ビールかぶった! ヴェルヴェット・リヴォルヴァー・ライブ・イン・デトロイト
Velvet Revolver Live @ Filmore Detorit, Michigan January 26th, 2008

今回は、「前座」というものの本当の意義を学んだライブであった。

名前からもお察しいただけるかと思うが、フィルモア・デトロイトは元々オペラや芝居を見せるための劇場のようで、中は赤いカーペットにすごい高級な木の床。ステージの縁取りにはヴィクトリアン調(だと思う)の、パウダー・ブルーとゴールドの凝った装飾、本物の甲冑が舞台の左右に飾ってあり、シャンデリアにヴァルコニー席もあり、マリー・アントワネットとかが観劇しちゃいそうな場所なのだ。

入ってみると、美しい木の床のオーケストラ・ピットは無残にもモッシュ・ピットと化している。7時の開場と共に入ってバーにも寄らずに来たので、すっごい前の方の、心持ちスラッシュ寄りを確保。しかし、いい場所だけにまわりは屈強そうな大男ばっかで(しかも既にベロベロ)、こいつらと戦って行けるんだろうか、とちびっと不安。

ところがだなー。ショウが始まるまで待つこと2時間!!!!!9時だぜ、始まったの!!!!なんつーゴーマンなバンドなの!客が超ガラ悪いせいか入場する時のセキュリティーチェックがめっさ厳重で、全部入れるのに時間がかかったのかも知れんけど、待つことには寛容なアメリカ人でさえ、いつまでもスピーカーから音楽が流れていると、

Goddamn it!!!!

と叫んでいたよ。ホント、さすがのアタシもすっかり戦意が無くなり、このままうっちゃって飲茶でも食いに行こうかなどと考えた位。「あーどんなダサいバンドでもいい!前座を出してくれ!」と真剣に思ってしまったよ。

で、始まってみると、結構ヴェルヴェット・リヴォルヴァーの純粋なファンが多くて驚いた。17歳くらいに違いないすっごいノッポの男の子(くりくり頭で可愛い)の後ろに、歯が全部無くなったような顔をしているすっごい背がちっちゃいおばさんがいたりして、20代前半/後半、30代、40代、客層は幅広く、それがみんなモッシュ・ピットで、このバンドのオリジナル(と思われる)曲で押し合いへし合いだ!

アタシと言えば、いきなり一曲目始まったときに誰かが投げたビールをモロ頭からかぶり、冷たかったので

「ぎゃー!!!!!」

と叫びをあげてのめでたいオープニング。最近この手のロウなライブ観てなかったので忘れてた!ビールはかけられるわ、もみくちゃにされるわ、散々なんだった!良かった、いい服着てこなくて。

とか思っていると、ものすごい人の波に押されて転びそうになるが、ばーろー、こちとらジムで足腰鍛えてるんでい、負けてたまるか!と思いっきり押し返す。モッシュ・ピットでは、なすがままにしているとどんどん後ろに追いやられるが、押された時に2倍返しすると、勢いでどんどん前に行ける。それを狙ってかなり前の方まで行く。

おお!スラッシュが1メートルくらいのところにいるぞ、いる!いる、が・・・・

目がどうしてもダフの方に行ってしまう。ダフかっこいいんだよ。アタシ、ガンズって全然ファンになったことないんだけど、強いて言うならダフが好きだったなあ。今でもいい男じゃん。髪の毛も本物みたいだし(爆)、太ってないし。顔は老けたねー。おじさんになった。でも「カッコいいロックオヤジ」って感じでいいよー。ああいう男が現れないかなーなどと夢子ちゃんしていたら、なんと隣で大騒ぎしていたカップルが、

キスし始めるじゃないですかっ

それもレロレロベロベロ、すごいよ。多分ヤクやってるんだろうなあ、全然ライブなんか観てないもん。勝手にしてよーって感じなんだけどウザイ!とか思ってたら、それを観ていた別のカップルの男が、同じことをしようとして女の子に拒否されていて笑った。

ステージの前は、みんなが吸ってる葉っぱの煙がぼうぼう(まさに「紫の煙」)、マリファナの芳しい香りが漂っている。しょっぱな5曲くらい飛ばしていたが、ここでガンズの『Patience』。アタシこの曲大嫌いなので、客が感情的に大合唱しているのを尻目に超シラける。引き続き『Patience』と同じ曲調の、感情垂れ流しへヴィメタ的演歌みたいの3曲くらい演っている間、髪の毛いじったり、爪噛んだり、みんなが臆面も無くおおっぴらに写してるデジカメの画面の中のスラッシュやダフをチェックしたりしていた。

そうこうしているうちにまた怒涛のへヴィな曲が始まり、わーっと人の波に押されてスラッシュ側に押し返されたと思ったら、後頭部に思いっきりビールぶちかけられる。狙ってねーか?!髪がバリバリだよー!しかし、開演までの待ち時間で飲み過ぎたヤツラはもう暴れる体力が残ってないらしく、モッシュ・ピットは比較的過ごしやすかった。この辺は「往年のヒット・パレード」らしくて、『Sex Type Thing』とか『Vasoline』とか演っていた。アタシさー、Stone Temple Pilotsって、アルバム買うくらいは好きだったんだけど、ライブで聴くとあんまカッコ良くないねー。踊れないし、頭振れないし、ぼけーと傍観してしまった。それにこのボーカルってStone Temple Pilotsだったんでしょ?この人ちょおおおカッコ悪いと思った。頭みごとにソリ入ってるし(禿げ)、服のセンス悪いし、リード・シンガーの器じゃないおー。ガンズの方は、『It's so easy』がナイスな選曲!このバンドの雰囲気に合ってる。

で、ブルース・セッションをバックにスラッシュのギター・ソロの時間になったんですけど、上手いねー、スラッシュって!ギター・ヒーロー・3にスラッシュが出てるって小耳にはさんで、「なんでスラッシュがギター・ヒーローなのよ?」とか思ったけど、上手いよ、この人。目の前で見ていたので指とか良く見えたんですけど、弦が切れてぶらぶらしているのかと思ったらチョーキングしていたという、なんかその力強さが圧倒的。

でもやっぱ、2時間待たされたのは結構疲れたってか、最後もうアンコールとか演んなくていいよ、って感じ。総体的に見てこのバンドあんまり好きじゃない。曲はイマイチだし(ボーカルはイマサン!)ライブも、こういう暴れる為に行くライブって基本的に好きじゃないし。でももう2度とスラッシュをこんな間近で観ることはないだろうなと、マジマジと見てしまった。あ!あとさ、ドラムの人がすっげえオッサン臭くて、「誰あれ?」とか思ってたら、カルトで演ってた人なんだってね。最初はオッサン臭いなーとか思ってたんだけど、だんだん「こういう人ステキ!」とか思っちゃって、やっぱ年と共に好みって変わって来るのねー、とか思っちゃった。渋いおじさんばんざーい!

***************

で、結局終わったのは11時近く、ライブ友達のラストサムライM(詳しくはこちらを)は、私よりひと回りも若いにも関わらず、「あの2時間立ちっ放しは堪えましたよぉ。膝ががくがくしてクラッチが上手く踏めない・・・」なんて情けないことを・・・。私があの辛い待ち時間の間に飲茶のことを考えていた、と言うと「行きましょう!」とさすがノリだけはいいラストサムライM。夜中に飲茶出してるチャイニーズ・レストランへ。ツボにハマったわよ、ツボに!すっごい疲れたんだね、きっと。鴨のビーフンとか、鳥のちまきとか、ピーマンの肉詰とかつまみながらジャスミンティー飲んで、「おいし〜!おいし〜!」を連発。ライブ行って騒いだ後、おいしい飲茶が食べられるなんて・・・幸せ。これでダフみたいなロックオヤジとお知り合いになれればSuperなのだがな!(いや、付き合うならドラムの方がいいな・・・)

LibertadLibertad
(2007/07/03)
Velvet Revolver
多分、このアルバムのツアーなんだろうね。このジャケがステージのバック・グランドに飾ってありました。
cd on amazon.com


Key Words
音楽 ロック ヴェルヴェット・リヴォルヴァー スラッシュ ダフ
ライヴレポ・感想 | トラックバック(0) | コメント(4) | ブログ・レポ | 【2008/01/28 10:38】
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ヴァン・ヘイレン ライヴ in デトロイト!
Van Halen Live @ Palace of Auburn Hills!

前日までは「あーもうすぐヴァン・ヘイレンだなあ」という漠然とした気持ちしかなかったんだけど、当日になったら段々実感が沸いてきて、「本当に今日だったっけ?!」とか、「無事に会場に着けなかったらどうしよう!」とかパニくり出して、頭痛薬飲んじゃった。行きの車の中で

あーいきゃんうぇい とぅ ふぃーるよぅらぶ つなあああ〜〜〜い ふー!!!!
(I can't wait to feel your love tonight)

とか聴きつつ、

「私も今夜デイヴに会うのが待ちきれないわ〜〜〜〜!!」

なんて叫びながら運転していたんだけど、会場までの道は普段でもごっつい交通量の多いところで、しかもラッシュ・アワー。その上、ヴァン・ヘイレンのコンサートに行く人が大挙押しかけているのでバンパー・トゥ・バンパーの混み様。早く行きたい!というはやる心と、曲にノリたい!というウキウキした心と、冷静に周りを見て運転しなければならないというストレスで、アクセル踏んでんだかブレーキ踏んでんだかわからなくなったり。こんなときに

"Loss of Control, loss of contorol, loss of controooool!!!!!"

なんてデイヴに囁かれちゃうと余計ストレス溜まるよー!武道館でも東京ドームでも、地下鉄でウォークマン聴きながらぼけーっとしてても行けた頃が懐かしい。

しかしパレスに行くのはポリスに引き続き2回目だから、すんなり到着!開演まで1時間もあるし、今回はゆっくりTシャツ選んじゃおう!

VH Wing
昔はさー、ロックTシャツってフリーサイズしかなくってダボダボで、しかもラバー・プリントがごわごわでゴム臭くって、全くおしゃれじゃなかったけど、最近はガール・サイズもあるし、素材も柔らかくて着心地いいし、いい世の中になったよね
結局Tシャツ2枚買っちゃってから、まだガラガラの会場でビール片手に席を探す。発売と同時に買ったにも関わらず、ポリスの時と同じ117というセクション・ナンバーの一階席でかなりがっかりしたのだけど、実際行ってみたら、同じセクションでも列がすっごい前の方で、ほとんどアリーナと同じ位の目線。ステージが近い!!いや〜ん、デイヴがあそこで、あんなことやこんなことするのね!なんて思いながら、運転してきたストレスを洗い流すかのごとくビールをぐびぐび飲む。KISSの"Christine 16"や"Detroit Rock City"がかかったので、KISSファンの上司に電話して「まだ会社にいんの〜?」とあてこする。このコンサートにすっごい来たがってたから悔しがってた。ツェッペリンの"Gallows Pole"がかかって気持ち良く1杯目のビールは飲み干してしまい、よせばいいのに2杯目を買ってしまう。

そうこうしている間にオープニング・アクトが始まる。地元のレゲエ・バンドのようなのだが、最初の曲が「っんちゃかっんちゃか」というリズムだったというのと、最後の曲が『I Shot the Sheriff』だったというだけで、あとの曲はムード歌謡みたいな、つまんないバンドだった。ビールが回って朦朧としながら、前座が始まる前に売りに来ていた袋に入ったアーモンド買えば良かったかなー、お腹すいたなー、前座のバンドは8割がた黒人だし、しかもラスタ・ヘアーだし、やっぱりレゲエ・バンドでいいんだよなー、しかしギターの人がほとんど弾いてないなあ、肝心なところでギター取り替えてるし・・・とか考えていた。

前座も無事終了すると、脇腹にヴァン・ヘイレンのファースト・アルバムのロゴが入った黒い飛行船が登場。リモート・コントロールされているらしく、会場の中をふらふら飛び回る。この頃にはものすごい腹が減って、やっと再登場したアーモンド売りのお兄さんを呼び止める。ローステッド・アーモンドって書いてあったのに、実際はコテコテに砂糖をまぶしてあって、カロリー高そー。でも食べたら少し元気になった。前座のときなんか、ヘロイン中毒者のようにぐったりしていたからな。

隣に座ったお兄さんたちがすごいフレンドリーで、色々与太話した。「俺はエディの曲はなんでも弾ける」と豪語していたので、

「弾けると思ってるだけなんじゃないの」と言ったら、

「なにを!俺はジュリアン音楽院に行ってたんだぞ!」

「え!マジ!あそこってすっげえ有名じゃん!」

「うっそーん」

「(シラ〜・・・)」

「だがな!俺はエディのことならなんでも知ってるんだ!彼は12歳でギターを手に取り、17歳になる頃にはクラプトンの曲で弾けないものはないまでになりそして・・・・」

「・・・・(聞いてない)」

で、この人は勝手にしゃべらせて置いて、連れの人に、デイヴ・リー・ロスがいるヴァン・ヘイレンは日本には一回しか来たことなかったけど、アメリカでは結構ショウを演ったんじゃない?と聴いてみたら、「いんや、俺らもデイヴがいるヴァン・ヘイレンは初見なんだ!」と力が入っていた。

そうこうしている内に客電が落ち、なんと一曲目は『you Really Got Me』じゃんか!まだ暗い中を

ゆりりがみ!ゆりりがみ!ゆりりがみ!ゆりりがみ〜〜〜〜〜!

というエディのリフが聴こえてくると場内騒然!ベースが「どぅ〜ん」と入ったところでライトが点くと、デイヴはお立ち台のど真ん中で真っ赤な旗を振っている〜〜〜〜!!!!きゃーーーー!!!デイヴゥー!!!こ、腰振ってぇえええええええ!!!!!

これだけでもおしっこもらしそうになったが、2曲目は私の大好きな『I'm the One』だ!もう信じられなくて手足をばたばたさせる。あれはダンスなどという悠長なもんではない。「暴れる」とはまさにこのこと。

しかし攻撃は一向に収まる様子はなく、ななんと3曲目は『Running with the Devil』!

あい りぶ まい らいふ らいけ・の つまろ〜〜〜〜〜!!!!!

と、会場中が大合唱!しかし大半の人がここしか憶えてないらしく、これ以降はみんな「ごにょごにょごにょ・・・」となってしまった。悪いが私は全部歌えるぞ!シャウトするところだってぜーんぶ完コピなんだから!とかなり気持ち良く歌った。ああ、デイヴと一緒にこの曲が歌える日が来るとは思ってなかったよ・・・・。

このツアーが決まったときのインタヴューでデイヴが、

「これはポリスの再結成とは違う。俺らは新しいバンドとしてツアーをするんだ」

なんて豪語していたけど、ファースト・アルバムから3曲ぶっ続けでやるなんて、「昔取った杵柄」以外の何モノでもないじゃないかっ!

デイヴとしては、新しいバンドとして再スタートしたかったのかもしれないけどネ。マイケル・アンソニーもいないしさ。

VH Vintage Front
赤いTシャツの方がデザインが気に入ったんだけど、やっぱこのTシャツは買わねば!でしょ?"Vintage"という名前が付けられていたけど、まさにその通り!
VH Vintage Back
しかも後ろに一応2007と入っている。ポリスの時、全く何も書いてないTシャツ買っちゃって、すごい後悔したので、絶対年度が入っているのにしようと思った。ツアー日程が入っているシャツもあったのだけど、デザインが気に入らなくて
で、エディの息子、ウルフガングくんなんですけど、さして感心するようなこともしなかったけど、マイケル・アンソニーがいない、ということが案外どーでも良かったのに自分でも驚いた。『ダラス・ダイヴァー』や『Listen to This Gene』で体験したライブでは、マイケル・アンソニーって必ず何か印象的なことをしている(ベース・ラインもそうだけど、ブチ切れて叫んだりとか)ので、いてくれれば「あーやっぱりマイケル・アンソニー・・・」って思うのだろうけど、エディとデイヴがいればとりあえず不満はない、みたいな。それに、GOさんが、息子と一緒に演奏できるのって楽しそうだなあって言ってたけど、本当にエディははしゃいでた。ウルフガングくんのところにスライドして行ってソロ弾いたりすると、ウーフィがエディのネックを掴もうとして、それをかわしたり、とか。まー微笑ましいから許してあげるか、と。

で、デイヴなんですけど、まわし蹴りはがんばって何回もやってましたし、怪しいマーシャル・アーツの動きとか満載でした(エルボ!エルボ!エルボ!ニーキック!キック!キック!って、ドリルそのものみたいなの)。だけど、昔良くやってた、足を身体の側面に沿って上げるのとか、くねくね腰とかは案外やらなかった。ああいう動きの方がトシ取るとキツイのかもしれない。しかし、トシを取ってもスケコマシだから、最前列のお姉さんに話しかけたり(お姉さん嬉しがって脱ぐところだった)、ファンから手渡された「モノ」を受け取るやパンツの中に放り込んで、さんざん腰を振ってから返したりしていた。あの「モノ」、どー見てもデジカメにしか見えなかったのだけど、取り上げられなかったのかなあ。つか、あんな汗だくなところに突っ込んでグリグリされたら使い物にならなくならないか・・・。

今回、大画面はステージのバック・グラウンドとして映画館のスクリーンのようにあって、アップになるとデイヴも青筋立ててかなり辛そうに映ってました。エディは全然体型変わんないねー!全く肉がない。デイヴも太ってなかったけど、なんか違うと思ったら、胸毛と腹毛がないの。剃らないでん。あんなつるりとした胸とお腹、アナタらしくないわ!でももしかしたらシラガだからかなとか悲しいことを考えていました。

前半は『Somebody Get Me A Doctor』『Beautiful Girl』『Everybody Wants Some』『Romeo Delight』と、もしかしてアルバムの順番どおりに演ってないか?!って感じ。意外だったのは『And The Cradle Will Rock... 』を演ったこと。この曲けっこう地味じゃん。まさかライヴで演るとは思わなかった。

前半戦が終わったと見え、メンバーがみんな引っ込んで、デイヴがアコギ持って登場。「アイスクリーム・マンだ!」と客の99%が思っていたに違いない。ここはデイヴのヨタ話コーナーらしく、アコギをポロン、ポロンと弾きながら昔話を始めるデイヴ。ものすごハデなジャケット着てるし、ちょっと雰囲気が「なんとか演芸場」みたいになってきた。

・・・(ポロロン)実際、俺の友達でアイスクリーム・トラックの運転手がいたんだよ(ここで客がみんな「うぉー!」とかえす)。ケニーってやつだった・・・(ポロン、ポロン)アイスクリームを近所のガキどもにタダで配っちゃって(ポロロロン)、クーラーを空にして、そこに缶ビールをいっぱい詰め込んでドライブしたもんだ・・・(客が「イエー!」)。ケニーの家のガレージに集まって(ポロロン)、良くジョイント吸ったもんだ(またもや客が「イエー!」)・・・・・

そこで出会った女の子がなんかすごいことして、デイヴが驚いたら「なに、あんた、女の子みたいね」と言われた、と、この話いつまで続くのかな、と思ったらピタッとギターを弾くのを止めて、

「これが彼女のフェイヴァリット・ソングだったんだ」

とおもむろに『Ice Cream Man』のイントロを始めるデイヴ!むっさかっこええ!!!やっぱこの人ステキ過ぎる!

この曲の後あたりに『Fair Warning』のしょっぱなに入っているエディのぴろぴろ言うギターが始まって「おお〜、ギター・ソロの時間か」などと思っていたら、ほぼレコードどおりに『Mean Street』が始まったときには膝から力が抜けた。この曲ライブで聴けるのか〜!もう曲順って言われても曖昧にしか憶えてないのだけど、ファーストの曲は『On Fire』意外は間違いなく全曲演って、それが色んなところに散りばめられていた以外はほぼアルバムの順番どおりに演ったのではないかと思われる。

私はポリスもかなりファンだったと思うのだけど、やっぱヴァン・ヘイレンってもう思い入れが違うな、と思ったね。ポリスはさ、いいバンドだから生で観れたのは嬉しかったけど、ヴァン・ヘイレンは、つかデイヴ・リー・ロスは、もうなんか、唯一無二なのよ、私にとっては。ノー天気なくせに頭がキレて、美男子じゃないのにセクシーで、ヤクやってんのに健康的で、スケコマシだけど女をバカにしていない!『ダイヴァー・ダウン』の頃の雑誌のインタヴューで、「俺らの音楽を"ハード・ロック"と呼んでくれるな!俺たちはなんでも演っちゃう、"ビッグ・ロック"だ!」って言ってたのを今でも憶えてる。「わー!この人って、なんておおらかで、自由なの!!!」って思った。

とか考えていたら、『I'll Wait』だ。これも意外な選曲だった。

Are you for real ? あなたは本当に存在するの?
It's so hard to tell, 雑誌を見ているだけでは
from just a magazine. わからない
Yeah, you just smile お金のために
and the picture sells, 笑っているだけだろうけど
look what that does to me その微笑みが私をこんな風にしちゃったのよ

この曲はマリリン・モンローのことを歌っているってどっかで読んだけど、まさにこのくだりは私のデイヴへの思い。昔、雑誌でしか見れなかったデイヴが今目の前で、この歌を歌っているんだわ・・・と思ったら、涙が出てきちゃったよー!そうよ、そうよ、あんたのせいよ、私がアメリカに来ちゃったのは!あんたみたいになりたかったのよー!アメリカ人はみんなあんたみたいだと思っていたのよー!・・・まあ、LAでもなくNYでもない、ミシガンの田舎だけど、でもアメリカであんたに会えて嬉しいよ!

アレックス兄ちゃんのドラム・ソロはこの辺で、確かそのまま『Panama』に繋がって行ったように記憶している。裏でベースをプレイしているのか、シンセ・ドラムかなんかで叩くとそういう音が出るのかわからないけど、アンサンブルっぽくっていいドラム・ソロだった。踊れるもん!兄ちゃんのドラム、アタシは好きよ!

ポリスといちいち比べて悪いんだけどさ、客もヴァン・ヘイレンの方が良かったな。やっぱポリスは良くも悪くも売れ過ぎたのか、客が結構一般の人って感じで、しかもカップルが多かったのに比べ、、ヴァン・ヘイレンのファンは、見た目はフツーになっているがメタル・キッズだったに違いない人たちで、しかも男同士で来ている人が多い。自分らが好きだった曲とか演るとハイ・ファイヴとかしちゃうし。ポリスの時はヒット曲で盛り上がって、そうでない曲だとみんな写メールしたりしてたけど、ヴァン・ヘイレンの客は最初から最後まで歌うし踊るし叫ぶし、すっごい楽しかった。

私の前にいた男の人、ガタイのいい30代のウッディ・アレンみたいななりで、『Hot For Teacher』に合わせてすっごいヘンな踊りしてるしさー!この曲ってそのまま縦にノッたら速すぎるし、横ノリすると遅すぎるという、非常にダンスしにくい曲じゃん?この人ってば「コキッ、コキッ」ってディーボみたいな踊りでノッててすっげーおっかしくて、ステージから目を離したくない、デイヴの一瞬、一瞬を目に焼き付けて置きたいと思いながら、この人の踊りから目が離せなかった。

で、『Hot For Teacher』って、エンディングでディヴが、「おーまいがーっ!!!」って言うじゃん。あれを、みんな固唾を飲んで待っているのが可笑しかったね。バックが「ジャじゃジャじゃじゃじゃじゃ〜〜〜〜〜んんんんん」ってすっげえ長い間やってて、客がつんのめりそうになりながらディヴがそれを言うのを待っている。ディヴもそれを知っていてマイクを口に当てたまま、引っ張る、引っ張る!

それと同じような感じで、『Unchained』の時も、「C'mon Deve, give me a break」って入った後ディヴが「One break, coming up!」って入れるじゃん?それをウルフガングくんがやったんだけど、「Will you give me a break?」ってすっごいカッコ悪〜!テッド・テンプルマンみたいにけだるく「かもん、でぃぃぶ、ぎみあぶれいく」って言わなきゃだめだよ〜!で、ディヴも「わんぶれいくかみな〜〜〜〜!!!」って叫んじゃって、なんか台無し、って感じだったけど。

ここら辺でエディのギター・ソロの時間。もちろん『Eruption』のエクステンデッド・ヴァージョンをいやというほど演ってから、『Cathedoral』の「ほわほわほわほわ」ってのも演っていた。巨大スクリーンにはもちろんエディの手元が映し出されていて、ギター弾かない私でもつい見てしまう。あんなに自由自在にギターが弾けたら楽しいだろうなあ。周りの元ギター・キッズたちが「Amazing!! Amazing!!」を連発していた。私はほとんどのスーパー・ギタリストって興味ないんだけど、エディのギターは大好きなのは多分、この人のギターって歌心があるからじゃないかと思った。なんかギターが楽しそうに歌ってるみたいな。結構長い間ぴろぴろ弾いてたけど、全く苦にならなかったよ。

で、なんとセットの最後の曲は『Ain't Talking About Love』。へー、そう来たかーって感じ。やっぱりヴァン・ヘイレンってファーストが一番なのかなあ。ファンもバンドもそういう共通の認識があるのだな、と痛感した。

メンバーが引っ込んじゃうと、お客さんはものすごい勢いでアンコールを要求していて、ものすごい手拍子と、なんて叫んでいたかなあ、この頃には私も陶酔していたので思い出せない。で、何を演ったかと言うと・・・・

『Jump』

個人的にはあんまり好きじゃないんだけど、これが絶対に最後の曲だな、これ演っちゃったら、2回目のアンコールはないな、と思ったのですごい悲しかった。

「お願い〜終わらないで終わらないで」

と思ったよ〜!ディヴぅ〜行かないでぇぇぇぇぇ!

・・・このライブからもう一週間経っちゃったけど、叫び過ぎで未だに声はハスキーなままだし、カーステはずっとヴァン・ヘイレンがヘビロテ!未だにライヴのことを思い出してはニヤニヤしています。あーなんか久々にいいライヴ観たー!って感じ。すっげえ行って良かった。むっさ楽しかった!日本のみなさん、ぜひぜひ観に行って!

アルバム別曲目リスト

Van HalenVan Halen
1. Runnin' With The Devil−演った(イエ〜!)
2. Eruption−演った(思ったより感動した)
3. You Really Got Me−演った(腰フリはなし)
4. Ain't Talkin' 'Bout Love−演った(トリ!)
5. I'm The One−演った(祝!)
6. Jamie's Cryin'−演った!(涙)
7. Atomic Punk−演った(わー!)
8. Feel Your Love Tonight−演った(もちろん)
9. Little Dreamer−演った(意外にも)
10. Ice Cream Man−演った(ディヴ!)
11. On Fire−演らなかった(なんとなく納得)


伝説の爆撃機Van Halen II
1. You're No Good−演らなかった(妥当な線で)
2. Dance The Night Away−演った(と思う)
3. Somebody Get Me A Doctor−演った(ぎゃ〜〜〜!!)
4. Bottoms Up!−演らなかった(でしょうな)
5. Outta Love Again−演らなかった(ライヴ向きでないかも)
6. Light Up The Sky−演らなかった(残念!!)
7. Spanish Fly−演らなかった(エディ、アコギは弾きませんでした)
8. D.O.A.−演らなかった(セカンド余り演ってないね)
9. Women In Love...−演らなかった
10. Beautiful Girls−演った(すっげーいい!)


暗黒の掟Women and Childeren First
1. And The Cradle Will Rock... −演った(意外!)
2. Everybody Wants Some!!−演った(ぞうさんパオ〜ン!)
3. Fools−演らなかった(わかる気がする)
4. Romeo Delight−演った(べびーぷりーず、きゃんてきえにもおう!)
5. Tora! Tora!−演らなかった
6. Loss Of Control−演らなかった(演って欲しかった!)
7. Take Your Whiskey Home−演らなかった(ライブではいいや)
8. Could This Be Magic?−演らなかった(すっげえ好きだけど)
9. In A Simple Rhyme−演らなかった(ライブではいいや)


戒厳令Fair Warning
1. Mean Street−演った(びっくりした)
2. 'Dirty Movies'−演らなかった(すっげえ好きだけど)
3. Sinner's Swing!−演らなかった(これもかっこいいけど)
4. Hear About It Later−演らなかった(いい曲だけどね)
5. Unchained−演った(トーゼン!)
6. Push Comes To Shove−演らなかった(問題ない)
7. So This Is Love?−演った(と思う)
8. Sunday Afternoon In The Park−演らなかった(良しとしよう)
9. One Foot Out The Door−演らなかった(そうであろう)



ダイヴァー・ダウンDiver Down
1. Where Have All The Good Times Gone!−演らなかった(可愛い曲だけど)
2. Hang 'Em High−演らなかった(ちょっと惜しい)
3. Cathedral−演った(スバラシ)
4. Secrets−演らなかった(ディヴがいいけどね)
5. Intruder−演らなかった
6. (Oh) Pretty Woman−演った(これは飛ばせない)
7. Dancing In The Street−演らなかった(ノリ的にはいいが)
8. Little Guitars (Intro)−演らなかった(エディのアコギはなし)
9. Little Guitars−演った(すっげえ好き!意外な選曲!)
10. Big Bad Bill−演らなかった(演ったらウケた)
11. The Full Bug−演らなかった(まあいい)
12. Happy Trails−演らなかった(演ったらウケた!!!)


19841984
1. 1984−演らなかった
2. Jump−演った(大トリ!)
3. Panama−演った(ノッた!)
4. Top Jimmy−演らなかった(ライブではいいや)
5. Drop Dead Legs−演らなかった(ライブではいいや)
6. Hot For Teacher−演った(ライブ向き!)
7. I'll Wait −演った(泣いちゃった)
8. Girl Gone Bad−演らなかった(演って欲しかった!)
9. House Of Pain−演らなかった(カッコいいんだがなあ)


Key Words
音楽 ロック メタル HM/HR ヴァン・ヘイレン デイヴ・リー・ロス デヴィッド・リー・ロス DLR
LIVE、イベント | トラックバック(2) | コメント(17) | ブログ・レポ | 【2007/10/27 11:50】
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夏の野外コンサート:ヴィンス・二ール、クワイエット・ライオット、スローター
Vince Neil Live with Quiet Riot and Slaughter @ Freedom Hill Amphitheater, Michigan August 4th, 2007

ヴィンスは、プラントデブリポール・ディアノと並んで、私の大好きなシンガーの一人です。ボーカリストとしてすごい声がいいとか、音域が広いとか、様々なジャンルをこなせるとか、才能のあるシンガーという扱いはされていませんが、モスクワでのロック・フェスの『All in the Name of...』や『Anarchy in the UK』のPVなどで見せるステージ・プレゼンス、そして『Decade of Decadance』に収録されている『Kick Start My Heart』『Red Hot』『Dr. Feelgood』のライブ・テイクでのパワーや上手さはちょっと尋常ではない。デヴュー当時、甲高くてか細い声で、音程もイマイチ怪しくて、ステージ・アクションも鹿鳴館とかに出てるジャパメタの素人バンドのそれと五十歩百歩だったヴィンス・二ールが、あのレベルまで自分を持ち上げたというのは感動的ですらある。


この写真をみると、ブラス、かっこいいんだけどなあ・・・。スローターのボーカルは、ステージから降りてきて、客席の間をひとしきり走っていたので、握手してもらいました。クワイエット・ライオットのおやじは、未だに白黒縞のマイク・スタンドを使ってたお。
ですからヴィンスが、スロータークワイエット・ライオットを従えてデトロイトに来ることを知ったとき、私は丁度モトリーの自叙伝『Dirt』を読んでいたのもあり、是非観たいと思ったのですが、『ロック・スター』でかっちょえかったブラス・エライアススローターと一緒に来るかも!というのも大きな理由の一つ。

一緒に行ってくれたのは、日本の本社の慰安旅行の飲み会で素っ裸になり、上司の頭にマラをのっけて「ちょんまげ!」と叫んだことから「ラストサムライ」の異名を取ることになった同僚のMくん。モトリー・クルークワイエット・ライオットスローターも知らん、ぶっちゃけロックメタルの違いもわからん、と言いながら、面白そうだというだけで2度考えず「行きましょう!」と言ってのけた、さすがラストサムライM。上司の頭にマラのっけるだけのことはあって懐が深い。

会場のFreedom Hill Amphitheaterは、デトロイト郊外にある野外コンサート会場で、扇形にすり鉢式になっており、最近名前が変わったらしい、旧渋谷公会堂程度の規模。ラストサムライMに言わせると「子供ン時、こういうとこでゴレンジャーとか観ませんでした?!」・・・えー、反論はできません。席はど真ん中の前から14列目で、モトリーを武道館の2階席で観ていた私にとってはなかなかいい席。ポール・ディアノと一緒で、今が旬でないバンドを観ることの利点は、会場が狭くて近くで見れることだ。

お客さんの年齢層は異常に高く、80年代にはミニスカ・編みタイでブイブイいわしてたであろうという中年太りしたオバサンたち、それの男バージョンのオジサンたち、そして、身体は鍛えていてカッコよく、ぴたぴたの皮パン(サイドが編み上げになっている)などを着ているが顔がどうみても50代のオバサンたち、そしてVelvet RevolverなどのロックTシャツを着ている10代、20代の、学校で「負け組み」扱いされてそうな若者がちらほら。

ラストサムライMが免停中なので、私の危うい運転でなんとか会場までたどり着き、まずは特大のビールを買って飲む。野外なので売店の前に椅子やテーブルが置いてあり、タバコも吸い放題なので、ついラストサムライMにもらって吸ってしまう。しかしさすがにここでくつろいだままライブ見る人が大量に出ると困ると思ったのか、ここからステージは見えないようになっているため、スローターの1曲目が始まったのが聞こえて来たときは吸いかけのタバコを灰皿に放り投げ、売店のオバサンが特大カップひたひたについだビールをばしゃばしゃと半分くらいこぼしながら、走って席に戻る。

スローターってさあ、一度も観たことも聴いたこともなくって、ただバンド名から、どこどこばしゃばしゃ、スピード・メタル系を期待して、クビ振る心構えも万端だったのだが、予想に反して80年代の典型的メタル・バンドであった。ドラムの人が黒髪で昔のトミー・リーみたいだったけど、あれがブラス・エライアスなの?『ロック・スター』のときと全然違うやん!んーなんか超がっかり。ボーカルの人も、黒いTシャツに黒いスリムで、高校の文化祭じゃあないんだからさー。80'sのバンドでも今ではオルタネティヴの洗礼を受けてしまって、髪を切ったり服装もシンプルになったりしているのが面白くない。そりゃあ本人たちにしてみれば、今時鋲うちベルトだのしたかぁないかもしれんけど、このライブはまさに80年代を懐かしむだけが目的なんだからやってよー!って感じ。

そこへ行くとクワイエット・ライオットはその辺のことはよーくわかって演っていたね。『C'mon Feel the Noise』ってすっげーバカみたいな曲だと思っていたし、ぶっちゃけルックスの悪いバンド嫌いだから、クワイエット・ライオットって私の中ではものすごくプライオリティ低いんだけど、いやー、予想通りかっこ悪かった!特にあのボーカルの人、金髪にしちゃってさー、出来の悪いロッド・スチュワートみたいだったよ。しかも野外だから風が吹くと結構生え際鋭く上がっちゃってるし、「もしやズラなのでは?!」とまで思ってしまいました。

でもね、ボーカルの人が紫のベルベットのスリムとか、昔ながらのバカ丸出しの衣装を着ていたりするとこが潔くって良かった。今の流行に無理に合わせたりしないで「もう、僕らこれしかできませんから!」と開き直ったところがエライ。それに、あんなバカ臭い曲なのにも関わらずライブ自体はスローターの100倍面白く、結構いいバンドなのだな、と見直した。『Metal Health』の、

じゃぁ〜〜ん、じゃんじゃぁ〜〜〜ん、じゃぁ〜〜ん、じゃじゃじゃじゃぁ〜〜〜ん!

ってオープニングを聴いたときは、不覚にも「おお〜〜〜!」と盛り上がってしまったよ!ラストサムライMも、「ボーカルのおっさん、むっちゃカッコ悪いけど、ええ声してるやないですか、俺、好きやなー、ああいうの!」と感動していた。ラストサムライMのその無垢さが笑える。

そしてヴィンス・二ールなのですが、ショウの始まりにAC/DCの『For Those About To Rock, We Salute You』を1曲丸々爆音で流し、これが特大ビール3杯飲んで完全に出来上がっていたアタクシのドツボにハマり、すでにクビ振り過ぎて疲れているところへヴィンス・二ール登場!いきなり『Live Wire』だ!『Piece of Action』だ!そしてツェッペリンの『ロックン・ロール』だ!ヴィンスがツェッペリン演るとは!かなり不意を突かれた。

しかしあれよね、ヴィンスがギターを持つと、「あ、『Same Ol' Situation』か『Don't Go Way Mad (Just Go Away)』だな」とかわかっちゃったり、最初の「つったかたかたか!どこどこどこどこ・・・・」というドラムを聴いただけで「あ!『Red Hot』だ!」とわかってしまったり、昔馴染みのバンドを観に行くのもいいもんだね。

しかしまたもや不意を突かれたのが、前半終わってヴィンスが休憩に入り、バックバンドがギターのボーカルでツェッペリンとサバスのメドレーを始めたの!上手いんだよこれが。『胸いっぱいの愛を』とか『Iron Man』とかいろいろ演ってたけど、酔っ払ってたから曲名が思い出せない。それに、バックバンドをちゃんと観たのは、最後の曲当たり?それまでクビ振るのに忙しくて、ほとんどステージ観てなかったんだけどさ、最後観てみたら、ドラムの子なんて、結構がんばってたね。すごい、すごい。

後半は『Looks That Kill』、『Dr.Feelgood』や、『Wild Side』、『Girls, Girls, Girls』なんかを演って、(『Kick Start』は前半に演ってたな)『Girls....』では女の人がたくさんステージに上がって踊ってたけど、昔のガールズたちなのか、現在若いねーちゃんたちなのかは良く見えなかった。意外なところで、『Decade of Decadance』に収録されていた未発表曲『Angela』を演ったのが印象的だった。ヴィンスの好きな曲なのかもね。

で、アンコールと言うものはなく、セットが終わったらあっさり電気がついて「おかえりください」っつー感じだった。自分的には『Home Sweet Home』演らねーのかよ!とちょっと不満であったが、あんだけヒット・パレードやってくれれば、みなさん満足でしょう。ラストサムライMも、「いやー、楽しかったなア!」と関西なまりで言っとりました。

Key Words
音楽 ロック メタル ライブ ヴィンス・二ール スローター クワイエット・ライオット ブラス・エライアス モトリー・クルー
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袋 ミュージック・インデックス−ポリス
Thanks for making my youth so colorful...

私にとってポリスは、世界的に有名なバンドと言うより、個人的に当時の友達やいろんな思い出とリンクしているので、音楽云々を超えたところで忘れがたい。2007年の再結成ライブは「あら〜」って感じだったけど、でもやっぱり観て良かった。








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Key Words 音楽 ロック ポリス スティング アンディ・サマーズ スチュワート・コープランド
お気に入りミュージシャン | トラックバック(0) | コメント(2) | ブログ・レポ | 【2007/07/24 03:17】
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ポリス・ライヴ・イン・デトロイト!
The Police Live @ Palace of Auburn Hills July 17th, 2007

8週間も前にチケットを購入し、今か今かと待っていたのだが、ストーカー事件、身体の変調、仕事の悩み、そして家にネズミが出るなどなど、立て続けに色々なことが起こり、ぶっちゃけ「行きたくねーなー」なんて思っていたポリスのデトロイト公演。いやしかし、100ドル以上も払って、しかも最後のチャンスかも知れないのに、そんな一時の気まぐれでやめちゃいかんと自分を奮い立たせて行くことにした。


こんなTシャツが40ドルかよ〜ボリだ!これと、迷彩カラーのとどっちにしようか悩んだんだが、やっぱ迷彩カラーにするべきだった。激しく後悔。
ところが当日、会社から家に帰る直前、もう解決したであろうと思われたストーカー事件のサイコ男から携帯に電話があり、家についてすぐ警察を呼ぶハメに。そのせいでうちを出るのが遅れ、しかも、会場が異常に遠いの〜!何度か行ったことあったけど、自分で運転してなかったからわかんなかった。しかも曲がるところことごとく間違え、ハイウェイの出口はポリスを観に行く車で3マイルの渋滞!で、7時半の開場には間に合わず。

でもさ、普通ギグってのは、時間通りに始まらないじゃない。やっと駐車して時計を見るとまだ8時だし、余裕じゃんとか思っていたら、前座であるスティングの息子のバンドは1曲しか観れなかった。マジに7時半ピッタリに始めたのかよ?!ばかやろー、結構観たかったのになー。バカはスティングの息子のバンドじゃなくてサイコ男だけどな。こいつのおかげでいい迷惑だ。

1曲だけで感想ってのも申し訳ないけど、スティングの息子のバンドは、どこぞで読んだ通り、声はスティングにそっくり、バンドは3ピースだし、曲もまさにポリス崩れで、いっそポリスのトリビュート・バンドにしたら?という感じであった。ドラムはかなりスチュワート・コープランドしていたが、ギターがな。やっぱアンディ・サマーズって唯一無二よね。遠かったから容姿は良くわからず。

前座の後とりあえずトイレに行き、ビールを買う。出る前バタバタしていたので夕飯食ってなかったのだが、サイコ男の件で神経高ぶって何も食べる気しない。そもそもコンサート会場で売っているものなんて「とろけるチーズ付きプレッツェル」とか、ナチョスとか、ピザとか、ホットドッグとか、身体に悪いばかりか旨くもなんともないものしかないし。ビールもバカデカのカップに入っていて、これ全部飲んだらまたトイレ行きたくなっちゃうなーとか思いつつ、ちょっと飲んだら少し神経が落ち着いてきた。こういうときはアルコール効くな。

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良く見たら、袋もポリス仕様だったりして少し嬉しい。
テツはパティさんに預けてきたが、寝る前にうちに戻すと言ってたので、サイコ男が夜ブレイク・インして、テツに悪さしたら心配だよー!とパティさんに電話をかけると「大丈夫だって!リラックス!コンサートを楽しみな!」と言われるが、心配だ〜!

とか思っているうちに客電が落ちる。客電が落ちる、というのは幻想の世界にいざなう合図なのだな。今までの心配ごとが全部消えて、ステージに集中する。

スチュワートの銅鑼で始まり、メンバー登場。1曲目は『メッセージ・イン・ザ・ボトル』。わーなんかこれだけでありがとうございました、って感じなんだけど、音はイマイチ。続いては『When the World is Running Down, You Make the Best of What's Stood Around』。これがかっこいい!多分始まりは、他の曲のダミーでオープニングして、(『デモリションマン』か『オメガマン』かあの辺)「おお!この曲演るのか!」と思わせておいて、いつの間にか違う曲になっているという、ニクイ演出。やっぱ、ヒットした曲も演らないとならないので、他の曲の部分部分を使う、というのはこの曲以外にも結構あった。(うーん、もしかするとこの前に『シンクロ二シティ』演ったかもしれない)

しかも『Whan the World....』の間奏でのインプロビゼーションがむっさかっこいい!!スティングのベースもいかったし、やっぱ、アンディ・サマーズよ。この人さりげないから余り意識したことなかったけど、すごい人だね。スチュワートは、正直一番がっかりした。私は生ポリス観るの初めてで、ライブと言ったらフィルムかレコードしか知らなかったんだけど、いつもスチュワートのドラムが超かっこいかったので、すっげー期待していたのだが。ただ会場の音が良くなかったのもあるかなーと思ったけど。

20070722005140.jpg
関係ないけど今日遊びに来ているデビーさんちのオリバー君(右)とテツ
2曲終わったところでスティングのMC。「初めてデトロイトに来たのは78年12月11日だった・・・・なんちゃらはんちゃらというライブ・ハウスで演奏した。客は3人しかいなくて、そのうちの一人はうちのエージェントだったよ!あのライブに来た人いるかい?!」と言うと客はもちろん「イエー!」と返す。さすが元教師、ちゃんと宿題をしてきたね、スティングは。

お客さんたちは完全に「ポリス・ヒットパレード」を期待して来ている人たちばかりで、めっさかっこいいセッションの最中に携帯で写真撮って送ったり、ビール買いに行ったりしていた。そんでヒット曲になるといきなり立ち上がって踊ったりする、完全にノスタルジーで観に来ている人ばかり。もちろん年齢層は30から40歳くらいで、ティーン・エイジャーの娘・息子を連れている人もいた。

しかし、ミュージシャン集団であるポリスにがレコードそのまま演奏するわけがなく、インプロビゼーションがものすごく興味深いのに比べると、おなじみのヒット曲は期待はずれで、「知っている」というだけでぎゃーぎゃー言いながらノッてる観客にちょっと「??」。色々アレンジされているというだけでなく、スティング、声が出ない。スティングの声が一番良く響くノートが出ないのだ(「ぼいし〜ず、いんさいまへ〜〜〜」と『Voices Inside of My Head』の出だしとかあの辺の音程)。それと先ほども言及した、スチュワートのドラムにキレが失われていること、そして致命的だったのは、「速く演奏できない!!」

『So Lonely』や『Can't Stand Loosing You』など初期の頃の曲は、ライブのフィルムで観ると「だだだだだだだだ」というちょっとパンクがかった速いところが超かっこいいのだが、この勢いが全くなくてがっくーんと来てしまった。それと大ヒットした『Don't Stand So Close To Me』とか、『De Do Do Do, De Da Da Da』とかって、ライブ向きじゃないってゆーか、ライブで聴いてもあんまりありがたくない。

しかし『ロクサーヌ』は良かったし、ふ、不覚にも『Every Little Thing She Does Is Magic』では泣いてしまったよ。私もしっかりノスタルジーしているな。この曲のことを書いた記事に「むちゃむちゃ長いエンディングが、本編の歌のクオリティにまた輪をかけていい」と書いたけど、このむちゃむちゃ長いエンディングを、お客さんがぜーんぶ復唱できてしまうところは、さずがに感動的だった。それとか『白いレガッタ』の「いよー いえー いえーよ! いえーよ! いえーよ! いえいえいえいえいえいえいえいえ〜〜〜〜〜〜!!!!!!」の部分もみんな大合唱。

スタジアム・コンサートに今や欠かせない、大画面TVも付いていたので、メンバーのお姿も良く見えたのだが、ポリスの人たちは「いい年の取り方」はしていないなと思った。スティングはナルシストだけあって身体はグッド・シェイプだったけど、ミック・ジャガーとかみたいなかっこいいおっさんじゃないしね(つかミックが特殊とも言えるけど)。アンディ・サマーズは、昔可愛いなーと思ってたんだけど、なんかすげートシとった。まあ、彼だけ60代だから仕方ないんだけど。それにしても全然動かないし。相当体力的にキツそうだった。スチュワートはさー、昔、ひょろひょろでしなやかであの「するっ」としたところが大好きだったのだけど、どっちかっていうと「おばさん系」に年取ったね。んでまあ、そんな人たちが大画面にドアップになると、嬉しいんだか悲しいんだか良くわからないんだけど。でも、最近は大画面TVも良く趣向を凝らしてあって、昔みたくただ大写しにするんじゃなく、PVみたいにちゃんとコマ割とか考えてあって面白かった。

アンコールは2回あって、最初は何演ったか忘れちゃったけど、最後のアンコールで、な、な、な、なんと、「絶対演らないだろーな」と思った『Next To You』を演った!!!!「あ!ねくすとゆーだ!」とわかった途端に悲鳴を上げていた私だったのだが、周りの人はシラケ切っていた。知らねーのかよう、この歌!でもさー、速く演奏できないもんだから、あんまカッコ良くないんだよん。なんかさ、高校の文化祭で初めてライブやるバンドがさ、自分の好きな曲を演奏しているのに聴いててのれない気持ちってわかる?そーいう気持ちで聞いてしまいました。

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音楽 ロック ポリス ライヴ スティング スチュワート・コープランド アンディ・サマーズ
LIVE、イベント | トラックバック(0) | コメント(11) | ブログ・レポ | 【2007/07/22 01:22】
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ポリスのライヴまで後2週間
2 weeks to the Police Live @ Palace of Auburn Hills!

ポリスライヴまで後2週間

ひーあと2週間か!いよいよだなあ。それにもう7月かよ!はええなあ。

もう一度注意点をおさらいしておこう

■日時:7月17日(火)
■場所:The Palace - Auburn Hills

■チケットは、間違って捨てちゃうといけないので、FEDEXのパッケージに入れて机に飾って置く。当日忘れないように!!!
■会場までの道順を書いた紙を車に常備
■会社が終わったら、速攻行く。着くのが早過ぎるかもしれないけど、ぎりぎりに行くと渋滞する恐れがあるので。
■当日は会社に着替えを持って行く。ノートとペンも忘れないように。カメラは持っていかないこと!
■パティさんにテツを見てもらうので、ご飯、おもちゃ、リード等と鍵を渡す。

前座のバンドは、スティングの息子のバンドで、おとっつあんに声がそっくり、しかもバンドは3ピースつーことなので、興味深い。前座から見るとなると、やっぱ会社から直接行った方がいいだろうか。この会場に行くハイ・ウェイって、馬鹿みたいに渋滞するんだよね。

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ロック | トラックバック(1) | コメント(1) | ブログ・レポ | 【2007/07/02 01:43】
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「嫌いなら観なきゃいいじゃん」と言うほど馬鹿げた理論はない!とアジテイトする『姫のお楽しみ袋』

人間性がにじみ出ている記事はこちら!