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『ウォッチメン』-アタシにはわかりません
Watchmen

なにこれ~全然わかんないよ~!!1985年なのに、雰囲気が60年代みたい。ニクソンが大統領なの?え?え?あ、そうか、このお話の中の年代なんだな。紛らわしいから止めてくれ!

watchmen
dvd on amazon.com
Produced: 2009
Director: Zack Snyder
Writing Credits: David Hayter, Alex Tse
Cast:
Laurie: Malin Akeman
Dr. Manhattan: Billy Crudup
Ozymandias: Matthew Goode
Rorschach: Jackie Earle Haley
The Comedian: Jeffrey Dean Morgan
Night Owl II: Patrick Wilson
このスーパーヒーローたちはさあ、バットマンとかアイアンマンみたいに独立してなくて、このお話の中にしか存在しないのね?OK、OK。なんか段々わかってきたぞ。しかしアレだよ、これってモロ、大人のためのコミックだよね~。『シン・シティ』の時も書いたと思うけど、『ゴルゴ13』だよ。あのシルク・スペクターとナイトオウルのファック・シーンなんか、このアタシでさえこっ恥ずかしくなっちゃいました。

ナイトオウルがパトリック・ウィルソンなのには笑った!この人、太ったの?それとも髪型のせい?『リトル・チルドレン』とか『ハード・キャンディ』の時と印象違い過ぎる。あとコメディアン役のジェフリー・ディーン・モーガン・・・『P.S. アイラヴユー』ではやたらいい感じだったのに、観るたびに印象悪くなって行く人です・・・。

とか思いつつ、最初の1時間半くらい「暗い、スローな映画だ~」って眠りと覚醒の間を行き来しながら観てたのですが、ロールシャッハがマスクをとったところで目が覚めた。

「あ!小児愛好者だ!」

この人さ、『リトル・チルドレン』で性犯罪者の役やってたときから、キモいながらもまつげが長くて、結構可愛い顔してんじゃん、って思ってたんだけど、今回なかなかカッコいいじゃないですか。しかも、この人がマスクをとった後のシーンは、みんなすっごい良かった。ロールシャッハ・テストのシーンも、刑務所でケンカするシーンも。

そうそう、セックスもすげかったけど、暴力描写もすごいね。刑務所のケンカシーンなんて、フライする油を顔にかけるんだよ~!あれはインパクト強過ぎ。あと、鉄格子に縛った両腕を電動のこぎりで切るとか。でも油のインパクトにはかなわないけど。

ストーリーはさあ、んー、なんか単に興味ない、こういう話。地球滅亡とか。てかさ、なんか作り過ぎで面白くない。そもそも「スーパーヒーローが集まってチームを作る」みたいなのがアホくさい。「二代目」がいるってのもアホくさいし、だいたい紛らわしいよ!

コミック・ヒーローたちの素顔も、元々フィクションなんだから「あり得ない」って言えないけど、初代シルク・スペクターが、「アタシは昔ヒーローだったのよ!」って夫婦喧嘩で言うところとか、そういう発想?みたいな。スーパーヒーローがヴェトナム行って、地元の女の子妊娠させて殺すとかさー。

唯一おお!って思ったのは、ロールシャッハが刑務所に入れられた時だよ。スーパーヒーローとしてたくさんの犯罪者を刑務所に送り込んだから、そこへ入れられるって、コワイ!

で、その核戦争がどーとか、スーパーヒーローを次々暗殺している人の正体とか、最後、オジマンディアスが全部説明しちゃうじゃん、戦いながら。口頭で。あれもカッコ悪かったなー。

でもこれってすごい人気あるコミックなんだから、こういう世界観が「ピン」と来る人もたくさんいるんだろうけどさー。アタシにはわかりません。

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■出演者良く見たら、Dr.マンハッタンって『あの頃ペニー・レインと』でギタリスト役を好演したビリー・クラダップじゃんか!

Key Words ザック・スナイダー マリン・アッカーマン ビリー・クラダップ マシュー・グード カーラ・グギーノ ジャッキー・アール・ヘイリー ジェフリー・ディーン・モーガン パトリック・ウィルソン
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映画レビュー | コメント(0) | 【2009/10/04 22:24】
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『ウルヴァリン:X-MEN ZERO』-吉田戦車っぽいです
X-Men Origins: Wolverine

なんかあの、ヒュー・ジャックマンの爪ががーっと伸びてくるところを見て「ヒステリーの奥さんが怒ったところみたい」って笑っちゃうあたりからして「オメーにこの映画見る資格ねーよ!」って言われちゃいそうなんですけど、友達が観たい観たい、というので行ってきました。

Wolverine
Produced: 2009
Director: Gavin Hood
Writing Credits: David Benioff, Skip Woods
Cast:
Loga / Wolverine: Hugh Jackman
Victor / Sabretooth: Liev Schreiber
William Striker: Danny Huston
Kayla: Lynn Collins
The Blob: Kevin Durand
Bolt: Dominic Monaghan
Gambit: Taylor Kitsch
Agent Zero: Daniel Henney
Deadpool: Ryan Reynolds
この作品は「いかにしてX-Manは生まれたか」という、原題にずばりあるとおり、X-Man のオリジンに迫る、いわば『スターウォーズ』の『エピソードI』みたいなものなのですね。

不幸な生い立ちゆえに、タフな世界で生き抜いて、やっと小さな幸せを見つけたかと思いきや、自分の特殊な能力のために権力に追われ利用され、自分は望んでいなくても、運命によって戦闘アニマルに作り上げられてしまう、孤独なスーパーヒーロー・・・・。ベタですなあ。

こういう、「実はいかにして始まったか」モノって、いかんせん「強引につじつま合わせ」感が拭えないものですが、やっぱ孤独なヒーローつーのは、奥さん死なないとダメですね。愛する者を失う、家族もいない、だからこそ命知らずなんだなお前!という。こういうストーリーラインって王道だし、これで面白くなっちゃうものもあると思うのですが、この映画はかなり退屈だったなあ。

それってきっと町山さんが言うところの、「観客が共感できる現在の何かを象徴していない」からじゃないかと思った。ウィキでサラっと読んだのですが、X-Manとかコレ系のコミックってのは、ヴェトナム戦争後にすごい人気を博した反権力なヒーローなんだそうで、そういう時代背景から生まれてきたということには意味がある。

しかしこの映画自体は何も象徴していないと思った。『アイアンマン』は、アメリカの武器ビジネスが戦争を起こしているんだよという話が大きなバックボーンになっているし、バットマンの『ダークナイト』は、「悪とはなんだ、悪とはなくならないものなんじゃないのか」という非常に哲学的な示唆があるし、『ヘルボーイ/ゴールデン・アーミー』は「どうしてしょーもない人間の味方してるんだ?」という究極の問いがあるのだけど、この『ウルヴァリン:X-MEN ZERO』は、そういう暗喩、全然ないですよね?(余談ですが、この邦題、苦しいですね~)なんかアタシでも考え付きそうな話になっちゃってる気が。

ヒュー・ジャックマンはいい身体してましたね~!!私はダニエル・クレイグより、こっちの方が好みだなあ。すっごい細い腰!引き締まったケツ!筋肉隆々の肩!いいなー!アタシもあんな風になりたい!クリスチャン・ベイルが『アメリカン・サイコ』を演じたとき、役作りのために撮影前はすごい食べて筋トレして、撮影中はほとんど何も食べないで体型を維持!って言ってたけど、ヒュー様もコレ、何にも食べてないんだろうなあ。筋肉付けることは出来ても、あれだけキレイに「見せる」には脂肪をすっごい落とさないとならないもんね。

ウルヴァリンのお兄さん、セイバートゥース役のリーヴ・シュレイバーとか、エージェント・ゼロのダニエル・ヘニーとか、なかなか男前な人が出てるところがいいんですが、今回可愛かったのは、ガンビット役のテイラー・キッチュ。好みだ~。この子、『スネーク・フライト』に出てたらしいんだけど、最初にトイレでエッチしてる男の子かな?全然気が付かなかった。

それにしてもさ、ヒュー様の爪が伸びちゃうのも笑っちゃうんだけど、セイバートゥースが四足で走るシーンはもう抱腹絶倒です。特に『プライベート・ライアン』ばりの重々しい戦闘シーンで、いきなり四足になって敵の要塞を駆け上がって行くところなんて、吉田戦車のギャグかと思いました。コミック・ファンの人は、あれを真顔で観れるの?

「いやだから、ヒュー・ジャックマンは四足で走らなかったでしょ?!」

って友達も笑ってましたが。ヒュー様は、奥さんの命が危ないんじゃないかと鼻でくんくん匂いを嗅いで、「やばい!」と森の中へ走り去って行く姿がエラくもっさりしていて、

「にーちゃんみたいに四足で走れないのかな」

と思ったら噴き出してしまいました。

映画 ギャヴィン・フッド ヒュー・ジャックマン リーヴ・シュレイバー テイラー・キッチュ
映画館で観た映画 | コメント(1) | 【2009/05/11 05:04】
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『美しすぎる母』-静かに崩壊していく男の子のお話
Savage Grace

えーっとまず、大金持ちの家の派手な奥さん・バーバラ(ジュリアン・ムーア)がいて、旦那のブルックス(スティーヴン・ディレイン)と上手く行ってないみたいで、一人息子のトニーが大きくなるに連れて、どんどん子供依存が高まってくる。なんかこの夫婦すごい自分勝手で、結婚上手く行かないのとか感情的にしか対処できず、結果子供のことなんか手が回らず、トニーはトラウマを抱えて大きくなる。

savage grace
dvd on amazon.com
Produced: 2007
Director: Tom Kalin
Writing Credits: Howard A. rodman, Natalie Robins
Cast:
Barbara Baekeland: Julianne Moore
Brooks Baekland: stephen Dillane
Tony Baekeland: Eddie Redmaynen
トニーはホモになってしまい、男の彼もいるんだけど、女の子の彼女ができ、家に連れてくきたら、この娘はなんとお父さんとくっついて、バーバラとブルックスは離婚してしまう。

この後は、バーバラとトニーが気持ち悪いくらい近い親子として描かれる。お母さんの彼氏とトニーもやっちゃったりとか、まーそういう・・・。で、最後、バーバラがトニーの上に乗っかってセックスし、その後トニーはバーバラを刺し殺し、刑務所に行く・・・・・。

なんだこりゃ?と思って調べてみたら、実話に基づいてるんだそうです。ジュリアン・ムーア演じるバーバラ・ベークランド という女性は、女優崩れで玉の輿に乗るのですが、上手く行かない結婚生活のせいなんだか、もともとこういう自虐的というか自己破壊的な性格なのか、観てるとおかしいんですね。ブチ切れるのは日常茶飯事で、若い愛人と去って行く旦那を空港で捕まえて罵詈雑言浴びせ、そのあとうちへ帰るために捕まえたタクシーの運転手とやっちゃったりとか。

で、息子と近親相姦しちゃうとか、自分の彼氏と息子がやっちゃうとかいうのは真実なのか誰も知らないみたいなのですが、息子に殺されたのは本当の話で、かなりスキャンダラスに話題になったらしい。

トニーは、やっぱ子供の頃から家庭が崩壊していたせいで、変な人だったらしいんですけど、特に刃物にすごい興味を持っていて、母親を殺した後、精神病院から出てきておばあちゃんと住んでいたときにおばあちゃんも刺し、その後入った精神病院で自殺したらしい。けど、この辺の話は映画には出てこないんですけどね。

このトニーを演じるのがエディ・レッドメインって役者くんで、この子っていわゆる腐女子が好きなタイプ?!男の子なのにタラコ唇で、はかなげな・・・・・。私は好みじゃないんですけど、この映画の醍醐味はこの子を見ることなのかしら?とか思いつつ観てました。

私のお目当てだったジュリアン・ムーアは、『マグノリア』の時の役にかなり近い感じでしたね。『ブギー・ナイツ』で気が付いたんだけどさ、この人むっさスタイル悪いんだよね。おばさんも入ってるんだろうけど、元々なんじゃないかという気がする。でもさ、ハリウッド女優ってみんな一律にいい身体であんま現実味ないから、ジュリアン・ムーアみたいなぷよぷよ・ムチムチで、ウエストなくって腹出てて、そばかす・シミだらけの身体って新鮮に見えるよなー。なんたって全く気にしないで堂々と見せるところが爽やかでよろしい。

映画自体はまー、なんだかなーというか・・・あ、でも邦題が『美しすぎる母』ってなっているけど、甚だしい勘違いか、収まりがいいからテキトーにつけたんじゃないかなあ。だってトニーはお母さんがきれいで大好きなわけじゃないんだもん。こんなこんなしょーもない親を持ったおかげで、自分も静かに崩壊していく男の子のお話なのです。

key Word  美しすぎる母 トム・ケイリン ジュリアン・ムーア スティーヴン・ディレイン エディ・レッドメイン
ヒューマン・人間ドラマ | コメント(4) | 【2008/11/15 05:14】
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『ウェイトレス~おいしい人生のつくりかた』-現代のシンデレラ・ストーリー
Waitress

2回観て2回泣いちまったよくっそー!こういう話って、気分によっては「やってらんねー」とか思っちゃうものなんだけど、キャラクターの描き方とか、物語の進め方とか、そういうのが上手いので、素直にボロ泣きしてしまったわ。

ウェイトレス~おいしい人生のつくりかた (初回生産分限定“幸せなパイのレシピブック”付)
dvd on amazon.com
Produced: 2007
Directed by: Adrienne Shelly
Writing Credits: Adrienne Shelly
Cast:
Jenna: Keri Russell
Dr. Pomatter: Nathan Fillion
Becky: Cheryl Hines
Earl: Jeremy Sisto
Old Joe: Andy Griffith
Dawn: Adrienne Shelly
主人公のジェナは、すっごく不幸な結婚をしていて、旦那のアールがもう、サイテーなのよう。でもマジいるんだよね、こういう男!結構多いよね、実際。こういうヤツってさ、男でも女でも、愛されてないってわかっているから、逆に縛ろうとするんだろうな。ジェナがへそくりしているのをすっごい激爆したり、パイ・コンテストに行かせまいとしたり。要するにジェナが自立したら逃げてしまう、とわかっているんで、自立させまい、させまいとするんだな。

悲しいのは、ジェナがこいつから逃れられない理由が金だってことだ。お金さえあれば!やっぱ世の中金なんだよなー。自由ってのは金で買うものなのだ。あー世知辛い。だって、ジェナはパイ作りの才能があって、お金さえあれば自分の店でも出して立派に自活できるんだよ。それが、あんな男のところで窮屈な思いをして生きているなんて、本当に可哀想。

ジェナはさ、まるで音楽や詩を作るみたいにパイを作るんだよね。バス停でバスを待ちながら、

"Baby Screaming Its Head Off in the Middle of the Night and Ruining My Life Pie"

「夜中に泣き叫ぶ赤ん坊が私の生活をめちゃくちゃにするパイ・・・NYスタイルのチーズケーキにブランディを塗ってピーカンとナツメグをまぶす・・・」

とか考えちゃってるわけだ。浮気して「アールに殺されたらどうしよう」とか思うと、それを表現するパイはどんなのだろう、と考える。「んー、やっぱりバナナは入れない」とか。恋に落ちたときはこんな気分、っていうパイとかあって、食べ物で自分を表現するって、私にとってはすごく新鮮だった。

私はジェナみたくウザイ男はいないし、お金もジェナよりはあるし、こういう不幸な女の人を見ると、本当に自分が置かれている状況をありがたいと思うんだけど、でも、それでもジェナと同じ不安や焦燥ってのは共感できる。

産婦人科のポマター先生との浮気なんか良くわかるよ。ジェナは、ポマター先生がジェナを女として魅力的だと感じているところに魅かれたのだと思う。そういう風に見られたことが余りなかったから。異性に魅力的だと思われるのって、なんだか自分に自信が出てくるものなんだよね。

そして、結局肉体関係を持ってしまうわけなのだが、セックスつーのは単純に快感と興奮、ワクワクするものじゃない?ジェナの生活に全くかけていたものだったわけじゃん。一緒に働いているウエイトレスのベッキーが、キッチンのキャルと浮気しているんだけど、キャルのことを愛しているのかはわからない、でも、「コレ」が好き!って言うシーンがあるじゃん?あれって良くわかる!「毎朝おしゃれしていこう、という目的があって、毎日会いたいと思う人がいる」こと、それ自体が好き、っていう。こういうワクワクが、人間には必要なんだよな。

ジェナがまだ生まれてない子供に書いている手紙の中でも言っている通り、最初はセックスな訳よ。「来週の金曜に会おう」と決めた後、ジェナが最初は当惑した顔をしていたのに、段々微笑になってきて、その微笑が顔に張り付いたようになってしまったってのも、良くわかるー!!「あー次に会ったらセックスするのだわ!」というこのコーフン!

でもそれが段々と、気持ちを許すようになってくる。なんつったって泣いたのは、ポマター先生がジェナを20分間抱きしめるところだよ!何も聞かない、何も言わない、キスしようともしない、顔も見ない、ほんのちびっともエゴがなく、ただずーっと抱きしめてくれる・・・・。

そしてその後。一緒にパイを作ってから、色々話をして、それがすっごい気持ち良くて、手紙にも「中毒になった」と書く。しょっちゅう電話して色々なことを話す。そうやって心が近づいて行って、ポマター先生の膝に座って、二人でお菓子食べながら、「あなたは私のベスト・フレンド」とか言う。ああ~わかるなあ、その幸せ感!!

私は、どんなにツライ状況にあっても「必要な時に、必要なモノや人が現れる」という言葉を信じているんだけど、ジェナにとってはまさにこのポマター先生が「必要な時」に現れた、「必要な人」だったんだと思う。最後さ、ベッキーとドーンが病院に迎えに来てくれて、「一人立ちできるようになるまでうちにいていいから」とか言ってくれるじゃない?ジョーもずっといたわけだし、ジェナが自立できる環境は最初からあったんだよ。ジェナに必要だったのは、自分でも出来るという自信だったわけだけど、それをポマター先生が与えてくれたんだと思う。

でも、ジェナの自立に本当に必要だったのは、実は邪魔と思っていた赤ちゃんだった、ってのがこれまたわかる~!!人間って愛されることも必要だけど、こっちが理屈ぬきに愛せる対象があるってことが、実は孤独や不安を軽くしてくれて、「がんばって生きよう!」って思わせてくれるものなんだよね。

それと、オールド・ジョーみたいな存在がいてくれるってのはいいもんだよね。全く恋愛とかの対象ではないのだけど、愛情を示してくれる異性って、大切なんだよな。なんでだろう?父親代わりみたいな存在?ジョーはカードに「My only friend」って書いていたけど、ジェナだけが友達なのに、距離を保って自分は自分で生きられる(そして死ねる)ジョーって大人だなと思った。私もああいう大人になれるかなあ。

まあ、ジョーが最後にお金を残してくれて、ジェナがダイナーを経営できるようになるっていうのが出来過ぎかもしんないけど、でもこれは現代のシンデレラ・ストーリーなのだよ。作り話だけど、ギリギリあり得るかもしれない、と思わせてくれない?クサイ言い方だけど、こういう映画って希望を与えてくれて、やっぱり素直に泣けて感動できちゃうっていいなと思った。

Key Words
映画 ウェイトレス おいしい人生のつくりかた ケリー・ラッセル ネイサン・フィリオン シェリル・ハインズ エイドリアン・シェリー ジェレミー・シスト アンディ・グリフィス
元気になった映画 | コメント(8) | 【2007/12/16 22:02】
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『ウィッカーマン』-超駄作!
The Wicker Man

超ネタバレしてますので、気を付けてお読みください。

Produced: 2006
Directed by: Neil LaBute
Writing Credits:
Neil LaBute, Anthony Shaffer
Cast:
Edward Malus: Nicholas Cage
Sister Summersisle: Ellen Burstyn
Sister Willow: Kate Beahan
Sister Honey: Leelee Sobieski
えーっと、まず、ニコラス・ケイジが、白バイのおまわりさんで、道で止めた母親と娘の乗った車がタンカーに衝突されて、助けようとしたんだけど炎上しちゃって、それで神経症みたいになっちゃう。そこへ昔の彼女から「私の娘が行方不明になった。捜して欲しい」という手紙が来て、連絡を取ろうとするが、電話が通じないので、封筒に書いてあった住所を頼りに訪ねて行くんだけど、そこは住人がアーミッシュのように時代劇みたいな服を着て、自給自足している人里離れたコミューンのような島で、ちょっと変。で、みんなよそ者のニコラスに非協力的な中、なんとかいなくなった女の子の捜索をするのだが・・・・・

こっれって、ディズニーかなんかですか?ポスターにあるような白目剥いた女の子とか、そういう夜眠れなくなるようなイメージが多々出てくるものと思って覚悟していたのですが、恐い、もしくはショッキングなシーンは全然なし。しかも、映画特有のオーケストラ音楽がバックにしつこいくらいずーっと流れていて、あれはこの島の不思議さとか怪しさとかを現したかったのかもしれないけど、逆に緊迫感をすっかり奪っていた。

ストーリーもですね、ま、確かに「なんなんだろう?」と先が気になったりはしたんですけど、子供がいなくなったと手紙を寄越してきた元カノに話を聞こうとすると何も知らないのと、タイトルの『ウィッカーマン』というのが、生贄に使われるわらでできた人形でしかも「Man」だし、「こりゃー、ニコラス・ケイジが危ないんじゃないの」と、勘がニブいワタクシでも判ってしまったり。

で、最後本当に、生贄にするためにアマゾネス集団がニコラス・ケイジをこの島におびき寄せたということがわかると、一体今までの行方不明の女の子云々の謎解きはなんだったのか、子供が行方不明になったのなんだのと言っておびき寄せたりしないで、誘拐して来た方がよっぽど簡単じゃん、というくらい意味のないプロット・・・。

私、これDVDで観たんですけど、間違えて劇場公開されなかった「ショッキングなもう一つのエンディング」って言う方から観ちゃった(両面観れるDVDで、どっち面かわかんなかったので適当にかけてしまった)んですけど、何が"ショッキング"かと言うと、劇場公開された方でもニコラス・ケイジは生贄にされて、馬鹿でかいウィッカーマンにヤギだのハトだのと一緒に入れられて火で焼かれるのですが、その前に捕まって膝を砕かれ、顔に網を被せてその中に蜂を入れられる、という拷問(?)に合うシーンが、劇場公開されたエンディングではほのめかされているだけなんだけど、「もう一つのエンディング」では実写されているのですが・・・・

それがさー、笑うんだよ。膝を棍棒かなんかで殴られて、ニコラス・ケイジ

「あーーーー!!!まい・れーっぐ、まい・れーーーっぐ!!!!!」

て叫んだり、顔にかぶせた網に蜂が入れられるとき

「そ、それだけはやめてくれーーーー!!!!」

みたいに叫ぶところとか、すっげー大根!なんで?!ニコラス・ケイジって演技下手じゃないよね?

その拷問の後に、自分が入れられて焼かれる巨大なウィッカーマンを見た時、

「オーマイガーッ!オーマイガーッ!」

ってビビるとこなんて、「演技だー!」って感じで、観ている方は緊迫するというより笑う。

時々ニコラス・ケイジってこういうわけわかんない映画出るよな。ギャラ?なんか調べてみたらこれリメイクみたいだね。ネタバレなんて気を使うことなかったか。製作にニコラス・ケイジの名前が入ってるけど、観るに絶えない作品を製作しちゃいましたね。

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■出てるの全然気が付かなかったアーロン・エッカート出演作品一覧

Key Words
映画 ウィッカーマン ニール・ラビュート ニコラス・ケイジ エレン・バースティン ケイト・ビーハン リーリー・ソビエスキー
見た映画の感想 | コメント(5) | 【2007/09/12 09:21】
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『ウェディング・クラッシャーズ』-日本のギャグ漫画をもっと研究しろ!
Wedding Crashers

オーウェン・ウィルソンって結構可愛いんだけど、ロクな映画に出ませんな。こういうお約束ドタバタ・コメディ映画をすっごく楽しんじゃう人って、どんな人なんだろ?どういう人向けに、こういう映画は作られるんでしょうか?

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CAST & CREDITS
Produced: 2005
Directed by: David Dobkin
Writing credits: Steve Faber, Bob Fisher
Cast:
Owen Wilson, Vince Vaughn, Christopher Walken, Rachel McAdams, Will Ferel
私は、この手の映画は正直「アホくさ」としか思わないので、自分では絶対観に行かないが、アンちゃんが好きだったので、良く一緒に観たな。アンちゃんは大抵の場合、映画に対する感想を上手く表現できなくて、「なんでこういう映画が好きなの」と聞いても答えられないのだが、多分、私が観察する限りでは、考える必要のないものが観たいらしい。

それはアンちゃんがおバカであるという意味ではなくて、何も考えないでリラックスするために、こういう映画を時々観に行くのが好き、ということらしい。

私はドタバタ・コメディを観ても、リラックスするより退屈してしまうんだが、お約束でミエミエのストーリーや、笑わせるのだけが目的のセリフ回しなどを超えたところで、劇中の人物描写がスルドイ時には面白いものもある。

『ドッジ・ボール』のベン・スティラーの演じるフィットネスに情熱を燃やすいやらしー男や、『俺たちニュース・キャスター』のゴーマンで頭の悪いウィル・フェレルの演じるロン・バーガンディ、そして『40歳の童貞』のスティーブ・キャレルはみんな「いるいるこういうの~!」ってくらいステレオ・タイプが的確で、その上、バカバカしいけど「あり得る」と思わせるようなエピソードを面白可笑しく織り込んでいる。

しかし、この『ウェディング・クラッシャーズ』はちっとも面白くなかった!

ジョン(ヴィンス・ヴォーン)とジェレミー(オーウェン・ウィルソン)は、離婚調停でパートナーとして働いている上、15年来の友人で、2人でWedding Crashing をするのが趣味。『Crasher』というのは『招かれざる客』という意味で、要するに2人の趣味は、他人の結婚式に招待されているのを装って飲み食い、パーティし、結婚式でロマンティックな気分になっている女の子を引っ掛けてワンナイト・スタンドを楽しむこと。

日本ではどうだかわかりませんが、アメリカの披露宴はホテルの宴会場みたいなところを開けっ放しで、料理はビュッフェ形式で、飲み物はオープン・バーというケースが多いので、正装していれば一緒に飲み食いしていてもバレないかも。

この最初の20分くらい、二人がWedding Crashingしているところはなかなか面白い。全然知らない親戚のおじさん連中と猥談して盛り上がったり、新郎新婦のケーキ入刀に参加しちゃったり。目当ての女性の目に留まるために、子供やおばあさんとダンスしたりする。そういうのって、女心を捉えるから不思議!

最後までこのジョンとジェレミーのWedding Crasherぶりを面白おかしく描いていけば良かったんだけど、後半、ラブ・ロマンスになっちゃったあたりから異常に退屈。ジェレミーが恋してしまうヒロイン、クレアを演じるレイチェル・マクアダムスはコケティッシュな女性を「演じ過ぎ」だし、だいたいこの人デコピンで全然可愛くないよ!それにあのクリストファー・ウォーケンがクレアのお父さんの政治家役で出演してるんですが、全然物騒でもないし、フツーだし、つまらん。

冒頭に述べたように、この手の映画はストーリーはお約束だし、役者も特に芝居が上手いというわけでもないので、『おぼっちゃまくん』とか『こまわりくん』みたいにキャラが立ってないとだめですよね。この手のアメリカン・コメディは最近、予定調和でそこそこ金になっているので、進歩がなくってだめだな。日本のギャグ漫画をもっと研究しろ!

アンちゃんもリラックスし過ぎて、途中からイビキをかいて寝ちゃったよ。

[Intitial Entry 1/12/06]


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■『俺たちニュース・キャスター』
■『40歳の童貞』

Key Word
映画 コメディ ウェディング・クラッシャーズ オーウェン・ウィルソン ヴィンス・ヴォーン ウィル・フェレル
映画の席 | コメント(5) | 【2006/10/24 22:57】
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「嫌いなら観なきゃいいじゃん」と言うほど馬鹿げた理論はない!とアジテイトする『姫のお楽しみ袋』

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