逆にポッコリして見えるという。時代は変わる・・・

お話はめっさ普遍的で、今で言うアラフォーならぬアラサーのサリー(メグ・ライアン)が、大学卒業の際に一緒に一緒にNYに出てきたハリー(ビリー・クリスタル)と、11年の歳月を経て結ばれる、という物語なのですが、出逢ったときはお互い全く好みじゃなく、再会に再会を重ね、お互い別の人との離婚や別れを繰り返し、友達としてなくてはならない存在になり・・・・・といった感じ。

最後にハリーがサリーに気持ちを打ち明けるときに

「一日の最後に話す相手になって欲しいのは君しかいないんだ」

ってのがあって、これが私的には「おお!」と思いましたね。これはすごくクリエィティヴなセリフだなあと思った。誰かと一緒にいたい、という気持ちを表すのに、こういう表現をするのか、という。あと、別れた彼氏のことなんかもう忘れたわ、と結構しゃんなりしていたサリーが、この元カレが他の人と結婚するってことを知ったときすげえ動揺して泣くのですが、泣きながら、

「(結婚しないまま)40歳になってしまう!」

と叫ぶんですね。なんかソレがすごく印象的だった。40歳になるって、そっかー、そんなプレッシャーなのか、30過ぎると!なんて思ったりしてさ。この頃の映画にはそういう「へえ」と思うセリフがたくさんあった気がするのだけど、それは単に私がたくさん映画を観始めたのがこの時期だったからかもしれない。

あと見所はビリー・クリスタルの、にこりともしないでフラットにしゃべり続けるギャグかと思うのですが、それはなんか今観ても面白くなかった。この映画って音楽とか雰囲気とか『彼と彼女の第2章』にそっくりなんだけど、今、調べたら、この映画は『恋人たちの予感』のカップルのその後を描きたかったビリー・クリスタルが撮った映画なんだってね。私は、『彼と彼女の第2章』の方がかなりこなれた感じで好きです。

追記:
そうそう、すっかり忘れてたけど、11年もかかっているのに、ハリーとサリーが再会するのっていっつも冬なんだよね。で、この季節、調度いいのよ。クリスマスにハリーとサリーがツリーを買いに行くシーンがあるんだけど、その次の年は二人は会わなくなってしまったので、サリーが一人で大きなツリーを運んでいるところがちょっと悲し・・・・。で、最後にハリーがサリーに打ち明ける場面は、ニューイヤー・イヴのパーティだったり。クリスマスや大晦日に観るにはいい映画かも。

key Word
映画 恋人たちの予感 ロブ・ライナー ビリー・クリスタル メグ・ライアン キャリー・フィッシャー ブルーノ・カービイ
色あせない名作 | コメント(2) | 【2008/12/13 23:06】
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『恋愛上手になるために』-劇場で観るのはキツいかも
The Good Night

出演がペネロペ・クルスサイモン・ペッグ、そしてダニー・デヴィートグウィネス・パルトローと来たので、一体どんな映画なのかと借りてしまいました。そしたら監督がグウィネス・パルトローの弟で、しかも日本でも公開されるんだね。

the good night
dvd on amazon.com

Produced: 2007
Director: Jake Paltrow
Writing Credits: Jake Paltrow
Cast:
Anna: Penelope Cruz
Mel: Danny DeVito
Gary: Martin Freeman
Dora: Gwyneth Paltrow
Paul: Simon Pegg
でもこの邦題は超勘違いだと思うなあ。まあ、一緒に住んでる彼女と上手く行かなくなって、夢に出てくる美女に夢中になるが、結局は彼女との仲を修復したいと思っている、というところからこの邦題なんだと想像するけど、ゲイリー(マーティン・フリーマン)とドラ(グウィネス・パルトロー)の仲って、もう恋愛、って言うより結婚なんだよね。「恋愛上手」っていうと、恋の始まりを思わせるけど、この映画は上手く行かなくなった後の話だからさ。

プロットとか設定がイマイチなんですけど、ゲイリーとドラの冷め切った関係はすっごい良く描けてましたよ。二人が毎晩ベッドに入るシーンが何度も出てくるのだけど、これが。ドラが

「暖房強くして」

と言うとゲイリーが、

「俺は汗ばんでるよ」

するとドラが

「ああ!もう!」

とイライラし出すとゲイリーは仕方なく暖房を強くする・・・・・

また違う夜は、読書しているゲイリーにドラが

「いつまで読むの?」

「この章が終わるまで」

「・・・明日早く起きなきゃなんないんだけど・・・・」

無言で電気を消すゲイリー。

しかしどんなにいや~な雰囲気になっても寝る前に

「I love you」 「Me, too」って言ってから寝るんだけど、この台詞になんら感情がこもってない。言うだけ!

また、二人がケンカをするシーンも出てくるけど、本当に実感こもってるなあ。なんだっけ、内容忘れちゃったけど、ゲイリーが

「君はいつもこうこうじゃないか!」って言うとドラが、

「それはあなたの方でしょう!信じられない、良く言うわよ!」

みたいなさ。

ほんっと、グウィネス・パルトローはこのビッチを良く演じてましたね~。地なんじゃないかと思ったよ。でもさ、結婚してるあなた!同棲してるあなた!女性は「人の振り見て我が振り直せ」、「こいつやな女だな~」と思ったら、あんたも絶対やってるわよ!私も頭ポリポリ掻かされました。ははは。

で、ゲイリーは、アナ(ペネロペ・クルス)の夢を見始めるんだけど、どうも夢の中のアナの声がドラの声のように聞えるんだなあ。ペネロペって英語にアクセントあるからわかるじゃん。声もすごい可愛いし。要するに、本当は自分の彼女にこんな風に扱って欲しい、というのの投影なんだよね、きっと。

で、夢の中でアナに会いたいゲイリーは、メル(ダニー・デヴィート)という、夢のことを教えてる先生?なんかニュー・エイジの胡散臭い人、に色々教えを請うんだけどさ、このメルの台詞に中々洞察が深いものがあったね。でもみんな忘れた(笑)。観てる時は「へ~なるほど」とか思ってたんだけど。まーその程度ってことですか。

でもすごい退屈な映画で、何度も途中で止めて「続きは明日にしよ~っと」って感じで観てたから、劇場でぶっとおしで観るにはキツイかも。なんかさ、設定が、ゲイリーは昔、ポップ・バンドでヒットを飛ばして、今はコマーシャル・ソングとか書いてて・・・・とかいう背景もなんかイマイチ生かしきれてないし、その昔のバンドのメンバーや、メルや、ゲイリーの昔のガールフレンドがインタヴューでゲイリーのことを語るシーンとか出てきて、ちょっとドキュメンタリー風?にしてるんだけど、それも意図がわからない。アイデア先行でまとまりきってない、って感じでしょうか?

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■ペネロペ・クルス出演作品一覧


key Word 映画 ジェイク・パルトロー ペネロペ・クルス グウィネス・パルトロー マーティン・フリーマン ダニー・デヴィート サイモン・ペッグ
映画レビュー | コメント(0) | 【2008/10/18 20:43】
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『幸せのレシピ』-観やすくてベタ過ぎ
No Reservations

『お楽しみ袋』読んでくれている人たちは、私のことをきっと、言いたい放題言ってる図太いビッチだと思っていると思うんですけど、私、こう見えても結構繊細なんですよ。でさ、映画も、いい映画だってわかっていても、あんまりハート・ブレイキングなものって、観たくないのよね。だから、やたら感動しそう、とか、人生の悲哀みたいなものをまざまざと見せるようなものを観ると、影響受けすぎちゃって辛いから、つい避けてしまう。


幸せのレシピ 特別版
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Produced: 2007
Director: Scott Hicks
Writing Credits: Carol Fuchs, Sanda Nettlebeck
Cast:
Kate: Catherine Zeta-Jones
Nick: Aaron Eckhart
Zoe: Abigail Breslin
Therapist: Bob Balaban
で、こういう映画借りちゃうんだナ。こういういわゆるラブコメって、観やすいからさ!アーロン・エッカート好きだし。

しかしこれはな~。いきなり出だしから暗い!主人公ケイト(キャサリン・ゼタ=ジョーンズ)のお姉さんが死んじゃって、残された子供・ゾーイ(アビゲイル・ブレスリン)を引き取る。独身で子供を持ったことがなし、シェフとして仕事人間のケイトは、母を失った悲しみで傲慢になっているゾーイを持て余す。しかも自分のたった一つの聖域であるキッチンに、新しいシェフ、ニック(アーロン・エッカート)がやってきて、好き勝手やりだす・・・・。

しかもケイトは、精神分析医(ボブ・バラバン)にセラピー受けてんだよね。それって、怒りっぽいからだっけ?忘れちゃったけど。

こういうドラマが薄っぺらくなるのと、予想に反していい映画になるのとは、どこに差があるのだろうなあ。私は、この映画のキャラがみーんな余りにベタ過ぎる、読めちゃい過ぎる、って思ったんだけど、ベタってのは、上手く転べば「王道」だし、ラブコメってのはある意味王道を行かないとラブコメにならないわけじゃない。

んで一応、この映画はラブコメ、ラブ&コメディなんですよね?その割には全然面白くない。まずキャサリン・ゼタ=ジョーンズ、ダメ過ぎ!この人コメディの人じゃない~!全くそっちのセンスが感じられない。ニックと一緒に料理するシーンで、ニックが何やっているのか気になって仕方なくて肩越しに覗いたりするのだけど、そういうところが普通なんだか可笑しいというか微笑ましいものなのだが、とってつけたような演技なんだよな~。この人が演技できないと言うのじゃなくて、キャスティングが悪いんじゃないかと思えちゃう。アーロン・エッカートも、面白くない。『サンキュー・スモーキング』の時は良かったので、脚本とか演出がダメなのか?

それとさ、ニックが厨房ではいているパンツとか、勘弁してよ~って感じ。私もレストランで働いたことあるので、シェフのカッコってあんなもんだと思うけど(動きやすく、しかも汚れてもいいよれよれの)、つか、そう思えば確かにリアリティはあるのだけど、あれをアーロン・エッカートにはかせないでくれよ、というガッカリ感。

あと子供!この子『リトル・ミス・サンシャイン』のあの女の子なんだってね。大きくなったなあ。とにかく、うーん、やっぱり演出なのかなあ。この子名子役だもんね。お母さんが死んだとわかって泣いたりするところとか上手いんだけど、全然響いてこない。またそれを受けるキャサリン・ゼタ=ジョーンズがでくの坊だしさ。お母さんが死んだばかりでセンシティヴになっている、というのはわかってあげたいけど、なんかすげー自己中でイライラした。ケイトの同僚が急に産気づいたためバタバタしてて、ゾーイのことを迎えに行くのが遅くなってしまう。迎えに行くとゾーイは怒っている。

「You forgot me(私のこと、忘れた)」

と言うゾーイに、「忘れたんじゃないわ」とケイトが言うんだけど、このシーン、すっごいムカついた!なんかこれって、他人を意のままに操ろうとする大人がやる駆け引きみたい、と思った。私思うに、母親を失っておばさんとかと住むことになった子供って、わがままになるんじゃなくて、もっと怯えてると思うんだよね。急に保護してくれる人がいなくなってさ。でもこの子、ものすごい横暴なんだよ。もしかしたらケイトとゾーイは、私が思っているより親密な関係で、我がまま三昧できる関係なのかもしれないけど、なんかこの反応、全く共感できないな~と思った。

そして、ケイトとゾーイとニックが3人でピザを食べるシーン。テーブルを取っ払って、キッチンに敷物を敷いて、「サファリなの」とゾーイが言う。で、楽しい時間を過ごす3人をわーと見せる・・・・。で、最後疲れきったゾーイは幸せそうな寝息をたてている・・・・・

このシーンが超ベタで、完全にしらけてしまいました。なぜ、なぜこんなにシラーとするんだっ!3人の演技がわざとらしかったし、カメラ・プレイがなんともありがちで・・・・あああ~!

で、仕事のことでケンカ別れになるが、ニックが遠くへ行ってしまうとわかるとケイトが彼のアパートを訪ね、一緒に料理をし、めでたく結ばれる、と。

原題の『No Reservation』も、かなりベタですもんね。要するに、「予約が要らない仲」という恋愛関係と、レストランの席を予約するのとかけているのですが、レストラン舞台の映画なら誰でも思いつきそうなタイトルだし、またこのタイトルに内容や台詞が絡んでくる、みたいなことは一切ない。

観終わったあと、「やっぱり、こういう映画ばっかり観てちゃダメだな。怖そうでも、辛そうでも、観た後何かが心に残るような映画を観なくちゃ」と心に決めました。

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key Word 映画 幸せのレシピ スコット・ヒックス キャサリン・ゼタ=ジョーンズ アーロン・エッカート アビゲイル・ブレスリン ボブ・バラバン
| コメント(8) | 【2008/09/22 07:23】
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『レディ・チャタレイ』-ラブ・ストーリーだったのね
Lady Chatterley

エロい映画が観たいなーと思って借りてきました。ぶっちゃけAVでも良かったのですが、そんなもの貸してないよなー。日本って未だにAVコーナーあるの?ビデオ屋に。

レディ・チャタレー ヘア無修正完全版
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Produced: 2006
Directed by: Pascale Ferran
Writing Credits: Roger Bohbot, Pascale Ferran, D.H. Lawrence, Pierre Trividic
Cast:
Constance: Marina Hands
Parkin: Jean-Louis Coullo'ch
で、まあエッチのシーンはたくさんあるのですが、チャタレイ夫人が初めて猟場番とエッチする場面、猟場番はハアハア言って興奮しているようなんですが、チャタレイ夫人はのほほんとしていて、小屋の中で薄い毛布を敷いて、もう一つの毛布を折って枕にして

「さあ、横になって」

えー、床でやるの!痛そうだなあ、とか思っていると、おもむろにスカートをたくし上げ、おもむろにズボンを脱いだ猟場番が、インサートして終わり。チャタレイ夫人は天井を見上げて何の反応もしない。

面白くない!!!

なんかもっとこう、レロレロとキスしたり、あっちこっち舐めまわしたり、がっこんがっこん動いたり、なんかない?!

で、2回目の密会のときも全く同じで、なんか肩透かし~。

しかも、この映画は、映画としてのクオリティを追求しているのでしょうか?唐突に場面が変わったりとか、編集とかすっごい粗野な感じ。だって、このあと、黒い画面に白い文字で

「このあと、チャタレイ夫人は2、3日猟場番に会いに行かなかった」

って出て、その後唐突にチャタレイ夫人が猟場番に会いに行き、今度は猟場番が木の根元に自分の上着を敷いてそこに座り、チャタレイ夫人が上に乗っかってするんですけど、こん時はチャタレイ夫人は相手にキスしたりもだえたりする。

「そうこなくっちゃ!」

とか思って観ていたら、猟場番が、

「今日は僕ら一緒にイッたね」と言うと、チャタレイ夫人が

「え、そうなの?」と言う。

あー、そうか、この物語は、性の喜びを知らないチャタレイ夫人が、それに目覚めていくところを描こうというのだな。ようやく納得。

でも、役者の演技とかドラマチックなものが全然なくて、しかも字幕なんで途中退屈してうとうとしてしまったのですが、これがフランス映画の王道なんでしょうか?普段フランス映画なんか観ないから、私が良さを理解できないだけなのかもしらん。

で、開放されたチャタレイ夫人は、素っ裸にブーツという格好で、雨の中を走り回る。猟場番も同じ格好でチャタレイ夫人を追い掛け回す。絵的に見るとプルプル・ブラブラして笑えるんですが、この開放感、「わかるな~!」とか思いながら観てしまいました。そして濡れた落ち葉の上で激しく愛し合う二人・・・・きったね~けど、この頃にはチャタレイ夫人はかなり成熟してきており、なかなかそそるエッチシーン!

しかしそのあと、小屋の暖炉の前で、二人でお互いの陰毛部分に花を飾りあったりするシーンが、もーソファから落っこちるくらい笑いました。フランス人にはあれがロマンチックなのだろうか?!小指の先くらいの小さな紫の花を、チャタレイ夫人の陰毛に、まるで髪に花をさすように飾る猟場番。ぶぁはははは!!!これだけでも笑ったのに、黄色いタンポポみたいな花を猟場番の股間にそっと飾るチャタレイ夫人を見て、わたしゃもんどり打ちました。

とにかく、私はこの話は、熱い情事に足元を救われ、がんじがらめのチャタレイ夫人を興味本位で描いているのかと思ったら、そうでもなくて、性を開放することにより人間が生き生きとしてくる様子を描いており、セックスとか愛が人間にパワーを与えるものなのだなあ、とまたもや思ってしまった。しかもこの二人、身分の違いを超えて一緒になろうとするんだよ。性によって私を開放させてくれた男、ありがとう!と自分の人生を歩いて行く、という話ではなく、マジな王道ラブ・ストーリーで、ちょいと感動した。

Kay Words
チャタレイ夫人
| コメント(0) | 【2008/01/21 08:38】
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「嫌いなら観なきゃいいじゃん」と言うほど馬鹿げた理論はない!とアジテイトする『姫のお楽しみ袋』

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